JPH0213488A - パチンコ機の賞球排出装置 - Google Patents

パチンコ機の賞球排出装置

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JPH0213488A
JPH0213488A JP16378288A JP16378288A JPH0213488A JP H0213488 A JPH0213488 A JP H0213488A JP 16378288 A JP16378288 A JP 16378288A JP 16378288 A JP16378288 A JP 16378288A JP H0213488 A JPH0213488 A JP H0213488A
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prize
ball
prize balls
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、賞球排出についての合理化を図ったパチンコ
機の賞球排出装置に関する。
(従来の技術) 従来のパチンコ機の賞球排出装置には、賞球排出待機時
(非入賞時)に賞球排出ケース内に所定数の賞球を1列
又は2列に整列させて貯留しておき、遊技球が入賞口に
入賞したときに、前記賞球排出ケースを傾動させる等し
て賞球排出樋内の賞球を排出させる構成のものと、賞球
通路に臨ませたスプロケットを一定角度回動させて所定
数の賞球を排出する構成のもの(例えば実開昭63−7
7477号公報参照)の2種類があった。
(発明か解決しようとする課II!!9)しかしながら
、前者は、賞球を賞球排出ケース内に1列又は2列に整
然と並べて供給しなければならないので、賞球排出ケー
スの上流側で賞球供給樋から供給される賞球の流下圧を
大形の賞球タンク内で弱めた上で、その賞球を賞球導入
樋を通して1列又は2列に整然と並べて賞球排出ケース
へ導く必要があり、それ故に、賞球排出ケースの上流側
の球流下経路が大形なものになって、他の部品(例えば
入賞装置)の配設スペースが狭くなってしまい、近年の
入賞装置の大形化・多様化に十分に対応できなかった。
一方、後者では、スプロケットの回転により賞球を1個
ずつ順次排出する構成であるから、賞球排出動作1回当
りの所要時間が比較的長くなり、それ故に、遊技球が連
続的に多数入賞するような場合には賞球排出動作か遅れ
勝ちになって、最悪の場合には入賞球が入賞検知装置の
集合樋内で滞って球詰りを生じ、入賞したにも拘らず賞
球か排出されなくなることがあった。
また、近年、パチンコ機の遊技内容に変化をもたせて遊
技客の興味を絶えず引きつけるようにするために、入賞
の態様に応じて賞球のυI出数を変化させることが考え
られている(例えば実公昭62−43.576号公報参
照)。しかしながら、−このものでは、賞球排出数可変
用の電磁石が断電状態のときに賞球が多く排出されるよ
うになっているので、例えば、パチンコ店側で客寄せの
ために、次のような不正な細工か比較的容易に行われる
虞れがある。即ち、開店時等において、−時的に賞球排
出数可変用の電磁石のコード線を例えばコネクターを外
すことにより断電状態にして賞球排出数を増加させ、そ
れによって客の入りか良くなったところで、上記コード
線のコネクターを接続して通電状態に戻すという操作が
、比較的容易に行われる虞れがある。この場合、電磁石
が故意に断電されている間は、いずれの入賞口に入賞し
ても常に最多数の賞球か排出されるので、本来的には賞
球の用法率が悪い台でも、用球率の良い台に見せ掛けて
客を欺くことになり、遊技客の射倖心を不当に煽る結果
となって好ましくない。
本発明は、上記した問題点を解決しようとするもので、
賞球排出装置の上流側の球流下経路の簡素化・小形化を
図り得ると共に、賞球排出動作1回当りの所要時間を短
くできて、連続入賞時の賞球排出動作の遅れを少なくす
ることを第1の目的とし、その上で、入賞態様に応じて
