JP4561486B2 - 電磁弁 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁アクチュエータにより作動し、油圧を制御する電磁弁に関する。
なお、国内優先による追加に伴い、参考例1、2および変形例を追加した。
この参考例1、2の追加に伴い、図面の図5、図6を追加した
〔従来の技術〕
従来より、油圧回路が形成されたボディ(図示せず)に嵌挿され、油圧の制御を行う電磁弁100が公知である。この電磁弁100は、図7に示すように、軸方向に変位し各種ポートを開閉するスプール101、ソレノイドコイル(図示せず)への通電により生じる磁気吸引力を受け、スプール101を軸方向一方側(図示左方側)へ変位させるプランジャ102、およびスプール101の軸方向一方側に装着され磁気吸引力に抗しスプール101を軸方向他方側(図示右方側)へ付勢するスプリング103を備える。
そして、電磁弁100は、入力ポート104に入力される油圧(以下、入力油圧と呼ぶ)を、入力ポート104と出力ポート105との連通状態(以下、単に連通状態と呼ぶ)を調節することにより、目標値に制御し出力ポート105から出力する(以下、出力ポート105から出力される油圧を、出力油圧と呼ぶ)。連通状態調節は、主に、ソレノイドコイルへの通電量(以下、単に通電量と呼ぶ)を変化させ磁気吸引力の大きさを変更することにより行われる。すなわち、出力油圧の目標値が変更され通電量が変わると、磁気吸引力の大きさが変わりスプール101が変位する。この結果、入力ポート104を直接的に開閉する第1径大部106が変位するので、連通状態が変化し出力油圧が目標値に制御される。
また、電磁弁100は、出力油圧をスプール101にフィードバック(以下、F/Bと呼ぶ)することにより、入力油圧の変動などの外乱に対し、連通状態を補正し出力油圧を目標値に合わせる。出力油圧のF/Bは、入力ポート104および出力ポート105とは別に設けられたF/Bポート107を介して行われる。そして、磁気吸引力、スプリング103による付勢力(以下、スプリング力と呼ぶ)およびF/Bされた出力油圧による付勢力(以下、F/B力と呼ぶ)が軸方向に拮抗しながら、スプール101が変位する。
電磁弁100では、第1径大部106よりも径小の第2径大部108を設けることにより、F/B力をスプール101に作用させる。よって、F/B力は、第1径大部106の断面積と、第2径大部108の断面積との差、および出力油圧に応じた大きさになる。
ところで、電磁弁100は、通電量がゼロであるときの連通状態により、図7(a)、(b)に示す特性を有するノーマリオープン型(N/O型)と、図7(c)、(d)に示す特性を有するノーマリクローズ型(N/C型)とに分類される。ここで、N/O型とは、通電量がゼロであるときに入力ポート104と出力ポート105とが最も大きく連通しているタイプである。また、N/C型とは、通電量がゼロであるときに入力ポート104と出力ポート105とが全く連通していないタイプである。
N/O型の電磁弁100では、通電量の増加とともに磁気吸引力の大きさが増加し、スプール101の変位量が大きくなると、連通状態が小さくなり出力油圧が減少する。このため、図7(a)の相関線Xに示すように、出力油圧の目標値は、通電量の増加とともに減少するように設定されている。また、N/O型の電磁弁100では、図7(b)に示すように、第2径大部108が第1径大部106よりも軸方向他方側に設けられ、F/B力は磁気吸引力と同じ方向(図示左方向)に作用する。
そして、例えば、図7(a)の点uに示すように、出力油圧が目標値よりも小さくなると、F/B力の大きさも小さくなるためスプール101は軸方向他方側へ変位する。これにより、連通状態は大きくなる方向に補正されるので、出力油圧は増加し目標値に到達することができる。
このようにN/O型の電磁弁100では、スプール101を軸方向一方側に付勢する磁気吸引力およびF/B力に対し、スプール101を軸方向他方側に付勢するスプリング力が拮抗している。このため、N/O型の電磁弁100では、スプリング力が磁気吸引力よりも大きくなるように設定されているので、スプール101が軸方向一方側へ過剰に変位する虞がない。
