JPH021411B2 - - Google Patents

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JPH021411B2
JPH021411B2 JP57012163A JP1216382A JPH021411B2 JP H021411 B2 JPH021411 B2 JP H021411B2 JP 57012163 A JP57012163 A JP 57012163A JP 1216382 A JP1216382 A JP 1216382A JP H021411 B2 JPH021411 B2 JP H021411B2
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JP57012163A
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JPS58127447A (ja
Inventor
Yasuhisa Masuo
Mamoru Hatakawa
Kazuhiko Mitsuo
Kaoru Kimura
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58127447A publication Critical patent/JPS58127447A/ja
Publication of JPH021411B2 publication Critical patent/JPH021411B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
    • H04L12/433Loop networks with decentralised control with asynchronous transmission, e.g. token ring, register insertion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はデータ伝送方法に関するものであ
る。
複数のデジタル制御装置を用いてデジタル制御
を行うシステムにおいては、親局を固定して制御
する方法では親局の故障等の影響で全システムの
ダウンを生じるおそれがあるため、親局を固定し
ないでシステム内の各デジタル制御装置がそれぞ
れ親局となることが可能なデータ伝送方法を採る
ことがしばしば行われている。
従来のデータ伝送方法は、第1図に示すよう
に、複数のコントローラC1〜Coを伝送線L1で連
絡し、複数のコントローラC1〜Coの各々はコン
トローラ本体CC1〜CCoの受信端子Rx1〜Rxoおよ
び送信端子Tx1〜Txoを入力増幅器AR1〜ARoおよ
び出力増幅器AT1〜AToをそれぞれ介して伝送線
L1に共通に接続したものにおいて、複数のコン
トローラC1〜Coのうち、例えばコントローラC1
を親局とするとともに残りのコントローラC2
Coを子局とし、親局と子局との間でのみデジタ
ルデータの相互伝送を行い、親局であるコントロ
ーラC1が子局であるコントローラC2〜Coに対し
てデータを要求する必要がなくなつた場合にコン
トローラC1がコントローラC2〜Coに対して親局
となる必要があるかどうかを順次問い合わせ、問
い合わせ先が親局になる必要があつてその問い合
わせ先がコントローラC1に対して自身が親局と
なる権利を要求したときに、コントローラC1
その問い合わせ先に親局の権利を譲渡し、もしど
の問い合わせ先からも親局となる権利の要求がな
かつた場合はコントローラC1が親局となる権利
を保有する。例えばコントローラC1がコントロ
ーラC2に対して問い合わせをし、コントローラ
C2がコントローラC1に対して親局となる権利を
要求したときに、コントローラC1はコントロー
ラC2に対して親局となる権利を譲渡する。
しかし、このようなデータ伝送方法では、親局
が移る際に常に子局への問い合わせ、子局よりの
権利要求、親局譲渡といつたデータの伝送を行わ
なければならず、また継ながつていない子局に対
しての考慮が必要となり、親局の移し換え時の手
続が煩雑であつて親局の移し換え時の処理に多く
の時間を要し、データ伝送効率が低く、特にリア
ルタイム性が要求されるデジタル制御装置におけ
る応答性が低かつた。
したがつて、この発明の目的は、親局の移し換
え時の手続を簡略化して移し換え処理時間を短縮
し、データ伝送効率を高めることができるデータ
伝送方法を提供することである。
この発明の一実施例を第2図ないし第10図に
示す。すなわち、このデータ伝送方法は、第2図
