JPH02135398A - デジタル音声信号発生装置 - Google Patents

デジタル音声信号発生装置

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JPH02135398A
JPH02135398A JP63289832A JP28983288A JPH02135398A JP H02135398 A JPH02135398 A JP H02135398A JP 63289832 A JP63289832 A JP 63289832A JP 28983288 A JP28983288 A JP 28983288A JP H02135398 A JPH02135398 A JP H02135398A
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JP
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amplitude
arithmetic
amplitude value
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Application number
JP63289832A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kutaragi
久多良木 健
Makoto Furuhashi
古橋 真
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
以下の順序で本発明を説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図)F 作用 G 実施例 GI実施例の全体の構成(第6図) G2実施例の要部の構成(第1図、第2図)G、実施例
の他の要部の構成(第3図)G4実施例の要部の動作(
第1図、第2図)G、実施例の他の要部の動作(第3図
〜第5図)H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、電子楽器等に好適な、 信号発生装置に関する。 デジタル音声 B 発明の概要 本発明は、デジタル音声信号が振幅制御手段を介して出
力されるデジタル音声信号発生装置において、振幅制御
手段による所望の振幅変化率と初期振幅値から目標振幅
値を設定し、振幅値が目標値に到達したことを検出して
、振幅処理演算の演算式を異ならせることにより、所望
振幅変化特性を簡単な演算で容易に実現することができ
るようにしたものである。 C従来の技術 従来、電子楽器の音源またはゲーム機の効果音の音源と
して、例えば方形波信号をそれぞれ分周比及びデユーテ
ィ比が異なる複数のプリセット分周器に供給し、各分周
器から出力される個々の音源信号(いわゆるボイス)を
適宜のレベルで合成するものがあった。原発振波形とし
ては、3角波、正弦波等も用いられる。 また、楽器によっては、例えばピアノやドラムのように
、全発音期間がアタック、デイケイ、サスティン及びリ
リースの4区間に分けられ、各区間で信号の振幅(レベ
ル)が特有の変化状態を呈するものがあり、これに対応
するため、各ボイスの信号レベルが同様に変化するよう
に、いわゆるADSR制御が行なわれる。 一方、電子楽器用の音源として、正弦波信号を低周波数
の正弦波信号で周波数変調(FM)した、いわゆるFM
音源が知られており、変調度を時間の函数として、少な
い音源で多種多様の音声信号(本明細書ではオーディオ
信号を意味する)を得ることができる。 なお、効果音の音源としてノイズが用いられることがあ
る。 D 発明が解決しようとする課題 前述のようないわゆる電子音源を用いて、現実の各種楽
器の音を再現するためには、極めて複雑な信号処理が必
要であり、回路規模が大きくなるという問題があった。 近時、この問題を解消するために、現実の各種楽器の音
をデジタル録音して、これをメモリ(ROM)に書き込
んでおき、このメモリから所要の楽器の信号を読み出す
ようにした、いわゆるサンプラ音源が賞月されるように
なった。 このサンプラ音源では、メモリの容量を節約するために
、デジタル音声信号はデータ圧縮されてメモリに書き込
まれ、メモリから読み出された圧縮デジタル信号は伸長
処理されて原デジタル音声信号に復する。 また、各楽器毎に特定の高さ(ピッチ)の音の信号だけ
をメモリに書き込んでおき、メモリから読み出した信号
