JPH02129474A - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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JPH02129474A
JPH02129474A JP28141788A JP28141788A JPH02129474A JP H02129474 A JPH02129474 A JP H02129474A JP 28141788 A JP28141788 A JP 28141788A JP 28141788 A JP28141788 A JP 28141788A JP H02129474 A JPH02129474 A JP H02129474A
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port
regulating valve
pressure
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Akira Suzuki
明 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧力調整弁に係り、特に電気信号に応じて流
体の圧力を制御する電磁圧力調整弁に関する。
(従来の技術) 従来、電磁圧力調整弁の代表的なものとしては、フィー
ドバック圧力をダイヤフラム面に受けるダイヤフラムタ
イプのものと、フィードバック圧力をスプール端面に受
けるスプールタイプのものとがあるが、本発明は後者の
スプール型電磁圧力調整弁に関する。
かかる従来のスプール型電磁圧力調整弁は、−般に、供
給ポート、出力ポート及び排出ポートを有する弁スリー
プ内を摺動するスプール弁に、電磁石による荷重とスプ
リング荷重と出力圧フィードバック荷重とを作用させて
、これらの荷重をバランスさせることにより、供給圧を
電磁石部への入力電気信号に対応した出力圧に調整して
出力するように構成されている(実開昭60−5250
9号公報参照)。
ここで、上記圧力調整弁を自動車の自動変速機用油圧制
御回路におけるバルブボディに組み付ける場合、バルブ
ボディの油路と連通ずる位置に圧力調整弁の各ポートを
配設する必要があるとともに、圧力調整弁の表面から突
出しているコネクタ部を、限られた搭載スペースの中で
定められた空間に位置させることが必要である。この、
圧力調整弁の各ポートとコネクタとの相対的位置決めは
、従来では目視により行われていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来の圧力調整弁においては、圧力調整
弁を自動変速機のバルブボディ等に組み付ける場合、圧
力調整弁の各ポートをバルブボディの油路に連通させる
必要があり、また圧力調整弁のコネクタが電磁石部から
突出していることから、該コネクタをパルプボディ中に
収容する必要があった。そのため、作業者が、組付けに
際して圧力調整弁の各ポート及びコネクタがパルプボデ
ィの油路及びコネクタ収容部に対応した位置にあるか否
かを目視していた。
しかしながら、上記目視によって位置決めを行う場合、
各要素間で位置ズレが発生し易く、組み付けた後に圧力
調整弁を良好に作動させることができなかった。すなわ
ち、各ポートをバルブボディに合わせて組み付けた場合
は、コネクタがバルブボディの他の部品と干渉したり、
組付けの際に使用するツールと干渉したりすることがあ
った。
また、コネクタをバルブボディに合わせて組み付けた場
合は、バルブボディの油路と圧力調整弁のポートとが連
通しない場合があって、パルプシステムが作動しないこ
とがあった。
本発明は、上記従来の圧力調整弁の問題点を解決して、
簡単な装置によってバルブボディ、弁スリープのポート
及び電磁石部のコネクタが相互に位置ズレを起こさない
ようにし、組付性の良好な圧力調整弁を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明は、供給ポート(21)、出カポ−
) (22)及び排出ポー) (23)を有する弁スリ
ープ(4)内を摺動するスプール弁(5)に、電磁石に
よる荷重とスプリング荷重と出力圧フィードバック荷重
とを作用させて、これらの荷重をバランスさせることに
より、供給圧を電磁石部(3)への入力電気信号に対応
した出力圧に調整して出力するように構成した圧力調整
弁(1)において、上記電磁石部(3)は、コイル組立
体(82)に設けられたコネクタ(95)に突起(20
1)を有しているとともに、上記弁スリープ(4)は、
位置決め用切欠き(66)及び上記突起(201)と係
合する凹部(203)を上記各ポート(21)、 (2
2)、 (23)に対して所定の位置に形成するように