に示すように、プロセスを所定の制御アルゴリズ
ムに従つて制御する機能を有するとともにデータ
伝送の制御機能を有するコントローラ本体CC1
CCoの受信端子Rx1〜Rxoに切換スイツチSW1
SWoの一方の固定接点SA1〜SAoを接続するととも
に前記コントローラ本体CC1〜CCoの送信端子
Tx1〜Txoに前記切換スイツチSW1〜SWoの他方
の固定接点SB1〜SBoを接続した複数のコントロー
ラC1〜Coの各々の切換スイツチSW1〜SWoの一
方の固定接点SA1〜SAoおよび可動接点Sc1〜Sco
をループ状の伝送路L2中に順次直列に介挿し、
前記複数のコントローラC1〜Coのいずれか1台
を親局とするとともに前記複数のコントローラ
C1〜Coの残りを子局として親局および子局の相
互間でデータ伝送を行い、かつ前記複数のコント
ローラC1〜Coは各々の切換スイツチSW1〜SWo
を通常は可動接点Sc1〜Scoを一方の固定接点SA1
〜SAoに接触させ信号送信時のみ切換スイツチ
SW1〜SWoの可動接点Sc1〜Scoを他方の固定接点
に接触させるようにし、親局、例えばコントロー
ラC1から第1のメツセージ(親局を離すという
メツセージ)をすべての子局、すなわちコントロ
ーラC2〜Coに対して送信し、この第1のメツセ
ージによりすべての子局、すなわちコントローラ
C2〜Coの切換スイツチSW2〜SWoの可動接点SC2
〜SCoを他方の固定接点SB2〜SBoに一定時間だけ
接触させ、前記一定時間の経過前に前記親局、す
なわちコントローラC1から第2のメツセージ
(トークンメツセージ)をすべての子局、すなわ
ちコントローラC2〜Coに対して送信し、この第
2のメツセージを受信できた子局、すなわちコン
トローラC2が新しい親局となることを特徴とす
る。
より詳しく説明する。コントローラC1が親局
でコントローラC2〜Coが子局である場合、第2
図の状態は、親局であるコントローラC1が子局
であるコントローラCoのもつている情報が必要
となり、コントローラC1がコントローラCoに対
してデータの要求を行つている状態を示し、切換
スイツチSW1のみが可動接点Sc1を固定接点SB1
接触させている。
第3図の状態は、上記要求に対してコントロー
ラCoが返答メツセージを送つている状態を示し、
切換スイツチSWoのみが可動接点SCoを固定接点
SBoに接触させている。
第4図の状態は、コントローラC1が親局であ
る必要がなくなり、コントローラC1が親局であ
る必要がなくなり、コントローラC1からコント
ローラC2〜Coへ第1のメツセージ(親局を離す
というメツセージ)を送つている状態を示し、切
換スイツチSW1のみが可動接点SC1を固定接点SB1
に接触させている。
第5図の状態は、コントローラC2〜Coがコン
トローラC1からの第1のメツセージを受信して
切換スイツチSW2〜SWoの可動接点SC2〜SCoを固
定接点SB2〜SBoに接触させてコントローラC1から
の第2のメツセージ(トークンメツセージ)を待
ち、コントローラC1が第2のメツセージを送信
したときにコントローラC2のみがこの第2のメ
ツセージを受信している状態を示し、この場合、
第2のメツセージを受信できたコントローラC2
が新しい親局となる。なお、コントローラC2
親局になる必要がなければ、コントローラC2
上記と同様に動作して親局をコントローラC3
移す。
このように構成することにより親局であるコン
トローラC1は回線に継ながつている子局に対し
て問い合わせをすることなく親局を移していくこ
とができる。
なお、回線内にコントローラC1のみしか継な
がつていない場合は、第6図に示すように、コン
トローラC1が第2のメツセージを送信したとき
に、この第2のメツセージをコントローラC1
身が受信することになり、何も継ながつていない
ことがわかる。
コントローラC1〜Coの相互間でのデータ伝送
は、フオーマツトとして例えば11bit/フレーム
の調歩同期方式で行う。
フレームは、第7図に示すように、1ビツトの
スタートビツトst,8ビツトのデータビツトb0
b7,1ビツトのヘツダービツトh(メツセージの
先頭を示す)、1ビツトのストツプビツトspとか
らなる11ビツトの直列信号で構成される。
メツセージは、例えば第8図に示すように、送
信先アドレス、制御データ、発信元アドレス、デ
ータバイト数、データ1〜データn、チエツクコ
ードからなるブロツクで構成され、送信先アドレ
ス等はすべて第7図のフレームで構成されてお
り、送信先アドレスフレームのみヘツダービツト
hを「1」としてブロツクの先頭を示すようにし
ている。
