JPH02129440A - 自動変速機における入力軸の構造 - Google Patents

自動変速機における入力軸の構造

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Publication number
JPH02129440A
JPH02129440A JP63283062A JP28306288A JPH02129440A JP H02129440 A JPH02129440 A JP H02129440A JP 63283062 A JP63283062 A JP 63283062A JP 28306288 A JP28306288 A JP 28306288A JP H02129440 A JPH02129440 A JP H02129440A
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JP
Japan
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input shaft
automatic transmission
clutch
shaft
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP63283062A
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English (en)
Inventor
Fumitomo Yokoyama
横山 文友
Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
Masayuki Tsurumi
昌幸 鶴見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02129440A publication Critical patent/JPH02129440A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、入力軸上に、トルクコンバータ及び自動変速
機構部を配置してなる自動変速機に係り、詳しくはその
入力軸の構造に関する。
([1)  従来の技術 近時、本出願人は、特開昭62−93545号公報に示
すように、シングルプラネタリギヤ及びデュアルプラネ
タリギヤを組合せてなるプラネタリギヤを備え、かつ両
プラネタリギヤのサンギヤ同士を一体に連結して構成し
、またキャリヤ同士も一体に連結して構成すると共に該
キャリヤを出力部材となるカウンタ(ドライブ)ギヤに
連結し、そして入力軸とシングルプラネタリギヤのリン
グギヤとを第1のクラッチを介して連結し、また入力軸
とサンギヤとを第2のクラッチを介して連結し、更にサ
ンギヤを第1のブレーキ又は第1のワンウェイクラッチ
を介して第2のブレーキにて係止し、またデュアルプラ
ネタリギヤのリングギヤを第3のブレーキ又は第2のワ
ンウェイクラッチにて係止してなり、各クラッチ及び各
ブレーキを適宜操作することにより前進3遠を得る自動
変速機構部を備えた自動変速機を提案した。
更に、本自動変速機構部は、串刺しになっている1本の
入力軸を有しており、該入力軸はその後端部がリヤカバ
ーボス部にニードルベアリングを介して支持されている
と共にその前端部がステータシャフトにブツシュを介し
て支持されている。
また、入力軸には後端部から潤滑油用の油孔が穿設され
ており、該中心油孔から所定潤滑箇所に向けて横孔が穿
設されている。また、該入力軸の前端部には、トルクコ
ンバータにおけるロックアツプクラッチを制御するコン
バータ油圧用の油孔が穿設されている。
また、本出願人は、特開昭63−145846号公報に
示すように、入力軸を前後に分割し、該2個の分割入力
軸をスプラインで結合したものも案出している。
(A)  発明が解決しようとする課題ところで、1本
の入力軸のものであっては、その後端部に外径方向に膨
出して膨出部が形成してあり、該膨出部の後側面はスラ
ストベアリングを介してリヤカバーボス部の端面に当接
しており、また該膨出部の前側面はスラストベアリング
を介して第2のクラッチバブ側面に当接している。従っ
て、ロックアツプクラッチの接続・解除等によヮて生ず
る入力軸の軸方向力は、後方向の軸力に対しては前記リ
ヤカバーボス部が直接担持するが、前方向の軸力に対し
てはクラッチバブ、プラネタリギヤユニットの各支持部
材及びそれらの間のスラスト部材を介して、ケース支持
壁にベアリングユニットにて支持さるカウンタドライブ
ギヤにより担持される。このため、入力軸に作用する前
方向の軸力に対しては、多くの部材を介して担持される
ため、各部材間のガタが累積して比較的太きな遊びを生
じ、これに起因して、スプライン噛合長及びブツシュ摺
動部の研磨長が長くなると共に、潤滑油孔位置等の余分
な余裕長を必要と。
