JPS635676Y2 - - Google Patents
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- JPS635676Y2 JPS635676Y2 JP17481581U JP17481581U JPS635676Y2 JP S635676 Y2 JPS635676 Y2 JP S635676Y2 JP 17481581 U JP17481581 U JP 17481581U JP 17481581 U JP17481581 U JP 17481581U JP S635676 Y2 JPS635676 Y2 JP S635676Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
1 考案の技術分野
本考案は洗い及び脱水をともに回転槽を回転す
ることにより行なう脱水兼用洗濯機に関する。
ることにより行なう脱水兼用洗濯機に関する。
2 従来技術
従来のこの種脱水兼用洗濯機は、駆動モータに
よつて回転される駆動軸を水受槽内に配置された
洗濯槽兼脱水槽たる回転槽に連結し、洗い時には
水受槽内に給水した後回転槽を例えば200r.p.m程
度の低速度で回転させ、脱水時には水受槽内から
排水後回転槽を例えば800r.p.m程度の高速度で回
転させる構成である。
よつて回転される駆動軸を水受槽内に配置された
洗濯槽兼脱水槽たる回転槽に連結し、洗い時には
水受槽内に給水した後回転槽を例えば200r.p.m程
度の低速度で回転させ、脱水時には水受槽内から
排水後回転槽を例えば800r.p.m程度の高速度で回
転させる構成である。
3 従来技術の問題点
従来の構成では、洗い時と脱水時とにおける回
転槽の回転速度を変化させるべく駆動モータとし
て例えば2極、8極の極数切換可能なものを用い
なければならず、しかもこれに関連して極数切換
回路を設けなければならず、構成が複雑で製作が
面倒であり、故障も生じ易い不具合があつた。
転槽の回転速度を変化させるべく駆動モータとし
て例えば2極、8極の極数切換可能なものを用い
なければならず、しかもこれに関連して極数切換
回路を設けなければならず、構成が複雑で製作が
面倒であり、故障も生じ易い不具合があつた。
4 考案の目的
本考案は上記事情に鑑みてなされたので、その
目的は、極数切換可能な駆動モータ及びその極数
切換回路等を設けなくても洗い時と脱水時とで回
転槽の回転速度を変化させることができ、構成が
簡単で製作も容易となり、故障も少なく信頼性の
向上を図り得る脱水兼用洗濯機を提供するにあ
る。
目的は、極数切換可能な駆動モータ及びその極数
切換回路等を設けなくても洗い時と脱水時とで回
転槽の回転速度を変化させることができ、構成が
簡単で製作も容易となり、故障も少なく信頼性の
向上を図り得る脱水兼用洗濯機を提供するにあ
る。
5 考案の構成
本考案は、水受槽内に給水によつて浮動するよ
うにして洗濯槽兼脱水槽たる回転槽を上下動及び
回転可能に設け、前記水受槽の底壁に駆動モータ
によつて回転される駆動軸を設け、前記回転槽の
底壁に被駆動軸を設け、この被駆動軸に設けられ
た羽根片及び前記駆動軸に設けられた羽根片を備
え該回転槽の浮動時には駆動軸の回転を該駆動軸
の羽根片の回転に基づく水流により前記被駆動軸
の羽根片に伝達させ前記回転槽の非浮動時には駆
動軸の回転を該駆動軸の羽根片と前記被駆動軸の
羽根片とを係合させてその被駆動軸の羽根片に直
接伝達させる伝達機構を設け、前記水受槽の上方
部位に設けられた開閉蓋の開放に連動して前記駆
動モータの通電路を切る蓋スイツチを設け、そし
て、前記開閉蓋の開放に呼応して前記駆動軸に制
動力を作用させる制動装置を設けた構成に特徴を
有する。
うにして洗濯槽兼脱水槽たる回転槽を上下動及び
回転可能に設け、前記水受槽の底壁に駆動モータ
によつて回転される駆動軸を設け、前記回転槽の
底壁に被駆動軸を設け、この被駆動軸に設けられ
た羽根片及び前記駆動軸に設けられた羽根片を備
え該回転槽の浮動時には駆動軸の回転を該駆動軸
の羽根片の回転に基づく水流により前記被駆動軸
の羽根片に伝達させ前記回転槽の非浮動時には駆
動軸の回転を該駆動軸の羽根片と前記被駆動軸の
羽根片とを係合させてその被駆動軸の羽根片に直
接伝達させる伝達機構を設け、前記水受槽の上方
部位に設けられた開閉蓋の開放に連動して前記駆
動モータの通電路を切る蓋スイツチを設け、そし
て、前記開閉蓋の開放に呼応して前記駆動軸に制
動力を作用させる制動装置を設けた構成に特徴を
有する。
6 考案の実施例
以下本考案の一実施例につき第1図乃至第5図
に従つて説明する。
に従つて説明する。
1は外箱、2はこの外箱1内に弾性吊持された
水受槽であり、この水受槽2の底壁の略中央部に
は下方に向けて軸筒部3が突設されており、その
軸筒部3には駆動軸4が回転自在に挿通支承され
ている。この駆動軸4において、その略上半部の