賞球排出数を増減できて遊技内容の面白味を高めること
を第2の目的とし、更にパチンコ店側において賞球排出
数についての細工を行い難くすることを第3の目的とす
るパチンコ機の賞球排出装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の賞球排出装置は、上下に貫通する複数の縦穴を
有しこれら各縦穴に賞球を留め得る賞球貯留部と、この
賞球貯留部の下部側に設けられ該賞球貯留部の回転若し
くは自身の回転により前記縦穴内の賞球の排出を許容す
る状態とそれを阻11−する状態とを交互に形成する球
排出規制部と、前記賞球貯留部の上部側に設けられ前記
球排出規制部により前記縦穴内の賞球の排出か阻止され
た状態のときに該縦穴内への賞球の導入を許容し口、つ
該縦穴内の賞球の排出が許容された状態のときに該縦穴
内への賞球の導入を阻止する球導入規制部とを具備して
成る構成のものである。
この場合において、賞球貯留部の下部側に、所定の縦穴
について賞球の排出を許容する位置とそれを阻止する位
置との間を変位可能な賞球数可変部拐を設け、この賞球
数可変部祠の変位動作を、遊技球が入賞した入賞口の種
類に応じて制御することによって、賞球排出数を増減さ
せる構成としても良い。
更に、賞球数可変部祠を変位動作させる電磁石を設け、
この電磁石か断電状態のもとでは前記賞球数可変部利が
所定の縦穴について賞球の排出を阻止する位置に保持さ
れて賞球排出数が少なくなるように)^1成しても良い
(作用) 球排出規制部により各縦穴内の賞球の排出が阻lにされ
た状態で、各縦穴内に賞球か導入される。
この後、賞球貯留部の回転若しくは球排出規制部の回転
により、各縦穴内の賞球の排出が許容された状態になる
と、各縦穴から賞球か一斉に排出されることになり、賞
球の排出が速やかに行・われる。
この場合において、賞球数可変部利を設ければ、この賞
球数可変部利を入賞の態様に応じて動作させることによ
って、賞球排出数を増減させることかできる。
更に、賞球排出装置5内の電磁石が断電状態のもとでは
賞球数可変部利か所定の縦穴について賞球の排出を阻止
する位置に保持されるように構成すれば、パチンコ店側
か故意に電磁石の通電路を断電状態にしたとしても、こ
の状態では従来とは異なり少数の賞球しか排出されない
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第11図に基い
て説明する。まず、パチンコ機の裏側を示す第11図に
おいて、1はパチンコ機の合板で、その裏面側には球発
射装置2、入賞装置3、賞球排出樋4等か配設されてい
る。そして、賞球排出樋4の上方に位置する部位に賞球
排IL11装置5か設けられ、この賞球排出装置5内へ
球供給樋6を通して賞球が供給される構成となっており
、以下、この賞球排出装置5の構成について説明する。
まず、第1図において、7は球供給樋6からの賞球を受
ける円筒状の賞球ケースで、その内周壁に環状リブ8を
形成している。斯かる賞球ケース7は、賞球排出装置5
の本体フレーム(図示せず)に支持されている。9は環
状リブ8との間で賞球の流れを調整する球導入調整部祠
で、この球導入調整部419は、賞球排出樋4のボス部
4aに立設された支持シャフト]0に固定されている。
この球導入調整部祠9は、上下両端に夫々大径部9a。
9bを有する段付棒状に形成され、環状リブ8内の中央
に貫通状態に位置して、大径部9aの上面が球供給樋6
の下端出口に対向した状態となっている。この状態にお
いて、大径部9aの上面と球供給樋6の下端出口との間
の隙間寸法と、球導入調整部祠9の外周面と環状リブ8
との間の隙間寸法は、賞球の直径よりもやや大きい寸法
に設定されている。11は一対の円盤状部材11a、1
1bを上下に重ね合せて結合して成る賞球貯留部で、こ
の賞球貯留部]1は、球導入調整部材9の下方に位置す
るように支持シャフト10に挿通されている。この賞球
貯留部11の支持構造は、第1図及び第3図に示すよう