し、コンパクト性を損なう虞れがあり、また各部材間の
遊びが振動、騒音及びシ日ツク等の発生の原因となるこ
とがあり、更にこれにより、衝撃力等の余分な力が発生
する虞れがある。
一方、1本からなる入力軸のものは、その後端部に膨出
部がある関係上、各部品を組付けた後、入力軸アッセン
ブリを後方から串刺しにして組立てる必要があり、従っ
て入力軸は後端部を除いて同一径(又は小径)にする必
要がある。また、入力軸は、その前端部分軸芯にトルク
コンバータ油圧を供給する油孔を形成してあり、更に該
中心油孔に連通する比較的太い横孔が形成しであるため
、該横孔部分に集中応力が生じて弱い構成となっている
が、上述したように、入力軸前端部の径を太くして強度
アップを図ることは組立て上から不可能であり、高出力
のエンジンに対応すべく入力軸の強度アップを図るには
、入力軸全体の径を大きくする必要があり、装置全体に
亘る大幅な改造を必要とすると共に、コンパクト性に欠
けてしまう。
また、前述入力軸を前後に分割するものであっても、前
後入力軸はスプラインにより回転方向には一体となって
いるが、前入力軸と後入力軸との軸方向間部分に油溜り
となる空隙が形成されており、軸方向力に対しては一体
化されておらず、従って入力軸は軸方向に対して各部材
のガタが累積した遊びを有しており、前後入力軸の結合
部はトルクコンバータ油路から外れた位置にあって、強
度アップに役立っていない。
そこで、本発明は、入力軸を前後に分割すると共に、入
力軸に作用する軸力を支持部材にて直接担持し、もって
上述課題を解決した自動変速機における入力軸の構造を
提供することを目、的とするものである。
(駒 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図及び第2図を参照して示すと、入力軸(5)、
(5’)土に、トルクコンバータ(26)及び自動変速
機構部(1)を配置してなる自動変速機(A)において
、前記入力軸が、前入力軸(5′)及び後入力軸(5)
に分割されると共にこれら前後両入力軸をスプライン結
合(5a)、(5’ C)L/てなり、後入力軸(5)
の後端部に外径方向に突出したフランジ(5e)を形成
し、該フランジの後側面をスラストベアリング(6)を
介して支持部材(7a)に当接して、該後入力軸(5)
の後方向軸力を担持し、また、前入力軸(5′)の後端
部を外径方向に膨出すると共に、該膨出部(5’ a)
に外径方向に突出したフランジ(5’ b)を形成し、
該フランジの前側面なスラストベアリング(9)を介し
て支持部材(2)に当接して、該前入力軸の前方向軸力
を担持し、そして前記前入力軸(5′)及び後入力軸(
5)の結合部分を互に突当て当接(5h)(5’ h)
L/て、前後両入力軸が圧縮方向の力に対して互に一体
になるように構成した、ことを特徴とする。
(1作用 以上構成に基づき、例えばトルクコンバータ(26)の
ロックアツプクラッチ(25)により前入力軸(5)に
前方向(図面右方向)の軸力が作用すると、フランジ(
s’ b)がスラストベアリング(9)を介して支持部
材(例えばステータシャフト)(2)に当接することに
より、該前方向軸力は直接担持される。また、前入力軸
(5′)に後方向(図面左方向)の軸力が作用すると、
前入力軸(5′)の後端面(5’ h)が後入力軸(5
)の前端面(5h)に突当て当接することにより、該軸
力は後入力軸(5)に伝達され、そして後入力軸の後端
部においてフランジ(5e)がスラストベアリング(6
)を介して支持部材(例えばリヤカバーボス部)(7a
)に当接して、該後方軸力は担持される。一方、後入力
軸(5)に後方向の軸力が作用すると、フランジ(5e
)がスラストベアリング(6)を介して支持部材(7a
)に当接することにより、該後方軸力は担持される。ま
た、後入力軸(5)に前方向軸力が作用すると、後入力
軸(5)の前端面(5h)が前入力軸(5′)の後端面
(5’ h)に当接することにより前入力軸(5′)に
伝達され、そして前入力軸のフランジ(s’ b)がス
ラストベアリング(9)を介して支持部材(2)に当接
することにより、該前方向軸力は担持される。
更に、トルクコンバータ(26)に導かれるトルクコン
バータ油圧の横孔(5’ e)は、前入力軸(5′)の
膨出部(5’ a)に形成し得、入力軸の強度を損なう
ことを防止し得る。なお、前入力軸(5′)に径太から
なる膨出部(5’ a)があっても、前入力軸(5′)
は別個に組立てられ、後入力軸(5)の組立てに支障と
なることはない。
なお、カッコ内の符号は、図面と対照するものであるが
、何等構成を限定するものではない。
(へ)実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
まず、本発明を適用した自動変速機Aについて、第3図
に沿ってその概要を説明するに、自動変速機Aはエンジ
ンクランク軸21に整列する入力軸5.(5’)、カウ
