JPH02138177A - 非環ピリミジンヌクレオシドの製造方法 - Google Patents

非環ピリミジンヌクレオシドの製造方法

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JPH02138177A
JPH02138177A JP63304289A JP30428988A JPH02138177A JP H02138177 A JPH02138177 A JP H02138177A JP 63304289 A JP63304289 A JP 63304289A JP 30428988 A JP30428988 A JP 30428988A JP H02138177 A JPH02138177 A JP H02138177A
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JP
Japan
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hydroxyl group
group
atom
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acetonitrile
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Application number
JP63304289A
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English (en)
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Young-Hae Kim
金 容海
Jung-Young Kim
金 重瑩
Chun-Ho Lee
李 春浩
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Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
Korea Institute of Science and Technology KIST
Original Assignee
Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
Korea Institute of Science and Technology KIST
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/32One oxygen, sulfur or nitrogen atom

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−数式(I)で示される非環ピリミジンヌク
レオシドの新規かつ進歩した製造方法に関するもので、
これは抗ウィルス、抗癌そして抗菌性を示す重要な有機
化合物である。
C式中、Xはイ才つ原子又は酸素原子を表わし、R1、
R2及びR3は、互いに独立して、水素原子、メチル基
、フッ素原子又は水酸基を表わし、またR2はアミノ基
を表わしてもよく、Zは2−アセトキシエトキシメチル
基(zl)又は1.3−ビス(ベンジルオキシ)−2−
プロポキシメチル基(Z2)を表わす。) 前記式(I)において、ZがZlであるときは、好まし
くは、Xがイ才つ原子であり、RIR2及びR3が水素
原子であるか、R1が水酸基で、R2及びR3が水素原
子であるか、R1が水酸基で、R2がメチル基で、R3
が水素原子であるか、Xが酸素原子であり、R’が水酸
基で、R2及びR3が水素原子であるか、R1が水酸基
で、R2がフッ素原子で、R3が水素原子であるか、R
1が水酸基で、R2がアミノ基で、R3が水素原子であ
る。一方、2が22であるときは、好ましくは、Xがイ
オウ原子であり、R’が水酸基で、R2及びR3が水素
原子であるか、R’が水酸基で、R2がメチル基で、R
3が水素原子であるか、Xが酸素原子であり、R1が水
酸基で、R2及びR3が水素原子であるか、R1が水酸
基で、R2がフッ素原子で、R3が水素原子である。
本発明の製造方法を簡単に説明すれば一般式(II)で
示されるピリミジン誘導体を、好ましくはシリル化した
後、ヨウ化セシウム及び有機溶媒の存在下でアルキル化
して一般式(I)の非理ピノミジンヌクレオシドを製造
するものである。
(式中、X、R’、R2及UR31−1前記ト同義であ
る。) 現在まで知られている一般式(I)の非理ピリミジンヌ
クレオシドの公知製造方法は種々の文献に紹介されてい
るがその中の幾つかを引用すれば、次のとおりである。
1 四塩イ  を  した 種々の置換基を有するピリミジンにヘキサメチルジシラ
ザン(Hexamethyldisilazane、 