に下側の円盤状、部H1l bに下向きに突設された円
筒部11cを、支持シャフト]Oに嵌着された軸受]2
の外輪に嵌着することによって、賞球貯留部11を回転
可能に支持させるものである。そして、この賞球貯留部
]]には、第2図に示すように、」二下に貫通する縦穴
]3が、同一円周上に位置して等間隔に合計6個形成さ
れている。各縦穴]3には、賞球が2個ずつ貯留される
ようになっており、但しそのうちの一つの縦穴1Bの側
壁には、賞球を1細糸分に貯留できるように横穴]4(
第3図参照)を形成し、−つ − 金側3個の賞球を貯留できるようにしている。従って、
賞球貯留部]]全全体して、合計13個の賞球が貯留可
能となっている。そして、賞球貯留部11の上面には、
賞球を各縦穴]3へ導く傾斜路13a(第2図参照)が
形成されている。一方、球導入調整部材9の下端大径部
9bの外周には、各縦穴13に対応して、突起状の球導
入規制部15が合計6他郷間隔に突設され、賞球貯留部
1]の回転に伴って、各球導入規制部15か各縦穴13
の入口に臨んで縦穴13内への賞球の導入をμ封止する
状態(第2図の状態)と、各球導入規制部]5か各縦穴
13の人口から外れて縦穴13内への賞球の導入を許容
する状態とを交互に形成する。
16は賞球貯留部]]の下面に固着されたプーリで、そ
の内周部に形成された円環状板部16 a(第3図参照
)には各縦穴]3の出口となる円形孔16bが形成され
ている。そして、第2図に示すように、このプーリ16
を駆動するためのモータ17が右側に設けられ、このモ
ータ17の回転軸17aに嵌着された駆動プーリ18と
上記ブーリ16との間には、ベルト19が掛は渡されて
いる。一方、第1図及び第3図に示すように、賞球貯留
部11内には空洞部20が形成され、この空洞部20内
には、円環状の下カム盤21と上カム盤22及びこの上
カム盤22を下方に押圧するスプリング23が支持シャ
フト10に挿通された状態で収納されている。この場合
、下カム盤21の上面及び上カム盤22の下面には、夫
々三角突起状のカム山21a、22aか対称位置に2個
ずつ形成されている。そして、下カム盤21の内周には
、一対の縦溝21bか形成され、この縦溝21bが支持
シャフト10の外周に形成された凸部24に嵌合されて
回り止めされた状態となっている。
従って、賞球貯留部11が回転しても、下カム盤21は
回転せずに静止状態を維持する。これに対し、十カム盤
22の外周には、凸状の球排出規制部25が各縦穴コ3
に対応して形成され、各球排出規制部25が下側の円盤
状部祠11bの内周部に形成された切欠?g26から各
縦穴13内に突出し、これによって上カム盤22が賞球
貯留部11=]]− と一体的に回転するようになっている。そして、その回
転に伴い、上カム盤22のカム山22aが下カム盤21
のカム山21aを乗り越える毎に、各球排出規制部25
か切欠溝26内を上下動するようになっている。この場
合、各球排出規制部25が最下位置(以下「排出停止位
置」という)に位置するときには、第9図に示すように
各縦穴コ−3の出口部分の隙間Gが賞球の直径よりも小
さくなり、縦穴13内の賞球Pの排出を阻止する。そし
て、各球排出規制部25か最上位置(以下「排出位置」
という)へ上昇したときには、第10図に示すように各
縦穴13の出口部分の隙間Gが賞球の直径よりも大きく
なり、縦穴13内の賞球の排出が許容される。この実施
例では、」二下両カム盤21.22に夫々カム山2]、
a、22aを2個ずつ形成しているので、賞球貯留部]
]が半回転する毎に、各球排出規制部25が1回排出位
置へ上昇して、賞球を排出するこにとなる。そして、賞
球貯留部11の半回転を検出するために、賞球貯留部1
1の外周には180°反対側の位置に突起27(第3図
参照)を形成し、これに対応して配設したリミットスイ
ッチ28のアクチュエータ28aが突起27の回転領域
内に突出した構成となっている。この場合、遊技球が入