しである。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のように、コイル組立体(82)
に設けられたコネクタ(95)に突起(201)を形成
すると共に、弁スリープ(4)に、位置決め用切欠き(
66)を形成し、かつ、上記突起(201)と係合する
凹部(203)を上記各ポート(21)、 (22)、
 (23)に対して所定の位置に形成しているので、位
置決め用切欠き(66)によってバルブボディと弁スリ
ープ(4)との位置決めを行うことが可能となる。また
、突起(201)と凹部(203)を係合させることに
より、電磁石部(3)のコネクタ(95)とバルブボデ
ィとの位置決めを行うことが可能となる。
なお、上記記載において、説明の便宜上、各要素に第1
図及び第2図において使用している符号を付しているが
、これらは本発明の構成を限定するものではない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す圧力調整弁の断面
図である。
図において、圧力調整弁1は、調圧弁部2と電磁石部3
とから構成されている。そして、上記調圧弁部2は、弁
スリープ4とスプール弁5とから構成されていて、上記
弁スリープ4は、その内部軸方向にスプリング6を収容
する大径の孔7と、それに続いて後述するスプール弁5
を摺動案内する小径の案内孔8及び中径の案内孔9とが
貫通して形成されている。
上記案内孔9に対応する弁スリープ4の外周部には、半
径方向に開口した供給ポート21、排出ボ−ト23及び
出力ポート22が左から右へ順に形成され、これら各ポ
ートにおける流体の流れを円滑にするために、必要に応
じて環状切欠部21a、23a。
34a、35aが形成されている。
また、スプール弁5は、上記中径の案内孔9に液蜜に摺
動案内される二つの外径の等しいランド部3132と、
その一方のランド部31に隣接して上記小径の案内孔8
に液蜜に摺動案内される小径ランド部33とを備えてい
る。そして、上記等径のランド部31.32の対向する
端部間の距離は、スプール弁5の摺動により出力ポート
22が、供給ポート21と排出ポート23に所定割合で
交互に連通し得る寸法に形成されている。また上記等径
のランド部31、32間の空間34は、常に出力ポート
22に連絡されるようになっている。
そして、上記一方のランド部31、小径ランド部33及
び案内孔8.9により形成される密閉空間35は、フィ
ードバック油路36によって上記ランド部31、32間
の空間34と連通されるようになっている。
該フィードバック油路36は、上記ランド部31を斜め
に貫通するように形成あれており、上記出力ポート22
で得られる出力圧をフィードバックさせて上記密閉空間
35に供給する。
なお、上記等径ランド部32の端面中央から立設されて
いる棒状部分37は、後述する1tiff石部3の押し
捧38との当接部であり、また、小径ランド部33の端
面中央から突出する部分は、上記スプリング6のガイド
部材39である。
ところで、上記弁スリープ4の孔7には、上記スプリン
グ6に荷重を加えるための雌ネジ部材51が形成される
とともに、該雌ネジ部材51と螺合する雄ネジ部材52
が配設されている。そして、該雄ネジ部材52を回転さ
せつつ孔7内に進入させることによって、スプリング6
を上記スプール弁5の端面に押圧することができるとと
もに、該雄ネジ部材52の回転量を!If!ftするこ
とによってスプリング6の圧縮量を調整することができ
る。
そして、上記調圧弁部2の組立てに際しては、まず、弁
スリープ4の孔8を形成した一方端側に、小径ランド部
33を対向させてスプール弁5が挿入され、一方、孔7
側からは上記ガイド部材39を包囲しつつ小径ランド部
33の端面に当接するようにスプリング6が挿入される
。そして、該スプリング6を保持した状態で、上記雄ネ
ジ部材52を弁スリープ4の雌ネジ部材51に螺合する
ことにより、スプリング6が所定量圧縮される。
このようにして組み立てられた調圧弁部2は、続いて、
弁スリープ4の孔7側の端部に形成されたフランジ部5
3が後述するi磁石部3のフランジ部54に対向させら
れ、ケース55の端部56をカシメ付けることによって
’im石部3と結合されるようになっている。該カシメ
付けの便のため、ケース55内面のフランジ部54に対
向する部分に段部57が形成されていて、該段部57の
片部にフランジ部54を当接させた状態で上記カシメ付
けが行われる。
ここで、上記フランジ部53は、厚肉部61と薄肉部6
2とからなっていて、該厚肉部61の端面にはテーパ部
63が形成されている。このテーパ部63は、フランジ
部53を上記フランジ部54に対向させた時に逃げを形
成するためのものである。すなわち、該逃げにより両フ
