JPH05103269A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JPH05103269A
JPH05103269A JP3259420A JP25942091A JPH05103269A JP H05103269 A JPH05103269 A JP H05103269A JP 3259420 A JP3259420 A JP 3259420A JP 25942091 A JP25942091 A JP 25942091A JP H05103269 A JPH05103269 A JP H05103269A
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JP
Japan
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iris
level
control
error signal
reference voltage
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Application number
JP3259420A
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English (en)
Inventor
Makoto Usami
真 宇佐美
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アイリス制御とCCD露光制御とを組合せ、C
CD露光制御に伴うフリッカ等を最小限に抑圧しなが
ら、ビデオカメラの自動露光調整範囲を大幅に拡大す
る。 【構成】輝度レベル検出回路8は輝度信号Yのレベルを
検出し、これを比較回路9、12に出力する。比較回路
9は輝度レベルYの基準電圧E1に対する誤差信号をア
イリス制御回路10に出力する。アイリス制御回路10
は誤差信号が零となるようにアイリス3を制御する。比
較回路12は輝度信号Yの基準電圧E2(>E1)に対
する誤差信号をシャッター速度制御回路13に出力す
る。シャッター速度制御回路13は誤差信号が零となる
ようにシャッタ速度を制御する。アイリス制御からシャ
ッタ速度制御への切り換えは、入射光量がアイリス制御
範囲を超えた場合に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CCDビデオカメ
ラ、特に自動露光調整機能を備えたCCDビデオカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDビデオカメラの自動露光調整に
は、一般に自動アイリスが用いられている。これは、出
力される輝度信号が一定になるように、サーボ機構によ
り光学系のアイリスを自動制御する周知の技術である。
自動アイリスのサーボ制御範囲は解放絞りから既定の最
小絞りまでに制限される。最小絞りの制限はアイリスを
絞り切ってしまうとサーボ系が開ループとなり、ハンチ
ング等の不安定なアイリス制御を避けるためである。
【0003】また、最近のCCDビデオカメラには可変
速の電子シャッターが備えられている。これは、入射光
によってCCDで生成される光電荷の蓄積時間を、フィ
ールド期間(NTSC方式では1/60秒)を上限とし水平
走査期間(同、63.5μs)を単位として制御する周知の技
術である。実効的な電荷蓄積量は電子シャッター速度に
対応して変化するので、電子シャッター速度を制御する
ことによりCCDビデオカメラの自動露光調整が可能で
ある(以下、これをCCD露光制御という)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビデオ
カメラにおいては、自動アイリス制御の場合、屋外など
で入射光量が大きいと最小絞りの制限のため自動アイリ
スの制御範囲を超えることがあった。
【0005】また、CCD露光制御の場合、次のような
不具合が発生する。 (1)被写体の状態と無関係に電子シャッター速度が変
化するため、動体撮影の場合、被写体の見えかたが変わ
ってしまう。 (2)光源と無関係に電子シャッター速度が変化するた
め、光源とシャッター速度の組合せによっては顕著なフ
リッカの発生する場合がある。 (3)固体撮像素子特有の偽信号としてスミアがある
が、このスミアは入射光量を絞り過ぎたとき、特に目立
つ場合がある。
【0006】そこで、この発明は、自動アイリス制御と
自動CCD露光制御との制御範囲を異ならせることによ
り、自動露光範囲を大幅に拡大したビデオカメラを提案
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明の請求項1は、固体撮像素子への露光量を
制御する自動アイリス制御手段と、上記固体撮像素子の
電荷蓄積時間を制御することにより露光量を制御するC
CD露光制御手段とを備えたビデオカメラにおいて、上
記固体撮像素子の出力信号のレベルを検出するレベル検
出手段と、このレベル検出手段の出力信号のレベルを第
1の基準電圧と比較して第1の誤差信号を生成する第1
の比較手段と、上記レベル検出手段の出力信号のレベル
を上記第1の基準電圧より高い第2の基準電圧と比較し
て第2の誤差信号を生成する第2の比較手段とを有し、
上記第1の誤差信号に基づいて上記自動アイリス制御手
