JPH0527769A - 演算処理回路 - Google Patents

演算処理回路

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JPH0527769A
JPH0527769A JP3214103A JP21410391A JPH0527769A JP H0527769 A JPH0527769 A JP H0527769A JP 3214103 A JP3214103 A JP 3214103A JP 21410391 A JP21410391 A JP 21410391A JP H0527769 A JPH0527769 A JP H0527769A
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JP
Japan
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register
supplied
data
multiplication
coefficient
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JP3214103A
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Inventor
Makoto Furuhashi
真 古橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力されたK系統のサンプルデータと係数メ
モリ2に格納された乗算係数とが乗算器7により乗算さ
れ、乗算結果は加算器9に入力される。得られた加算結
果は加算出力レジスタ10に保持されK−1個のレジス
タを介して加算器9に戻る。また、バッファRAM1か
ら読みだされ乗算及び加算処理されたデータがバッファ
RAM1に戻され次々と書き込まれるまでの演算サイク
ルをnK(nは自然数)とする。 【効果】 K系統のサンプルデータ列を独立にかつ並列
に演算処理することができる。また、乗算されるのが同
一係数であれば、演算スピードが高速化しても係数のフ
ェッチスピードは1/Kでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタル信号
処理に適用される演算処理回路に関する。
【従来の技術】ディジタル信号処理においは、演算処理
回路の主要部に累積加算回路を用いている。上記ディジ
タル信号処理の演算処理回路の主要部となる従来の累積
加算回路の構成を図6に示す。
【0002】図6において、例えばアナログ信号をサン
プリングして得られたサンプルデータは、バッファRA
M101もしくは入力端子102から乗算器104に供
給される。一方、乗算係数は係数メモリ103から乗算
器104に供給される。乗算器104では、上記サンプ
ルデータと上記乗算係数とが乗算される。上記乗算器1
04で乗算された乗算結果は、加算器105に供給さ
れ、加算器105の出力がCレジスタ106に供給され
る。上記Cレジスタ106は、加算出力を一時的に保持
する加算出力レジスタである。上記Cレジスタ106の
出力は、入力として加算器105に戻されると共に、端
子107から他のレジスタに供給される。
【0003】上記図6に示した従来の累積回路の動作
は、例えば、乗算器104に供給されるサンプルデータ
をx0 、x1 、x2 とし、乗算係数をa0 、a1 、a2
とした場合には、次の通りである。
【0004】先ず、バッファRAM101もしくは端子
102から乗算器104にサンプルデータx0 が供給さ
れる。このとき係数メモリ103からは乗算係数a0
乗算器104にフェッチされる。乗算器104からは、
フェッチされた乗算係数a0 とサンプルデータx0 が乗
算されて、a0 ・x0 という乗算結果が加算器105に
出力される。次に、乗算器104には、サンプルデータ
1 が供給され、乗算係数a1 もフェッチされる。そし
て乗算結果a1 ・x1 として加算器105に出力される
ときに、上記の乗算結果a0 ・x0 は、Cレジスタ10
6から加算器105の他の端子に供給されて、乗算結果
1 ・x1 に加算され、a0・x0 +a1 ・x1 がCレ
ジスタ106に保持される。
【0005】次に、乗算器104には、サンプルデータ
2 が供給され、同時に乗算係数a2 がフェッチされ
る。上記乗算器104から乗算結果a2 ・x2 が加算器
105に出力されると、Cレジスタ106に保持されて
いたa0 ・x0 +a1 ・x1 が上記加算器105の他の
端子に供給されて加算される。その結果、a0 ・x0
1 ・x1 +a2 ・x2 がCレジスタ106に供給され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル信号処理の
演算処理回路のなかで累積加算回路は、上述の図6にて
説明したように、ある一つの累積演算(例えばFIRフ
