JPH02132459A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH02132459A
JPH02132459A JP1058657A JP5865789A JPH02132459A JP H02132459 A JPH02132459 A JP H02132459A JP 1058657 A JP1058657 A JP 1058657A JP 5865789 A JP5865789 A JP 5865789A JP H02132459 A JPH02132459 A JP H02132459A
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image
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image forming
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裕二 酒見
Kenichi Takeda
憲一 武田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、画像形成方法に関し、特に詳細にはレーザビ
ームを用いたデジタルフルカラープリンタ出力のハイラ
イト部における濃度を実質安定に形成出来るようにした
画像形成方法に関する。
(背景技術) 高速かつ低騒音プリンタとして電子写真方式を採用した
レーザビームプリンタがある。その代表的な用途は文字
,図形の如き画像の2値記録である。この点、文字,図
形の記録は中間調を必要としないので、プリンタ構造も
簡単にできる。このような2値記録方式であっても中間
調形成できるプリンタがある。かかるプリンタとしては
デイザ法,濃度パターン法の如き方法を採用したものが
良く知られている。しかし、ディザ法.濃度パターン法
を採用したプリンタでは高解像度が得られにくい。
そこで、近年、2値記録方式を採用しつつも、レーザビ
ームを画像信号でパルス幅(PWM)変調することによ
り中間調形成をするプリンタが開発された。このPWM
方式によれば高解像度、かつ高階調性の画像を形成でき
る。高解像度及び高階調性はカラー像形成に必要である
しかし、PWM方式のレーザビームプリンタにおいては
新たな問題を生じる。例えば、PWM信号のパルス幅が
極めて短い時間であり、そのためレーザビームがかろう
じて発光する様な場合、レーザビームの照射によって感
光ドラムに形成された潜像の電位と暗部電位との差が、
充分にレーザビームが照射された場合の差と比較して小
さくなり、潜像が現像剤で現像されにくくなるという問
題である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記問題点を解決した画像形成方法を
提供することにある。
木発明の目的は、画像濃度の低い画像部での階調性に優
れた画像形成方法を提供することにある。
本発明の目的は、各色トナーが転写紙の如き転写材へ多
重転写されてもトナーの飛び散りの少ないカラー画像形
成方法を提供することにある。
本発明の目的は、高精細なフルカラートナー画像または
マルチカラートナー画像を形成するカラー画像形成方法
を提供することにある。
〔発明の概要〕
具体的には、本発明は、画像信号を@調処理することに
よりパルス幅変調信号を出力し、パルス幅変調信号に基
づいて潜像を形成し、該潜像を現像剤で現像することに
よって階調画像を再生する画像形成方法において、該潜
像がトナーを含有する現像剤で現像され、該トナーの体
積平均粒径をMとし、トナー粒子の粒径をγとした場合
に、M トナーの体積分布において、丁<γ〈−S−Mの範囲に
トナーの90体積%以上が含まれ、0〈γ〈2Mの範囲
にトナーの90体積%以上が含まれることを特徴とする
画像形成方法に関する。
さらに、本発明は、画像信号を階調処理することにより
パルス幅変調信号を出力し、パルス幅変調信号に基づい
て潜像を形成し、該潜像を体積平均粒径12μm未満の
トナーを含有する現像剤で現像することによって階調画
像を再生することを特徴とする画像形成方法に関する。
さらに、本発明は、画像信号を階調処理することにより
パルス幅変調信号を出力し、パルス幅変調信号に基づい
て潜像を形成し、該潜像を現像剤で現像することによっ
て階調画像を再生し、該階調画像を転写材へ転写し、転
写された該階調画像を転写材に定着し、定着された階調
画像は、約50μm以下のドットが再現されていること
を特徴とする画像形成方法に関する。
(発明の具体的説明) 本発明の画像形成方法を添付図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本実施例装置に採用した電子写真方式のプリン
タ機構部を示す図である。このプリンタ機構部は、矢印
方向に回転する潜像担持体としての感光ドラム3と、該
感光ドラム3周囲のドラム回転方向に順次配設した帯電
器4、現像器IM,IC, IY, IBk ,転写用
放電器工0、及びクリーニング器12と、前記感光ドラ
ム3の図面上方に配設したレーザビームスキャナ及びそ
の他から成る。
このレーザビームスキャナは半導体レーザ部、高速回転
するポリゴンミラーと、f−θレンズと、遮光板等から
成っており、該半導体レーザ部は、不図示の画像読取装
置や電子計算器等によって演算出力される時系列のデジ
タル画素信号の人力を受けて、その信号に対応してPW
M変調されたレーザビームを発振し、帯電器4と現像器
IM,IC,IY,IBkとの間を通過するドラム面を
該ドラムの母線方向(ドラムの軸方向)に走査してドラ
ム面を露光する。
第7図は本実施例装置に採用したPWM回路の回路図、
第8図は本実施例装置に採用したレーザドライバ回路の
