JPH02129632A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

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JPH02129632A
JPH02129632A JP28303688A JP28303688A JPH02129632A JP H02129632 A JPH02129632 A JP H02129632A JP 28303688 A JP28303688 A JP 28303688A JP 28303688 A JP28303688 A JP 28303688A JP H02129632 A JPH02129632 A JP H02129632A
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JP28303688A
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Megumi Sakagami
恵 坂上
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーフィルム、カラーペーパーなどのハロゲ
ン化銀カラー感光材料をスリット状の処理路内で処理す
る、いわゆるスリット現像処理方法に関するものである
〔従来の技術〕
一般にハロゲン化銀感光材料は、現像液、漂白液、定着
液、安定液などの処理液を収容した直方体状の処理槽を
次々に通して現像処理されている。
この際、ムラなく均一な仕上がり性能を得るために、多
量の処理液に感光材料を浸漬して処理しているが、大量
の処理液を処理槽に貯蔵しておくと、処理されるハロゲ
ン化銀感光材料の量が少ない場合には、空気酸化や炭酸
ガス吸収などにより処理液中の成分が劣化したり、処理
液のpHが変動したりして処理後の感光材料の性能が変
動する原因になっていた。また、簡易化を達成するため
に、補充tL蛍を減じると、処理液の滞留時間が延長さ
れるので、これらの問題が顕著であった。該諸問題点を
解決する有効な手段として、処理液が空気と接触するの
を極力減らして必要最小量の液量で処理する、スリット
状の処理槽で処理するスリット現像方法が知られている
。しかし、特に水洗浴、安定浴において補充液を低減す
ると、残留するFeイオンにより画像保存性が低下し、
特にイエロースティンが問題となる。この理由として、
イエロースティンの原因となるマゼンタカプラーの分解
反応が、前浴からもち込まれる鉄イオンによって加速さ
れることが考えられる。
鉄イオンの拡散は速いため、乾燥工程終了時の膜中に残
存している鉄イオン濃度は、乾燥工程に入る直前の槽の
鉄イオン濃度で決定される。例えば特開昭58−148
34号公報等に記載された多段カスケード方式による水
洗を行えば、イエロースティン等を解決できる場合があ
るが、装置が大型化し、浴数も増えるので、小型、軽量
化の要請に逆行するものであった。
従って、低補充化を可能にするスリット現像処理におい
ても、イエロースティンの生じない現像処理方法の開発
が望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って本発明は、スリット処理方法において、画像保存
性を損うことなく、かつ迅速処理を可能とする発色現像
処理方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、スリット現像処理を行うにあたり、感光材料
にイエロースティンの少ないマゼンタカプラーを用い、
かつ該スリット内で、鉄イオンが60ppm以下の水で
水洗及び/又は安定化処理することにより、上記課題を
解決できるとの知見に基づいて完成された。
すなわちハロゲン化銀カラー写真感光材料を自動現像装
置を用いて処理する方法において現像、脱銀、水洗及び
/又は安定化を含む現像処理を該自動現像装置のスリッ
ト状処理路内で行うにあたり、該感光材料中に一般式[
I]及び〔■〕からなる群から選ばれるカプラーを含み
、かつ、該スリット状処理路の水洗及び/又は安定処理
路に該感光材料の搬送方向に対して向流方向に水洗水及
び/又は安定液を補充しつつ、該処理路出口における鉄
イオン含有量が60ppm以下である水洗水及び/又は
安定液で該感光材料を処理することを特徴とするハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料の処理方法 (式〔■〕及び式[II)中、R1及びR3は置換もし
くは無置換のフェニル基を表わし、R2は水素原子、脂
肪族もしくは芳香族のアシル基、脂肪族もしくは芳香族
スルホニル基を表わし、R4は水素原子または置換基を
表わし、Zl及びZ、はメチン、置換メチンまたは=N
=を表わし、Y’及びY2はハロゲン原子または現像主
薬の酸化体とのカプリング反応時に離脱可能な基を表わ
し、さらに、R’ 、R” 、R’またはY’;R’、
Za、Z、またはY2で2量体以上の多量体を形成して
もよい) を提供するものである。
本発明の現像処理で用いられるスリット状の処理路とは
、感光材料が通過する処理槽内の通路を感光材料の進行
方向と直角に切断した場合、その断面が横幅(感光材料
の幅方向)に対して厚さの薄い所謂スリット形であるこ
とを意味する。尚、スリット形の断面は長方形でも長円
形でもよい。
このようなスリット処理路を有する処理槽の形状は次の
ように規定される。
V/L≦20 特に好ましくはV/L≦10である。ここで、■は処理
路内に収容される処理液の容積(c++f)であり、L
は処理槽の感光材料入口側液面から出口側液面に至まで
の感光材料の中心通路(処理路ンの長さ(cm)である
従って、スリット処理路は通路の長さに対して収容され
る液量が少ないことを特徴とする。つまり、液量が少な
いので処理液の補充による処理路(処理槽)内の液の交
換が早まり、換言すれば処理槽内の液の滞留時間が短縮
できて処理液の経時疲労を回避することができる。但し
、V/Lは実用的には0.1を下限とするのが好ましく
、特に好ましくは0.5を下限とする。
処理路において、具体的にはVは10000〜100c
a!が好ましく、特に好ましくは5000〜200cn
f、最も好ましくは1000〜300c++!である。
又、Lは300〜10cmが好ましく、特に好ましくは
200〜20cm、最も好ましくは100〜30cmで
ある。
スリット処理路により処理を行う場合、液容積V(cd
)に対し空気と接触する液面部S (caり、(以下開
口面積という”)が小さい処理槽を用いるのが好ましい
。具体的にはVとSは次の関係にあるのが好ましい。
S/V≦0.05 特に好ましくはS/V≦0.Olである。つまり、S/
Vが小さいほど空気酸化を受けにくく、且つ液の蒸発が
少なくて液を長期間安定に収容しておくことができる。
但し、実用的には、下限は0.0005が好ましく、特
に0.001が好ましい。
以上の規定の中で、スリット状処理路の厚さは1〜50
a+mであるのが好ましく、特に3〜30mmが好まし
い。
又、スリット処理路内の感光材料の搬送速度は10cm
/分〜1000cm/分の範囲が好ましく、特にむらな
く均一な仕上り性能を得るには20〜600cm/分の
範囲が好ましく、最も好ましくは30〜400cm/分
である。
上記スリット処理路で処理を行うと、処理槽内の処理液
の変化、具体的には現像親薬、保恒剤の酸化、空気中の
二酸化炭素の吸収によるpHの低下、水分の蒸発による
濃縮化、槽内長期滞留による処理液成分の種々の分解、
相互の好ましくない反応など、従来処理の変動要因を削
除できるという大きな利点が得られる。よって、感光材
料の処理量の少ない閑散処理においても、階調、かぶり
、感度など、感光材料の仕上がり性能が変動しにくい処
理を行うことができる。また、処理装置のコンパクト化
をも達成しやすく、開口面積が少ないので従来の浮き蓋
使用という煩雑さを回避することができる。
本発明においてスリット状処理路は、感光材料搬送用の
ローラー以外の部分の少なくとも一部がスリット状にな
っているものを包含し、搬送ローラーとローラーとの間
のスリット状処理路の長さは5cm以上、好ましくは1
0cm以上のものがよい。
尚、スリット状処理路には、内部に向って突出するよう
に柔軟な部材(ナイロン、ポリエステルなど)を処理路
内壁に設けることができる。
本発明では、スリット現像を行うにあたり、さらに、液
容積に対する液表面積の割合の小さい処理槽を用いるの
が好ましく、この処理槽では処理液路の断面積が液面部
の表面積とほぼ同じであることが好ましく、いわゆる薄
層現像が好ましい。
更には、現像槽の主要部分の液流路と感光材料の搬送路
がほぼ平行しており、かつ該主要部分において、感光材
料の乳剤層及び支持体層に対して直角方向(厚さ方向)
の長さが該感光材料の厚さの200倍以内、更には2〜
100倍、特に5〜50倍の処理液路であることが好ま
しい。この場合、厚さ方向における処理槽と感光材料と
の間隙は0.3〜30mm、好ましくは0.5〜10m
m、特に好ましくは0.5〜3mmである。
本発明では、上記スリット状処理路に現像液、漂白液、
漂白定着液、定着液、水洗水、安定液等を充填し、その
間を露光済のハロゲン化銀感光材料を通過させて現像処
理を行う。尚、現像液としては、黒白現像液、発色現像
液(反転カラー現像液も含む)があげられる。本発明の
スリット現像方法として具体的には、次の工程が例示さ
れる。
(1)現像−漂白定着一水洗一乾燥 (2)現像−漂白定着−安定化=乾燥 (3)現像−漂白一定着一水洗一乾燥 (4)現像−漂白一定着一安定化一乾燥(5)現像−漂
白一定着一水洗一安定化一乾燥 (6)現像−漂白定着一水洗一安定化一乾燥 (7)黒白現像−水洗−反転−カラー現像−水洗一漂白
一定着一水洗一安定化 上記処理工程において現像と漂白の間に水洗を設けるこ
とができる。さらに、必要に応じて停止、調整、中和な
どの工程を適宜設けることができる。
尚、黒白感光材料の場合には、上記(3)〜(5)にお
いて、漂白工程と安定化工程を除かれる。
上記スリット現像方法において、スリット処理路内のハ
ロゲン化銀感光材料の進行方向に沿って処理液を該処理
路内に分割して供給するのがよい。
ここで、分割供給を行う処理液としては、少なくとも上
記処理液の1つがあげられるが、全ての処理液を分割供
給することもできる。また、分割供給とは、例えば現像
液を供給する場合、該現像液を現像液が入っているスリ
ット処理路内にハロゲン化銀感光材料の進行方向に沿っ
て少なくとも2カ所、好ましくは、2〜5回に分割して
供給することをいう。
また、現像液を分割供給する場合には、現像槽内の現像