ィルタの乗加算)が終わるまでは、途中で他の計算を入
れることはできない。そのため、異なるサンプル列に同
じ係数セットを累積加算するような場合は、各々のサン
プル列に対して別々に計算することになる。したがっ
て、演算を高速化しようとすると係数メモリのフェッチ
も高速化する必用がある。
【0007】また、累積加算回路の加算部は、通常1ク
ロックで加算を行うが、加算サイクルが高速になってく
ると、図6に示すCレジスタ106の出力から加算器1
05の入力までの引き回しや、Cレジスタ106の出力
が供給される他のレジスタ等の負荷によって、Cレジス
タ106に再びラッチするのが間に合わなくなる。言い
換えるとCレジスタ106の値の確定に時間がかかるこ
とになる。
【0008】そのため、図7に示すように、累積加算回
路のCレジスタ106の出力から加算器105の入力の
間に、Xφレジスタ108を挿入することが考えられる
が、この場合、累積加算は1回につき2サイクル必用に
なり、1サイクルおきに無駄なサイクルが生じてしまう
ことになる。
【0009】ところで、このような演算処理回路はいわ
ゆるサンプラ音源に適用することができる。このサンプ
ラ音源とは、生の楽器音等をサンプリングしてディジタ
ル信号処理した音源データをメモリ等に記憶させて、こ
のメモリから所要の楽器の信号を読みだすようにしたも
のである。
【0010】上記サンプラ音源のディジタル信号処理で
は、BRRデコード、ピッチ変換、エンペローブ演算、
ボリューム演算、エコーフィルタ演算、オーバーサンプ
リング演算、ピッチ値の更新等、多種の演算が必要であ
る。それぞれ全く異なる係数による乗加算をする。ま
た、エコーフィルタとオーバーサンプリング以外の演算
は、演算の速さが要求される8ボイスについて独立に行
わねばならない。これらの演算を通常のディジタル信号
処理で行うのは難しい。
【0011】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたものであり、演算を高速化し、別々の複数
の累積演算を同時に進行させる演算処理回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するためになされたものであり、入力されたサンプル
データに乗算される乗算係数が格納される係数メモリ
と、上記入力されたサンプルデータと上記係数メモリか
ら読みだされた乗算係数とを乗算する乗算手段と、上記
乗算手段の乗算結果が入力される加算手段と、上記加算
手段からの加算出力を一時的に保持する加算出力レジス
タ(Cレジスタ)と、上記加算出力レジスタからの加算
出力が、K−1個(Kはサンプル列の系統数)のレジス
タを介して上記加算手段に戻る構成を有する。
【0013】また、上記乗算係数が乗算されるサンプル
列が格納されたデータメモリを有し、上記データメモリ
から読みだされたデータが上記乗算及び加算処理され
て、該データメモリに戻されて書き込まれるまでの演算
サイクルをnK(nは自然数)とする構成を有する。
【0014】
【作用】サンプルデータに乗算係数を乗算し、その乗算
結果に加算を行う演算処理回路では、サンプルデータの
データ列の系統数をKとした時、加算部にK−1個のレ
ジスタを挿入することによって、K系統の演算を並列か
つ独立に行うことができ、乗算係数が同一の場合には、
乗算係数の格納されている係数メモリのフェッチをK系
統につき一回で済ませることができる。
【0015】また、サンプルデータが格納されるデータ
メモリからデータが読みだされた後、演算されたデータ
が再びデータメモリに書き込まれる演算のサイクルをn
K(nは自然数)となるように構成することによって、
K系統の累積演算を同時に行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の演算処理回路の構
成を示す図であり、サンプル列の系統数を2系統にして
いる。Aレジスタ5には、バッファRAM1からPレジ
スタ3を介してサンプルデータが供給される。また、他
のサンプルデータも端子16から供給される。Bレジス
タ6には、係数メモリ2からQレジスタ4を介して乗算
係数が供給される。また、端子17からも他の係数が供
給される。上記Aレジスタ5に保持されたサンプルデー
タ及び上記Bレジスタ6に保持された乗算係数は、乗算
器7に供給される。上記乗算器7で得られた乗算結果は
Wレジスタ8を介して加算器9に供給される。上記加算
器9には、上記乗算結果の他に加算器9からCレジスタ
10及びXφレジスタ11を介した加算結果と端子18
から他のデータが供給される。
【0017】上記加算器9では、上記加算結果と上記乗
算結果が加算される。上記加算器9の加算結果は、Cレ
ジスタ10からXφレジスタ11へ供給されると共に、
上記Yレジスタ12に供給される。上記Y2レジスタ1
2の出力は、Zレジスタ13に供給されると共に、端子
