JPS6232959B2 - - Google Patents

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JPS6232959B2
JPS6232959B2 JP57124197A JP12419782A JPS6232959B2 JP S6232959 B2 JPS6232959 B2 JP S6232959B2 JP 57124197 A JP57124197 A JP 57124197A JP 12419782 A JP12419782 A JP 12419782A JP S6232959 B2 JPS6232959 B2 JP S6232959B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cam
drain valve
drain
interlocking body
control motor
Prior art date
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Application number
JP57124197A
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English (en)
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JPS5914883A (ja
Inventor
Shunzo Kameguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPS5914883A publication Critical patent/JPS5914883A/ja
Publication of JPS6232959B2 publication Critical patent/JPS6232959B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、排水、すすぎの各工程を所定のプロ
グラムに従つて順次自動的に実行する自動洗濯機
に係り、特に排水弁の制御装置に関するものであ
る。
従来、例えば二槽式の自動洗濯機にあつては、
排水弁の作動杆を交流式電磁ソレノイドのプラン
ジヤーに連結し、排水工程において電磁ソレノイ
ドに通電することによりプランジヤーを吸引して
排水弁を開放するようにしていたが、このもので
はプランジヤーが吸引される際に大きな音(約60
〜80db)が発生することになる為、早朝や深夜
の使用は騒音上問題があり、使用に制限を受ける
ことになつていた。又、このような騒音の低減を
目的として、高価な交・直流切換式電磁ソレノイ
ドを使用したり、さらにソレノイド全体を油中に
封入したりゴム体で被つたりすることが提案され
ているが、その何れにあつても騒音を完全になく
することができず、効果の割にコスト的に高くな
るものであつた。
一方、一槽式の所謂全自動洗濯機にあつても、
排水弁の開閉及び洗濯と脱水との切換えを行なう
クラツチ機構の連結、解除に電磁ソレノイドを使
用している為、排水工程及び脱水工程において先
に述べたような大きな音が発生し、二槽式の自動
洗濯機と同様の問題を有することになつていた。
然るに本発明は、騒音発生源である電磁ソレノ
イドに代えて小型モータを用い、これにより排水
弁の開閉等を制御できるようにしたものである。
そこで、先ず本発明の構造説明に先立ち、全自
動洗濯機における従来構造を第1図及び第2図に
従つて説明する。
第1図及び第2図において、1は水槽、2は洗
濯兼脱水槽、3は該脱水槽2を固定支持する中空
の脱水軸、4は上端にパルセータ5を、下端にプ
ーリー6を夫々固定するパルセータ軸、7は軸に
プーリー8を固定する洗濯兼脱水モータ、9は両
プーリー6,8間に懸架するベルト、10はパル
セータ軸4に固定したクラツチボス11、該ボス
11と脱水軸3に跨つて嵌着するクラツチスプリ
ング12、該スプリング12の外周にあつて該ス
プリング12の下端を係止するクラツチギヤ1
3、及び回転によりクラツチギヤ13にクラツチ
カム14を係脱する回転自在なクラツチレバー1
5により構成するクラツチ機構、16は水槽1の
排水経路中に設けた排水弁、17は排水弁16の
作動杆18に連結金具19を介してプランジヤー
20を連結する電磁ソレノイドであり、連結金具
19にクラツチレバー15を連係させてある。
上記構成において、排水工程時電磁ソレノイド
17は通電されてプランジヤー20を矢印A方向
に吸引し、排水弁16を開放するものであり、こ
の時電磁ソレノイド17のコアとプランジヤー2
0間にて大きな衝突音が発生する。又、脱水工程
時にも電磁ソレノイド17は通電されてプランジ
ヤー20を矢印A方向に吸引し、排水弁16を開
放すると同時にクラツチレバー15を矢印A方向
に回転してクラツチカム14とクラツチギヤ13
との係合を外し、クラツチスプリング12を脱水
軸3とクラツチボス11の双方に締着させ洗濯兼
脱水モータ7の回転力を脱水軸3に伝達するもの
であり、この時にも前述のような衝突音を発生す
る。
以上の如く、この種の全自動洗濯機にあつては
排水、脱水の各工程における電磁ソレノイドへの
通電によつて大きな音を発生することになつてい
た。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、以下第3図乃至第5図に示した本発明の実施