液に感光材料が入る位置に供給口を設け、該供給口から
全現像液補充量の30〜70%、好ましくは40〜60
%を供給し、残りを供給口の数に応じて分割し、現像液
に感光材料が入る位置の下流に設けた供給口から供給す
るのがよい。
これに対して、漂白液、漂白定着液、定着液については
、現像液の供給順序と異なり、感光材料の搬送方向に対
して向流方向、すなわち該、処理液から感光材料が出る
位置に設けた供給口から処理液の補充量の30〜70%
、好ましくは40〜60%を供給し、残りを供給口の数
に応じて分割し、感光材料が出る位置の上流に設けた供
給口から供給するのがよい。
上記スリット現像は、例えば第1図に示す処理液(現像
液、漂白定着液、水洗水等)を入れる全ての処理路がス
リット状処理路で形成された自動現像機を用いて行うこ
とができる。
感光材料は通常以下の現像処理に付される。
発色現像処理 本発明で使用される発色現像液は、好ましくは芳香族第
一級アミン系発色現像主薬を主成分とするアルカリ性水
溶液である。この発色現像主薬としては、アミノフェノ
ール系化合物も有用であるが、p−フェニレンジアミン
系化合物が好ましく使用され、その代表例としては3−
メチル−4−アミノ−N、 N−ジエチルアニリン、3
−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキ
シエチルアニリン、3−メチル−4、アミノ−N−エチ
ル−N−β−メタンスルホンアミドエチルアニリン、3
−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−メトキシ
エチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp
−トルエンスルホン酸塩が挙げられる。これらの化合物
は目的に応じ2種以上併用することもできる。これらの
うち3−メチル−4−アミノ−N−エチクーN−β−メ
タンスルホンアミドエチル−p−7二二レンジアミン硫
酸塩が好ましい。
本発明で使用される発色現像液は、以上の様な発色現像
主薬を0.1〜2.0wt%、好ましくは0.3〜1.
5wt%含む溶液として調製される。
溶液のpHを調整するには、水酸化す) IJウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムが用いら
れ、好ましくは水酸化カリウムの様なアルカリ剤と、ア
ルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩のよう
なpH緩衝剤を用いることができる。通常前者は0.3
〜2.0wt%、好ましくは0.5〜1.5wt%を用
い、後者は1〜5wt%を用いる。これらのpH調整剤
はあらかじめ組成物中に加えておいても良く、また溶液
中にアルカリ剤を加えて所望のpHに調整することもで
きる。
本発明の処理方法で使用する現像液のpHは通常以上で
あればよく、好ましくは9.5以上、特に好ましくは9
.8以上である。現像液のpHが12を越えるとカブリ
が増加するので、pH12を越えないことが望ましい。
現像液として当初からスリット処理槽中に充填する母液
に対して、補充液として加える現像液は、pHの維持を
可能にするためpHが0,2〜1.0程度高いものが好
ましい。
本発明で使用する発色現像液は、臭化物塩、沃化物塩、
ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくはメ
ルカプト化合物のような現像抑制剤またはカブリ防止剤
などを含むのが一般的である。また必要に応じて、ヒド
ロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、亜硫酸
塩ヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、トリエタ
ノールアミン、カテコールスルホン酸類、トリエチレン
ジアミン(1,4−ジアザビシクロ[:2.2.2]オ
クタン)類の如き各種保恒剤、エチレングリコール、ジ
エチレングリコールのような有機溶剤、ベンジルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウム塩、
アミン類のような現像促進剤、色素形成カプラー、競争
カプラー、ナ) IJウムボロンハイドライドのような
カブラセ剤、1−フェニル−3−ピラゾリドンのような
補助現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、ア
ミノポリスルホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノカ
ルボン酸に代表されるような各種牛レート剤、例えば、
エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレン
トリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒ
ドロキシエチルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデ
ン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロ−N、  N、 
 N−)リメチレンホスホン酸、エチレンジアミン−N
、N、N’ 、N’−テトラメチレンホスホン酸、エチ
レングリコ−ル(O−ヒドロキシフェニル酢酸)及びそ
れらの塩を含むことができる。
本発明で使用する発色現像液は、亜硫酸塩を含まないこ
とが好ましい。通常亜硫酸塩が存在しないと発色現像主
薬の酸化物によるタール化が生じ易くなるが、スリット
処理槽においては開口面積が小さく、現像液が空気中の
酸素により酸化されポリマー化することが少ないために
、かかるタール化は生じない。
感光材料は通常引き続き以下の処理に付される。
漂白及び/又は定着処理(脱銀処理) 発色現像後、通常漂白処理される。漂白処理は定着処理
と同時に行なわれてもよいしく漂白定着処理)、別個に
行なわれてもよい。更に処理の迅速化を図るため、漂白
処理後漂白定着処理する処理方法でもよい。さらに二種
の連続した漂白定着浴で処理すること、漂白定着処理の
後に定着処理することも目的に応じ任意に実施できる。
漂白剤としては、例えば鉄(■)、コバル) (III
) 、クロム(■)、銅(II)などの多価金属の化合
物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられる。
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
:鉄(III)もしくはコバル) (DI)の有機錯塩
、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミ
ノニ酢酸、1.3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸などのアミノポリカルボン酸
類もしくはクエン酸、酒石酸1、リンゴ酸などの錯塩;
過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロベンゼン
類などを用いることができる。これらのうちエチレンジ
アミン四酢酸鉄(III)錯塩を始めとするアミノポリ
カルボン酸鉄(III)錯塩及び過硫酸塩は迅速処理と
環境汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリカ
ルボン酸鉄(III)錯塩は漂白液においても、漂白定
着液においても特に有用である。これらのアミノポリカ
ルボン酸鉄(I[[)錯塩を用いた漂白液又は漂白定着
液のp)lは通常5.5〜8であるが、処理の迅速化の
ために、さらに低いpHで処理することもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤として、具体的には米国特許箱3、8
93.858号、西独特許第1.290.812号、特
開昭53−95630号、リサーチ・ディスクロージャ
ーNα17.129号(1978年7月)などの記載の
メルカプト基またはジスルフィド結合を有する化合物;
特開昭50−140129号に記載のチアゾリジン誘導
体;米国特許箱3.706.561号に記載のチオ尿素
誘導体;特開昭58−16235号に記載の沃化物塩;
西独特許第2.748.430号に記載のポリオキシエ
チレン化合物類;特公昭45−8836号記載のポリア
ミン化合物;臭化物イオン等があげられる。なかでもメ
ルカプト基またはジスルフィド基を有する化合物が促進
効果が大きいので好ましく、特に米国特許箱3.893
.858号、西独特許第1.290.812号、特開昭
53−95630号に記載の化合物が好ましい。更に、
米国特許箱4、552.834号に記載の化合物も好ま
しい。これらの漂白促進剤は感材中に添加してもよい。
撮影用のカラー感光材料を漂白定着するときにこれらの
漂白促進剤は特に有効である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等をあげる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用できる。漂白
定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や重亜硫酸塩あるい
はカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい。
水洗及び/又は安定化処理 上記脱銀処理後、水洗及び/又は安定工程をスリット状
処理路で行うにあたり、水洗水量は、感光材料の特性(
例えばカプラー等使用素材による)、用途、更には水洗
水温、水洗処理路の数(段数)、向流、順流等の補充方
式、その他種々の条件によって広範囲に設定し得る。
本発明では、水洗水及び/又は安定液を補充するにあた
り、感光材料の搬送方向に対して向流方向に補充するの
が好ましい。また、該水洗水等より感光材料が出る位置
に設けた供給口から、水洗水等の補充量の30〜70%
、好ましくは40〜60%を供給し、残りを供給口の数
に応じて分割して供給することもできる。この様な補充
量とすることにより、水洗及び/又は安定処理路内で、
該水洗水等より感光材料が出る位置における、該水洗水
等の液面下2CII1以内の平均鉄イオン濃度を、60
ppm以下、好ましくは40ppm以下、さらに好まし
くは20ppm以下とすることができる。通常、水洗水
等には微量の鉄イオンが含まれるので、該出口における
鉄イオン濃度は通常0.5 ppm以上、好ましくは1