賞すると、モータ17に通電され、これにより賞球貯留
部11が半回転したところで突起27がリミットスイッ
チ28のアクチュエータ28aに当接してリミットスイ
ッチ28が作動し、これを条件にモータ17が停止され
る構成である。
一方、第1図及び第3図において、29は賞球排出数を
増減させるための賞球数可変部材、30は賞球数可変部
材29を支持するための円環状プレートで、これには各
縦穴13の出口となる円形孔31が合計6個形成されて
いる。この円環状プレート30の」二面には、3個の円
形孔31に跨がるように収納凹部32が形成され、この
収納凹部32内に賞球数可変部材29が収納された状態
で円環状プレート30がプーリ16の下面に固着されて
いる。この状態において、賞球数可変部材29は、収納
凹部32内を周方向にスライド変位可能となっており、
ばね33(第6図参照)によって矢印A方向(回転方向
)へ付勢されている。そして、矢印A方向への限界位置
では、第7図に示すように賞球数可変部材29の一部が
3個の円形孔31 (縦穴13の出口)内に突出してそ
こからの賞球の排出を阻止する状態となる。一方、この
賞球数可変部材29をばね33に抗して矢印Aの反対方
向へ回動させると、各円形孔31が全て開放され、全て
の縦穴13内の賞球の排出が許容される。斯かる賞球数
可変部材29の下面にはL形のレバー34が突設され、
このレバー34が収納凹部32内に形成した貫通孔35
から外方に突出されている。これに対応して、円環状プ
レート30の両側の対称位置には、一対の掛止鉤36が
輔37を中心に回動可能に枢支され、両掛止鉤36が一
対のリンク38によって連結されている。そして、一方
のリンク38に形成した連結部38aが電磁石39のプ
ランジャー39aに連結されている。この場合、電磁石
3つの断電時には、プランジャー39aがスプリング4
0の弾発力によりて突出され、両掛止鉤36か賞球数可
変部材2つのレバー34の回転領域から外れた位置(第
7図に実線で示す位置)に保持される。この状態では、
賞球数可変部材29かばね33の弾発力によって矢印入
方向へ限界位置まで回動された状態に保持され、賞球数
可変部+429の一部か3個の円形孔31(縦穴13の
出口)内に突出してそこからの賞球の排出を阻止する状
態となる。そして、電磁石39に通電されると、プラン
ジャー39aが吸引され、両掛止鉤36の先端が第7図
に二点鎖線で示すように賞球数可変部材29のレバー3
4の回転領域内に突出して、その掛止鉤36によってレ
バー34か掛止される状態となる。この状態では、賞球
数可変部材29かばね33に抗して矢印Aの反対方向へ
回動され、各円形孔31か全て開放されて、全ての縦穴
]3内の賞球の排出が許容される。
、  次に、上記構成の作用について説明する。遊技球
か入賞口に入賞しない間は、モータ17か停止され、各
球導入規制部15が賞球貯留部1]の各縦穴13の入口
から外れた位置に保持され、旧つ球排出規制部25か第
9図に示す排出停止位置に保持される。この状態では、
球供給機6から賞球ケース7内に供給された賞球は、賞
球貯留部11の各縦穴]3内に流れ込み、そこに貯留さ
れる。
その後、遊技球が入賞口に入賞すると、それを入賞検知
スイッチ(図示せず)が検知してモータ]7を起動し、
賞球貯留部11を矢印A方向へ半回転させる。半回転し
たところで、賞球貯留部11の外周の突起27がリミッ
トスイッチ28のアクチュエータ28aを押圧し、それ
によってリミットスイッチ28が作動してモータ17を
停止する。
このようにして半回転する過程で、各縦穴]3内への賞
球の導入が完了して、合計13個の賞球か縦穴13内に
貯留され、その上で、上カム盤22のカム山22aが下
カム盤2]のカム山21aを乗り上げて球排出規制部2
5が第10図に示す排出位置まで上昇し、各縦穴13内
の賞球のtel出を許容する。このときには、各球導入
規制部15か第4図に示すように各縦穴13の入口に臨
んだ状態になって各縦穴13内への賞球の導入を阻止す