ンタ軸22及びフロントアクスル軸23a、23bの3
軸を有しており、入力軸5上にはロックアツプクラッチ
25を有するトルクコンバータ26及び第1の自動変速
機構部1が支持され、またカウンタ軸22上には第2の
自動変速機構部27が支持され、更にフロントアクスル
軸23a、23b上にはフロントディファレンシャル装
置29が支持されている。
第1の自動変速機構部1はシングルプラネタリギヤ30
及びデュアルプラネタリギヤ31を組合せてなるプラネ
タリギヤユニット16を有しており、該プラネタリギヤ
ユニット16は前記両プラネタリギヤのサンギヤ81同
士及びキャリヤCR1同士が一体に連結して構成され、
またサンギヤS1に噛合するピニオンがロングビニオン
P1により構成されている。そして、入力軸5とシング
ルプラネタリギヤ30のリングギヤR1とが第1の(フ
ォワード)クラッチC1を介して連結されており、また
入力軸5とサンギヤS1とが第2の(リバース及ダイレ
クト)クラッチC2を介して連結されている。また、サ
ンギヤSlが第1のブレーキB1により直接係止されて
いると共に、第2のブレーキB2により第1のワンウェ
イクラッチF1を介してその一方向回転が係止されてい
る。また、デュアルプラネタリギヤ31のリングギヤR
2が第3のブレーキB3により直接係止されていると共
に第2のワンウェイクラッチF2により一方向回転が係
止されている。そして、キャリヤCRIがケース隔壁1
7aに支持されているカウンタドライブギヤ19に連結
されており、該ギヤ19が該第1の自動変速機構部1の
出力部材となる。
また、第2の自動変速機構部27は1個のシングルプラ
ネタリギヤ32を有しており、該プラネタリギヤのキャ
リヤCR3とサンギヤS3とが第3の(ダイレクト)ク
ラッチC3を介して連結されている。また、サンギヤS
3が第4の(アンダードライブ)ブレーキB4にて直接
係止されていると共に第3のワンウェイクラッチF3に
より一方向回転が係止されている。そして、リングギヤ
R3が、前記カウンタドライブギヤ19と噛合して本自
動変速機構部27の入力部材となるカウンタドリブンギ
ヤ33に連結されており、またキャリヤCR3がカウン
タ軸22に連結されている。
更に、該カウンタ軸22には該自動変速機構部27の出
力部材となる減速ギヤ35が固定されている。
また、フロントディファレンシャル装!29はデフキャ
リヤ36及び左右サイドギヤ37a、37bを有してお
り、ギヤマウントケースからなるデフキャリヤ36には
リングギヤ39が固定されている。そして、該リングギ
ヤ39が前記減速ギヤ35と噛合して最終減速機構を構
成しており、また左右サイドギヤ37a、37bがそれ
ぞれ左右フロントアクスル軸23 a、 23 bに連
結されている。
ついで、本自動変速機Aの作動を、第4図に沿って説明
する。
エンジンクランク釉21の回転はトルクコンバータ26
を介して又はロックアツプクラッチ25を介して入力軸
5に伝達される。そして、Dレンジにおける1速状態に
あっては、第1のクラッチC1が接続状態にあると共に
第4のブレーキB4が係止状態にある。この状態あって
は、第1の自動変速機構部1は、入力軸5の回転が第1
のクラッチC1を介してシングルプラネタリギヤ30の
リングギヤR1に伝達され、かつこの状態では、デュア
ルプラネタリギヤ31のリングギヤR2が第2のワンウ
ェイクラッチF2により回転が阻止されているので、サ
ンギヤS1を逆方向に空転させながら共通キャリヤCR
1が正方向に大幅減速回転され、該回転がカウンタドラ
イブギヤ19から取出される。そして、第2の自動変速
機構部27は、第4のブレーキB4及び第3のワンウェ
イクラッチF3によりサンギヤS3が係止状態にあり、
カウンタドリブンギヤ33からの回転はリングギヤR3
からキャリヤCR3に減速回転として取出される。従っ
て、第1の自動変速機構部1の1速回転と第2の自動変
速機構部27の減速回転が組合されて、該回転が減速ギ
ヤ35及びリングギヤ39を介してフロントディファレ
ンシャル装置29に伝達され、更に左右フロントアクス
ル軸23a、23bに伝達される。
また、Dレンジにおける2速状態では、第1のクラッチ
C1の接続及び第4のブレーキB4の作動に加えて第2
のブレーキB2が作動する。すると、サンギヤS1が該
ブレーキB2に基づく第1のワンウェイクラッチF1の
作動により回転が停止され、従って入力軸5からリング
ギヤR1の回転は、デュアルプラネタリギヤ31のリン
グギヤR2を正方向に空転させながらキャリヤCRIを
正方向に減速回転し、該回転がカウンタドライブギヤ1
9に2速として取出される。更に、第2の自動変速機構
部27は減速状態のままであり、第1の自動変速機構部
1の2速及び該第2の自動変速機構部27の減速回転が
組合された回転がフロントアクスル軸23a、23bに
伝達される。なおこの際、第1のブレーキB1も作動し
て、伝達トルク反力を第1のブレーキB1及び第2のブ