HM D S )を加え、トリメチルシリル化させた後
、四塩化錫を結合試薬として用い、非環ピリミジンヌク
レオシドを製造している(J、 Med、 Chem、
、 1981.241177)。
しかし、この方法において、四塩化錫はとても吸収性が
強く容易に分解して、塩化水素ガスが発生し、最終段階
の分離が困難で収率も低い(50〜60%)。
2 シアン化 銀 II  を 用する 法2−チオウ
ラシルにヘキサメチルジシラザンを加えた後、シアン化
水銀(II)とO−アセチルメチル−1,3−ジー0−
ベンジルグリセリンを反応させ非環ピリミジンヌクレオ
シドを製造している(J、 Med、 Chem、、 
1985.28.358 )。
この方法は、収率(約23%)が著しく低いだけでなく
アルキル化剤として使用するシアン化水銀(TI)は人
体に有害であり、環境汚染に致命的影響を及ぼすので工
業化に困難を伴う。
本発明者らは公知方法の種々の問題点を解決しようと鋭
意研究を重ねた結果、期待以上の新規かつ進歩した一般
式(I)で示される非理ピリミジンヌクレオシドの製造
方法を完成するに至った。
本発明の詳細な説明すれば、−数式(I)の非環ピリミ
ジンヌクレオシドをより効率的に製造するためには最終
段階の分離を容易にし、収率もより向上させるために取
扱いの容易なヨウ化セシウムを結合試薬として使用した
本発明の製造方法を化学式で例示すると、次のとおりで
ある。
(II) ムI、CH301,還流温度 I?寡 (工′) (II) t 本発明の理解を助けるために非環ピリミジンヌクレオシ
ド(I)の製造過程を説明すれば、ピリミジン誘導体(
II)に、好ましくはへキサメチルジシラザンを反応さ
せトリメチルシリル化した後、ヨウ化セシウムと2−ア
セトキシエチルアセトキシメチルエーテル又はO−クロ
ロメチル−1,3−ジーO−ベンジルグリセリンを加え
、好ましくはアセトニトリル、トリエチルアミン、ジメ
チルスルホキシド、ピリジン、ジメチルホルムアミド、
ニトロメタン等の有機極性中性溶媒(Organic 
polar aprotic 5olventlの存在
下で一般式(I)の非環ピリミジンヌクレオシドを製造
する。
この方法は非環ピリミジンヌクレオシド(I)を短時間
かつ好収率で得ることができる。また、ヨウ化セシウム
は他の結合試薬に比べ安価で取扱いが簡便で非環ピリミ
ジンヌクレオシド(I)の製造において良好な結合試薬
である。
次の実施例は本発明を更に詳細に例証するものであるが
、本発明の範囲を何ら制限するものではない。
合成例 トリメチルシリル化 2−チオピリミジン、2−チオウラシル、5−メチル−
2−チオウラシル、ウラシル、5−フルオロウラシル又
は5−アミノウラシル(1mmol)とヘキサメチルジ
シラザン(10ml)を硫酸アンモニウム(又は塩化ア
ンモニウム)触媒の存在下で120−130℃で加熱し
た。反応後、反応液を濃縮し、対応するトリメチルシリ
ル化誘導体を得た。これらのトリメチルシリル化誘導体
はVEGABiochemicals  U、S、A、
から市販されている。
実施例1 1− 2−アセトキシエトキシ メチル −2−チオピ
リミジンツバ告(X=S、R’=R”=R3=H) トリメチルシリル化2−チオピリミジン(1mmol)
をアセトニトリルに溶かし、2−アセトキシエチルアセ
トキシメチルエーテル(225d。
1.2mmol)とヨウ化セシウム(260mg、1m
mol)を加えた後、2時間還流させた。アセトニトリ
ルを留去し、ジクロロメタン(30ml)で3回抽出後
、有機層を濃縮し、クロマトグラフィー(シリカカラム
: 30 cmX 2 cm、 Merck230;溶
媒 ジクロロメタン:メタノール=20:1)により2
03mg(88%)の目的生成物を得た。
’HNMR(CDCl2) fδ):2.1fs、3H
1,4,0,4,3ft、4H)。
5、8 Is、 2H1、6,9ft、 IH) 。
8.3(d、LHI、 8.7(d、IH)MS (m
/el :  227 実施例2 1− 2−アセトキシエトキシ メチル −2−チオウ
ラシルノ製造(X=S、R’=OH,R2=R3=H) トリメチルシリル化2−チオウラシル(1mmol)を
アセトニトリルに溶かし、2−アセトキシエチルアセト
キシメチルエーテル(225d。
1、2mmol)とヨウ化セシウム(260mg、  
1mmo l )を加えた後、2時間還流させた。アセ
トニトリルを留去し、ジクロロメタン(30ml)で3
回抽出後、クロマトグラフィーにより224mg(92
%)の目的生成物を得た。
’HNMR(CDC13) Iδ):2.2(s、3H
)、 4.0.4.3ft、4H)。
5.8(s、2H)、 6.1.7.6(d、2H)。
8、1 (b、 IH) MS (m/e) :  244 計算値: C44,2,H4,95,N 11.5実測
値: C44,1,H4,89,N 11.6融点: 
