JPH021358A - インクジェット記録紙用薬剤 - Google Patents

インクジェット記録紙用薬剤

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JPH021358A
JPH021358A JP63075589A JP7558988A JPH021358A JP H021358 A JPH021358 A JP H021358A JP 63075589 A JP63075589 A JP 63075589A JP 7558988 A JP7558988 A JP 7558988A JP H021358 A JPH021358 A JP H021358A
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JP
Japan
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meth
allylamine
substituted
polymer
hydrocarbon
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JP63075589A
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English (en)
Inventor
Akira Fukunishi
福西 彬
Masato Okamoto
真人 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP63075589A priority Critical patent/JPH021358A/ja
Publication of JPH021358A publication Critical patent/JPH021358A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインフジエラI・記録紙用薬剤に関する。
[従来の技術] インクジェット記録紙に用いられる薬剤として、ポリビ
ニルピリジニウムハライド、ポリエチレンイミン(その
塩または第四級アンモニウム塩)などのカチオン高分子
化合物がある。
[発明が解決しようとする問題点コ しかし上述のカチオン高分子化合物は各種充填剤(微粉
シリカなど)との相溶性が悪く、またC01゜アシッド
ブルー1、C01,アシッドレッド35などを用いたイ
ンクに対しては耐水性が弱く、水が付くと流れ出ず。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは各種充填剤との相溶性がよく、またC81
.アシッドブルー1、C01,アシッドレッド35のよ
うな耐水性のよくない酸性染料のインクを使用した場合
でもすぐれた耐水性を与えるインクジェット記録紙用薬
剤について鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は(A)N−炭化水素置換ジ(メタ)ア
リルアミン(塩)類および/またはそのエピハロヒドリ
ン四級化物および必要により(B)共重合可能な他の単
量体の(共)重合体からなることを特徴とするインフジ
エラI・記録紙用薬剤である。
本発明において(A)および必要により(B)の(共)
重合体は(A)および必要により(3)を開環重合する
ことにより得ることができる。
N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(塩)類とし
ては一般式 (式中、R1、R2は水素原子またはメチル基、R3炭
素数1〜18のアルキル基、核置換基を有していてもよ
いアリール基もしくはアラルキル基、またはシクロアル
キル基を示す。Xは酸の対アニオンを示す。)で示され
るN−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン[N−炭化
水素置換ジアリルアミンおよび/またはN−炭化水素置
換ジメタアリルアミンをいう。]類と酸との塩が挙げら
れる。
一般式(1)において、R3の炭素数1〜18のアルキ
ル基としては炭素数が通常1〜18の直鎖または分岐を
有する飽和または不飽和のアルキル基またはアルケニル
基たとえばアルキル基としてメチル、エチル、プロピル
、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、
ノニル、デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシ
ル、オクタデシル、イソプロピル、イソブチル、イソオ
クチル、イソデシル基;アルケニル基としてはプロペニ
ル、イソプロペニル、2−ブテニル、ドデセニル、オク
タデセニル基が挙げられる。
核置換基を有していてもよいアリール基としてはフェニ