中心部には支承孔4aが形成され、略下半部の中
心部には該支承孔4aよりも径小な案内孔4bが
形成されている。そして、この駆動軸4は前記水
受槽2の底壁に取付けられた駆動モータ5にベル
ト伝達機構6を介して連結されている。7は前記
水受槽2内に配置された洗濯槽兼脱水槽たる回転
槽であり、その周壁の略上半部には多数の脱水孔
7aが形成されている。又、回転槽7において、
その周壁の下部には下方に指向して略円筒状をな
す垂下壁8が突設されているとともに、底壁の周
囲部には該底壁の補強リブを兼用する略短円筒状
の垂下壁9が突設されており、これらの垂下壁
8,9及びこれらの間に位置する回転槽7の周壁
とによつてフロート部たるフロート室10を形成
している。そして、回転槽7の周壁及び底壁には
内側に位置して全体として略L字形をなすバツフ
ル11が突設されている。12は回転槽7の底壁
外面に取付けられた連結板であり、その略中央部
には下方に向けて被駆動軸13が突設されてお
り、この被駆動軸13の先端部には該被駆動軸1
3より径小な案内軸13aが突設されている。そ
して、この案内軸13aは前記駆動軸4の案内孔
4bに上下動及び回転可能に挿通されているとと
もに、被駆動軸13は駆動軸4の支承孔4aに上
下動及び回転可能に嵌合支承されており、該案内
軸13aの案内孔4bより下方に突出する先端部
にはストツパ部材14が取付けられている。15
は駆動軸4の支承孔4a内下部に装着されたシー
ル部材である。一方、16は駆動軸4の水受槽2
内に突出する上端部に所定の間隔を存して放射状
に突設された複数本の羽根片、17は被駆動軸1
3の略中間部に所定の間隔を存して放射状に突設
された複数本の羽根片であり、前記水受槽2の底
壁には羽根片16を包囲するようにして円環状の
仕切壁18が上方に向け突設され、又、前記回転
槽7の底壁には羽根片17を包囲し且つ仕切壁1
8に嵌合するようにして円筒状の仕切壁19が下
方に向け突設されており、以上により駆動軸4と
回転槽7との間に伝達機構20が構成されてい
る。尚、18aは前記仕切壁18の突設基部に形
成された水抜孔である。21は前記外箱1の上面
開口部に装着された蓋体であり、これには水受槽
2内に臨む出入れ口21aが形成されており、こ
の水受槽2の上方部位たる出入れ口21aには開
閉蓋22が上下方向に回動可能に枢設されてい
る。23はこの蓋体21の後端部に立設された操
作箱である。24は機械的な制動装置であり、こ
れは、前記駆動軸4の周囲に配置され一端部が水
受槽2の底部に突設された軸2aに枢支された制
動体たるブレーキバンド25と、このブレーキバ
ンド25の他端部たる突片25aと前記水受槽2
の底部に取付けられたばね掛片2bとの間に張設
された引張コイルばね26とを有しており、常に
は引張コイルばね26のばね力によつてブレーキ
バンド25を駆動軸4の外周囲に摺接させ、以つ
て駆動軸4に制動力を作用させるようになつてい
る。27は操作箱23内に上下方向に回動可能に
枢設された伝達レバーであり、その自由端部は前
記開閉蓋22の枢設端部22aに載置されてい
る。そして、この伝達レバー27の中間部にはコ
ントロールワイヤ28の上端部が連結されてお
り、該コントロールワイヤ28の下端部は前記ブ
レーキバンド25の突片25aに連結されてお
り、開閉蓋22が閉塞されると伝達レバー27が
枢設端部22aにより上方向に回動され、これに
よりコントロールワイヤ28がブレーキバンド2
5を引張コイルばね26のばね力に抗して引張つ
て駆動軸4から離間させ、以つて駆動軸4に対す
る制動力の作用を解除するようになつている。2
9は前記操作箱23内に配設された蓋スイツチで
あり、これは、開閉蓋22が閉塞されて伝達レバ
ー27が上方向に回動することにより該伝達レバ
ー27によつて作動子29aが押圧されると閉成
し、その押圧が解除されると開放するようになつ
ている。30は回転槽7従つて水受槽2内に給水
する給水用電磁弁、31は水受槽2内から排水す
る排水用電磁弁、32は後述するように洗濯運転
を制御するタイマーである。
水受槽であり、この水受槽2の底壁の略中央部に
は下方に向けて軸筒部3が突設されており、その
軸筒部3には駆動軸4が回転自在に挿通支承され
ている。この駆動軸4において、その略上半部の
中心部には支承孔4aが形成され、略下半部の中
心部には該支承孔4aよりも径小な案内孔4bが
形成されている。そして、この駆動軸4は前記水
受槽2の底壁に取付けられた駆動モータ5にベル
ト伝達機構6を介して連結されている。7は前記
水受槽2内に配置された洗濯槽兼脱水槽たる回転
槽であり、その周壁の略上半部には多数の脱水孔
7aが形成されている。又、回転槽7において、
その周壁の下部には下方に指向して略円筒状をな
す垂下壁8が突設されているとともに、底壁の周
囲部には該底壁の補強リブを兼用する略短円筒状
の垂下壁9が突設されており、これらの垂下壁
