JPH02133995A

JPH02133995A - 表示器

Info

Publication number: JPH02133995A
Application number: JP28739288A
Authority: JP
Inventors: Koji Omori; 浩二大盛; Sawako Kitamura; 北村　佐和子; Shoji Susaka; 数阪　昭二
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1988-11-14
Filing date: 1988-11-14
Publication date: 1990-05-23
Anticipated expiration: 2012-07-16
Also published as: JP2629903B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈発明の分野〉この発明は制御４ｍ器による数値データの表示等に用い
られる表示器に関するものである。

〈従来技術と課題〉従来、たとえばディジタルスイッチに適用された表示器
として、第６図および第７図に示すようにケース１０１
内に前端開口１０１ａに対応して表示素子１０２を配設
し、上記ケース１０１内に収容されたプリント配線基板
１０３と上記表示素子１０２の設定用プリント配線基板
１０４とを電気的に接続したものがある。

このような表示器では、静電気で帯電された人体の一部
が近接もしくは接触して、電荷がケース１０１の隙間か
ら内部に放電すると、プリント配線基板１０３，１０４
に設定されている回路素子を破壊するおそれがある。こ
のため、従来では、枠形の静電気放電用金属プレート１
０５を上記ケース１０１の前端側に装着し、上記ケース
１０１内に配設された接地用リード体１０Ｂと上記金属
プレー）　１０５とを接触させることにより、人体に帯
電された電荷を上記金属プレート１０５から接地用リー
ド体１０Ｂを介して放電させて、回路素子を静電気から
保護するようにしである。

［かし、上記のように金属プレート１０５を用いるもの
では、部品点数が多くなり、組立工数が増してコスト高
を招くばかりか、金属プレート１０５とリード体１０Ｂ
との接触不良等を起こすおそれがあり、また、金属プレ
ート１０５を組付時に変形させるおそれもある。

〈発明の目的〉この発明は上記従来のものの問題点を解消するためにな
されたもので、部品点数や組付工数の低減化が図れ、し
かも信頼性の高い表示器を提供することを目的としてい
る。

〈発明の構成と効果〉この発明に係る表示器は、ケース本体とこのケース本体
に嵌着されるカバーとからなるケースと、このケースの
前端開口に対応して該ケース内に配設された表示器と、
上記ケースに収容されるとともに、上記表示素子が電気
的に接続されたプリント配線基板とを備え、上記開口近
傍におけるケース本体とカバーとの前部側嵌合部に対応
して上記プリント配線基板に静電気放電用の導電パター
ンを形成したものである。

この発明によれば、プリント配線基板に静電気放電用の
導電パターンを形成したので、従来の金属プレートを用
いるものに比して部品点数ならびに組立工数が低減され
て安価に製作することができ、しかも上記導電パターン
の接触不良の問題も起きず、信頼性を向上させることが
できる。

〈実施例の説明〉以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。

第１図および第２図はそれぞれこの発明に係る表示器の
一例を示す分解斜視図および側面断面図である。

同図において、１は合成樹脂製のケースであり、−側壁
開放の箱形ケース本体２と、このケース本体２の開放部
に嵌着されるカバー３とからなる。　４（４Ａ、４Ｂ）
および５　（５Ａ、５Ｂ）はそれぞれ上記ケース本体２
の中央側および後部側に形成された第１および第２のボ
ス部であり、これらボス部４．５は上記カバー３の中央
側および後部側にそれぞれ形成された透孔６　（８Ａ、
８Ｂ）および７　（７Ａ、７Ｂ）に嵌入されて熱かしめ
されるようになっている。

８は、たとえば発光ダイオードで７セグメントを構成し
た表示素子であり、上記ケース本体２の前面側に形成さ
れた開口２ａに対向して配設されている。９は上記表示
素子８が装着された第１のプリント配線基板であり、上
記ケース本体２に形成されたガイド部ｌＯに差し込み保
持されている。上記表示素子８の外周と上記開口２ａと
の間は、表示窓２ｂが残存するように上記ケース本体２
およびカバー３の各前端にそれぞれ一体形成されて各前
面壁を構成するしやへいｌ　１１　（ＩＩＡ、ＩＩＢ）
で被われている。上記しゃへい壁１１Ａ。