回路図、第9図はPWM回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。第7図において、401は8ビットの画
像信号をラッチするTTLラツチ回路、402はTTL
論理レベルを高速ECL論理レベルに変換するレベル変
換器、403はE C L D/Aコンバータ、404
はpwM信号を発生するECLコンバレータ、405は
ECL論理レベルをTTL論理レベルに変換するレベル
変換器、406は画素クロック信号fの2倍周波数のク
ロック信号2fを発生するクロツク発振器、407はク
ロツク信号2fに同期して略理想的三角波信号を発生す
る三角波発生器、408はクロック信号2fを1/2分
周する1/2分周器である。回路を高速動作させるため
に、随所にECL論埋回路を配している。
かかる構成の動作を第9図と共に説明する。信号■はク
ロツク信号2f、信号■はその2倍周期の画素クロツク
信号fを示しており、図示の如く画素番号と関係付けて
ある。三角波発生器407内部においても、三角波信号
のデューテイ比を50%に保つため、クロツク信号2f
を一旦1/2分周してから三角波信号@を発生させてい
る。更に、この三角波信号■はECLレベル(0〜−I
V)に変換されて三角波信号■になる。
一方、画像信号はOOH (白)〜FFH (黒)まで
256階調レベルで変化する。記号Hはへキサ表示てあ
る。そして画像信号■は幾つかの画像信号値についてそ
れらをD/A変換したECL電圧レベルを示している。
例えば第1画素は黒画素レベルのFFH,第2画素は中
間調レベルの80H1第3画素は中間調レベルの40H
1第4画素は中間調レベル20Hの各電圧を示している
。コンパレータ404は三角波信号■と画偉信号■を比
較する事より、形成すべき画素濃度に応じたパルス幅T
,t2,t3,t4の如きPWM信号を発生する。そし
てこのPWM侶号はOV又は5vのTTLレベルに変換
されて、PWM信号■になり、レーザドライバ回路50
0に入力する。
第8図において、500は定電流型レーザドライバ回路
、501は半導体レーザ素子である。この半導体レーザ
素子501はスイッチングトランジスタ502がONし
ているときにレーザ光を発し、トランジスタ502がO
FFL/たときにレーザ光を止める。そして、このスイ
ッチングトランジスタ502はこれと対を成すトランジ
スタ504と共に電流スイッチ回路を形成しており、入
力するPWM信号■に応じて半導体レーザ素子501に
通じるべき一定電流をON/OFF(転流)制御する。
そして、この一定電流は定電流源トランジスタ505か
ら供給され、該一定電流値は可変であり、入力した8ビ
ットのレーザパヮー値をD/Aコンバータ503でアナ
ログ電圧に変換し、基準電圧との比較に応じた一定電流
値を決定している。
しかし、このレーザビムの応答特性には次のような問題
がある。第9図において、1画素当りの最大発光時間を
T (see)とすると、理想的にはPWM信号がON
T(SeC)の間でパルス幅を変化するときには半導体
レーザ素子501のレーザビームも当該パルス幅の区間
だけ発光すべきである。しかし、実際には半導体レーザ
素子501及びそのドライバ回路500を介することに
より、PWM信号■との間には波形■に示すようなレー
ザビーム発光/停止の応答遅れが生じる。例えばパルス
幅T及びt2の場合は良いが、パルス幅t3の場合はレ
ーザビームが完全にはON状態になれず、パルス幅t4
に至っては半導体レーザ素子501が事実上動作してい
ない。
ビーム効果■はレーザビームの発光状態を2次元的に示
している。第1画素は黒なので、レーザビームは1画素
の全期間中ONLている。しかし、PWM信号のパルス
幅が例えばt3=10nsのように極めて短い時間とな
った場合のレーザビームは、かろうじてビームが発光し
て潜像を形成し、該潜像を電子写真法により現像してト
ナー画像を形成する上で、極めて不安定な領域に入って
おり、安定な濃度形成を達成することが通常困難である
。このように、PWM法による階調表現ではPWM方式
で濃度形成できる最小パルス幅には限界がある。この限
界を仮にt3=10nsとした場合には、この値よりも
狭いパルス幅(ハイライト部)の階調を再現することは
難しく、ハイライトの忠実再現が必要な高画質の画像を
得ることは困難であった。
数多くの実験の結果、現像剤に含まれるトナーの粒度分
布及び/またはトナーの体積平均粒径を調整することに
よって上記問題点を解消し得ることが判明した。
具体的には、本発明において、トナーの体積平均粒径を
Mとし、トナー粒子の粒径をγとした場の範囲)に90
体積%以上のトナー粒子を含み、Oくγ<2Mの範囲(
すなわち、M±Mの範囲)にトナーの90体積%以上の
トナー粒子を含むトナーが画像形成方法に使用される。
さらに、本発明において、体積平均粒径が12μm未満
(好ましくは、9μm以下、さらに好ましくは8μm以
下)のトナーが画像形成方法に使用される。
木発明において、トナーの体積分布及び体積平均粒径は
、例えば、下記測定法で測定されたものを使用する。
測定装置としてはコールターカウンターTA−TI型(
コールター社製)を用い、個数平均分布体積平均分布を
出力するインターフエイス(日科機製)及びCX−iパ
ーソナルコンピュータ(キヤノン製)を接続し電解液は
1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCλ水溶液を調製
する。
測定法としては前記電解水溶液100〜150mlL中
に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩)を0.1〜5mjJ加え、さらに測定
試料0,5〜50mgを加える。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で1〜3分間分散
処理を行い、前記コールターカウンターT A − I
