JP3903586B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用する衣類の洗浄、すすぎを低速回転するパルセータによって行い、脱水を脱水槽の高速回転によって行う全自動洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来使用している全自動洗濯機は、図5に示すような構成となっている。すなわち、本体1内には、サスペンション2によって支持した受筒3を設け、受筒3内には洗濯槽を兼ねた脱水槽5(以下単に脱水槽5と称する)を備えている。脱水槽5は天面を開口しており、洗濯物を天面から投入できるようになっている。また底部にはパルセータ9を、側面には多数の孔を有している。脱水槽5は、受筒3の底面に設けた軸受6によって支持されている脱水軸4に固定されている。またパルセータ9は、脱水軸4の内部に軸受7によって支持されている洗濯軸8に固定されている。この洗濯軸8は駆動モータ10と連動している。
【0003】
また洗濯軸8には、駆動モータ10の回転を洗濯軸8または脱水軸4に伝達するためのクラッチ手段を接続している。すなわちクラッチ手段は、洗濯軸8に固定した固定クラッチ板11と、ソレノイド12のプランジャ13の動きを上下方向に変換するカム形状を有し、洗濯軸8を下方に移動したときに固定クラッチ板11に係合する可動クラッチ板14とによって構成している。
【0004】
以上の構成で、洗濯・すすぎ行程ではソレノイド12に通電して、発生した磁力によって、プランジャ13を吸引し、可動クラッチ板14を洗濯軸8のスラスト方向につまり上方に移動させて、固定クラッチ板11との係合を外すものである。従って、駆動モータ10の動力は洗濯軸8を介してパルセータ9に伝達されるのみとなり、被洗濯物に機械力を与える。こうして脱水槽5に収容している洗濯物の洗濯・すすぎが進行する。
【0005】
また脱水行程では、ソレノイド12に対する通電を停止して、可動クラッチ板14は自重によって洗濯軸8をスラスト方向に下降して固定クラッチ板11と係合する。従って、洗濯軸8と脱水槽4とは連結され脱水槽5全体が回転する。脱水槽5が回転することによって洗濯・すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力によって脱水槽5の側面に多数設けている孔から受筒3内に、絞り出される。こうして洗濯物は自動的に脱水される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成の全自動洗濯機は、駆動モータの動力の伝達先を洗濯軸あるいは脱水軸に切り換えるクラッチ手段を設け、クラッチ動作時は洗濯、クラッチ非動作時は脱水となるようになっており、主電源を入れたとき、クラッチは動作していないので、脱水槽が自由に回転出来る状態である。脱水槽が自由に回転する状態で洗濯物を入れると、脱水槽が回転して洗濯物が入れ難いという課題を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような従来の構成が有している課題を解決するもので、主電源を入れると、ブレーキが作動して脱水槽を停止させるとともに、回転検知手段により脱水槽が回転していないことを検知してクラッチを洗濯状態に切り換えるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、受筒内に設けた脱水槽と、前記脱水槽を固定した中空の脱水軸と、前記脱水槽内に配置したパルセータと、前記パルセータを固定し前記脱水軸内に配置した洗濯軸と、前記洗濯軸を駆動する駆動モータと、前記洗濯軸に固定した固定クラッチ板と、前記固定クラッチ板に係合する可動クラッチ板と、前記可動クラッチ板を上下に駆動する駆動手段と、前記脱水槽を停止させるブレーキと、前記脱水槽の回転を検出する回転検知手段とを備え、洗濯・すすぎ行程では、前記可動クラッチ板を上方に移動させて前記固定クラッチ板との係合を外し、前記駆動モータの動力が前記洗濯軸を介して前記パルセータのみに伝達されるようにするとともに、脱水行程では、前記可動クラッチ板を下降して前記固定クラッチ板と係合し、前記洗濯軸と前記脱水軸を連結して前記脱水槽と前記パルセータが回転するように構成し、主電源を入れると、前記ブレーキが作動して前記脱水槽を停止させるとともに、前記回転検知手段により前記脱水槽が回転していないことを検知して前記クラッチを洗濯状態に切り換えるようにしたものであり、主電源を入れると、ブレーキにより脱水槽を止めることができるとともに、脱水槽が回転していない状態でクラッチを作動させて、かみ合い時の異音の発生をなくすことができるものである。
【0009】
【実施例】
(実施例1)