.0ppm以上である。
スリット処理路内で水洗及び/又は安定化を行えば、水
洗水量及び補充水洗水量等を大幅に減少し得るが、タン
ク内における水の滞留時間の増加により、バクテリアが
繁殖し、生成した浮遊物が感光材料に付着する等の問題
が生じる。本発明のカラー感光材料の処理において、こ
のような問題の解決策とし、て、特願昭61−1316
32号に記載のカルシウムイオン、マグネシウムイオン
を低減させる方法を極めて有効に用いることができる。
また、特開昭57−8542号に記載のイソチアゾロン
化合物やサイアベンダゾール類、塩素化インシアヌール
酸す) IJウム等の塩素系殺菌剤、その他ベンゾトリ
アゾール等、堀口博著「防菌防黴剤の化学」、衛生技術
全編「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術」、日本防菌防黴
学余線「防菌防黴剤事典」に記載の殺菌剤を用いること
もできる。
使用する水洗水のpHは、4−9であり、好ましくは5
−8である。水洗水温、水洗時間も、感光材料の特性、
用途等で種々設定し得るが、一般には、15−45℃で
20秒−10分、好ましくは25−40℃で30秒−5
分の範囲が選択される。
更に、本発明においては、上記水洗に代り、直接安定液
によって処理することもできる。このよ−うな安定化処
理においては、特開昭57−8543号、58−148
34号、60−220345号に記載の公知の方法はす
べて用いることができる。
又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、ホルマリンと界面活性剤を含有する安
定浴を挙げることができる。
この安定浴にも各種牛レート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等地の工程において再利用することもでき
る。
本発明の方法で処理される感光材料としては、カラー感
光材料として知られるいかなるものでもよい。例えばカ
ラーペーパー、カラー反転ベーパ、撮影用カラーネガフ
ィルム、カラー反転フィルム、映画用ネガもしくはポジ
フィルム、直接ポジカラー感光材料などの他に、メレイ
フィルム、印刷用感光材料、マイクロフィルムなどを挙
げることができる。
感光材料のハロゲン化銀乳剤として公知のものはいずれ
も用いることができる。カラープリント用感光材料の場
合は塩臭化銀乳剤(迅速処理のためには塩化銀が90モ
ル%以上が好ましい)、撮影用カラー感光材料の場合は
沃臭化銀乳剤(沃化銀の含有量は2〜15モル%が好ま
しい)が好ましい。特に、スリット現像においては、塩
化銀感光材料を用いると、現像液中への臭素イオンの放
出がないので、臭素イオンの不均一分散による現像ムラ
を生じ難いので好ましい。しかも現像速度が速いためス
リット処理路の長さを短くでき処理装置のコンパクト化
が容易で、処理液の濃度の不均一分布も解消されるので
好ましい。またハロゲン化銀粒子としては球状、立方体
、8面体、菱12面体、14面体などであり、高感度感
光材料には平板状(好ましくはアスペクト比5〜20)
が好ましい。これらの粒子は均一な相からなる粒子であ
っても多層構造からなる粒子であってもよい。
さらに、表面潜像型粒子でも内部潜像型粒子であっても
よい。粒子サイズ分布としては多分散でも単分散(好ま
しくは標準偏差/平均粒子サイズ≦15%)でもよいが
後者の方が好ましい。これらのハロゲン化銀粒子は単独
で用いてもよいが目的に応じて混合して用いることがで
きる。
上記写真乳剤は、リサーチ・ディスクロージャ(RD)
 vol、176 1temNCLl 7643 (1
゜■、■)項(1978年12月)に記載された方法に
より調製することができる。
また、乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および分光増
感を行ったものを使用できる。このような工程で使用さ
れる添加剤はリサーチ・ディスクロージャー第176巻
、N(117843(1978年12月)および同第1
87巻、Nα18716(1979年11月)に記載さ
れており、その該当個所を後掲の表にまとめて示す。
さらに、使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、後掲
の表に記載個所を示した。
添加剤種類 1 化学増感剤 2 感度上昇剤 5増白剤 8有機溶媒 紫外線吸収剤 スティン防止剤 色素画像安定剤 硬  膜  剤 バインダー 可塑剤、潤滑剤 RD17643 23頁 24頁 25頁 25頁右欄 25頁 26頁 27頁 27頁 RD18716 648頁右欄 同   上 650頁左〜右欄 651頁左欄 同   上 650頁右欄 カラー感光材料には、種々のカラーカプラーを含有させ
ることができ、その具体例は前出のリサーチ・ディスク
ロージャー(RD)Nα17643、■−C−Gに記載
された特許に開示されている。
色素形成カプラーとしては、減色法の三原色(すなわち
、イエロー、マゼンタおよびシアン)を発色現像で与え
るカプラーが重要であり、耐拡散性の、4当量または2
当量カプラーの具体例は前述RD17643、■−Cお
よびD項記載の特許に記載されたイエロー、シアンカプ
ラーの外、下記のものを好ましく使用できる。
使用できるイエローカプラーとしては、公知の酸素原子
離脱型のイエローカプラーあるいは窒素原子離脱型のイ
エローカプラーがその代表例として挙げられる。α−ピ
バロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢性
、特に光堅牢性が優れており、一方α−ベンゾイルアセ
ト了ニリド系カプラーは高い発色濃度が得られる。
使用できるシアンカプラーとじては、疎水性で耐拡散性
のナフトール系およびフェノール系のカプラーがあり、
好ましくは酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カプラ
ーが代表例として挙げられる。また湿度および温度に対
し堅牢なシアン色素を形成しつるカプラーは、好ましく
使用され、その典型例を挙げると、米国特許第3.77
2.002号に記載されたフェノール核のメター位にエ
チル基以上のアルキル基を有するフェノール系シアンカ
プラー、2.5−ジアシルアミノ置換フェノール系カプ
ラー 2−位にフェニルウレイド基を有しかつ5−位に
アシルアミノ基を有するフェノール系カプラー、欧州特
許第161626A号に記載の5−アミドナフトール系
シアンカプラーなどである。
本発明は、該スリット現像処理において、上記の感光材
料にイエロースティンの少ないマゼンタカプラーを用い
ることを特徴とする。
すなわち、一般式[ID及び[ID で示されるマゼンタカプラーを含むことを特徴とする。
(式〔ID及び式〔■〕中、R’及びR3は置換もしく
は無置換のフェニル基を表わし、R2は水素原子、脂肪
族もしくは芳香族のアシル基、脂肪族もしくは芳香族ス
ルホニル基を表わし、R4は水素原子または置換基を表
わし、2.及びZbはメチン、置換メチンまたは−N−
を表わし、Y2はハロゲン原子または現像主薬の酸化体
とのカプリング反応時に離脱可能な基(以下離脱基と略
称する)を表わし、Ylは一般式〔■〕で表わされる離
脱基を表わし、 さらに、R’ SR’ 、R3またはY’;R’Z−、
ZbまたはY2で2量体以上の多量体を形成してもよい
以下、一般式(1)、(II)におけるR1〜R4Yl
、Y2、Zal及びZ、について詳述する。
一般式[IDにおいてYlは離脱基を表わし、詳しくは
一般式(III)で表わされる。
一般式(III) (但し、LlとR2はメチレン、エチレン基を表わし、
lとmはOまたはlを表わし、R11は水素原子、アル
キル基、アリール基またはへテロ環基を表わす。R”は
炭素原子、酸素原子、窒素原子、又はイオウ原子でAと
連結する基を表わす。Aは炭素原子、又はイオウ原子を
表わす。nはAが炭素原子の場合は1を表わし、八がイ
オウ原子の場合は1又は2を表わす。Bは炭素原子、酸
素原子、窒素原子又はイオウ原子を表わす。Xは環を形
成するのに必要な原子群を表わす。R1とR12は互い
に結合して環を形成してもよく、Bが炭素原子、窒素原
子の場合には、BとR2は互いに結合して環を形成して
もよい。) 一般式[11]においてY2が離脱基を表わすとき、該
離脱基は酸素、窒素、イオウもしくは炭素原子を介して
カップリング活性炭素と、脂肪族基、芳香族基、複素環
基、脂肪族・芳香族もしくは複素環スルホニル基、脂肪
族・芳香族もしくは複素環カルボニル基とを結合するよ
うな基、カップリング位に窒素原子で連結する含窒素へ
テロ環基、ハロゲン原子、芳香族アゾ基などであり、こ
れらの離脱基に含まれる脂肪族、芳香族もしくは複素環
基は、R(後述)で許容される置換基で置換されていて
もよく、これらの置換基が2つ以上のときは同一でも異
っていてもよく、これらの置換基がさらにRに許容され
る置換基を有していてもよい。
離脱基の具体例を挙げると、ハロゲン原子(例えばフッ
素原子、塩素原子、臭素原子など)、アルコキシ基(例
えばエトキシ基、ドデシルオキシ基、メトキシエチルカ
ルバモイルメトキシ基、3−(メタンスルホンアミド)
プロピルオキシ基、カルボキシプロピルオキシ基、メチ
ルスルホニルエトキシ基など)、アリールオキシ基(例
えば4−クロロフェノキシ基、4−メトキシフェノキシ
基、3−スルホンアミドフェノキシ基、4−(N。
N′−ジエチルスルファモイル)フェノキシ基、4−カ
ルボキシフェノキシ基など)、アシルオキシ基(例えば
アセトキシ基、テトラゾカッイルオキシ基、ベンゾイル
オキシ基など)、脂肪族もしくは芳香族スルホニルオキ
シ基(例えばメタンスルホニルオキシ基、トルエンスル
ホニルオキシ基など)、アシルアミノ基(例えばジクロ
ルアセチルアミノ基、ペフタフルオロプチリルアミノ基
など)、脂肪族もしくは芳香族スルホンアミド基(例え
ばメタンスルホンアミノ基、p−トルエンスルホニルア
ミノ基など)、アルコキシカルボニルオキシ基(例えば
エトキシカルボニルオキシ基、ベンジルオキシカルボニ
ルオキシ基など)、アリールオキシカルボニルオキシ基
(例えばフェノキシカルボニルオキシ基など)、脂肪族
・芳香族もしくは複素環チオ基(例えばエチルチオ基、
フェニルチオ基、テトラゾリルチオ基など)、カルバモ
イルアミノ基(例えばN−メチルカルバモイルアミノ基
、N−フェニルカルバモイルアミノ基など)、5員もし
くは6員の含窒素へテロ環基(例えばイミダゾリル基、
ピラゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、1.