ル基、ナフチル基および核置換フェニル基[アルカリー
ル基(たとえばトリル基)、核へロ基置換フェニル基(
たとえばp−クロロフェニル基)、核アミノ置換フェニ
ル基(たとえばp−アミノフェニル基)など]が挙げら
れる。
シクロアルキル基としてはシクロヘキシル基が挙げられ
る。
N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン類としてはN
−アルキルジ(メタ)アリルアミン[N−メチルジ(メ
タ)アリルアミン、N−エチルジ(メタ)アリルアミン
、N−イソプロビルジ(メタ)アリルアミン、N−n−
ブチルジ(メタ)アリルアミン、N−へキシルジ(メタ
)フリルアミン、N−ラウリルジ(メタ)アリルアミン
など]、N−アリールまたはN−置換アリールジ(メタ
)アリルアミン[N−フエニルジ(メタ)アリルアミン
、p−クロロ−N、N−ジ(メタ)アリルアニリンなど
]、N−アラルキルまたはN−置換アラルキル基(メタ
)アリルアミン[N−ベンジルジ(メタ)アリルアミン
、N−p−二トロベンジルジ(メタ)アリルアミンなど
コなどが挙げられる。
N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミンのうち好まし
いものはN−メチルジアリルアミン、N−ステアリルジ
(メタ)アリルアミンおよびN−ベンジルジ(メタ)ア
リルアミンである。
N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミンの塩としては
、上記N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン類と酸
との塩が挙げられ、この酸としてはギ酸、酢酸などの有
機酸、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸などの無機酸などが挙
げられる。
N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン類と酸との塩
において、N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン類
と酸とのモル比は通常1:0.25〜1、好ましくは実
質的に1:1である。
本発明においてエピハロヒドリンとしてはエピクロルヒ
ドリン、エビブロモヒドリンおよびこれらの二種以上の
混合物が挙げられる。工業的には安価なエピクロルヒド
リンが好ましい。
N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(塩)類とエ
ピハロヒドリンのモル比は、通常1:1〜1.05であ
る。
本発明においてN−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミ
ン(塩)類とエピハロヒドリンとの四級化反応は溶剤存
在下または無溶剤下で反応させることにより容易に行う
ことができる。この溶剤としては水および/または水溶
性有機溶剤(メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル、アセI・ンなと)が挙げられ、水および/またはイ
ソプロパツールが好ましい。
溶剤を使用する場合のモノマー)製度は通常20〜90
重量%、好ましくは40〜70重量%である。
溶剤を使用する場合の具体的製法としては溶剤に溶解し
たN−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(塩)類に
対しエピハロヒドリンを通常0〜10℃で1〜3時間を
要して滴下後、通常70〜90°Cまで昇温し、2〜5
時間反応させて得る方法が挙げられる。溶剤を使用しな
い場合も製造は可能であるが、発熱が激しく温度コンI
・ロールが難しい。従って水および/または水溶性有機
溶剤を使用する方が製造が容易であり好ましい。
また別の反応方法としてジ(メタ)アリルアミンにエピ
ハロヒドリンを反応させてから、アルギル化剤で四級化
してもよい。
共重合可能な他の単量体としては「アクリロニトリル−
その化学と工業」(神原周著、昭和34年9月、株式会
社技報堂発行)および「単量体IJ(昭和51年6月、
共立出版株式会社発行)に記載のものが挙げられ、下記
の単量体が挙げられる。
1、(メタ)アクリル酸エステル化合物(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル[(メタ)アクリル酸メチル、(
メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸イソブチル(メタ)アクリル酸ヘキ