１１Ｂの各対向端面で構成される前部嵌合面１２．１３
は互いに接合し合うテーパ面として設定されている。

１４は第１のプリント配線基板９と直交方向（前後方向
）へ沿って配設された第２のプリント配線基板であり、
このプリント配線基板１４に形成された円孔１５　（１
５Ａ、１５Ｂ）に前記ボス部５　（５Ａ、５Ｂ）を嵌入
することにより、該プリント配線基板１４は上記ケース
本体２とカバー３とで挟着保持されている。この第２の
プリント配線基板１４には、外部からの入力信号を上記
表示素子８で表示させるための制御回路構成用素子１６
等が装着されるとともに、上記第１のプリント配線基板
９に電気的に接続され、かつ半田等で機械的に連結され
ている。１７は上記第２のプリント配線基板１４の後端
部に形成された外部ケーブル接続用の端子パターン部で
ある。

上記第１のプリント配！ｉ基板９には、第１図および第
３図に示すように上記開口２ａ近傍におけるケース本体
２とカバー３との嵌合部１２゜１３に対応する側辺に沿
って静電気放電用の導電パターン１８が形成されており
、この導電パターン１８と上記端子パターン部１７にお
けるアース端子１７Ａとは、上記第２のプリント配線基
板１４に形成されたリードパターン１９により、電気的
に接続されている。

２０は着色フィルタ部材で、ケース本体２およびカバー
３に形成された係合突起２１．２１にそれぞれ係脱可能
に係合する孔部２２，２２が形成されている、２３は上
記ケース本体２に形成された係合突片であり、複数のも
のを連結して使用する場合に隣接側のもののカバー３に
形成された溝２４　（２４Ａ、２４Ｂ）を通してケース
本体２の係合孔２５　（２５Ａ、２５Ｂ）に内側から係
脱可能に係合するようになっている。

上記構成において、端子パターン部１７を介して外部か
らの入力信号が第２のプリント配線基板１４に取り入れ
られると、このプリント配線基板１４に設定された回路
により、上記第１のプリント配線基板９に設定されてい
る表示素子８が駆動され、７セグメント発光素子で入力
信号が表示される。

いま、表示器Ｍを単独もしくは第４図のように複数個連
接してパネルＮに取り付けて使用する際、静電気で帯電
した人体の一部が近接もしくは接触すると、人体の電荷
が、鎖線矢印で示すように表示器各間の隙間からケース
１の前部側嵌合部１２．１３を通ってケース１内に侵入
した場合、この電荷は第１のプリント配線基板９に設け
た導電パターン１８およびリードパターン１９およびア
ース端子１７Ａを通して放電される。したがって、上記
静電気から第１および第２のプリント配線基板９，１４
の回路が保護され、適正動作を確保することができる。

上記静電気は、上記ケース本体２とカバー３との前部側
嵌合部１２．１３からケース１内に侵入する経路を通る
が、上記放電用パターン１８が第１のプリント配線基板
９の上記嵌合部１２，１３に沿った位置にあるため、確
実な電荷の放電を期待することができる。また、上記の
例では、前部側嵌合部１２．１３を互いにテーパ面で接
合し合うようにしであるので、ケース本体２とカバー３
との前部側嵌合隙間からの電荷の侵入をしにくくさせる
利点もある。

なお、上記導電パターン１８の形状は一例であり、他の
変形形状を選択・設定できることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれこの発明に係る表示器の
一例を示す分解斜視図および側面断面図、第３図は同表
示器の要部の斜視図、第４図および第５図はそれぞれ同
表示器の使用時の静電気の侵入および放電経路を示す斜
視図、第６図および第７図はそれぞれ従来の表示器にお
ける静電器対策構造を示す分解斜視図および断面図であ
る。１・・・ケース、２・・・ケース本体、２ａ・・・開口
、３・・・力／＜−１８・・・表示素子、９・・・プリ
ント配線基板、１２．１３・・・前部側嵌合部、１８・
・・放電用導電パターン。第図第図第４図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ケース本体とこのケース本体に嵌着されたカバー
とからなるケースと、上記ケースの前端開口に対応して
該ケースに配設された表示素子と、上記ケースに収容さ
れるとともに、上記表示素子が電気的に接続されたプリ
ント配線基板とを備え、上記開口近傍におけるケース本
体とカバーとの前部側嵌合部に対応して上記プリント配
線基板に静電気放電用の導電パターンを形成したことを
特徴とする表示器。