8,9及びこれらの間に位置する回転槽7の周壁
とによつてフロート部たるフロート室10を形成
している。そして、回転槽7の周壁及び底壁には
内側に位置して全体として略L字形をなすバツフ
ル11が突設されている。12は回転槽7の底壁
外面に取付けられた連結板であり、その略中央部
には下方に向けて被駆動軸13が突設されてお
り、この被駆動軸13の先端部には該被駆動軸1
3より径小な案内軸13aが突設されている。そ
して、この案内軸13aは前記駆動軸4の案内孔
4bに上下動及び回転可能に挿通されているとと
もに、被駆動軸13は駆動軸4の支承孔4aに上
下動及び回転可能に嵌合支承されており、該案内
軸13aの案内孔4bより下方に突出する先端部
にはストツパ部材14が取付けられている。15
は駆動軸4の支承孔4a内下部に装着されたシー
ル部材である。一方、16は駆動軸4の水受槽2
内に突出する上端部に所定の間隔を存して放射状
に突設された複数本の羽根片、17は被駆動軸1
3の略中間部に所定の間隔を存して放射状に突設
された複数本の羽根片であり、前記水受槽2の底
壁には羽根片16を包囲するようにして円環状の
仕切壁18が上方に向け突設され、又、前記回転
槽7の底壁には羽根片17を包囲し且つ仕切壁1
8に嵌合するようにして円筒状の仕切壁19が下
方に向け突設されており、以上により駆動軸4と
回転槽7との間に伝達機構20が構成されてい
る。尚、18aは前記仕切壁18の突設基部に形
成された水抜孔である。21は前記外箱1の上面
開口部に装着された蓋体であり、これには水受槽
2内に臨む出入れ口21aが形成されており、こ
の水受槽2の上方部位たる出入れ口21aには開
閉蓋22が上下方向に回動可能に枢設されてい
る。23はこの蓋体21の後端部に立設された操
作箱である。24は機械的な制動装置であり、こ
れは、前記駆動軸4の周囲に配置され一端部が水
受槽2の底部に突設された軸2aに枢支された制
動体たるブレーキバンド25と、このブレーキバ
ンド25の他端部たる突片25aと前記水受槽2
の底部に取付けられたばね掛片2bとの間に張設
された引張コイルばね26とを有しており、常に
は引張コイルばね26のばね力によつてブレーキ
バンド25を駆動軸4の外周囲に摺接させ、以つ
て駆動軸4に制動力を作用させるようになつてい
る。27は操作箱23内に上下方向に回動可能に
枢設された伝達レバーであり、その自由端部は前
記開閉蓋22の枢設端部22aに載置されてい
る。そして、この伝達レバー27の中間部にはコ
ントロールワイヤ28の上端部が連結されてお
り、該コントロールワイヤ28の下端部は前記ブ
レーキバンド25の突片25aに連結されてお
り、開閉蓋22が閉塞されると伝達レバー27が
枢設端部22aにより上方向に回動され、これに
よりコントロールワイヤ28がブレーキバンド2
5を引張コイルばね26のばね力に抗して引張つ
て駆動軸4から離間させ、以つて駆動軸4に対す
る制動力の作用を解除するようになつている。2
9は前記操作箱23内に配設された蓋スイツチで
あり、これは、開閉蓋22が閉塞されて伝達レバ
ー27が上方向に回動することにより該伝達レバ
ー27によつて作動子29aが押圧されると閉成
し、その押圧が解除されると開放するようになつ
ている。30は回転槽7従つて水受槽2内に給水
する給水用電磁弁、31は水受槽2内から排水す
る排水用電磁弁、32は後述するように洗濯運転
を制御するタイマーである。
次に、本実施例の作用につき説明する。回転槽
7内に洗剤とともに洗濯物を投入した上で開閉蓋
22を閉塞させタイマー32をセツトすると、先
ず洗い行程となつて給水用電磁弁30が通電され
て開放し回転槽7従つて水受槽2内に洗濯水を供
給する。この給水によつて水受槽2内の水位が垂
下壁8,9の下端を超えるようになると、フロー
ト室10内に空気が封じ込められるようになり、
その後水受槽2内の水位が上昇するに従つてフロ
ート室10内の空気の浮力により回転槽7は上方
に次第に浮動するようになる。そして、回転槽7
が上方に所定位置まで浮動すると、案内軸13a
のストツパ部材14が駆動軸4の下端面に当接
し、回転槽7はそれ以上の上方への浮動が阻止さ
れるようになり、この状態では、被駆動軸13の
羽根片17は駆動軸4の羽根片16に対し所定の
間隔を存して上方から離間対応するようになつて
いる(第1図参照)。その後、水受槽2内に規定
水位lまで給水が行なわれると、水受槽2内の水
位を検出する図示しない水位スイツチが作動し、
これに応じて給水用電磁弁30が断電され代りに
駆動モータ5の例えば正転通電回路が形成される
ようになり、駆動モータ5はベルト伝達機構6を
介して駆動軸4を例えば800r.p.m程度の高速度で
一方向に回転させる。この駆動軸4の回転により
羽根片16が回転されて仕切壁18,19内の洗
濯水を流動させることにより渦巻水流を生成する
ようになり、この渦巻水流により羽根片17が回
転駆動されて被駆動軸13を介し回転槽7が回転