15を介して外部に導出される。上記Zレジスタ13か
らは、バッファRAM13に対して書き込み入力信号が
供給される。
【0018】また、エンベローブ演算/ボリュウム乗算
後の和をとるための値を保持しておくテンポラリレジス
タ14も、Cレジスタ10とXφレジスタ11の間に並
列に挿入されている。本実施例では、テンポラリレジス
タ14が、X1レジスタ14a、X2レジスタ14b、
X3レジスタ14c、X4レジスタ14dで構成されて
いる。
【0019】次に、本発明の実施例の演算処理回路の動
作を図1と図2を参照しながら説明する。ここで図2
は、本発明の実施例の演算処理回路の演算サイクルをデ
ータの系統毎に示した図である。
【0020】図1の本発明の実施例のバッファRAM1
からは、2系統のサンプルデータが供給される。この2
系統のサンプルデータ列を例えば、x系統とy系統と
し、それぞれのデータをx0 、x1 、・・・・とy0
1 、・・・・とする。これらの2系統のデータは交互
に、例えばx0 、y0 、x1 、y1 ・・・・の順に出力
される。係数メモリ2から供給される乗算係数は、
0、c1 ・・・・とする。
【0021】先ず、x系統のサンプルデータとy系統の
サンプルデータの演算の関係を図2Aと図2Bを用いて
説明する。図2Aは、x系統のサンプルデータの演算の
流れを示し、図2Bはy系統の演算の流れを示す。図2
AでバッファRAM1からx系統のサンプルデータx0
がPレジスタ3に供給される。このとき図2Bのように
y系統のサンプルデータy0 は、バッファRAM1から
出る。図2Aの上記Pレジスタ3で保持された上記x0
は、Aレジスタ5に供給される。このとき図2Bのよう
にy系統のy0 は、Pレジスタ3に保持される。図2A
の上記Aレジスタ5からは、乗算器7にx0 が供給され
る。すると、上記乗算器7では、上記x0 と係数メモリ
から供給された係数c0 とが乗算されて、乗算結果c0
・x0 がWレジスタ8に供給される。上記Wレジスタ8
からの乗算結果c0 ・x0 は、加算器9に供給される。
このとき図2Bのようにy系統のy0 は、上記Pレジス
タ3からAレジスタ5に供給される。図2Aの上記加算
器9にて上記乗算結果c0 ・x0 には、Xφレジスタ1
1を介した加算結果が加算され、加算結果c0 ・x0
Cレジスタ10に供給される。このとき図2Bのように
y系統のy0 は、上記Aレジスタ5から乗算器7に供給
され、上記係数c0 と乗算され乗算結果c0 ・y0 とな
り、Wレジスタ8に供給される。上記Wレジスタ8から
の乗算結果c0・y0 は、加算器9に供給される。図2
AのCレジスタ10に保持された上記加算出力c0 ・x
0 は、Xφレジスタ11に供給される。このとき図2B
のように加算器9に供給されているy系統の乗算結果c
0 ・y0 には、Xφレジスタ11を介した加算結果が加
算され、加算結果c0 ・y0 がCレジスタ10に供給さ
れる。図2AのXφレジスタ11に供給された加算結果
0 ・x0 は、上記加算器9に戻され、Wレジスタ8を
介して乗算器7から上記加算器9に供給された乗算結果
が加算される。そして、また上記加算結果は、Cレジス
タ10に保持される。このとき図2BのようにCレジス
タ10に保持されている上記加算結果c0 ・y0 は、X
φレジスタ11に供給される。以下、x系統のサンプル
データについては、図2Aのように演算が繰り返され、
y系統のサンプルデータについては、図2Bのように演
算が繰り返される。すなわち、本発明の実施例のように
サンプルデータを2系統とした場合には、1個のXφレ
ジスタ11を加算部に挿入することにより2系統の演算
が並列に処理できる。ここで上記2系統の演算はそれぞ
れ完全に独立して行われ、例えばフィルタの場合互いに
異なるフィルタ特性のフィルタ処理を行うこともでき
る。このことを発展させると、K系統のサンプルデータ
を並列にかつ独立に演算させる場合には、K−1個のレ
ジスタを加算部に挿入すればよいことになる。
【0022】また、K系統のサンプルデータに同じ係数
を乗算する場合、加算部にK−1個のレジスタを挿入し
てK系統の並列演算を行わせることにより係数フェッチ
はK系統について共通に1回でよい。例えばK系統の異
なるサンプルデータ列に同じフィルタ係数をフェッチす
る場合は、Kサンプルにつき1回だけで足りる。したが
って、演算が高速化しても係数メモリに対するアクセス
タイムはサンプルレートのスピードの1/Kでよいこと
になる。
【0023】次に、図1の本発明の実施例の構成でバッ
ファRAM1からサンプルデータが読みだされた後、演
算が施されCレジスタ10、Yレジスタ12及びZレジ
スタ13を介して上記バッファRAM1に演算結果が次
々と書き込まれる場合、すなわちバッファRAM1に演
算内容を次々と書き込む場合の各ステップ(サイクル)
について図2Cを参照しながら説明する。
【0024】図2Cに、x系統のサンプルデータの流れ
