JPH02142902A - 油圧駆動装置 - Google Patents

油圧駆動装置

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JPH02142902A
JPH02142902A JP63297515A JP29751588A JPH02142902A JP H02142902 A JPH02142902 A JP H02142902A JP 63297515 A JP63297515 A JP 63297515A JP 29751588 A JP29751588 A JP 29751588A JP H02142902 A JPH02142902 A JP H02142902A
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玄六 杉山
Toichi Hirata
東一 平田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油圧ショベル等の油圧機織の油圧駆動装置に係
わり、特にアームクラウド、ブーム下げ等、油圧アクチ
ュエータの重力方向の動作を制御するのに好適な油圧駆
動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の例えば油圧ショベルの油圧駆動装置は、第12図
に示すように、油圧ポンプ10、油圧アクチュエータ例
えばブーム1を駆動するブームシリンダ2及びアーム3
を駆動するアームシリンダ4、油圧アクチュエータ2.
4のそれぞれに接続される方向切換弁11,100を有
している。アームシリンダ4側の方向切換弁100は、
流量制御弁101、圧力補償弁14及び逆止弁15から
なり、図示しないパイロット弁からのパイロット圧がA
又はB方向に加圧されることによりi Jl制御弁10
1が移動し、アームシリンダ4の駆動を切換え制御する
。ブームシリンダ2側の方向切換弁11も同様に構成さ
れている。
アームシリンダ4のクラウド動作において、メータ・イ
ン制御である掘削時には、流量制御弁101のA方向に
パイロット圧が加圧され、開口したメータインの可変絞
り18の前後差圧がほぼ一定となるように圧力補償弁1
4が作動する。その結果、流量制御弁101の通過流量
Q18は、圧油の圧力変動の影響を受けず、アームシリ
ンダ4のボトム室4aには可変絞り開度に比例した流量
が供給される。
また、油圧ポンプ10は、ポンプ吐出圧力を油圧アクチ
ュエータ2.4の最大負荷圧力よりも一定の差圧だけ高
くなるようポンプ吐出量を制御するポンプレギュレータ
24を有し、いわゆるロードセンシング制御が行われて
いる。このため、油圧ポンプ10の吐出Iが飽和しない
ρIえばアーム単独の作業では、油圧ポンプ10は上記
通過流量Q18にほぼ等しい流量Ql)を吐出している
一方、同じアームシリンダ4のクラウド動作において、
メータアウト制御である自由落下時には、流量制御弁内
のメータアウトの可変絞り102によって、自重により
排出されるアームシリンダ4のロッド室4bからの戻り
油のリザーバ16への流量を制御することによって、ア
ームシリンダ4の速度を制御している。即ち、掘削時と
自由落下時では速度制御の方法か異なる。
ここで可変絞り102の絞り量4.ν性は、アームシリ
ンダのロッド室4bから排出される流1Q82と、ボト
ム室4aに供給される流jit018とを比較し、ボト
ム室4a内にキャビテーションを発生しないように予め
決定される。なぜなら、六ヤビテーションの発生はアー
ムの56、付現象を引き起こし油圧ショベルの作業性を
著しく損ねるからである。
また、油圧ショベルの場合、騒音等の問題から油圧ポン
プ10を駆動する図示しない原動機の回転数を下げて運
転する場合があり、この場合には油圧ポンプの吐出量も
少なくなる。上記思付現象はこのような運転状態の自由
落下でも発生しないようにする必要があり、可変絞り1
02の絞り量はこの場合を基準に設定される。従って、
原動機の回転数が速い通常の運転では、油圧ポンプ10
の吐出量も多くなっており、メータアウトの可変絞り1
02で発生する背圧が抵抗となり、掘削時にはエネルギ
ーロスを生ずることになる。なお、このときの油圧馬力
は、ポンプ吐出圧力をPpとすれば、Pp xQp =
Pp xQ18である。
また、アームクラウドをブーム上げとの複合操作で行う
場合は、ブームシリンダ2の負荷圧力はアームクラウド
側の負荷圧力よりも高いため、油圧ポンプ10の吐出流
量は低圧側のアームシリンダ4に優先的に流れる。この
ため、原動機の回転数が低下し、ポンプ吐出量Qρが減
少したときには、ブームシリンダ2に供給し得るだけの
圧油を確保できなくなる。即ち、油圧ポンプ10の吐出
量が飽和する。これはサチュレーションと呼ばれており
、ロードセンシング制御の課題の1つである。
以上のような問題点に対し、特開昭63−83808号
には、アームクラウド時、アームシリンダ4のロッド室
4bからの戻り油の一部をアームシリンダに再び供給し
、エネルギーロスの低減及びサチュレーションの軽減を
図ることが提案されている。即ち、アームシリンダ4の
ロッド室4bと流量制御弁101との間を、圧力補償弁
14と流量制御弁101との間に逆止弁及び絞り部材を
介して接続してなる再生回路を設けており、アームクラ
ウド時には、アームシリンダロッド室4bと流量制御弁