駆動され、以つて伝達機構20が流体継手として
作用する。この場合、回転槽7には駆動軸4の
800r.p.mの回転が伝達機構20の作用により例え
ば200r.p.m程度の低速度の回転として減速伝達さ
れるようになつている。而して、回転槽7が回転
されると、回転槽7内の洗濯水が流動されて回転
水流となるとともにバツフル11によつて撹拌さ
れることになり、以つて洗い運転が行なわれる。
尚、駆動モータ5は、一定時間正転通電回路が形
成されその後一定時間断電休止された後一定時間
逆転通電回路が形成されることを繰返し行なわ
れ、以つて間欠的な洗い運転を行なわせるもので
ある。このような間欠的な洗い運転による洗い行
程が終了するとタイマー32は次の排水行程に移
行し、排水用電磁弁31が通電されて開放する。
これにより、水受槽2内及び回転槽7内の洗濯水
が外部に排出されるようになり、これにともなつ
てフロート室10による浮力も減少して回転槽7
が次第に下降するようになる。そして、水受槽2
内の洗濯水が全て排出されて排水行程が終了した
時点においては、被駆動軸13の羽根片17が駆
動軸4の上端面に当接して羽根片16相互間に位
置し、該羽根片16と係合可能状態になる(第2
図参照)。次いで、タイマー32が脱水行程に移
行すると、駆動モータ5が連続的に通電されるよ
うになり、ベルト伝達機構6を介して駆動軸4を
例えば800r.p.m程度の高速度で回転させる。駆動
軸4が回転されると、その羽根片16が被駆動軸
13の羽根片17と係合するようになり、以つて
駆動軸4が被駆動軸13従つて回転槽7と機械的
に連結される。これにより、駆動軸4の800r.p.m
の回転が羽根片16,17からなる係合手段によ
つて回転槽7に直接伝達されるようになり、以つ
て脱水運転が行なわれる。その後は、タイマー3
2により前記洗い行程と同様のすすぎ行程、前述
同様の排水行程及び脱水行程が所定回数繰返し行
なわれて洗濯運転が終了する。
7内に洗剤とともに洗濯物を投入した上で開閉蓋
22を閉塞させタイマー32をセツトすると、先
ず洗い行程となつて給水用電磁弁30が通電され
て開放し回転槽7従つて水受槽2内に洗濯水を供
給する。この給水によつて水受槽2内の水位が垂
下壁8,9の下端を超えるようになると、フロー
ト室10内に空気が封じ込められるようになり、
その後水受槽2内の水位が上昇するに従つてフロ
ート室10内の空気の浮力により回転槽7は上方
に次第に浮動するようになる。そして、回転槽7
が上方に所定位置まで浮動すると、案内軸13a
のストツパ部材14が駆動軸4の下端面に当接
し、回転槽7はそれ以上の上方への浮動が阻止さ
れるようになり、この状態では、被駆動軸13の
羽根片17は駆動軸4の羽根片16に対し所定の
間隔を存して上方から離間対応するようになつて
いる(第1図参照)。その後、水受槽2内に規定
水位lまで給水が行なわれると、水受槽2内の水
位を検出する図示しない水位スイツチが作動し、
これに応じて給水用電磁弁30が断電され代りに
駆動モータ5の例えば正転通電回路が形成される
ようになり、駆動モータ5はベルト伝達機構6を
介して駆動軸4を例えば800r.p.m程度の高速度で
一方向に回転させる。この駆動軸4の回転により
羽根片16が回転されて仕切壁18,19内の洗
濯水を流動させることにより渦巻水流を生成する
ようになり、この渦巻水流により羽根片17が回
転駆動されて被駆動軸13を介し回転槽7が回転
駆動され、以つて伝達機構20が流体継手として
作用する。この場合、回転槽7には駆動軸4の
800r.p.mの回転が伝達機構20の作用により例え
ば200r.p.m程度の低速度の回転として減速伝達さ
れるようになつている。而して、回転槽7が回転
されると、回転槽7内の洗濯水が流動されて回転
水流となるとともにバツフル11によつて撹拌さ
れることになり、以つて洗い運転が行なわれる。
尚、駆動モータ5は、一定時間正転通電回路が形
成されその後一定時間断電休止された後一定時間
逆転通電回路が形成されることを繰返し行なわ
れ、以つて間欠的な洗い運転を行なわせるもので
ある。このような間欠的な洗い運転による洗い行
程が終了するとタイマー32は次の排水行程に移
行し、排水用電磁弁31が通電されて開放する。
これにより、水受槽2内及び回転槽7内の洗濯水
が外部に排出されるようになり、これにともなつ
てフロート室10による浮力も減少して回転槽7
が次第に下降するようになる。そして、水受槽2
内の洗濯水が全て排出されて排水行程が終了した
時点においては、被駆動軸13の羽根片17が駆
動軸4の上端面に当接して羽根片16相互間に位
置し、該羽根片16と係合可能状態になる(第2
図参照)。次いで、タイマー32が脱水行程に移
行すると、駆動モータ5が連続的に通電されるよ
うになり、ベルト伝達機構6を介して駆動軸4を
例えば800r.p.m程度の高速度で回転させる。駆動