段を制御すると共に、上記第2の誤差信号に基づいて上
記CCD露光制御手段を制御するようにしたことを特徴
とするものである。
【0008】この発明の請求項2は、上記構成に加えて
上記固体撮像素子の出力信号のレベルを増幅する自動利
得制御手段と、上記レベル検出手段の出力信号のレベル
を上記第1の基準電圧より低い第3の基準電圧と比較し
て第3の誤差信号を生成する第3の比較手段とを有し、
上記第1の誤差信号に基づいて上記自動アイリス制御手
段を制御し、上記第2の誤差信号に基づいて上記CCD
露光制御手段を制御すると共に、上記第3の誤差信号に
基づいて上記自動利得制御手段を制御するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明の一実施例を示す図1において、輝度
レベル検出回路8は信号処理回路7から入力する輝度信
号Yの信号レベルを検出し、これを比較回路9、12に
出力する。所望の輝度信号レベルに等しい第1の基準電
圧E1が与えられている比較回路9は、輝度レベルYを
基準電圧E1と比較して誤差信号とし、これをアイリス
制御回路10に出力する。アイリス制御回路10は誤差
信号に基づいてアイリスモータ11を介してアイリス3
を駆動し、入射光量を誤差信号が零となるように制御す
る。
【0010】また、比較回路12には第1の基準電圧E
1よりも大きい第2の基準電圧E2(>E1)が与えら
れ、その誤差信号によってシャッター速度制御回路13
が動作する。シャッター速度制御回路13は誤差信号に
基づいて、CCD撮像素子4の電荷蓄積時間を誤差信号
が零となるまで制御する。
【0011】アイリス制御系とシャッター速度制御系と
は、何れか一方のみが動作して安定領域に入る場合や、
両制御系が同時に動作して安定領域に入る場合などがあ
り、一概にはその露光調整動作を特定できないが、最も
ポピュラーであると思われる制御動作を代表して説明す
る。
【0012】例えば図2に示すように、入射光量がA〜
Bの範囲内にあるときには、アイリス制御系によって安
定領域に入り、入射光量レベルに応じた絞りとなってい
る。入射光量がA〜Bの範囲でそのときの出力輝度信号
が規定の105%以下に制御されている状態では、シャ
ッター速度制御系にとっては非制御領域(開放領域)に
当たるからである。このときシャッター制御系では非制
御状態にあるのでCCD撮像素子4の電荷蓄積時間は最
大の蓄積期間、つまりフィールド期間となるように制御
されている。
【0013】アイリス制御系が動作中にも拘らず、その
入射光量が増え続け、Bレベル以上特にC〜Dのレベル
となったときには、今度はシャッター速度制御系がその
安定領域に入るような制御が行なわれる。そして、その
入射レベルに応じた電荷蓄積時間(最大の電荷蓄積時間
よりも短かな時間)に制御されて出力輝度信号のレベル
が105%程度に保持される。このとき、入射光量Bで
アイリスは最小絞りまで制御されてるから、入射光量が
Bレベル以上でもこの最小絞り状態を維持することにな
る。
【0014】この発明の他の実施例を示す図3において
は、上述の自動アイリス制御と自動CCD露光制御に加
えて、AGC回路6による輝度信号の自動利得制御が行
われる。
【0015】比較回路14は、輝度レベル検出回路8か
ら入力する輝度信号レベルを、基準電圧E1よりも小さ
い第3の基準電圧E3(<E1)と比較して誤差信号と
し、これをAGC回路6に出力する。図4のF〜Gのよ
うに入射光量が小さく自動アイリス制御範囲に達しない
ときには(アイリス制御系が非制御領域にあるときに
は)、AGC回路6が動作して出力輝度信号Yを所定値
(図4では95%の状態)に抑えるように輝度調整が行
なわれる。
【0016】このとき、アイリス制御系およびシャッタ
ーー制御系は何れも非制御領域であるため、アイリス3
は解放絞りに、電子シャッター速度はオフ(最大の電荷
蓄積期間:フィールド期間に相当)に制御される。
【0017】
【実施例】続いて、この発明に係るビデオカメラの実施
例について図面を参照して詳しく説明する。
【0018】図1は、この発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。入射光1はレンズ2、アイリス3を介して
CCD撮像素子4に入射して光電変換され、電荷として
蓄積される。蓄積された電荷はCCD撮像素子4から読
みだされ、映像信号としてAGC回路5に供給される。
AGC回路5は映像信号を所定の信号レベルに自動利得
制御して信号処理回路7に出力する。信号処理回路7は
AGC回路5から入力する映像信号にプロセス処理とマ
トリクス処理を施して輝度信号Yを出力する。
【0019】輝度レベル検出回路8は、信号処理回路7
から入力する輝度信号Yの信号レベルを検出し、これを
比較回路9、12に出力する。
【0020】比較回路9には所定の輝度信号に等しい第
1の基準電圧E1が与えられているので、比較回路9は
輝度レベルYの基準電圧E1に対する誤差信号をアイリ
ス制御回路10に出力する。アイリス制御回路10は誤
差信号に基づいてアイリスモータ11を駆動し、これと
連動するアイリス3を介して入射する光量を誤差信号が
零となるように制御する。
【0021】また、比較回路12には第1の基準電圧E
1よりも大きい第2の基準電圧E2(例えば、E2=1.