I型により、アパチャーとして100μmアパチャーを
用いて2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して体積分
布を求める。
これら求めた体積分布より、サンプルの体積平均粒径が
得られる。
トナーが上記範囲を超えた分布を有すると、粒径を変化
させても、効果が充分に発揮出来ない。
粒径が大きい範囲の粒子が増加すると、いくら平均粒径
を小さくしても転写での飛び散りの原因である粒径の大
きいトナー粒子が存在するため、画像の濃度が薄い部分
でのガサツキを軽減することは難しい。粒径が小さいト
ナー粒子が増加すると磁性粒子に付着して離れない剤が
増加し、磁性粒子が効率よくトナーにトリボ電荷を付与
出来なくなり、現像器からの飛散やかぶりが増加する。
ざらに粒径の小さいトナーは融着も起こし易く磁性粒子
(キャリア)のまわりに融着し、キャリア劣化によるカ
ブリ飛散も増加する。以上の点から、体積分布としては
第3図の様なシャープな粒径のものを使用することが必
要とされる。
第1図に示す画像形成装置において、レーザビームのス
ポット径を長径80μm.短径70μmの楕円形のスポ
ットを使用して、下記実施例と同様の書き込みを感光ド
ラムに行い、次いで現像,転写及び熱圧ローラ定着をお
こなった場合のトナーの体積平均粒径と、定着後の画像
の最小再現のドットの直径との関係を書いたグラフを第
4図に示す。ここで現像条件としてトナーの粒径ごとに
、ACバイアスとDCバイアスを重畳させたりDCバイ
アスのみにしたり、磁性粒子(キャリア)の種類やスリ
ーブードラム間や、スリーブーブレード間を変化させた
りしたが、最小再現ドットの直径にはほとんど影響しな
かった。
このことは次の様に説明される.潜像の書き込みをレー
ザビームの発光時間を制御して行う方法では、前述した
様に画像濃度の薄い部分では第9図のhに示す様に光強
度変調を結果的に行っていることになりスポット径が小
さくなると、スポットの中心部での電位のピーク値も低
くなる。
スポット径が小さいと、表面での電荷が同一であっても
、見かけ上の電位は低下する。それに対し、トナーは粒
径が小さくなる程、表面積の影響が体積や重さより大き
くなるので同一材料であると電荷の影響が大きくなって
くる。そこで、見かけ上潜像の電位が小さくなっていて
も、電荷の存在する部分では粒径が小さいトナーの方が
現像されやすい。ざらに粒径の小さいトナーは転写後紙
上で薄層であり、紙との吸着力も大きくなっている。そ
のため複数回、転写電界にトナー画像がさらされたとし
ても飛び散りは発生しにくい。
フルカラーの画像での画像濃度の薄い部分での再現性は
、特に画像の印象を著しく変化させる。
フルカラーの画像で階調性がある高画質の画像を得よう
とすると50μm前後のドットが忠実に再現されている
かいないかで、画像の印象は著しく異なって来る。そこ
で好ましくは体積平均粒径9μm以下、さらに好ましく
は8μm以下のトナーを用いることにより、前述したデ
ータの様に50μm前後のドットも忠実に再現し、さら
に転写での飛び散りも極端に減少し、従来の方法では得
られなかったフルカラーで画像濃度の薄い部分の階調性
も充分でガサツキやぼけの少ない高精細な画像が得られ
る。
上述の効果により特に8μm以下の体積平均粒径のトナ
ーを使用する場合、50μm以下のドットが忠実に再現
され、さらに転写電界に複数回さらされても画像が乱さ
れることが少ない。特にこの傾向は画像濃度が薄い部分
でのガサツキや再現性に良好な影響を与えている。
例えば、本発明で使用されるトナーが体積平均μm乃至
12μm未満の範囲に99休積%以上のトナー粒子を含
有することが重要である。
本発明に係る粒度分布のシャープなトナーを生成するた
めには、例えば、所定のトナー用材料を溶融混練し、混
練物を冷却後粉砕し、粉砕粉を精密に分級して所定の粒
度分布及び/または体積平均粒径な有するトナーを調製
する方法を挙げることができる。粉砕粉を精密に分級す
る方法としては、固定壁型風力分級機の如き分級手段で
分級し、さらに得られた分級粉休をコアンダ効果を利用
した多分割分級装置(例えば、日鉄鉱業社製エルボジェ
ット分級機)の如く多分割分級手段で精密に微粉及び粗
粉を同時に除去して、所定の粒度分布及び/または体積
平均粒径を有するトナーを調製する方法を挙げることが
できる。
本発明において、トナーとは、着色樹脂粒子(結着樹脂
,着色剤,必要によりその他添加剤を含有)そのもの、
及び、疎水性コロイダルシリカ微粉末の如き外添剤が外
添されている着色樹脂粒子を包含している。
トナーに使用される結着樹脂としては、スチレンーアク
リル酸エステル樹脂またはスチレンーメタクリル酸エス
テル樹脂の如きスチレン系共重合体またはポリエステル
樹脂が例示される。特に、カラートナーの定着時におけ
る混色性を考慮した場合、次式 (式中Rはエチレンまたはブロビレン基であり、x,y
はそれぞれ1以上の正の整数であり、かつx+yの平均
値は2〜10である。)で代表されるビスフェノール誘
導体もしくはその置換体をジオール成分とし、2価以上
のカルボン酸又はその酸無水物又はその低級アルキルエ
ステルとからな)とを少なくとも共 縮重合したポリエステル樹脂がシャープな溶融特性を有
するのでより好ましい。
本発明の目的に適合する着色剤としては下記の顔料又は
染料が挙げられる。本発明において耐光性の悪いC.I
.Disperse  Y164,C.I.Solve
nt  Y77及びC.I.Solvent  Y93
の如き着色剤は、推賞できないものである。
染料としては、例えばC.I.ダイレクトレッド1,C
.I.ダイレクトレツド4,C.I.アツシドレツド1
,C.I.ベーシックレツド1,c.r.モーダントレ
ッド30,C.I.ダイレクトブルー1.C.I.ダイ
レクトブルー2.C.I.アツシドブルー9,C.I.