ランジ部53−.54は周縁部64のみで接触すること
となるので、両者を当接させるに当たって該周縁部64
のみを表面加工すればよくなり、組付は作業が容易にな
るだけでなく、組付は状態も良好となる。
また、上記薄肉部62の周縁部には環状段差65が形成
される。この環状段差65は、組立て後の圧力調整弁1
を短くするために形成されるものである。
すなわち、圧力調整弁1はその設置場所による制約から
可能な限り短くする必要があるので、両フランジ部53
.54は薄くすることが好ましい、ところが、強度上の
問題があって両フランジ部53.54を薄くするのには
限界があるため、一定の厚みを存する厚肉部61を形成
し、もう一方の薄肉部62には上記環状段差65を形成
する。このように構成することにより、この環状段差6
5の分だけ組立て後の電磁石部3を短くすることができ
る。
ここで、66は、弁スリープ4の外周部半径方向に設け
られた供給ポート21、排出ポート23及び出力ポート
22と図示しない、例えば自動車用自動変速機の油圧制
御システム等との間の位置決めを行うための切欠きであ
る。該切欠き66は、第2図に示すように、弁スリープ
4の適宜箇所に少なくとも1個形成されており、該切欠
き66にクランプ部材204を挿入してバルブボディに
固定することによって、弁スリープ4の回転及び軸方向
のズレを防止している。
ところで、電磁石部3を構成するコイル組立体82は、
その上部にコネクタ95を一体的に形成しており、該コ
ネクタ95を介して電気信号が供給されるようになって
いる。そして、電磁石部3を組み立てた場合、該コネク
タ95はケース55のU字型開口205から上方に突出
した状態に置かれるため、図示しないバルブボディには
、該コネクタ95のための収容部分が形成されている。
ところが、上記弁スリープ4とコイル組立体82との相
対的な位置が正確でないままにケース55が取り付けら
れて圧力調整弁1が組み立てられると、上記コネクタ9
5がバルブボディの収容部分に収容されず、はみ出して
しまうことがある。そこで、本発明においては、上記コ
ネクタ95の下面に突起201が形成されるとともに、
弁スリープ4のフランジ部53の周縁部の所定位置に凹
部203が形成され、両者を係合させた状態で圧力調整
弁lが組み立てられる。ここで、上記凹部203の位置
は、弁スリープ4の各ポート21.22.23をバルブ
ボディの油路に対応させた状態で、上記突起201に係
合するように設定される。
なお、上記組立てに際して、弁スリープ4のフランジ部
53は、コア81のフランジ部54と当接させられるが
、上記突起201が大きくて該フランジ部54にも及ぶ
場合には、該フランジ部54の周縁部にも凹部202を
形成するとよい。
このようにして、調圧弁部2と電磁石部3とが結合され
た後、上記雄ネジ部材52が回転させられて雌ネジ部材
51内において移動し、上記スプリング6の圧縮量が調
整される。この調整は、i磁石部3に電流を供給すると
ともに、出力ポート22の出力圧を監視しながら行われ
る。この調整が終了すると、図の72に示すように、上
記雌ネジ部材51が形成されている突出部71が外側か
らカシメ付けられ、雄ネジ部材52が固定される。この
カシメ付けを容易にするために、上記突出部71には薄
肉部分が形成されている。
次に、1!磁石部3について説明する。
電磁石部3は、磁性材料製の円筒状のケース55を有し
、該ケース55の中には、同じく磁性材料製の肉厚の厚
い円筒状のコア81が収容されている。
該コア81は、一端に形成されたフランジ部54が上記
弁スリープ4のフランジ部53と接触係合するように配
列される。また、上記ケース55とコア81とで形成さ
れる円筒状の空間内の奥部には、コイル組立体82が挟
持固定される。そして、これら円筒状のケース55、コ
ア81及びコイル組立体82によって静止部が構成され
る。
一方、上記コア81の中空部83内に挿通配置される押
し棒38と、該押し棒38の他端側に固設され、上記コ
イル組立体82によって吸引される同じ(磁性材料製の
プランジャ84とによって可動部が構成される。
該可動部において、上記押し棒38の他端側、すなわち
調圧弁部2から離れた側に固設されたプランジャ84は
厚肉の円盤状をなしていて、コア81に対面する側のそ
の中心部には、プランジャ84の吸引時にコア81の端
部が微小間隔を隔てて収容される円筒状の凹部84aが
形成されている。また、その外周部84bは、同しく微
小間隔を隔てて上記ケース55の内周面と対面するよう
になっている。
そして、コア81の中空部83には、スリープ85を介
してリニア9転がりベアリング86が配設されている。
上記スリープ85がコア81の中空部83に嵌入された
後、図に示すようにコア81の端面の円周部分3箇所が
カシメ変形させられ、スリープ85の抜は止めストッパ