101との間の背圧により、アームシリンダロッド室4
bからの戻り油の一部は再生回路の逆止弁及び絞り部材
を介して圧力補償弁14と流量制御弁101との間に流
入し、流量制御弁を通ってアームシリンダボトム室4a
に再び供給される。これにより、その圧油の再生分だけ
油圧ポンプ10よりアームシリンダに供給される流量は
少なくなり、エネルギーロスが減少し、また油圧ポンプ
10はサチュレーションがし難くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、特開昭63−83808号に記載の従来
装置では、上記再生回路を設けた結果、流量制御弁10
1の圧力補償弁14側の供給ボートは再生回路を通じて
アームシリンダ4のロッド室4bと連通可能な状態とな
る。このため、アーム3で重量物を吊り上げた後、流量
制御弁101を中立位置に戻して重量物を吊り上げた高
さに保持しようとし7なとき、アームシリンダロッド室
4b内の負荷圧力は流量制御弁101のロッド室4bに
接続されたワークボートと上記供給ボートの2つのボー
ト及び流量制御弁101に内蔵されるロードチエツクに
作用することとなり、流星制御弁内でのリーク量が増加
し、アーム3の移動により重量物を所望の高さに保持す
ることが困雑になるという問題があった。
また、第10図に示した従来装置及び特開昭63−83
808号に記載の従来装置では、メータアウト制御であ
る自由落下時には、前述したように流量制御弁内のメー
タアウトの可変絞り102によって、アームシリンダ4
の戻り油のリザーバ16への流量を制御し、アームシリ
ンダ4の速度を制御しているが、このメータアウトの可
変絞り102はメータイン制御である掘削時にもそのま
ま機能する構成となっており、掘削時に、アームシリン
ダ4からの戻り油が絞られ、エネルギーロスが発生ずる
という問題があった。
本発明の目的は、メータアウト制御時に油圧アクチュエ
ータからの戻り油の一部を供給側に戻し、エネルギーロ
スの低減及びポンプ吐出量のサチュレーションの軽減を
図ると共に、流量制御弁が中立位置にあるときのリーク
量の増加を生じない油圧駆動装置を提供することである
本発明の他の目的は、メータアウト制御時に油圧アクチ
ュエータからの戻り油の一部を供給側に戻し、エネルギ
ーロスの低減及びポンプ吐出量のサチュレーションの軽
減を図ると共に、メータイン制御時にもエネルギーロス
を低減できる油圧駆動装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、少なくとも1つの油圧ポンプを有する圧油
供給源と、この油圧供給源から供給される圧油により駆
動される少なくとも1つの油圧アクチュエータと、油圧
供給源から前記油圧アクチュエータへの圧油の供給及び
該油圧アクチュエータからリザーバへの圧油の排出をそ
れぞれ制御し、油圧アクチュエータの駆動方向と駆動速
度を制御する流量制御弁とを備え、前記圧油供給源は、
前記油圧ポンプの吐出圧力か前記油圧アクチュエータの
負荷圧力よりも一定の差圧だけ高くなるよう該油圧ポン
プの吐出量を制御する油圧駆動装置において、前記流量
制御弁とリザーバとの間の排出管路に圧力発生手段を設
け、該排出管路の流量制御弁と該圧力発生手段との間の
部分を、前記圧油供給源と該流量制御弁との間の供給管
路に逆止弁を介して接続してなる再生回路を設けること
によって達成される。
また、上記目的は、前記圧力発生手段が可変絞り部材又
は可変リリーフ弁からなり、この可変絞り部材又は可変
リリーフ弁に前記油圧アクチュエータの負荷圧力を導き
、負荷圧力に応じて絞り特性又はリリーフ特性を変化さ
せることによって達成される。
なお、可変絞り部材又は可変リリーフ弁に前記油圧アク
チュエータの負荷圧力を導く代わりに、前記圧油供給源
と流量制御弁との間の供給管路に設けられ、該流量制御
弁の前後差圧を一定に保持する圧力補償弁を更に備えて
いる場合には、この圧力補償弁と流量制御弁との間の圧
力を導いてもよい。
更に、好ましくは、前記圧力発生手段にその1、ν性を
変化させる調整手段を設け、前記調整手段を前記油圧ポ
ンプを駆動する原動機の目標回転数又は実際の回転数に
応じて作動させ、該圧力発生手段の特性を変化させても
よい。
また、前記圧油供給源と流量制御弁との間の供給管路に
設けられ、該流量制御弁の前後差圧を一定に保持する圧
力補償弁を更に備えている場合には、前記再生回路は前
記圧力補償弁と流量制御弁の間で供給管路に接続しても
よいし、前記圧油供給源と圧力補償弁の間で供給管路に
接続してもよい。
〔作用〕
このように構成した本発明においては、自由落下のよう
なメータアウト制御時、前記U i制御弁とリザーバと
の間に設けた圧力発生手段がメータアウトの可変絞りの
ベースとして機能し、油圧アクチュエータからの戻り油
の一部は流量制御弁と圧力発生手段の間において再生回
路を経て流量制御弁下流の供給側に流入し、流星制御弁
を通って油圧アクチュエータに再び供給される。このな
め、その再生流量に相当する分だけ油圧ポンプから油圧
アクチュエータに供給される?a量は少なくなる。
その結果、エネルギーロスが減少すると共に、ポンプ吐
出量がサチュレーションし雑くなり、複合操作性が向上
する。
まな、再生回路は流量制御弁の下流より戻り油を導く構
成のため、流量制御弁の中立位置において、再生回路は
油圧アクチュエータから流量制御弁により遮断されてい
る。従って、油圧アクチュエータで重f1杓を吊り上げ
