JPH02131084A - テレビカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体撮像素子を用いたテレビカメラ、特に高
温となる環境において使用される監視用テレビカメラに
関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のテレビカメラは、屋外や高温となる場所
での監視に使用される場合、テレビカメラに自動絞りレ
ンズを組み合わせて使用している。温度が比較的低い場
合には、固体撮像素子の暗電流も小さいので、テレビカ
メラの出力信号のノイズは少ない。これに対して、周囲
の温度が高い場合には、固体撮像素子の暗電流が増加し
、テレビカメラの出力信号のノイズは増加する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のテレビカメラは、周囲温度の上昇による
固体撮像素子の暗電流が増加することに対して、それを
低減させる手段を持たないため、テレビカメラの出力信
号のノイズが高温になる程目立ち、時には映像不鮮明に
なる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば、「固体撮像素子と、自動絞り機構を有
するレンズ機構と、前記固体撮像素子の周囲温度を検出
する感熱センサと、前記感熱センサの出力電圧に応じて
利得の変化する可変利得増幅器とを有し、前記可変利得
増幅器の出力に応じて前記レンズ機構の自動絞り機構を
制御することを特徴とするテレビカメラＪが得られる。

〔実施例〕

次に、本発明の一実施例を示した図面を参照して、本発
明をより詳細に説明する。

第１図を参照すると、本発明の一実施例は、レンズ機構
１と、レンズ機構１からの光を受ける固体撮像素子２と
、固体撮像素子２の近傍に取り付けられた感熱センサ３
と、固体撮像素子２からの出力信号を増幅する可変利得
増幅器４と、可変利得増幅器４からの出力信号に対して
必要な信号処理を施す映像信号処理回路５とを有してい
る。

レンズ機構１は、可変利得増幅器４からの出力信号を受
けてそのレベルが一定になるように絞りを調整する自動
絞り機構を有している。

固体撮像素子２の近傍に取り付けられた感熱センサ３の
出力信号は、可変利得増幅器４に供給されている。可変
利得増幅器４の利得は、感熱センサ３の出力電圧に応じ
て変化し、第２図に示すように、低温時には利得が高く
なる方向に、また高温時には低くなる方向に制御される
。すなわち、可変利得増幅器４の利得は、固体撮像素子
２の温度上昇に反比例して変化する。

可変利得増幅器４の出力信号は、映像信号処理回路５に
送られて映像信号として出力されるとともに、レンズ機
構１に送られてレンズの絞りを調整する信号として使用
される。

監視用カメラとして使用される場合、高温となるのは、
はとんどの場合気温の上昇に起因しており、そのときに
は被写体となる部分の明るさも十分得られていることが
多い。そこで、このテレビカメラでは、高温時の固体撮
像素子２の温度上昇を感熱センサ３によって検出し、固
体撮像素子２に接続された可変利得増幅器４の利得を低
下させ、利得の低下分をレンズ機構１の絞りを開くこと
によって補正し、温度変化に対して一定の出力信号が得
られるように制御している。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、固体撮像素子か
らの出力信号を、固体撮像素子の温度上昇に応じて低下
させ、出力信号の低下する分だけ自動絞りレンズの絞り
を開くことにより補正して、固体撮像素子の暗電流増加
により出力信号のノイズが増加することおよび映像が不
鮮明になることを防止する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本実
施例における可変利得増幅器の利得と固体撮像素子の温
度変化との関係を示す図である。 １・・・レンズ機構、２・・・固体撮像素子、３・・・
感熱センサ、４・・・可変利得増幅器、５・・・映像信
号処理回路。 代理人　弁理士　　内　原　　晋 −グ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固体撮像素子と、自動絞り機構を有するレンズ機構と、
   前記固体撮像素子の周囲温度を検出する感熱センサと、
   前記感熱センサの出力電圧に応じて利得の変化する可変
   利得増幅器とを有し、前記可変利得増幅器の出力に応じ
   て前記レンズ機構の自動絞り機構を制御することを特徴
   とするテレビカメラ。