JPH02139459A - エアジエツト織機における緯糸検知方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

エアジエツト織機における緯糸検知方法およびそれに用いる装置

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JPH02139459A
JPH02139459A JP28979688A JP28979688A JPH02139459A JP H02139459 A JPH02139459 A JP H02139459A JP 28979688 A JP28979688 A JP 28979688A JP 28979688 A JP28979688 A JP 28979688A JP H02139459 A JPH02139459 A JP H02139459A
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JP
Japan
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weft
air
filler
detection
yarn
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JP28979688A
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Takehiko Takada
武彦 高田
Tatsuya Oku
屋 達也
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エアジェツト織機を用いて製織する際に緯糸
通入の確認を行う緯糸検知方法およびそれに用いる装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
エアジェツト織機は、杼道の一端側に設けられたエアノ
ズルからエアを噴射させ1ピック分の緯糸を杼道を走ら
せることを繰り返して連続的に緯入れを行う装置で、エ
ア噴射によるジェット気流の拡散や乱れによって緯糸が
杼道の糸到達側(以下「反給糸側」という)に到達しな
いトラブルが生じやすい。そこで、このようなエアジェ
ツト織機では、緯糸の飛走が確実に行われるよう、種々
のエアガイドや補助ノズル等を杼道周辺に取り付けてい
る外、第4図に示すように、反給糸側に光電式の緯糸フ
ィラー1を設け、緯糸先端の到達を検知して緯入れを確
認するよ・うにしている。2は緯糸、3は筬、3aは筬
羽である。なお、経糸は筬羽3aの間を紙面に対し垂直
方向に走っていSoさらに、緯糸2が切断しやすい場合
には、第5図に示すように、上記緯糸フィラー1とは別
に緯糸飛走方向に若干の間隔をおいて第2の緯糸フィラ
ー4を設け、緯糸2の糸切れ時に切断騎糸を検知するよ
・うにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記エアジェツト織機では、緯糸2や経
糸に由来する糸屑やそれ以外の埃等が、緯入れのための
ジェット気流によって反給糸側に吹き寄せられ、筬打ち
運動等で生じる乱気流によって絡み合い、塊とな・つて
緯糸フィラー1.4周辺に集すりやすい。そして、緯糸
フィラー1の検知部1aに上記糸屑や埃が付着すると、
緯糸2が反給糸側に到達し、ていなくても緯糸フィラー
1は上記糸屑等を到達した緯糸2と間違えて異常信号を
出力しないので、m機が異常擦合せず、品質管理上、大
きな問題となっていた。また、第2の緯糸フィラー4の
検知部4aに糸屑等が付着すると、緯糸2が切断してい
なくても第2の緯糸フィラー4は切断緯糸が飛んでさた
ように間違えて異常信号を出力してしまうので、緯入れ
が正常に行われているにもかかわらず1a機が停台する
という不都合が生じ、やはり問題となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、正確
に緯糸到達および/または緯糸切断を検知できる緯糸検
知方法およびそれに用いる装置の提供をその目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、ジエツ[・気流
によって緯糸を飛走させ杼道に通入するようにしたエア
ジエツl−181を用いて製織する際に、反給糸側の織
