JPH02130791A - 磁気バブルメモリの不良アドレス診断方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子交換機における磁気バブルメモリのアド
レスデータ診断方式に係り、特にバブルメモリ上のアド
レスデータの不良が発生した場合のローカライズに好適
な磁気バブルメモリのアドレスデータ診断方式に関する
。

Ｃ従来の技術〕 従来、磁気バブルメモリのアドレスマツチの確認方法は
、中央処理装置からの指定アドレス情報と磁気バブルメ
モリの回転磁界より読み出されるアドレスデータとをア
ドレスマツチャー回路により比較し、一定時間内にアド
レスマツチ情報が返送されない場合、磁気バブルメモリ
内のアドレスデータ不良と判断する制御となっているが
、不良アドレスを検出する手段がなく、実際に磁気バブ
ルメモリ内のアドレスデータが破壊されたような場合に
、その修復に多大の工数を要する。そのため、特開昭６
０−１３３９０号公報に述べられているような不良アド
レス検出方式がとられているが、電源ノイズ等により、
大量に破壊されているような場合は、必ずしも正常なア
ドレスマツチ情報が得られるとは限らないため、上記方
法では、障害個所のローカライズができない場合がある
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、アドレスデータの大量破壊等により、
アドレスマツチ情報が得られないような場合について配
慮されておらず、障害のローカライズが不可能となって
しまう問題があった。

本発明の目的は、アドレスマツチ情報が得られないよう
な場合を考慮し、無条件にアドレスデータをバブルメモ
リより読み取り、指定アドレスの正解アドレスデータと
比較を行なうという磁気バブルメモリのアドレスデータ
診断方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、磁気バブルメモリのアドレスデータを読み
取る場合に、保守運用状態を設定（ＣＭＳ）することに
より、無条件にアドレスデータの読み出しを行ない、ソ
フトウェアで準備された、正解アドレスデータと比較す
ることにより、達成される。

〔作用〕

磁気バブルメモリのアドレスデータの無条件読み取り動
作は、磁気バブルメモリコントローラを保守状態設定オ
ーダーで、ハード上のアドレスチエツク機能を停止させ
ることにより、可能となる。

それによって、磁気バブルメモリ上のアドレスデータを
読み出し、正解アドレスデータと比較することで、大量
破壊のような場合でも、アドレスデータのチエツクがで
きる。また保守者のコマンド操作により実施し、その結
果をタイプアウトメツセージにより、保守者が知ること
ができるため、容易に障害トレースを行なうことができ
る。

また、ハードウェアの追加も必要なく、ソフトウェアの
変更のみで対応できる。

〔実施例〕

以下７本発明の一実施例を第１図、第２図、第３図によ
り説明する。

第１図は１本発明における、ハードのブロック図である
。第２図は、本発明を実現するための診断処理プログラ
ムの流れ図である。

磁気バブルメモリーのアドレスデータが破壊されると、
第１図のＢＭＣ（バブルメモリ制御装置）のＡＤＣＫ　
（アドレスチエツク回路）により不良が検出される。こ
の時障害メツセージにより保守者は、磁気バブルメモリ
上にアドレスデータ不良が発生したことを知ることがで
きる。それにより。

保守者が診断コマンドを投入すると、第２図に示す診断
処理プログラムが起動される。

診断処理プログラムは、初期指定アドレスを設定し、コ
ントロールオーダーＣＭＳ　（保守状態設定）、Ｃ３Ｌ
　（サーチロケイション）、ＲＬＮ（アドレスデータ読
み取り）を順次送出する。０ＭＳオーダーは、ＣＰＵ　
（中央処理装置）より送出され、第１図に示される制御
線１，２を経由し、ＢＭＣに送られる。ＢＭＣはＣＭＳ
オーダを受信すると、ＡＤＣＫを停止する。その後、Ｃ
ＰＵより制御Ａｌｌ、２，３を経由してＣＳＬオーダー
を送出する。ＢＭＵ　（磁気バブルメモリユニット）は
Ｃ３Ｌオーダを受信すると、ＬＯＯＰＡ　（メジャール
ープ）、ＬＯＯＰＢ　（マイナーループ）を起動し、指
定アドレスのデータをＤＥＴ　（検出器）に取り出す。

その後、ＣＰＵより制御線１，２゜３を経由してＲＬＮ
オーダを受信するとデータ線４．５．６を経由して、ア
ドレスデータをＣＰＵに送る。以上により、アドレスデ
ータをＢＭＵより読み出すことができる。診断プログラ
ムでは。

読み出したアドレスデータと第３図にに示されるＣＤＡ
ＴＡ　（正解データ）上のアドレスデータと比較し、一
致しない場合は、不良と判断し、不良内容（アクセスア
ドレス、読み出したアドレスデータ、正解アドレスデー
タ等）をタイプアウトし、保守者に知らせる。その後、
指定アドレスを更新し、上記処理を、全指定アドレスに
対して、繰り返し実行する。

以上のように、本実施例によれば、診断実行時ＣＭＳ　
（保守状態設定）オーダでアドレスチエツク機能を停止
させ、無条件にアドレスデータを読み出すことにより、
アドレスデータが大量に破壊された場合でも障害のロー
カライズができ、短時間で障害の修復ができるという効
果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁気バブルメモリのアドレスデータが
大量に破壊された場合でも、無条件にアドレスデータを
読み取り、ソフト上の正解アドレスデータ比較し、容易
に不良アドレスを検出できるという効果と、また、試験
器等の治具を使用する必要もなく、保守上も非常に簡略
化できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すハードウェア構成図
、第２図は、本発明における診断処理プログラムの流れ
図、第３図は、診断プログラムで使用する正解アドレス
データの構成図である。 １〜３・・・制御線、４〜６・・・データ線、ＣＰＵ・
・・中央処理装置、ＤＣＨ・・・データチャネル、ＢＭ
Ｃ・・・磁気バブルメモリ制御装置、ＡＤＣＫ・・・ア
ドレスデータチエツク回路、ＢＭＵ・・・磁気バブルメ
モリユニット、ＤＥＴ・・・検出器、ＬＯＯＰＡ・・・
メジャーループ、Ｌ○○ＰＢ・・・マイナループ。 躬

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁気バブルメモリを補助記憶装置として使用してい
   る、蓄積プログラム方式の電子交換システムにおいて、
   診断処理プログラムに、バブルメモリのアドレスデータ
   読み取り機能と正常アドレスパターンとの比較機能を備
   えることにより、アドレスデータ不良が発生した場合、
   容易にローカライズを可能とすることを特徴とする磁気
   バブルメモリの不良アドレス診断方式。