JPH0213174B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0213174B2 JPH0213174B2 JP460083A JP460083A JPH0213174B2 JP H0213174 B2 JPH0213174 B2 JP H0213174B2 JP 460083 A JP460083 A JP 460083A JP 460083 A JP460083 A JP 460083A JP H0213174 B2 JPH0213174 B2 JP H0213174B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- cover
- oil pump
- sleeve
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 34
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 15
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/74—Features relating to lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/72—Features relating to cooling
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は湿式クラツチに関し、とりわけ、該湿
式クラツチの潤滑構造に関する。
式クラツチの潤滑構造に関する。
一般に、自動車にあつてはエンジンとトランス
ミツシヨンとの間にクラツチが設けられ、該クラ
ツチを断・続することによつてトランスミツシヨ
ンの変速を行なうようにしてある。前記クラツチ
は湿式クラツチが多用される関係上、オイルポン
プ等によつてクラツチの摩擦部分に潤滑油を供給
するようにしてある。
ミツシヨンとの間にクラツチが設けられ、該クラ
ツチを断・続することによつてトランスミツシヨ
ンの変速を行なうようにしてある。前記クラツチ
は湿式クラツチが多用される関係上、オイルポン
プ等によつてクラツチの摩擦部分に潤滑油を供給
するようにしてある。
ところで、従来の湿式クラツチは実開昭50−
42150号に示すように、オイルポンプから吐出さ
れた潤滑油はクラツチシヤフトの周縁に沿つて形
成された潤滑油通路を通つてクラツチデイスク・
プレツシヤプレート等によつて構成されれるクラ
ツチ本体に噴出されるようになつている。
42150号に示すように、オイルポンプから吐出さ
れた潤滑油はクラツチシヤフトの周縁に沿つて形
成された潤滑油通路を通つてクラツチデイスク・
プレツシヤプレート等によつて構成されれるクラ
ツチ本体に噴出されるようになつている。
しかしながら、かかる従来の湿式クラツチで
は、オイルポンプがクラツチシヤフトから離れた
部位、つまりオイルポンプとクラツチシヤフトが
同軸上に設けられていないため、該オイルポンプ
の吐出口と前記潤滑油通路とを結ぶ配管が必要と
なつてくる。このため、前記従来の湿式クラツチ
にあつては、その組付時に前記配管の接続工程が
必要となつて組付作業能率を悪化し、前記配管を
設けることと相俟つて製品のコストアツプが余儀
なくされる。また、配管が設けられることによつ
て該配管接続部に設けられるシール部分が増加
し、このシール部分が増加することによつて前記
オイルポンプの効率低下につながる潤滑油漏れの
確率が高くなつてしまうという問題点があつた。
は、オイルポンプがクラツチシヤフトから離れた
部位、つまりオイルポンプとクラツチシヤフトが
同軸上に設けられていないため、該オイルポンプ
の吐出口と前記潤滑油通路とを結ぶ配管が必要と
なつてくる。このため、前記従来の湿式クラツチ
にあつては、その組付時に前記配管の接続工程が
必要となつて組付作業能率を悪化し、前記配管を
設けることと相俟つて製品のコストアツプが余儀
なくされる。また、配管が設けられることによつ
て該配管接続部に設けられるシール部分が増加
し、このシール部分が増加することによつて前記
オイルポンプの効率低下につながる潤滑油漏れの
確率が高くなつてしまうという問題点があつた。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みて、オイル
ポンプをクラツチシヤフトと同軸上に配置するこ
とによつて配管を省略できるようにした湿式クラ
ツチを提供することを目的とする。
ポンプをクラツチシヤフトと同軸上に配置するこ
とによつて配管を省略できるようにした湿式クラ
ツチを提供することを目的とする。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
明する。
即ち、第1図は本発明の第1実施例を示す湿式
クラツチ1で、密閉されたクラツチハウジング2
の略中央にクラツチシヤフト3が回転可能に配置
され、該クラツチシヤフト3の一端部にはフライ