例について詳細に説明する。尚、各図において第
1図及び第2図と共通する部分には同じ符号を付
してある。
21は端部上面上に排水弁16を固定した基
台、22は排水弁16の作動杆18にスプリング
23を介して一端を連結すると共に他端部に長孔
24を形成した連動板(連動体)で、その中間部
には上方への切り起しにより連係突起25を形成
し、かつ下方に突出するピン26をかしめにより
固定している。27は基台21に螺合固定され、
ガイド28を枢支するボルトで、上記ガイド28
を長孔24に嵌挿することにより連動板22を往
復移動自在に支持し、該往復移動により排水弁1
6を開閉動作する。上記連動板22の連係突起2
5にはスプリング29により常時矢印B方向(第
3図示)に付勢されているクラツチレバー15の
一端が当接状態にあり、連動板22の往復移動に
伴いクラツチレバー15を回転させてクラツチカ
ム14をクラツチギヤ13に係脱することにより
クラツチ機構10の連結、解除を切換える(第
1、2図参照)。
30は基台21に取付板31を介して固定した
排水制御モータで、減速歯車機構内蔵の小型同期
モータよりなる。33は排水制御モータ30の回
転軸32に固定したカムで、その上面上には互に
120度隔て放射状に延びる3個の突部34を有
し、排水制御モータ30の回転に伴い各突部34
が択一的にピン26に当接する。而して、上記連
動板22、スプリング23、ピン26及びカム3
3等は、排水弁16の作動杆18、クラツチ機構
10のクラツチレバー15の双方と排水制御モー
タ30の回転軸32間にあつて排水制御モータ3
0が所定角度回転する度に排水弁16の開閉並び
にクラツチ機構10の連結、解除を繰り返し行な
わせる伝達機構を構成する。35は取付板31の
端部に装設した常開型のリードスイツチ、36は
連動板22に設けたマグネツトで、連動板22が
排水弁16を開放する位置まで移動した時にリー
ドスイツチ35をONさせるものである。
次に、第6図の電気回路図において、30は排
水制御モータ、35はリードスイツチ、39は電
源、37はリレーコイルRC1及び3個のスイツチ
S1〜S3を具備する第1のリレー、38はリレーコ
イルRC2及びスイツチS4を具備する第2のリレ
ー、TS1及びTS2は洗い、排水、すすぎ、脱水の
各工程を所定のプログラムに従つて自動的に実行
させるプログラムタイマー内蔵のカムスイツチで
ある。而して、排水及び脱水工程の開始時におい
てカムスイツチTS1がON、カムスイツチTS2
OFFとなり、終了時においてカムスイツチTS1
OFF、カムスイツチTS2がONとなるよう設定し
てある。
次に、その動作について説明する。
洗い工程及びすすぎ工程時、排水弁16は第3
図及び第4図示の如く閉塞状態にあり、又クラツ
チ機構10はクラツチギヤ13にクラツチカム1
4が係合する連結解除状態にあつて洗濯兼脱水槽
2は洗濯兼脱水モータ7の回転力が伝達されずに
停止しており、パルセータ5のみが回転する(第
1図及び第2図参照)。
そして、洗い工程或いはすすぎ工程が終わり、
排水工程に移行すると、カムスイツチTS1がON
状態となり、これによりON状態にあるリレー3
7のスイツチS2を通してリレーコイルRC2に通電
され、リレー38はスイツチS4をONして自己保
持状態に入ると同時に、排水制御モータ30もス
イツチS3及びS4を通して通電され回転を始める。
すると、これに伴つてカム33は突部34とピン
26との当接により連動板22を矢印A方向に移
動させ、作動杆18を引上げて排水弁16を開放
すると共にクラツチレバー15を回転してクラツ
チカム14とクラツチギヤ13との係合を外しク
ラツチ機構10を連結状態に切換える。
上記排水制御モータ30が所定角度例えばα度
回転してピン26がC点まで移動すると、マグネ
ツト36は第5図示の如くリードスイツチ35に
接近して該スイツチ35をONすることになる。
すると、リレーコイルRC1は通電状態になつて、
スイツチS1をON、スイツチS2,S3をOFFの状態
となし、第2のリレー38の自己保持状態を解除
すると同時に排水制御モータ30を停止する。然
るにこの状態において、ピン26とカム33の突
部34との係合により排水弁16は開放状態に保
持され、水槽1内の水を排水経路を経て外部に排
出することにより排水工程を実行する。尚、連動
板22のピン26がC点に達する以前に、排水弁
16が完全に開放して作動杆18の移動が阻止さ
れた場合には、スプリング23の伸長により連動
板22のみ矢印A方向に移動する。一方、脱水工
程時、洗濯兼脱水モータ7を駆動すれば、クラツ
チ機構10が連結状態にある為、洗濯兼脱水モー
タ7の回転力がクラツチスプリング12を介して
脱水軸3に伝達され、洗濯兼脱水槽2が回転し、
脱水工程を実行することができる。
そして、排水工程或いは脱水工程が終わると、
その時点でカムスイツチTS2がONとなる。する
と、排水制御モータ30はカムスイツチTS2及び
スイツチS1を通して通電され、再び回転を始め、
カム33の突部34とピン26との当接により連
動板22はスプリング23の伸長によりさらに矢
印A方向に移動する。やがて、排水制御モータ3
0が所定角度例えばβ度回転すると、ピン26は
カム33の突部34の先端より外れ、連動板22
はスプリング29の復帰力により矢印B方向に移