シル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルなどコ、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルニステルロ(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシエチルなどコなと。
2、(メタ)アリル化合物 N−(メタ)アリルアセタミド、(メタ)アリルアセテ
−I・、(メタ)アリルオキシアセテート、(メタ)ア
リルアミド、(メタ)アリルカーボネート、(メタ)フ
リルアルコール、ジメチルジアリルアンモニウムクロラ
イド、ジアリルアミンなど。
3、ハロゲン化エチレン化合物 ビニルクロライド、ビニリデンクロライド、ビニリデン
クロロフルオライド、l−クロロ−1−フロロエチレン
など。
4、モノーオレフ、イン炭化水素化合物(スチレン化合
物は除く) エチレン、インデン、イソブチレン、ヘキシレン−1,
1−ビニルピレンなど。
5、N−ビニルアミド化合物 N−ビニル−N−ベンジルグアニジン、N−ビニル−N
−メチル−N’ 、N’−ジメチルウレア、N−(β−
ビニルオキシエチル)アミドなど。
6、スチレン化合物 α−アセトキシスチレン、l〕−アセチルアミノスチレ
ン、0−クロロスチレン、ジメチルスチレン、スチルベ
ン、スチレンなど。
7、(メタ)アクリロニトリル化合物 アクリロニトリルなと。
80.ビニルエステルおよびビニルケトン化合物ビニル
−アセテート、ベンゾニーI・又はブチレート、ビニル
ケトン、メチルビニルケトンなど。
99.ビニルエーテルおよびビニルへテロ環化合物アミ
ノアルキルビニルエーテル、β−クロロエチルビニルエ
ーテル、メチルビニルエーテル、ビニルブチルエーテル
、ビニルイソブチルエーテル、N−ビニルカルバ゛ゝブ
ール、2−ビニル−4−ブチルモルホリンオキサイドな
ど。
これらのうちで好ましいものはジメチルジアリルアンモ
ニウムクロライド、(メタ)アクリル酸エステル化合物
、スチレン化合物、アクリロニI・リル化合物およびビ
ニルエステルであり、とくに好ましいものは、(メタ)
アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、スチレ
ンおよびビニルアセテ−1−1とくにスチレン化合物で
ある。
(共)重合体可能な他の単量体を使用する場合、該(塩
)もしくは四級化物(A)と共重合可能な他の単量体(
B)との重量比は通常100:0〜50:50、好まし
くはioo:o〜70:30、とくに好ましくは100
:O〜80:20である。(A)の割合が50未満の場
合はインクに対する耐水性向上効果が低下する。
本発明における(共)重合体は通常、一般式(1)で示
されるN−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(塩)
類もしくはそのエピハロヒドリン四級化物(A)または
複数の単量体をラジカル重合開始剤を用いて重合させる
ことにより製造できる。また、本発明における(共)重
合体は予めN−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(
塩)類を重合してから、エピハロヒドリンを反応させて
製造することもできる。
N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(塩)類もし
くはそのエピハロヒドリン四級化物(A)はメタノ−ル
、エタノール、ジメチルスルボキザイド、ジメチルホル
ムアミドなどの親水性有機溶剤あるいは水または含水ア
ルコールなどの水と親水性有機溶剤との混合溶液に溶解
する。
ラジカル重合開始剤としては通常用いられる開始剤たと
えば過酸化水素、ジー1.−ブチルパーオキザイド、ク
メンヒドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド
などの無機または有機過酸化物;過酢酸、過安息香酸等
の過酸;過硫酸アンモン、過硫酸カリ、過硫酸ソーダな
どの過硫酸塩、アゾビスイソブチロニトリルなどの脂肪
族アゾ化合物が挙げられる。
開始剤は該(塩)もしくは四級化物(A)の重量に対し
て通常0.1〜5重量%の量が用いられる。
重合反応は通常30〜80°C5好ましくは30〜60
°Cて、重合時間は通常5〜24時間の広範囲で行うこ
とができる。溶液重合の場合、溶液の該(塩)もしくは
その四級化物(A)の濃度は通常10〜90重量%、好
ましくは40〜70重量%である。
本発明における(A)で示される構成単位を有する重合
体は通常白色固状である。その極限粘度[η]は通常0
.15〜1.9、好ましくは0.27〜1.6、とくに
好ましくは0.3〜1.4(0,2N−KCI水溶液、
30°C)である。[ηコが0.15未満ではインクの
耐水性向上効果か弱<1.9を越えると充填剤との相溶
性が悪くなり、均一に紙に塗工てきなくなる。
その平均分子量は通常約1万〜30万、好ましくは3.