106−108℃ 実施例3 R1・OH,R2・CH,、R3・H)トリメチルシリ
ル化5−メチル−2−チオウラシル(1mmol)をア
セトニトリルに溶かし、2−アセトキシエチルアセトキ
シメチルエーテル(225u、  1 、 2mmol
)とヨウ化セシウム(260mg、  1mmol)を
加えた後、2時間還流させた。アセトニトリルを留去し
、ジクロロメタン(30ml)で3回抽出後、クロマト
グラフィーにより180mg(70%)の目的生成物を
得た。
’HNMR(CDC1,) (δ):2.2fs、3H
)、 2.3(s、3H)、 4.0゜4、3 (t、
 4H) 、  5.8 (s、 2H) 。
7、3 (s、 IH) MS (m/el :  258 計算値: C46,5,H5,46,N 10.8実測
値: C46,4,H5,59,N 10.8融点: 
142−144℃ 実施例4 1− 2−アセトキシエトキシ メチル ウラz玄立服
1(X=O,R’=OH,R”=H,R’=H) トリメチルシリル化ウラシル(l mmol)をアセト
ニトリルに溶かし、2−アセトキシエチルアセトキシメ
チルエーテル(2254,1、2mmol)とヨウ化セ
シウム(260mg、  1mmol)を加えた後、3
時間還流させた。アセトニトリルを留去し、ジクロロメ
タン(30ml)で3回抽出後、クロマトグラフィーに
より164mg(72%)の目的生成物を得た。
’HNMR(CDCM (δl:2.l(s、3H)、
 3.9.4.3ft、4H)。
5、2 (s、 2H1、5,8,7,3(d、 2H
1融 点: 75−76℃(文献:  77−78℃)
実施例5 ■−2−アセトキシエトキシ メチル 5−フルオロウラシルのI造(X=O,R’・○H,R
”・F、R3・H) トリメチルシリル化5−フルオロウラシル(1mmol
)をアセトニトリル(こン容がし、2−アセトキシエチ
ルアセトキシメチルエーテル(225u1 、 2 m
mol)とヨウ化セシウム(260mg、1mmo l
 )を加えた後、3時間還流させた。アセトニトリルを
留去し、ジクロロメタン(30ml)で3回抽出後、ク
ロマトグラフィーにより160mg(75%)の目的生
成物を得た。
’HNMR(CDC1a) (δ) :2.1 (s、
 3旧、  4.0.4.3(t、4H)5.2(s、
2H)、 8.1(d、IH)。
融点+ 146−148℃ 実施例6 1−  2−アセトキシエトキシ メチル5−アミノウ
ラシルの製造(X=O,R’・OHR2=NH,、R”
=)I) トリメチルシリル化5−アミノウラシル(1mmol)
をアセトニトリルに溶かし、2−アセトキシエチルアセ
トキシメチルエーテル(225N!。
1、 2mmal)とヨウ化セシウム(260mg、 
 1mmol)を加えた後、4時間還流させた。アセト
ニトリルを留去し、ジクロロメタン(30ml)で3回
抽出後、クロマトグラフィーにより110mg(51%
)の目的生成物を得た。
’HNMR(CDC1,) (δ):2.1(s、3H
1,4,0,4,3(t、4H)。
4、2 (b、 2H1,5,2(s、 2H)7.2
(s、IH) 実施例7 (X=S、R’=OH、R”=R3=H)トリメチルシ
リル化2−チオウラシル(1mmol)をアセトニトリ
ルに溶かし、O−クロロメチル−1,3−ジー0−ベン
ジルグリセリン(1、2mmol)とヨウ化セシウム(
260mg。
1 mmol)を加えた後、1時間還流させた。アセト
ニトリルを留去し、ジクロロメタン(30ml)で3回
抽出後、クロマトグラフィーにより330mg(80%
)の目的生成物を得た。
1(NMR(C:DCIS) (δ):3.5(d、4
H)、 3.9(m、LH)。
4、4 (s、 4H) 、 5.5 (s、 2H1
6.1.7.6 (d、 2H) 、 7.2 (s、
 l0H)実施例8 2主」召λ殴込(X=S、R’=OH、R”=CH3゜
R3・H) トリメチルシリル化5−メチル−2−チオウラシル(1
mmol)をアセトニトリルに溶かし、0−クロロメチ
ル−1,3−ジーO−ベンジルグリセリン(1,2mm
ol)とヨウ化セシウム(260mg、  1 mmo
l)を加えた後、1時間還流させた。アセトニトリルを
留去し、ジクロロメタン(30ml)で3回抽出後、ク
ロマトグラフィーにより340mg(82%)の目的生
成物を得た。
’HNMR(CDC13) (δl:2.29(s、3
H)、  3.5(d、4H)。
4、0 (m、 IHI 、  4.5 (s、 4H
) 。
5、6 (s、 2H) 、  7.3 (s、 l0
H) 。
7、3 (s、 IH) 実施例9 R1・OH,R”・R3・H) トリメチルシリル化ウラシル(1mmol)をアセトニ
トリルに溶かし、0−クロロメチル−1,3−ジーO−
ベンジルグリセリン(1,2mmol)とヨウ化セシウ
ム(260mg、  1 mmol)を加えた後、0.