軸4が回転されると、その羽根片16が被駆動軸
13の羽根片17と係合するようになり、以つて
駆動軸4が被駆動軸13従つて回転槽7と機械的
に連結される。これにより、駆動軸4の800r.p.m
の回転が羽根片16,17からなる係合手段によ
つて回転槽7に直接伝達されるようになり、以つ
て脱水運転が行なわれる。その後は、タイマー3
2により前記洗い行程と同様のすすぎ行程、前述
同様の排水行程及び脱水行程が所定回数繰返し行
なわれて洗濯運転が終了する。
一方、上述したような洗濯運転中において、開
閉蓋22を開放させた場合には、その枢設端部2
2aによる押圧が解除されて伝達レバー27が下
方向に回動するようになり、これによつて蓋スイ
ツチ29が開放してタイマー32による運転回路
を切るようになり、洗濯運転が停止されるととも
に、伝達レバー27の下方向への回動によりコン
トロールワイヤ28に対する引張力は解除され、
ブレーキバンド25は引張コイルばね26のばね
力によつて駆動軸4の外周に摺接するようにな
り、駆動軸4はその制動力の作用により急停止さ
れる。従つて、開閉蓋22の開放時が洗い或いは
すすぎ行程の場合には低速度回転中の回転槽7が
若干の惰性回転後に停止され、又、開閉蓋22の
開放時が脱水行程の場合には高速度回転中の回転
槽7が直ちに停止されることになる。
閉蓋22を開放させた場合には、その枢設端部2
2aによる押圧が解除されて伝達レバー27が下
方向に回動するようになり、これによつて蓋スイ
ツチ29が開放してタイマー32による運転回路
を切るようになり、洗濯運転が停止されるととも
に、伝達レバー27の下方向への回動によりコン
トロールワイヤ28に対する引張力は解除され、
ブレーキバンド25は引張コイルばね26のばね
力によつて駆動軸4の外周に摺接するようにな
り、駆動軸4はその制動力の作用により急停止さ
れる。従つて、開閉蓋22の開放時が洗い或いは
すすぎ行程の場合には低速度回転中の回転槽7が
若干の惰性回転後に停止され、又、開閉蓋22の
開放時が脱水行程の場合には高速度回転中の回転
槽7が直ちに停止されることになる。
このように、本実施例によれば、回転槽7の周
壁下部に垂下壁8,9によつてフロート室10を
形成し、駆動軸4と回転槽7との間に被駆動軸1
3、羽根片16,17及び仕切壁18,19等に
より伝達機構20を構成し、洗い及びすすぎ行程
時には水受槽2内への給水によつてフロート室1
0の浮力により回転槽7を上方に浮動させて伝達
機構20を洗濯水を利用した流体継手として作用
させ、脱水行程時には回転槽7を前段の排水行程
によつて下降させることにより伝達機構20によ
つて回転槽7と駆動軸4とを機械的に連結させる
ようにしたので、駆動モータ5として駆動軸4を
例えば800r.p.m程度の高速度で回転させる通常の
ものを用いても回転槽7を洗い及びすすぎ行程時
には例えば200r.p.m程度の低速度で回転させ且つ
脱水行程時には例えば800r.p.m程度の高速度で回
転させることができるものであり、従つて従来と
は異なり駆動モータ5として極数切換可能なもの
を用いなくても済み、その極数切換回路等も設け
なくて済んで、構成が簡単で製作も容易となり、
それだけ故障も少なくなつて信頼性の向上を図る
ことができる。
壁下部に垂下壁8,9によつてフロート室10を
形成し、駆動軸4と回転槽7との間に被駆動軸1
3、羽根片16,17及び仕切壁18,19等に
より伝達機構20を構成し、洗い及びすすぎ行程
時には水受槽2内への給水によつてフロート室1
0の浮力により回転槽7を上方に浮動させて伝達
機構20を洗濯水を利用した流体継手として作用
させ、脱水行程時には回転槽7を前段の排水行程
によつて下降させることにより伝達機構20によ
つて回転槽7と駆動軸4とを機械的に連結させる
ようにしたので、駆動モータ5として駆動軸4を
例えば800r.p.m程度の高速度で回転させる通常の
ものを用いても回転槽7を洗い及びすすぎ行程時
には例えば200r.p.m程度の低速度で回転させ且つ
脱水行程時には例えば800r.p.m程度の高速度で回
転させることができるものであり、従つて従来と
は異なり駆動モータ5として極数切換可能なもの
を用いなくても済み、その極数切換回路等も設け
なくて済んで、構成が簡単で製作も容易となり、
それだけ故障も少なくなつて信頼性の向上を図る
ことができる。
更に、本実施例によれば、フロート室10を形
成するための垂下壁9は回転槽7の底壁の補強用
リブを兼用するので、回転槽7の機械的強度が大
となる利点があり、又、フロート室10は垂下壁
8,9によつて回転槽7の周壁下部に形成するよ
うにしているので、フロート室10として充分大
なる空間を取ることができて充分大なる浮力を得
ることができるとともに回転槽7に安定した浮動
を行なわせることができ、更に、回転槽7にバツ
フル11を設けるようにしたので、洗濯水を充分
に撹拌することができて洗濯効果の向上をも図り
得る。