よって、N/O型の電磁弁100では、スプール101の軸方向一端側に配置される重要部材(例えば、スプリング力を調節するスクリュアジャスタ)にスプール101が追突し、この重要部材を破損させる虞がない。このため、N/O型の電磁弁100では、スプール101の軸方向一方側への過剰変位に対するストッパ機構を設ける必要がない(例えば、特許文献1参照)。
一方、N/C型の電磁弁100では、通電量の増加とともに磁気吸引力の大きさが増加し、スプール101の変位量が大きくなると、連通状態が大きくなり出力油圧が増加する。このため、図7(c)の相関線Yに示すように、出力油圧の目標値は、通電量の増加とともに増加するように設定されている。また、N/C型の電磁弁100では、図7(d)に示すように、第2径大部108が第1径大部106よりも軸方向一方側に設けられ、F/B力は磁気吸引力と逆の方向(図示右方向)に作用する。
そして、例えば、図7(c)の点vに示すように、出力油圧が目標値よりも小さくなると、F/B力の大きさも小さくなるためスプール101は軸方向一方側へ変位する。これにより、連通状態は大きくなる方向に補正されるので、出力油圧は増加し目標値に到達することができる(例えば、特許文献2参照)。
〔従来技術の不具合〕
このようにN/C型の電磁弁100では、スプール101を軸方向一方側に付勢する磁気吸引力に対し、スプール101を軸方向他方側に付勢するスプリング力およびF/B力が拮抗している。このため、N/C型の電磁弁100では、スプリング力が磁気吸引力よりも小さくなるように設定されているので、入力油圧の急減などが発生するとスプール101が軸方向一方側へ過剰に変位する虞がある。
よって、N/C型の電磁弁100では、N/O型の電磁弁100のようにストッパ機構が設けられていないと、スプール101がスクリュアジャスタ等の重要部材に追突し、この重要部材を破損させる虞がある。このため、N/C型の電磁弁100では、プランジャ102を吸引するステータ(図示せず)を、プランジャ102の一端面に対向配置することにより、ストッパ機構が形成されている。そして、プランジャ102の外周面がステータ側内周面と対向したり、摺接したりしながら、プランジャ102が軸方向に変位する。
しかし、ステータをプランジャ102の一端面に対向配置すると、ステータ側内周面の加工性が悪化したり、プランジャ等の各種部材の組み付け性が悪化したりする
特開2002−310322号公報 特開2000−220762号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、ステータ側内周面の加工性や、プランジャ等の各種部材の組み付け性が悪化することなく、スプールの過剰変位に対するストッパ機構が形成されたN/C型の電磁弁を提供することにある
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の電磁弁では、入力ポートおよび出力ポートが形成されるとともにスプールを軸方向に摺動自在に支持するスリーブに、内壁から内部空間に突出する突出部が設けられている。
これにより、突出部がスプールの過剰変位に対するストッパ機構を形成するので、ステータをプランジャの一端面に対向配置する必要がなくなる。この結果、N/C型の電磁弁において、ステータ側内周面の加工性の悪化や、プランジャ等の各種部材の組み付け性の悪化を招くことなく磁気吸引力によるスプールの過剰変位を阻止することができる。
また、突出部は、スプールの軸方向一方側に形成されたスプリング室に設けられている。
これにより、スリーブの製造工程を煩雑にすることなく突出部を設けることができる。スリーブの製造では、ダイカストにより概形を成型した後、スプールの径大部が摺動する摺動面などを高精度に仕上げる。そして、この摺動面は、スプリング室よりも軸方向他方側に設けられる。このため、スプリング室に突出部を設けることにすれば、スリーブの一端から突出部に至るまでの内周部を、軸方向一方側に型抜きすることにより形成した後、突出部よりも一方側の内周の肉を削り取ることにより、容易に突出部を形成できる。
〔請求項の手段〕