5時間還流させた。アセトニトリルを留去し、ジクロロ
メタン(30ml)で3回抽出後、クロマトグラフィー
により317mg(80%)の目的生成物を得た。
’HNMR(CDC13) (δ):3.4[d、4H
1,3,9fm、IHl。
4、4 (s、 4H) 、 5.1 (s、 2H1
5.5.7.2fd、2H)、 7.2(s、1OH)
実施例10 1−  1.3−ビス ベンジルオキシ −2−毀濾(
X=○、R1・OH,R”・F、R’・H)トリメチル
シリル化5−フルオロウラシル(1mmol)をアセト
ニトリルに溶かし、0−クロロメチル−1,3−ジー0
−ベンジルグリセリン(1、2mmol)とヨウ化セシ
ウム(260mg。
1 mmol)を加えた後、0.5時間還流させた。ア
セトニトリルを留去し、ジクロロメタン(30ml)で
3回抽出後、クロマトグラフィーにより395mg(9
5%)の目的生成物を得た。
’HNMR(CDC1,l (δ):3.4(d、4H
1,3,9(m、lH)。
4.4(s、4H1,5,1(s、2H1゜7、2 (
s、 l0HI 、 8.2 (d、 IHI実施例1
1 1− 2−アセトキシエトキシ メチル −2−チオピ
リミジンノ′造(X=S、R’=R”=R3=H) トリメチルシリル化を行わずに直接2−チオピリミジン
を反応させた以外は実施例1と同様に処理して目的化合
物を78%の収率で得た。
実施例12 1− 2−アセトキシエトキシ メチル −2=チオピ
リミジンの製造(X=S、R’=R2=R’・H) 溶媒としてアセトニトリルの代わりにトリエチルアミン
を用いた以外は実施例1と同様に処理して目的化合物を
83%の収率で得た。
実施例13 1− 2−アセトキシエトキシ メチル −2−チオビ
リミジンノ1゛吉(X=S、R’=R”=R3H) 溶媒としてアセトニトリルの代わりにジメチルスルホキ
シドを用いた以外は実施例1と同様に処理して目的化合
物を84%の収率で得た。
実施例14 1− 2−アセトキシエトキシ メチル −2−チオビ
リミジンノ1′告(X=S、R’=R”=R”=H) 溶媒としてアセトニトリルの枚わりにピリジンを用いた
以外は実施例1と同様に処理して目的化合物を83%の
収率で得た。
実施例15 1− 2−アセトキシエトキシ メチル −2二ftt
?lJ i’)>tl’)焚澁(X=S、R’=R2=
R3=H) 溶媒としてアセトニトリルの代わりにジメチルホルムア
ミドを用いた以外は実施例1と同様に処理して目的化合
物を85%の収率で得た。
実施例16 ■−2−アセトキシエトキシ メチル −2−チオピリ
ミジンのパ告(X=S、R’=R2・R3=H) 溶媒としてアセトニトリルの代わりにニトロメタンを用
いた以外は実施例1と同様に処理して目的化合物を83
%の収率で得た。
実施例17 毀是(x=O1R1=OH1R2=F、R3=H)トリ
メチルシリル化を行わずに直接5−フルオロウラシルを
反応させた以外は実施例10と同様に処理して目的化合
物を85%の収率で得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xはイオウ原子又は酸素原子を表わし、R^1
    、R^2及びR^3は、互いに独立して、水素原子、メ
    チル基、フッ素原子又は水酸基を表わし、またR^2は
    アミノ基を表わしてもよい。) で示されるピリミジン誘導体を、場合によりヘキサメチ
    ルジシラザンで処理した後、ヨウ化セシウム及び有機溶
    媒の存在下に2−アセトキシエチルアセトキシメチルエ
    ーテル又はO−クロロメチル−1,3−ジ−O−ベンジ
    ルグリセリンと反応させることを特徴とする一般式(
    I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Zは2−アセトキシエトキシメチル基又は1,
    3−ビス(ベンジルオキシ)− 2−プロポキシメチル基を表わし、R^1、R^2及び
    R^3は前記と同義である。) で示される非環ピリミジンヌクレオシドの製造方法。 2、Zが2−アセトキシエトキシメチル基であって、X
    がイオウ原子であり、R^1、R^2及びR^3が水素
    原子であるか、R^1が水酸基で、R^2及びR^3が
    水素原子であるか、R^1が水酸基で、R^2がメチル
    基で、R^3が水素原子であるか、Xが酸素原子であり
    、R^1が水酸基で、R^2及びR^3が水素原子であ
    るか、R^1が水酸基で、R^2がフッ素原子で、R^
    3が水素原子であるか、R^1が水酸基で、R^2がア
    ミノ基で、R^3が水素原子である請求項1記載の製造
    方法。 3、Zが1,3−ビス(ベンジルオキシ)−2−プロポ
    キシメチル基であって、Xがイオウ原子であり、R^1
    が水酸基で、R^2及びR^3が水素原子であるか、R
    ^1が水酸基で、R^2がメチル基で、R^3が水素原
    子であるか、Xが酸素原子であり、R^1が水酸基で、
    R^2及びR^3が水素原子であるか、R^1が水酸基
    で、R^2がフッ素原子で、R^3が水素原子である請
    求項1記載の製造方法。 4、ヨウ化セシウムと前記式(II)で示されるピリミジ
    ン誘導体との比がモル比で1:1である請求項1記載の
    製造方法。
JP63304289A 1988-10-18 1988-12-02 非環ピリミジンヌクレオシドの製造方法 Pending JPH02138177A (ja)

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