アツシドブルー15,C.I.ベーシックブルー3.C
6I.ベーシックブルー5,C.I.モーダントブル−
7がある。
顔料としては、ナフトールイエローS,バンザイエロー
G,パーマネントイエローNCG,パーマネントオレン
ジGTR,ビラゾロンオレンジ.ベンジジンオレンジG
,パーマネントレッド4R,ウオッチングレッドカルシ
ウム塩.ブリリアントカーミン3B,ファストバイオレ
ットBメチルバイオレットレーキ,フタロシアニンブル
ー.ファーストスカイブルー インダンスレンブルーB
Cがある。
特に、顔料としてはジアスアゾイエロー.不溶性アゾ,
銅フタ口シアニンが好ましく、染料としては塩基性染料
または油溶性染料が好ましい。
特に好ましくはC.I.ピグメントイエロー17,C.
I.ビグメントイエロー15,CI.ピグメントイエロ
ー13,C.I.ピグメントイエロー14,C.I.ピ
グメントイエロー12C.I.ピグメントレッド5,C
.I.ピグメントレッド3,C.I.ビグメントレッド
2,C.I.ビグメントレッド6,C.I.ピグメント
レッドフ,C.I.ピグメントブルー15,C.I.ビ
グメントブルー16又はフタ口シアニン骨格にカルボキ
シベンズアミドメチル基を2〜3個置換したBa塩であ
る銅フタ口シアニン系顔料である。
染料としてはc.r.ソルベントレッド49C.I.ソ
ルベントレッド52,C.I.ソルベントレッド109
,C.I.ペイシックレツド12,C.I.ペイシック
レツド1,C.I.ペイシックレツド3bである。
着色剤の含有量としては、OHPフイルムの透過性に対
して敏感に反映するイエロートナーについては、結着樹
脂100重量部に対して12重量金色であるグリーン,
レッド及び肌色の再現性に劣る。
マゼンタトナー,シアントナーについては、結着樹脂1
00重量部に対しては15重量部以下、より好ましくは
0.1〜9重量部以下が好ましい。
2色以上の着色剤を併用して用いる黒色トナーの場合、
20重量部以上の総着色剤量の添加はキャリアへのスペ
ント化を生じやすく、さらに、着色剤がトナー表面に数
多く露出することによるトナーのドラムへの融着が増加
し、定着性が不安化する。したがって、黒色トナーにお
いて、着色剤の量は結着樹脂100重量部に対して3〜
15重量部が好ましい。
黒色トナーを形成するための好ましい着色剤の組合わせ
としては、ジスアゾ系イエロー顔料,モノアゾ系レッド
顔料及び銅フタ口シアニン系ブルー顔料の組合わせがあ
る。各顔料の配合割合はイエロー顔料,レッド顔料及び
ブルー顔料の比が1:1.5〜2.5:0.5〜1.5
が好ましい。
本発明に係るトナーが負荷電性の場合には、負荷電特性
を安定化するために、荷電制御剤を配合することも好ま
しい。その際トナーの色調に影響をあたえない無色また
は淡色の負荷電性制御剤が好ましい。負荷電制御剤とし
ては例えばアルキル置換サリチル酸の金属錯体(例えば
、ジーターシャリープチルサリチル酸のクロム錯体また
は亜鉛錯体)の如き有機金属錯体が挙げられる。負荷電
制御剤をトナーに配合する場合には、結着樹脂100重
量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜
8重量部添加するのが良い。
本発明において、使用される現像剤が二成分系現像剤で
ある場合、キャリアは磁性粒子が好ましい。磁性粒子は
、粒径が30〜100μm1好ましくは40〜80μm
で、電気的抵抗値が107Ωcm以上、好ましくは10
8Ωcm以上、さらに好ましくは109〜1014Ωc
mとなる様に、フエライト粒子(最大磁化soemu/
g)へ樹脂コーティングしたものが好ましく用いられ得
る。
磁性粒子(例えば、フエライト粒子または樹脂コートさ
れたフエライト粒子)の抵抗値の測定は測定電極面積4
cm’,電極間間11!0.4cmのサンドイツチタイ
ブのセルを用い、片方の電極にIKg重量の加圧下で、
両電極間の印加電圧E( V / c m )を印加し
て、回路に流れた電流から磁性粒子の抵抗値を測定した
値である。
以下に本発明を実施例図面に基づいて説明する。第1図
に、本発明による現像装置を搭載した画像形成装置の一
例としての電子写真式カラープリンタの全体構成説明図
を示す。1は回転式現像装置で、回転体中にはそれぞれ
、イエロー現像器IY,マゼンタ現像器IM,シアン現
像器1cおよびブラック現像器IBkを搭載している。
このカラープリンタ全体のシーケンスについて、フルカ
ラーモードの場合を例として簡単に説明する。3は図示
矢印方向に回転する感光体ドラムで、ドラム上の感光体
は帯電器4によクて均等に帯電される。つぎに、原稿(
図示せず)のマゼンタ画像信号により変調されたレーザ
光Eにより画像露光が行われ、感光ドラム3上に静電潜
像が形成され、そののち、あらかじめ現像位置に定着さ
れたマゼンタ現像器IMによって現像が行われる。