レーキB2の両方にて分散・担持すると共に、コースト
時にエンジンブレーキが作動するようにしてもよい。
Dレンジにおける3速状態は、第1の自動変速機構部1
はそのまま2速状態を維持し、第2の自動変速機構部2
7における第4のブレーキB4を解放すると共に第3の
クラッチC3を係合する。
すると、キャリヤCR3とサンギヤS3とが一体となり
、プラネタリギヤ32が一体回転して、直結回転がカウ
ンタ軸22に取出される。・この際、第4のブレーキB
4を第3のクラッチC3の係合に対して早目に解放し、
第3のワンウェイクラッチF3により伝動不能になるこ
とを阻止しつつ切換える。従つて、第1の自動変速機構
部1の2速回転と第2の自動変速機構部27の直結回転
が組合されて、自動変速機A全体としての3速が得られ
る。
Dレンジにおける4速状態は、第3速状態から第2のク
ラッチC2が接続する。すると、入力軸5から第1のク
ラッチC1を介してリングギヤR1に伝達されると共に
第2のクラッチC2を介してサンギヤS1に伝達され、
プラネタリギヤユニット16が一体回転して、直結回転
がカウンタドライブギヤ19に伝達される。そして、該
第1の自動変速機構部1の直結回転と第2の自動変速機
構部27の直結回転が組合され、かっカウンタドライブ
ギヤ19とドリブンギヤ33が所定増速関係となってい
るので、自動変速機A全体でオーバドライブ回転が得ら
れる。なおこの際、2速、3速において第1のブレーキ
B1が作動している場合、4速へのアップシフトに際し
て該第1のブレーキB1を早目に解放して、第1のワン
ウェイクラッチF1によりサンギヤS1を係止しつつ第
2のクラッチC2を接続して、つかみ変えによるシフト
シ目ツクの発生を防止する。
また、3レンジは、上述Dレンジの1速、2速、3速に
おいて、2,3速時に第1のブレーキB1を作動した状
態と同じである。
また、2レンジは、上述3レンジの1速、2速状態と同
じである。
更に、ルンジは、1速状態において、第1のクラッチC
1の接続及び第4のブレーキB4の作動に加えて、第3
のブレーキB3が作動する。この状態あっては、リング
ギヤR2を第2のワンウェイクラッチF2による係正に
加えて第3のブレーキB3が回転方向にかかわりなく係
止し、エンジンブレーキを作動する。また、2速状態は
、2レンジにおける2速と同じである。
そして、リバースレンジにあっては、第2のクラッチC
2を接続すると共に、第3のブレーキB3及び第4のブ
レーキB4が作動する。この状態にあっては、入力軸5
の回転は第2のクラッチC2を介してサンギヤS1に伝
達され、かつこの状態ではデュアルプラネタリギヤ31
のリングギヤR2が第3のブレーキB3の作動により固
定されているので、シングルプラネタリギヤ30のリン
グギヤR1を逆転させながらキャリヤCRIも逆転し、
該キャリヤの逆転がカウンタドライブギヤ19に取出さ
れる。更に、該カウンタドライブギヤ19の逆回転は、
第2の自動変速機構部27により減速され、フロントア
クスル軸23a、23bに伝達される。
ついで、第2図に基づき、上述自動変速機Aを具体化し
た実施例について説明する。
自動変速機Aは、トランスアクスルケース17、トラン
スアクスルハウジング41、リヤカバー7からなる一体
ケースを有しており、該ケースには分割された入力軸5
,5′ カウンタ軸22及びフロントディファレンシャ
ル装置29のデフキャリヤとなるリングギヤマウントケ
ース36が回転自在に支持されている。そして、前入力
軸5′上にはロックアツプクラッチ25を有するトルク
コンバータ26がまた後入力軸5上には第1の自動変速
機構部1が配設されており、またカウンタ軸22上には
第2の自動変速機構部27が配設されている。
第1の自動変速機構部1は、エンジンクランク軸より軸
方向に後側に向かってブレーキ部43、出力部45、プ
ラネタリギヤユニット16そしてり2ツチ部47が順に
配置されており、更にブレーキ部43とトルクコンバー
タ26との間部分にはオイルポンプ49が配設されてお
り、また後入力軸15に被嵌して回転自在に中空軸5o
が支持されている。
そして、プラネタリギヤユニット16は、シングルプラ
ネタリギヤ30とデュアルプラネタリギヤ31からなり
(第3図参照)、シングルプラネタリギヤ30は中空軸
50に形成されたサンギヤS1、リングギヤR1、及び
これらギヤに噛合するピニオンP1を支持したキャリヤ
CR1からなり、またデュアルプラネタリギヤ31は中
空軸50に形成されたサンギヤS1、リングギヤR2、
並びにサンギヤS1に噛合する第1ピニオンP1及びリ
ングギヤR2に噛合する第2ビニオンP2を互に噛合す
るように支持するキャリヤCRIからなる。そして、こ
れら両プラネタリギヤ30゜31はサンギヤS1が共に
中空軸50に形成された同歯数の単一ギヤからなり、ま
たキャリヤCR1は一体に構成されており、またピニオ
ンP1は一体のロングとニオンにて構成されている。