る。
この場合、賞球を13個排出する入賞口に入賞したもの
とすると、上記モータ17に加え電磁石39にも通電さ
れ、そのプランジャー39aが吸引されて、掛止鉤36
の先端か第7図に二点鎖線で示すように賞球数可変部材
29のレバー34の回転領域内に突出して、その掛止鉤
36によってレバー34か掛止される状態となる。この
状態では、賞球数可変部材29かばね33に抗して矢印
Aの反対方向へ回動され、各円形孔31が全て開放され
て、全ての縦穴13内の賞球の排出が許容される。この
ため、賞球貯留部1]か上述のようにして半回転するこ
とによって、全ての縦穴13から合計13個の賞球か排
出される。
一方、賞球を7個排出する入賞口に入賞した場合には、
電磁石39には通電されず、モータ]7のみに通電され
る。この場合には、電磁石39のプランジャー39aが
スプリング400弾発力によって突出され、掛止鉤36
か賞球数可変部材29のレバー34の回転領域から外れ
た位置(第7図に実線で示す位置)に保持される。この
状態では、賞球数可変部材29がばね33の弾発力によ
って矢印A方向へ限界位置まで回動された状態に保持さ
れ、賞球数可変部材29の一部が3個の円形孔31(縦
穴13の出口)内に突出してそこからの賞球の排出を阻
止する状態となる。このため、残り3個の縦穴13(横
穴]4を有する縦穴113を含む)から合計7個の賞球
か排出される。
このようにして、賞球貯留部]1か半回転して停止した
ときには、最初に述べた状態に戻り、以後、入賞態様に
応じて上述した動作を繰り返す。
上記実施例によれば、賞球貯留部]]に対し賞球を1列
又は2列に整然と並べて供給する必要かないので、球供
給機6から賞球ケース7内へ直接賞球を供給するという
構成が可能となり、賞球排出装置5の上流側の球流下経
路を簡素化・小形化できる。このため、従来に比し、入
賞装置等の配設スペースを広くとれて、近年の入賞装置
の大形化・多様化に十分に対応できる。
しかも、複数の縦穴13から賞球を一斉に排出できるか
ら、賞球排出動作1回当りの所要時間を短縮できて、連
続入賞時の賞球排出動作の遅れを少なくすることかでき
、入賞球の球詰り(入賞したにも拘らず賞球排出動作が
行われない状態の発生)を未然に防止できる。
更に、入賞態様に応した賞球数可変部材29の変位動作
によって賞球排出数を13個と7個とに変化させる構成
であるから、遊技内容に変化をもたせて遊技客を飽きさ
せないようにすることができる。
その上、賞球排出数可変用の電磁石39が断電状態のも
とでは、賞球数可変部材29が賞球の排出を阻止する位
置に保持されて、賞球排出数が少なくなるように構成さ
れているので、従来の欠点であるパチンコ店側が一時的
な客寄せのために電磁石39への通電回路を断つという
比較的容易な手段によって賞球排出数を増加させるこけ
不可能となり、遊技客の射倖心を不当に煽る行為を未然
に防ぐことができる。
一方、第12図乃至第18図は本発明の第2実施例を示
したもので、この第2実施例では、賞球貯留部41が本
体フレーム42に固定されて回転しない構成となってい
る。この賞球貯留部4]には、4個の縦穴43が90°
間隔で形成され、各縦穴43内に3個の賞球が貯留可能
になっている。
但し、1つの縦穴43の側壁には、賞球を1細糸分に貯
留できる横穴44が形成されており、これによって全体
として会則13個の賞球が貯留できるようになっている
。そして、賞球貯留部4]の上面には、賞球を各縦穴4
3内に導く傾斜路43aが形成されている。斯かる賞球
貯留部41の中心に回動シャフト45が軸受46を介し
て回転自在に挿通支持され、その回動シャフト45の上
端に球導入調整部祠9が嵌着されている。この球導入調
整部材9の下端外周には、4個の球導入規制部15が9
0°間隔て形成されている。47は賞球貯留部41の下
方部に設けた円板状の球排出規制部で、この球排出規制
部47は回動シャフト45に回転自在に挿通されている
。この球υ11+I規制部47には、各縦穴43の出口
