JPH0214304Y2 - - Google Patents

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JPH0214304Y2
JPH0214304Y2 JP1982157230U JP15723082U JPH0214304Y2 JP H0214304 Y2 JPH0214304 Y2 JP H0214304Y2 JP 1982157230 U JP1982157230 U JP 1982157230U JP 15723082 U JP15723082 U JP 15723082U JP H0214304 Y2 JPH0214304 Y2 JP H0214304Y2
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JP
Japan
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motor
bolt
sewing machine
side plates
mounting
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JP1982157230U
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JPS5963664U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベルト伝動機構を備えた電動機、特に
ベルト張力の調整を要する電動機の基台取付け装
置に関する。
従来、例えば電動ミシンにおける電動機(以下
モートルという)のミシンテーブル取付け装置は
第1図aおよび第1図bに示される如く構成され
ていた。
第1図aおよび第1図bは従来の電動ミシンを
示すものであつて、ベルト伝動機構即ちプーリ3
を備えるモートル1はその両側に配置された取付
足6に支持され、この取付足6は基台、例えばミ
シンのテーブル5の下面にボルトで固定されてい
る。このテーブル5の上面にはミシン本体2が設
置されていて、このミシン本体2に設けられたプ
ーリ2aとモートル1のプーリ3とにはベルト4
が掛けられている。
このような構成を有するモートルの基台取付け
装置において、従来ではベルト4を張設する場
合、モートル支持用の取付足6をボルトでテーブ
ル5に固定するためのボルト螺合穴(図示せず)
をテーブル5の下面に形成する際、予めプーリ2
a,3間の距離がベルト4に対して適当な位置で
あることを確認して行なうことにより、ベルト4
の張力が設定されていた。従つて、ボルト螺合穴
を用いて一度セツトするとこのベルト張力の調整
は二度とできなくなるという欠点があつた。とこ
ろで、どうしても調整が必要な場合には、ミシン
テーブル5の別の位置にボルト螺合穴をあけ直
し、モートル1のテーブル5に対する設置位置を
変更する、という手法で行なつていたため、多大
の労力と時間を要するという欠点があつた。
本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決す
るためになされたもので、電動機を基台から取り
外すことなく簡単にベルト張力の調整を行うこと
ができるベルト伝動機構付電動機の基台取付け装
置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。
第2図aおよび第2図bには本考案の一実施例
に係るベルト伝動機構付電動機の基台取付け装置
を備えた電動ミシンが示されている。第2図にお
いて、第1図と同一部分又は相当部分は同一の参
照符号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の基台取付け装置は逆U形の取付金
具7(第3図aおよび第3図b)を備え、この取
付金具7は、上面にミシン本体2を設置したテー
ブル5の下面にネジなどで固定されている。この
取付金具7における両側板7a,7bにはその下
端にボルト9を挿通するための穴7cが形成され
ている。ボルト9はこの側板7a,7bの穴7c
に挿通されて両側板7a,7b間に橋渡しされ、
ボルト9の端部ねじ部にナツト11を螺合して取
付けられる。従つて、このナツト11を締付ける
ことにより両側板7a,7cは内方即ち相対向す
る方向に撓まされる。
取付金具7の側板7a,7b間に橋渡しされた
ボルト9には、第4図aおよび第4図bに示され
るように一端に断面半円形状の溝部8aを形成し
たヒンジ金具8とその溝部8aが係合されてい
る。このヒンジ金具8の他端には両側にボルト取
付穴8bが形成されている。このヒンジ金具8の
他端には、モートル1を直接支持している逆U形
の取付足6の上板部6aがヒンジ金具のボルト取
付穴8bを利用してボルト10によた連結されて
いる。その結果、モートル1全体は取付足6およ
びヒンジ金具8と共にボルト9の軸線を中心に回
動可能で、ミシン本体2のプーリ2aとモートル
1のプーリ3との距離がベルト4の張力を適正に
する位置においてボルト9に螺合されたナツト1
1を締付けて取付金具7の側板7a,7bを内方
へ撓ますことで該両側板7a,7bによつてヒン
ジ金具8を強く挾み付け、これによつてモートル
1が固定化される。
従つて、ベルト4の張力を再調整する際には、
ボルト9のナツト11を弛め、取付金具7の側板
7a,7bによるヒンジ金具8の挾み付けを解除
し、モートル1全体をヒンジ金具8ごと回動する
ことによつて行なわれる。
以上説明したとおり、本考案のベルト伝動機構
付電動機の基台取付け装置によれば、基台の下面
に固定された逆U形の取付金具のボルトに、電動
機の取付足が連結されたヒンジ金具を係合し、取
付金具の側板を締め付けて固定するようにし、必
要に応じてヒンジ金具を回動可能としたことか
ら、モートルを基台からその都度取り外すことな
くモートルのベルト張力調整を極めて容易に且つ
安価に行うことができ、その結果該モートルをベ
ルト伝動にとつて最適位置に簡単にセツトするこ
とができるという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の電動ミシンを示す正面図、第
1図bは第1図aの電動ミシンの側面図、第2図
aは本考案の一実施例に係る電動機の基台取付け
装置を備えた電動ミシンを示す正面図、第2図b
は第2図aに示された電動ミシンの側面図、第3
図aは取付金具を示す正面図、第3図bは第3図
aの取付金具の側面図、第4図aはヒンジ金具の
正面図、第4図bは第4図aのヒンジ金具の側面
図である。 1……モートル、2……ミシン本体、2a……
ミシンプーリ、3……モートルプーリ、4……ベ
ルト、5……ミシンテーブル、6……モートルの
取付足、7……U形の取付金具、8……ヒンジ金
具、9,10……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台5の下面に取付けられた逆U形の取付金具
    7と、該取付金具の両側板下端間に橋渡しされて
    該両側板を外方から締付け可能に取付けられたボ
    ルト9と、一端が前記両側板間に位置する前記ボ
    ルトに回動可能に係合され、他端がベルト伝動機
    構付電動機の取付足6に連結されると共に前記ボ
    ルトによる前記両側板の締付けにより挟着される
    ヒンジ金具8とを含んでなるベルト伝動機構付電
    動機の基台取付け装置。
JP15723082U 1982-10-18 1982-10-18 ベルト伝動機構付電動機の基台取付け装置 Granted JPS5963664U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15723082U JPS5963664U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 ベルト伝動機構付電動機の基台取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15723082U JPS5963664U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 ベルト伝動機構付電動機の基台取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5963664U JPS5963664U (ja) 1984-04-26
JPH0214304Y2 true JPH0214304Y2 (ja) 1990-04-18

Family

ID=30346705

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15723082U Granted JPS5963664U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 ベルト伝動機構付電動機の基台取付け装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5963664U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54118607U (ja) * 1978-02-09 1979-08-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5963664U (ja) 1984-04-26

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