5万〜30万、とくに好ましくは5万〜26万である。
(共)重合体の具体例としてはN−スチレン(メタ)ア
リルアミン塩酸塩の重合体、N−スチレン(メタ)アリ
ルアミン塩酸塩・エピクロルヒドリン反応物の重合体、
N−エチルジ(メタ)アリルアミン塩酸塩の重合体、N
−エチルジ(メタ)アリルアミン塩酸塩・エピクロルヒ
ドリン反応物の重合体、N−プロビルジ(メタ)アリル
アミン酢酸塩の重合体、N−プロビルジ(メタ)アリル
アミン酢酸塩・エピクロルヒドリン反応物の重合体、N
−ラウリルジ(メタ)アリルアミン塩酸塩の重合体、N
−ラウリルジ(メタ)アリルアミン塩酸塩・エピクロル
ヒドリン反応物の重合体、N−ステアリルジ(メタ)ア
リルアミン塩酸塩の重合体、N−ステアリルジ(メタ)
アリルアミン塩酸塩・エピクロルヒドリン反応物の重合
体、N−フエニルジ(メタ)アリルアミン塩酸塩の重合
体、N−フエニルジ(メタ)アリルアミン塩酸塩・エピ
クロルヒドリン反応物の重合体、N−ベンジルジ(メタ
)フリル塩酸塩の重合体、N−ベンジルジ(メタ)アリ
ル塩酸塩・エピクロルヒドリン反応物の重合体、N−ス
チレン(メタ)アリルアミン塩酸塩/アクリロニトリル
(重量比8:2)の共重合体、N−スチレン(メタ)ア
リルアミン塩酸塩・エピクロルヒドリン反応物/アクリ
ロニI・リル(重量比8:2)の共重合体、N−スチレ
ン(メタ)アリルアミン塩酸塩/スチレン(重量比9:
1)の共重合体、N−スチレン(メタ)アリルアミン塩
酸塩・エピクロルヒドリン反応物/スチレン(重量比9
:1)の共重合体、N−スチレン(メタ)アリルアミン
塩酸塩/ジメチルジアリルアンモニウムクロライド(重
合比8:2)の共重合体などが挙げられる。
好ましいものはN−スチレン(メタ)アリルアミン塩酸
塩の重合体、N−スチレン(メタ)フリルアミン塩酸塩
・エピクロルヒドリン反応物の重合体、N−ベンジルジ
(メタ)アリルアミン塩酸塩の重合体、N−ベンジルジ
(メタ)アリルアミン塩酸塩・エピクロルヒドリン反応
物の重合体、N−スチレン(メタ)アリルアミン塩酸塩
/アクリロニトリル(重量比8:2)の共重合体、N−
スチレン(メタ)アリルアミン塩酸塩・エピクロルヒド
リン反応物/アクリロニトリル(重量比8:2)の共重
合体である。
この(共)重合体はたとえば一般式 または一般式 博 乙 (式中、R1,R2は水素原子またはメチル基、R3は
炭素数1〜18のアルキル基、核置換基を有していても
よいアリール基もしくはアラルギル基、またはシクロア
ルキル基、Xは酸の対アニオンである。Z構成単位を必
須として含むものが挙げられる。
本発明の薬剤が用いられるインフジエラI・記録紙の素
材としては紙が代表的であるが、布、樹脂、フィルム、
合成紙等も使用できる。
本発明の薬剤を含むインフジエラI・記録紙の製造法と
しては(1)基材中に本発明の薬剤を含有させる方法た
とえば■本発明の薬剤を含む含浸液に基材を浸漬する方
法(後処理法)および■抄紙工程において本発明の薬剤
の水溶液又は分散液をを使用して製紙する方法(内填法
)ならびに(2)基材上の塗工層中に本発明の薬剤を含
有させる方法たとえば薬剤を含有させた基材中に塗工液
塗布し、乾燥させる方法が挙げられる。
(1)の含浸液または水溶液中の薬剤の濃度は液の呈す
る粘度および(共)重合体の溶解度により種々変えるこ
とができるが通常0.05〜7重量%、好ましくは0.