成するための垂下壁9は回転槽7の底壁の補強用
リブを兼用するので、回転槽7の機械的強度が大
となる利点があり、又、フロート室10は垂下壁
8,9によつて回転槽7の周壁下部に形成するよ
うにしているので、フロート室10として充分大
なる空間を取ることができて充分大なる浮力を得
ることができるとともに回転槽7に安定した浮動
を行なわせることができ、更に、回転槽7にバツ
フル11を設けるようにしたので、洗濯水を充分
に撹拌することができて洗濯効果の向上をも図り
得る。
しかも、本実施例によれば、洗濯運転中に開閉
蓋22を開放させた場合には、これに連動して蓋
スイツチ29を開放させることによりタイマー3
2による運転回路従つて駆動モータ5の通電路を
切るとともに、開閉蓋22の開放に伝達レバー2
7及びコントロールワイヤ28を介して制動装置
24を呼応させることにより制動装置24から駆
動軸4に制動力を作用させるようにしたので、回
転槽7も停止され特に回転槽7が高速度で回転す
る脱水行程においてはその回転槽7は直ちに停止
されるようになり、極めて安全である。
蓋22を開放させた場合には、これに連動して蓋
スイツチ29を開放させることによりタイマー3
2による運転回路従つて駆動モータ5の通電路を
切るとともに、開閉蓋22の開放に伝達レバー2
7及びコントロールワイヤ28を介して制動装置
24を呼応させることにより制動装置24から駆
動軸4に制動力を作用させるようにしたので、回
転槽7も停止され特に回転槽7が高速度で回転す
る脱水行程においてはその回転槽7は直ちに停止
されるようになり、極めて安全である。
7 考案の変形例
第6図及び第7図は本考案の他の実施例であ
り、前記実施例と同一部品には同一符号を付して
示す。33は前記実施例におけるタイマー32の
代りに設けたタイマーであり、これは、タイマー
モータ34及びこれの回転に応じて開閉されるタ
イマースイツチ35乃至43を有するものであ
り、タイマースイツチ37乃至39は接点a,b
を有する切換スイツチからなる。又、前記駆動モ
ータ5は、モータコイル44,45及びコンデン
サ46を有するもので、正転端子5aに通電され
ると正回転し逆転端子5bに通電されると逆回転
する。47は水受槽2(第1図参照)の水位を検
出する水位スイツチであり、これは、接点a,b
を有する切換スイツチからなり、前記水位が規定
水位になると接点aを閉成し規定水位よりはるか
に低い復帰水位になると接点bを閉成する。48
は前記実施例における蓋スイツチ29の代りに設
けられた蓋スイツチであり、これは、接点a,b
を有する切換スイツチからなり、開閉蓋22(第
1図参照)の閉塞時には接点aを閉成し開放時に
は接点bを閉成する。49はタイマー33のタイ
マースイツチ40,41とともに電気的な制動装
置50を構成するダイオードである。51は補助
タイマーたるサーマルリレーであり、これは、常
閉のバイメタルスイツチ52及びこのバイメタル
スイツチ52を加熱する電気ヒータ53並びにこ
の電気ヒータ53に通電するダイオード54から
なり、電気ヒータ53が通電されて発熱すると、
一定時間後(例えば30秒後)にバイメタルスイツ
チ52が開放するようになつている。
り、前記実施例と同一部品には同一符号を付して
示す。33は前記実施例におけるタイマー32の
代りに設けたタイマーであり、これは、タイマー
モータ34及びこれの回転に応じて開閉されるタ
イマースイツチ35乃至43を有するものであ
り、タイマースイツチ37乃至39は接点a,b
を有する切換スイツチからなる。又、前記駆動モ
ータ5は、モータコイル44,45及びコンデン
サ46を有するもので、正転端子5aに通電され
ると正回転し逆転端子5bに通電されると逆回転
する。47は水受槽2(第1図参照)の水位を検
出する水位スイツチであり、これは、接点a,b
を有する切換スイツチからなり、前記水位が規定
水位になると接点aを閉成し規定水位よりはるか
に低い復帰水位になると接点bを閉成する。48
は前記実施例における蓋スイツチ29の代りに設
けられた蓋スイツチであり、これは、接点a,b
を有する切換スイツチからなり、開閉蓋22(第
1図参照)の閉塞時には接点aを閉成し開放時に
は接点bを閉成する。49はタイマー33のタイ
マースイツチ40,41とともに電気的な制動装
置50を構成するダイオードである。51は補助
タイマーたるサーマルリレーであり、これは、常
閉のバイメタルスイツチ52及びこのバイメタル
スイツチ52を加熱する電気ヒータ53並びにこ
の電気ヒータ53に通電するダイオード54から
なり、電気ヒータ53が通電されて発熱すると、
一定時間後(例えば30秒後)にバイメタルスイツ
チ52が開放するようになつている。
而して、この実施例における洗濯運転の動作は
第6図の電気回路及び第7図のタイムチヤートか
ら明らかなように前記実施例と略同様であるが、
制動装置50の作用が前記実施例における制動装