ホイール4、クラツチデイスク5、プレツシヤプ
レート6、クラツチカバー7等からなるクラツチ
本体8が設けられている。前記フライホイール4
は前記クラツチシヤフト3にベアリング9を介し
て回転自在になつている一方、前記クラツチデイ
スク5は前記クラツチシヤフト3にスプライン結
合され、クラツチの接続時に前記フライホイール
4に伝達される図外のエンジン回転力を、前記ク
ラツチデイスク5を介して前記クラツチシヤフト
3に伝達するようになつている。ところで、クラ
ツチは図外のクラツチペダルを踏むことによつて
切断されるが、このときの動きは前記クラツチペ
ダルの踏込量によつてウイズドロウエルレバー1
0を作動し、そして該ウイズドロウエルレバー1
0で前記クラツチシヤフト3に摺動可能に嵌合さ
れたレリーズスリーブ11を移動してクラツチレ
バー12を作動することによりクラツチの切断を
行なうようになつている。尚、該クラツチレバー
12は、前記フライホイール4と共に回転するク
ラツチカバー7に装着・支持されており、エンジ
ン作動中は該クラツチレバー12が回転している
ことから、前記レリーズスリーブ11をクラツチ
レバー12に当接するにあたつてレリーズベアリ
ング13を介して行なうようになつている。前記
クラツチシヤフト3の他端部はベアリング14を
介してクラツチハウジング2の一部となるフロン
トカバー15に支持されており、該フロントカバ
ー15の内方端部はクラツチシヤフト3の外周を
覆つて延設され、この延設部分16に前記レリー
ズスリーブ11が嵌合されるようになつている。
クラツチ1で、密閉されたクラツチハウジング2
の略中央にクラツチシヤフト3が回転可能に配置
され、該クラツチシヤフト3の一端部にはフライ
ホイール4、クラツチデイスク5、プレツシヤプ
レート6、クラツチカバー7等からなるクラツチ
本体8が設けられている。前記フライホイール4
は前記クラツチシヤフト3にベアリング9を介し
て回転自在になつている一方、前記クラツチデイ
スク5は前記クラツチシヤフト3にスプライン結
合され、クラツチの接続時に前記フライホイール
4に伝達される図外のエンジン回転力を、前記ク
ラツチデイスク5を介して前記クラツチシヤフト
3に伝達するようになつている。ところで、クラ
ツチは図外のクラツチペダルを踏むことによつて
切断されるが、このときの動きは前記クラツチペ
ダルの踏込量によつてウイズドロウエルレバー1
0を作動し、そして該ウイズドロウエルレバー1
0で前記クラツチシヤフト3に摺動可能に嵌合さ
れたレリーズスリーブ11を移動してクラツチレ
バー12を作動することによりクラツチの切断を
行なうようになつている。尚、該クラツチレバー
12は、前記フライホイール4と共に回転するク
ラツチカバー7に装着・支持されており、エンジ
ン作動中は該クラツチレバー12が回転している
ことから、前記レリーズスリーブ11をクラツチ
レバー12に当接するにあたつてレリーズベアリ
ング13を介して行なうようになつている。前記
クラツチシヤフト3の他端部はベアリング14を
介してクラツチハウジング2の一部となるフロン
トカバー15に支持されており、該フロントカバ
ー15の内方端部はクラツチシヤフト3の外周を
覆つて延設され、この延設部分16に前記レリー
ズスリーブ11が嵌合されるようになつている。
ここで、本発明はクラツチハウジング2の位置
部である前記フロントカバー15を第1カバー1
5aと第2カバー15bとに分割し、これら両者
間に空間を設けてある。尚、第1カバー15aと
第2カバー15bとは図示しない位置でボルトに
より固定され、第2カバー15bには前記延設部
分16が設けられている。ところで、前記空間は
ポンプ室17として用いられ、該ポンプ室17内
にポンプギヤ18が収納されることにより、一般
に知られるギヤポンプ(昭和51年;日刊工業新聞
社発行〓油圧技術便覧〓第233頁、図1−43又
は実開昭57−188985号公報参照)が構成され、該
ギヤポンプがオイルポンプ19として用いられ
る。また、この場合前記第1カバー15aおよび
第2カバー15bはポンプハウジングとして兼用
される。更に、前記クラツチカバー7から一体
に、クラツチシヤフト3の外周を囲繞して延設さ
れる筒状のクラツチカバースリーブ20が設けら
れ、前記ギヤポンプのインナーギヤは該クラツチ
カバースリーブ20の先端部に形成された駆動部
としてのスプライン21に嵌合されている。とこ
ろで、前記ポンプ室17の潤滑油導入口19aに
は、図中下方に位置する図外の潤滑油溜め部内に
潜入するサクシヨンパイプ22を接続し、該サク
シヨンパイプ22を介して潤滑油溜め部内の潤滑
油を前記ポンプ室17内に導入する一方、前記ポ
ンプ室17の潤滑油吐出口19bには第1カバー
15aに形成された連通孔23を介して前記クラ
ツチシヤフト3、前記クラツチカバースリーブ2
0間の間隙を連通させ、この間隙を潤滑油の通路
24としてある。尚、25は前記オイルポンプ1
9の吐出口19bとクラツチハウジング2内とを
連通する逃がし孔25a内に設けられたリリーフ
バルブで、エンジンの高回転時に発生する余分な