05×E1)が与えられ、その比較出力がシャッター速度
制御回路13に供給され、誤差信号が零となるような閉
ループ制御が行なわれる。
【0022】次にこのように構成された利得制御系の動
作を説明するが、上述したようにアイリス制御系とシャ
ッター速度制御系とがそれぞれ設けられ、両者が同一の
出力輝度信号に基づいて動作するように構成されている
ときは、アイリス制御系とシャッター速度制御系とは、
何れか一方のみが動作して安定領域に入る場合や、両制
御系が同時に動作して安定領域に入る場合などがあり、
一概にはその露光調整(輝度調整)動作を特定できな
い。以下では、最もポピュラーであると思われる制御動
作を代表して説明する。
【0023】図2は上述した自動露光調整の様子を示す
説明図である。同図において、入射光量Aはビデオカメ
ラの最低照度、入射光量Bは自動アイリス制御の上限照
度、入射光量CはCCD露光制御の開始照度、入射光量
DはCCD露光制御の上限照度である。
【0024】同図に示すように、入射光量が0〜Aの範
囲にあって、しかも出力輝度信号Yが規定の105%以
下であるとしたときにはアイリス制御系にとっては非制
御領域(動作開放領域)となる。同様に、シャッター速
度制御系にとっては入射光量が0〜Cの範囲内でしかも
そのときの出力輝度信号Yのレベルが105%以内であ
るときには、この範囲は非制御領域となる。
【0025】そこで、今図2に示すように入射光量がア
イリス制御系の安定領域内(A〜Bのレベル範囲)にあ
り、このときの出力輝度信号Yのレベルが規定の105
%以内に収まっていると仮定したときには、出力輝度信
号Yはアイリス制御系のみによって安定領域(自動利得
制御領域)に入り、アイリス3は入射光量レベルに応じ
た絞りに制御されて利得は一定になっている。
【0026】入射光量がA〜Bの範囲でそのときの出力
輝度信号が規定の105%以下に制御されている状態で
は、上述したようにシャッター速度制御系にとっては非
制御領域(開放領域)に当たるから、CCD撮像素子4
の電荷蓄積時間は最大の蓄積期間、つまりフィールド期
間(1/60秒)となるように制御されている。
【0027】アイリス制御系が動作中にも拘らず、その
入射光量が増え続け、Bレベル以上特にC〜Dのレベル
となったときには、今度はシャッター速度制御系がその
安定領域に入るような制御が行なわれる。そして、その
入射レベルに応じた電荷蓄積時間(最大の電荷蓄積時間
よりも短かな時間)に制御されて出力輝度信号のレベル
が基準レベルE2(図では105%程度)に保持され
る。
【0028】このとき、入射光量はBレベルを越えてい
るので、アイリス3は最小絞りまで制御された状態にあ
り、しかも入射光量はBレベル以上であるのでアイリス
制御系は制御領域に入っている。そのため、アイリス3
は最小絞り状態を維持することになる。
【0029】入射光量が0〜Aまで、B〜Cまで、およ
びD以上のレベルであるときには、何れも非制御領域と
なり、入射光量に応じた出力輝度信号Yのレベルとして
出力される。
【0030】なお、入射光量がA〜Bの範囲内にあるに
も拘らずそのときの出力輝度信号Yが基準レベルE2を
瞬時に越えてしまっているようなときには、アイリス制
御系と同時にシャッター速度制御系が働くか、若しくは