2−ジヒドロ−2−オキソ−1−ピリジル基など)、イ
ミド基(例えばスクシンイミド基、ヒダントイニル基な
ど)、芳香族アゾ基(例えばフェニルアゾ基など)など
があり、これらの基はさらにRの置換基として許容され
た基で置換されていてもよい。また、炭素原子を介して
結合した離脱基として、アルデヒド類又はケトン類で四
当量カプラーを縮合して得られるビス型カプラーである
。本発明の離脱基は、現像抑制剤、現像促進剤など写真
的有用基を含んでいでもよい。各−服代における好まし
い離脱基の組み合せについては後述する。
ここでRは好ましくは炭素数1〜36の脂肪族基、好ま
しくは炭素数6〜36の芳香族基(例えば、フェニル基
、ナフチル基など)、複素環基(例えば3−ピリジル基
、2−フリル基など)または、芳香族もしくは複素環ア
ミノ基(例えば、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−
ベンゾチアゾリルアミノ基、2−ピリジルアミノ基など
)を表わし、これらの基は、さらに、アルキル基、アリ
ール基、複素環基、アルコキシ基(例えば、メトキシ基
、2−メトキシエトキシ基など)、アリールオキシ基(
例えば、2.4−ジーtert−アミルフェノキシ基、
2−クロロフェノキシ基、4−シアノフェノキシ基など
)、アルケニルオキシ基(例えば、2−プロペニルオキ
シ基など)、アシル基(例えば、アセチル基、ベンゾイ
ル基など)、エステル基(例えば、ブトキシカルボニル
基、フェノキシカルボニル基、アセトキシ基、ベンゾイ
ルオキシ基、ブトキシスルホニル基、トルエンスルホニ
ルオキシ基など)、アミド基(例えば、アセチルアミノ
基、エチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、
メタンスルホンアミド基、N。
N−ジブチルスルファモイル基、3− (2,4−シー
tert−アミルフェノキシ)プロピJレスルフ了モイ
ル基、ベンゼンスルホンアミド基、2−ブトキシ−5−
tert−オクチルベンゼンスルホンアミド基、ドデカ
ンスルホンアミド基、ブチルスルファモイル基など)、
ブチルスルファモイル基など)、スルファミド基(例え
ば、ジプロピルスルファモイルアミノ基など)、イミド
基(例えば、サクシンイミド基、ヒダントイニル基など
)、ウレイド基(例えばフェニルウレイド基、ジメチル
ウレイド基など)、脂肪族もしくは芳香族スルホニル基
(例えば、メタンスルホニル基、フェニルスルホニル基
、2−ブトキシ−5−tert−オクチルフェニルスル
ホニル基など)、脂肪族もしくは芳香族チオ基(例えば
、エチルチオ基、フェニルチオ基など)、ヒドロキシ基
、シアノ基、カルボキシ基、ニトロ基、スルホ基、ハロ
ゲン原子などから選ばれた基で置換してもよい。
本明細書中“脂肪族基”とは直鎮状、分岐状もしくは環
状の脂肪族炭化水素基を表わし、アルキル、アルケニル
、アルキニル基など飽和および不飽和のものを包含する
意味である。その代表例を挙げるとメチル基、エチル基
、ブチル基、ドデシル基、オクタデシル基、アルキニル
基、1so−プロピル基、tert−ブチル基、ter
t−オクチル基、tert−ドデシル基、シクロヘキシ
ル基、シクロペンチル基、アリル基、ビニル基、2−へ
キサデセニル基、プロパギル基などがある。
−服代〔I〕で表わされるマゼンタカプラーは、R2が
水素原子のときには、下記のケト−エノール形の互変異
性を有することは、当業界で公知である。したがって左
辺の構造は右辺の構造と等価である。
一服代CIIにおいて、R3およびR’に許容される置
換基は、Rにおける芳香族基に対して許容される置換基
と同じであり、2つ以上の置換基があるときは同一でも
異っていてもよい。
−服代CI]における好ましいR2は水素原子脂肪族の
アシル基又は脂肪族スルホニル基であり、特に好ましい
R2は水素原子である。
Y’  (−服代〔■〕)における各置換基について次
に詳しく説明する。
LlとL2は置換又は無置換のメチレン、エチレン基を
表わす。置換基としてはハロゲン原子(フッ素、塩素、
臭素など)、アルキル基(例えば炭素数1〜22の直鎮
及び分岐鎖のアルキル、アラルキル、アルケニル、アル
キニル、シクロアルキルおよびシクロアルケニル)、ア
リール基(例えばフェニル、ナフチル)、ヘテロ環基(
例えば2−フリル、3−ピリジル)、アルコキシ基(例
えばメトキシ、エトキシ、シクロへキシルオキシ)、ア
リールオキシ基(例えばフェノキシ、p−メトキシフェ
ノキシ、p−メチルフェノキシ)、アルキルアミノ基(
例えばエチルアミノ、ジメチルアミノ)、アルコキシカ
ルボニル基(例えばメトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル)、カルバモイル基(例えばN、 N−ジメチル
カルバモイル)、アニリノ基(例えばフェニルアミノ、
N−エチルアニリノ)、スルファモイル基(例、tlf
N。
N−ジエチルスルファモイル)、アルキルスルホニル基
(例えばメチルスルホニル)、アリールスルホニル基(
例えばトリルスルホニル)、アルキルチオ基(例えばメ
チルチオ、オクチルチオ)、アリールチオ基(例えばフ
ェニルチオ、1−ナフチルチオ)、アシル基(例えばア
セチル、ベンゾイル)、アシルアミノ基(例えばアセト
アミド、ベンズアミド)、イミド基(例えばコハク酸イ
ミド、フタル酸イミド)、ウレイド基(例えばフエニル
ウレイド、N、N−ジブチルウレイド)、スルファモイ
ルアミノ基(例えばN、  N−ジプロピルスルファモ
イルアミノ)、アルコキシカルボニルアミノ基(例えば
メトキシカルボニルアミノ)、スルホンアミド基(例え
ばメタンスルホンアミドなど)、水酸基、シアノ基など
を有していてもよい。好ましくは無置換のメチレン、エ
チレン基である。βとmは0または1を表わすが、好ま
しくは0である。
R11は水素原子、アルキル基、了り−ル基またはへテ
ロ環基を表わす。詳しくは水素原子、炭素数1〜22の
直鎮及び分岐鎖のアルキル基、アルケニル基およびシク
ロアルキル基などのアルキル基、フェニル基、およびナ
フチル基などのアIJ−ル基、マタは2−フリル、2−
チエニル、2−ピリミジニル、および4−ピリジル基な
どのへテロ環基を表わす。これらはLl、L、において
定義した置換基を更に有してもよい。好ましくはR11
は水素原子およびアルキル基である。
R12は炭素原子、酸素原子、窒素原子、又はイオウ原
子でAと連結する基を表わす。詳しくは、アルキル基、
アリール基、ヘテロ環基(炭素で連結)、アシル基、ア
ルコキシカルボニル基、およびカルバモイル基、などの
炭素原子で連結する基;アルコキシ、アリールオキシ、
などの酸素原子で連結する基;アルキルアミノ基、アニ
JJノ基、アシルアミノ基、ウレイド基、スルファモイ
ルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、スルホン
アミド基などの窒素原子で連結する基:およびアルキル
チオ基、アリールチオ基などのイオウ原子で連結する基
を表わす。これらはRl +と同様、L、、L、におい
て定義した置換基を更に有しても良い。好ましくはR1
2はアルキル基、アリール基、アルキルアミノ基および
アニリノ基である。
Aは炭素原子又はイオウ原子を表わすが、好ましくは炭
素原子を表わす。
nはAが炭素原子の場合は1を表わし、Aがイオウ原子
の場合はl又は2を表わす。
Bは炭素原子、酸素原子、窒素原子又はイオウ原子を表
わすが、好ましくは炭素原子又は窒素原子を表わし、よ
り好ましくは炭素原子を表わす。
Xは環を形成するのに必要な原子群を表わす。
好ましくは飽和又は不飽和の5.6又は7員環を形成す
るのに必要な炭素原子、酸素原子、窒素原子又はイオウ
原子から選ばれた原子によって構成される原子群を表わ
す。より好ましくは不飽和の5又は6員環を形成するの
に必要な炭素原子、酸素原子、窒素原子から選ばれた原
子によって構成される原子群を表わす。この環は更に上
述したLl、L2において定義した置換基を有していて
も良く、Xを含む環に他の環が縮合していても良い。
R1とR12は互いに結合して環を形成していてもよく
、好ましくは5又は6員環の飽和又は不飽和の環を形成
してもよい。またこれらの環上にり、+ 、L2におい
て定義した置換基を更に有してもよい。
Bが炭素原子、又は窒素原子の場合は、BとR”は互い
に結合して環を形成してもよく、好ましくは5又は6員
環の飽和又は不飽和の環を形成してもよい。より好まし
くは5又は6員環の飽和の環を形成してもよい。また、
これらの環上には更にり、、L、において定義した置換
基を有してもよい。
第1の好ましいピラゾロンカプラーは、次の一般式[I
V]により表わすことができる。
