JPH02136382A - 車体組み立て方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、上屋モ／ニールと上屋モジュールと別々のラ
インで製作した後に結合するようにした車体組み立て方
法に関する。

従来の技術 従来、車体の組み立て方法としては、第５図に示したも
のが提案されている（実開昭６２ｉ０８１８３号公報参
照）。すなわち、車体１は上屋モジュール２と上屋モジ
ュール３とを、異なるライン作業で組み立てた後、結合
するものであって、前記上屋モジュール２組み立て工程
においては、フロントボディ４、両サイドボディ５．５
、ルーフボディ６、リアボディ７の組み付けが行われる
。

一方、前記上屋モジュール３の組み立て工程においては
、フロントフロアパネル８とリアフロアパネル９とを結
合した後、両フロアパネル８．９」二にフロントシート
１０、リアノート１１、リアシートベルト１２等の内装
部品を配設する作業か行われ、前記リアシート１１の組
み付けは、リアシートクツション１３の固着作業と、リ
アシートバック１４の枢設作業とから構成されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の組み立て方法において
は、リアシートクツション１３とリアシートバック１４
とを共に、上屋モジュール３に組み付けるようにしてい
る。このとき、前記リア／−トヘルト１２は、第６図に
示したように、ンートベルトアンカ１５・・・により、
リアフロアパネル９のリア／−トクッ／ヨン１３により
隠蔽される部位に取り付けられることから、上屋モジュ
ール３側においては、ンートベルトアンカ１５、リア／
−トクッ／ヨン１３、リアノードパック１４の工順で組
み立て作業を行われる。しかも、同図に示したように、
リアジートノ＼、り１４が、ホイルハウス側ブラケット
１６やフロア側ブラケット１７を介して、回動自在に支
持される所謂トランクスルータイブである場合には、前
記両ブラケット１６．１７の取り付は作業をも、上屋モ
ジュール３の組み立て工程にて行う必要がある。

したがって、リアシート１１に関連する一連の組み立て
作業が、上屋モジュール３の組み立て工程においてのみ
行われることとなり、その結果、石屋モンユール３側の
ライン作業に要する時間のみか増大し、に屋モジュール
２側のライン作業に要する時間とのバランスが合わなく
なり、迅速に組み立てを終了した上屋モジュール２のス
トックのみが増えることとなる。

このような上屋モジュール２のス］・ツクを解消すべく
、該」１屋モジュール２側の作業終了後、上屋モンユー
ル３側の作業終了を待って、両者を結合する方法も考え
られるか、かかる方法では両者を結合して車体ｌを完成
するまでのリードタイムか長大化する不利を有するもの
であった。

本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、リードタイムの短縮化を図ると共に、さらには
上屋モ／ニールと上屋モ／ニールの組み立て作業性をも
向上させた車体の組み立て方法を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明にあっては、少なくと
もサイトポティとルーフボディとを予め組み付けて上屋
モジュールを組み立てるとともに、フロアパネル上に内
装部品を配設して上屋モジュールを組み立て、該上屋モ
ジュールを前記上屋モジュールと結合する車体の組み立
て方法において、前記上屋モジュールの組み立て工程で
、該上屋モジュールのサイドボディ間に、クロスパネル
を架橋配置し、該クロスパネルにリアシートバックを支
持してお（ようにしている。

作用 前記構成において、」−屋モジュール側のラインでは、
その組み立て工程においてサイドボディ間にクロスパネ
ルを架橋配置する作業と、該クロスパネルにリアシート
バックを組み付ける作業とが行われ、一方下屋モンユー
ル側のラインでは前記リアシートパックに対応するリア
シートクツション等の組み付けか行われ、各ラインでの
組み立て作業終了後、」−屋モジュールと上屋モジュー
ルの結合か行われる。

したがって、リアシー！・クツションとりアシートハッ
クからなるリアシートの組み付けに関しては、ＩＪ　７
シートバ、りの組み付けを上屋モジュール側のラインで
負担し、リアシートクツションの組み付けを上屋モジュ
ール側のラインで負担することとなる。

そして、上屋モジュールと下屋モンユールの組み立て終
了後、両モジュールを結合する際には、上屋モジュール
の両サイドボディは、クロスパネルは介して結合されて
いることから、両サイドボディ位置規制がなされる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に従って説明する
。すなわち、第３図に示したように、車体１の組み立て
は、上屋モジュール２と上屋モジュール３とを、既に塗
装されたパネルを異なるライン作業で組み立てた後、結
合するようにしたものであって、前記上屋モジュール２
の組み立て工程においては、先ずフロントボディ４、両
サイドボディ５．５、ルーフ部材であるルーフレール３
０とルーフボディ６、リアボディ７の組み付けが行われ
る。

前記サイドボディ５の組み立ては、フロン）・ピラー１
８、センタピラー１９、サイト゛ンル２０、リアピラー
２１、及び第１図に示したホイルハウスインナ２２等を
結合することにより行われ、次に、該ボイルハウスイン
ナ２２間に、断面略コ字状のクロスパネル２３か架橋配
置する。

さらに、該クロスパネル２３の略中央部に、フロア側ブ
ラケット１７か取り付け、また第２図に示したように、
前記ホイルハウスインナ２２に、ボイルハウス側ブラケ
ット１６が取り付ける。そして、前記フロア側ブラケッ
！・１７とホイルハウス側フラケソト１６間には、所謂
トランクスルータイブのリアソードパック１４．１４を
、第４図に示したように、回転軸２４により回動自在に
支持する。