た後、流星制御弁を中立位置に戻して重電物を吊り上げ
た位置に保持しようとしたとき、油圧アクチュエータの
負荷圧力は流量制御弁の供給ボート及び内蔵されている
ロードチエツクには作用しない。このため、従来技術の
ように流星制御弁内でリーク量が増加5−ることかなく
、重ff1Thの保持が容易となる。
更に、本発明では、流星制御弁とリザーバとの間に設け
た圧力発生手段がメータアウトの可変絞りのベースとし
てn fleするため、流星制御弁内のメータアウトの
可変絞りはそのベースの分だけ弱くすることかできる。
即ち、流量制御弁内のメータアウトの可変絞りと圧力発
生手段との合成で実質的なメータアウトの可変絞りを構
成している。
その流量制御弁内の可変絞りは、アームによる掘削時の
ようなメータイン制御時には絞りとし7てはとんど機能
しないような程度である。
従って、圧力発生手段を可変絞り部材又は可変リリーフ
弁で構成し、この可変絞り部材又は可変リリーフ弁に前
記油圧アクチュエータの負荷圧力を導き、負荷圧力に応
じて絞り特性又はリリーフ特性を変化させた場合には、
メータイン制御時には油圧アクチュエータの負荷圧力に
より可変絞り部材又はリリーフ弁が開放され、油圧アク
チュエータからの戻り油が絞られ又はリリーフすること
による掘削時のエネルギーロスは発生しないか、著しく
低減する。圧力補償弁を備えている場合には、圧力補償
弁と流量制御弁の間の圧力は負荷圧力に比例して変化す
るので、可変絞り部材又は可変リリーフ弁に油圧アクチ
ュエータの負荷圧力を導く代わりに、圧力補償弁と流量
制御弁との間の圧力を導いた場合も、同様である。
更に、圧力発生手段にその特性を変化させる調整手段を
設け、調整手段を前記油圧ポンプを駆動する原動機の目
標回転数又は実際の回転数に応じて作動させた場合には
、原動機の目標回転数又は実際の回転数か高い場合には
絞り量又はリリーフ圧力の設定を弱くし、回転数が下が
ると絞り量又はリリーフ圧力の設定を強くするように圧
力発生手段の特性が調整される。これにより、原動機の
回転数が変化した場合でも、メータアウト制御時に圧力
発生手段で発生する背圧を思付現象か発生せずかつ過度
のエネルギーロスを生じないように回転数に応じて調整
することかでき、その結果、操作性が向上しかつ一層の
省エネが図れる。
また、前記圧油供給源と流量制御弁との間の供給管路に
設けられ、該流量制御弁の前後差圧を一定に保持する圧
力補償弁を更に備える場合は、前記再生回路の接続の仕
方としては、圧力補償弁と流量制御弁の間で供給管路に
接続する場合と、圧油供給源と圧力補償弁の間で供給管
路に接続する場合とがあるが、本発明においては、再生
回路は流量制御弁の下流より戻り油を導く構成のため、
前者だけでなく後者の場合でも、流量制御弁が中立位置
にあるとき再生回路は油圧アクチュエータから流量制御
弁により遮断されるので、重量t勿の保持が可能である
。また、後者の場合、メータアウト制御時、油圧アクチ
ュエータからの戻り油は曲の油圧アクチュエータにも分
配可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、本実施例の油圧駆動装置は油性ショベ
ルに適用された例として示されており、油圧アクチュエ
ータとして、油圧ショベルのブーム1を駆動するための
ブームシリンダ2及びアーム3を駆動するためのアーム
シリンダ4を有している。また、油圧駆動装置は可変容
量型の油圧ポンプ1oを有し、ブームシリンダ2及びア
ームシリンダ4は油圧ポンプ10から供給される圧油に
より駆動される。油圧ポンプ10は図示しない原動機に
より駆動される。油圧ポンプ10とブームシリンダ2及
びアームシリンダ4との間にはそれぞれ方向切換弁11
.12か配置されている。
方向切換弁12は、流量制御弁13、圧力補償弁111
及び逆止弁15からなり、流量制御弁13は、図示しな
いパイロツI・弁からのパイロット圧がA又はB方向に
加圧されることにより移動し、油圧ポンプ10からアー
ムシリンダ4への圧油の供給及びアームシリンダ11か
らりブーム16への圧油の排出をそれぞれ制御し、アー
ムシリンダ4の駆動方向と駆動速度を制御する。即ち、
流量制御弁13は、A方向に加圧されたときの図示右側
の位置においては、油圧ポンプ10の圧油供給管路17
を内部の可変絞り18を介してアームシリンダ4のボト
ム室4aに接続された管路19に連絡し、メータイン回
路を構成すると共に、アームシリンダ4のロッド室4b
に接続された管路20を内部の後述する流路33を介し
て第1の排出管路21に連絡し、メータアウト回路を構
成する。
また、B方向に加圧されたときの図示左側の位置では、
圧油供給管路17を内部の可変絞り22を介して管路2
0に連絡し、メータイン回路を構成すると共に、管路1
9を第2の排出管路23に連絡し、メータアウト回路を
構成する。従って、図示右側の位置では、油圧ポンプ1
0からの圧油がアームシリンダ4のボトム室4aに供給
され、アームシリンダ4は可変絞り18の絞り量に応じ
た速度で伸長方向に駆動され、図示左側の位置では、油
圧ポンプ10からの圧油かアームシリンダ4のロッド室
4bに供給され、アームシリンダ4は可変絞り22の絞
り量に応じた速度で収縮方向に駆動される。
圧力補償弁14は、油圧ポンプ10と流量制御弁13の
間のメータイン回路を構成する供給管路17に設けられ
、上述したアームシリンダ4の駆動時、開口したメータ