潤滑油圧を逃がすようになつている。
部である前記フロントカバー15を第1カバー1
5aと第2カバー15bとに分割し、これら両者
間に空間を設けてある。尚、第1カバー15aと
第2カバー15bとは図示しない位置でボルトに
より固定され、第2カバー15bには前記延設部
分16が設けられている。ところで、前記空間は
ポンプ室17として用いられ、該ポンプ室17内
にポンプギヤ18が収納されることにより、一般
に知られるギヤポンプ(昭和51年;日刊工業新聞
社発行〓油圧技術便覧〓第233頁、図1−43又
は実開昭57−188985号公報参照)が構成され、該
ギヤポンプがオイルポンプ19として用いられ
る。また、この場合前記第1カバー15aおよび
第2カバー15bはポンプハウジングとして兼用
される。更に、前記クラツチカバー7から一体
に、クラツチシヤフト3の外周を囲繞して延設さ
れる筒状のクラツチカバースリーブ20が設けら
れ、前記ギヤポンプのインナーギヤは該クラツチ
カバースリーブ20の先端部に形成された駆動部
としてのスプライン21に嵌合されている。とこ
ろで、前記ポンプ室17の潤滑油導入口19aに
は、図中下方に位置する図外の潤滑油溜め部内に
潜入するサクシヨンパイプ22を接続し、該サク
シヨンパイプ22を介して潤滑油溜め部内の潤滑
油を前記ポンプ室17内に導入する一方、前記ポ
ンプ室17の潤滑油吐出口19bには第1カバー
15aに形成された連通孔23を介して前記クラ
ツチシヤフト3、前記クラツチカバースリーブ2
0間の間隙を連通させ、この間隙を潤滑油の通路
24としてある。尚、25は前記オイルポンプ1
9の吐出口19bとクラツチハウジング2内とを
連通する逃がし孔25a内に設けられたリリーフ
バルブで、エンジンの高回転時に発生する余分な
潤滑油圧を逃がすようになつている。
以上の構成により、オイルポンプ19はエンジ
ンの作動に伴つて回転するクラツチカバー7のク
ラツチカバースリーブ20によつて駆動され、サ
クシヨンパイプ22を介してポンプ室17内に導
入された潤滑油は加圧されてクラツチシヤフト
3、クラツチカバースリーブ20間の通路24に
導入される。すると該通路24の他端部はクラツ
チカバー7で覆われたクラツチ本体8内に開口し
ており、この開口から前記加圧された潤滑油を前
記クラツチ本体8内に噴出して潤滑する。ところ
で、本実施例にあつてはオイルポンプ19の吐出
口19bを通路24に連通する連通孔23は、ポ
ンプ室17が形成されるフロントカバー15に一
体に形成することができるため、余分な配管が不
必要となる。
ンの作動に伴つて回転するクラツチカバー7のク
ラツチカバースリーブ20によつて駆動され、サ
クシヨンパイプ22を介してポンプ室17内に導
入された潤滑油は加圧されてクラツチシヤフト
3、クラツチカバースリーブ20間の通路24に
導入される。すると該通路24の他端部はクラツ
チカバー7で覆われたクラツチ本体8内に開口し
ており、この開口から前記加圧された潤滑油を前
記クラツチ本体8内に噴出して潤滑する。ところ
で、本実施例にあつてはオイルポンプ19の吐出
口19bを通路24に連通する連通孔23は、ポ
ンプ室17が形成されるフロントカバー15に一
体に形成することができるため、余分な配管が不
必要となる。
第2図は本発明の第2実施例を示し、オイルポ
ンプ30をレリーズスリーブ11内に配置したも
のである。即ち、該レリーズスリーブ11はフロ
ントカバー15の延設部分16に摺動可能に嵌合
され、クラツチシヤフト3と同軸上に配置されて
いる。ここで、本実施例は前記レリーズスリーブ
11を第1スリーブ11aと第2スリーブ11b
とに2分割し、これら第1、第2スリーブ11
a,11b間にポンプ室31を形成してある。そ
して、該ポンプ室31内にポンプギヤ32を配置
することによつて前記オイルポンプ30が構成さ
れている。ところで、前記第1スリーブ11aと
第2スリーブ11bとの間にはクラツチシヤフト
3と平行で前記ポンプギヤ32の内径部に通ずる
環状の間隙δを設け、この間隙δにクラツチカバ
ーのクラツチカバースリーブ20aを挿入し、こ
のクラツチカバースリーブ20a先端に形成した
駆動部としてのスプライン21aを前記ポンプギ
ヤ32の内径部に係合し、前記第1実施例と同様
にクラツチカバー7の回転によつてオイルポンプ
30を駆動するようにしてある。尚、本実施例に
あつてはオイルポンプ30はクラツチの断・続時
にレリーズスリーブ1と共に移動するため、ポン
プ室31の潤滑油導入口30aに接続されるサク
シヨンパイプ22aは前記レリーズスリーブ11
に固定してこのレリーズスリーブ11と共に移動
できるようになつている。尚、前記レリーズスリ
ーブ11は従来から行なわれているようにウイズ
ドロウエルレバー10の先端部に形成された2股
部に係合されて回転が防止されるようになつてい
る。一方、前記ポンプ室30の吐出口30bはフ
ロントカバー15の延設部分16と第1スリーブ
11aとの間に形成した通路24aに連通路23
aを介して連通し、オイルポンプ30から吐出さ