この−服代〔■〕においてY l lはR1又はZ、R
bを表わす。R1は置換もしくは無置換の、で表わされ
る2級又は3級の基を有する置換基を表わしiは0又は
lを表わす。
Z、は酸素原子、イオウ原子又はNR,を表わす。R1
は置換もしくは無置換の、アルキル、了リール又はヘテ
ロ環基を表わす。Re、R,はハロゲン原子、Rbおよ
びZ 2 R9なる基から選ばれた基を表わす。R1は
水素原子、又はRc、Rdで定義された基を表わす。R
rは水素原子およびR1で定義された基を表わす。2.
は酸素原子、イオウ原子又はNRhを表わす。R9はR
7で定義された基を表わす。RhはR1で定住された基
を表わす。RCはRdおよびRoの少なくとも1つと結
合して1つ又は2つの炭素環又はへテロ環を形成しても
よく、それらは更に置換基を有していてもよい。R”X
およびBは前記の置換基、原子群、および原子と同義で
ある。R13はアニリノ基、アシルアミノ基、ウレイド
基、カルバモイル基、アルコキシ基、アリルオキシカル
ボニル基、アルコキシカルボニル基又はN−へテロ環基
を表わし好ましくはこれらの基は油溶化基を含む基であ
る。R”は置換又は無置換の了り−ル基であり好ましく
は置換フェニル基であり、更に好ましくは2.4.6−
)リクロロフェニル基である。
この−服代のより好ましいピラゾロンカプラーは次の一
般式〔V〕によって表わすことができる。
この−服代〔V〕においてR11,R13、R14Re
SR,、R,、XおよびBは前記置換基と同義である。
iは0又は1を表わす。
第2の好ましいピラゾロンカプラーは次の一般式〔■〕
によって表わすことができる。
この−服代においてRI5は置換もしくは無置換の、ア
ルキル、アリール又はヘテロ環基を表わす。
Rli、R11,R14、xおよびBは、前記の置換基
原子群および原子と同義である。好ましくはRI3は−
N H−Y ”で表わされる基であり、R14は2.4
.6−ドリクロロフエニル基である。Y”は置換又は無
置換の、アリール、アリールカルボニル又はアリールア
ミノカルボニル基を表わす。
第3の好ましいピラゾロンカプラーは次の一般式〔■〕
によって表わすことができる。
この−服代〔■〕においてR11,、R13、R14お
よびXは前記置換基および原子群と同義である。
Y l 3は置換もしくは無置換の、メチレン、エチレ
ン基または〉NRrを表わす。Rrは前記置換基と同義
である。この−服代のより好ましいピラゾロンカプラー
は次の一般式〔■〕で表わすことができる。
この一般式〔■〕においてRl l、R”およびR14
は前記置換基と同義である。R16、R”はアルキル基
、アリール基を表わし、R+sは前記L1、L、で定義
した置換基を表わす。Dはメチレン基酸素原子、窒素原
子又はイオウ原子を表わす。nはメチレン基の場合は0
から2の整数を表わすが他の場合は1を表わす。pは0
から3の整数を表わす。
以下において「カプラ一部分jとはカップリング離脱基
を除いた部分を指し、「カプラー」とはカプラ一部分と
カップリング離脱基の両方を含んだ全体を指すこととす
る。
「カプラ一部分」は酸化されたカラー現像主薬と反応し
て色素、特にマゼンタ色素を形成する、写真業界で良く
知られ、使われているピラゾロンカプラーである。好ま
しいピラゾロンカプラ一部分の例としては、例えば、米
国特許4413054号、同4443536号、同45
22915号、同4336325号、同4199361
号、同4351897号、同4385111号、同特開
昭60−170854号、同60−194452号、同
60−194451号、米国特許4407936号、同
3419391号、同3311476号、英国特許13
57372号、米国特許2600788号、同2908
573号、同3062653号、同3519429号、
同3152896号、同2311082号、同2343
703号および同2369489号又はこれらの特許に
引用されている発明に示されるものをあげることができ
る。
これらの特許においてピラゾロンカプラ一部分にカップ
リング離脱基が置換している場合は、それらは本発明の
一般式(III)で表わされるカップリング離脱基に置
き換えることができる。本発明で用いられるピラゾロン
カプラーは、上記特許に記載されているような他のピラ
ゾロンカプラーと併用して使用することもできる。
好ましい「カプラ一部分」の例は次の一般式%式% ミド、スルホンアミドおよびシアノ基から選ばれた置換
基を少なくとも1つ有するフェニル基である。
これらの置換基の炭素原子および窒素原子は無置換か、
又はカプラーの効果を減じない基で置換されていても良
い。R′9は、好ましくはアニリノ基であり、更に好ま
しくは、次の一般式[X]で表わされるアニリノ基であ
る。
この一般式[IX]においてQは本発明の離脱基を表わ
す。R19はアニリノ、アシルアミノ、ウレイド、カル
バモイル、アルコキシ、アリルオキシカルボニル、アル
コキシカルボニル又はN−へテロ環基を表わす。
R20は置換又は無置換のアリール基であり、好ましく
はハロゲン原子、アルキル、アルコキシ、この一般式に
おいてR”は炭素数1〜30のアルコキシ基、アリール
オキシ基又はハロゲン原子(好ましくは塩素原子)であ
る。
R22とR23はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子(例
えば塩素原子、臭素原子、フッ素原子)、アルキル基(
例えば炭素数1〜30のアルキル基)、アルコキシ基(
例えば炭素数1〜30のアルコキシ基)、アシルアミノ
基、スルホンアミド基、スルファモイル基、スルファミ
ド基、カルバモイル基、ジアシルアミノ基、アリールオ
キシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、アルコキ
シスルホニル基、アリールオキシスルホニル基、アルカ
ンスルホニル基、アレーンスルホニル基、アルキルチオ
基、アリールチオ基、アルコキシカルボニルアミノ基、
アルキルウレイド基、アシル基、ニトロ基、およびカル
ボキシ基を表わす。例えばR22とR23はそれぞれ水
素原子又はバラスト基であっても良い。
R20は好ましくは置換フェニル基である。置換基とし
ては、ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子、フッ
素原子)、炭素数1〜22のアルキル基(例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、t−ブチル基、テトラデシ
ル基)、炭素数1〜22のアルコキシ基(例えばメトキ
シ基、エトキシ基、ドデシルオキシ基)、炭素数1〜2
3のアルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基、テトラデシルオキシカル
ボニル基)、アシルアミノ基(例えばα−〔3−ペンタ
デシルフェノキシクーブチルアミド基)および/又はシ
アノ基である。R”は更に好ましくは2. 4. 6−
)リクロロフェニル基である。
R22、R”について更に詳しく述べると、これらは水
素原子、ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子、フ
ッ素原子)、炭素数1〜30の直鎮・分岐鎖のアルキル
基(例えばメチル基、トリフルオロメチル基、エチル基
、t−ブチル基、テトラデシル基)、炭素数1〜30の
アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基、2−エ
チルへキシルオキシ基、テトラデシルオキシ基)、アシ
ルアミノ基(例えばアセトアミド基、ベンズアミド基、
ブチルアミド基、テトラデカンアミド基、α−(2,4
−ジ−t−ペンチルフェノキシ)アセトアミド基、α−
(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブチルアミド
基)、α−(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフェノキ
シ)テトラデカンアミド基、2−オキソ−ピロリジン−
1−イル基、2−オキシ−5−テトラデシル−ピロリン
−1−イル基、N−メチルテトラデカンアミド基、t−
ブチルカルボンアミド基)、スルホンアミド基(例えば
メタンスルホンアミド基、ベンゼンスルホンアミド基、
p−トルエンスルホンアミド基、p−ドデシルベンゼン
スルホンアミド基、N−メチルテトラデシルスルホンア
ミド基、ヘキサデカンスルホンアミド基)、スルファモ
イル基(例えばN−メチルスルファモイル基、N−ヘキ
サデシルスルファモイル基、N、N−ジメチルスルファ
モイル基、N−[3−(ドデシルオキシ)プロピル〕ス