インの可変絞り18又は22の前後差圧かほぼ一定とな
るように作動する。
その結果、流量制御弁18の通過流量Q18は、油1丁
ポンプ10の吐出圧力とアームシリンダ4の負荷斥力の
変動の影響を受けることなく、可変絞り開度に比例した
流量となり、アームシリンダ4の正確な速度制御か可能
となる。逆止弁15は圧力補償弁14と流量制御弁13
の間に設けられ、圧油の逆流を防止する。
ブームシリンダ2の側の方向切換弁11も同様に構成さ
れている。
油圧ポンプ10には、吐出圧力がブームシリンダ2とア
ームシリンダ4の高圧側の負荷圧力即ち最大負荷圧力よ
りも一定の差圧だけ高くなるよう吐出量を制御するポン
プレギュレータ24か設けられ、いわゆるロードセンシ
ング制御を行っている。このため、油圧ポンプ10の吐
出量か飽和しない作業、例えば原動機か高回転数にある
ときのアーム3の単独作業では、油圧ポンプ10は上記
通過流JitQ18にほぼ等しい流量を吐出している。
アームシリンダ4の負荷圧力は流量制御弁13の内部よ
り負荷ライン25により取り出され、ブームシリンダ2
の負荷圧力も同様に負荷ライン26により取り出され、
両者の最大圧力か選択弁27により選択され、負荷ライ
ン28に取り出される。負荷ライン25により取り出さ
れた負荷圧力は流1制御弁13の出口圧力として、圧力
補償弁14に流量制御弁13の入口圧力と対向して作用
するよう導かれ、上述した圧力補償制御を行う。
このときの流量制御弁13の前後差圧はばね29の強さ
により定まる。負荷ライン26(IIIら同様である。
また、負荷ライン28により取り出された最大負荷圧力
は、ポンプレギュレータ24に油圧71(′ンプ10の
吐、JH圧力と対向して作用するよう導かれ、上述した
ロードセンシング制御を行う。
そして本実施例の特徴として、第1の排出管路21の流
星制御弁13とリザーバ16との間の部分に斥力発生手
段として絞り30が設けられ、流星制御弁13と絞り3
0の間は、供給管路17の逆止弁15と流量制御弁13
との間に再生管路31を介して接続され、再生管路31
には排出管路21から1〕(給管路17方向)\の圧油
の流れのみを許す逆止弁32が設けられている。
絞り30は、後述するメータアウト制御であるアームク
ラウド時、メータアウトの可変絞りのペースとして機能
する。即ち、本実施例では、メータアウトのir変絞り
は、7QfA制御弁12内のメータアラ1〜流路33で
の可変絞りと絞り30との合成で構成されている。この
ため、流量制御弁12内のメータアウト流路33での可
変絞りは絞り3Oのベースの分だけ弱められている。こ
の絞りの程度は、後述するメータイン制御である掘削時
には絞りとしてほとんど機能しない程度であり、この]
は味で、第1図には、流量制御弁13のメータアウトa
 i?833には絞りのシンボルを図示していない。
次に、本実施例の動作を説明する。まず、本実施例の動
作の説明に係わるメータイン制御とメータアウト制御の
概念について第2図及び第3図により説明する。
第2図及び第3図において、油圧ショベルは、フロント
アッタチメントとして、前述したブームシリンダ2によ
り駆動されるブーム1及びアーノ、シリンダ・1により
駆動されるアーム3と、パケットシリンダ6により駆動
されるパケット5を有している。
第2図では、アーム3はクラウド動作において、重力方
向に自由落下しようとしており、このときアームシリン
ダ4に接続した方向切換弁12の流1制御弁13は、A
方向にパイロット圧が作用し、図示右側の位置に切換え
られており、この位置でアームシリンダ4のロッド室4
bからの戻り油のりブーム16への排出を適度に制御す
ることにより、アーム3の自由落下速度を制御する。こ
の自由落下時の制御をメータアウト制御という。
これに対し、第3図は掘削時の状態で、アームシリンダ
4に接続した方向切換弁12の流量制御弁13は、同様
に図示右側の位置にあり、この位置で油圧ポンプ10か
らの圧油のアームシリンダ4のボトム室4aへの供給を
適度に制御することにより、アームシリンダ4の駆動速
度を制御する。
この掘削時の制御をメータイン制御という。
本実楕例において、メータイン制御である掘削時の制御
は従来と同じである。即ち、メータイン制御時には、メ
ータイン回路圧力〉メータアウト回路圧力なので、再生
回路の逆止弁32は閉じており、流量制御弁13のA方
向にパイロット圧が作用することにより開口したメータ
インの可変絞り18の前後差圧がほぼ一定となるように
圧力補償弁1・1が作動する。ここで、可変絞り18の
開口面積をA44、前後差圧をΔPAとすれば、メータ
インの可変絞り18を通過する流量Q18は、Q18=
K・A18・FT下了 (Kは定数) であり、通過流量Q18は可変絞り開度A18に比例す
る。即ち、アームシリンダ4は可変絞り18の絞り量に
応じた速度で伸長方向に駆動される。
またこのとき、ポンプレギュレータ24か設けられ、ロ
ードセンシング制御を行っているので、油圧ポンプ10
の吐出量か飽和しない作業、例えば原動機が高回転数に
あるときのアーム3の華独作業では、油圧ポンプ10は
上記通過流量Q18にほぼ等しい流量を吐出している。
即ち、ポンプ吐出量をQpとすれば、Qp=018にな
るように制御される。
メータアウト制御である自由落下時には、自重によりボ
トム室4b内の圧油が排出され、流量制御弁13内の流
量33での可変絞りと排出管路21の絞り30の合成に