に対応する位置に、該川口とほぼ同じ径の円形孔48が
4個形成され、且つ外周部全周には歯車部4つが形成さ
れている。
この歯車部49を駆動する第1の駆動歯車5oは、外周
のうち1/4周にのみ歯部50aか形成されたもので、
従って、この第1の駆動歯車50が1回転(360°回
転)しても歯車部49(球排出規制部47)は90°回
転するだけである。また、第1の駆動歯車50の輔5]
は、賞球排出樋4に形成した軸挿通部52に回転自在に
挿通支持され、その軸51の下端に第2の駆動歯車53
が固着されている。この第2の駆動歯車53は、回動シ
ャフト45に固着された従動歯車54に噛合されている
。この場合、第2の駆動歯車53と従動歯車54との歯
車比は、1.1に設定されており、従って、第2の駆動
歯車53が1回転すると、従動歯車“54(回動シャツ
l−45)も1回転し、それによって球導入規制部15
が1回転するようになっている。尚、第1及び第2の駆
動歯車5o、53の軸51は、図示しないモータの回転
軸に連結され、そのモータによって両駆動歯車50.5
3が回転駆動されるようになっている。而して、55は
賞球排出数を13個と7個とに変化させるためのT字状
の賞球数可変部材で、この賞球数可変部材55は賞球貯
留部4]の下部に左右にスライド変位可能に設けられて
いる。この賞球数可変部材55は、第13図に示すよう
に右側にスライドされたときに、2つの縦穴43の出口
内に突出してその縦穴43内の賞球の排出を阻止し、第
16図に示すように左側にスライドされたときに、その
縦穴43の出口から引込んでその縦穴43内の賞様の排
出を許容するようになっている。この賞球数可変部材5
5の右端は、軸56を中心に回動可能に支持されたレバ
ー57の一端に連結され、このレバー57の他端には電
磁石58のプランジャー58aに連結されている。この
場合、電磁石58が断電されているときには、プランジ
ャー58aがスプリング59によって左側にスライドさ
れ、これによって賞球数可変部材55が右側にスライド
される。一方、電磁石58に通電されると、プランジャ
ー58aか右側に突出され、これによって賞球数可変部
祠55が左側にスライドされる。
尚、第17図において、60は球排出規制部47が90
°回転する毎にその位置に球排出規制部47を係合保持
する節度機構で、この節度機構60は、賞球貯留部41
の下部に節度ボール61とこれを下方へイ」勢するスプ
リング62を設け、これに対応して球排出規制部47の
」二面の4箇所に、上記節度ボール61が嵌まり込む凹
部63(li18図参照)を形成したものである。
次に、上記構成の作用について説明する。遊技球が入賞
口に入賞しない間は、第14図に示すように、各球導入
規制部]5か各縦穴43の入口から外れた位置に保持さ
れて各縦穴43内への賞球の導入か許容され、旧っ球排
1」1規制部47の各円形孔48が各縦穴43の出口か
ら外れた位置に保持されて賞球の排出か阻Iヒされる。
この状態では、球供給樋6から賞球ケース7内に供給さ
れた賞球は、賞球貯留部4コの各縦穴43内に流れ込み
、そこに貯留される。このとき、第1の駆動歯車50の
歯部50aは、球排出規制部47の歯車部49から僅か
に外れた位置(第14図の位置)で停止している。その
後、遊技球が入賞口に入賞すると、それを入賞検知スイ
ッチ(図示せず)か検知してモータ(図示せず)を起動
し、第1及び第2の駆動歯車50.53を回転させる。
これにより、第1の駆動歯車50が回転しても、それか
ほぼ3/4回転する間は、第1の駆動歯車50の一部5
0aは球排出規制部47の歯車部49に噛合せず、第1
の駆動歯車50が空回りして球排出規制部47は停止し
たままの状態を維持する。これに対し、第2の駆動歯車
53の回転と同期して、従動歯車54(回動シャフト4
5)も回転し、それによって球導入規制部]5が回転す
る。この球専大規制部]5の回転により、賞球貯留部4
]上の賞球が掻き回され、それによって各縦穴43内へ