一方、トルクコンバータ26はポンプ羽根車53、ター
ビン羽根車55及びステータ羽根車56を有している。
ポンプ羽根車53はコンバータハウジング26aに一体
に固定されており、更にその基端部はポンプ駆動軸26
bに固定され、かつ該駆動軸26bはオイルポンプ49
のロータに連結している。また、タービン羽根車55は
、ロックアツプクラッチ25の出力側プレート25aと
共にクラッチハブ57に固定されており、かつ該ハブ5
7は前入力軸5′にスプライン結合している。そして、
ステータ羽根車56はワンウェイクラッチ59を介して
ステータシャフト2に連結してお°す、該ステータシャ
フト2はポンプ駆動軸26bと前入力軸5′との間にて
軸方向に延び、ポンプカバー10に圧入・固定されてい
る。
また、ブレーキ部43は、第1図に詳示するように、オ
イルポンプ49に隣接して配置されており、該オイルポ
ンプ49はロータ等を内蔵するポンプボディ11及び該
ボディにセパレータプレート12を介してボルト13に
より固定されているポンプカバー10を有している。ポ
ンプカバー10はその内面孔に前記ステータシャフト2
を圧入・固定しており、かつ内周から外径方向に向いて
それぞれ環状に、第1のブレーキB1用シリンダ凹溝5
1a及び突条10d、第2のブレーキB2用シリンダ凹
溝52a及び突条10eが形成されている。また、該ポ
ンプカバー10のセパレータプレート12側面には多数
の油路を構成する凹溝が形成されており、その中の1個
がバルブボディの潤滑油圧に連通ずる潤滑油供給油路1
0cとなっている。また、中空軸5oの先端側には第1
のワンウェイクラッチF1のインナーレース60がスプ
ライン結合しており、該インナーレース60に固定され
ているハブ61と前記突条10dとの間に第1のブレー
キB1が配設されている。更に、前記シリンダ凹溝51
aにはピストン51bが嵌挿しており、これらシリンダ
及びピストンにて第1のブレーキ用油圧シリンダ51を
構成している。また、前記第1のワンウェイクラッチF
1のアウタレース62から外径方向にハブ63が延びて
おり、該へプロ3と前記突条10eとの間に第2のブレ
ーキB2が配設されている。更に、前記シリンダ凹溝5
2aにはピストン52bが嵌挿しており、これらシリン
ダ及びピストンにて第2のブレーキ用油圧シリンダ52
を構成している。
そして、前入力軸5′の後端部は径方向に膨出しており
、該膨出部5’aには外径に突出してフランジ5’bが
形成されていると共に、内周スプライン5’cを有する
孔が形成されている。該フランジ5’bはスラストワッ
シャ17及びニードルスラストベアリング9を介して前
記インナ−レース60端面及びステータシャフト2端面
に挟持されている。また、前入力軸5′の軸芯には前端
面に貫通しかつ後端側に閉塞してトルクコンバータ油圧
用油路5’dが形成されており、また該油路5’dの後
端側近傍でかつ該入力軸5′の膨出部5’aにおいて、
比較的径の大きい横孔5’eが形成されている。一方、
後入力軸5の前端はその外周面にスプライン5aが形成
されており、該スプライン5aは前記前入力軸5′の内
周スプライン5’cにスプライン結合している。そして
、該後入力軸5の前端面5hは前記前入力軸5′の後端
面5’hと突当て当接しており、従ってこれら前後両入
力軸5.5′はスプラインにより回転方向に一体になっ
ていると共に、前記突当て当接により互に圧縮する方向
に一体になっている。
また、該スプライン部に隣接して、後入力軸5と中空軸
50との間にブツシュ19が介在しており、また該後入
力軸5には後端から前端近傍まで(貫通せず)潤滑油孔
5bが形成されている。更に、該潤滑油孔5bから潤滑
必要箇所に多数の横孔が形成されており、横孔5Cは前
記プツシ、L19及びインナーレース60の油孔60a
を通って第1のワンウェイクラッチF1に、更にスライ
ドワッシャ17に潤滑油を供給している。また、潤滑油
孔5bの先端からスプライン部の空隙eに向けて斜めに
細い油孔5dが形成されており、該油孔5dからスプラ
イン部5a、5’ c、更に前入力軸5′に形成した細
油孔gを通ってニードルベアリング9に潤滑油を供給し
ている。そして、前入力軸5′の膨出部5’aとステー
タシャフト2の内周面との間にはブツシュ14が介在し
ており、該ブツシュ14にて前入力軸5′の後端部が支
持部材であるステータシャフト2に回転自在に支持され
ている。また、該ブツシュ14は、その外周部が鋼等の
強度部材(地金)からなり、また該地金の内周に多孔質
青銅等のすべり軸受材料が焼結されてなる。更に、地金
の外周面には幅方向略々中央部にて全周に亘って凹溝が
形成されており、また該凹溝の底面からブツシュ内周面
に貫通して所定数の孔が形成されている。一方、前記ポ
ンプカバー10の内周面に一部所定長さの凹溝10bが
形成されており、該凹溝10bと前記潤滑油供給用の凹
溝10cとは油孔10aにて連通されている。更に、ス
