JPH02137707A - 粒状セラミックの製造方法 - Google Patents

粒状セラミックの製造方法

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JPH02137707A
JPH02137707A JP63289746A JP28974688A JPH02137707A JP H02137707 A JPH02137707 A JP H02137707A JP 63289746 A JP63289746 A JP 63289746A JP 28974688 A JP28974688 A JP 28974688A JP H02137707 A JPH02137707 A JP H02137707A
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JP
Japan
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particles
added
granular
granular ceramic
granulated
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Application number
JP63289746A
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English (en)
Inventor
Masafumi Miyake
三宅 允文
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Risho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Risho Kogyo Co Ltd
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 [産業上の利用分野コ 本発明は、粒状セラミックの製造方法に関するものであ
り、特に、エレクトロニクスの分野に有用な粒状セラミ
ックの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、粒状もしくは球状セラミックを製造する方法とし
ては特開昭57−95877の方法がある。この方法は
溶射の火焔温度が2000℃以上の高温で、シリカ、ア
ルミナの微粒子を噴射と同時に溶融し粒子表面が滑らか
な真球状の粒子を製造するものである。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながらこの方法で製造された粒子は、ファインセ
ラミックとして成形力2結時の粒子間の結合性に劣り、
また合成樹脂の充填材として使用した場合、粒子表面と
樹脂との親和性、密着性が十分でなく、純度にも限界が
あり、機械的強度、耐水性などの特性面の低下は避けら
れないという欠点があった。
口 発明の構成 「問題点を解決するための手段] 本発明は、前記のような問題点を解決するためになされ
たものである。即ち、金属アルコキシドを加水分解して
得られた液状物に、 HO[CH2] 0H HO[CH2−CH□−0コ 、H で示される2価アルコール、例えばエチレングリコール
、ジエチレングリコールなどを数バーセフ5〜十数パー
セント添加して、均一に混合してから、噴霧乾燥し粒状
化した後、850℃〜1050℃で加熱酸化処理して得
られる微小中空粒状物は、粒子表面にミクロな凹凸を有
する擬球形粒状で、ファインセラミック粒子として焼結
性に優れ、また合成樹脂との親和性、密着性に優れた粒
状セラミックであることを見出したのである。
本発明で使用する金属アルコキシドとしては、St (
OR)4 AI (OR)3 ・5i(OR)4 T t (OR) 4 ・S i (OR> 4Z’r
 (OR>4 ・Si (OR)4(但し、R:アルキ
ル基) などが挙げられる。
また、あらかじめ金m酸化物微粒子を添加した金属アル
コキシドを加水分解して得られた液状物を噴霧乾燥し粒
状化した後、850°C〜1050℃で加熱酸化処理し
て得られる充実粒状物も、粒子表面にミクロな凹凸を有
する擬球形粒状で、ファインセラミック粒子として焼結
性に優れ、また合成樹脂との親和性、密着性に優れた粒
状セラミックであることを見出したのである。
ここで、あらかじめ添加する金属酸化物は、特に限定さ
れるものではなく、また、微粒子の粒径は、0.05〜
100 tt m、望ましくは、0.05〜10μmが
適当である。0.05μm未満では粉体として収り扱い
にくく、100μmを越える粒径では成形性を損ねるの
で、好ましくない。
[作用] 本発明による、微小中空粒状あるいは充実粒状の合成無
機質金属酸化物よりなる粒状セラミックは、粒子表面に
ミクロの凹凸を有する擬球形粒状物となり、粒子間の物
理的な相互密着性や結合性がすぐれるのである。
[実施例コ 以下、実施例を用いて本発明を説明する。
実施例1 テトラエチルシリケートS i (OC2H5) 46
00m1と、アルミニウムイソプロピラードAl(OC
3H?)3 2400m1を、51の三ツロフラスコに
秤取し、次にイソプロピルアルコール 300m1を加
えて均一に撹拌溶解後、0、lN−HCl  35m1
を滴下し、更に純水180m1を加え、50℃で還流し
ながら4時間加水分解を行った。生成した透明液にエチ
レングリコールとエタノールを1:1に配合した温液3
00m1を添加し、均一に混合した後噴霧、乾燥造粒し
た。蛋成物を、酸化雰囲気中で100℃/hで昇温し、
最高850°Cにて12時間加熱処理した。焼成後の粒
子は平均粒径25μmの中空粒状物であった。
得られたセラミック粒子の、走査型電子顕微鏡写真を図
−1に示す。
実施例2 テトラエチルシリケートS i (OC2H5) 44
00m1、マグネシウムエチラー)  Mg(OC2H
5>2 45g及び平均粒径1μmのシリカ微粉末 6
0gを添加混合後エタノール 600m1および純水 
180m1を添加し、15分混合撹拌後、0.lN−H
Cl  44m1を滴下し、40℃で2時間加水分解を
行った。生成した懸濁液を、純水で2倍に稀釈後、噴霧
乾燥造粒した。 生成した粒子の平均粒子径は25μm
であった。該粒子を実施例1と同様に、100°C/1
)で昇温し、最高1050℃にて8時間加熱処理した。
焼成後の粒子は、平均粒径18μmの擬球形充実粒状物
であった。
得られたセラミック粒子の、走査型電子顕微鏡写真を図
−2に示す。
比較例 シリカの微粒子を火炎温度2000°C以上の高温雰囲
気に噴射、溶融させて粒子の表面が滑らかで真球状の粒
子を得た。
得られたセラミック粒子の、走査型電子顕微鏡写真を図
−3に示す。
ハ 発明の効果 本発明によるセラミック粒子は、セラミックの処理とし
ては比較的低温で熱処理するため化学的な活性に優れ、
また粒子表面にしわや凹凸があるため粒子間の物理的な
相互密着性や結合性が優れていると共に、極めて高純度
で機能性に富むファインセラミックであり、特にエレク
トロニクス材料として有用な新素材である。
【図面の簡単な説明】
図1〜図2は、本発明方法により得られたセラミック粒
子の走査型電子顕微鏡写真、図3は、従来技術によるセ
ラミック粒子の走査型電子顕微鏡写真である。 特許出願人  利昌工業株式会社 図 〕 図 7つ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属アルコキシドの加水分解液に、 HO[CH_2]OH HO[CH_2−CH_2−O]_nH で示される2価アルコールを添加し、噴霧乾燥して造粒
    した後、加熱酸化により微小中空粒状化した合成無機質
    金属酸化物よりなることを特徴とする、粒状セラミック
    の製造方法。 2 微粒子状の金属酸化物を添加した金属アルコキシド
    の加水分解液を、噴霧乾燥して造粒した後、加熱酸化に
    より充実粒状化した合成無機質金属酸化物よりなること
    を特徴とする、粒状セラミックの製造方法。
JP63289746A 1988-11-16 1988-11-16 粒状セラミックの製造方法 Pending JPH02137707A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003200033A (ja) * 2002-01-09 2003-07-15 Hitachi Chem Co Ltd 中空微粒子集合体の製造方法及びそれにより得られた中空微粒子集合体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5075594A (ja) * 1973-11-09 1975-06-20
JPS61232204A (ja) * 1985-03-29 1986-10-16 アライド・コーポレーシヨン 金属酸化物粉末の製法

Patent Citations (2)

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