送信先アドレスはメツセージブロツクの送り先
を示す。制御データは各種の制御を行うためのデ
ータが書かれる。発信元アドレスはそのメツセー
ジブロツクの発信元を示す。データバイト数は以
下に示すバイナリデータの個数を示す。チエツク
コードはエラー検出用である。
つぎに、具体的なデータ伝送の動きを第9図お
よび第10図のタイムチヤートで説明する。
コントローラC1が親局で、子局であるコント
ローラCoのデータを必要とするとき、コントロ
ーラC1はコントローラCoに向けて第9図に示す
ようなメツセージM1(ある種のデータ要求メツセ
ージ)を送る。これに対して、コントローラCo
は第9図に示すようなメツセージM2でデータを
コントローラC1に返送する。このときの切換ス
イツチSW1,SWoはメツセージ送信時のみ可動接
点SC1,SCoを固定接点SC1,SBoに接触させる。
この後、コントローラC1が親局である必要が
なくなると、コントローラC1は、第10図に示
すような親局を離すというメツセージM3をコン
トローラC2〜Coのすべてに送る(グローバルア
ドレス)。このメツセージM3に対してコントロー
ラC2〜CoはT3時間以内に切換スイツチSW2
SWoの可動接点SC2〜SCoを固定接点SB2〜SBoに接
触させ、一定時間T1だけその状態を保持する。
一方、コントローラC1はメツセージM3を送つた
後、T2時間経過してトークンメツセージM4をT4
時間の間にコントローラC2〜Coのすべてに対し
て送る(グローバルアドレス)。この場合、コン
トローラC1は、トークンメツセージM4の送信期
間T4のみ切換スイツチSW1の可動接点SC1を固定
接点SB1に接触させる。ここで、T2>T3でかつT2
+T4<T3+T1であれば、トークンメツセージM4
は受信局に受信されるので、コントローラC2
けがトークンメツセージM4を受信することがで
き、コントローラC2が親局となつてメツセージ
M5を送信する。
もし、コントローラC1のみしか回線に継なが
つていないときはトークンメツセージM4をどの
局も受信せず、コントローラC1に再びもどり、
他局が継ながつていないことがコントローラC1
でわかる。
このように、この実施例は、親局である例えば
コントローラC1から親局を離すというメツセー
ジM3を送り、このメツセージM3により子局であ
るコントローラC2〜Coの切換スイツチSW2
SWoの可動接点SC2〜SCoを固定接点SB2〜SBoに接
触させ、この状態においてコントローラC1から
トークンメツセージM4を送り、このトークンメ
ツセージM4を受信したコントローラC2を新しい
親局とするようにしたため、親局が親局の権利を
離すときに回線に継ながつている子局のアドレス
を知る必要がなく、また、子局へ問い合わせを行
う必要もなく、親局の移し換え時の手続が簡略化
されて親局の移し換え時の処理に要する時間が短
縮され、データ伝送効率を高めることができる。
この発明の他の実施例を第11図ないし第13
図に示す。すなわち、このデータ伝送方法は、コ
ントローラC1からの第1のメツセージに対して、
コントローラC2〜Coのうち、親局となる必要が
あるものの切換スイツチSW2〜SWoの可動接点
SC2〜SCoを固定接点SB2〜SBoに接触させてコント
ローラC1からの第2のメツセージを待つように
している。その他は前述の実施例と同様である。
第11図の状態は、コントローラC2〜Coがコ
ントローラC1からの第1のメツセージを受信し、
コントローラC2〜Coのうち、親局となることが
必要なコントローラC3〜Coの切換スイツチSW3
〜SWoの可動接点SC3〜SCoを固定接点SB3〜SBo
接触させてコントローラC1からの第2のメツセ
ージを待ち、コントローラC1が第2のメツセー
ジを送信したときにコントローラC3のみがこの
第2のメツセージを受信している状態を示し、こ
の場合、第2のメツセージを受信できたコントロ
ーラC3が新しい親局となる。
なお、親局となることが不要なコントローラ
C2へもトークンメツセージが入力されることに
なるが、このコントローラC2はソフト的にトー
クンメツセージを受け取らないように構成してい
る。
このように構成することによりコントローラ
C1は回線に継ながつている親局となることが必
要な子局に対して問い合わせをすることなく親局
を移していくことができる。
なお、回線内のどの子局も親局となることを必
要としない場合は、第12図に示すようにコント
ローラC1から送信された第2のメツセージが再
びコントローラC1にもどり、どの子局も親局と
なることを要求していないことがコントローラ
C1でわかり、この場合、しばらく時間をおいて