よってメータアウト回路の圧力が上昇し、アームシリン
ダ4のロッド室4bからめ戻り油の排出を制御すること
によりアームシリンダ4の速度即ち自由落下の速度を制
御している。このとき、アームシリンダ4のロッド室4
aとボトム室4bとの面積比の関係から、メータアウト
圧力〉メータイン圧力となる。そして本実施ρjにおい
ては、流量制御弁13と絞り30との間の排出管路21
におけるメータアウト回路の圧力もメータイン回路の圧
力より大となり、流量制御弁13を通過したアームシリ
ンダ4がらの戻り油の一部は再生管路31及び逆止弁3
2からなる再生回路を経て流量制御弁下流の供給管i/
817に流入し、流量制御弁13を通ってアームシリン
ダ4のボトム室4aに再び供給される。このため、その
再生流量に相当する分だけ油圧ポンプ10がらアームシ
リンダ4に供給される流量は少なくなる。即ち、再生回
路31.32を通過してメータイン回路に流入する流量
をQ30とすると、流量制御弁13にΔPAの前後差圧
を発生するのに必要なポンプ流量QOは、 QO=Q18−Q30 となる。従って、このときの油圧馬力は、Pa Qo 
=Po  (Q18−Q30) <Pl) Q18とな
り、従来の油圧馬力PpQ18よりもPI]Q30分だ
け消費エネルギーか少なくなる。また、アームシリンダ
4に「j(給される油圧ポンプ10の叶出輩か少なくな
るので、アームクラウドをブーム1上けどの複合操作で
行う場合は、アームシリンダ2の負荷圧力はアームクラ
ウドIIIIIの負荷圧力よりも高くなるが、ブームシ
リンダ2にも十分な流量の圧油を供給することができる
。従って、油圧、J、、+ンプ1の吐出量はサチュレー
ションし難くなり、複合操作性が向上する。即ち、ロー
ドセンシンク制御の課題の1つであるサチュレーション
対策となる。
また、本実施例においては、再生回路31.32は流量
制御弁13の下流の排出管路21より戻り油を導く構成
であるため、流星制御弁13か中立位1にあるとき、再
生回路31.32はアームシリンダ4のロッド室4bか
ら遮断されている。
従って、アームシリンダ4を収縮して重量物を吊り上け
た後、流量制御弁13を中立位置に戻して重量物を吊り
上げた高さに保持しようとしたとき、アームシリンダロ
ッド室4bの負荷圧力か再生回路31.32を介して流
量制御弁13の供給ボートに作用するというような事態
は生じない。このことは、従来例とし°で挙げた特開昭
63−83808号のものか、アームシリンダロッド室
4bの負荷圧力を流量制御弁の供給ボートに作用させる
ことと対照的である。従って、本実施例では、上述のよ
うに流量を再生し、エネルギーロスを低減することを可
能にしながら、流量制御弁の中立位置において従来例の
ようにA M制御弁内でリーク量か増加するという問題
は発生せず、重量物の保持か容易となる。
本発明の他の実施例を第4図により説明する。
本実施例は排出管路に設けられる絞りの構成を変えたも
のであり、他の構成は第1の実施例と同じである。
即ち、第4図において、排出管路21には可変絞り部材
40が設けられ、可変絞り部材40の一側には絞り設定
方向に作用するばね41が設けられ、ばね41の対向側
にアームシリンダ4の負荷圧力が、負荷ライン25に接
続された分岐ライン42を介して絞り解除方向に導かれ
、負荷圧力に応じて絞り特性が変化するようになってい
る。
第1の実施例では、絞り30は、メータアラ1へ制御で
ある自由落下時には、上述したように圧油回収のため良
好に作動するか、メータイン制御である掘削時には、メ
ータイン回&RLr力〉メータアウト回路圧力となって
、再生回路31.32を通過する流1Q30=oとなり
、アームシリンダ4の17ンド室4bからの戻り油は全
量か絞り30を通過し、この絞りの発生する圧力分、エ
ネルギーロスとなる。なお、このエネルギーロスは、第
10図に示す従来例及び特開昭63−83808号の従
来例でも流量制御弁内のメータアウトの’iiF変絞り
で発生しており、これがため第1の実施例が従来例より
劣ることになるものではない。しかしながら、このエネ
ルギーロスを解消又は軽減できれば省エネの面から好ま
しいことは言うまでもない。
本実施例においては、上述した可変絞り部材40を設け
ることにより、負荷圧力の低い自由落下時には、可変絞
り40は第1の実線例の絞り30と同様に機能し、第1
の実施例で説明したような効果を発揮し、負荷圧力の高
い掘削時には負荷圧力に応しって絞り星が減少し、絞り
機能が解除される。一方、流量制御弁内のメータアウト
のり変絞りは、前述したように、メータイン制御時には
絞りとしてほとんど機能しないような程疫とされている
。従って、掘削時のメータアウト側での絞りによるエネ
ルギーロスが大幅に減少し、−層の省エネを図ることか
てきる。
第4図の実施例の変形例を第5図に示す1本実施例は、
可変絞り部材40に負荷圧力を導く代わりに 圧力補償
弁14と流量制御弁13との間の圧力を分岐ライン43
により導いたものである。
流量制御弁13のメータイン流路の前後差圧ΔP^は圧
力補償弁14により一定に保持されている。
従−)て、圧力補償弁14と流量制御弁13との間の圧
力は負荷圧力よりもその一定の差圧ΔPAだけ高い圧力
になっているので、負荷圧力の代わりにその圧力を導い
ても、同等の効果を得ることかできる。
なお、第4図及び第5図の実施例において、負荷圧力又
はそれに代わる圧力を可変絞り部材に直接導き、油圧的