れた潤滑油は前記通路24aを通つてクラツチシ
ヤフト3とクラツチカバースリーブ20aとの間
からクラツチ本体8に噴射されるようになつてい
る。
ンプ30をレリーズスリーブ11内に配置したも
のである。即ち、該レリーズスリーブ11はフロ
ントカバー15の延設部分16に摺動可能に嵌合
され、クラツチシヤフト3と同軸上に配置されて
いる。ここで、本実施例は前記レリーズスリーブ
11を第1スリーブ11aと第2スリーブ11b
とに2分割し、これら第1、第2スリーブ11
a,11b間にポンプ室31を形成してある。そ
して、該ポンプ室31内にポンプギヤ32を配置
することによつて前記オイルポンプ30が構成さ
れている。ところで、前記第1スリーブ11aと
第2スリーブ11bとの間にはクラツチシヤフト
3と平行で前記ポンプギヤ32の内径部に通ずる
環状の間隙δを設け、この間隙δにクラツチカバ
ーのクラツチカバースリーブ20aを挿入し、こ
のクラツチカバースリーブ20a先端に形成した
駆動部としてのスプライン21aを前記ポンプギ
ヤ32の内径部に係合し、前記第1実施例と同様
にクラツチカバー7の回転によつてオイルポンプ
30を駆動するようにしてある。尚、本実施例に
あつてはオイルポンプ30はクラツチの断・続時
にレリーズスリーブ1と共に移動するため、ポン
プ室31の潤滑油導入口30aに接続されるサク
シヨンパイプ22aは前記レリーズスリーブ11
に固定してこのレリーズスリーブ11と共に移動
できるようになつている。尚、前記レリーズスリ
ーブ11は従来から行なわれているようにウイズ
ドロウエルレバー10の先端部に形成された2股
部に係合されて回転が防止されるようになつてい
る。一方、前記ポンプ室30の吐出口30bはフ
ロントカバー15の延設部分16と第1スリーブ
11aとの間に形成した通路24aに連通路23
aを介して連通し、オイルポンプ30から吐出さ
れた潤滑油は前記通路24aを通つてクラツチシ
ヤフト3とクラツチカバースリーブ20aとの間
からクラツチ本体8に噴射されるようになつてい
る。
従つて、この第2実施例にあつても前記第1実
施例と同様にオイルポンプ30をクラツチシヤフ
ト3と同軸に配置することによつて、該オイルポ
ンプ30の吐出口30bをクラツチシヤフト3、
クラツチカバースリーブ20a間の通路24aに
連通するにあたつて、レリーズスリーブ11に一
体に形成される連通孔23aを介して連通される
ため、余分な配管が必要でなくなる。
施例と同様にオイルポンプ30をクラツチシヤフ
ト3と同軸に配置することによつて、該オイルポ
ンプ30の吐出口30bをクラツチシヤフト3、
クラツチカバースリーブ20a間の通路24aに
連通するにあたつて、レリーズスリーブ11に一
体に形成される連通孔23aを介して連通される
ため、余分な配管が必要でなくなる。
ところで、前述した第1、第2実施例に示した
オイルポンプ19,30は夫々ギヤ式のものを開
示したが、これに限ることなく他のタイプのもの
例えばベーンポンプ等であつてもよい。
オイルポンプ19,30は夫々ギヤ式のものを開
示したが、これに限ることなく他のタイプのもの
例えばベーンポンプ等であつてもよい。
以上説明したように本発明の湿式クラツチにあ
つては、オイルポンプをクラツチシヤフトと同軸
上に配置し、かつ、クラツチカバーに前記クラツ
チシヤフトの外周を覆つて前記オイルポンプ方向
に延設されるクラツチカバースリーブを形成し、
該クラツチカバースリーブに前記オイルポンプを
駆動する駆動部を設けると共に、前記クラツチシ
ヤフトと前記クラツチカバースリーブとの間に前
記オイルポンプから吐出された潤滑油をクラツチ
本体に噴出させるための通路を形成したので、該
通路と前記オイルポンプとを連通するにはポンプ
室を構成する部材に一体に形成した連通孔を介し
て連通することができ、従来の様に余分な配管を
必要とせず、部品点数の削減と共に組付作業の簡
略化を達成し、製品の大幅なコストダウンを図る
ことができる。更に、前述したようにオイルポン
プと通路とをポンプ室の構成部材に一体に形成し
た連通孔で連通することにより、該連通孔のため
のシール機能が不必要になるという各種優れた効
果を奏する。
つては、オイルポンプをクラツチシヤフトと同軸
上に配置し、かつ、クラツチカバーに前記クラツ
チシヤフトの外周を覆つて前記オイルポンプ方向
に延設されるクラツチカバースリーブを形成し、
該クラツチカバースリーブに前記オイルポンプを
駆動する駆動部を設けると共に、前記クラツチシ
ヤフトと前記クラツチカバースリーブとの間に前
記オイルポンプから吐出された潤滑油をクラツチ
本体に噴出させるための通路を形成したので、該
通路と前記オイルポンプとを連通するにはポンプ
室を構成する部材に一体に形成した連通孔を介し
て連通することができ、従来の様に余分な配管を
必要とせず、部品点数の削減と共に組付作業の簡
略化を達成し、製品の大幅なコストダウンを図る
ことができる。更に、前述したようにオイルポン
プと通路とをポンプ室の構成部材に一体に形成し
た連通孔で連通することにより、該連通孔のため