テータシャフト2には貫通孔2aが形成されており、該
貫通孔2aの外周側は前記凹溝10bに連通し、かつそ
の内周側は前記ブツシュ14の凹溝に開口している。
一方、出力部45は、第2図に示すように、第1の自動
変速機構部1の略々中央部に位置しており、カウンタド
ライブギヤ19を備えている。カウンタドライブギヤ1
9は、所定長さのボス部を有しており、該ボス部外周面
がベアリングユニット20を介してトランスアクスルケ
ース17に形成された支持壁17aに回転自在に支持さ
れており、かつ該ボス部内周面のスプラインが前記キャ
リヤCRIのボス部に係合している。そして、ベアリン
グユニット20は2列のインナーレース、同じく2列の
テーパートローラ及び1個のアウターレースを有するダ
ブルテーパートローラベアリングからなり、カウンタギ
ヤボス部の外周面に、塑性スペーサを挟んで2列のイン
ナーレース嵌合され、かつネジにナツトが締付けられて
、所定プレートロードな付与されて装着されている。ま
た、アウターレースはケース支持壁17aの支持面に嵌
合する嵌合部及び嵌合部の後端側にて所定長さ延出する
延長部を有しており、該延長部の外周上には第2のワン
ウェイクラッチF2のインナーレースがスプライン係合
・支持されている。また、該ワンウェイクラッチF2の
アウターレースはデュアルプラネタリギヤ31のリング
ギヤR2に固定されており、かつ該リングギヤR2には
円板状の支持部材41がスプライン係合しかつスナップ
リングにて抜止めされている。そして、該支持部材41
はスラストベアリングを介してギヤボス部の端とキャリ
ヤCRIとの間に挟持されており、これによりリングギ
ヤR2及びアウターレースが軸方向及び半径方向に位置
決めされて支持されている。また、リングギヤR2外周
とアクスルケース17との間には第3のブレーキB3が
介在しており、かつ支持壁17aの一側壁面部にはシリ
ンダが形成されて、かつ該シリンダにはピストンからな
る油圧アクチュエータ65が第2のワンウェイクラッチ
F2との間で挟まれるように配設されている。更に、該
油圧アクチュエータ65は円筒状のくし歯形状からなる
アームを有しておリ、該アームは第2のワンウェイクラ
ッチF2の外径側を通って軸方向に延びて、第3のブレ
ーキB3を制御すると共に、そのくし歯部分に戻しスプ
リングが配設される。
そして、クラッチ部47は、第1の(フォワード)クラ
ッチC1及び第2の(ダイレクト)クラッチC2を備え
ており、かつ第1の自動変速機構部1後端に位置してリ
ヤカバー7部分に収納されている。また、後入力軸5後
端部は半径方向に膨出してフランジ部5eとなっており
、該フランジ部5e先端にスリーブ5fか固定されてい
る。そして、後入力軸5の後端部5gがニードルベアリ
ング40介してカバー7のボス部7a内周面に回転自在
に支持されており、またスリーブ5fかボス部7a外周
面に被嵌しており、更にフランジ部5eがスラストニー
ドルベアリング6及び44を介してボス部7a先端及び
クラッチハブ50aとの間に挟持されている。また、前
記スリーブ部5fにはクラッチドラム67が一体に連結
されている。更に、該クラッチドラム67には可動部材
69がスプラインにより軸方向のみ摺動自在に嵌合され
ており、更に該可動部材69にはピストン部材70が嵌
合している。また、可動部材69はクラッチドラム67
内周面からなるシリンダとの間で油室を構成して第1の
クラッチC1用の油圧アクチュエータ71を構成してい
る。一方、ピストン部材70は可動部材69内周面から
なるシリンダとの間にて油室を構成して第2のクラッチ
C2用の油圧アクチュエータ72を構成している。更に
、該ピストン部材70とスリーブ部5fに固着されたリ
ングとの間にはスプリング73が縮設されており、該ス
プリング73は両油圧アクチュエータ71.72のピス
トン部材69.70に共通する戻しスプリングを構成し
ている。また、第1のクラッチC1はクラッチドラム6
7の外径部内周面に形成されたスプラインとリングギヤ
R1の外周面に形成されたスプラインとの間に介在して
おり、また第2のクラッチC2は可動部材69の外径部
内周面に形成されたスプラインと中空軸50に固定され
たへブ部50a外周面に形成されたスプラインとの間に
介在している。また、シングルプラネタリギヤのリング
ギヤR1には円板状の支持部材42が固定されており、
該支持部材42はスラストニードルベアリングを介して
前記クラッチハブ50a及びキャリヤCRIの先端側に
挟持されている。従って、クラッチハブ50a、支持部
材42、プラネタリギヤユニット16のキャリヤCRI
及び支持部材41は、各部材の間にスラスト部材を介し
て、後入力軸5のフランジ5e及びカウンタドライブギ
ヤ19の端面との間に挟持され、そしてフランジ5eが
リヤカバーボス部7aにて軸方向を担持されかつドライ
ブギヤ19がベアリングユニット20を介して支持壁1
7aにて軸方向を担持されることに基づき、前記各部材
