JPH02142009A - ガス絶縁変圧器用スペーサー - Google Patents

ガス絶縁変圧器用スペーサー

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JPH02142009A
JPH02142009A JP29349488A JP29349488A JPH02142009A JP H02142009 A JPH02142009 A JP H02142009A JP 29349488 A JP29349488 A JP 29349488A JP 29349488 A JP29349488 A JP 29349488A JP H02142009 A JPH02142009 A JP H02142009A
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JP
Japan
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aromatic polyamide
tensile strength
short fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP29349488A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Onuma
大沼 紀幸
Takeo Kimura
木村 豪男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は6フツ化イオウガス等のガス絶縁変圧器に用い
られる絶縁スペーサーに関するものである。更に詳しく
は引張強度、圧縮強度、4]1友4(I。
耐熱性に秀れたガス絶縁変圧器用スペーサーに関するも
のである。
[従来技術] 変1■器は絶縁強度や冷L1効果を高めるための冷IJ
I媒体である絶縁油を容器内に収納した油入変圧器が一
般的に使用されている。変JT:i!Aを屋内で使用す
る場合には鉱油は可燃油であるため防災上の見地から鉱
油を使用しない不燃変圧器が要求され乾式変圧器または
不燃性油変圧器が使用されできたが昭和47年に不燃油
としてポリ塩化ビフェニルが使用禁止となり、以後、不
燃変圧器として、H乾乾式変圧器が主に使用されるよう
になりモールド変圧器も使用されるようになった。不燃
変圧器として11種乾式変圧器、モールド変圧器が使用
されているが主絶縁は空気の絶縁耐力に依存しているた
め、電圧としては3OK V級まで容量的には10MV
A級が限度と考えられている。このため661(V級以
上あるはIOM V A級以上の不燃化変圧器の絶縁媒
体として6フツ化イオウガスなどの電気的負性気体が使
用されるようになってきた。
なお不燃油としてポリ塩化ビフェニルの代りに、高価な
シリコン油が使用される(」種油浸度圧器も特殊な用途
に使用されている。
油入変圧器に使用される絶縁スペーサーとしては木綿繊
維、クラフトバルブ等の良質の稙物繊紺からなるブレス
ポードが使用されている。一方、l」種変圧器として万
古族系重合体及び無機繊維からなるスペーサー(特開昭
54−4 f500号公fg)或は芳ff1Mポリアミ
ドフィブリッド及びrSC−抵抗性ブ[1ツクからなる
スペーサー(Vj間昭130−209100号公報)な
どが使用されている。
ガス絶縁変圧器用絶縁スペーサーとしてセルロ−ス系ブ
レスポードでは冷u1媒体である絶縁油を使用しないた
め放熱が悪くなるため耐熱性が不十分であり、一方ポリ
イミド或はMi7Aポリアミドでは耐熱性は充分である
が品質過剰でかつ高価ずぎるという欠点があった。
絶縁スベーV−に使用されるボードの製造法としては一
般的には湿式抄造によって湿紙を形成し該湿紙の水分含
有率を50〜95%に調整した湿紙を任意の枚数積層し
て後、例えばスイスのワイドマン社製のボード−マシン
で加熱加圧下に脱水乾燥して一体化する方法が取られて
おり、特開昭5441500号公報、また前)!シた特
開昭60−209100号公報に記載された第1段階の
製造法はこの方法である。
鉱物繊維を主成分どする面熱、防合、不燃Mボードでは
マット状繊維に粉末樹脂を混入してホットプレスする方
法もある(特開昭62−130802fコ公報)。
Elの絶縁材料としてポリエステルフィルムAゝ)ポリ
エステルブラスヂックスが知られているが0.8m以上
の厚さのものを変圧器絶縁スペーサーとして使用する場
合スペーサーの形状に打法かなければならないが紙層1
iI造以外のbのは打(ルP1が悪く実用上使用不可で
ある。
電気絶縁材料としてE種以上に使用される公知技術とし
ては印刷回路用積層板として特公昭5227189号公
報、金属クラッド絶縁シートとして特公昭5B−179
2号公報、耐熱紙として特開昭60126400号公報
が知られており、いずれも芳香族ポリアミド系AJJI
ffとポリエステル4M紺との混合物である。また合成
紙として芳香族ポリアミドフィブリッドとポリエステル
短繊維との混合物が知られている(特開昭47−236
02号公報)。