87が形成される。
また、該スリープ85の中に収容されるリニア9転がり
ベアリング86は、ストッパ88.89によって規制さ
れつつスリープ85内空間を自由に摺動できるようにな
っている。そして、1亥リニア型転がりベアリング86
は、黄tI4製のベアリングケージ90と、その内外を
貫通するように形成された小孔の中に収容され、かつリ
ニア9転がりベアリング86の内外周にわずかに突出す
るボール91とからなっていて、該ボール91を介して
押し欅38を支持しつつ、押し棒38とスリープ85と
の相対的な回転を可能とする。
ところで、上記押し棒38は非磁性体、例えばステンレ
ス鋼からなり、その表面に窒化処理が施され、窒化層が
形成されて耐摩耗性を有するようにしである。そして、
その一端には図の92で示すように、上記プランジャ8
4が輪カシメにより固定されている。また、上記スプー
ル弁5の棒状部分37に対向する押し棒38の他端側に
は、誤組付は防止のためにテーパ部93が形成される。
なお、94はコイル組立体82の端面とコア81のフラ
ンジ部54との間に介装される不織布製のリング、96
はプランジャ84に貫通形成された通油穴であり、高温
時の油圧振動対策として充填された油の抵抗を減少させ
るためのものである。そして、97はケース55のプラ
ンジャ84側端を閉塞する蓋部材である。
上記電磁石部3は、ケース55の一方端側からリング9
4及びコイル組立体82を定着したコア81を挿入し、
そのフランジ部54を例えばケース55内面の一方端側
に形成した段部57を用いて位置決め固定して静止部を
構成し、一方、押し棒38の他方端側にプランジャ84
を嵌入し、輪カシメにより固定して可動部の部分を構成
した後、ストッパ89を挿入し、該可動部の部分の押し
欅38の一方端側を、上記静止部を構成するケース55
の他方端部から挿入して、スリープ85を介してリニア
9転がりベアリング86内に収容する。
そして、前述した調圧弁部2の弁スリープ4の他方端側
に形成されたフランジ部53及びストッパ88を上記電
磁石部3の一方端側のケース55内に嵌入し、ケース5
5の端部56を弁スリープ4のフランジ部53の外周に
カシメ付けることによって、圧力調整弁lの組立てが完
了する。
本実施例は以上のような構成よりなるので、弁スリープ
4の供給ボー’ト21にポンプ等から圧力流体、例えば
圧油が供給されると、該圧油は供給ポート21から弁ス
リープ4とスプール弁5のランド部31との間に形成さ
れる開口を経てスプール弁5のランド部31.32間に
至り、更に、該ランド部31゜32間と常に連通ずる弁
スリープ4の出力ポート22を経由して、例えば自動変
速機等の圧油を必要とする油圧系統における各油圧機器
へと供給される。
そして、上記出力ポート22において出力される圧油の
圧力Pは、同時にフィードバック油路36を介して帰還
され、ランド部31とそれに隣接する小径ランド部33
そして弁スリープ4とで形成される密閉空間35内に導
かれ、ランド部31の断面積A1から小径ランド部33
の断面積A2を差し引いた面積差A +  A zに印
加される。
この圧力によって発生する力(A、−A、)Pは、スプ
リング6が押圧する力FSFに加えられ、スプール弁5
が該合成力(AI  Ax )P+F!Fで図の右方向
に押圧される。そしてスプール弁5は、前記合成力と電
磁石部3によって発生される力F ff0Lとがバラン
スする位置まで弁スリープ4内を摺動変位することにな
る。
こうして、上記スブiル弁5の摺動変位によってランド
部31.32が移動して弁スリープ4の供給ポート21
と排出ポート23とが出力ポート22に対して所定割合
にて開閉制御され、その結果、出力ポート22における
出力圧Pが電磁石部3に入力された電磁信号に対応して
、 P−(F、。L−F□)/(AI−Aオ)になるように
制御される。
次に、第3図に本発明の他の実施例を示す圧力調整弁の
断面図を示す。
図において、100は圧力調整弁であり、第1の実施例
と同様、調圧弁部102及び電磁石部103からなって
いる。そして、該調圧弁部102は、弁スリープ104
及びスプール弁105で構成される。
上記圧力調整弁100において、106はスプリング、
107は該スプリング106を収容する大径の孔、10
8は小径の案内孔、109は中径の案内孔である。
又、121は供給ポート、122は出力ポート、123
は排出ポートであり、弁スリープ104の上記各ポート
部分には環状切欠部121a、 123a、 134a
、 135aが形成されている。
上記スプール弁105は等径ランド部131 、132
及び小径ランド部133を有していて、弁スリープ10
4と共に空間134及び密閉空間135を形成する。
そして、上記ランド部131にはフィードバック油路1