のシール機能が不必要になるという各種優れた効
果を奏する。
第1図は本発明の第1実施例を示す湿式クラツ
チの断面図、第2図は本発明の第2実施例を示す
湿式クラツチの断面図である。 1……湿式クラツチ、2……クラツチハウジン
グ、3……クラツチシヤフト、7……クラツチカ
バー、8……クラツチ本体、11……レリーズス
リーブ、15……フロントカバー(クラツチハウ
ジング)、19,30……オイルポンプ、20,
20a……クラツチカバースリーブ、21,21
a……スプライン(駆動部)、24,24a……
通路。
チの断面図、第2図は本発明の第2実施例を示す
湿式クラツチの断面図である。 1……湿式クラツチ、2……クラツチハウジン
グ、3……クラツチシヤフト、7……クラツチカ
バー、8……クラツチ本体、11……レリーズス
リーブ、15……フロントカバー(クラツチハウ
ジング)、19,30……オイルポンプ、20,
20a……クラツチカバースリーブ、21,21
a……スプライン(駆動部)、24,24a……
通路。
Claims (1)
- 1 オイルポンプをクラツチシヤフトと同軸上に
配置し、かつ、クラツチカバーに前記クラツチシ
ヤフトの外周を覆つて前記オイルポンプ方向に延
設されるクラツチカバースリーブを形成し、該ク
ラツチカバースリーブに前記オイルポンプを駆動
する駆動部を設けると共に、前記クラツチシヤフ
トと前記クラツチカバースリーブとの間に前記オ
イルポンプから吐出された潤滑油をクラツチ本体
に噴出させるための通路を形成したことを特徴と
する湿式クラツチ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP460083A JPS59131035A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 湿式クラツチ |
DE19843400732 DE3400732A1 (de) | 1983-01-14 | 1984-01-11 | Nasskupplung |
GB08401082A GB2133484A (en) | 1983-01-14 | 1984-01-14 | Wet clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP460083A JPS59131035A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 湿式クラツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59131035A JPS59131035A (ja) | 1984-07-27 |
JPH0213174B2 true JPH0213174B2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=11588532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP460083A Granted JPS59131035A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 湿式クラツチ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59131035A (ja) |
DE (1) | DE3400732A1 (ja) |
GB (1) | GB2133484A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2523996Y2 (ja) * | 1990-01-31 | 1997-01-29 | スズキ株式会社 | 湿式摩擦クラッチ |
JP3814126B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2006-08-23 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機の入力クラッチ潤滑制御装置 |
EP1548313B2 (de) † | 2003-12-23 | 2016-09-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Drehmomentübertragungseinrichtung |
DE102005063529B4 (de) * | 2004-06-21 | 2020-01-16 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Nasslaufende Doppelkupplung in Lamellenbauweise |