請求項に記載の電磁弁では、突出部を部分的に欠落させることにより、スリットを形成している。
これにより、スプリング室をダンパ室として用いる際に、突出部にエアが溜まるのを防止することができる。なお、ダンパ室とはスプールの変位に伴う振動を抑えるためにオイルが流出入される空間である。そして、スプリング室をダンパ室として用いる場合、各種ポートとは別途に絞りを設け、この絞りを介してオイルの流出入を行う。このため、オイルに混入したエアは、絞りを介してダンパ室から排出される。しかし、スプリング室に突出部が設けられると、エアは突出部に遮られ絞りに到達することができない虞がある。
そこで、絞りを設ける位置に応じて、突出部を欠落させスリットを形成すれば、確実にダンパ室からエアを排出することができる。
〔請求項の手段〕
請求項に記載の電磁弁では、スプリング室の容積変化をスリーブの外部との間で調整する連通ポートが、スリットと径方向に対向する位置まで拡張されている。
これにより、連通ポートからスリットに至る空間を、ダイカストの型抜きにより同時に形成することができる。このため、連通ポートからスリットに至る空間を同時形成できるように金型を改造しておけば、スリーブの製造工程を煩雑にすることなくスリットを形成することができる。なお、スプリング室をダンパ室として用いる際、連通ポートはボディ内壁等により閉鎖される
最良の形態1の電磁弁は、油圧が入力される入力ポートおよび油圧が出力される出力ポートが形成されたスリーブ、スリーブに軸方向に摺動自在に支持され、軸方向に変位し入力ポートと出力ポートとの連通状態を調節するスプール、ソレノイドコイルへの通電により磁気吸引力を生じさせ、磁気吸引力によりスプールを軸方向一方側に変位させる電磁アクチュエータ、スプールの軸方向一方側に装着され、磁気吸引力に抗しスプールを軸方向他方側へ付勢するスプリングを備え、出力ポートから出力される油圧をスプールにフィードバックし、フィードバックされた油圧によりスプールを軸方向他方側へ付勢し、入力ポートと出力ポートとの連通状態を補正する。そして、スリーブは、内壁から内部空間に突出する突出部が設けられ、スプールは、突出部に係止され軸方向一方側への過剰変位を阻止される。また、スリーブは、スプールの軸方向一方側の内部に、スプリングを収容するスプリング室を有し、突出部は、スプリング室に設けられている。
最良の形態2の電磁弁は、突出部を部分的に欠落させることにより、スリットを形成している。また、スプリング室は、スプールの変位に伴う容積変化をスリーブの外部との間で調整する連通ポートにより外部に開口され、連通ポートは、スリットと径方向に対向する位置まで拡張されている
〔実施例1の構成〕
実施例1の電磁弁1の構成を図1を用いて説明する。
電磁弁1は、油圧回路が形成されたボディ(図示せず)に嵌挿され、油圧の制御を行う。電磁弁1は、各種ポートが形成されたスリーブ2、スリーブ2に軸方向に摺動自在に支持され、軸方向に変位し各種ポートを開閉するスプール3、ソレノイドコイル4への通電により磁気吸引力を生じさせ、磁気吸引力によりスプール3を軸方向一方側(図示左方側)に変位させる電磁アクチュエータ5、磁気吸引力に抗しスプール3を軸方向他方側(図示右方側)へ付勢するスプリング6を備える。
スリーブ2は、略円筒状に製作され、スプール3を軸方向に摺動自在に支持する。スリーブ2に形成される各種ポートは、オイルポンプ(図示せず)から油圧が入力される入力ポート10、油圧が出力される出力ポート11、出力油圧がF/BされるF/Bポート12、オイルパン(図示せず)へオイルを戻すドレインポート13などである。
スプール3は、スリーブ2の内壁に設けられた摺動面16、17、18を、各々、摺動するドレイン径大部22、第1径大部23、第2径大部24が、軸方向他方側から軸方向一方側に向かい順次設けられている。第1径大部23は入力ポート10を直接的に開閉し、ドレイン径大部22はドレインポート13を直接的に開閉する。また、第2径大部24は、第1径大部23よりも径小である。