を説明する。バッファRAM1から読みだされPレジス
タ3にサンプルデータx0 が入る。上記サンプルデータ
0 は、上記Pレジスタ3からAレジスタ5に供給され
る。上記サンプルデータx0 は、Aレジスタ5から乗算
器7に供給され、係数c0 と乗算される。そして、乗算
結果c0 ・x0 がWレジスタ8に保持される。上記Wレ
ジスタ8から乗算結果c0 ・x0 が加算器9に供給され
る。上記加算器9では、上記乗算結果c0 ・x0 にXφ
レジスタ11を介した加算結果が加算され加算結果c0
・x0 が得られる。上記加算結果c0 ・x0 は、Cレジ
スタ10に供給される。上記加算結果c0 ・x0 は、C
レジスタ10からYレジスタ12に供給される。上記加
算結果c0 ・x0 は、上記Yレジスタ12からZレジス
タ13に供給される。そして、Zレジスタ13から上記
加算結果c0 ・x0 が、バッファRAM1に書き込まれ
る。この演算内容の書き込みは次々と行われる。
【0025】上述した図2Cのx系統のサンプルデータ
のながれの中で、サンプルデータの読み出しから書き込
みまでのステップ数は、Pレジスタ3で1、Aレジスタ
5で2、以下Zレジスタ13までで6としている。本発
明の実施例では、サンプルデータの系統数を2系統とし
ており、Cレジスタ10から加算器9までの間に1個の
Xφレジスタ11を挿入している。すなわち、K−1個
のレジスタを加算部に挿入し、書き込みから読み出しま
でのステップ数(サイクル)をnK(nは自然数)サイ
クルとすると、同時にK系統の演算が行える。
【0026】次に、本発明の実施例の演算処理回路が適
用されるサンプラ音源のディジタル音声信号発生装置の
全体の構成を図3を参照しながら説明する。図3におい
て、音源ROM21には、ディジタル処理された例えば
各種楽器の多様なデータが、メモリの容量を節約するた
めに、準瞬時圧縮された状態で格納されている。
【0027】ディジタル信号処理装置(DSP)30
は、信号処理部31とレジスタRAM32とを有する。
音源ROM21のデータ圧縮された各種音源データのう
ちの所望のデータが、CPU33に制御されて、信号処
理部31を経由して外部RAM34に転送される。この
外部RAM34は例えば64KBの容量を有し、音源デ
ータの他に、CPU33のプログラムも書き込まれ、そ
れぞれ時分割で用いられる。同様に各種データが格納さ
れたレジスタRAM32も信号処理部31及びCPU3
3の双方からそれぞれ時分割で用いられる。
【0028】外部RAM34から読みだされた音源デー
タは、信号処理部31において、前述のBRRエンコー
ドと逆のBRRデコード処理によりデータ伸長され、も
との音源データに復した後、必要に応じて上述したエン
ベローブ演算、ボリューム演算、エコーフィルタ演算、
オーバーサンプリング演算、ピッチ値の更新等多種の演
算により各種処理を施される。処理後のディジタル音声
信号は、D−A変換器22を介して、スピーカ23に供
給される。
【0029】図4及び図5には、本発明の一実施例の演
算処理回路が適用されるサンプラ音源のディジタル音声
信号発生装置の要部の構成を示す。上記ディジタル音声
信号発生装置では#A、#B、....#Hの8ボイスをそ
れぞれ左及び右の2チャンネルに合成して出力する。各
ボイス及び各チャンネルのディジタル音声信号はそれぞ
れ時分割で演算処理されるが、説明の便宜上、図4及び
図5では各ボイス毎及び各チャンネル毎にそれぞれ同じ
構成の仮想的ハードウェアを設けてある。
【0030】図4において、信号処理部40A、40
B、....40Hは、それぞれボイス#A、ボイス#B、
....ボイス#Hに対するものであり、外部RAM34の
端子35に供給される音源選択データSRCa ....SR
h によって音源データ格納部34Vから読みだされた
所望のデータがそれぞれ供給される。
【0031】信号処理部40Aに供給された音源データ
は、スイッチS1aを介して、BRRデコーダ41に供給
されて、データ伸長され、バッファRAM42を介し
て、ピッチ変換回路43に供給される。スイッチS1a
は、端子51a及び52aを介して、レジスタRAM3
2から制御データKON(キーオン)及び制御データK
OF(キーオフ)が供給されて、その開閉が制御され
る。またピッチ変換回路43には、演算パラメータ等の
制御回路44及び端子53aを経て、レジスタRAM3
2からピッチ制御データP(H)、及び、ピッチ制御デ
ータP(L)が供給されると共に、制御回路44には、
端子54a及びスイッチS2aを経て、例えばボイス#H
のような他のボイスの信号が供給される。スイッチS2a
には、端子55aを介して、レジスタRAM32から制
御データFMON(FMオン)が供給されて、その接続状態
が制御される。
【0032】ピッチ変換回路43の出力が乗算器46に
供給されると共に、レジスタRAM32からの制御デー
タENV(エンベローブ制御)及びADSR(ADSR 制御)