一方、給紙ガイド5a、給紙ローラ6、給紙ガイド5b
を経由して進行した転写用紙は、所定タイミングに同期
してグリツパ7により保持され、当接用ローラ8とその
対向極によって静電的に転写ドラム9に巻き付けられる
。転写ドラム9は、感光ドラム3と同期して図示矢印方
向に回転しており、マゼンタ現像器IMで現像された顕
像は、転写部において転写帯電器10によって転写され
る。転写ドラム9はそのまま回転を継続し、次の色(第
1図においてはシアン)の転写に備える。
一方、感光ドラム3は、帯電器11により除電され、ク
リーニング部材12によってクリーニングされ、再び帯
電器4によって帯電され、次のシアン画像信号により前
記のような露光を受ける。
この間に現像装置1は回転して、シアン現像器ICが所
定の現像位置に定置されていて所定のシアン現像を行う
。続いて、以上のような工程を、それぞれイエローおよ
びブラックに対して行い、4色分の転写が終了すると、
転写紙上の4色顕像は各帯電器13.14により除電さ
れ、前記グリツパ7を解除すると共に、分離爪15によ
って転写ドラム9より分離され、搬送ベルト16で定着
器(熱圧ローラ定着器)17に送られ、一連のフルカラ
ープリントシーケンスが終了し、所要のフルカラープリ
ント画像が形成される。
第2図は本発明の実施例の第1図で示した現像装置付近
の拡大断面図である。潜像担持体3(以下、感光体と称
す)は図示しない駆動装置によって矢印a方向に回転さ
れる。22は潜像担持体3に近接されている現像スリー
ブである。例えばアルミニウム,SUS316の如き非
磁性材料で現像スリーブは構成されている。現像スリー
ブ22は現像容器36の左下方壁に容器長手方向に形成
した横長開口に右略半周面を容器36内へ突入させ、左
略半周面を容器外へ露出させて回転自在に軸受けさせて
横設してあり、矢印b方向に回転駆動される。
23は現像スリーブ22内に挿入し図示の位置姿勢に位
置決め保持した固定磁界発生手段としての固定の永久磁
石(マグネット)であり、現像スリーブ22が回転駆動
されてもこの磁石23は図示の位置・姿勢にそのまま固
定保持される。
この磁石23はN極の磁極23a,S極の磁極23b,
N極の磁極23c,S極の磁極23dの4磁極を有する
。磁石23は永久磁石に代えて電磁石を配設してもよい
24は現像スリーブ22を配設した現像剤供給器開口の
上縁側に、基部を容器側壁に固定し、先端側は開口上縁
位置よりも容器36の内側へ突出させて開口上縁長手に
沿フて配設した現像剤規制部材としての非磁性ブレード
である。例えば、SUS316を横断面路くの字形に曲
げ加工したものである。
26は非磁性ブレード24の下面側に上面を接触させ前
端面な現像剤案内面261とした磁性粒子限定部材であ
る。非磁性ブレード24及び磁性舛 粒子限定部材26A             によっ
て構成される部分が規制部である。
27は磁性粒子を示し、37は非磁性トナーを示す。4
0は現像容器36下部部分に溜るトナーを封止するシー
ル部材で弾性を有しスリーブ22の回転方向に向って曲
がっており、スリーブ22表面側を弾性的に押圧してい
る。このシール部材40は、現像剤の容器内部側への進
入を許可するように、スリーブとの接触域でスリーブ回
転方向下流側に端部を有している。
30は現像工程で発生した浮遊トナーをトナーと同極性
の電圧を印加して感光体側に付着させ飛散を防止する飛
散防止電極板である。
60はトナー濃度検出センサー(不図示)によって得ら
れる出力に応じて作動するトナー補給ローラーである。
センサとしては、たとえば現像剤の体積検知方式、圧電
素子、インダクタンス変化検知素子、交番バイアスを利
用したアンテナ方式、光学濃度を検知する方式を利用す
ることができる。該ローラーの回転停止によって非磁性
トナー37の補給を行う。トナー37が補給されたフレ
ッシュ現像剤はスクリュー61によって搬送されながら
混合・攪拌される。従ってこの搬送中において補給され
たトナーにトリボ付与が行われる。63はしきり板で現
像器の長手方向両端部において切り欠かれており、この
部分でスクリュー61によって搬送されたフレッシュ現
像剤がスクリュー62へ受け渡される。
S磁極23dは搬送極である。現像後の回収現像剤を容
器内に回収し、さらに容器内の現像剤を規制部まで搬送
する。
23d付近では、スリーブに近接して設けたスクリュー
62によって搬送されてきたフレッシュ現像剤と現像後
の回収現像剤とを交換する。
64は搬送スクリューで現像スリーブ軸方向の現像剤の
量を均一化する。スリーブの回転に従ってスリーブ上を
搬送されてきた現像剤はスクリュー64によってスリー
ブ軸方向に搬送され、スリーブ上で軸方向に゜′凸′゜
が生じていた現像剤層は一部第2図のM空間を介してス
リーブ上の現像剤の搬送方向とは、逆方向に反転して押