ドレイン径大部22と第1径大部23との間には、径小部27が設けられスリーブ2の内壁とともに出力油圧を出力する出力室28を形成する。出力室28は、出力ポート11により、常に電磁弁1の外部に開口し、ボディの油路に連通している。そして、第1径大部23が摺動面17を摺動し軸方向に変位することにより、入力ポート10と出力室28(すなわち出力ポート11)との連通状態、すなわち電磁弁1の連通状態を調節する。また、ドレイン径大部22が摺動面16を摺動し軸方向他方側に変位することにより、出力室28とドレインポート13とを連通させ、出力室28のオイルをオイルパンへ戻す。
なお、第1径大部23は、ソレノイドコイル4への通電量がゼロであるときに入力ポート10を完全に閉鎖する。そして、第1径大部23は、通電量の増大とともに軸方向一方側へ変位して、入力ポート10を開放し連通状態を増加させる。このように電磁弁1はN/C型である。
第1径大部23と第2径大部24との間には、径小部29が設けられスリーブ2の内壁とともに出力油圧がF/BされるF/B室30を形成する。F/B室30は、F/Bポート12により、常に電磁弁1の外部に開口し、出力ポート11と連通している。そして、出力室28から出力ポート11を介して出力油圧が出力されると、F/Bポート12を介して出力油圧がF/B室30に入力される。これにより、第1径大部23の断面積と、第2径大部24の断面積との差、および出力油圧に応じたF/B力が軸方向他方側へスプール3に作用する。この結果、連通状態が補正される。なお、F/Bポート12の図示下側のポート31は、本実施例ではボディ等により閉鎖されている。
電磁アクチュエータ5は、磁気回路を形成するために通電されるソレノイドコイル4、ソレノイドコイル4の内周側に配置され磁気吸引力により軸方向一方側に駆動されるプランジャ35、プランジャ35を軸方向に移動自在に収容するとともに磁束を通しプランジャ35を軸方向一方側に磁気吸引するステータ36、ソレノイドコイル4の外周側および他端側を覆い磁束を通過させるヨーク37、ソレノイドコイル4へ給電するためのコネクタ38を有する。
スプール3とプランジャ35との間には、シャフト42が設けられ、プランジャ35が受ける磁気吸引力をスプール3に伝達し、スプール3を軸方向一方側へ変位させる。また、ヨーク37の一方側先端部はかしめられ、スリーブ2の他方側先端部とステータ36の一方側先端部とを強固に結合する。なお、スリーブ2の他方側先端部とステータ36の一方側先端部との間にはダイヤフラム43が挟装され、オイルに含まれる異物がステータ36の内部に侵入するのを防止している。また、プランジャ35には、軸方向に貫通する呼吸穴44が設けられている。
スプリング6は、第2径大部24の一方側に突出した径小部46に装着されている。また、スプリング6は、スクリュアジャスタ47によりスプリング力が調節されている。スクリュアジャスタ47とは、スリーブ2の一端側に螺着されスリーブ2の内部を閉鎖する部材である。そして、スプリング力により、スプリング6は、磁気吸引力に抗しスプール3を軸方向他方側へ付勢する。
さらに、スプリング6は、スリーブ2の内部であってスプール3の軸方向一方側に形成されるスプリング室49に収容される。スプリング室49は、スリーブ2の内壁やスクリュアジャスタ47などにより形成されている。また、スプリング室49は、連通ポート50が矩形状に開口し、スプール3の変位に伴う容積変化をスリーブ2の外部との間で調整している。
また、スプリング室49には、スリーブ2の内壁から内部空間へ突出する突出部52が設けられている。すなわち、突出部52は、スプリング室49を形成する内壁から、スプリング室49の内部空間へ突出している。また、突出部52は、第2径大部24に係合することによりスプール3を係止することができる。これにより、スプール3の軸方向一方側への過剰変位を阻止することができる。
〔実施例1の作用〕
ソレノイドコイル4への通電が行われると、通電量に応じた磁気吸引力がステータ36とプランジャ35との間に生じ、プランジャ35が軸方向一方側へ移動する。これにより、磁気吸引力がシャフト42を介してスプール3に伝達されるので、スプール3は、スプリング力に抗して軸方向一方側へ変位し入力ポート10を開口する。この結果、出力ポート11から出力油圧が出力されるとともに、出力された出力油圧がF/Bポート12からスプール3にF/Bされる。これにより、F/B力がスプール3を軸方向他方側へ付勢し、電磁弁1の連通状態を補正する。以上により、出力油圧が目標値に制御される。