[発明の目的] 本発明の目的は従来の絶縁スペーサーの欠点であるセル
ロース系ブレスポードの耐熱性を改良し、しかも芳香族
ポリアミド程の品質が要求されないE種或は1種分野に
おいて67フ化イオウガスに対して耐性があり絶縁スペ
ーサーとして要求される引張強度及び圧縮強度を1分に
持らかつ打法性があり電気特性も秀れている実用的なガ
ス絶縁トランス用絶縁スペーサーを提供づることを目的
とする。
[発明の構成] 本発明は[芳香族ポリアミドバルブ、芳香族ポリアミド
知繊頼及び/又はポリ−短繊維ル知繊維からなる絶縁ス
ペーサーにおいて、jlさが0,8〜5.0ms+、嵩
密度が0.95 ・” 1.3g / c#l、引へ強
度が4.0Ky/mir未満2.5に9/−以上、引張
伸度が15%未満5%以上、絶縁破壊強度がL2K V
 /馴以上であることを特徴とするガス絶縁変圧器用ス
ペーサー」である。
本発明にJ3いて使用−fる芳香族ポリアミドは従来公
知の (〜 芳香族環を有するジカルボン酸と芳香族環を有す
るジアミンとの縮合ポリアミド 化) 芳香族環を有づるアミノカルボン酸を縮合してな
る縮合ポリアミド (C)  前記(ω山)を共重合したポリアミドなどが
あげられる。
芳香族ポリアミドバルブは公知の例えば特公昭35−1
1851号公報、特公昭37−5732号公報に記載さ
れているものである。特にポリ(m−フェニレンイソフ
タラミド)が好ましい。
芳香族ポリアミド短繊維もポリ(m−フェニレンイソフ
タラミド)が好ましい。類11雑の形態としては単糸繊
度20デニール以下、繊M長3〜20#!Il+の範囲
のものが好ましい。
ポリエステル繊維は公知の脂肪族ジカルボン酸を二塩基
酸成分とし脂肪族脂環族または芳香族グリコールあるい
はポリエチレングリコールの如きポリオキシアルキレン
グリコールをグリコール成分とするポリエステルである
。これら二基JIM成分またはグリコール成分をそれぞ
れ1種あるいは2種以上組合せた共m合ポリエステルで
もよい。
特に好ましい例としてはポリエチレンテレフタレートを
挙げることができる。また通常の繊維の添加剤を使用し
てもよい。
本発明のポリエステル繊維は繊維の形態としては単糸繊
度20デニール以下、繊維長3〜20mの範囲の短繊維
が好ましいが延伸糸のみで構成されてもよく延伸糸と未
延伸の両者から構成されてもよい。
また延伸糸としては偏平率2.5以上の偏平糸が好まし
い。本発明にお()る偏平率とは111糸所面における
最ら人きい幅(Wmax >に対する最も大きい断面1
M(1−IIlax)の比(Lmax /Wma×)で
ある。偏平率が2.5未満の場合には熱圧加工後の密度
向上が不十分である。偏平糸の断面形状は公知の種々の
ものを用いることができる。本弁明のポリエステル繊維
は好ましくは偏平率2.5以−Lの延伸糸と未延伸糸と
の組合せが好ましい。この場合のボードの力学特性、電
気特性が特に良好である。
バルブが10%未満の場合では電気特性特に絶縁破壊強
度が低く、また90%を越えると圧縮強度等の力学特性
が悪くなる。絶縁スペーサ−−として使用される場合最
低0.8Mの厚さが必要であり、またs、oIIIRを
越えるボードは熱圧ブレスする時の熱の伝達が悪くなる
ため均一な品質のボードが出来ない。嵩密度は0.95
〜1,39/cdの範囲ぐある。
0.95g/cd未満では引張強度、圧縮強度等の力学
特性が悪くなり変圧器の短絡事故時に絶縁スペーサーに
かかる大きな圧縮力をささえることができない。またス
ペーサーに打抜くときに積層づる紙屑間の剥離がおこり
やすい。一方1.39/ arlを越えるとボードがプ
ラスチックライクになりスペーサーに打広くときひび割
れが生じて打抜きができない。
引張強度の範囲は4.OKg/1tIIIi未満2.5
にグ/−以上である。
引張強度2.SK9/−未満の力学特性ではボードとし
ての性能が悪く、前)本の如く変圧器の短絡事故などで
絶縁スペーサーに大きな力が加わる時に耐えられない。
引張伸度も引張強度と同様な理由で15%未満5%以上
が必要である。絶縁破壊強度は12KV、/+n以上が
必要である。12KV/繍未満ぐは高電圧が加わる変圧
器の絶縁材料としては不適である。
[発明の効果] 本発明によって得られる絶縁スペーサーは次の効果を有
する。即ら従来のセルロース系プレスボードは耐熱性が
へ種なので6フツ化イオウガス絶縁変圧器には使用出来
なかったが、本発明による絶縁スペーサーはE種以上で
67フ化イオウガス絶縁変圧器に使用が可能である。
[実施例コ 以下、実施例により本発明のガス絶縁度j−[器用スペ
ーサーの製造方法を示す。
実施例における各測定値は以下の方法で評IJi シた
ものである。
(1)  坪 量:JIS  P8124に準じ(測定
した。
IZJ  厚 さ:マイクロメータを用いてJIS  
C21115,2により測定した。
(3)  密 度:J[S  C2111の6.1によ
り測定した。
(4)  水分率:JIS  C2111の8にJ、り
測定した。
(5)  引張強さと伸び:定速伸長型引張試験機を用