動する。この連動板22の移動により排水弁16
は閉塞すると共に、クラツチ機構10もクラツチ
カム14がクラツチギヤ13に係合して連結解除
状態に切換わり、さらにリードスイツチ35はマ
グネツト36が遠く離れることによりOFFにな
る。このリードスイツチ35のOFFにより第1
のリレー37はスイツチS1がOFF、スイツチ
S2,S3がONの各状態になつて排水制御モータ3
0を停止する。
以上の動作を排水工程及び脱水工程時に行なわ
せることにより、排水弁16の開閉、クラツチ機
構10の連結・解除を行なうことができ、従来の
電磁ソレノイド方式のもののように、プランジヤ
ーの吸引時に大きな音が発生する、という騒音上
の問題を招くことがなく、早朝或いは深夜の使用
も気兼することなく使用することができる。
尚、上記実施例では全自動洗濯機について説明
したが、二槽式の自動洗濯機においてその排水弁
の制御にも実施できること勿論である。
又、カム33において突部34の個数は1個で
も2個でもよいが、数が少ないと排水制御モータ
30の回転開始から排水弁16が開放動作を始め
るまでの時間が長くなる為、実施例の如く3個程
度にすることが最も望しい。
以上の如き本発明の構成によれば、騒音発生源
である電磁ソレノイドに代えて減速歯車機構内蔵
のモータを用い、これにより排水弁の開閉等を制
御することができる為、排水工程等において大き
な衝突音が発生することがなくなり、低騒音化に
よつて早朝や深夜の使用による騒音上の問題を解
消することができ、又排水制御モータへの通電、
停止、再通電を繰り返すことによりカムの形状を
利用して排水弁を閉から開、開から閉に切換える
ことができる為、排水弁を開から閉に切換える際
にカム等を逆転させる必要がなく、従つて逆転さ
せるために必要な複雑な機構も不要となり、さら
に排水弁を一定の開放状態に維持して排水させる
ことができる為、排水性能を何ら低下することも
なく、構造及びコストの面に優れ設計上有利なも
のを提供することができる。
さらに、排水弁の作動杆にスプリングを介して
連動体を連結することにより、排水弁の開放とカ
ムの停止との位置関係を容易に設定することがで
き、しかも排水は排水弁が完全に開いた状態で常
に行なわすことができ、実用上より好ましいもの
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の洗濯機における主要
部を示す概略平面図及び縦断面図、第3図及び第
4図は本発明洗濯機における主要部を示す平面図
及び断面図、第5図は同上動作説明図、第6図は
同上電気回路図である。 1:水槽、2:洗濯兼脱水槽、7:洗濯兼脱水
モータ、10:クラツチ機構、15:クラツチレ
バー、16:排水弁、18:作動杆、22:連動
板、26:ピン、30:排水制御モータ、33:
カム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水槽の排水経路中に設けた排水弁と、該排水
    弁の作動杆に連結する連動体と、排水制御モータ
    と、該モータにより減速歯車機構を介して低速度
    で一定方向に回転されるカムとを具備し、上記カ
    ムは一定方向の回転により連動体と係合して該連
    動体を排水弁の開方向に移動しかつ連動体との係
    合を係合開始点より所定角度回転した時点で解除
    する突部を有し、カムの突部と連動体との係合状
    態で排水制御モータを停止して排水弁の開放状態
    を維持し排水制御モータへの再通電により排水弁
    を閉塞させるべく構成したことを特徴とする自動
    洗濯機。 2 水槽の排水経路中に設けた排水弁と、該排水
    弁の作動杆にスプリングを介して連結する連動体
    と、排水制御モータと、該モータにより減速歯車
    機構を介して低速度で一定方向に回転されるカム
    とを具備し、上記カムは一定方向の回転により連
    動体と係合して該連動体を排水弁の開方向に移動
    しかつ連動体との係合を係合開始点より所定角度
    回転した時点で解除する突部を有し、カムの突部
    と連動体との係合状態で排水制御モータを停止し
    て排水弁の開放状態を維持し排水制御モータへの
    再通電により排水弁を閉塞させるべく構成したこ
    とを特徴とする自動洗濯機。
JP57124197A 1982-07-14 1982-07-14 自動洗濯機 Granted JPS5914883A (ja)

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JP57124197A JPS5914883A (ja) 1982-07-14 1982-07-14 自動洗濯機

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JPS5914883A JPS5914883A (ja) 1984-01-25
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Families Citing this family (8)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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