置24とは異なる。即ち、タイマー33による洗
濯運転中特に排水行程を除く洗い、間欠脱水、脱
水及びすすぎの各行程中に開閉蓋22(第1図参
照)を開放させると、蓋スイツチ48が接点aを
開放し接点bを閉成するようになり、その蓋スイ
ツチ48の接点aの開放によりタイマー33によ
る運転回路が切られ、代りに蓋スイツチ48の接
点b、バイメタルスイツチ52、タイマースイツ
チ41及びダイオード49を介して駆動モータ5
に直流電流が流れ、以つて駆動モータ5が直流制
動されることになつて駆動軸4(第1図参照)に
制動力が作用することになる。この場合、蓋スイ
ツチ48の接点bの閉成によりサーマルリレー5
1の電気ヒータ53がダイオード54を介して通
電されて発熱しバイメタルスイツチ52を加熱す
るようになり、バイメタルスイツチ52は一定時
間後(例えば30秒後)に開放し、直流制動を終了
させる。又、洗濯運転中の脱水行程が終了する一
定時間前にはタイマースイツチ39の接点aが開
放するとともにタイマースイツチ40が閉成する
ので、タイマースイツチ39の接点aの開放によ
り駆動モータ5の通電路が切られ、代りにタイマ
ースイツチ40及びダイオード49を介して駆動
モータ5に直流電流が流れ、以つて駆動モータ5
が直流制動されることになる。従つて、この実施
例によつても前記実施例同様の効果が得られる。
第6図の電気回路及び第7図のタイムチヤートか
ら明らかなように前記実施例と略同様であるが、
制動装置50の作用が前記実施例における制動装
置24とは異なる。即ち、タイマー33による洗
濯運転中特に排水行程を除く洗い、間欠脱水、脱
水及びすすぎの各行程中に開閉蓋22(第1図参
照)を開放させると、蓋スイツチ48が接点aを
開放し接点bを閉成するようになり、その蓋スイ
ツチ48の接点aの開放によりタイマー33によ
る運転回路が切られ、代りに蓋スイツチ48の接
点b、バイメタルスイツチ52、タイマースイツ
チ41及びダイオード49を介して駆動モータ5
に直流電流が流れ、以つて駆動モータ5が直流制
動されることになつて駆動軸4(第1図参照)に
制動力が作用することになる。この場合、蓋スイ
ツチ48の接点bの閉成によりサーマルリレー5
1の電気ヒータ53がダイオード54を介して通
電されて発熱しバイメタルスイツチ52を加熱す
るようになり、バイメタルスイツチ52は一定時
間後(例えば30秒後)に開放し、直流制動を終了
させる。又、洗濯運転中の脱水行程が終了する一
定時間前にはタイマースイツチ39の接点aが開
放するとともにタイマースイツチ40が閉成する
ので、タイマースイツチ39の接点aの開放によ
り駆動モータ5の通電路が切られ、代りにタイマ
ースイツチ40及びダイオード49を介して駆動
モータ5に直流電流が流れ、以つて駆動モータ5
が直流制動されることになる。従つて、この実施
例によつても前記実施例同様の効果が得られる。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論であ
る。
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論であ
る。
8 考案の効果
本考案は、回転槽の浮動時には該回転槽と駆動
軸との間に設けた伝達機構を流体継手として作用
させ前記回転槽の非浮動時には伝達機構により前
記回転槽と駆動軸とを機械的に連結するようにし
たので、極数切換可能な駆動モータ及びその極数
切換回路等を設けなくとも洗い時と脱水時とで回
転槽の回転速度を変化させることができ、構成が
簡単で製作も容易になり、故障も少なく信頼性の
向上を図り得るものであり、開閉蓋の開放時には
駆動モータの通電路を切るとともに制動装置によ
り駆動軸に制動力を作用させるようにしたので、
回転槽の回転を停止させることができて安全であ
る等の実用的効果を奏する。
軸との間に設けた伝達機構を流体継手として作用
させ前記回転槽の非浮動時には伝達機構により前
記回転槽と駆動軸とを機械的に連結するようにし
たので、極数切換可能な駆動モータ及びその極数
切換回路等を設けなくとも洗い時と脱水時とで回
転槽の回転速度を変化させることができ、構成が
簡単で製作も容易になり、故障も少なく信頼性の
向上を図り得るものであり、開閉蓋の開放時には
駆動モータの通電路を切るとともに制動装置によ
り駆動軸に制動力を作用させるようにしたので、
回転槽の回転を停止させることができて安全であ
る等の実用的効果を奏する。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は縦断側面図、第2図は伝達機構部分の第
1図とは異なる作用状態の縦断側面図、第3図は
同伝達機構部分の斜視図、第4図は制動装置の横
断平面図、第5図は開閉蓋及び蓋スイツチ部分の
側面図であり、又、第6図は本考案の他の実施例
を示す電気回路図、第7図は同実施例のタイムチ
ヤートである。 図面中、1は外箱、2は水受槽、4は駆動軸、