をピッチ変換処理して、所望の高さの音の信号を得るよ
うにしている。 更に、フォルマントと呼ばれる、各楽器に特有な発音初
期の信号波形はそのままメモリに書き込まれるが、基本
周期の繰返し波形となる部分はその1周期分だけ占き込
まれ、繰返して読み出される。 これらの信号処理は、当然にデジタル処理であるが、簡
単のために、本明細書で°はそれぞれアナログ信号処理
機能で表現する。 ところで、上述のようなピッチ変換処理後の音声信号に
ついて、多様な音色を得るために、ピッチの高低によっ
て、前述のような標準的なADSRパターンと異なる、
任意のレベル変化パターンを持たせるように信号処理を
行なう場合がある。 上述のようなサンプラ音源で、任意のレベル変化特性を
実現することは、各サンプル値へのデジタル乗算及び加
算によって可能である。 ところが、この場合、前サンプルへの乗数(エンベロー
プ係数)etを現サンプルへの乗数e、。。 に更新するためには、従来、 ■ エンベロープ係数の初期値を設定する。 ■ 音声信号のピッチに対応して、所望のレベル変化率
を設定する。 ■ エンベロープ係数の目標値を設定する。 ■ この目標値とレベル変化率から、目標値に到達する
までの所要時間を算出する。 ■ 動作開始から所要時間が経過したか否かを判断する
。 という過程が必要であり、演算が複雑であるという問題
があった。 かかる点に鑑み、本発明の目的は、簡単な演算で、所望
の振幅変化特性を有するデジタル音声信号発生装置を提
供するところにある。 E 課題を解決するための手段 本発明は、デジタル音声信号を振幅制御手段(26)を
介して出力するようにしたデジタル音声信号発生装置に
おいて、現振幅値と振幅制御手段による所定の振幅変化
率とに基いて次の時点の振幅値を演算する演算手段(7
1) 、 (74)〜(76)と、この演算手段から得
られる振幅値が書き込まれ、演算毎に順次更新されるメ
モリ部02)と、このメモリ部に書き込まれた振幅値が
所定の値に達したことを検出する検出手段Q3)と、こ
の検出手段の検出出力に基いて演算手段における演算式
を異ならしめるように演算手段に対して制御信号を供給
する演算制御手段(27)とを有するデジタル音声信号
発生装置である。 F 作用 かかる構成によれば、簡単な演算処理で、所望の振幅変
化特性が得られる。 G 実施例 以下、第1図〜第6図を参照しながら、本発明によるデ
ジタル音声信号発生装置の一実施例について説明する。 G+実施例の全体の構成 本発明の一実施例の全体の構成を第6図に示す。 第6図において、(1)は外部に設けられた音源ROM
であって、前述のようにデジタル録音された、例えば1
6ビツトの各種楽器の多様なデータが準瞬時圧縮されて
、例えば4ビツトにビット・レート低減(BRRエンコ
ード)され、ブロック化されて格納される。 00)はデジタル信号処理装置(DSP)を全体として
示し、信号処理部(11)及びレジスタRAM02)が
含まれる。ROM(1)の各種音源データのうちの所望
のデータが、CP U G3)に制御されて、信号処理
部(11)を経由して外部RAMQ4)に転送される。 この外部RAM04)は例えば64kBの容量を有し、
音源データの他に、CPUG3)のプログラムも書き込
まれ、それぞれ時分割で用いられる。同様に各種制御デ
ータ等が格納されたレジスタRAMQ2)も信号処理部
(11)及びCP U (13)の双方からそれぞれ時
分割で用いられる。 外部RAMGIOから読み出された音源データは、信号
処理部(11)において、前述のBRRエンコードと逆
のBRRデコード処理により、もとの音源データに復し
た後、必要に応じて、さきに述べたようなADSR処理
、ピッチ変換等の各種処理を施される。処理後のデジタ
ル音声信号は、D−A変換器(2)を介して、スピーカ
(3)に供給される。 G2実施例の要部の構成 本発明の一実施例の要部の構成を第1図及び第2図に示
す。 本実施例では“A、”B・・・・Hの8ボイスをそれぞ
れ左及び右の2チヤンネルに合成して出力するようにな
されており、各ボイス及び各チャンネルのデジタル音声
信号はそれぞれ時分割で演算処理されるが、説明の便宜
上、第1図及び第2図では各ボイス毎及び各チャンネル
毎にそれぞれ同じ構成の仮想的ハードウェアを設けであ
る。 第1図において、(2〇八) 、 (20B)・・・・
(208)はそれぞれボイス″A、ボイスllB・・・
・ボイス″Hに対する信号処理部であって、外部RA 
M (14)の端子(15)に供給される音源選択デー