に可変絞り部材を制御したか、負荷圧力又はそれに代わ
る圧力を電気的に検出して、電気的に可変絞り部材を制
御するようにしてもよい。
本発明の更に池の実施例を第6図〜第8図により説明す
る1以上の実施例は 排出管路に設けられる圧力発生部
材として絞りを用いた例であるが、本実施例は、圧力発
生部材としてリリーフ弁を用いたものである。
即ち、第6図は固定絞り30を設けた第1図の実施例に
対応するものであり、排LH管路21に固定絞り30に
代え、リリーフ弁50を設けたものである。リリーフ弁
50によっても第1の実施例と同様にメータアウト制御
時に戻り油の排出を制御し、同様の効果を得ることがで
きる。
また、第7図及び第8図は、それぞれ可変絞り部材40
を設けた第4図及び第5図の実施例に対応するものであ
り、可変絞り40に代え、可変のリリーフ弁51を設け
、このリリーフ弁51に負荷圧力又は圧力補償弁と流量
制御弁の間の圧力を導き、リリーフ圧力の設定を変える
ようにしたものである0本実施例によっても第4図及び
第5図の実施例と同様、メータイン制御時にはリリーフ
圧力の設定が解除され、同様の効果を得ることができる
本発明の更に他の実施例を第9図により説明する0本実
施例は、排出管路21に設けられる圧力発生手段の特性
を更に原動機の回転数によっても変えようとするもので
ある。
即ち、第9図において、60は油圧ポンプ10を駆動す
る原動機であり、原動機60は、操作レバー61の操作
によりガバナレバー62が操作され、目標回転数が設定
される。その目標回転数は検出器63により検出され、
検出信号はアンプ64で増幅される。一方、メータアウ
ト回路の排出管路21には可変絞り部材65が設けられ
、可変絞り部材65のばね66に対向する側には、第4
図及び第5図の実施例と同様、分岐管路42又は43に
より負荷注力又は圧力補償弁と流量制御弁の間の圧力か
導かれている。そして可変絞り部材65のこの側には、
更に、可変絞り部4465の絞り解除方向に作JMする
ソレノイド67か設けられ、ソレノイド67にアンプ6
4からの増幅電流が印加される構成となっている。
油圧ポンプ10の吐出量は斜板傾転角と回転数との積で
現わされ、最大吐出量は回転数によって定まる。一方、
アームシリンダ11のメータアウト制御である自由落下
時即ちアームクラウド時には、流量制御弁内のメータア
ウトの可変絞りと可変絞り65の合成によって、アーム
シリンダ4の戻り油のりサーバ16への流星を制御する
ことによりアームシリンダ4の速度を制御している。
ここで可変絞り65の絞り量は、アームシリンダのロッ
ド室4bから排出される流量Q82と、ボトム室4aに
供給される流量Q18とを比較し、ボトム室4a内にキ
ャビテーションを発生しないように決定される。なぜな
ら、キャビテーションの発生はアームの思付現象を引き
起こし、油圧ショベルの作業性を著しく損ねるからであ
る。
また、油圧ショベルの場合、hl音等の問題から油しト
ポンプ10を駆動する原動機60の回転数を下けて運転
する場合があり、この場合には油圧ポンプ10の最大吐
出量も少なくなる。上記唐付現象はこのような運転状態
でも発生しないようにする必要があり、可変絞り65の
絞り量はこの場合を基準に設定される。従って、原動機
60の回転数か変化しても可変絞り65絞り量か一定の
場合、原動機60の回転数が速い通常の運転では、油圧
ポンプ10の鱈大吐出藍も多くなっており、メータアウ
トの可変絞り82で発生ずる背圧が抵抗となり、エネル
ギーロスを生ずることになる。
前述した実施例では、再生回路31.32を設けること
により、戻り油を再生する形でこの部分の背任を下げ、
上記エネルギーロールを低減する意味がある。
木実hト例では、更に、上記構成を設けることにより、
原動機60の回転数が下がるとそれに応じた増幅電流を
ソレノイド67か印加され、可変絞り65の絞り量が強
められる。その結果、回転数の変(ヒに係わらず、1e
、付現象を引き起こさすかつ過度のエネルギーロスの生
じない最適の絞り兼を常に得ることができ、操作性の向
上と一層のエネルギーロスの低減を図ることかできる。
なお、上記実施例では、原動機60の「j l求回転数
を検出したか、実際の回転数を検出しても同様の効果を
得ることができる。また、可変絞り部Eイ65を用いた
か、第6図〜第8図の実施例と同様、可変のリリーフ弁
を用いてもよい6 本発明の更に他の実施例を第10図により説明する0本
実施例は、再生回路の圧油供給管路への接続位置を変え
たもので、他の構成は第1の実施例と同じである。
即ち、第10図において、再生骨充60は、)Jt出管
路21を油圧ポンプ10と圧力補償弁1 tlどの間で
供給管路17に接続している。
本実施例においてら、自由落下のようなメータアウト制
御時、流量制御弁13を通過したアームシリンダ4から
の戻り油の一部は再生管路60及び逆止弁32を介して
油圧ポンプ10と圧力補償弁14の間の供給管路17に
流入し、アーム3の承独操fT時にはこの戻り油は圧力
!Itl償弁14と流量制御弁13を通ってアームシリ
ンダ4のボトム側に再び供給される。また、アーム3と
ブーム1の複合操作時には、絞り30で発生するメータ
アウト回路圧力が高いため、戻り油はブームシリンダ2
にも分配され、ブームシリンダ2に十分な流量の圧油を
供給できる。即ち、再生圧油の他の油圧アクチュエータ
での利用か可能となる。
また、流駄制御〕す弁13が中立位置にあるときには、