以下本発明の第1の実施例について説明する。構成は従来例と同じであり、図5を使って説明する。本体1内には、サスペンション2によって支持した受筒3を設け、受筒3内には脱水槽5を備え、底部にはパルセータ9を有し、脱水槽5は、受筒3の底面に設けた軸受6によって支持されている脱水槽4に固定され、パルセータ9は、脱水軸4の内部に軸受7によって支持され、洗濯軸8に固定され駆動モータ10と連動している。また洗濯軸8には、駆動モータ10の回転を洗濯軸8または脱水軸4に伝達するためのクラッチ手段を接続している。すなわちクラッチ手段は、洗濯軸8に固定した固定クラッチ板11と、ソレノイド12によって洗濯軸8を下方に移動したときに固定クラッチ板11に係合する可動クラッチ板14と可動クラッチ板14を駆動するソレノイド12と、ソレノイド12の動きを上下方向に変換する機構15とを備えている。
【0010】
以下本実施例の動作について説明する。主電源を入れたとき、直ちに洗濯状態とする制御を持ったものである。
【0011】
(実施例2)
以下本発明の第2の実施例について図1のフローチャートに基づき説明する。本実施例では脱水槽が回転を検出する手段を備え、主電源を入れたとき、脱水槽が回転していないことを検出した後、クラッチの切換をする制御を持ったものである。
【0012】
(実施例3)
次に本発明の第3の実施例について図2のフローチャートに基づき説明する。本実施例では、主電源を入れたとき、最大容量の洗濯物が脱水槽に入っている状態で回転が止まるまでの時間的余裕をもって、クラッチの切換をする制御を持ったものである。
【0013】
(実施例4)
以下本発明の第4の実施例について図3に基づき説明する。本実施例では主電源を入れたとき、直ちにブレーキを動作させて脱水槽を止めるものである。
【0014】
(実施例5)
続いて本発明の第5の実施例について図4のフローチャートに基づき説明する。本実施例では主電源を入れたとき、直ちにブレーキを動作させ、脱水槽の回転が停止する時間的余裕をもって、クラッチを切換えて洗濯状態にするものである。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載した発明は、受筒内に設けた脱水槽と、前記脱水槽を固定した中空の脱水軸と、前記脱水槽内に配置したパルセータと、前記パルセータを固定し前記脱水軸内に配置した洗濯軸と、前記洗濯軸を駆動する駆動モータと、前記洗濯軸に固定した固定クラッチ板と、前記固定クラッチ板に係合する可動クラッチ板と、前記可動クラッチ板を上下に駆動する駆動手段と、前記脱水槽を停止させるブレーキと、前記脱水槽の回転を検出する回転検知手段とを備え、洗濯・すすぎ行程では、前記可動クラッチ板を上方に移動させて前記固定クラッチ板との係合を外し、前記駆動モータの動力が前記洗濯軸を介して前記パルセータのみに伝達されるようにするとともに、脱水行程では、前記可動クラッチ板を下降して前記固定クラッチ板と係合し、前記洗濯軸と前記脱水軸を連結して前記脱水槽と前記パルセータが回転するように構成し、主電源を入れると、前記ブレーキが作動して前記脱水槽を停止させるとともに、前記回転検知手段により前記脱水槽が回転していないことを検知して前記クラッチを洗濯状態に切り換えるようにしたから、主電源を入れると、ブレーキにより脱水槽を止めることができるとともに、脱水槽が回転していない状態でクラッチを作動させて、かみ合い時の異音の発生をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第2の実施例である全自動洗濯機の制御を示すフローチャート
【図2】 本発明の第3の実施例である全自動洗濯機の制御を示すフローチャート
【図3】 本発明の第4の実施例である全自動洗濯機の全体構成を説明する構成図
【図4】 本発明の第5の実施例である全自動洗濯機の制御を示すフローチャート
【図5】 従来例である全自動洗濯機の構成を説明する構成図
【符号の説明】
1 本体
2 サスペンション
3 受筒
脱水軸
5 脱水槽
6 軸受
7 軸受
8 洗濯軸
9 パルセータ
10 駆動モータ
11 固定クラッチ板
12 ソレノイド
13 プランジャ
14 可動クラッチ板
15 ブレーキ

Claims (1)

  1. 受筒内に設けた脱水槽と、前記脱水槽を固定した中空の脱水軸と、前記脱水槽内に配置したパルセータと、前記パルセータを固定し前記脱水軸内に配置した洗濯軸と、前記洗濯軸を駆動する駆動モータと、前記洗濯軸に固定した固定クラッチ板と、前記固定クラッチ板に係合する可動クラッチ板と、前記可動クラッチ板を上下に駆動する駆動手段と、前記脱水槽を停止させるブレーキと、前記脱水槽の回転を検出する回転検知手段とを備え、洗濯・すすぎ行程では、前記可動クラッチ板を上方に移動させて前記固定クラッチ板との係合を外し、前記駆動モータの動力が前記洗濯軸を介して前記パルセータのみに伝達されるようにするとともに、脱水行程では、前記可動クラッチ板下降して前記固定クラッチ板と係合し、前記洗濯軸と前記脱水軸を連結して前記脱水槽と前記パルセータが回転するように構成し、主電源を入れると、前記ブレーキが作動して前記脱水槽を停止させるとともに、前記回転検知手段により前記脱水槽が回転していないことを検知して前記クラッチを洗濯状態に切り換えるようにした全自動洗濯機。
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