1〜5重量%である。この場合、液比は通常1:5〜2
00、好ましくは1:10〜iooである。紋り率は通
常30〜150%、好ましくは50〜ioo%である。
(2)の塗工液には一般に無機質顔料類(微粉ケイ酸、
クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、チタン白、ケイ
酸アルミニウム、リトポンなど)、水溶性高分子(酸化
デンプン、カチオンデンプン、ゼラチン、カゼイン、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリア
クリルアミド、ポリエチレンオキザイド、ポリビニルピ
ロリドンなど)、合成樹脂ラテックス(スチレン・ブタ
ジェン共重合体ラテックス、メタクリル酸メチル・ブタ
ジェン共重合体ラテックス、エチレン・酢酸ビニル共重
合体ラテックスなど)、蛍光染料、pH調整剤、消泡剤
、潤滑剤、界面活性剤などを含有していてもよい。
塗工液の処方の一例を示せば本発明の薬剤は通常0.0
1〜5重量%、好ましくは0.05〜3%、水溶性高分
子は通常1〜15重量%、無機質顔料は通常3〜15重
量%、水が残りである。
塗工量(乾燥塗工量)は通常1〜50g/Tt1′、好
ましくは2〜30g/TT+!である。
塗工液の適用方法としては公知の手法(ロールコータ−
法、ブレードコーター法、エアナイフコーター法など)
がある。
本発明において印写されるインクには通常、水溶性直接
染料、水溶性酸性染料および水溶性反応染料が用いられ
る。水溶性直接染料としてはC01゜ダイレクトブラッ
ク(2,4,17,19,22,32,38,51,5
6゜62.71,74,75,77.105,108,
112,154等)、C11,ダイレクトイエロー(8
,11,12,24,26,27,33,39,44,
50,58,85,86,88,98,100,110
,144等)、C21,ダイレクトレッド(1j2,4
,9,11,13,17,20,23,24,28,3
1,33,37,39.44,62,81,83,99
,227,243等)、C01,ダイレクトブルー(1
,2,8,22,25,76,78,86,87,10
8,120,193,195、199,200,201
,207,236等)等が、また水溶性酸性染料として
はC01,アシッドブラック(1,2,7,24,31
゜94等)、C01,アシッドイエロー(7,17,2
3,29,42,99等)、C01,アシッドレッド(
18,35,52,87,92,94,143、254
等)、C01,アシッドブルー(1,7,9,40,2
34,236,249等)等が、水溶性反応染料として
はC01,リアクティブイエロー(37,57等)、C
01,リアクティブレッド(2] 、 170等)、C
01,リアクティブブルー(27゜77等)が挙げられ
る。
インクの処方の一例としては染料1〜8%、グリコール
またはポリエチレングリコール5〜70%、水が残りで
ある。
インクジェットプリンターは通常の方法たとえば「新・
情報産業用紙」(昭和59年7月10日、紙業タイムス
社発行)に記載のドロップ・オン・デマンド方式、連続
方式などが使用てぎる。
「実施例] 以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。実施例中の部は重量
部を示す。また、実施例中の試験法を下記に示す。
(試験法) (1)充填剤との相溶性 組成(1) 薬剤           1.5重量%(固形分)シ
リカ(注1)20 ポリビニルアルコール(注2)5 水             残り 組成(2) 薬剤           1.5重量%(固形分)ホ
ワイトカーボン(注3)20 ポリビニルアルコール   5 水            残り 上記組成物を作成し、相溶性をチエツクした。
○:均一に分散するか又は沈降物が生じても再分散によ
り容易に分散する。
×:不均一な分散であり、−旦生じた沈降物は再分散し
ない。
(注1)ニップシールHD−2[日本シリカニ業0巾]
(注2)PVA117 rクラレ咽)製](注3)トク
シールU「徳山曹達@] (2)耐水性 インクを塗布した被記録紙を流水に30分間浸漬し、と
りだし乾燥後の試紙の色濃度(Co)を多光源分光測色
計MSC−2型「スガ試験機(株)製]を用いて測定し
た。この値が元の色濃度に比べいくら低下しているかを
求めた。