再び上記手順を行うようにしてもよい。
つぎに、具体的なデータ伝送の動きを第13図
のタイムチヤートで説明する。通常のデータ伝送
は前述の実施例と同様である。
その後、コントローラC1が親局である必要が
なくなると、コントローラC1は親局を離すとい
うメツセージM3をコントローラC2〜Coのすべて
に送る(グローバルアドレス)。このメツセージ
M3に対して親局となることが必要なコントロー
ラC3〜CoはT3時間以内に切換スイツチSW3
SWoの可動接点SC3〜SCoを固定接点SB3〜SBoに接
触させ、一定時間T1だけその状態を保持する。
一方、コントローラC1はメツセージM3を送つた
後、T2時間経過してトークンメツセージM4をT4
時間の間にコントローラC2〜Coのすべてに対し
て送る(グローバルアドレス)。この場合、コン
トローラC1はトークンメツセージM4の送信期間
T4のみ切換スイツチSW1の可動接点SC1を固定接
点SB1に接触させる。ここで、T2>T3でかつT2
T4<T3+T1であれば、トークンメツセージM4
受信局に受信されるので、コントローラC3だけ
がトークンメツセージM4を受信することができ、
コントローラC3が親局となつてメツセージM5
送信する。
この実施例は、親局からの第1のメツセージに
対して親局となることが必要な子局の切換スイツ
チSW3〜SWoの可動接点SC3〜SCoのみ固定接点
SB3〜SBoに接触させるようにしたため、前述の実
施例のように親局となることが必要でない子局に
対してまで順番に親局を移していくのに比べ、デ
ータ伝送の効率をいつそう高めることができる。
以上のように、この発明のデータ伝送方法は、
親局の移し換え時の手続を簡略化して移し換え処
理時間を短縮し、データ伝送効率を高めることが
できるという効果がある。
つぎに、第1の開示技術について説明する。
第14図は従来のシリアルデータ伝送システム
のブロツク図を示し、PC1〜PCoはそれぞれ制御
ターミナルで、L3はシリアルデータ伝送線であ
り、制御ターミナルPC1〜PCoの入力INと制御タ
ーミナルPC2〜PCo,PC1の出力OUTとをそれぞ
れシリアルデータ伝送線L3でループ状に接続し
ている。
第15図は制御ターミナルPC1〜PCoの各々の
内部構成を示すブロツク図で、シリアルデータ受
信部RR1で受信した受信データをシリアルパラレ
ル変換部CV1でパラレルデータに変換して制御部
CR1がそれを読み取り、再びパラレルシリアル変
換部CV2でシリアルデータに変換してシリアルデ
ータ送信部TT1から伝送線L3に送り出すように
なつている。
しかし、このような従来のシリアルデータ伝送
システムでは、シリアルデータをパラレルに変換
する時間、パラレルデータを読み取る時間、パラ
レルデータをパラレルシリアル変換部CV2へ書き
込む時間、パラレルデータをシリアルデータに変
換してシリアルデータ伝送線L3に送り出す時間
がすべて伝送遅れ時間となる。また、制御ターミ
ナルPC1〜PCoのうち1台でもダウンするとシリ
アルデータが伝わらなくなり、システム全体がダ
ウンするという問題があり、信頼性が低かつた。
第16図はデータの伝送速度を高めることがで
きるとともにシステムとしての信頼性を高めるこ
とができる制御ターミナルの構成を示すブロツク
図である。図において、L3は電気信号を送る電
線または光信号を送る光フアイバで構成されるシ
リアルデータ伝送線、RR1はシリアルデータ伝送
線L3からの信号を内部のIC信号レベルに変換し
てとり込むシリアルデータ受信部、TT1はシリ
アルデータをシリアルデータ伝送線L3へ送るシ
リアルデータ送信部であり、シリアルデータ受信
部RR1の出力はシリアルパラレル変換部CV1と信
号切換部SSの一方の入力端に接続され、この信
号切換部SSの他方の入力端はパラレルシリアル
変換部CV2の出力に接続し、この信号切換部SS
の出力はシリアルデータ送信部TT1の入力端に
接続している。信号切換部SSは、リレーコイル
RYおよびそのリレー接点ryからなり、制御部
CR1またはパラレルシリアル変換部CV2からのス
タート信号で制御される単安定マルチバイブレー
タMM1の出力で制御される。なお、シリアルデ
ータは調歩同期方式で送受信される。
つぎに、動作について説明する。まず、シリア
ルデータが送られてくる場合、シリアルデータ受
信部RR1で内部のIC信号レベルに変換された信号
は、シリアルパラレル変換部CV1を介して制御部
CR1でデータとして読み込まれるとともに信号切
換部SSに入る。信号切換部SSは単安定マルチバ
イブレータMM1の出力がオフでリレーコイル