アイリス制御系に先駆けてシャッター速度制御系が働い
て、出力輝度信号Yのレベルが基準レベルE2になるよ
うに制御され、次にアイリス制御系によってその出力レ
ベルが基準レベルE1となるように制御されるような制
御動作になる。結果的には、アイリス制御系の安定領域
内に収まる。シャッター速度制御系よりもアイリス制御
系の方がその応答速度が速いようなときにはアイリス制
御系が先に動作する。
【0031】したがって、上述した動作を最も標準な制
御状態を基準にして整理すると、図2からも明らかなよ
うに入射光量範囲A〜Bは、自動アイリス3の制御範囲
であり、この範囲内で輝度信号Yはアイリス制御回路1
0の制御により、基準電圧E1で定まる一定の信号レベ
ル(100%)にアイリス制御される。この範囲内で
は、シャッタ速度は一定(1/60秒)である。
【0032】入射光量範囲B〜Cは、アイリス制御の範
囲を超え、輝度信号Yが基準電圧E2で定まる信号レベ
ル(105%)に達し、シャッター速度制御回路13に
よるCCD露光制御が開始されるまでの過渡範囲であ
る。この範囲内では、アイリス3は最小絞りまで絞り込
まれる。
【0033】入射光量範囲C〜Dは、CCD露光制御の
範囲であり、この範囲内で輝度信号Yはシャッター速度
制御回路13により基準電圧E2で定まる一定の信号レ
ベル(105%)になるようにCCD撮像素子4の電荷
蓄積時間が自動制御される。この範囲内では、アイリス
3は最小絞りまで絞り込まれる。
【0034】この実施例における自動露光調整範囲A〜
Dは、従来の調整範囲(図2ではA〜Bの範囲)と比較
して大幅に拡大されている。
【0035】図3は、この発明の他の実施例を示すブロ
ック図であり、上述の実施例にAGC回路6の自動利得
制御を加え、輝度信号レベルYを所定レベルに自動補償
し、実質的な自動露光調整範囲を更に拡大したものであ
る。なお、図1に示した実施例と共通の部分には同一の
参照番号を付して、その重複説明を省略する。
【0036】入射光1はレンズ2、アイリス3を介して
CCD撮像素子4に入射して光電変換され、電荷として
蓄積される。蓄積された電荷はCCD撮像素子4から読
みだされ、映像信号としてAGC回路6に供給される。
AGC回路6は映像信号を所定の信号レベルに自動利得
制御して信号処理回路7に出力する。信号処理回路7は
AGC回路6から入力する映像信号にプロセス処理とマ
トリクス処理を施して輝度信号Yを出力する。
【0037】輝度レベル検出回路8は、信号処理回路7
から入力する輝度信号Yの信号レベルを検出し、これを
比較回路9、12、14に出力する。
【0038】比較回路9には前述の実施例と同様に基準
電圧E1が与えられており、比較回路9、アイリス制御
回路10、アイリスモータ11およびアイリス3による
自動アイリス制御は前述の実施例と同様に行われる。ま
た、比較回路12には前述の実施例と同様に第1の基準
電圧E1よりも大きい第2の基準電圧E2(例えば、E
2=1.05×E1)が与えられており、比較回路12、シ
ャッター速度制御回路13およびCCD撮像素子4によ
る自動CCD露光制御は前述の実施例と同様に行われ
る。
【0039】一方、比較回路14には第1の基準電圧E
1よりも小さい第3の基準電圧E3(例えば、E3=0.