タSRC□〜5によって音源データ格納部(14V)か
ら読み出された所望の音源データがそれぞれ供給される
。 信号処理部(20^)に供給された音源データは、スイ
ッチS1.を介して、BRRデコーダ(21)に供給さ
れて、前述のようにデータ伸長され、バッファRA M
 (22)を介して、ピッチ変換回路(23)に供給さ
れる。スイッチS11には、端子(31a)及び(32
a)を介して、レジスタRAM(12)(第6図参照)
から制御データKON (キーオン)及びKOF(キー
オフ)が供給されて、その開閉が制御される。また、ピ
ッチ変換回路(23)には、演算パラメータ等の制御回
路(24)及び端子(33a)を経て、レジスタRA 
M 02)からピッチ制御データP(+()、P(l、
)が供給されると共に、制御回路(24)には、端子(
34a)及びスイッチS2+iを経て、例えばボイス1
)(のような他のボイスの信号が供給される。スイッチ
Sumには、端子(35a)を介して、レジスタRA 
M 02)から制御データFMON (F Mオン)が
供給されて、その接続状態が制御される。 ピッチ変換回路(23)の出力が乗算器(26)に供給
されると共に、レジスタRA M 02)からの制御デ
ータENV (エンベロープ制御)及び^DSR(AD
SR制御)が、それぞれ端子(36a)及び(37a)
 、制御回路(27)及び(28)と切換スイッチS。 とを経て乗算器(26)に供給される。スイッチ33m
の接続状態は制御データADSRの最上位ビットによっ
て制御される。 なお、効果音源としてノイズを用いる場合、図示は省略
するが、例えばM系列のノイズ発生器の出力がピッチ変
換回路(23)の出力と切り換えられて乗算器(26)
に供給される。 乗算器(26)の出力が第2及び第3の乗算器<291
)及び(29r)に共通に供給されると共に、レジスタ
RAMQ2)からの制御データLVL (左音量)及び
RVL (右音量)が、それぞれ端子(38a)及び(
39a)を介して、乗算器(291)及び(29r)に
供給される。 乗算器(26)の出力の瞬時値0UTXが、端子(41
a)を経て、レジスタRAMQ’lJに供給されると共
に、信号処理部(20B)の端子(34b)に供給され
る。スイッチ331mの出力の波高値ENVXが、端子
(42a)を経て、レジスタRA M 02)に供給さ
れる。 また、破線で示すように、信号処理部(2OA)の端子
(41a)の出力を、信号処理部(20B)の端子(3
6b)に供給することもできる。 レジスタRAMθり上の各制御データのマツプを次の第
1表及び第2表に示す。 第2表 第1表の制御データは各ボイス毎に用意される。 第2表の制御データは8ボイスに共通に用意される。ア
ドレスOD以下の制御データは以下に説明する第2図に
関するものである。なお、各レジスタはそれぞれ8ビツ
トである。 第2図において、(50L)及び(50R)はそれぞれ
左チャンネル及び右チャンネルの信号処理部であって、
第1図の信号処理部(2OA)の第2の乗算器(291
)の出力が、端子TL、を経て、左チヤンネル信号処理
部(50L)の主加算器(’51 m l)に直接に供
給されると共に、スイッチ34mを介して、副加算器(
51e1)に供給され、第3の乗算器(29r)の出力
が、端子TR,を経て、右チヤンネル信号処理部(50
R)の主加算器(51mr)に直接に供給されると共に
、スイッチSSmを介して、副加算器(51er)に供
給される。 以下同様に、ボイスl B 、11 Hの信号処理部(
20B)〜(20H)の各出力が左及び右チャンネルの
信号処理部(50L)及び(50R)の各加算器(51
mj2) 、 (51e4)及び(51mr) 、 (
51er)に供給される。 両信号処理部(50L) 、 (50R)の同じボイス
に対応するスイッチS Jar  Sea ; Snb
+  Ssb・・” s4h。 SShには、端子(61a) 、 (61b) = =
 (61h)を介して、レジスタRAM02)から制御
データE ON、(エコーオン)+ E ONb・・・
・EONhが供給され、それぞれ連動して開閉される。 主加算器(51mJ)の出力が乗算器(52)に供給さ
れると共に、レジスタRAMQ2)からの制御データM
VL(主音量)が端子(62)を介して乗算器(52)
に供給され、乗算器(52)の出力が加算器(53)に
供給される。 一方、副加算器(51e j2)の出力は、加算器(5