(3)にじみ度 被記録紙に印字されたドツトの直径を顕微鏡(オリンパ
ス 811−2)にて測定しインクドロップレッI・の
何倍になったかで表示した。
実施例1〜10、比較例1〜2 本発明の薬剤および比較品を示す。
実施例1:N−メチルジアリルアミン塩酸塩・エピクロ
ルヒドリン反応物の重合体 (極限粘度[η]:0.3
) 実施例2:N−メチルジアリルアミン塩酸塩・エピクロ
ルヒドリン反応物/アクリロニI・リル(重量比8:2
)の共重合体(極限粘度[η]:1.O) 実施例3:N−メチルジアリルアミン塩酸塩・エピクロ
ルヒドリン反応物/スチレン(重量比9:1)の共重合
体(極限粘度[η]:0.8) 実施例4:N−ステアリルジアリルアミン塩酸塩・エピ
クロルヒドリン反応物の重合体(極限粘度 0.55) 実施例5:N−ベンジルジアリルアミン塩酸塩・エピク
ロルヒドリン反応物の重合体く極限粘度[η]:1.3
) 実施例6:N−メチルジアリルアミン塩酸塩の重合体 
(極限粘度[η]:0.4) 実施例7:N−メチルジアリルアミン塩酸塩/アクリロ
ニI・リル(重量比8:2)の共重合体(極限粘度[η
]:0.9) 実施例8:N−メチルジアリルアミン塩酸塩/スチレン
(重量比9:1)の共重合体(極限粘度[η]:0.8
) 実施例9:N−ステアリルジアリルアミン塩酸塩の重合
体(極限粘度 [ηコニ 0.55)実施例10:N−
ベンジルジアリルアミン塩酸塩の重合体(極限粘度[η
] :1.3) 比較品 比較例1:ポリビニルピリジニウムクロライド(分子量
5,000) 比較例2:ポリエチレンイミン塩酸塩(分子量5゜本発
明の薬剤(実施例1〜10)および比較薬剤(比較例1
.2)を用い、下記の塗工液を作成しこれをサイズ度0
秒の一般紙(坪量70g/lt1′)にエアーナイフコ
ーターにより塗工(乾燥塗工ffi15g)シ、乾燥後
カレンダーに通し、インクジェット記録紙を得た。この
−インクジェット記録紙に対して4色のインク(注4)
を用いてカラーインフジエラI・記録を行い、記録特性
の評価を行った。結果を表−1に示す。
(塗工液) 薬剤           2.0(重量%)シリカ ポリビニールアルコール 水 15.0 5.0 残り 計 (注)インク イエローインク C01,リアクティブイエロー7372(重量%)ジエ
チレング刀コール    30 水              68 レツドインク C,1,アシッドレッド352 ジエチレングリコール    30 水               68ブルーインク C61,アシッドブルー1    2(重量部)ジエチ
レング刀コール    30 水              68 ブラツクインク C0!、ダイレクトブラック192 ジエチレングリコール 水 (1)イエローインク (2)レッドインク −37を用いたインクおよびC81,アシッドレッド3
5を用いたインクに対して耐水性が良好である。
(3)ブルーインク 表−3 表−1および表−2に示されるように本発明の薬剤は従
来品(比較例1,2の薬剤)にくらべて充填剤との相溶
性にすぐれ、またC、Iリアクティブイエロ(4)ブラ
ックインク 表−4 たインクおよびC01,ダイレクトブラック19を用い
たインクに対して耐水性が良好である。
[発明の効果] 本発明の薬剤はインクジェット記録紙用薬剤として、充
填剤との相溶性が良好で、かつC01,アシッドブルー
1およびC01,アシッドレッド35のような耐水性が
弱い酸性染料を用いたインクに対して従来のカチオン系
高分子に比べて耐水性が格段に向上したものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(
    塩)類および/またはそのエピハロヒドリン四級化物お
    よび必要により(B)共重合可能な他の単量体の(共)
    重合体からなることを特徴とするインクジェット記録紙
    用薬剤。 2、(A)N−炭化水素置換ジ(メタ)アリルアミン(
    塩)類のエピハロヒドリン四級化物および必要により(
    B)共重合可能な他の単量体の(共)重合体からなるこ
    とを特徴とするインクジエット記録紙用薬剤。
JP63075589A 1988-03-01 1988-03-29 インクジェット記録紙用薬剤 Pending JPH021358A (ja)

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