は、各部材間のガタの累積による所定遊び関係にて軸方
向に位置決めされている。
一方、第2の自動変速機構部27は1個のシングルプラ
ネタリギヤ32を有している。更に、カウンタ軸22上
にベアリング75を介してカウンタドリブンギヤ33が
回転自在に支持されており、かつ該軸22上に減速ギヤ
35が固定されている。そして、プラネタリギヤ32の
リングギヤR3がカウンタドリブンギヤ33に連結して
おり、またピニオンP3を支持するキャリヤCR3はカ
ウンタ軸22を外径方向に膨出して一体に形成されてい
る。更に、サンギヤS3は軸22上に回転自在に支持さ
れたハブ76に形成されており、該ハブの外径部に固定
されたドラム77はその外周面にバンドブレーキからな
る第4のブレーキB4が係合されている。また、該ドラ
ム77の内周面のフランジとキャリヤCR3に固定され
たハブとの間には第3のクラッチC3が介在しており、
更に該クラッチC3に隣した前記ハブ76にはピストン
が嵌合してクラッチC3用の油圧アクチュエータ79を
構成している。また、ハブ76の延長部とケース6との
間に第3のワンウェイクラッチF3が介在している。
また、フロントディファレンシャル装置29はデフキャ
リヤとなるリングギヤマウントケース36を有しており
、該ケース36はベアリングを介してハウジング41及
びケース17に回転自在に支持されている。更に、該マ
ウントケース36上には前記減速ギヤ35と噛合する大
径のリングギヤ39が固定されており、またその内部に
はピニオン軸80によりピニオンギヤ81が回転自在に
支持されていると共に、該ギヤ81に噛合する左右サイ
ドギヤ37a、37bが回転自在に支持されている。そ
して、該サイドギヤ37a、37bには左右フロントア
クスル軸23a、23bがそれぞれ嵌合・連結される。
本実施例は以上のような構成よりなるので、エンジンが
始動すると、トルクコンバータハウジング26a及びポ
ンプ駆動軸26bが回転してオイルポンプ49を駆動す
ると共に、トルクコンバータ26を介して前入力軸5′
更にスプライン5′c、5dを介して後入力軸5が回転
する。そして、ポンプ49からの吐出圧は、バルブボデ
ィにてライン圧、コンバータ圧及び潤滑油圧等となり、
ライン圧は各油圧アクチュエータ51.52.65,7
1,72.79等に適宜供給され、またコンバータ圧は
コンバータ油路5’d、5’eに適宜供給され、そして
、潤滑油圧はりャカバー7から後入力軸5の潤滑油孔5
bに供給されると共に、ポンプカバー10の供給油路1
0cに供給される。更に、潤滑油孔5bに供給された潤
滑油は所定横孔を通って潤滑必要箇所、例えば横孔5c
を通ってブツシュ19、第1のワンウェイクラッチF1
及びスラストワッシャ17へ、また傾斜油5d及び空隙
e、油孔gを介してニードルベアリング9に供給される
。また、ポンプカバー10の供給油路5cからの潤滑油
は油孔10a、凹溝10b及びステータシャフト2の貫
通するる油孔2aを通ってブツシュ14の凹溝に供給さ
れ、更に所定数の孔を通ってブツシュ内面のすべり軸受
材料の全面に亘りその中央部から供給される。
また、前後入力軸5′、5はスプライン結合されている
と共に、突当て接合されており、回転方向に対して一体
になっていると共に、互に圧縮する方向にも一体になっ
ている。そして、前入力軸5′の前方向(図面右方向)
の軸力が作用すると、フランジ5’bがスラストベアリ
ング9を介して支持部材であるステータシャフト2の後
端に当接することにより、該前方向軸力は直接担持され
る。また、前入力軸5′に後方向(図面左方向)の軸力
が作用すると、前入力軸5′の後端面5’hが後入力軸
5の前端面5hに突当て当接することにより、該軸力は
後入力軸5に伝達され、そして後入力軸の後端部におい
てフランジ5eかスラストベアリング6を介して支持部
材であるリヤカバーボス部7aに当接して、該後方軸力
は担持される。一方、後入力軸5に後方向の軸力が作用
すると、フランジ5eがスラストニードルベアリング6
を介してリヤカバーボス部7aに当接することにより、
該後方軸力は直接担持される。
また、後入力軸(5)に前方向軸力が作用すると、後入
力軸(5)の前端面(5h)が前入力軸(5′)の後端
面(5’ h)に当接することにより前入力軸(5′)
に伝達され、そして前入力軸のフランジ(5’b)がス
ラストニードルベアリング(9)を介してステータシャ
フト(2)端面に当接することにより、該前方向軸力は
担持される。従って、ロックアツプクラッチ25の接続
又は解放、ギヤ噛合に基づくスラスト力等により、前入
力軸5′及び後入力軸5に前方向及び後方向の軸力が作
用しても、フランジ5’b及び5eにより直接固定支持
部材であるリヤカバーボス部7a又はステータシャフト
2にて担持され、入力軸の軸方向の遊びは極めて僅かに
押えられる。
また、比較的径の大きい孔からなるトルクコンバータ油
圧用の横孔5’eは、前入力軸5′の膨出部5’aに穿