ルファモイル基、N−C4−(2,4−ジ−t−ペンチ
ルフェノキシ)ブチル〕スルファモイル基、N−メチル
−N−テトラデシルスルファモイル基、N−ドデシルス
ルファモイル基)、スルファミド基(例えばN−メチル
スルファミド基、N−オクタデシルスルファミド基)、
カルバモイル基(例えばN−メチルカルバモイル基、N
−オクタデシルカルバモイル基、N−[4−(2,4−
ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブチル〕カルバモイル基
、N−メチル−N−テトラデシルカルバモイル基、N、
N−ジオクチルカルバモイル基)、ジアシルアミノ基(
例えばN−コハク酸イミド基、N−フタルイミド基、2
,5−ジオキソ−1−オキサゾリジニル、3−ドデシル
−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリル、N−アセチル
−N−ドデシルアミノ基)、アリールオキシカルボニル
基(例えばフェノキシカルボニル基、p−ドデシルオキ
シフェノキシカルボニル基)、炭素数2〜30のアルコ
キシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル基、テト
ラデシルオキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、
ベンジルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニ
ル基)、炭素数1〜30のアルコキシスルホニル基(例
えばメトキシスルホニル基、オクチルオキシスルホニル
基、テトラデシルオキシスルホニル基、2−エチルヘキ
シルオキシスルホニル基)、アリールオキシスルホニル
基(例えばフェノキシスルホニル基、2゜4−ジ−t−
ペンチルフェノキシスルホニル基)、炭素数1〜30の
アルカンスルホニル基、(例えばメタンスルホニル基、
オクタンスルホニル基、2−エチルヘキサンスルホニル
基、ヘキサデカンスルホニル基)、アレーンスルホニル
基(例えばベンゼンスルホニル基、4−ノニルベンゼン
スルホニル基、p−)ルエンスルホニル基)、炭素数1
〜22のアルキルチオ基(例えばエチルチオ基、オクチ
ルチオ基、ベンジルチオ基、テトラデシルチオ基、2−
(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)エチルチオ基
)、アリールチオ基(例えばフェニルチオ基、p−)リ
ルチオ基)、アルコキシカルボニルアミノ基(例えばエ
トキシカルボニルアミノ基、ベンジルオキシカルボニル
アミノ基、ヘキサデシルオキシカルボニルアミノ基)、
アルキルウレイド基(例えばN−メチルウレイド基、N
、N−ジメチルウレイド基、N−メチル−N−ドデシル
ウレイド基、N−ヘキサデシルウレイド基、N、  N
−ジオクタデシルウレイド基、N、N−ジオクチル−N
′−エチルウレイド基)、アシル基(例えばアセチル基
、ベンゾイル基、オクタデカノイル基、p−ドデカンア
ミドベンゾイル基、シクロヘキサンカルボニル基)、ニ
トロ基、シアノ基、カルボキシ基である。
R2′のアルコキシ基、アリールオキシ基について更に
詳しく述べるとアルコキシ基はメトキシ基、エトキシ基
、プロポキシ基、ブトキシ基、2−メトキシエトキシ基
、5ec−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、2−エチル
へキシルオキシ基、2−(2,4−ジ−t−ペンチルフ
ェノキシ)エトキシ基、2−ドデシルオキシエトキシ基
であり、アリールオキシ基はフェノキシ基、α又はβ−
ナフチルオキシ基、4−トリルオキシ基である。
−服代(III)があられされる離脱基を有するピラゾ
ロンカプラーを含む単量体は芳香族−級アミン現像薬の
酸化生成物とカップリングしない非発色性エチレン様単
景体と共重合ポリマーを作ってもよい。
芳香族−級アミン現像薬の酸化生成物とカップリングし
ない非発色性エチレン様単量体としてはアクリル酸、α
−クロロアクリル酸、α−アルキルアクリル酸(例えば
メタアクリル酸)およびこれらのアクリル酸類から誘導
されるエステルもしくはアミド(例えばアクリルアミド
、n−ブチルアクリルアミド、t−ブチルアクリルアミ
ド、ジアセトンアクリルアミド、メタアクリルアミド、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロビ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチル
アクリレート、 1so−ブチルアクリレート、2−エ
チルへキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート
、ラウリルアクリレート、メチルメタアクリレート、エ
チルメタアクリレート、n−ブチルメタアクリレートお
よびβ−ヒドロキシメタアクリレート)、メチレンジビ
スアクリルアミド、ビニルエステル(例えばビニルアセ
テート、ビニルプロピオネートおよびビニルラウレート
)、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、芳香族
ビニル化合物(例えばスチレンおよびその誘導体、ビニ
ルトルエン、ジビニルベンゼン、ビニルアセトフェノン
およびスルホスチレン)、イタコン酸、シトラコン酸、
クロトン酸、ビニリデンクロライド、ビニルアルキルエ
ーテル(例えばビニルエチルエーテル)、マレイン酸、
無水マレイン酸、マレイン酸エステル、N−ビニル−2
−ピロリドン、N−ビニルピリジン、および2−および
4−ビニルピリジン等がある。ここで使用する非発色性
エチレン様不飽和単量体は2種類以上を一緒に使用する
こともできる。例えばn−ブチルアクリレートとメチル
アクリレート、スチレンとメ・タアクリル酸、メタアク
リル酸とアクリルアミド、メチルアクリレートとジアセ
トンアクリルアミド等である。
ポリマーカラーカプラー分野で周知の如く、固体水不溶
性単量体カプラーと共重合させるための非発色性エチレ
ン様不飽和単量体は形成される共重合体の物理的性質お
よび/または化学的性質例えば溶解度、写真コロイド組
成物の結合剤例えばゼラチンとの相溶性、その可撓性、
熱安定性等が好影響を受けるように選択することができ
る。
本発明に用いられるポリマーカプラーは水可溶性のもの
でも、水不溶性のものでもよいが、その中でも特に実質
的に水不溶性のポリマーカプラーが好ましい。
一般式[11]で表わされる化合物は、5員−5員縮合
窒素複素型カプラー(以下、5.5Nへテロ環カプラー
と呼ぶ)であり、その発色母核はナフタレンと等電子的
な芳香性を有し、通常アザペンタレンと総称される化学
構造となっている。−般式[I[]で表わされるカプラ
ーのうち、好ましい化合物は、IH−イミダゾ[1,2
−bl ピラゾール類、IH−ビラゾo [5,1−c
〕 [1゜2、 4) )リアゾール類、IH−ピラゾ
ロ[1゜5−b〕 (1,2,41)リアゾール類およ
びIH−ピラゾロC1,5−d〕テトラゾール類であり
、それぞれ一般式[:ll−1]、(II−2’l、[
n−3]および[:ll−4:lで表わされる。
[n−11 [I[−2] [:I[−31 [11−41 [ll−1:]から(IF−4:]までの一般式におけ
る置換基を詳細に説明する。R31SR32およびR”
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、Rと同義の脂
肪族基、芳香族基、複素環基(これらをR’ lと定義
する)、R′l0−1R’ 、C−R’  、C0−1
R’  、5O−1R’  、SO,−R’  、SO
,NH−1R’  、CNH−1R’  、NH−ハロ
ゲン原子、Rと同義の脂肪族基、芳香族基、複素環基、
RO−1RCONH−1R3O2NH−RNH−1R3
−1RNHCONH− シリル基、シリルオキシ基、シリルアミノ基およびイミ
ド基を表わす。R311,R32およびR33は前記記
載の基の外に、カルバモイル基、スルファモイル基、及
びスルファモイルアミノ基であってもよく、これらの基
の窒素原子は、R”に対して許容された置換基で置換さ
れていてもよい。Y2は一般式CID中のY2と同義で
ある。またR 31R32、R33もしくはY2は2価
となり2員体を形成してもよく、又は高分子鎖とカプラ
ー母核を連結する基となってもよい。
好ましいR31、R32およびR33は、水素原子、あ
る。好ましいY2は、ハロゲン原子、アシルアミノ基、
イミド基、脂肪族もしくは芳香族スルホンアミド基、カ
ップリング活性位に窒素原子で結合する5員もしくは6