し戻される。スクリュー64はスクリュー62と逆方向
に現像剤を搬送する。
この構成は現像剤容器内に磁性粒子と、非磁性あるいは
弱磁性のトナーが混在している場合にも有効である。
非磁性ブレード24の端部と現像スリーブ22面との距
llId2は50〜900μm1好ましくは150〜8
00μmである。この距離が50μmより小さいと磁性
粒子がこの間に詰まり現像剤層にムラを生じやすいと共
に、良好な現像を行うのに必要な現像剤を塗布すること
が出来ず濃度の薄いムラの多い現像画像しか得られない
傾向がある。d2は現像剤中に混在しているトナーの凝
集体やゴミの如き不用粒子によるブレードづまりを防止
するためには400μm以上が好ましい。900μmよ
り大きいと現像スリーブ22上へ塗布される現像剤量が
増加し所定の現像剤層厚の規制が行えず、潜像担持体へ
の磁性粒子付着が多くなると共に現像剤の循環、現像剤
限定部材26による現像規制が弱まりトナーのトリボが
不足しカブリやすくなる傾向がある。
角度θ1は−5゜〜35”、好ましくは0゜〜25゜で
ある。θ1く−5゜の場合、現像剤に働く磁気力、鏡映
力及び/または凝集力により形成される現像剤薄層がま
ばらでムラの多いものとなりやすく、θ〉35゜を超え
ると非磁性ブレードでは現像剤塗布量が増加し、所定の
現像剤量を得ることが難しくなる。
この磁性粒子層は、スリーブ22が矢印b方向に回転駆
動されても磁気力、重力に基づく拘束力とスリーブ22
の移動方向への搬送力との釣合によってスリーブ表面か
ら離れるに従って動きが遅くなる。もちろん重力の影響
により落下するものもある。
従って磁極23a,23dの配設位置と磁性粒子27の
流動性及び磁気特性を適宜選択する事により磁気粒子層
はスリーブに近い程度磁極23a方向に搬送し移動層を
形成する。この磁性粒子の移動によりスリーブ22の回
転に伴なって現像領域へ磁性粒子及びトナーは搬送され
現像に供される。
第5図に他の実施例を示す。添付図から分かる様に本実
施例では色ごとに専用の感光体3Y(イエロー)、3M
(マゼンタ),3C(シアン)、38k(ブラック)を
具備し、その周りにそれぞれ専用のレーザビームスキャ
ナー80Y,80M,80C,808k.現像器IY,
IM,IC,IBk;転写用放電器10Y,IOM10
C,108k;クリーニング器12Y,12M,12C
,12Bkを配置してある。転写紙は給紙ガイド5aを
通り、給紙ローラー6、給紙ガイド5bと順に搬送され
吸着用帯電器からコロナ放電を受け、搬送ベルト9aへ
確実に吸着する。
その後、各感光体に形成された画像を転写用放電器10
Y,IOM,IOC,10Bkにより転写し、除電器8
2により搬送ベルト9aから除電分離され、定着器17
により定着されて、フルカラーの画像が得られる。
この様な転写の方式を用いた場合でも、第2図に示す現
像器を用いて、前述した現像条件で12μm未満、好ま
しくは9μm以下、特に好ましくは8μm以下の体積平
均粒径のトナーを用いることにより、画像濃度が薄い部
分でも階調性の優れた飛び散りの少ない高精細なフルカ
ラーの画像が得られた。
本発明はフエライト粒子を用いたACバイアスプラスD
Cバイアス現像方式を用いているが、通常の鉄粉を用い
たDCバイアス現像でも良い。
現像器としても第6図に示すものを用いてスリーブの回
転方向を感光体とカウンターとしても平均粒径8μm以
下のトナーで同様の効果が得られた。
本発明の条件を満足する粒度分布及び粒径(例えば、体
積平均粒径6μm)を有するトナーを用い、非磁性ブレ
ード24の端部と現像スリーブ22面との距離d2を6
00μmとし、現像スリーブ22面と感光ドラム3の間
隔を450μmとした。感光ドラムは積層型の有機光導
電性(OPC)ドラムを用い、−600Vの帯電潜像電
位とした。バイアス電源4として周波数1700Hz、
ピーク対ピーク値1500Vの矩形波交互電圧に−30
0■の直流電圧を重畳させたものを用いて現像を行った
。潜像の書き込みは原稿画像を色分解し、感光ドラムに
マゼンタ,シアンイエロー,ブラックの順に半導体レー
ザを光源として、レーザビームのスポット径を主走査方
向1/e270μm1副走査方向1/e2を80μmに
して、前述したPWMの制御により発光時間を制御し、
200線/ i n c hで256階調の画像の書き
込みを行い、順に現像.転写を繰返し、最後に定着しフ
ルカラーの画像を得たところ、画像濃度の薄い部分も忠
実に再現し、ガサッキのない高精細で高画質の画像が得
られた。
これに対し、体積平均粒径12μmのトナーで同一条件
で画像出しを行ったところ、体積平均粒径6μmのトナ
ーの場合と比較して、画像濃度の薄い部分での再現性が
乏しく、全体にガサツキも目立つ画像しか得られなかっ
た。
以上説明したように、原稿画像を色分解し、感光体ドラ
ムに各色ごとに、レーザの如き光ビームを光源として潜
