JPH02134447A - ミッションギア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等のオートマチックトランスミッショ
ンに用いられる鍛造成形されるミック３ンギアに関する
。

〔従来の技術〕

鍛造成形されるトランスミッシ叢ン用ミッシッンギアと
しては、特開昭６０−８７９４６号などがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

第３図及び第４図に示す如く、一般的に自動車のオート
マチックトランスミツ９１ン機構のミツシランギア１０
１は、外径側に形成された歯１０２と、クラッチプレー
ト１１１の内歯１１２とがスプライン結合している。ま
た、このミック５ンギア１０１の内径側に形成されたシ
ャフト孔１０８にハ、トランスミッシランシャフト１４
０が貫通している。

ミッションギア１０１の歯１０２とクラッチプレート１
１１の内歯１１２とは、上述のスプライン結合状態で軸
線方向に相対移動する。このスプライン結合部の潤滑を
良好にする目的で、ミツシランギア１０１の歯底１０３
に貫通孔１０７を数箇所、例えば９箇所設けて、トラン
スミッシ賓ンシャ７）１４０のオイル穴１４１からオイ
ル路１４２を介して流出するオイルを、この貫通孔１０
７カ為らスプライン結合部へ供給している。

上述のオートマチックトランスミッション機構において
、ミソシランギア１０１とクラッチプレー）１１１との
より良好な潤滑を図り、スプライン結合部へ供給するオ
イル量を増加させようとする場合、ミッションギア１０
１の貫通孔１０７の径を拡大することが考えられる。

ところが、上述の貫通孔１０７は歯底１０３に設けられ
ているため、孔径を歯底面の幅１０４よりも大きくでき
ないという制限がある。

そこで、貫通孔１０７の数を増やすことでオイル供給量
を増加させることもできるが、孔開は工程が増加する問
題がある。

従って本発明の課題は、工程増加させずに、ミック１ン
ギアとクラッチプレートとの良好な潤滑を得ることので
きるオートマチックトランスミッション用のミツシラン
ギアを提供することにある。

発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 歯を１枚以上欠歯させた欠歯部を設け、かつ欠歯部に、
シャフト孔と欠歯部外周とを連結する貫通孔を形成する
。

〔実施例及び作用〕

以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は、自動車のオートマチックトランスミツ９１ン
機構の一部を表しており、４０はトランスミッションシ
ャフト、１はミツシランギア、１１はクラッチプレート
である。

トランスミッションシャフト４０は棒状で、軸線方向に
沿ってオイル穴４１が形成されている。

また、このオイル穴４１から垂直にオイル路４２が形成
されておυ、オイル穴４１に供給されたオイルがオイル
路４２を通ってトランスミッションシャフト４０の外部
へ流出する様になっている。

ミック１ンギアｌは環状で、外径側には、軸線方向に８
段に歯２，２２．８２が形成されている。

内径側にはトランスミッションシャフト４０が貫通する
シャフト孔８が形成されている。このシャフト孔８は、
ニードルベアリング４８を介してトランスミッションシ
ャフト４０の外周に密接的に嵌合する小径部９と、トラ
ンスミッシ冒ンシャフ）４０の外周との間に環状空間４
４を形成する大径部１０とより成る。この環状空間４４
内には、クラッチリターンスプリング（図示せず）等が
収納される。この大径部１０の外径側に形成された歯２
は、ドーナツ型のクラッチプレート１１の内歯１２と第
１図に示す如くスプライン結合している。クラッチプレ
ート１１は軸線方向に２枚配されている。

ミック１ンギア１には、第１図に示す如く、歯２を２枚
欠歯させた欠歯部５が形成されている。

欠歯部５は例えば４箇所形成される。さらに、この欠歯
部５には、クラッチプレー）１１の内歯１２の光重の幅
１４よりも大径で、シャフト孔８と欠歯部５外周とを連
結する貫通孔７が形成されている。貫通孔７の径が大き
いので、トランスミフシ３ンシヤフト４０から流出する
オイルを、少ない貫通孔数でも、スプライン結合部に必
要量供給することができる。

この貫通孔７の径の大きさは、従来は、歯底面の幅４以
上に大きくできなふったのに較べ、本発明では、欠歯部
５の欠歯の枚数を変更することにより全く自由に設定す
ることができる。

さらに、欠歯部５の形成についても、このミツシランギ
ア１の歯２が鍛造成形されるため、特別な加工は不要で
あり、金型の設計のみにより行うことができる。

〔効　　　果〕

以上のように本発明によれば、鍛造成形によりミツシラ
ンギアの欠歯部を設けると共にその欠歯部に形成する貫
通孔の所望の径に合わせた欠歯枚数を設定することがで
きるので、オートマチックトランスミッシ薔ンのミック
１ンギアとクラッチプレートとの潤滑を従来通りの工程
で良好とし、し小もその潤滑状態の調節を全く自由必つ
容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例によるミツシランギアがクラッ
チプレートと嵌合した状態を表す部分断面平面図、第２
図は本発明のミソシランギアを用イタ自動車のオートマ
チックトランスミッシゴン機構の一部を表す断面側面図
。第３図は従来のミッションギアのクラッチプレートと
の嵌合状態ヲ表す部分断面平面図、第４図は従来のミッ
ションギアを用いた第２図と間部を表す断面平面図であ
る。 （記号の説明） ｌ・・−・・ミッションギア。　　　２・・−・・　歯
　　　　　。 ５・・−・・欠　　歯　　部。　　　７・・−・・貫　
　通　　孔。 ８・・・・・・シ　ャ　フ　ト　孔。　　　１１・・・
・・・クラッチプレート。 １２・・・・・・内　　　　　歯。 特 許 出 願 人 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鍛造成形され、外径側に形成された歯２がクラッチプレ
   ート１１の内歯１２とスプライン結合し、かつ内径側に
   はシャフト孔８を有するトランスミッション用のミッシ
   ョンギア１において、前記歯２を１枚以上欠歯させた欠
   歯部５を設け、かつ該欠歯部５に、前記シャフト孔８と
   該欠歯部５の外周とを連結する貫通孔７を形成したこと
   を特徴とするミッションギア。