5は駆動モータ、7は回転槽、10はフロート室
(フロート部)、13は被駆動軸、16及び17は
羽根片(係合手段)、20は伝達機構、22は開
閉蓋、24は制動装置、25はブレーキバンド
(制動体)、28はコントロールワイヤ、29は蓋
スイツチ、30は給水用電磁弁、31は排水用電
磁弁、32及び33はタイマー、48は蓋スイツ
チ、50は制動装置を示す。
第1図は縦断側面図、第2図は伝達機構部分の第
1図とは異なる作用状態の縦断側面図、第3図は
同伝達機構部分の斜視図、第4図は制動装置の横
断平面図、第5図は開閉蓋及び蓋スイツチ部分の
側面図であり、又、第6図は本考案の他の実施例
を示す電気回路図、第7図は同実施例のタイムチ
ヤートである。 図面中、1は外箱、2は水受槽、4は駆動軸、
5は駆動モータ、7は回転槽、10はフロート室
(フロート部)、13は被駆動軸、16及び17は
羽根片(係合手段)、20は伝達機構、22は開
閉蓋、24は制動装置、25はブレーキバンド
(制動体)、28はコントロールワイヤ、29は蓋
スイツチ、30は給水用電磁弁、31は排水用電
磁弁、32及び33はタイマー、48は蓋スイツ
チ、50は制動装置を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 水受槽と、この水受槽の上方部位に設けられ
た開閉蓋と、前記水受槽内に上下動及び回転可
能に設けられた給水によつて上方に浮動するよ
うにフロート部を有する洗濯槽兼脱水槽たる回
転槽と、前記水受槽の底壁に設けられ駆動モー
タによつて回転される駆動軸と、前記回転槽の
底壁に設けられた被駆動軸と、この被駆動軸に
設けられた羽根片及び前記駆動軸に設けられた
羽根片を備え該回転槽の浮動時には駆動軸の回
転を該駆動軸の羽根片の回転に基づく水流によ
り前記被駆動軸の羽根片に伝達させ前記回転槽
の非浮動時には駆動軸の回転を係合手段により
前記被駆動軸に直接伝達させる伝達機構と、前
記開閉蓋の開放に連動して前記駆動モータの通
電路を切る蓋スイツチと、前記開閉蓋の開放に
呼応して前記駆動軸に制動力を作用させる制動
装置とを具備してなる脱水兼用洗濯機。 2 制動装置は駆動軸に接離するように開閉蓋に
ワイヤ等により連係された制動体により構成さ
れていることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の脱水兼用洗濯機。 3 制動装置は駆動モータに直流制動を加える構
成であることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の脱水兼用洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17481581U JPS5880983U (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 脱水兼用洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17481581U JPS5880983U (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 脱水兼用洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5880983U JPS5880983U (ja) | 1983-06-01 |
JPS635676Y2 true JPS635676Y2 (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=29966917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17481581U Granted JPS5880983U (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 脱水兼用洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5880983U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2778757B2 (ja) * | 1989-09-28 | 1998-07-23 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
-
1981
- 1981-11-24 JP JP17481581U patent/JPS5880983U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5880983U (ja) | 1983-06-01 |
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