RYに電流が流れていないため、リレー接点ryは
NC側に切換わり(NC−COM)、シリアルデー
タ受信部RR1から送られてきた信号がそのままシ
リアルデータ送信部TT1へ送られ、そこから外
部のシリアルデータ伝送線L3に送り出される。
この場合、制御部CR1では送られてくるシリアル
データを読み取りながら、ほとんど遅れなしにシ
リアルデータがシリアルデータ送信部TT1から
送り出されることになる。
つぎに、シリアルデータが外部から送られてこ
ず、制御部CR1自身から送り出す場合は、制御部
CR1がスタート信号を出力して単安定マルチバイ
ブレータMM1を起動し、その出力をオン状態
にし、リレーコイルRYに電流を流してリレー接
点ryをNO側に切換え(NO−COM)、その後制
御部CR1からパラレルデータをパラレルシリアル
変換部CV2に供給し、パラレルシリアル変換部
CV2からシリアル信号が出力され、信号切換部
SSを通してシリアルデータ送信部TT1に送られ、
そこから外部のシリアルデータ伝送線L3に送り
出される。このとき、単安定マルチバイブレータ
MM1は、スタート信号で起動され、元の状態に
もどるまでの時間を調歩同期方式のシリアルデー
タを1データ送り出す時間より少し長めに設定し
てあり、制御部CR1から送り出されるシリアルデ
ータを1データ送り終わると単安定マルチバイブ
レータMM1の出力は自動的にオフとなり、リ
レーコイルRYの電流がなくなつてリレー接点ry
がNC側に切換わり(NC−COM)、シリアルデ
ータ受信部RR1の出力側がシリアルデータ送信部
TT1の入力側に接続される。このように、制御
部CR1がシリアルデータを送り出す場合は1デー
タ毎に必ず単安定マルチバイブレータMM1を起
動状態にして信号切換部SSを制御部CR1からの
データ側に切換えてからシリアルデータを送り出
す。
このように構成した結果、制御部CR1がデータ
を読み取るときはデータをほとんど遅れることな
くシリアルデータ伝送線L3に伝送することがで
きる。また、制御ターミナルPC1〜PCoのいくつ
かがマイクロコンピユータの暴走等によりダウン
してもシリアルデータの伝送はつづけられ、シス
テム全体がダウンすることはなく信頼性を高める
ことができる。
第17図は第16図の信号切換部SSをリレー
で構成するのに代えて、ICゲートで構成したも
ので、その他の構成は第16図のものと同様であ
る。第17図においては、単安定マルチバイブレ
ータMM1の出力がオフ、すなわち「H」状態
のとき、上側のゲートG1の出力がシリアルデー
タ送信部TT1に送られ、制御部CR1からのシリア
ルデータは伝わらない。一方、単安定マルチバイ
ブレータMM1の出力がオン、すなわち「L」
状態のとき、上側のゲートG1の出力はハイイン
ピーダンス状態となり、下側のゲートG2の出力
が導通状態となる。つまり、制御部CR1からのシ
リアルデータがシリアルデータ送信部TT1に送
られ、シリアルデータ受信部RR1からのデータは
伝わらない状態となる。なお、IN1はインバータ
である。
第16図の場合は制御部CR1から直接スタート
信号を出力して単安定マルチバイブレータMM1
を起動していたが、第17図のように信号切換部
SSの切換速度が速い場合、パラレルシリアル変
換部CV2の出力を単安定マルチバイブレータ
MM1に接続し、単安定マルチバイブレータMM1
のスタート信号を兼ねさせ、制御部CR1からのス
タート信号をなくすことができる。すなわち、調
歩同期方式でデータを送る場合、第18図Aに示
すように必ず「L」のスタートビツトが1ビツト
最初に出されるため、このスタートビツトの立下
がりエツジで単安定マルチバイブレータMM1
第18図Bに示すように起動すればよい。
なお、第18図Aはシリアルデータを示し、第
18図Bは単安定マルチバイブレータMM1
出力を示している。
つぎに、第2の開示技術について第19図ない
し第23図を参照して説明する。
一般に複数のコンピユータ間のデータ送受信シ
ステムは第19図に示すような形をとるのが一般
的である。各ユニツトU1〜Uo2は第20図に示す
ようにデータ伝送路1中のデータ伝送制御部2と
CPU部3から成りたつており、CPU部3がデー
タを必要な時、またはデータを送りたい時にデー
タ伝送制御部2を参照することにする。こうする
ことにより、第21図に示すようにデータ伝送路
1に直列にCPU部3が入るような場合では必要
でないデータもCPU部3に入力しなければなら
ず時間がかかるという欠点をも補なうことができ
る。
しかし、第20図に示すデータ送受信システム
では、データ伝送路1の状態をCPU部3が参照