一方、前記上屋モジュール３側の組み立て工程において
は、フロントフロアパネル８とリアフロアパネル９とを
結合した後、両フロアパネル８．９トにフロントシート
１０１　リアシートクツション１３、リアシートヘルト
１２等の内装部品を配設する。又第６図をもって概説し
たように、前記リアノートヘルｌ−１２のンートヘルト
アンカ１５を、リアフロアパネル９の、リアシートクツ
ションＸ３により隠蔽される部位に取り付け、該リアシ
ートクツション１３の後方には、第４図に示したように
、フロアメンバ２５を固着する。

したがって、リアシートヘルド１２及び、リアシート１
１の組み付けに関する作業は、各ブラケット１６．１７
と、リアンートノ＼ツク１４の組み付けか、上屋モジュ
ール２側で行われ、リアシートヘルド１２とリアシート
クツション１３の組み付けか上屋モジュール３側におい
て行われることとなる。

よって、各ブラケット１６．１７と、リアシートパック
１４の組み付は作業が、上屋モジュール３から上屋モジ
ュール２側に移行することにより、短尺であった上屋モ
ジュール２側の負担が増大しライン作業に要する時間も
増大する一方、長大であった上屋モジュール３側の負担
か軽減しライン作業に要する時間が減少する。

このため、上屋モジュール２側のライン作業必要時間と
、上屋モジュール３側のライン作業必要時間とかバラン
スするようになり、その結果上屋モジュール２と上屋モ
ジュール３とを結合して車体１を完成するまでのリード
タイムを短縮化することが可能となる。

また、上屋モジュール２の両サイドボディ５．５は、ク
ロスパネル２３は介して結合されていることから、両サ
イトポティ５．５が相離間する方向へ開いてしまうよう
なことはなく、精度よく位置決めされる。よって、各ラ
インでの組み立て作業終了後、上屋モジュール２を上屋
モジュール３上方から下降させて、両者の結合を行う際
には、サイドシル２０が精度よくフロアパネル８．９の
両側に位置し、該サイドシル２０とフロアパネル８．９
の結合作業を容易に行うことが可能となる。

そして、上屋モノニール２と上屋モジュール３とを結合
した後、第４図に示したように、前記フロアメンバ２５
に、ホルト２６及びナツト２７によりクロスパネル２３
を固定する。これにより、リアシートハック１４はブラ
ケット１６．１７、クロスパネル２３、及びフロアメン
バ２５を介して確実にリアフロアパネル９に固定され、
また車幅方向に延在するクロスパネル２３が設けられる
ことにより、完成された車体１の剛性を向上させること
も可能となるのである。

なお、前記実施例ではルーフ部材であるルーフレール３
０とルーフボディ６とを共に、上屋モンユールの組み付
は工程で組み付けるようにしたが、該組み付は工程では
、ルーフレール３０の組み付けのみを行い、後の工程で
ルーフボディ６を組み付ける用にしてもよい。

発明の詳細 な説明したように本発明は、」三原モジュールの組み立
て工程で、該上屋モジュールのサイトボディ間に、クロ
スパネルを架橋配置し、該クロスパネルにリアシートバ
ンクを支持しておくようにした。よって、リアソートの
組み付けに関する作業は、リアシートバックの組みイ］
けが、上屋モンユール側で行われこととなり、リアシー
トクツションの組み付けのみを上屋モジュール側て行え
ばよいこととなる。

その結果、短尺であった上屋モジュール側のライン作業
に要する時間と、長大であった上屋モジＯ ニール３側のライン作業に要する時間とをバランスさゼ
ることか可能となり、その結果−」−屋モジュールと上
屋モジュールとを結合して車体を完成するまでのリート
タイムを短縮化することが可能となる。

また、上屋モジュールの両サイドボディは、クロスパネ
ルを介して結合されることから、両サイドボディか相離
間する方向へ開いてしまうようなことはなく、よって、
各ラインでの組み立て作業路ｒ後、上屋モジュールと上
屋モジュールの結合を行う際の作業を容易に行うことが
可能どなると共に、車幅方向に延在するクロスパネルか
設けられることにより、完成された車体の剛性を向上さ
せることも可能にするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる上屋モジュールの要
部分解斜視図、第２図は第１図Ａ部拡大図、第３図は同
実施例の分解斜視図、第４図は組み立て作業終了後にお
ける第１図ＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図、第５図は従来の
車体組み立て方法を示す分解斜視図、第６図はトランク
スルータイブのリアシートバンク取付構造を示す分解斜
視図である。 ■・・・車体、２・・・上屋モジュール、３・・上屋モ
ジュール、５・・サイトボディ、６ルーフポデイ、１４
・・・リアシートハ゛ツク、２３・・クロスパネル。 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくともサイドボディとルーフ部材とを予め組
   み付けて上屋モジュールを組み立てるとともに、フロア
   パネル上に内装部品を配設して下屋モジュールを組み立
   て、該下屋モジュールを前記上屋モジュールと結合する
   車体の組み立て方法において、前記上屋モジュールの組
   み立て工程で、該上屋モジュールのサイドボディ間に、
   クロスパネルを架橋配置し、該クロスパネルにリアシー
   トバックを支持しておくようにしたことを特徴とする車
   体組み立て方法。