いJ I S  C2111の7にに り測定した。
(6)圧縮強さと縮み:定速L[縮型圧縮試験機用い2
0611 X 2ONRの面積の1ナンブルを約25#
lIlの厚さに川ね 1順/10の速度で測定し た。
(力 絶縁破壊強さ(BDV):JIS  C2111
の18.1により測定し た。
(8)表面及び体積抵抗率: J I S  Kf39
115,13により測定した。
(9)  誘電率: J I S  K(39115,
14により測定した。
(ト)) 打抜性:クリツカプレスで刃型を使用して打
抜性を評価した。
qll  長期耐熱性:tJL74GBの試験法に準じ
て測定した。
実施例1〜2.比較例1 特公昭47−108f33@公報に記載の界面重合法に
よりポリメタフェニレンイソフタラミドを製3&した。
このポリマーはN−メチル−2−ピロリドンに溶解して
測定した固有粘度(1,V、)が1,35でありポリマ
ー中に無機塩を全く含まない。このポリマーをN−メチ
ル−ピロリドンにポリマーm 1112.5重量%とな
るように溶解し、沈澱用のポリマー溶液とした。一方N
−メチルー2−ビL1リドンをm度30重量%となるよ
うに水を加えて水溶液をつくり沈澱剤とした。このポリ
マー溶液及び沈澱剤を用い特開昭52−t51f32号
公報に記載の沈澱装置を用いて同公報に記載の方法によ
りバルブを製造した。このバルブをパルパー、高速ll
IM機、ディスクリファイナ−を使用してスラリー濃度
0.3%でカナデイアン標t$、&J水度110−の水
性スラリーを作成した。一方、ポリメタフェニレンイソ
フタラミド延伸糸として単糸繊度2.0デニール械頼艮
6.0蘭の短繊維及び/又はポリエステル延伸糸として
甲糸繊1立1.5デニール、繊tIi長5.0Mの円形
断面のポリエチレンテレフタレート短繊維と単糸繊度1
.1デニール、繊Mi長5.0#の円形断面のポリエチ
レンテレフタレート短繊維の未延伸糸を1%!1度でパ
ルパーでIII[l解分散さけた。
前記バルブスラリーとポリメタフェニレンイソフタラミ
ド類1111及び/又はポリエチレンブレツクレート短
繊維分散スラリーとを混合し均一抄紙スラリーを作成し
た。
次に、艮網式抄紙月で201rL/winの抄紙速度で
坪ff185g/Tdの抄紙を行い、ヤンキードライヤ
ーで乾燥後巻取った。1ミノられた乾燥紙を++] 1
 rr1長さ2171の大きさにスリブ1へマシンでス
リブI−L、た。
得られたスリット組を40枚重ね合せ、230℃で30
分間50に’t/ciの血圧でホットプレス加工してボ
ードを作成した。
1!lられたボードの諸特性を表−1に示づ。比較例1
としてセルロース系プレスボードの値を示す。
表 本発明の絶縁スペーサーは比較例1のゾレスボードと比
較して電気特性が秀れ、水分率も低く、セルII−スの
様に吸着水が無いので取板いが簡単でしかb ra4熱
性が秀れているのでガス絶縁変圧器用絶縁スペーサーと
してイーj用である。
特許出願人  帝  人  株  式  会式  理 
 人  弁理士  前  1) 純社 1(9・′−パゝ゛ \−一。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ポリアミドパルプ,芳香族ポリアミド短繊
    維及び/又はポリエステル短繊維からなる絶縁スペーサ
    ーにおいて厚さが0.8mm〜5.0mm,嵩密度が0
    .95〜1.3g/cm^3,引張強度が4.0kg/
    mm^2未満2.5kg/mm^2以上,引張伸度が1
    5%未満5%以上,絶縁破壊強度が12KV/mm以上
    であることを特徴とするガス絶縁変圧器用スペーサー。
  2. (2)ポリエステル短繊維がポリエステル延伸糸および
    未延伸糸からなる請求項(1)に記載のガス絶縁変圧器
    用スペーサー。
  3. (3)ポリエステル延伸糸が偏平率2.5以上の偏平糸
    である請求項(1)または(2)のガス絶縁変圧器用ス
    ペーサー。
JP29349488A 1988-11-22 1988-11-22 ガス絶縁変圧器用スペーサー Pending JPH02142009A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5390404A (en) * 1977-01-14 1978-08-09 Asahi Chemical Ind Heat resistant synthetic paper composition
JPS63315698A (ja) * 1987-06-18 1988-12-23 三菱製紙株式会社 絶縁用プレスボ−ド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5390404A (en) * 1977-01-14 1978-08-09 Asahi Chemical Ind Heat resistant synthetic paper composition
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