員の含窒素へテロ環基、アリールオキシ基、アルコキシ
基、アリールチオ基およびアルキルチオ・基である。
[I]及び[II]の一般式で表わされるカプラーのそ
の他の例示化合物もしくは合成法を記載した文献を挙げ
る。
一般式[1)で表わされるマゼンタカプラーは、特開昭
49−74027号、同49−74028号、特公昭4
8−27930号、同53−33846号および米国特
許3.519.429号などに記載の方法で合成される
。一般式[ll−1〕、〔■−2〕、Cm−3]および
Cll−4:]で表わされるマゼンタカプラーは、それ
ぞれ特開昭59−162548号、米国特許第3.72
5.067号、特開昭59−171956号および特開
昭60−33552号などに記載の方法で合成される。
次に、−服代〔I〕及び[I[]のカプラーの具体例を
示す。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このよう。
なカプラーは、米国特許第4.366.237号などに
マゼンタカプラーの具体例が、また欧州特許第96.5
70号などにはイエロー、マゼンタもしくはシアンカプ
ラーの具体例が記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい。ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許第3.451.82
0号などに記載されている。ポリマー化マゼンタカプラ
ーの具体例は、米国特許第4、367.282号などに
記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは前述のRD17643、■
−F項に記載された特許のカプラーが有用である。
本発明で処理される感光材料には、現像時に画像状に造
核剤もしくは現像促進剤またはそれらの前駆体を放出す
るカプラーを使用することができる。このような化合物
の具体例は、英国特許第2.097,140号、同第2
,131.188号に記載されている。その他、特開昭
60−185950などに記載のDIRレドックス化合
物放出カプラ、欧州特許第173,302A号に記載の
離脱後後色する色素を放出するカプラーなどを使用する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スリット処理方法においてイエロース
ティンを生じることが無く、かつ簡易処理を可能にする
ハロゲン化銀カラー感光材料の処理方法を提供すること
ができた。また水洗水、安定液を低補充化しても画像安
定性が悪化しないというすぐれた処理方法を提供するこ
とができた。
次に実施例により本発明を説明する。
〔実施例〕
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に以下
に示す層構成の多層カラー印画紙を作製した。塗布液は
下記のようにして調製した。
第−層塗布液調製 イエローカプラー(ExY)19.1gおよび色像安定
剤(Cpd−1)4.4gおよび色像安定剤(Cpd−
7)0.7gに酢酸エチル27.2 ccおよび溶媒(
So l v−3) 8.2gを加え溶解し、この溶液
を10%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8cc
を含む10%ゼラチン水溶液I F!、、 5 ccに
乳化分散させた。一方塊臭化銀乳剤(立方体で平均粒子
サイズ0588μ、粒子サイズ分布の変動係数0.08
、粒子全体の割合として臭化銀0.2モル%を粒子表面
に含有)に下記に示す青感性増感色素を銀1モル当たり
それぞれ2.0X10−’モル加えた後に硫黄増感を施
したものを:A製した。前記の乳化分散物とこの乳剤と
を混合溶解し、以下に示す組成となるように第−層塗布
液を調製した。
第二層から第七履用の塗布液も第−層塗布液と同様の方
法で調製した。
各層の分光増感色素として下記のものを用いた。
青感性乳剤層 緑感性乳剤層 赤感性乳剤層 および 赤感性乳剤層に対しては、下記の化合物をハロゲン化銀
1モル当たり2.6XlO−’モル添加した。
また青感性乳剤層、縁感性乳剤層、赤感性乳剤層に対し
、1−(5−メチルウレイドフェニル)−5−メルカプ
トテトラゾールをそれぞれハロゲン化fa1モル当たり
8.5 X 10−’モル、7.7×10−4モル、2
.5X10−’モル添加した。
イラジェーション防止のために乳剤層に下記の染料を添
加した。
および (層構成) 以下に各層の組成を示す。数字は塗布量(g/m″)を
表す。ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を表す。
支持体 ポリエチレンラミネート紙 〔第一層側のポリエチレンに白色顔料(TiO2)と青
味染料(群青)を含む〕 第−層(青感層) 前述の塩臭化銀乳剤         0.30ゼラチ
ン             1.86イエローカブラ
ー(ExY)       0.82色像安定剤(Cp
d−1)       0.19溶媒(Solv−3> 色像安定剤(Cpd−7) 第二層(混色防止層) ゼラチン 混色防止剤(Cpd−5) 溶媒(Solv−1) 溶媒(Solv−4) 第三層(緑感層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均サイズ 0.55μのものと0.39μのものがl:3で混合(
Agモル比)、粒子サ イズ分布の変動係数がそれぞれ0.10と0.08、粒
子全体の割合として各 々、AgBr0.8モル%を粒子表面に局在して含有) ゼラチン マゼンタカプラー(ExM) 色像安定剤(Cpd−3) 色像安定剤(Cpd−8) 色像安定剤(Cp d −9) 0.35 0.06 0.99 0.08 0.16 0.08 0゜20 1.24 0.27 0.15 0.02 0.03 溶媒(Solv−2) 第四層(紫外線吸収層) ゼラチン 紫外線吸収剤(UV−1) 混色防止剤(Cp d −5) 溶媒(Solv−5) 第五層(赤感層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サ イズ0.58μのものと0.45μのものが1=4で混
合(Agモル比)、粒 子サイズ分布の変動係数がそれぞれ 0.09と0.11、粒子全体の割合として各々、Ag
Br0.6モル%を粒子表面の一部に局在して含有) ゼラチン シアンカプラー(ExC) 色像安定剤(Cpd−6) 色像安定剤(Cpd −10) 色像安定剤(C’pd−7) 溶媒(Solv−6) 0.54 1.58 0.47 0.05 0゜24 0.23 1.34 0.32 0.17 0.04 0.40 0.15 第六層 (紫外線吸収層) ゼラチン 紫外線吸収剤 (UV−1) 混色防止剤 (Cpd−5) 溶媒 (Solv−5) 第七層 (保護層) ゼラチン 流動パラフィン (E x Y) イエローカプラー l7 (Cpd 1)色像安定剤 0.53 0.16 0.02 0.08 1.33 0.03 (ExM) マゼンタカプラー (ExC) シアンカプラー R=C,H3゜ 4Hs (Cpd−3) 色像安定剤 (Cpd−4) 色像安定剤 (Cp d −5) 混色防止剤 H (Cpd−6) 色像安定剤 c<us(t) H (1:Js (t) の2:4:4混合物(重量比) (Cpd−10) H H (UV−1) 紫外線吸収剤 1H CsHz(t) nl、l c*Hs(’t) (Cp d −7) 色像安定剤 千CH,−CH+。
C0NHC,)+9 (t) 平均分子量 60.000 (Cp d −8) 色像安定剤 (Cpd−9) 色像安定剤 c、Hs(t) の4:2:4混合物(重量比) (Solv−1) 溶媒 (Solv−2) 溶媒 の2: 1混合物 (容量比) (Sol ■−3) 溶媒 0=P+[1−CsH+5(IsO))+(Solv−
4)溶媒 (Solv−5)溶媒 C00C,H,。
([:H2)− 盲 C00C,H,。
(Solv−6)溶媒 以上の様にして、比較例試料101を作成した。
(試料102〜1050作製) 本発明に用いる試料102〜105を、試料101にお
いてマゼンタカプラーEXMのかわりに表1に示したカ
プラーを等モル用いた以外、試料101と同様にして作
成した。
次に得られた試料lO1〜105を8.25 cm巾に
裁断し、2854″にの色温度でIOCMSの均一露光
を与え、第1図のスリット型自動現像機及び第1図のス
リット型自動現像機において安定化工程のみを3段カス
ケード方式とした自動現像機により、以下の処理液を用
いて2ラウンドランニング処理をおこなった。
(発色現像液) 母 液 補充液 水                 800m I!