4)、外部RA M (14)の左チャンネル・エコー
制御部(14El)及びバッファRA M (55)を
介して、例えば有限インパルス応答(FIR)フィルタ
のようなデジタル低域フィルタ(56)に供給される。 エコー制御部(141りには、端子(63)及び(64
)を介して、レジスタRAMQ21からの制御データE
SA (エコースタートアドレス)及びEDL (エコ
ーデイレイ)が供給される。 低域フィルタ(56)には、端子(66)を介して、レ
ジスタRA M (12)から係数データ00〜C9が
供給される。 低域フィルタ(56)の出力が、乗算器(57)を介し
て加算器(54)にフィードバックされると共に、乗算
器(58)に供給される。両乗算器(57)及び(58
)には、それぞれ端子(67)及び(68)を介して、
レジスタRA M (12)からのffd! ?卸デー
タEFB (エコーフィードバック)及びEVL (エ
コー音量)が供給される。 乗算器(5日)の出力は、加算器(53)に供給されて
、主加算器(52)の出力と合成され、オーバサンプリ
ングフィルタ(59)を介して、出力端子Loutに導
出される。 なお、第2図の外部RA M (14tJ)及び(14
Er)は、第1図の外部RA M (14V)と同様に
、それぞれ前出第6図の外部RAM04)の一部分であ
って、各ボイス毎及び各チャンネル毎に時分割で用いら
れる。 また、第1図のバッファRA M (22)及び第2図
のバッファRA M (55)も、上述と同様に、時分
割で用いられる。 G3実施例の他の要部の構成 本発明の一実施例の振幅制御に関する演算部の構成を第
3図に示す。この第3図において前出第1図及び第6図
に対応する部分には同一の符号を付ける。 第3図において、(71)は乗算器であって、バス(7
2)を介して、バッファRA M (22)及びROM
(74)の出力が供給されると共に、バス(73)を介
して、係数RA M (75)の出力が供給される。R
OM(76)の出力がバス(77)を介して加算器(8
1)に供給されると共に、乗算器(71)の出力が加算
器(81)に供給され、加算器(81)の出力がCレジ
スタ(82)に供給される。レジスタ(82)の出力が
、バス(77)を介して加算器(81)に供給されると
共に、オーバーフローリミッタ(図示を省略)及びレベ
ルシック(84)を介して、Y0レジスタ(85)、Y
、レジスタ(86)及びY2レジスタ(87)に共通に
供給される。 レジスタ(85)の出力は、バス(72)を介して、乗
算器(71)に供給され、レジスタ(86)の出力が外
部に導出される。レジスタ(87)の出力が係数RAM
(75)及びレジスタRAMQ2)に共通に供給される
。 このレジスタRA M 02)はCPUQ3)と接続さ
れ、レジスタRAMQ2)の出力が制御回路(27)に
供給される。制御回路(27)の出力がROM (74
)及び(76)に供給されると共に、係数RA M (
75)に供給される。 G4実施例の要部の動作 次に、本発明の一実施例のうち、第1図及び第2図に示
した要部の動作について説明する。 音源データ格納部(14ν)には、例えばピアノ、サキ
ソホン、シンバル・・・・のような各種楽器の音源デー
タがO〜255の番号を付けて格納されており、音源選
択データSRC,〜hによって選択された8個の音源デ
ータが、各ボイスの信号処理部(2OA)〜(20i(
)において、時分割でそれぞれ所定の処理を施される。 本実施例において、サンプリング周波数r、は例えば4
4.1kHzに選定され、1サンプリング周期(1/ 
f S)内に8ボイス及び2チヤンネルで例えば合計1
28サイクルの演算処理が行なわれる。1演算サイクル
は例えば170nSecとなる。 本実施例において、各ボイスの発音の開始(キーオン)
と停止(キーオフ)とを示すスイッチSla〜Sいの制
御は、通常とは異なり、別々のフラグを用いて行なわれ
る。即ち、制御データKON(キーオン)及びKOF 
(キーオフ)が別々に用意される。両制御データはそれ
ぞれ8ビツトであって、別々のレジスタに書き込まれる
。各ピッ)Do〜D、が各ボイスI A、、l Hのキ
ーオン、キーオフにそれぞれ対応する。 これにより、使用者(ソフトハウス)はキーオン、キー
オフしたいボイスだけにフラグ′1°′を立てればよく
、従来のように、例えば個々の音符ごとに、変更しない
ビットを一旦バッファレジスクに書き込むプログラムを
作製するという煩わしい作業が必要なくなる。 前述のように、本実施例ではII A、l Hの8ボイ