設されており、該横孔5’eに基づく集中応力も軸径の
増大により充分に吸収し得る。
更に、前入力軸5′は、トランスアクスルハウジング4
1、オイルポンプ49及びトルクコンバータ26、そし
てポンプカバー10に組付けられるブレーキ部43の一
部と共に、自動変速機構部1とは別個に組立てられる。
そして、自動変速機構部1は、トランスアクスルケース
17に各部品が組付けられた後、リヤカバー7と共に後
入力軸5が後方から挿入され、該後入力軸5のスプライ
ン5aが前入力軸5′のスプライン5’cに係合すると
共に、その前端面5hが前入力軸の後端面5′、hに突
当て当接して、組立てられる。
なお、上述実施例は、前進3速からなる自動変速機構部
1について説明したが、前進4速からなる自動変速機構
部の入力軸にも同様に適用できることは勿論であり、更
に他のタイプの自動変速機の入力軸にも同様に適用でき
る。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、前入力軸(5′)
及び後入力軸(5)に作用する前後方向の軸力な、フラ
ンジ(5’ b)、(5e)及びスラストベアリング(
9)、(6)を介して支持部分(2)、(7a)にて直
接担持するので、入力軸の軸方向遊びを極めて小さくす
ることができ、スプライン嵌合長及びブツシュ摺動部研
磨長は必要最小限で足り、かつ潤滑油用油孔に対する軸
方向の余裕も小さくて足り、コストダウンを図ることが
できると共に、軸方向寸法の短縮化な図ることができ、
更に遊びに伴う振動、騒音及びショック、そして衝撃力
等の余分の力の発生を防止できる。
また、入力軸を前後入力軸(5’)、(5)に分割して
、前入力軸(5′)に膨出部(5’ a)を形成したの
で、組立性能及びコンパクト性を損なうことなく、かつ
自動変速機の大幅な改造を伴うことなく、入力軸の強度
アップを図ることができる。特に、該膨出部(5’ a
)に、トルクコンバータ油圧用横孔(5’e)を形成す
ると、該横孔(5′θ)が比較的大きく従って大きな集
中応力が生じるにもかかわらず、軸径を大きくして強度
アップを図り、入力軸全体の軸径増大を伴うことなく、
エンジントルク容量の増大等に対応することができる。
更に、入力軸に形成したフランジ(s’ b)。
(5e)を利用して隣接した部材、例えば第1のワンウ
ェイクラッチ(Fl)及び第1のブレーキ(B1)用ハ
ブ(61)の軸方向の位置決め・支持を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動変速機における入力軸の結合
部分を示す拡大断面図、第2図はその自動変速機全体を
示す断面図、第3図はその自動変速機の概略図、第4図
はその作動を示す図である。 第1図 1・・・(第1の)自動変速機構部 2・・・支持部材(ステータシャフト)5・・・後入力
軸   5a・・・スプライン5f・・・前端面   
5′・・・前入力軸5’a・・・膨出部   5’b・
・・フランジ5’c・・・スプライン   5’d・・
・トルクコンバータ油圧用油路   5’e・・・横孔
6・・・スラストに一ドル)ベアリング7・・・リヤカ
バー   7a・・・支持部材(リヤカバーボス部) 
  9・・・スラスト(ニードル)ベアリング   2
6・・・トルクコンバータA・・・自動変速機 第3 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力軸上に、トルクコンバータ及び自動変速機構部
    を配置してなる自動変速機におい て、 前記入力軸が、前入力軸及び後入力軸に分 割されると共にこれら前後両入力軸をスプライン結合し
    てなり、 後入力軸の後端部に外径方向に突出したフ ランジを形成し、該フランジの後側面をスラストベアリ
    ングを介して支持部材に当接し て、該後入力軸の後方向軸力を担持し、 また、前入力軸の後端部を外径方向に膨出 すると共に、該膨出部に外径方向に突出したフランジを
    形成レ、該フランジの前側面をスラストベアリングを介
    して支持部材に当接して、該前入力軸の前方向軸力を担
    持し、 そして前記前入力軸及び後入力軸の結合部 分を互に突当て当接して、前後両入力軸が圧縮方向の力
    に対して互に一体になるように構成した、 自動変速機における入力軸の構造。 2、前記入力軸の膨出部に、トルクコンバータ油圧連通
    用の横孔を形成してなる、 請求項1記載の自動変速機における入力軸 の構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006220219A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Daihatsu Motor Co Ltd 遊星歯車装置
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