が、それぞれ端子56a及び57a、制御回路47及び
制御回路48と切換スイッチS3aとを経て乗算器46に
供給される。スイッチS3aの接続状態は制御データADSR
の最上位ビットによって制御される。
【0033】なお、効果音源としてノイズを用いる場
合、図示は省略するが、例えばM系列のノイズ発生器の
出力がピッチ変換回路43の出力と切り換えられて乗算
器46に供給される。
【0034】第2及び第3の乗算器49L及び49Rに
乗算器46の出力が共通に供給されると共に、乗算器4
9L及び乗算器49RにはレジスタRAM32からの制
御データLVL(左音量)及びRVL(右音量)が、そ
れぞれ端子58a及び端子59aを介して供給される。
【0035】乗算器46の出力の瞬時値OUTXは、端子6
1aを経て、レジスタRAM32に供給されると共に、
信号処理部40Bの端子54bに供給される。スイッチ
3aの出力の波高値ENVXは、端子62aを経て、レジス
タRAM32に供給される。
【0036】また、破線で示すように、信号処理部40
Aの端子61aの出力を、信号処理部40Bの端子56
bに供給することもできる。
【0037】図5は、それぞれ左チャンネル及び右チャ
ンネルの信号処理部を示す図である。図4の信号処理部
40Aの第2の乗算器49Lの出力が、端子TLa を経
て、左チャンネル信号処理部70Lの主加算器71mL
に直接に供給されると共に、スイッチS4aを介して、副
加算器71eLに供給される。また第3の乗算器49R
の出力が、端子TRa を経て、右のチャンネル信号処理
部70Rの主加算器71mRに直接に供給されると共
に、スイッチS5aを介して、副加算器71eRに供給さ
れる。
【0038】以下同様に、ボイス#B〜#Hの信号処理
部40B〜40Hの各出力が左チャンネル及び右チャン
ネルの信号処理部70L及び信号処理部70Rの主加算
器71mL、副加算器71eL及び主加算器71mR、
副加算器71eRに供給される。
【0039】左チャンネル信号処理部70L、右チャン
ネル信号処理部70Rの同じボイスに対応するスイッチ
4a、S5a、S4b、S5b・・・S4h、S5hには、端子8
1a、81b、・・・81hを介して、レジスタRAM
32から制御データEONa ( エコーオン) 、EONb
・・・EONh が供給され、それぞれ連動して開閉され
る。
【0040】左チャンネル信号処理部70Lの乗算器7
2には、主加算器71mLの出力が供給されると共に、
レジスタRAM32からの制御データMVL(主音量)
が端子82を介して供給され、この乗算器72の出力が
加算器73に供給される。
【0041】一方、副加算器71eLの出力は、加算器
74と、外部RAM34の左チャンネル・エコー制御部
34EL及びバッファRAM75とを介して、例えば有
限インパルス応答(FIR)フィルタのようなディジタ
ル低域フィルタ76に供給される。エコー制御部34E
Lには、端子83及び端子84を介して、レジスタRA
M32からの制御データESA(エコースタートアドレ
ス)及びEDL(エコーディレイ)が供給される。
【0042】低域フィルタ76には、レジスタRAM3
2から係数データG0 〜G7 が端子86を介して、供給
される。低域フィルタ76の出力が、加算器74に乗算
器77を介してフィードバックされると共に、乗算器7
8に供給される。両乗算器77及び78には、それぞれ
レジスタRAM32からの制御データEFB(エコーフ
ィードバック)及びEVL(エコー音量)が端子87及
び端子88を介して、供給される。
【0043】乗算器78の出力は、加算器73に供給さ
れて、乗算器72の出力と合成され、出力端子LOUT
オーバサンプリングフィルタ79を介して、導出され
る。なお、図5の外部RAM34EL及び34ERは、
図4の外部RAM34Vと同様に、それぞれ前出の第3
図の外部RAM34の一部分であって、各ボイス毎及び
各チャンネル毎に時分割で用いられる。
【0044】また、図4のバッファRAM22及び図5
のバッファRAM55も、上述と同様に、時分割で用い
られる。
【0045】次に、本発明の一実施例の演算処理回路が
適用される各種演算が実行されるディジタル音声信号処
理装置の図4及び図5に示した要部の動作について説明
する。音源データ格納部34Vには、例えば、ピアノ、
サキソホン、シンバル・・・のような各種楽器の音源デ
ータが0〜255 の番号を付けられて格納されており、音
源選択データSRCa ・・・・SRCh によって選択された
8個の音源データが、各ボイスの信号処理部40A〜4
0Hにおいて、時分割でそれぞれ所定の処理を施され
る。
【0046】本ディジタル音声信号発生装置では、標本
化のためのサンプリング周波数fS は例えば44.1kHz に
選定され、1サンプリング周期(1/fS )内に8ボイ
ス及び2チャンネルで例えば合計128 サイクルの演算処
理が行われる。1演算サイクルは例えば170nSec とな