36が形成されている。また、137は突出部、138
は押し棒、139は棒状部分、141.187.189
はストッパである。
上記スプリング106は、雄ネジ部材143を雌ネジ部
材151内にネジ込むことによって調整される。
ここで、143aは係止穴、144は嵌合ピン、144
aはその下方端部、145は孔である。
そして、153 、154は各々弁スリープ104と電
磁石部103のフランジ部でケース155の端部156
をカシメ付けることによって、両フランジ部153゜1
54は連結される。ここで、157は段部、161は厚
肉部、162は薄肉部、163 、166はテーパ部、
164は周縁部、165は環状段差である。
上記電磁石部103は円筒状のコア181及びコイル組
立体182からなる静止部と、プランジャ184及び押
し棒138からなる可動部を有している。上記コア18
1において、183は中空部、184aは凹部、184
bは外周部、185はスリープ、186はリニア9転が
りベアリング、190はベアリングケージ、191はベ
アリングケージ190に収容されるボール、193は当
接部、194は不織布製のリング、195はコネクタ、
196は通油穴、197は蓋部材である。
この実施例においては、調圧弁部102におけるスプー
ル弁105の構造、弁スリープ104の構造、及び調圧
弁部102と電磁石部103との接合部の構造が上記第
1の実施例と異なっている。
すなわち、上記弁スリープ104は、その内部軸方向に
スプリング106を収容する大径の孔107と、それに
続いて後述するスプール弁105を摺動案内する小径の
案内孔108及び中径の案内孔109とが貫通して形成
されている。
上記案内孔109に対応する弁スリープ104の外周部
には、半径方向に開口した供給ポート121、出力ポー
ト122及び排出ボーH23が右から左へ順に形成され
、これら各ポートにおける流体の流れを円滑にするため
に、必要に応じて環状切欠部121a、 123a、 
134a、 135aが形成されている。
又、スプール弁105は、上記中径の案内孔109に液
蜜に摺動案内される二つの外径の等しいランド部131
 、132と、その一方のランド部131に隣接して上
記小径の案内孔108に液蜜に摺動案内される小径ラン
ド部133とを備えている。そして、上記等径のランド
部131 、132の対向する端部間の距屡は、スプー
ル弁105の摺動により出力ポート122が、供給ポー
ト121 と排出ポート123に所定割合で交互に連通
し得る寸法に形成されている。
又、上記等径のランド部131 、132間の空間13
4は、常に出力ポート122に連絡されるようになって
いる。
そして、上記一方のランド部1315小径ランド部13
3及び案内孔108 、109により形成される密閉空
間135は、フィードバック油路136によって上記ラ
ンド部131 、132間の空間134と連通されるよ
うになっている。該フィードバック油路136は、上記
ランド部131を斜めに貫通するように形成されており
、上記出力ポート122で得られる出力圧をフィードバ
ックさせて上記密閉空間135に供給する。
尚、上記小径ランド部133の端面中央からの突出部1
37は、後述する電磁石部103の押し棒138との当
接部であり、また、上記ランド部132の端面中央から
立設されている棒状部分139は、上記スプリング10
6のガイドを兼ねるスプール弁105のストローク制限
部材である。
ところで、上記弁スリープ104の孔145には、上記
スプリング106に荷重を加えるための雌ネジ部材15
1が形成されると共に、該雌ネジ部材151と螺合する
雄ネジ部材143が配設されている。そして、該雄ネジ
部材143を回転させつつ孔145内に進入させること
によって、スプリング106を上記スプール弁105の
端面に押圧することができるとともに、該雄ネジ部材1
43の回転量を!l1fiffすることによってスプリ
ング106の圧itを調整することができる。
そして、上記調圧弁部102の組立てに際しては、まず
、弁スリープ104の小径の案内孔108を形成した一
方端側に、小径ランド部133を対向させてスプール弁
105が左方向から挿入され、一方、孔145側からは
上記棒状部分139を包囲しつつ上記ランド部132の
端面に当接するようにスプリング106が挿入される。
そして、該スプリング106を保持した状態で、上記雄
ネジ部材143を弁スリープ151の雌ネジ部材151
に螺合するごとにより、スプリング106が所定量圧縮
されるようになっている。
また、調圧弁部102と電磁石部103の接合部の構造
におい°ζ、電磁石部103のスリープ185の中に収
容されるリニア9転がりベアリング186は、押し棒1
38の左端部に設けられる皿バネからなるストッパ14
1とプランジャ184側に設けられる黄銅製のストッパ