耳部外方に緯糸フィラーを設け緯糸の到達および/また
は緯糸の切断を検知するようにした緯糸検知方法におい
て、緯糸の1ピック分通入とつぎの1ピック分通入との
間に、上記緯糸)・イラーの検知部に対し、上方および
左右の側方から所定時間だけエアを噴射させて緯糸フィ
ラー検知部の汚れを除去するようにLまた緯糸検知方法
を第1の要旨とし、ジェット気流によって緯糸を飛走さ
せ杼道に通入するようにしたエアジェツト織機の反給糸
側の織耳部外方に設けられ緯糸の到達および/または緯
糸の切断を検知する緯糸フィラーと、この緯糸フィラー
の上方および左右の側方からそれぞれ緯糸フィラー検知
部に向かってエアを噴射しうるエアノズルとを備え、緯
糸の1ビック分通入とつぎの1ピック分通入との間に2
.エアノズルから所定時間だけエアを噴射するよ・うに
した緯糸検知装置を第2の要旨とする。
〔作用〕
すなわち、本発明によれば、緯糸の1ピック分通入とつ
ぎの1ピック分通入との間に、緯糸フィラーの検知部に
対し上方および左右の側方からエアを噴射するようにし
ているため、緯入れごとにジェット気流で緯糸フィラー
周辺に吹き寄せられた糸屑や埃が、つぎの緯入れまでの
間にエアによって下方に吹き飛ばされ緯糸フ・イラー検
知部をきれいな状態に保つことができる。したがって、
緯糸フィラーが緯糸の到着や切断を誤ることなく確実に
検知でき、緯入れが欠落したり緯糸切断の誤動作が生じ
たりするようなことがない。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
〔実施例] 第1図は本発明の一実施例を示している。この緯糸検知
装置は、第4図に示す緯糸検知装置の緯糸フィラー1の
検知部に対し三方向からエアを噴射するエアノズル10
を取り付けたものであり、第4図と同一部分には同一番
号を付している。
上記エアノズル10の3つのノズル口のうち、上方から
緯糸フィラー1の検知部1aに向かうノズル口11は、
第2図(a)に示すように、その開口端と緯糸フィラー
検知部取り付は面1bの隙間をHとすると、I(を0I
11111以上、検知部1aの突出厚みの2分の1以下
に設定し1、ノズル口11と緯糸フィラー1との距離l
を3〜5鵬程度に設定するのが効果の上で好適である。
また、左右方向から緯糸フィラー1の検知部1aに向か
うノズル口12.13(第2図(a)にはノズル開口の
位置のみ示す)の開口端と緯糸フィラー検知部取り付は
面1bの隙間H’ も上記と同様に設定するのが好適で
ある。そして、第2図(b)に示すように、緯糸フィラ
ー1との距離ビおよびI″も上記と同様、3〜5 mm
程度に設定するのが好適である。ただし、この実施例で
はノズル口11.12゜13の口径がいずれもO04閣
で、エア噴射圧が1゜0〜7.0 kg / c4であ
るため、上記の位置で充分検知部1aに付着する糸屑等
を除去できるが、ノズル口11,12.13の口径およ
びエア噴射圧を変える場合には、それに応じて適宜に調
整する必要がある。なお1.第2図(a)に鎖線で示す
ように、緯糸フィラー1の検知部1aに向かうノズル口
11.1.2.13を、検知部取り付は面1bに対し、
わずかに後方から1頃斜させるよう番こ設定してもよい
。傾斜させる場合の傾斜角θは、2〜4゜程度にするの
が好適である。
また、上記エアノズル10からエア噴!IJを行うタイ
ミングは、本発明を適用するエアジェツト織機の緯入れ
のタイミングを制御するクランク(図示せず)の回転角
度によ・つてつぎのように設定されている。
すなわち、通常クランクピンが最前位置にある点をOo
とすると、通常60°位から緯糸2を飛走させるための
メインノズル(図示せず)からのエア噴射を始め、この
気流に乗って90°から緯入れがスタートし、200〜
240°で反給糸側に紡糸端が到達するようになってい
る。そして、270°位でメインノズルからのエア噴射
を停止し、その後360°に至るまでの間に筬打ち運動
が行われるようになっている。そこで、上記筬打ち運動
終了後、メインノズルからのエア噴射前の間、つまりク
ランクの回転角度がO〜60°にある間において、前記
緯糸フィラー1の検知面に対するエア噴射を行うように
設定する。この設定は、エアノズル10の根元側に自動
開閉弁を取り伺けるとともに、クランクが06の状態と
60°の状態を読み取る2個のセンサを取り付け、各セ
ンヅからの検知信号にもとづいて上記自動開閉弁の開閉
