JPH0213800B2 - - Google Patents

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JPH0213800B2
JPH0213800B2 JP56214749A JP21474981A JPH0213800B2 JP H0213800 B2 JPH0213800 B2 JP H0213800B2 JP 56214749 A JP56214749 A JP 56214749A JP 21474981 A JP21474981 A JP 21474981A JP H0213800 B2 JPH0213800 B2 JP H0213800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
key
layered
actuator
keyboard
Prior art date
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JP56214749A
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English (en)
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JPS58111095A (ja
Inventor
Shunetsu Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) この発明は電子楽器の鍵盤用スイツチ装置に関
し、特に各鍵に1対のスイツチを対応させ、各ス
イツチの動作時間差にもとづき押鍵速度を検出す
るものに関する。
〔従来の技術〕
従来の電子楽器の鍵盤用スイツチ装置として
は、特開昭47−16120号公報に開示されたオルガ
ン鍵盤装置がある。このオルガン鍵盤装置は、一
対の電極をスペーサを介して対向させてなる層状
スイツチを各鍵に対応して配設すると共に、この
層状スイツチにアクチユエータを対向配置し、更
に上記層状スイツチを保持するために上記層状ス
イツチの上記アクチユエータが対向する面とは反
対側に保持部材を配置し、上記アクチユエータを
押鍵回動操作される鍵により押圧動作するように
構成されている。
また、従来、各鍵に1対のスイツチを対応さ
せ、各スイツチの動作時間差にもとづき押鍵速度
を検出するような構成をとる鍵盤用スイツチとし
ては特開昭53−139519号公報に開示されたものが
ある。この特開昭53−139519号公報に開示された
ものは、キーの後端部に段部を有する係合子を配
設すると共に、この係合子に対向して機械的接点
構成の2個のキースイツチを配設し、キーが押し
下げられたとき、この2個のキースイツチをキー
の押し下げ速度に対応した時間差をもつて動作さ
せるように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、特開昭47−16120号公報に開示された
ものは、各鍵の押鍵速度を検出できるものではな
く、また、各鍵に1対のスイツチを対応させ、各
スイツチの動作時間差にもとづき押鍵速度を検出
するような構成をとつたとしても、各スイツチ毎
に生じる異なるオーバーストロークの吸収に無理
が生じ、これによつて接点部に大きな圧力が加わ
ることがあるといつた問題が生じる。
また、特開昭53−139519号公報に開示されたも
のは、機械的接点構成のキースイツチ自体の弾性
によつて各スイツチ毎に生じる異なるオーバース
トロークを吸収する構成をとつているためスイツ
チ動作の信頼性および応答性に問題があり、ま
た、各機械的接点構成のキースイツチの高精度の
位置決めが困難で、各キースイツチの配設位置の
ばらつきのために、高精度に各鍵の押鍵速度を検
出できないという欠点がある。
この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、
1つの鍵操作に関して生じる少なくとも2つの異
なるオーバーストロークを容易に吸収することが
でき、かつスイツチ動作の信頼性および応答性に
優れ、各キースイツチの高精度の位置決めが容易
な電子楽器の鍵盤用スイツチ装置を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するためこの発明の電子楽器の
鍵盤用スイツチ装置は、押鍵回動操作される鍵
と、第1および第2の電極をスペーサを介して対
向させてスイツチ部を構成した層状スイツチと、
鍵の回動動作に連動して動作し層状スイツチのス
イツチ部を押圧動作させるべく、層状スイツチの
スイツチ部に対向配置されたアクチユエータと、
層状スイツチを保持するため層状スイツチのアク
チユエータが対向する面とは反対側に配置された
保持部材とを具えた電子楽器の鍵盤用スイツチ装
置において、層状スイツチは2つに折曲げられた
可撓性シートで複数の第1および第2の電極を挟