の賞球の導入が完了する。そして、第1の駆動歯車50
がほぼ3/4回転したところで、歯部50aか球排出規
制部47の歯車部49に噛合し、以後、球排出規制部4
7も回転する。これにより、球排出規制部47が45°
回転したところで、第13図に示すように、球排出規制
部47の各円形孔48か各縦穴43の出口と合致して賞
球の排出が許容された状態となり、且つ各球導入規制部
41か各縦穴43の人口に臨んで各縦穴43内への賞球
の導入か阻止された状態となる。
この場合、賞球を]3個排出する入賞口に入賞したもの
とすると、上記モータに加え電磁石58にも通電され、
そのプランジャー58aか突出されて、賞球数可変部月
55か第16図に示すように左側にスライドして縦穴4
3の出口から引込んだ状態となり、それによって全ての
縦穴43内の賞球の排出が許容される。このため、上述
した球排出規制部47の回転により、全ての縦穴43か
ら合計13個の賞球か排出される。
一方、賞球を7個排出する入賞口に入賞した場合には、
電磁石58には通電されず、モータのみに通電される。
この場合には、電磁石58のプランジャー58aかスプ
リング5つの弾発力によって左側にスライドされ、それ
によって賞球数可変部祠55か右側にスライドされて、
その賞球数可変部月55の一部が2つの縦穴43の出口
内に突出してそこからの賞球の排出を阻止する状態とな
る。このため、残り2個の縦穴43(横穴44を有する
縦穴43を含む)から合計7個の賞球がJ、II。
■される。
このようにして、球排出規制部47が]/44回転90
°回転)し、目っ球導入規制部15が1回転したところ
で、停止して最初に述べた状態に戻り、以後、入賞態様
に応じて上述した動作を繰り返す。
以上説明した第2実施例においても、第1実施例と同様
の効果を?1することかできる。
尚、上記各実施例では、各縦穴13.43内に賞球を複
数個ずつ貯留できるように構成したので、賞球貯留部1
1.41の外径寸法を小さくてきる利点かある。しかも
、上記各実施例のように、各縦穴13.43のうちの一
部に横穴14.44を形成し、この横穴14.44にも
賞球を貯留するようにすれば、縦穴13.43の数の倍
数以外の賞球排出数にも対応できる。
但し、本発明は、各縦穴内に賞球を1個ずつ貯留する構
成としても良く、この場合においても本発明の所期の目
的は十分に達成できる。
その他、本発明は、縦穴の個数やその配列形態或は賞球
排出数等を適宜変更しても良い等、種々の変形が可能で
ある。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、賞球貯留部に
対し賞球を1列又は2列に整然と並べて供給する必要が
ないので、賞球排出装置の上流側の原流下経路を簡素化
・小形化できて、他の部品(入賞装置等)の配置スペー
スを広くすることができる。しかも、賞球排出時には複
数の縦穴から賞球が一斉に排出されるため、賞球排出動
作1回当りの所要時間を短縮できて、連続入賞時の賞球
排出動作の遅れを少なくすることができ、入賞球の球詰
り(入賞したにも拘らず賞球排出動作が行われない状態
の発生)を未然に防止できる。
更に、入賞態様に応じた賞球数可変部材の変位動作によ
って賞球排出数を増減させることかできるから、遊技内
容に変化をもたせて遊技客を飽きさせないようにするこ
とができる。
その上、賞球排出数可変用の電磁石が断電状態のもとで
は、賞球数可変部材が所定の縦穴について賞球の排出を
阻止する位置に保持されるから、パチンコ店側が故意に
電磁石の通電路を断電状態にしたとしても、この状態で
は従来とは異なり少数の賞球しか排出されない。従って
、従来の欠点であるパチンコ店側が一時的な客寄せのた
めに電磁石への通電回路を断つという比較的容易な手段
によって賞球排出数を増加させるこは不可能となり、遊
技客の射倖心を不当に煽る行為を未然に防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本発明の第1実施例を示したもの