DE102015211528B3 (de) | 2015-06-23 | 2016-07-07 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kupplungseinrichtung mit axial wirkender Fluidfördereinrichtung |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3314513A (en) * | 1965-07-19 | 1967-04-18 | Borg Warner | Self-contained wet clutch system |
US3334717A (en) * | 1965-11-01 | 1967-08-08 | Borg Warner | Self-contained wet clutch system |
US3749217A (en) * | 1971-12-15 | 1973-07-31 | Lipe Rollway Corp | Fluid clutch with self-contained pump |
US4142619A (en) * | 1976-09-13 | 1979-03-06 | Borg-Warner Corporation | Dump valve for wet clutch |
DE3171159D1 (en) * | 1980-02-19 | 1985-08-08 | Laycock Eng Ltd | Friction clutches |
-
1983
- 1983-01-14 JP JP460083A patent/JPS59131035A/ja active Granted
-
1984
- 1984-01-11 DE DE19843400732 patent/DE3400732A1/de not_active Ceased
- 1984-01-14 GB GB08401082A patent/GB2133484A/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2133484A (en) | 1984-07-25 |
DE3400732A1 (de) | 1984-07-19 |
GB8401082D0 (en) | 1984-02-15 |
JPS59131035A (ja) | 1984-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5299986A (en) | Differential lock device | |
US4371066A (en) | Wet multiple disc clutch device for a vehicle transmission | |
US4406355A (en) | Transmission with hydraulic coupling member and locking clutch | |
US5417315A (en) | Lubricating fluid regulator in torque convertor hydraulic clutch | |
CA1246472A (en) | Fan clutch | |
US4974715A (en) | Oil passages of torque converter | |
US7017340B2 (en) | Hydrokinetic torque converter for an automatic vehicle transmission | |
JPH0213174B2 (ja) | ||
JP2000088078A (ja) | 段付けシ―ル部及び軸受筒を備えた装置 | |
JPS5923154A (ja) | 継手 | |
JPS6084451A (ja) | 自動変速機の油路構造 | |
KR100205727B1 (ko) | 록크업 클러치장착 토오크 컨버터 | |
CN100406778C (zh) | 液力偶合器 | |
US4671062A (en) | Torque converter having valve means for detecting speed ratio of torque converter | |
JP2936860B2 (ja) | 回転クラッチの遠心油圧キャンセル機構 | |
US4642985A (en) | Oil pump system in power train | |
JP3658240B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
JPH0561497B2 (ja) | ||
US6408718B1 (en) | Stamped pump cover | |
JPH05321945A (ja) | クラッチ装置 | |
JP2574940B2 (ja) | トルクコンバーター駆動型油圧ポンプ装置 | |
JP3699858B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
CN212839327U (zh) | 一种分动器 | |
JP2005220975A (ja) | 動力伝達装置 | |
JP3542238B2 (ja) | タンデム式デフの潤滑装置 |