再生回路70は流量制御弁13の下流より戻り油を導く
構成のため、再生回路70はアームシリンダ4から流量
制御弁13により遮断されている。bYって、本実施例
のように再生回路70を油圧ポンプ10と圧力補償弁1
 tIの間に接続してもアーノ、シリンダ4のロッド室
4bの圧油か供給管路17に流入することかなく、その
位置での重量物の保持か可能である。このことは、従来
例として挙げた特開昭63−83808号の再生回路が
流量制御弁の上流側より戻り油を導く構成のため、本実
施例のように再生回路を油圧ポンプ10と圧力補償弁1
4との間に接続した場合には、流量制御弁が中立位置に
あっても戻り油か供給管路に流入し、重jl物の保持が
できないことと対照的であり、結果として当該従来例で
は、本実施例のような接続構成は採用できず、再生圧油
の他の油圧アクチュエータでの利用はできない。
なお、第10図の実施例は圧力発生手段として固定絞り
30を採用したか、前述した第・1図〜第9図の実施例
と同様、可変絞り、リリーフ弁等その池の圧力発生手段
を採用できることは言うよζ′もない。
本発明のなお更に他の実施例を第11図により説明する
0本実施例は、方向切換弁の流量制御弁及び圧力補償弁
の構成の点と、駆動される油圧アクチュエータの組み合
わせの点で前述の実施例と異なるものである。
即ち、第11図において、油圧ポンプ10から供給され
る圧油は、方向切換弁71.72を介してそれぞれ油圧
アクチュエータであるブームシリンダ2及びKe回モモ
−タフ3供給される。このとき5油圧ポンプ10の吐出
延は、最大負荷圧力と111出圧力との差圧か一定に品
持されるようにポンプレギュレータ24により制御され
る。油圧回路内には、方向切換弁71に対して供給管路
74と第1及び第2の排出管路75.76が設けられ、
方向切換弁72に対しても同様に供給管路77と第1及
び第2の排出管路78.79が設けられている。
方向eJJ換弁71は流量制御弁80及び圧力補償弁8
1からなり、流量制御弁80内は、ブーム下げ時にへ方
向に加圧されて図示右11]11の位置に移動したとき
に、ブームシリンダ2のロッド室2bに供給される圧油
の流量を制御するメータインの可変絞り82と、ボトム
室2aからの戻り油を排出制御するメータアウトの可変
絞り83が設けられ、かつブーム上げ時にB方向に加圧
されて図示左側の位置に移動したときに、ブームシリン
ダ2のボトム室2aに供給される圧油の流量を制御する
メータインの可変絞り841と、ロンド室2bからの圧
油を排出制御するメータアラ1〜の可変絞り85とか設
けられている。
圧力補償弁81はメータインの可変絞り8284の下流
に接続され、この圧力補償弁81−はさらに流量制御弁
81内のメータイン流路86.87に接続されている。
従って、メータインの可変絞り82.84を経た圧油は
圧力補償弁81を通った後、流量制御弁80に戻され、
その後ブームシリンダ2に供給される。また、圧力補償
弁81にブームシリンダ2の負荷圧力を導く負荷ライン
88が接続され、この負荷圧力と綻回モータ73側の同
様な負荷ライン89により導かれた負荷圧力との最大圧
力が選択弁27により選択され、f′L荷ライン28に
取り出される。
圧力補償弁81の一端には、負荷ライン28に接続され
たパイロットライン90を介して最大負背圧力が導かれ
、弁体を閉弁方向に付勢するようになっている。その結
果、他端側の弁体を開弁方向に付勢する流量制御弁可変
絞り82.84の下流の圧力は最大負荷圧力に応じた値
に制御される。
一方、可変絞り82.84の上流の圧力は油圧ポンプ1
0の吐出圧力である。従って、可変絞り82.84の前
後差圧は、常に油圧ポンプ10の吐出圧力と最大負荷圧
力の差となるため、可変絞り82.84の開口面積に比
例したメータインの供給流量が決定される。なお、この
圧力補償弁81は特公昭58−31486号に記載の複
合弁の考えに基づくものである。
方向切換弁72も同様に構成されている。
そして、本実施例においても、第4図に示す実施例と同
様、圧力発生手段である可変絞り部材40を第1の排出
管路75に設けると共に、流量制御弁80と可変絞り部
材40との間の排出管#175を、油圧ポンプ10と流
量制御弁80の間の供給管路74に逆止弁32を備えた
再生回路31を介して接続する。これにより、ブームシ
リンダ2のメータイン制御であるブームの自由落下時に
は、ボトム室2aからの戻り油が再生口I#131を介
して供給管路74に戻され、エネルギーロスか低減する
等、第4図に実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、可変絞り部材40に代え、第1図又は第5図〜第
9図に示す固定絞り、リリーフ弁等他の圧力発生手段を
用いることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、メータアウト制御時に流量制御弁の渦
流側で油圧アクチュエータからの戻り浦の一部を供給側
に戻すので、エネルギーロスの低減及びサチュレーショ
ン対策が図れると共に、流量制御弁が中立位置にあると
きのリーク星の増加が生じなく、ff1l物の保持か容
易となる。
また本発明によれば、可変の圧力発生手段を用いたので
、メータイン制御時にも油圧アクチュエータからの戻り