んで複数のスイツチ部を形成するものであり、各
鍵に各々2つのスイツチ部が対応して配設され、
しかも夫々のスイツチ部が独立して変形可能なよ
うに可撓性シートの一部に切込み部が形成され、
アクチユエータは各鍵に対して配設され、該鍵の
押下により該鍵に対応する前記2つのスイツチ部
を時間差をもつて動作させる段差のある当接部を
有し、保持部材は、夫々分離され独立に変形し層
状スイツチのスイツチ部がアクチユエータに押圧
された際に独立に移動可能なように切込み部が形
成された弾性部材からなることを特徴とする。
〔作用〕
この発明によれば、各スイツチ部が夫々独立し
て動作可能なように少なくとも一部が切込部によ
つて分離された層状平面構造のスイツチを用い、
このスイツチを、各スイツチ部に関して少なくと
も一部で夫々分離するように切込部が形成され、
各スイツチ部を夫々独立して変形可能なように弾
性支持する弾性支持部材によつて支持するように
したので1つの鍵に関して異なるオーバーストロ
ークが生じてもこれを無理なく容易に吸収するこ
とができ、また層状スイツチを傷めることなく、
かつ信頼性および応答性に優れ、更に各スイツチ
の配設位置にばらつきが生じず、組み立ても容易
となる。
〔実施例〕
以下、この発明を添付図面を参照して詳細に説
明する。
第1図はこの発明に係る電子楽器鍵盤用スイツ
チを適用した鍵盤装置の一実施例を示す断面側面
図である。鍵10は通常は実線の示す位置にあ
り、押鍵時には一点鎖線の示す位置にくる。した
がつて、鍵10の一端に配設されたアクチユエー
タ11は押鍵に伴つて上昇する。
一方、フレーム12には金属弾性体13が配設
され、この金属弾性体13の下面には鍵盤用スイ
ツチ14が配設されている。
第2図は第1図の要部拡大図である。鍵盤用ス
イツチ14はポリエステルフイルム15、導体ペ
ースト16,17およびスペーサ(不導体ペース
ト)18,19から構成されている。スペーサ1
8,19は導体ペースト16と17との間に空間
部20を形成するとともに、導体ペースト16と
17とが不導通常態になるようにしている。また
ポリエステルフイルム15は導体ペースト16,
17およびスペーサ18,19を挾んで鍵盤用ス
イツチをフイルム層状構造にしている。
ここで、鍵盤での押鍵に伴つてアクチユエータ
11が上昇すると、第3図に示すようにこのアク
チユエータ11はスイツチ14に形成された空間
部20においてポリエステルフイルム15および
導体ペースト17を変形させて導体ペースト17
を導体ペースト16に接触させて、更に上昇する
と金属弾性体13を湾曲させる。この金属弾性体
13の湾曲によつて鍵10のオーバーストローク
が吸収される。
第4図は上記金属弾性体13の平面図であり、
第5図はアクチユエータ11の斜視図である。図
からも明らかなように、金属弾性体13には2枚
のリーフ13aおよび13bが形成され、アクチ
ユエータ11には段差のある2つの当接部11a
および11bが形成されている。これら2枚のリ
ーフ13a,13bおよびアクチユエータ11の
2つの当接部11a,11bは押鍵速度を検出す
るためのものである。すなわち、当接部11aが
リーフ13aに配設される鍵盤スイツチ(図示せ
ず))をオンさせた後、当接部11bがリーフ1
3bに配設される鍵盤スイツチをスイツチオンさ
せるまでの時間によつて押鍵が検出される。ま
た、この押鍵速度は音量の制御に用いられる。
第6図乃至第8図は夫々この発明に係る電子楽
器鍵盤用スイツチ装置の他の実施例を示すもので
ある。第6図はアクチユエータ11が押鍵に伴つ
て下降する場合の実施例である。この場合には鍵
盤用スイツチ14は金属弾性体13の上面に配設
されることは勿論である。
第7図はアクチユエータ11がフレーム21に
固定され、鍵盤用スイツチ14が配設された金属
弾性体13が鍵10に配設された場合の実施例で
ある。
また、第8図は金属弾性体のかわりに樹脂発泡
体22を使つた場合の実施例である。この場合、
アクチユエータ11が上昇すると鍵盤用スイツチ
14がオンし、更に上昇すると、このオーバース
トロークはフレーム23内に配設された樹脂発泡
体22の変形によつて吸収される。
なお、第6図乃至第8図においては第2図と同
一の動作をするものについては同一の符号を付し
てある。また、上記実施例では、いずれの場合も
鍵盤用スイツチが弾性体によつて支持されている
が、これに限らずアクチユエータを弾性体によつ
て支持しても、更には鍵盤用スイツチおよびアク
チユエータの両方を弾性体によつて支持しても同
様の効果が得られる。
第9図は鍵盤用スイツチの構造を示す展開図で
あり、第10図は第9図のA―A断面図である。
ポリエステルフイルム21には4枚のリーフ24
a,24b,24c,24dを1組(1つの鍵に
対応するリーフ)として複数組のリーフがポリエ
ステルフイルム21の長手方向に形成されてい
る。なお、リーフ24a,24b,24c,24
dは破線部25に関して左右対象の位置にある。