800m l塩化ナトリウム         3gト
リエタノールアミン      8g    8g4.
4′−ジアミノスチル   Ig   3gペン系螢光
増白剤 エチレンジアミンテトラ    3g   3gメチレ
ンホスホン酸 炭酸カリウム N、N−ビス(カルボキシ メチル)ヒドラジン 26g    26g 5g    7g 亜硫酸ナトリウム       0.1g  0.2g
臭化カリウム        0.02g水を加えて 
         iI!11p)I        
     10.05 10.65上記発色現像液に、
水酸化カリウム(10%水溶液)を加えてpHを調節し
た発色現像液を使用した。その際、補充液はpHが0.
6高くなる様に調製した。
(漂白定着液) 母 液 補充液 水                  600m 1
 600rn flエチレンジアミンテトラ酸   6
0g   90g第2鉄アンモニウム・2水塩 エチレンジアミンテトラ酢酸  4g    6g2ナ
トリウム塩・2水塩 チオ硫酸アンモニウム溶液  120+nj!  18
0+y+f(700g/β) 亜硫酸ナトリウム 水を加えて pH(酢酸にて調節) 安定液(母液、補充液同じ) 1−ヒドロキシエチリデン− 1、1−ジホスホン酸(60%) 塩化ビスマス ポリビニルピロリドン アンモニア水(26%) ニトリロ三酢酸 16g    24g 1β    II! 5.5   5.0 1.6mj! 0.3g 0.3g 2.5mf 1.0g 5−クロロ−2−メチル−4− インチアゾリン−3−オン 0.05g 2−オクチル−4−イソチアゾ リン−3−オン 0.05g 螢光増白剤 (4,4’−ジアミノスチルベン系) 1.0g 水を加えて pH(25℃) 尚、補充量は8.25 cm巾1m当り、発色現像液 
      5ml 漂白定着液       5m12 1000m I! 7.5 安定液   30m l とした。
本実施例におけるスリット処理機の各タンクの形状は巾
12cm、厚み0.3cm、液面下のバス長(L) 2
00cm、液容量(V) 720caf、開口面積(S
)7.2crlであり、V/L=3.6、S / V 
=0.01となっており、また搬送速度は340cm/
分とした。この速度により、処理時間を各工程とも45
秒とした。
3段カスケード方式の場合は各段における液容量を41
.3段カスケード槽全体で計121とし、各段の処理時
間を15秒として時間をスリット方式と同じになるよう
にした。
尚、処理時間は、液に接してから、次の工程の液に接す
るまでの時間である。
比較カプラーA l ランニング処理の前後に試料101〜105を未露光の
まま通し、乾燥後80℃70%RHの雲囲気下で1週間
保存した。
その後、白地部分のイエロースティンを反射濃度計で測
定し、イエロースティンの値とした。
以上と同様な方法にて安定浴の補充量を15cc、10
cc、5ccと変化させイエロースティンを評価した。
結果を第1表に示した。
第1表で明らかなように、スリット方法で安定化工程を
おこなうと、3段カスケード方式で補充した場合に比べ
、同じ補充量だとイエロースティンの悪化度合が少ない
ことがわかる。
特に安定液の補充量が少なくなってくると本発明のマゼ
ンタカプラーを用いた場合は3段カスケード方式との差
が顕著である。
実施例2 実施例1において用いた安定液の代りに水道水をH型強
酸性カチオン交換樹脂とOH型アニオン交換樹脂を充填
した混床式カラムに通水してCa、Mg1度を各々:3
n+g/l以下にした水を用いた以外は実施例1と同様
に行なったところ、同様の結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法で用いるスリット型自動現像機
を示す。 図中、W・・・・・・水洗及び/又は安定処理路B・・
・・・・水洗水補充口 S・・・・・・感光材料 を示す。 手続補正書 3.13 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第283036号 4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 電話(代) 211−8741 5、補正命令の日付 自 発 7、補正の内容 (1)  明細書第15頁17行目の後に「しかしなが
ら、本発明のスリット状処理機を用いた場合は開口部が
小さいためpHが高くても処理液の保恒性が良好である
という特徴を有する。よってカブリが大巾に増大しない
範囲で高pHにする方が現像が迅速になり好ましい。」
を挿入する。 (2)  同書第77頁1行目の“発色色素が”の前に
「本発明の感光材料には」を挿入する。 (3)同書第77頁下から4行目と3行目の間に次の文
章を挿入する。 「 第1図(断面図を示す)に示すスリット型自動現像
機1を用いて露光ずみのハロゲン化銀感光材料の処理を
行った。第1図において、処理槽2には処理ハウジング
4の中にくし型上蓋6を吊下げた蓋8を入れて細巾(ス
リット状)の処理通路15を形成させた。蓋8には把手
10が設けられている。上蓋6は断面が矩形の複数の塩
化ビニル製の上蓋材12をほぼ垂直に配置し、これらの
上下端部の結合部にハロゲン化銀感光材料(S)の送り
り−ル16が配置されている。 処理ハウジング4の内部には、上蓋材12と組合って処
理路15 (幅3mm)を形成する槽壁材14が配置さ
れている。従って、上蓋材12と槽壁材14とは、波型
に連続する処理路15を形成し、その上方及び下方の折
曲がり部に感光材料送りリール16がそれぞれ配置され
ることになる。なお、第1図においては、感光材料送り
リール16が上方に2個、下方に3個設けられている。 処理路15には、補充口3.9.13とオーバーフロー
口5.7.11が設けられ、補充口から補充された処理
液はオーバーフロー口から排出される。補充口3からオ
ーバーフロー口5に到るまでの部分(D)には発色現像
液、補充口9からオーバーフローロアに到るまでの部分
(BF)には漂白定着液、補充口13からオーバーフロ
ー口11に到るまでの部分(W)には水洗水及び/又は
安定液が充填され、処理に必要な発色現像液は補充口3
から、漂白定着液は補充口9から、水洗水及び/又は安
定液は補充口13からそれぞれ補充される。水洗水及び
/又は安定液は感光材料の搬送方向に対して向流方向に
補充される。各補充口は各オーバーフロー口よりやや高
い位置に設けられている。処理路15の左上方と右上方
には感光材料供給リール17と取り出しり−ル18が配
置され、取り出しリールの先は乾燥部19に接続される
。乾燥部19の右上方には更に感光材料取り出しIJ−
ル21が配置される。また現像液を一定温度に保つため
に現像ハウジング4内に温水を入れた。そして、感光材
料Sが感光材料供給リール17を介して処理路15に供
給され、複数の感光材料送りリール16により搬送され
ながら現像処理され、感光材料取り出しり−ル18を経
て乾燥後取出される。」 (4)同書第101頁下から2行目の“B・・・・・・
水洗水補充口”を「13・・・・・・水洗水及び/又は
安定液補充口」と補正する。 同書第1 ■頁最終行の後に 「 ・・・・・ス リ ト状処理路」 を挿入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハロゲン化銀カラー写真感光材料を自動現像装置を用い
    て処理する方法において水洗及び/又は安定化を含む現
    像処理を該自動現像装置のスリット状処理路内で行うに
    あたり、該感光材料中に一般式〔 I 〕及び〔II〕から
    なる群から選ばれるカプラーを含み、かつ、該スリット
    状処理路の水洗及び/又は安定処理路に該感光材料の搬
    送方向に対して向流方向に水洗水及び/又は安定液を補
    充しつつ、該処理路出口における鉄イオン含有量が60
    ppm以下である水洗水及び/又は安定液で該感光材料
    を処理することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感
    光材料の処理方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (式〔 I 〕及び式〔II〕中、R^1及びR^3は置換
    もしくは無置換のフェニル基を表わし、R^2は水素原
    子、脂肪族もしくは芳香族のアシル基、脂肪族もしくは
    芳香族スルホニル基を表わし、R^4は水素原子または
    置換基を表わし、Z_a及びZ_bはメチン、置換メチ
    ンまたは=N−を表わし、Y^1及びY^2はハロゲン
    原子または現像主薬の酸化体とのカプリング反応時に離
    脱可能な基を表わし、さらに、R^1、R^2、R^3
    またはY^1;R^4、Z_a、Z_bまたはY^2で
    2量体以上の多量体を形成してもよい)
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