189によって規制されつつ、スリープ185内空間を
自由に摺動できるようになっている。なお、ストッパ1
41には調圧弁部102 t!lに不織布製の部材14
2が設けられている。この不織布製の部材142は止め
輪167によって固定されている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、弁スリープ
104の供給ポート121にポンプ等から圧力流体、例
えば圧油が供給されると該圧油は供給ポー目21から弁
スリープ104とスプール弁105のランド部131 
との間に形成される開口を経てスプール弁5のランド部
131 、132間に至り、更に、該ランド部131 
、132間と常に連通ずる弁スリープ104の出力ポー
ト122を経由して、例えば自動変速機等の圧油を必要
とする油圧系統における各油圧機器へと供給される。
そして、上記出力ポート122において出力される圧油
の圧力Pは同時にフィードバック油路136を介して帰
還され、ランド部131とそれに隣接する小径ランド部
133、そして弁スリープ104 とで形成される密閉
空間135内に導かれランド部131の断面積A1から
小径ランド部133の断面積AIを差し引いた面積差A
、−A!に印加される。
この圧力によって発生する力(A+  At ) Pは
、電磁石部103によって発生される力F 16Lに加
えられ、したがって、スプール弁105がこの合成力(
A+  Ax ) P + F s。1で図の左方向に
押圧される。そして、スプール弁105は、この合成力
とスプリング106が押圧する力F□とがバランスする
位置まで、弁スリープ104内を摺動変位することにな
る。
こうして、上記スプール弁105の摺動変位によってラ
ンド部131 、132が移動して、弁スリープ104
の供給ポート121と排出ポート123とが出力ポート
122に対して所定割合にて開閉制御され、その結果、
出力ポート122における出力圧Pが電磁石部103に
人力された電磁信号に対応して、P=(Fsr  Fs
。t )/(A、−A、)になるように制御される。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す圧力調整弁の断面
図、第2図は本発明の圧力調整弁の要部分解斜視図、第
3図は本発明の他の実施例を示す圧力調整弁の断面図で
ある。 1.100・・・圧力調整弁、2.102・・・調圧弁
部、3.103・・・電磁石部、4,104・・・弁ス
リープ、5゜105・・・スプール弁、6,106・・
・スプリング、21゜121・・・供給ポート、22.
122・・・出力ポート、23゜123・・・排出ポー
ト、31.32.131 、132・・・ランド部、3
3.133・・・小径ランド部、36.136・・・フ
ィードバック油路、38.138・・・押し棒、53.
54.153゜154・・・フランジ部、55.155
・・・ケース、66・・・位置決め用切欠き、81.1
81・・・コア、82.182・・・コイル組立体、8
4.184・・・プランジャ、86.186・・・リニ
ア9転がりベアリング、201・・・突起、202.2
03・・・凹部、204・・・クランプ部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  供給ポート、出力ポート及び排出ポートを有する弁ス
    リープ内を摺動するスプール弁に、電磁石による荷重と
    スプリング荷重と出力圧フィードバック荷重とを作用さ
    せて、これらの荷重をバランスさせることにより、供給
    圧を電磁石部への入力電気信号に対応した出力圧に調整
    して出力するように構成した圧力調整弁において、上記
    電磁石部は、コイル組立体に設けられたコネクタに突起
    を有しているとともに、上記弁スリープは、位置決め用
    切欠き及び上記突起と係合する凹部を上記各ポートに対
    して所定の位置に形成していることを特徴とする圧力調
    整弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09196217A (ja) * 1996-01-18 1997-07-29 Toyoda Mach Works Ltd 電磁弁
JP2006046640A (ja) * 2004-06-28 2006-02-16 Denso Corp 電磁弁

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JP4561486B2 (ja) * 2004-06-28 2010-10-13 株式会社デンソー 電磁弁

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