JPH02140Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02140Y2 JPH02140Y2 JP2809585U JP2809585U JPH02140Y2 JP H02140 Y2 JPH02140 Y2 JP H02140Y2 JP 2809585 U JP2809585 U JP 2809585U JP 2809585 U JP2809585 U JP 2809585U JP H02140 Y2 JPH02140 Y2 JP H02140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throat plate
- needle
- overlock
- stitching
- feed dog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 11
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000009964 serging Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（技術分野）
本考案はオーバロツクミシンの針板に関する。
（従来の技術）
オーバロツクミシンには第５図に示す通常の針
板爪を用いた通常の縁かがり縫目（第６図）の他
に第８図に示す巻き縫いの縫目がある。この巻き
縫いを行うためには縁かがり縫いに比べて送り量
を小さくし、メス位置はそのままでかがり巾を小
さくする必要がある。
板爪を用いた通常の縁かがり縫目（第６図）の他
に第８図に示す巻き縫いの縫目がある。この巻き
縫いを行うためには縁かがり縫いに比べて送り量
を小さくし、メス位置はそのままでかがり巾を小
さくする必要がある。
かがり巾を小さくするために巻き縫いでは押え
を専用のものに交換し、針板も第７図に示す爪巾
の小さなもに交換することが必要であつた。
を専用のものに交換し、針板も第７図に示す爪巾
の小さなもに交換することが必要であつた。
（考案が解決しようとする問題点）
巻き縫いに際しては針板を交換することあるい
は針板爪の部分のみ交換式としたものなどが考え
られ、これらで巻き縫いに対応することが可能で
あるが、不使用時の紛失や部品新設によるコスト
アツプ等により一枚の針板で切換えて使用できる
ものが望まれる。
は針板爪の部分のみ交換式としたものなどが考え
られ、これらで巻き縫いに対応することが可能で
あるが、不使用時の紛失や部品新設によるコスト
アツプ等により一枚の針板で切換えて使用できる
ものが望まれる。
（問題を解決する手段）
本考案では２つの使用方法に対処するため針板
の表と裏の両側に通常の縁かがり用の針板爪部と
巻き縫い用の針板爪部とを設けた。
の表と裏の両側に通常の縁かがり用の針板爪部と
巻き縫い用の針板爪部とを設けた。
（作用）
従つて使用方法の変更に際しては針板を表裏反
転することにより通常の縁かがり縫いと巻き縫い
とに切換使用できる。
転することにより通常の縁かがり縫いと巻き縫い
とに切換使用できる。
（実施例）
次に本考案の実施例を図面により詳細に説明す
る。第４図においてオーバロツクミシン１の機枠
２には針板３が針１１と対向する位置にネジにて
取外し可能に固着されている。
る。第４図においてオーバロツクミシン１の機枠
２には針板３が針１１と対向する位置にネジにて
取外し可能に固着されている。
第１図及び第２図は本考案の２機能針板の使用
状態を示し第１図は通常の縁かがり縫いの場合、
第２図は巻き縫いの状態であり第２図は第１図の
針板３をその長手方向に表裏反転した状態であ
る。該針板３の２カ所の針落４及び５は前記機枠
に取付けるための止メ穴６ａ，６ｂからのキヨリ
Ａ，Ｂがそれぞれ等しくなるように設けられてお
り、針板が表裏反転時針落位置が一致する如くな
つている。又前記止メ穴６ａ，６ｂは第３図の如
くの断面で第１図４の針落に対して手前側で布の
送り込み側にあたり、皿ネジ７の使用によりネジ
止メ時、針板上面３ａよりネジ頭が突出しないよ
うに皿溝が設けられている。
状態を示し第１図は通常の縁かがり縫いの場合、
第２図は巻き縫いの状態であり第２図は第１図の
針板３をその長手方向に表裏反転した状態であ
る。該針板３の２カ所の針落４及び５は前記機枠
に取付けるための止メ穴６ａ，６ｂからのキヨリ
Ａ，Ｂがそれぞれ等しくなるように設けられてお
り、針板が表裏反転時針落位置が一致する如くな
つている。又前記止メ穴６ａ，６ｂは第３図の如
くの断面で第１図４の針落に対して手前側で布の
送り込み側にあたり、皿ネジ７の使用によりネジ
止メ時、針板上面３ａよりネジ頭が突出しないよ
うに皿溝が設けられている。
第３図６ｂはその反転形状で針落４使用時、針
落４より向う側で布の送り出し側にあたり、頭付
ネジ８によりネジ止めされる。
落４より向う側で布の送り出し側にあたり、頭付
ネジ８によりネジ止めされる。
第１図の針落４の針板爪９は通常の縁かがり縫
い用のものであり、針落５の針板爪１０は針板面
３ａの裏側３ｂが上面で使用される巻き縫い用の
針板爪である。
い用のものであり、針落５の針板爪１０は針板面
３ａの裏側３ｂが上面で使用される巻き縫い用の
針板爪である。
この針板の使用に際して、通常の縁かがり縫い
に用いる場合、第１図の状態で使用し布の送り方
向は矢印Ｃ方向である。この時不使用側の針板爪
１０は針板上面３ａと反対側３ｂに形成されてい
て縫製時の布送りに対し影響を与えない位置であ