スを時分割で信号処理するため、ピッチ変換回路(23
)においては、前後各4サンプルの入力データに基いて
補間演算、即ちオーバーサンプリングを行ない、入力デ
ータと同一のサンプリング周波数f、でピッチ変換を行
っている。所望のピッチは制御データP (H)及びP
 (L)で表わされる。 なお、このP(いの下位ビットをOにすれば、補間デー
タの不均一な間引きを回避することができて、ピッチの
細かい揺らぎが発生せず、高品質の再生音が得られる。 端子(35a)からの制御データFMOMにより、スイ
ッチS’mが閉成されると、前述のように端子(34a
)に供給される、例えばボイス″Hの音声信号データが
ピッチ制御データP (IT) 、 P (L)に代入
されたようになって、ボイスMAの音声信号が周波数変
調(FM)される。 これにより、変調信号が例えば数ヘルツの超低周波の場
合は被変調信号にビブラートがかかり、可聴周波の変調
信号の場合は被変調信号の再生音の音色が変化して、特
別に変調専用の音源を設けずとも、サンプラ方式でFM
音源が得られる。 なお、制御データFMONは、前述のKONと同様に8
ビツトのレジスタに書き込まれ、各ビットD0〜D、が
ボイスw A 、l Hにそれぞれ対応する。 また、変調及び被変調ボイスを任意に選定可能とするた
めには、変調信号を一時的に格納するメモリが必要とな
る。本実施例では、前段のボイスの信号で次段のボイス
の信号を変調することにより、ハードウェアの構成を簡
単化している。 更に、変調信号に選定されたボイスには、乗算器(29
1)及び(29r)において、制御データLVL及びR
VLによりミューティングが掛けられて、音声データの
オーバーフロー等が防止される。 乗算器(26)においては、制御データENV及びA0
51?に基いて、ピッチ変換回路軸3)の出力信号のレ
ベルが時間的に制御される。 即ち、制御データADSRのMSBが“1″の場合、ス
イッチS。は図示の接続状態となってへ〇SR制御が行
なわれ、制御データADSRのMSBが“0°”の場合
にはスイッチ33mが図示とは逆の接続状態となってフ
ェーディング等のエンベロープ制御が行なわれる。 このエンベロープ制御は、制御データENVの上位3ビ
ツトにより、直接指定、直線または折線フェードイン、
直線または指数フェードアウトの5モードを選択するこ
とができ、各モードの初期値には現在の波高値が採用さ
れる。 折線フェードインモードでは、Ao、  B、、  k
をそれぞれ正の定数として、3回の演算が必要な、本来
の、 )’=A(1−Bo・exp(−kt)   ・・・・
・(1)の形の指数的なレベル上昇特性が、1回の演算
で事足りる、急及び緩の2種の勾配 (上昇率)の折線
で近似される。 この場合、0〜374 レベルの区間の勾配と、374
〜ルベルの区間の勾配を4:1に選定することにより、
(1)式との近似度の良好な、折線のレベル上昇特性が
得られる。 指数フェードアウトモードでは、 y=Ao’eXI)(−kl      ””(2)の
形の指数的なレベル降下特性となる。 また、ADR5制御の場合、信号レベルは、アタック区
間でのみ直線的に上昇し、デイケイ、サスティン及びリ
リースの3区間では指数的に下降する。 そして、フェードイン及びフェードアウトの時間長は、
制御データENVの下位5ビツトで指定されるパラメー
タ値に応じて各モード毎に適宜に設定される。 同様に、アタック及びサスティンの時間長は制御データ
A D S R(2)の上位及び下位の各4ビツトで指
定されるパラメータ値に応じて設定され、サスティンレ
ベルと、デイケイ及びリリースの時間長とは、制御デー
タA D S R(1)の各2ビツトで指定されるパラ
メータ値に応じて設定される。 本実施例では、演算回数を減するため、上述のように、
ADSRモードのアタック区間において、信号レベルが
直線的に上昇するようになっているが、ADSRモード
をエンベロープモードに切換え、アタック区間に折線フ
ェードインモードを対応させると共に、デイケイ、サス
ティン及びリリースの3区間に指数フェードアウトモー
ドを対応させて、より自然なADSR制御をマニュアル
に行なうことができる。 制御回路(27)が直接指定モードである場合、他のボ
イス、例えば”Hの信号が信号処理部(20H)の端子
(41h)から、信号処理部(20A)の端子(36a
)に供給されると、乗算器(26)において、ボイスl
lへの音声信号がボイス″Hの音声信号によって振幅変