油を絞ることによるエネルギーロスが低減し、省エネと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による油圧駆動装置を示す油
圧回路図であり、第2図及び第3図は本発明が適用され
る油圧ショベルのメータアウト制御及びメータイン制御
による動作を説明するための油圧ショベルの側面図であ
り、第4図は本発明の他の実施例による油圧駆動装置の
油圧回路図であり、第5図は本発明の更に池の実施例に
よる油圧駆動装置の回路図であり、第6図、第7図及び
第8図は、圧力発生手段としてリリーフ弁を用いた場合
のそれぞれ第1図、第4図及び第5図の実施例に対応す
る要部回路図であり、第9図は本発明の更に他の実施例
による油圧駆動装置の要部を示す概略図であり、第10
図は本発明のなお更に他の実施例による油圧駆動装置を
示す油圧回路図であり、第11図は本発明の更に他の実
施例による油圧駆動装置を示す油圧回路図であり、第1
2図は従来の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 符号の説明 4・・・アーム(油圧アクチュエータ)10・・・油圧
ポンプ 2・・・方向切換弁 3・・・流量制御弁 4・・・圧力補償弁 6・・・リサーバ ト・・排出管路 11・・・ポンプレギュレータ 0・・・絞り(圧力発生手段) 1・・・再生管路 2・・・逆止弁 0・・・可変絞り部材 0・・・リリーフ弁(圧力発生手段) 1・・・可変リリーフ弁 0・・・原動機 3・・・回転数検出器 5・・・可変絞り部材 7・・・ソレノイド(調整手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 少なくとも1つの油圧ポンプを有する圧油供給
    源と、この油圧供給源から供給される圧油により駆動さ
    れる少なくとも1つの油圧アクチュエータと、油圧供給
    源から前記油圧アクチュエータへの圧油の供給及び該油
    圧アクチュエータからリザーバへの圧油の排出をそれぞ
    れ制御し、油圧アクチュエータの駆動方向と駆動速度を
    制御する流量制御弁とを備え、前記圧油供給源は、前記
    油圧ポンプの吐出圧力が前記油圧アクチュエータの負荷
    圧力よりも一定の差圧だけ高くなるよう該油圧ポンプの
    吐出量を制御する油圧駆動装置において、 前記流量制御弁とリザーバとの間の排出管路に圧力発生
    手段を設け、該排出管路の流量制御弁と該圧力発生手段
    との間の部分を、前記圧油供給源と該流量制御弁との間
    の供給管路に逆止弁を介して接続してなる再生回路を設
    けたことを特徴とする油圧駆動装置。
  2. (2) 前記圧力発生手段が絞り部材からなることを特
    徴とする請求項1記載の油圧駆動装置。
  3. (3) 前記圧力発生手段がリリーフ弁からなることを
    特徴とする請求項1記載の油圧駆動装置。
  4. (4) 前記圧力発生手段が可変絞り部材からなり、こ
    の可変絞り部材に前記油圧アクチュエータの負荷圧力を
    導き、負荷圧力に応じて絞り特性を変化させることを特
    徴とする請求項1記載の油圧駆動装置。
  5. (5) 前記圧油供給源と流量制御弁との間の供給管路
    に設けられ、該流量制御弁の前後差圧を一定に保持する
    圧力補償弁を更に備え、前記圧力発生手段が可変絞り部
    材からなり、この可変絞り部材に前記圧力補償弁と流量
    制御弁との間の圧力を導き、この圧力に応じて絞り特性
    を変化させることを特徴とする請求項1記載の油圧駆動
    装置。
  6. (6) 前記圧力発生手段が可変リリーフ弁からなり、
    この可変リリーフ弁に前記油圧アクチュエータの負荷圧
    力を導き、負荷圧力に応じてリリーフ特性を変化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の油圧駆動装置。
  7. (7) 前記圧油供給源と流量制御弁との間の供給管路
    に設けられ、該流量制御弁の前後差圧を一定に保持する
    圧力補償弁を更に備え、前記圧力発生手段が可変リリー
    フ弁からなり、この可変リリーフ弁に前記圧力補償弁と
    流量制御弁との間の圧力を導き、この圧力に応じてリリ
    ーフ特性を変化させることを特徴とする請求項1記載の
    油圧駆動装置。
  8. (8) 前記圧力発生手段にその特性を変化させる調整
    手段を設け、前記調整手段を前記油圧ポンプを駆動する
    原動機の目標回転数又は実際の回転数に応じて作動させ
    、該圧力発生手段の特性を変化させることを特徴とする
    請求項1記載の油圧駆動装置。
  9. (9) 前記圧油供給源と流量制御弁との間の供給管路
    に設けられ、該流量制御弁の前後差圧を一定に保持する
    圧力補償弁を更に備え、前記再生回路が前記圧力補償弁
    と流量制御弁の間で供給管路に接続されることを特徴と
    する請求項1記載の油圧駆動装置。
  10. (10) 前記圧油供給源と流量制御弁との間の供給管
    路に設けられ、該流量制御弁の前後差圧を一定に保持す
    る圧力補償弁を更に備え、前記再生回路が前記圧油供給
    源と圧力補償弁の間で供給管路に接続されることを特徴
    とする請求項1記載の油圧駆動装置。
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