JP2501886B2 - 車体組み立て方法 - Google Patents

車体組み立て方法

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JP2501886B2 JP63289534A JP28953488A JP2501886B2 JP 2501886 B2 JP2501886 B2 JP 2501886B2 JP 63289534 A JP63289534 A JP 63289534A JP 28953488 A JP28953488 A JP 28953488A JP 2501886 B2 JP2501886 B2 JP 2501886B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、上屋モジュールと下屋モジュールと別々の
ラインで製作した後に結合するようにした車体組み立て
方法に関する。
従来の技術 従来、車体の組み立て方法としては、第5図に示した
ものが提案されている(実開昭62-108183号公報参
照)。すなわち、車体1は上屋モジュール2と下屋モジ
ュール3とを、異なるライン作業で組み立てた後、結合
するものであって、前記上屋モジュール2組み立て工程
においては、フロントボディ4、両サイドボディ5、
5、ルーフボディ6、リアボディ7の組み付けが行われ
る。
一方、前記下屋モジュール3の組み立て工程において
は、フロントフロアパネル8とリアフロアパネル9とを
結合した後、両フロアパネル8、9上にフロントシート
10、リアシート11、リアシートベルト12等の内装部品を
配設する作業が行われ、前記リアシート11の組み付け
は、リアシートクッション13の固着作業と、リアシート
バック14の枢設作業とから構成されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の組み立て方法におい
ては、リアシートクッション13とリアシートバック14と
を共に、下屋モジュール3に組み付けるようにしてい
る。このとき、前記リアシートベルト12は、第6図に示
したように、シートベルトアンカ15…により、リアフロ
アパネル9のリアシートクッション13により隠蔽される
部位に取り付けられることから、下屋モジュール3側に
おいては、シートベルトアンカ15、リアシートクッショ
ン13、リアシートバック14の工順で組み立て作業を行わ
れる。しかも、同図に示したように、リアシートバック
14が、ホイルハウス側ブラケット16やフロア側ブラケッ
ト17を介して、回動自在に支持される所謂トランクスル
ータイプである場合には、前記両ブラケット16、17の取
り付け作業をも、下屋モジュール3の組み立て工程にて
行う必要がある。
したがって、リアシート11に関連する一連の組み立て
作業が、下屋モジュール3の組み立て工程においてのみ
行われることとなり、その結果、下屋モジュール3側の
ライン作業に要する時間のみが増大し、上屋モジュール
2側のライン作業に要する時間とのバランスが合わなく
なり、迅速に組み立てを終了した上屋モジュール2のス
トックのみが増えることとなる。
このような上屋モジュール2のストックを解消すべ
く、該上屋モジュール2側の作業終了後、下屋モジュー
ル3側の作業終了を待って、両者を結合する方法も考え
られるが、かかる方法では両者を結合して車体1を完成
するまでのリードタイムが長大化する不利を有するもの
であった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたも
のであり、リードタイムの短縮化を図ると共に、さらに
は上屋モジュールと下屋モジュールの組み立て作業性を
も向上させた車体の組み立て方法を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明にあっては、少なく
ともサイドシルを含むサイドボディとルーフボディとを
予め組み付けて上屋モジュールを組み立てるとともに、
フロアパネル上に内装部品を配設して下屋モジュールを
組み立て、その後少なくともサイドボディのサイドシル
にフロアパネルを結合して下屋モジュールを前記上屋モ
ジュールと結合する車体の組み立て方法において、前記
上屋モジュールの組み立て工程で、両サイドボディのサ
イドシル近傍部間に、クロスパネルを架橋配置して、該
クロスパネルにリアシートバックを支持しておき、下屋