像を形成し、さらにトナーを用いた現像によって可視可
された各色トナー画像を転写部材に逐次重ねで転写し、
多色画像を得る多色電子写真装置に於て前記現像剤とし
て、特に粒度分布のシーブな体積平均粒径8μm以下の
粒径のトナーを使用し中間調形成方法として光ビームを
画像信号でパルス幅変調する方式を用いたことにより、
(1)画像濃度の低い部分での階調性が充分に得られ、
(2)画像濃度の低い部分を含む画像全体のガサツキが
大幅に軽減され、高画質なフルカラーの画像が得られる
効果がある。
(実施例1) ・プロボキシ化ビスフェノールと 100重量部フマル
酸を縮合して得られた ポリエステル樹脂 (重量平均分子量15000, 数平均分子量3300) ・口−ダミン系顔料         3重量部・負荷
電性制御剤          4重量部(ジアルキル
置換サリチル酸の 金属錯体) 上記材料を溶融混練し、溶融混練物を冷却し、冷却物を
粉砕し、固定壁風力分級機で分級し、さらに、コアンダ
効果を利用した多分割分級装置で分級して、体積平均粒
径6μmの負帯電性のマゼ体積%のシャープな粒度分布
を有していた。
該マゼンタトナ−100重量部と負摩擦帯電性疎水性コ
ロイダルシリカ0.4重量部を混合してシリカ外添マゼ
ンタトナーを調製した。次に、スチレンーアクリル酸エ
ステル系共重合体でコートされた重量平均粒径50μm
(電気抵抗値1010Ω・am)のフエライト磁性粒子
94重量部と該シリカ外添マゼンタトナ−6重量部とを
混合してマゼンタトナ一画像形成二成分系現像剤を調製
した。
同様にして、下記着色剤を使用して、シアントナー画像
形成用二成分系現像剤、イエロートナー画像形成用二成
分系現像剤及びブラックトナ−画像形成用二成分系現像
剤を調製した。
I81表 各々の二成分系現像剤をxoomx(容積のポリエチレ
ン容器に入れ、手で約30回激しくshakeした後に
、トナーの摩擦帯電量を測定したところ、各色トナーは
約−30μc/gの値を示した。
上記二成分系現像剤を、第1図に示すカラー画像形成装
置の所定の位置に導入し、非磁性ブレード24の端部と
現像スリーブ22面との距* d2を600μmとし、
現像スリーブ22面と感光ドラム3の間隔を450μm
とした。感光ドラムは積層型の有機光導電性(opc)
ドラムを用い、600vの帯電潜像電位とした。バイア
ス電源4として周波数1700Hz,ピーク対ピーク値
1 500Vの矩形波交互電圧に−300vの直流電圧
を重畳させたものを用いて現像を行った。潜像の書き込
みは原稿画像を色分解し、感光ドラムにマゼンタ.シア
ン,イエロー,ブラックの順に半導体レーザを光源とし
て、レーザビームのスポット径を主走査方向1/e27
0μm、副走査方向1/e2を80μmにして、前述し
たPWMの制御を行って発光時間を制御し、200線/
 i n c hで256階調の画像の書き込みを行い
、順に反転現像,静電転写を繰返し、最後にlight
部)も忠実に再現し、ガサツキのない高精細で高画質の
画像が得られた。
フルカラー画像を観察したところ50μm前後のドット
が潜像に対応して忠実に再現されていた。
実施例2〜4 実施例1と同様にして、添付図面の第4図に示す体積平
均粒径5μm,6、8μm及び8μmの下記トナーを調
製し実施例1と同様にフルカラー画像を生成したところ
、良好な結果が得られた。
比較例 実施例1と同様にして、体積平均粒径12μmの下記各
色トナーを得た。
実施例1と同様にして二成分系現像剤を調製し、実施例
1と同様にしてカラー画像を生成したところ、実施例1
の場合と比較して画像濃度の薄い部分での再現性が乏し
く、全体にガサッキも目立つ画像しか得られなかった。
上記二成分系現像剤を100m℃容積のポリエチレン容
器に入れ、手で約30回激しくシェイクした後に、トナ
ーの摩擦帯電量を測定したところ、各色トナーは、−1
6〜−18μc/gの値を示し、実施例1の場合と比較
して低かった。
得られたフルカラー画像を観察したところ、潜像を忠実
に再現している最小のドットは約90μmであった。
実施例5 実施例1と同様にして体積平均粒径9μmの下記各色ト
ナーを調製し、実施例1と同様にして二成分系現像剤を
調製した。
実施例1と同様にしてカラー画像を形成したところ、実
施例1よりは若干劣るものの画像濃度の薄い部分(h 
i gh−1 i ght部)も忠実に再現し、ガサツ
キのない高精細で高画質の画像が得られた。
フルカーラ画像を観察したところ、第4図に示す如く6
0μm前後のドットが潜像に対応して忠実に再現され、
50μm前後のドットも潜像に対応して比較的忠実に再
現されていた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第5図は本発明を実施したカラー画像形成装
置の概略的断面図を示し、第2図及び第6図は現像装置