る。
【0047】本ディジタル音声信号発生装置において、
各ボイスの発音の開始(キーオン)と停止(キーオフ)
とを示すスイッチS1a〜S1hの制御は、通常とは異な
り、別々のフラグを用いて行われる。すなわち、制御デ
ータKON(キーオン)及び制御データKOF(キーオ
フ)が別々に用意される。両制御データはそれぞれ8ビ
ットであって、別々のレジスタに書き込まれる。各ボイ
ス#A〜#Hには各ビットD0 〜D7 がキーオン、キー
オフとしてそれぞれ対応する。
【0048】これにより、使用者はキーオン、キーオフ
したいボイスにだけフラグを立てればよく、従来のよう
に、例えば個々の音符ごとに、変更しないビットを一旦
バッファレジスタに書き込むプログラムを作成するとい
う煩わしい作業が必用なくなる。
【0049】本ディジタル音声信号発生装置では、前述
したように#A〜#Hの8ボイスを時分割で処理するた
めに、ピッチ変換回路43で、前後各4サンプルの入力
データに基づきオーバーサンプリングと呼ばれる補間演
算を行い、入力データと同じサンプリング周波数でピッ
チ変換を行っている。所望のピッチは制御データP(H)及
びP(L)で表される。
【0050】なお、この制御データP(L)の下位ビットを
0にすれば、補間データによる不均一な間引きを避ける
ことができ、ピッチの細かい揺らぎが発生せずに、高品
質の再生音が提供される。
【0051】スイッチS2aが、端子55aからのデータ
FMONにより開成されると、前述のように端子34aに供
給される例えばボイス#Aの音声信号がピッチ制御デー
P(H)及びP(L) に代入されるようになって、ボイス#A
の音声信号が周波数変調される。
【0052】これにより、変調信号が例えば数ヘルツの
超低周波の場合は被変調信号にビブラートがかかり、可
聴周波の変調信号の場合は被変調信号の再生音の音色が
変化して、特別に変調専用の音源を設けなくとも、サン
プラ音源方式でFM音源が得られる。なお、制御データ
FMONは、前述のKON と同様に8ビットのレジスタに書き
込まれ、各ビットD0 〜D7 がボイス#A〜#Hにそれ
ぞれ対応する。
【0053】また、上記の変調及び被変調ボイスを任意
に選定可能とするためには、変調信号を一時的に格納す
るメモリが必要となるが、本実施例では、前の段のボイ
スの信号で次の段のボイスの信号を変調することによ
り、該メモリを必要とせずにハードウェアの構成を簡単
にしている。
【0054】さらに、音声データのオーバーフロ等の防
止のために、変調信号に選定されたボイスには、乗算器
49L及び49Rで制御データLVL及び制御データR
VLによりミューティングがかけられる。
【0055】乗算器46では、制御データENV及びAD
SRに基づいて、ピッチ変換回路43の出力信号のレベル
が時間的に制御される。すなわち、制御データADSRのM
SBが“1”の場合、スイッチS3aは図に示す接続状態
になって、ADSR制御が行われ、制御データADSRのMSが
“0”の場合にはS3aが図示とは反対の接続状態となっ
てフェーディング等のエンベローブ制御が行われる。
【0056】このエンベローブ制御は、制御データENV
の上位3ビットにより、直接指定、直線フェードイン、
折れ線フェードイン、直線フェードアウト、指数フェー
ドアウトの5モードを選択することができる。各モード
の初期値には現在の波高値があてられる。
【0057】また、ADSR制御の場合、信号レベルは、ア
タックの区間のみで直線的に上昇するが、ディケイ、サ
スティン、及びリリースの3 つの区間では指数的に下降
する。
【0058】ところで、エンベローブ制御のフェードイ
ン及びフェードアウトの時間長は、制御データENV の下
位5ビットで指定されるパラメータ値に応じて各モード
毎に設定される。
【0059】同様に、エンベローブ制御のアタック及び
サスティンの時間長は制御データADSRの上位及び下位の
各4ビットで指定されるパラメータ値に応じて設定さ
れ、サスティンレベルと、ディケイ及びリリースの時間
長は、制御データADSRの各2ビットで指定されるパラメ
ータ値に応じて設定される。
【0060】本ディジタル音声信号発生装置では、上述
のようにADSRモードの信号レベルが直線的に上昇するア
タック区間をエンベローブモードの折れ線フェードイン
モードに、またADSRモードのディケイ、サスティン及び
リリースの3区間をエンベローブモードの指数フェード
アウトモードにモード切り換えを行って対応させて、よ
り自然なADSR制御をマニュアルに行うことができる。
【0061】制御回路47がエンベローブ制御の直接指
定モードである場合、他のボイス、例えば#Hの信号が
信号処理部40Hの端子61hから、信号処理部40A
の端子56aに供給されると、乗算器46でボイス#A
の音声信号がボイス#Hの音声信号によって振幅変調さ
れる。
【0062】これにより、変調信号が例えば数ヘルツの