する場合に不都合がおきる。その様子を第22図
に示す。つまり、CPU部3がAAの時にデータ伝
送路1の状態をみたすとすると、この時はデータ
伝送路1にデータがのつているというのがわかる
が、BBのような場合には、データがあるにもか
かわらずレベル的に「1」のためデータがない状
態と判断してしまい、その結果、データ伝送路1
にデータを出力してしまい、データの衝突がおき
る。それを避けるためには、一定の時間間隔で
CPU部3がデータ伝送路1を検査し、データの
有無を確認する方法もあるが、これでは非常に効
率が悪く、最適な方法ではない。
そこで、以下に述べるものは、データ伝送を効
率良く行うために、データ伝送路1上のデータの
有無を検出することを目的とする。
第23図は上記目的を達成することができるデ
ータ送受信システムを説明するためのブロツク図
でデータ伝送路1とCPU部3の間に単安定マル
チバイブレータMM2を付加するという構成にな
つている。動作について説明すると、データ伝送
路1にデータがのつている場合、データ入力中は
発振し続けるように単安定マルチバイブレータ
MM2のコンデンサCAと抵抗RAによる時定数を決
めておけばたとえ入力が「1」レベルの続くよう
なものであつても単安定マルチバイブレータ
MM2のQ出力は「1」となり、CPU部3は間違
うことなくデータ伝送路1上のデータの有無を確
認できる。なお、SPは切換スイツチであり、デ
ータ受信時は上側に切換わり、データ送信時は下
側に切換わる。
効果は、データ伝送路1上のデータの有無の確
認をする際にCPU部3は単安定マルチバイブレ
ータMM2の出力さえ必要な時にモニタすれば間
違うことなく確認できるということである。
つぎに、第3の開示技術について、第19図、
第24図および第25図を参照して説明する。
一般に、複数のコンピユータ間のデータ伝送シ
ステムにおいて、データの送受信は第19図に示
すような系で行われるのが一般的である。データ
伝送に関するフローとして考えられるのは送信側
がデータ伝送を行つてから受信側の応答がくるま
で待つ場合とデータを伝送し終つた瞬間に次のシ
ーケンスに移行する場合とである。ここで、デー
タ伝送路1が断線したかもしくは何らかの理由で
データの送受信が不可能になつた場合を考える
と、前者の場合はデータを伝送したにもかかわら
ず応答がないためCPU部3は永久に待ちつづけ
ることになる。また、後者の場合は送信側はデー
タを送つたとして次のステツプにいつてしまう
が、受信側は実はデータを得てないためそれに対
する処理をせずに走つてしまう可能性があり、い
ずれにしてもシステムとして不完全なもになつて
しまう。
以下に述べるものは、データ伝送路1が何らか
の理由で断線したかもしくは他の原因によつてデ
ータの送受信が不可能になつた場合にそのことを
使用者に知らせることを目的とする。
第24図は第19図に示したシステムにおける
各ユニツトの構成を示し、第20図のものに、断
線検出部4と表示部5とを付加している。第25
図は断線検出部4と表示部5の具体的な回路構成
を示し、MM3は再トリガ機能をもつ単安定マル
チバイブレータ、RBは抵抗、CBはコンデンサ、
LEDは単安定マルチバイブレータMM3に接続し
た発光素子である。
つぎに動作について説明する。データ入力があ
る場合、単安定マルチバイブレータMM3が発振
し続けるため、出力Qは「1」となり、発光素子
LEDは点灯しない。また、単安定マルチバイブ
レータMM3は再トリガ機能を持つたものを使用
するので、データとデータの間隔が抵抗RB、コ
ンデンサCBの時定数で定まる一定時間T以内で
あれば発振し続けるため、発光素子LEDは点灯
しない。
しかし、断線等の原因によりデータを受けとつ
たあと、T時間たつても入力がない場合には単安
定マルチバイブレータMM3は発振をやめQ出力
は「0」に変わるため、発光素子LEDが点灯す
る。
以上のような動作によつてデータ入力がないこ
とが検出される。
効果は、互いにデータを送受信しながら動作す
るシステムにおいて、断線に代表されるように何
らかの理由でデータの送受信が不可能になつた場
合、発光素子LEDが点灯することにより使用者
にその状態を示すことができ、使用者はそれに対
する処置をとることができるということである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデータ伝送方法を説明するため
のブロツク図、第2図ないし第6図はこの発明の
一実施例を説明するためのブロツク図、第7図は
1フレームのデータの例を示す構成図、第8図は