95×E1)が与えられているので、自動アイリスの制御
範囲に達しない低照度において、輝度レベルYが基準電
圧E3よりも小(Y<E3)の場合、比較回路14から
の比較出力がAGC回路6に供給される。その結果、こ
のような低照度下では、AGC回路6によってCCD撮
像素子4から読み出された映像信号を自動利得制御し、
輝度信号Yが基準電圧E3に等しくなるように増幅す
る。
【0040】AGC回路6による利得補償範囲内では、
アイリス制御回路10によりアイリス3は解放絞りに制
御され、シャッター速度制御回路13によりCCD撮像
素子4の電荷蓄積時間はオフ(1/60秒)に制御されるこ
とは明らかである。
【0041】図4は、上述の利得補償を含む自動露光調
整の様子を示す説明図であり、図2と共通の参照符号を
用いて重複説明を省略する。
【0042】入射光量GはAGC回路6による自動利得
補償の開始照度、入射光量FはAGC回路6による自動
利得補償の下限照度である。入射光量範囲F〜Gは、A
GC回路6による自動利得補償範囲であり、この範囲内
で輝度信号YはAGC回路6の利得制御により、基準電
圧E3で定まる一定の信号レベル(図中、95%と表
す)に利得補償される。この範囲内では、アイリス3は
解放絞り、シャッター速度はオフ(1/60秒)とされる。
この場合、輝度信号レベルの利得補償範囲F〜Gにおけ
る映像信号は低S/N比であるため、ビデオカメラの最
低照度Aに満たない低照度領域に限定して自動利得補償
が行われる。
【0043】この実施例における実質的な自動露光調整
範囲F〜Dは、従来の調整範囲A〜Bと比較して更に大
幅に拡大されている。
【0044】なお、電子シャッターを用いた自動露光調
整範囲の拡大に限定して上述したが、例えば、動体映像
のぶれ防止等のための電子シャッターの積極的な利用
は、従来同様に可能とされることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】上述のように、この発明は、アイリス制
御系とシャッター速度制御系の双方を異なる入射光量の
範囲で動作させるようにしたので、標準制御状態では自
動アイリスの露光調整範囲を越える高照度領域では電子
シャッター速度を可変してCCD露光調整を行い、ま
た、自動アイリスの露光調整範囲に満たない低照度領域
では、自動利得制御により輝度信号のレベル補償を行う
ことができる。
【0046】そのため、従来のCCD露光制御に伴う不
具合、例えば動体映像の見えかたの変化、顕著なフリッ
カやスミアの発生を抑圧しながら、自動露光調整範囲を
格段に拡大できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】同実施例の動作を示す説明図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】同実施例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入射光 3 自動アイリス 4 CCD撮像素子 5、6 AGC回路 7 信号処理回路 8 輝度レベル検出回路 9、12、14 比較回路 10 アイリス制御回路 11 アイリスモータ 13 シャッター速度制御回路 E1 第1の基準電圧 E2 第2の基準電圧(>E1) E3 第3の基準電圧(<E1) Y 輝度信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子への露光量を制御する自動
    アイリス制御手段と、上記固体撮像素子の電荷蓄積時間
    を制御することにより露光量を制御するCCD露光制御
    手段とを備えたビデオカメラにおいて、 上記固体撮像素子の出力信号のレベルを検出するレベル
    検出手段と、 このレベル検出手段の出力信号のレベルを第1の基準電
    圧と比較して第1の誤差信号を生成する第1の比較手段
    と、 上記レベル検出手段の出力信号のレベルを上記第1の基
    準電圧より高い第2の基準電圧と比較して第2の誤差信
    号を生成する第2の比較手段とを有し、 上記第1の誤差信号に基づいて上記自動アイリス制御手
    段を制御すると共に、上記第2の誤差信号に基づいて上
    記CCD露光制御手段を制御するようにしたことを特徴
    とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオカメラにおい
    て、 上記固体撮像素子の出力信号のレベルを増幅する自動利
    得制御手段と、 上記レベル検出手段の出力信号のレベルを上記第1の基
    準電圧より低い第3の基準電圧と比較して第3の誤差信
    号を生成する第3の比較手段とを有し、 上記第1の誤差信号に基づいて上記自動アイリス制御手
    段を制御し、上記第2の誤差信号に基づいて上記CCD
    露光制御手段を制御すると共に、上記第3の誤差信号に
    基づいて上記自動利得制御手段を制御するようにしたこ
    とを特徴とするビデオカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000053923A (ko) * 2000-05-09 2000-09-05 이영수 다분할 촬영이 가능한 ccd 비디오카메라의 자동 광노출조절장치
KR100809233B1 (ko) * 2006-06-12 2008-03-05 삼성전기주식회사 이미지 센서의 자동 노출 제어 장치 및 방법

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