の概略的断面図を示し、第3図は本発明に使用したトナ
ーの粒度分布図を示し、第4図はトナーの平均粒径と最
小再現ドット直径との関係を示すグラフを示し、第7図
は本実施例装置に採用したPWM回路の回路図を示し、
第8図は本実施例装置に採用したレーザドライバ回路の
回路図を示し、第9図はPWM回路の動作を示すタイミ
ングチャートを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)画像信号を階調処理することによりパルス幅変調
    信号を出力し、 パルス幅変調信号に基づいて潜像を形成し、該潜像を現
    像剤で現像することによって階調画像を再生する画像形
    成方法において、該潜像がトナーを含有する現像剤で現
    像され、 該トナーの体積平均粒径をMとし、トナー粒子の粒径を
    γとした場合に、トナーの体積分布において、M/2<
    γ<(3/2)Mの範囲にトナーの90体積%以上が含
    まれ、0<γ<2Mの範囲に99体積%以上が含まれる
    ことを特徴とする画像形成方法。 (2)潜像が、潜像担持体にパルス幅変調信号に基づい
    て発光時間を制御されたレーザビームによって形成され
    る特許請求の範囲第1項の画像形成方法。 (3)潜像が反転現像法によって現像剤で現像される特
    許請求の範囲第1項または第2項の画像形成方法。 (4)現像剤は、トナー及び磁性粒子を含有する特許請
    求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの画像形成方法。 (5)画像信号を階調処理することによりパルス幅変調
    信号を出力し、 パルス幅変調信号に基づいて潜像を形成し、該潜像を体
    積平均粒径12μm未満のトナーを含有する現像剤で現
    像することによって階調画像を再生することを特徴とす
    る画像形成方法。 (6)トナーが体積平均粒径9μm以下を有する特許請
    求の範囲第5項の画像形成方法。(7)トナーが体積平
    均粒径8μm以下を有する特許請求の範囲第5項の画像
    形成方法。(8)トナーは、トナーの体積平均粒径をM
    とし、トナー粒子の粒径をγとし場合に、トナーの体積
    分布において、M/2<γ<(3/2)Mの範囲にトナ
    ーの90体積%以上が含まれ、0<γ<2Mの範囲に9
    9体積%以上が含まれる特許請求の範囲第5項乃至第7
    項のいずれかの画像形成方法。 (9)潜像が、潜像担持体にパルス幅変調信号に基づい
    て発光時間を制御されたレーザビームによって形成され
    る特許請求の範囲第5項乃至第8項のいずれかの画像形
    成方法。 (10)潜像が反転現像法によって現像剤で現像される
    特許請求の範囲第5項乃至第9項のいずれかの画像形成
    方法。 (11)現像剤は、トナー及び磁性粒子を含有する特許
    請求の範囲第5項乃至第10項のいずれかの画像形成方
    法。 (12)画像信号を階調処理することによりパルス幅変
    調信号を出力し、 パルス幅変調信号に基づいて潜像を形成し、該潜像を現
    像剤で現像することによって階調画像を再生し、 該階調画像を転写材へ転写し、 転写された該階調画像を転写材に定着し、定着された階
    調画像は、約50μm以下のドットが再現されているこ
    とを特徴とする画像形成方法。 (13)現像剤は、体積平均粒径12μm未満のトナー
    を含有する特許請求の範囲第12項の画像形成方法。 (14)トナーは、体積平均粒径9μm以下を有する特
    許請求の範囲第12項の画像形成方法。 (15)トナーは、体積平均粒径8μm以下を有する特
    許請求の範囲第12項の画像形成方法。 (16)トナーは、トナーの体積平均粒径をMとし、ト
    ナー粒子の粒径をγとした場合に、トナーの体積分布に
    おいて、M/2<γ<(3/2)Mの範囲にトナーの9
    0体積%以上が含まれ、0<γ<2Mの範囲に99体積
    %以上が含まれる特許請求の範囲第12項乃至第15項
    のいずれかの画像形成方法。 (17)潜像が、潜像担持体にパルス幅変調信号に基づ
    いて発光時間を制御されたレーザビームによって形成さ
    れる特許請求の範囲第12項乃至第16項のいずれかの
    画像形成方法。 (18)潜像が反転現像法によって現像剤で現像される
    特許請求の範囲第12項乃至第17項のいずれかの画像
    形成方法。 (19)現像剤は、トナー及び磁性粒子を含有する特許
    請求の範囲第12項乃至第18項のいずれかの画像形成
    方法。
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