る。巻き縫い用として用いる場合は第２図の如く
表裏反転して３ｂが針板上面となる様にして使用
し布の送り方向は第１図と同じく矢印Ｃ方向であ
る。この時前記止メ穴６ｂ側は布の送り込み側に
なるが、針板の反転使用により皿溝が３ｂ側に設
けられているため、前記皿ネジ７の使用により、
反転時もネジ止メ後針板上面よりネジ頭は突出し
ないこととなる。又不使用側となつた針板爪９は
針板上面３ｂと反対側３ａに位置しているため縫
製巾の布送りに対し影響を与えない。
に用いる場合、第１図の状態で使用し布の送り方
向は矢印Ｃ方向である。この時不使用側の針板爪
１０は針板上面３ａと反対側３ｂに形成されてい
て縫製時の布送りに対し影響を与えない位置であ
る。巻き縫い用として用いる場合は第２図の如く
表裏反転して３ｂが針板上面となる様にして使用
し布の送り方向は第１図と同じく矢印Ｃ方向であ
る。この時前記止メ穴６ｂ側は布の送り込み側に
なるが、針板の反転使用により皿溝が３ｂ側に設
けられているため、前記皿ネジ７の使用により、
反転時もネジ止メ後針板上面よりネジ頭は突出し
ないこととなる。又不使用側となつた針板爪９は
針板上面３ｂと反対側３ａに位置しているため縫
製巾の布送りに対し影響を与えない。
本実施例は２つの異なる針板爪部を送り方向側
に並べた場合であるが、他の実施例として第９図
に示す如く送りと直角方向に並べて表裏反転して
対応させることも可能である。
に並べた場合であるが、他の実施例として第９図
に示す如く送りと直角方向に並べて表裏反転して
対応させることも可能である。
又２種類の機能として通常の縁かがり縫いと巻
き縫いについて示したが、ロツクミシンでは通常
の縁かがり縫いについてもかがり巾が異なる物に
ついて針板又は針板爪を交換して対応させる場合
もありこのため広巾縁かがり、標準巾縁かがり、
狭巾縁かがりのものに対応する針板爪部の組合せ
による針板として用いる事も可能である。
き縫いについて示したが、ロツクミシンでは通常
の縁かがり縫いについてもかがり巾が異なる物に
ついて針板又は針板爪を交換して対応させる場合
もありこのため広巾縁かがり、標準巾縁かがり、
狭巾縁かがりのものに対応する針板爪部の組合せ
による針板として用いる事も可能である。
（効果）
以上の如く本考案によれば一枚の針板を用途に
応じて表裏反転して使用する事が可能であり、通
常の縁かがり縫いと巻き縫いの使用に供すること
が可能出来、針板の交換や針板爪の交換といつた
ことによる部品の紛失や部品新設によるコストア
ツプや誤使用等も防ぐことが可能である。
応じて表裏反転して使用する事が可能であり、通
常の縁かがり縫いと巻き縫いの使用に供すること
が可能出来、針板の交換や針板爪の交換といつた
ことによる部品の紛失や部品新設によるコストア
ツプや誤使用等も防ぐことが可能である。
第１図は本考案針板の斜視図、第２図はその表
裏反転の写斜図、第３図は針板の１部断面図、第
４図は本実施例使用のミシンの外観図、第５図は
通常の縁かがり縫い用の針板、第６図は通常の縁
かがりの縫い目、第７図は巻き縫い用針板、第８
図は巻き縫いの縫い目、第９図は他の実施例によ
る針板であり、３は針板、９及び１０は針板爪で
ある。
裏反転の写斜図、第３図は針板の１部断面図、第
４図は本実施例使用のミシンの外観図、第５図は
通常の縁かがり縫い用の針板、第６図は通常の縁
かがりの縫い目、第７図は巻き縫い用針板、第８
図は巻き縫いの縫い目、第９図は他の実施例によ
る針板であり、３は針板、９及び１０は針板爪で
ある。
Claims (1)
- 上下動する針と該針と同期して上下動と前後動
する送り歯とをそなえるオーバロツクミシンに装
着される針板であつて、該ミシンのミシン機枠に
その表面側を上方にして装着することで前記針と
前記送り歯に対して有効となる第１の針落溝と針
板爪と送り歯溝とを設けると共にその裏面側を上
方にして装着することで有効となる第２の針落溝
と針板爪と送り歯溝とを夫々そなえていることを
特徴とするオーバロツクミシンの２機能針板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2809585U JPH02140Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2809585U JPH02140Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61148278U JPS61148278U (ja) | 1986-09-12 |
| JPH02140Y2 true JPH02140Y2 (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=30525657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2809585U Expired JPH02140Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02140Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP2809585U patent/JPH02140Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61148278U (ja) | 1986-09-12 |
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