1ブロツクのデータの一例を示す構成図、第9図
および第10図はデータ伝送を説明するためのタ
イムチヤート、第11図および第12図はこの発
明の他の実施例を説明するためのブロツク図、第
13図はデータ伝送を説明するためのタイムチヤ
ート、第14図は第1の開示技術の従来例のブロ
ツク図、第15図はその要部具体ブロツク図、第
16図は第1の開示技術の第1改善例の要部具体
ブロツク図、第17図は第1の開示技術の第2改
善例の要部具体ブロツク図、第18図A,Bはそ
の各部の波形図、第19図は第2の開示技術の従
来例のブロツク図、第20図および第21図はそ
の要部具体構成図、第22図はその信号波形図、
第23図は第2の開示技術の改善例の要部具体ブ
ロツク図、第24図は第3の開示技術の改善例の
ブロツク図、第25図はその要部具体回路図であ
る。 C1〜Co……コントローラ、CC1〜CCo……コン
トローラ本体、SW1〜SWo……切換スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プロセスを所定の制御アルゴリズムに従つて
    制御する機能を有するとともにデータ伝送の制御
    機能を有するコントローラ本体の受信端子に切換
    スイツチの一方の固定接点を接続するとともに前
    記コントローラ本体の送信端子に前記切換スイツ
    チの他方の固定接点を接続した複数のコントロー
    ラの各々の切換スイツチの一方の固定接点および
    可動接点間をループ状の伝送路中に順次直列に介
    挿し、前記複数のコントローラのいずれか1台を
    親局とするとともに前記複数のコントローラの残
    りを子局として親局および子局の相互間でデータ
    伝送を行い、かつ前記複数のコントローラは各々
    の切換スイツチを通常は可動接点を一方の固定接
    点に接触させ信号送信時のみ切換スイツチの可動
    接点を他方の固定接点に接触させるようにし、親
    局から第1のメツセージをすべての子局に対して
    送信し、この第1のメツセージによりすべての子
    局の切換スイツチの可動接点を他方の固定接点に
    一定時間だけ接触させ、前記一定時間の経過前に
    前記親局から第2のメツセージをすべての子局に
    対して送信し、この第2のメツセージを受信でき
    た子局が新しい親局となるデータ伝送方法。 2 プロセスを所定の制御アルゴリズムに従つて
    制御する機能を有するとともにデータ伝送の制御
    機能を有するコントローラ本体の受信端子に切換
    スイツチの一方の固定接点を接続するとともに前
    記コントローラ本体の送信端子に前記切換スイツ
    チの他方の固定接点を接続した複数のコントロー
    ラの各々の切換スイツチの一方の固定接点および
    可動接点間をループ状の伝送路中に順次直列に介
    挿し、前記複数のコントローラのいずれか1台を
    親局とするとともに前記複数のコントローラの残
    りを子局として親局および子局の相互間でデータ
    伝送を行い、かつ前記複数のコントローラは各々
    の切換スイツチを通常は可動接点を一方の固定接
    点に接触させ信号送信時のみ切換スイツチの可動
    接点を他方の固定接点に接触させるようにし、親
    局から第1のメツセージをすべての子局に対して
    送信し、この第1のメツセージにより親局となる
    ことが必要なすべての子局の切換スイツチの可動
    接点を他方の固定接点に接触させ、前記一定時間
    の経過前に前記親局から第2のメツセージをすべ
    ての子局に対して送信し、前記親局となることが
    必要なすべての子局のうちこの第2のメツセージ
    を受信できた子局が新しい親局となるデータ伝送
    方法。
JP57012163A 1982-01-25 1982-01-25 デ−タ伝送方法 Granted JPS58127447A (ja)

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JPS58127447A JPS58127447A (ja) 1983-07-29
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JPH05176379A (ja) * 1991-12-20 1993-07-13 Mitsubishi Electric Corp 遠隔制御装置

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