で、第1図は賞球排出装置の縦断正面図、第2図は同斜
視図、第3図は同分解斜視図、第4図は第1図のIV−
IV線に沿って示す横断面図、第5図は第1図の■−■
線に沿って示す断面図、第6図は賞球排出数可変機構の
斜視図、第7図は第1図の■−■線に沿って示す断面図
、第8図乃至第10図は作用を説明するために異なる状
態で示す要部の断面図、第11図はパチンコ機全体の背
面図である。そして、第12図乃至第18図は本発明の
第2実施例を示しもので、第12図は第1図相当図、第
13図は第12図のXI −XI線に沿って示す断面図
、第14図及び第15図は作用を説明するために異なる
状態で示す要部の平面図、第16図は電磁石に通電した
ときの状態を示す第13図相当図、第17図は節度機構
を説明するだめの縦断面図、第18図は球排出規制部の
平面図である。 図面中、4は賞球排出樋、5は賞球排出装置、6は球供
給樋、7は賞球ケース、9は球導入調整部材、11は賞
球貯留部、13は縦穴、14は横穴、15は球導入規制
部、]7はモータ、25は球排出規制部、29は賞球数
可変部材、39は電磁石、41は賞球貯留部、43は縦
穴、44は横穴、47は球排出規制部、55は賞球数可
変部材、68は電磁石である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上下に貫通する複数の縦穴を有しこれら各縦穴に賞
    球を留め得る賞球貯留部と、この賞球貯留部の下部側に
    設けられ該賞球貯留部の回転若しくは自身の回転により
    前記縦穴内の賞球の排出を許容する状態とそれを阻止す
    る状態とを交互に形成する球排出規制部と、前記賞球貯
    留部の上部側に設けられ前記球排出規制部により前記縦
    穴内の賞球の排出が阻止された状態のときに該縦穴内へ
    の賞球の導入を許容し且つ該縦穴内の賞球の排出が許容
    された状態のときに該縦穴内への賞球の導入を阻止する
    球導入規制部とを具備して成るパチンコ機の賞球排出装
    置。 2、賞球貯留部の下部側に、所定の縦穴について賞球の
    排出を許容する位置とそれを阻止する位置との間を変位
    可能な賞球数可変部材を設け、この賞球数可変部材の変
    位動作を、遊技球が入賞した入賞口の種類に応じて制御
    することによって、賞球排出数を増減させるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の賞球排出
    装置。 3、賞球数可変部材を変位動作させる電磁石を設け、こ
    の電磁石が断電状態のもとでは前記賞球数可変部材が所
    定の縦穴について賞球の排出を阻止する位置に保持され
    て賞球排出数が少なくなることを特徴とする請求項2記
    載のパチンコ機の賞球排出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005245496A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Juki Corp 遊技機用球払出し装置
JP2005312790A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Kyowa Kagaku:Kk 送球装置
JP2006061552A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 遊技機
JP2009284921A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2009284922A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Sophia Co Ltd 遊技機

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