また、左側のリーフには第10図に示すように導
体ペースト26およびスペーサ27が配設され、
右側のリーフには導体ペースト28が配設され、
更にポリエステルフイルム24には各導体ペース
トへの配線用のパターン29が形成されている。
このようにして形成されたポリエステルフイル
ム24は破線部25で折り曲げられ、なお、第3
図に示すような鍵盤用スイツチ14となる。な
お、折り曲げられたポリエステルフイルム24
は、第2図に示した金属弾性体13と同一形状と
なる。
したがつて、金属リーフと鍵盤用スイツチとの
組立てが容易にでき、かつスイツチの平面化を図
ることもできる。
なお、金属弾性体は第2図に示す形状に限ら
ず、例えば第11図に示すように金属弾性体30
のリーフ30aと30bとが互いに対時するよう
にしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、各鍵
に複数のスイツチ部を独立させ、各スイツチ部の
動作時間差にもとづき該鍵の押鍵速度を検出する
場合において、鍵のオーバーストロークを各スイ
ツチ部において無理なく容易に吸収することがで
きため層状スイツチを傷めることなく2段のスイ
ツチ動作が可能になる。また層状スイツチがその
まま移動する構成であるためスイツチ動作の信頼
性が高い。また各スイツチの配設のばらつきもな
く組立も容易である等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子楽器鍵盤用スイツ
チ装置の一実施例を示す断面側面図、第2図は第
1図の要部拡大図、第3図はスイツチ動作を示す
第1図の要部拡大図、第4図は金属弾性体の一例
を示す平面図、第5図はアクチユエータの一例を
示す斜視図、第6図、第7図および第8図はそれ
ぞれこの発明に係る電子楽器鍵盤用スイツチ装置
の他の実施例を示す側面図、第9図は鍵盤用スイ
ツチの構造を示す展開図、第10図は第9図のA
―A断面図、第11図は金属弾性体の他の一例を
示す平面図である。 10…鍵、11…アクチユエータ、12,2
1,23…フレーム、13,30…金属弾性体、
14…鍵盤用スイツチ、15,24…ポリエステ
ルフイルム、16,17,26,28…導体ペー
スト、18,19,27…スペーサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押鍵回動操作される鍵と、 第1および第2の電極をスペーサを介して対向
    させてスイツチ部を構成した層状スイツチと、 前記鍵の回動動作に連動して動作し前記層状ス
    イツチのスイツチ部を押圧動作させるべく、前記
    層状スイツチのスイツチ部に対向配置されたアク
    チユエータと、 前記層状スイツチを保持するため前記層状スイ
    ツチの前記アクチユエータが対向する面とは反対
    側に配置された保持部材と を具えた電子楽器の鍵盤用スイツチ装置におい
    て、 前記層状スイツチは2つに折曲げられた可撓性
    シートで複数の第1および第2の電極を挟んで複
    数のスイツチ部を形成するものであり、前記各鍵
    に各々2つのスイツチ部が対応して配設され、し
    かも夫々のスイツチ部が独立して変形可能なよう
    に前記可撓性シートの一部に切込み部が形成さ
    れ、 前記アクチユエータは前記各鍵に対して配設さ
    れ、該鍵の押下により該鍵に対応する前記2つの
    スイツチ部を時間差をもつて動作させる段差のあ
    る当接部を有し、 前記保持部材は、夫々分離され独立に変形し前
    記層状スイツチのスイツチ部が前記アクチユエー
    タに押圧された際に独立に移動可能なように切込
    み部が形成された弾性部材からなることを特徴と
    した電子楽器の鍵盤用スイツチ装置。
JP56214749A 1981-12-24 1981-12-24 電子楽器の鍵盤用スイツチ Granted JPS58111095A (ja)

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JPS58111095A JPS58111095A (ja) 1983-07-01
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JPS61175087A (ja) * 1985-01-31 1986-08-06 Canon Inc 像形成・消去方法
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JPS61135393U (ja) * 1985-02-12 1986-08-23
JPH082717Y2 (ja) * 1986-02-12 1996-01-29 ヤマハ株式会社 電子楽器の鍵盤スイツチ

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