超低周波の場合は被変調信号にトレモロがかかる等の各
種の演奏効果が得られる。
【0063】また、乗算器46の信号出力及びエンベロ
ーブ制御入力をそれぞれ端子61a及び端子62aから
レジスタRAM32に供給し、サンプル周期毎に書き換
えることにより、例えば同じ楽器の音源データからそれ
ぞれピッチが大きく異なる複数の音声信号を得るような
場合、所定ADSRパターンと異なるエンベローブ特性の音
声信号が得られる。
【0064】乗算器46の出力信号は、第2の乗算器4
9L及び第3の乗算器49Rで、それぞれ音量制御デー
タLVL及び音量制御データRVLが乗算される。両方
の制御データはそれぞれ符号付8ビットであり、例えば
1sec 程度の時間をかけて同じ符号の両制御データの一
方を増大させるとともに、他方を減少させる場合、再生
音の音像が左右に配置されたスピードの間を移動する、
いわゆるパン効果が得られる。
【0065】また、両制御データを異なる符号とした場
合は、再生した音像が両スピーカ間の範囲を越えて移動
することが可能となると共に、適宜の装置を付加するこ
とにより、再生音像を後方に定位させることも可能にな
る。
【0066】図5の信号処理部70L及び信号処理部7
0Rでは、スイッチS4a、S5a:〜S4h、S5hが端子8
1a〜81hからの制御データEON(EON a〜EON h)によ
りそれぞれ開成されて、エコーをかけるべきボイスが選
択される。制御データEON は8ビットのレジスタに書き
込まれる。
【0067】副加算器21eLから出力される各ボイス
に付与されるエコーの遅延時間は、エコー制御部34e
Lに端子84から供給される制御データEDLによっ、例
えば0〜255msec の範囲で左右のチャンネルで等しく指
定される。また、先行及び後続エコーの振幅比は、端子
87からの乗算器77に供給され、符号付8ビットの制
御データEFB により左右のチャンネルで同相に設定され
る。
【0068】なお、端子83からの制御データESA は、
外部RAM34のうち、エコー制御に用いる部分の先頭
アドレスの上位8ビットを与える。
【0069】また、FIRフィルタ76には、端子86
から符号付8ビットの係数E0 〜E7 が供給されて、聴
感上、自然なエコー音が得られるように、フィルタ76
の通過特性が設定される。
【0070】上述のようにして得られたエコー信号は、
乗算器78で制御データENV を乗算される。また、主音
声信号は乗算器72で制御データMVL を乗算される。そ
れぞれの制御データを乗算された上記エコー信号と上記
主音声信号は、加算器73で合成される。両制御データ
MVL 及びEVL は、ともに符号なし8ビットであって、相
互に独立であり、左右のチャンネルについてもそれぞれ
独立である。
【0071】これにより、主音声信号及びエコー信号を
それぞれ独立にレベル制御することができて、原音響空
間をイメージさせるような、臨場感に富んだ再生音場を
得ることもできる。
【0072】ところで、本発明の実施例の演算処理回路
を、上述したサンプラ音源のディジタル音声信号発生装
置で使用する場合には、BRRデコード/ピッチ交換、
エコーフィルタ、ピッチ値の3系統のサンプル列を同じ
1つのバッファRAMにまとめ、係数としてはピッチ変
換フィルタ係数を一つのメモリに、BRRフィルタ係数
と定数を一つのメモリにそれぞれまとめることによりメ
モリの共通化ができる。
【0073】以上、本発明により、加算部にK−1個の
レジスタを挿入することにより、K系統のサンプルデー
タ列を並列演算処理することができる。ここで各サンプ
ルデータは、それぞれ完全に独立した演算が行え、例え
ばフィルタの場合、互いに異なるフィルタ特性のフィル
タ処理を行うこともできる。
【0074】ところで、サンプルデータの系統数をx系
統、y系統の2系統とし、これらのx系統y系統に同じ
係数をフェッチしフィルタ処理をする場合、係数フェッ
チはx系統y系統について共通に1回で良い。すなわ
ち、加算部にK−1個のレジスタを挿入すれば、異なる
サンプルデータ列に同じフィルタ係数を更新(フェッ
チ)する場合はKサンプルにつき1回だけで足りる。し
たがって、演算スピードが高速化しても、係数メモリに
対するアクセスタイムはサンプルレートのスピードの1
/Kのスピードでよいことになる。
【0075】また、加算部にK−1個のレジスタを挿入
し、バッファRAM1からのサンプルデータの読み出し
からバッファRAM1への加算結果の書き込みまでのス
テップの構成をnK(nは自然数)とすることにより、
K系統のサンプルデータの演算を同時に行うことがで
き、見かけ上の演算のスピードをあげられる。
【0076】さらに、本発明の演算処理回路をディジタ
ル信号処理を用いたサンプル音源の再生システムに適用
した場合、BRRデコード/ピッチ変換、エコーフィル
タ、ピッチ値の3系統のサンプルデータ列を同じ1つの
バッファRAMにまとめ、また係数メモリとしてピッチ