調される。 これにより、変調信号が例えば数ヘルツの超低周波の場
合は被変調信号にトレモロがかかる等各種の演奏効果が
得られる。 また、乗算器(26)の信号出力及びエンベロープ制御
入力をそれぞれ端子(41a)及び(42a)からレジ
スタRA M (12)に供給し、サンプル周期ごとに
書き換えることにより、例えば同じ楽器の音源データか
らそれぞれピッチが大きく異なる複数の音声信号を得る
ような場合、所定ADSRパターンと異なる任意のエン
ベロープ特性の音声信号が得られる。 乗算器(26)の出力信号には、第2及び第3の乗算器
(29j’)及び(29r)において、それぞれ音量制
御データLVL及びRVLが乗算される。両制御データ
はそれぞれ符号つき8ビツトであって、例えば1 se
c程度の時間をかけて同符号の両制御データの一方を増
大させると共に、他方を減少させる場合、再生音の音像
が左右に配置されたスピーカの間を移動する、いわゆる
パン効果が得られる。 また、両制御データを異符号とした場合は、再生音像が
両スピーカ間の範囲を越えて移動することが可能となる
と共に、適宜の装置を付加することにより、再生音像を
後方に定位させることも可能となる。 第2図の信号処理部(50L)及び(50R)において
は、スイッチS 4i1+  S Sa +〜S 4h
:  S ’ihが端子(61a)〜(61h)からの
制御データEON(EON。 〜EONh)によりそれぞれ閉成されて、エコーをかけ
るべきボイスが選択される。制御データEONは前出第
2表に示すように、8ビツトのレジスタに書き込まれる
。 副加算器(5Lej2)から出力される各ボイスに付与
されるエコーの遅延時間は、端子(64)からエコー制
御部(14E1)に供給される制御データEDLによっ
て、例えば0〜255m5ecの範囲で左右のチャンネ
ルで等しく指定される。また、先行及び後続エコーの振
幅比は、端子(67)から乗算器(57)に供給される
、符号付8ビツトの制御データEFBにより左右のチャ
ンネルで同相に設定される。 なお、端子(63)からの制御データESAは、外部R
A M (14)のうち、エコー制御に用いる部分の先
頭アドレスの上位8ビツトを与える。 また、FIRフィルタ(56)には、端子(66)から
符号付8ビツトの係数00〜C1が供給されて、聴感上
、自然なエコー音が得られるように、フィルタ(56)
の通過特性が設定される。 上述のようにして得られたエコー信号は、乗算器(58
)において制御データEVLを乗算されて、乗算器(5
2)において制御データMVLを乗算された主音声信号
と加算器(53)で合成される。両制御データMVL及
びEVLは、いずれも符号なし8ビツトであって、相互
に独立であり、左右のチャンネルについてもそれぞれ独
立である。 これにより、主音声信号、エコー信号をそれぞれ独立に
レベル制御することができて、原音言空間をイメージさ
せるような、臨場感に冨む再生音場を得ることができる
。 G、実施例の他の要部の動作 次に、本発明の一実施例のうち第3図に示した要部の動
作について、第4図及び第5図を参照しながら説明する
。 エンベロープ制御の演算シーケンスは次のようである。 一方のROM (74)からの乗算定数M、4と、RA
M (75)からのエンベロープ係数ei とが乗算器
(71)において乗算され、この乗算結果と他方のRO
M (76)からの加算定数A76とが加算器(81)
において加算されて、次の(3)式に示すように、エン
ベロープ係数がe、、Iに更新される。 M?4 ・e = + A、b→e ill    +
+ 4・・・(3)エンベロープモードの場合、一方の
ROM (74)から出力される乗算定数M74は(1
/2)または((1−1/256) /2 )であり、
他方のROM (76)から出力される加算定数A76
は(1/64)または(1/256)である。 この更新されたエンベロープ係数ei+1がCレジスタ
(82)ないしY2レジスタ(87)を経て、レジスタ
RAMQ2)及び係数RA M (75)に書き込まれ
る。 次いで、この更新されたエンベロープ係数eと、Y0レ
ジスタ(85)からのピッチ変換後の音声信号の波高値
X、とが乗算器(71)で乗算され、この乗算結果とR
OM (76)からの定数
〔0〕とが加算器(81)で
加算されて、次の(4)式で表わされる演算値が、Cレ
ジスタ(82)等を経て、レジスタ(85)に書き込ま
れる。 x pX e + O→x a        ” ”