モジュールを上屋モジュールと結合する工程で、フロア
パネルに前記クロスパネルを結合するようにしている。
作用 前記構成において、上屋モジュール側のラインでは、
その組み立て工程においてサイドボディ間にクロスパネ
ルを架橋配置する作業と、該クロスパネルにリアシート
バックを組み付ける作業とが行われ、一方下屋モジュー
ル側のラインでは前記リアシートバックに対応するリア
シートクッション等の組み付けが行われ、各ラインでの
組み立て作業終了後、上屋モジュールと下屋モジュール
の結合が行われる。
したがって、リアシートクッションとリアシートバッ
クからなるリアシートの組み付けに関しては、リアシー
トバックの組み付けを上屋モジュール側のラインで負担
し、リアシートクッションの組み付けを下屋モジュール
側のラインで負担することとなる。
そして、上屋モジュールと下屋モジュールの組み立て
終了後、両モジュールを結合する際には、上屋モジュー
ルの両サイドボディは、クロスパネルを介して結合され
ていることから、両サイドボディ位置規制がなされる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に従って説明す
る。すなわち、第3図に示したように、車体1の組み立
ては、上屋モジュール2と下屋モジュール3とを、既に
塗装されたパネルを異なるライン作業で組み立てた後、
結合するようにしたものであって、前記上屋モジュール
2の組み立て工程においては、先ずフロントボディ4、
両サイドボディ5、5、ルーフ部材であるルーフレール
30とルーフボディ6、リアボディ7の組み付けが行われ
る。
前記サイドボディ5の組み立ては、フロントピラー1
8、センタピラー19、サイドシル20、リアピラー21、及
び第2図に示したホイルハウスインナ22等を結合するこ
とにより行われ、次に、該ホイルハウスインナ22間に、
断面略コ字状のクロスパネル23を架橋配置する。
さらに、該クロスパネル23の略中央部に、フロア側ブ
ラケット17を取り付け、また第2図に示したように、前
記ホイルハウスインナ22に、ホイルハウス側ブラケット
16を取り付ける。そして、前記フロア側ブラケット17と
ホイルハウス側ブラケット16間には、所謂トランクスル
ータイプのリアシートバック14、14を、第4図に示した
ように、回転軸24により回動自在に支持する。
一方、前記下屋モジュール3側の組み立て工程におい
ては、フロントフロアパネル8とリアフロアパネル9と
を結合した後、両フロアパネル8、9上にフロントシー
ト10、リアシートクッション13、リアシートベルト12等
の内装部品を配設する。又第6図をもって既説したよう
に、前記リアシートベルト12のシートベルトアンカ15
を、リアフロアパネル9の、リアシートクッション13に
より隠蔽される部位に取り付け、該リアシートクッショ
ン13の後方には、第4図に示したように、フロアメンバ
25を固着する。
したがって、リアシートベルト12及び、リアシート11
の組み付けに関する作業は、各ブラケット16、17と、リ
アシートバック14の組み付けが、上屋モジュール2側で
行われ、リアシートベルト12とリアシートクッション13
の組み付けが下屋モジュール3側において行われること
となる。
よって、各ブラケット16、17と、リアシートバック14
の組み付け作業が、下屋モジュール3から上屋モジュー
ル2側に移行することにより、短尺であった上屋モジュ
ール2側の負担が増大しライン作業に要する時間も増大
する一方、長大であった下屋モジュール3側の負担が軽
減しライン作業に要する時間が減少する。
このため、上屋モジュール2側のライン作業必要時間
と、下屋モジュール3側のライン作業必要時間とがバラ
ンスするようになり、その結果上屋モジュール2と下屋
モジュール3とを結合して車体1を完成するまでのリー
ドタイムを短縮化することが可能となる。
また、上屋モジュール2の両サイドボディ5、5は、
クロスパネル23を介して結合されていることから、両サ
イドボディ5、5が相離間する方向へ開いてしまうよう
なことはなく、精度よく位置決めされる。よって、各ラ
インでの組み立て作業終了後、上屋モジュール2を下屋
モジュール3上方から下降させて、両者の結合を行う際
には、サイドシル20が精度よくフロアパネル8、9の両
側に位置し、該サイドシル20とフロアパネル8、9の結