変換フィルタ係数を1つのメモリにまとめ、BRRフィ
ルタ係数と定数を1つのメモリにそれぞれまとめること
によりメモリの共通化を図ることと、ディジタル信号処
理演算シーケンスのエンベローブ/ボリューム乗算後の
ボイス和をとるメイン、エコーの左チャンネル、右チャ
ンネルの4つの値を保持しておくためのテンポラリーレ
ジスタとしてX1〜X4の4つのレジスタを設けること
と、加算部にK−1個のレジスタを挿入し、バッファR
AMからのサンプルデータの読み出しからバッファRA
Mへの加算結果の書き込みばでのステップの構成をパイ
プライン化し、演算の高速化を図ることとにより、単一
のディジタル信号処理装置を時分割多重使用することが
可能になる。
【0077】
【発明の効果】本発明に係る演算処理回路は、入力され
たサンプルデータと係数メモリに格納された乗算係数と
から乗算結果を得て加算手段に入力し、加算後の出力を
加算出力レジスタにて一時的に保持し、K−1個のレジ
スタを介して加算手段に戻す構成と、サンプルデータが
格納されたデータメモリでのサンプルデータの読み出し
と演算後の書き込みまでの演算サイクルをnKとなる構
成とを要部としているため、独立したK系統のサンプル
列の演算を並列に行うことができる。また、独立したK
系統のサンプルデータ列に同一の係数を乗算する場合に
は、乗算係数の入っているメモリのフェッチはK系統に
ついて共通に1回でよい、つまりK系統の異なるサンプ
ルデータ列に同じ係数をフェッチする場合は、Kサンプ
ルにつき1回だけで足りる。したがって、演算スピード
が速くとも乗算係数の読み出しのスピードはサンプルレ
ートの1/Kのスピードでよい。さらに、加算部自体の
スピードが速くなくても、同時にK系統の演算を行うこ
とができ、見かけ上の演算スピードをあげることができ
る。
【0078】さらに、本発明の演算処理回路をディジタ
ル信号処理を用いたサンプラ音源の再生システムに適用
した場合、上述したメモリの共通化、テンポラリレジス
タの設置、及びバッファRAMからの読み出しと書き込
みの構成のパイプライン化とにより単一ディジタル信号
処理装置を時分割多重使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の演算処理回路を示すブロック
図である。
【図2】本発明の実施例の演算処理回路の各レジスタに
演算サイクルを対応させた図である。
【図3】本発明の実施例の演算処理回路が適用されるデ
ィジタル音声信号発生装置の全体の構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の実施例の演算処理回路が適用されるデ
ィジタル音声信号発生装置の要部の構成を示すブロック
図である。
【図5】本発明の実施例の演算処理回路が適用されるデ
ィジタル音声信号発生装置の要部の構成を示すブロック
図である。
【図6】従来の演算処理回路の要部を構成する累積加算
部を示すブロック図である。
【図7】従来の演算処理回路の要部を構成する累積加算
部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・バッファRAM 2・・・・係数メモリ 7・・・・乗算器 9・・・・加算器 10・・・加算出力レジスタ 30・・・ディジタル信号処理装置 32・・・レジスタRAM 33・・・CPU 34・・・外部RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたサンプルデータに乗算される
    乗算係数が格納される係数メモリと、 上記入力されたサンプルデータと上記係数メモリから読
    みだされた乗算係数とを乗算する乗算手段と、 上記乗算手段の乗算結果が入力される加算手段と、 上記加算手段からの加算出力を一時的に保持する加算出
    力レジスタと、 上記加算出力レジスタからの加算出力が、K−1個のレ
    ジスタを介して上記加算手段に戻る構成を有することを
    特徴とする演算処理回路。
  2. 【請求項2】 上記乗算係数が乗算されるサンプル列が
    格納されたデータメモリを有し、 上記データメモリから読みだされたデータが上記乗算及
    び加算処理されて、該データメモリに戻されて書き込ま
    れるまでの演算サイクルをnK(nは自然数)とする構
    成を有することを特徴とする演算処理回路。
JP3214103A 1991-07-17 1991-07-17 演算処理回路 Pending JPH0527769A (ja)

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JP3214103A JPH0527769A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 演算処理回路

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