を行うようにすることで節単に達成される。
上記緯糸検知装置を用い、例えばつぎのようにして緯入
れ確認を行うことができる。すなわち、まず織機のクラ
ンクの回転角度が0〜60°の間において、すなわち先
の緯入れ動作が終了した後、つぎの緯入れ動作に入る前
にエアノズル10からエア噴射が行われる。このエア噴
射によって、緯糸゛フィラー1の検知部1a表面から糸
屑や埃が下方に吹き飛ばされて検知部1aはきれいな状
態となる。ついでクランクの角度が60〜270°の間
でメインノズルからのエア噴射が行われ、このジェット
気流に乗って緯入れが行われる。このとき、反給糸側に
糸端が到達したかどうかを、上記緯糸フィラー1の検知
部1aで検知する。緯糸フィラー1の検知部1a周辺に
は糸屑も埃もないため、糸端の検知が確実であり、誤動
作はない。糸端が到達しなかった場合には、緯糸フィラ
ー1が異常信号を出力し、織機が停台する7そして、作
業者が糸端を反給糸側まで延ばしてl・ラブルを解消し
た上で、織機を再稼働させる。
したがって、上記緯糸検知装置を用いると、緯入れが欠
落した状態のまま製織が続行されるようなことがなく、
良好な反物を得ることができる。
なお、噴射のタイミングは、クランクの回転角度が0〜
60°である間ずつと噴射させておく必要はなく、もつ
と短時間の噴射でもよい。ただし、あまり短くては充分
に糸屑や埃を吹き飛ばずことができないので注意しなけ
ればならない。
また、上記実施例では、本発明を糸端到達検知用の緯糸
フィラー1のみに通用しているが、上記緯糸フィラー1
とともに緯糸切断を検知する第2の緯糸フィラー4が用
いられている場合(第5図参照)には、第3図に示すよ
うに1.2つの緯糸フィラー1,4のそれぞれにエアノ
ズル10および15を取り付け、第1の緯糸フィラー1
の検知部1aと第2の緯糸フィラー4の検知部4aに向
かって同時にエアを噴射させるようにすることができる
。あるいは、第2の緯糸フ・ブラー4側のみでトラブル
が生じやすい場合には、第2の緯糸フィラー4のみに、
第1図と同様のエアノズル10を取り付けてエアを噴射
させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、従来の緯糸検知装置に
簡単な改良を加えるだけで、緯入れと緯入れの間に緯糸
フィラー検知部をきれいな状態にすることができ、緯糸
フィラーが緯糸の到着や切断を誤ることなく確実に検知
でき、検知ミスによるトラブルを防止することができる
。したがって、高品質の反物を連続して得ることかでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図(a)
および(b)は上記実施例に用いる緯糸フィラーおよび
エアノズルの位置関係を説明する第2の緯糸フィラー 0・・・エアノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジェット気流によつて緯糸を飛走させ杼道に通入
    するようにしたエアジェット織機を用いて製織する際に
    、反給糸側の織耳部外方に緯糸フィラーを設け緯糸の到
    達および/または緯糸の切断を検知するようにした緯糸
    検知方法において、緯糸の1ピック分通入とつぎの1ピ
    ック分通入との間に、上記緯糸フィラーの検知部に対し
    、上方および左右の側方から所定時間だけエアを噴射さ
    せて緯糸フィラー検知部の汚れを除去するようにしたこ
    とを特徴とした緯糸検知方法。
  2. (2)ジェット気流によつて緯糸を飛走させ杼道に通入
    するようにしたエアジェット織機の反給糸側の織耳部外
    方に設けられ緯糸の到達および/または緯糸の切断を検
    知する緯糸フィラーと、この緯糸フィラーの上方および
    左右の側方からそれぞれ緯糸フィラー検知部に向かつて
    エアを噴射しうるエアノズルとを備え、緯糸の1ピック
    分通入とつぎの1ピック分通入との間に、上記エアノズ
    ルから所定時間エアを噴射するようにしたことを特徴と
    する緯糸検知装置。
JP28979688A 1988-11-16 1988-11-16 エアジエツト織機における緯糸検知方法およびそれに用いる装置 Pending JPH02139459A (ja)

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