合作業を容易に行うことが可能となる。
そして、上屋モジュール2と下屋モジュール3とを結
合する工程において、第4図に示したように、前記フロ
アメンバ25に、ボルト26及びナット27によりクロスパネ
ル23を固定する。これにより、リアシートバック14はブ
ラケット16、17、クロスパネル23、及びフロアメンバ25
を介して確実にリアフロアパネル9に固定され、また車
幅方向に延在するクロスパネル23が設けられることによ
り、完成された車体1の剛性を向上させることも可能と
なるのである。
なお、前記実施例ではルーフ部材であるルーフレール
30とルーフボデイ6とを共に、上屋モジュールの組み付
け工程で組み付けるようにしたが、該組み付け工程で
は、ルーフレール30の組み付けのみを行い、後の工程で
ルーフボデイ6を組み付ける用にしてもよい。
発明の効果 以上説明したように本発明は、上屋モジュールの組み
立て工程で、両サイドボディのサイドシル近傍部間に、
クロスパネルを架橋配置して、該クロスパネルにリアシ
ートバックを支持しておき、下屋モジュールを上屋モジ
ュールと結合する工程で、フロアパネルに前記クロスパ
ネルを結合するようにした。よって、リアシートの組み
付けに関する作業は、リアシートバックの組み付けが、
上屋モジュール側で行われこととなり、リアシートクッ
ションの組み付けのみを下屋モジュール側で行えばよい
こととなる。
その結果、短尺であった上屋モジュール側のライン作
業に要する時間と、長大であった下屋モジュール3側の
ライン作業に要する時間とをバランスさせることが可能
となり、その結果上屋モジュールと下屋モジュールとを
結合して車体を完成するまでのリードタイムを短縮化す
ることが可能となる。
また、上屋モジュールの両サイドボデイは、サイドシ
ル近傍部間でクロスパネルを介して結合されることか
ら、両サイドボディが相離間する方向へ開いてしまうよ
うなことはなく、よって、各ラインでの組み立て作業終
了後、上屋モジュールと下屋モジュールの結合を行う際
にサイドシルを精度良く、しかも容易にフロアパネルに
結合することができるようになり、作業が容易になると
共に、車幅方向に延在するクロスパネルが設けられるこ
とにより、完成された車体の剛性も向上する。さらにま
た、リアシートバックを支持したクロスパネルが最終的
にフロアパネルに結合されるため、リアシートバック
を、フロアパネル側のリアシートクッションと精度良く
位置決めすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる上屋モジュールの要
部分解斜視図、第2図は第1図A部拡大図、第3図は同
実施例の分解斜視図、第4図は組み立て作業終了後にお
ける第1図IV-IV線に沿う断面図、第5図は従来の車体
組み立て方法を示す分解斜視図、第6図はトランクスル
ータイプのリアシートバック取付構造を示す分解斜視図
である。 1……車体、2……上屋モジュール、3……下屋モジュ
ール、5……サイドボディ、6……ルーフボディ、14…
…リアシートバック、23……クロスパネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともサイドシルを含むサイドボディ
    とルーフ部材とを予め組み付けて上屋モジュールを組み
    立てるとともに、フロアパネル上に内装部品を配設して
    下屋モジュールを組み立て、その後少なくともサイドボ
    ディのサイドシルにフロアパネルを結合して下屋モジュ
    ールを前記上屋モジュールと結合する車体の組み立て方
    法において、前記上屋モジュールの組み立て工程で、両
    サイドボディのサイドシル近傍部間に、クロスパネルを
    架橋配置して、該クロスパネルにリアシートバックを支
    持しておき、下屋モジュールを上屋モジュールと結合す
    る工程で、フロアパネルに前記クロスパネルを結合する
    ようにしたことを特徴とする車体組み立て方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003038098A2 (en) 2001-11-02 2003-05-08 Oxford Biomedica (Uk) Limited 5t4 ligand

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