 ”(4)一方、レジスタRAM02)に書き込まれた
エンベロープ係数eは、前述のように、サンプル周期ご
とに順次書き換えられ、レジスタRAMQ2)の現エン
ベロープ係数がCPU(mにより監視されて、任意のエ
ンベロープ特性を容易に実現することができる。 即ち、第4図に示すように、従前と同じく初期振幅値の
設定(ステップ■)と、音声信号のピッチに対応した所
望の振幅変化率の設定(ステップ■)とを行なうと、目
標振幅値が設定(算出)される(ステップ■)。 本実施例では、ステップ■において、レジスタRAMQ
2)の現振幅値(エンベロープ係数)が目標値に達した
か否かがCPUθ3)によって直接的に検出されるので
、従来のように時間計測による間接的な目標値検出に比
べて、演算が簡単になる。 CPUQ3)の検出出力はレジスタRAM(12)を介
して制御回路(27)に供給され、この制御回路(27
)の演算制御出力が、ROM (74) 、 (76)
に供給されて、乗算定数ないし加算定数が切り換えられ
る。また、制御回路(27)の演算制御出力により、係
数RAM(75)の書込周期が切り換えられる。 こうして、本実施例では、例えば第5図に示すように、
音声信号のピッチの高低に応じて、信号振幅の時間的変
化率を増減させ、多様な音色の音声信号が得られる。 なお、この場合、ピッチの変化率と、信号振幅の時間的
変化率は相互に独立に設定することができる。 ■1  発明の効果 以上詳述のように、本発明によれば、所望の振幅変化率
と初期振幅値から目標振幅値を設定し、振幅値が目標に
到達したことを検出して、振幅処理演算の演算式を異な
らせるようにしたので、所望の振幅変化特性を簡単な演
算で容易に実現することができるデジタル音声信号発生
装置が得られる。 (58) 、 (71)は乗算器、(51n+jり 、
 (51mr)は主加算器、(51ejり 、 (51
er)は副加算器、(74) 、 (76)はROMで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明によるデジタル音声信号発生
装置の一実施例の要部の構成を示すブロック図、第3図
は本発明の一実施例の他の要部の構成を示すブロック図
、第4図及び第5図は本発明の一実施例の動作の説明の
ための流れ図及び線図、第6図は本発明の一実施例の全
体の構成を示すブロック図である。 00)はデジタル信号処理装置、02)はレジスタRA
M、03)はCPU、(14V)は音源データ格納部、
(14Ej2) 、 (14Er)はエコー制御部、(
20A)、(20B) −・・・(201() 、 (
50L) 、 (50R)は信号処理部、(22) 、
 (75)はRAM、(23)はピッチ変換回路、(2
4) 、 (27) 。 (28)は制御′n回路、(26) 、 (294) 
、 (29r) 、 (52) 、 (57) 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  デジタル音声信号を振幅制御手段を介して出力するよ
    うにしたデジタル音声信号発生装置において、 現振幅値と上記振幅制御手段による所定の振幅変化率と
    に基いて次の時点の振幅値を演算する演算手段と、 この演算手段から得られる上記振幅値が書き込まれ、演
    算毎に順次更新されるメモリ部と、このメモリ部に書き
    込まれた上記振幅値が所定の値に達したことを検出する
    検出手段と、 この検出手段の検出出力に基いて上記演算手段における
    演算式を異ならしめるように上記演算手段に対して制御
    信号を供給する演算制御手段とを有することを特徴とす
    るデジタル音声信号発生装置。
JP63289832A 1988-11-16 1988-11-16 デジタル音声信号発生装置 Pending JPH02135398A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267591A (ja) * 1985-09-19 1987-03-27 カシオ計算機株式会社 エンベロ−プ波形作成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267591A (ja) * 1985-09-19 1987-03-27 カシオ計算機株式会社 エンベロ−プ波形作成装置

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