〔実施例1の効果〕
実施例1の電磁弁1では、スリーブ2の内壁から内部空間に突出する突出部52が設けられている。
これにより、突出部52がスプール3の過剰変位に対するストッパ機構を形成するので、ステータ36をプランジャ35の一端面に対向配置する必要がなくなる。このため、N/C型の電磁弁1において、ステータ36の内周面の加工性の悪化や、プランジャ35等の各種部材の組み付け性の悪化を招くことなく磁気吸引力によるスプール3の過剰変位を阻止することができる。この結果、スプール3がスクリュアジャスタ47に追突するのを防止することができる。
実施例1の電磁弁1の突出部52は、スプリング室49に設けられている。
これにより、スリーブ2の製造工程を煩雑にすることなく突出部52を設けることができる。スリーブ2の製造では、ダイカストにより概形を成型した後、スプール3のドレイン径大部22、第1径大部23、および第2径大部24が、各々、摺動する摺動面16、17、18などを高精度に仕上げる。そして、これらの摺動面16、17、18は、スプリング室49よりも軸方向他方側に設けられる。このため、スリーブ2の一端から突出部52に至るまでの内周部を、軸方向一方側に型抜きすることにより形成した後、突出部52よりも一方側の内周の肉を削り取ることにより、容易に突出部52を形成できる。
〔実施例2の構成〕
実施例2の電磁弁1の構成を図2を用いて説明する。
実施例2では、図2(a)に示すように、連通ポート50の反対側(図示上側)のスリーブ2を貫通し、スプリング室49とボディの油路とに通じる絞り54が設けられている。そして、実施例2では連通ポート50がボディ等により閉鎖され、スプリング室49では、絞り54を通じてスプール3の変位に伴うオイルの流出入が行われる。
また、図2(b)に示すように、突出部52は、図示上側の部分、すなわち周方向の位置が絞り54と同じ部分で欠落している。これにより、突出部52には、絞り54と同じ周方向位置にスリット55が形成される。また、閉鎖される連通ポート50は、スリット55と径方向に対向する位置まで拡張され、矩形の一部が凸状に拡張する凸部56をなす。
〔実施例2の作用〕
実施例2の電磁弁1では、スプリング室49がダンパ室として用いられる。ダンパ室とは、スプール3の変位に伴う振動を抑えるためにオイルが流出入される空間である。そして、絞り54を介してオイルの流出入が行われるので、スプリング室49へのオイルの流出入速度が制限される。この結果、スプール3の振動が抑制される。また、オイルに混入されたエアは、スリット55を通過し、絞り54を介してスプリング室49から排出される。
〔実施例2の製造方法〕
実施例2の電磁弁1では、スリーブ2を製作する際に、まず図3に示すようにダイカストによりスリーブ2の概形59が製作される。この概形59では、一端から連通ポート50に至るまでの一方部60の内周部が、軸方向他方側(図示A方向)に型抜きされることにより形成される。そして、一方部60の一端から内周の肉を削り取ることにより、図4に示すようにスプリング室49をなす内壁を形成するとともに突出部52を設ける。また、図3に示すように、連通ポート50の凸部56と突出部52のスリット55とは、図示B方向に型抜きされることにより、概形59を製作する際に同時に形成される。
〔実施例2の効果〕
実施例2の電磁弁1では、周方向において絞り54と同じ位置の部分を突出部52から欠落させることにより、スリット55を形成している。
これにより、スプリング室49をダンパ室として用いる際に、突出部52にエアが溜まるのを防止することができる。すなわち、突出部52が周方向において絞り54と同じ位置の部分で突出していると、エアは突出部52に遮られ絞り54に到達することができない虞がある。そこで、周方向において絞り54と同じ位置の部分を欠落させスリット55を形成すれば、確実にスプリング室49からエアを排出することができる。
実施例2の電磁弁1では、連通ポート50が、スリット55と径方向に対向する位置まで拡張され、凸部56を形成している。
これにより、連通ポート50からスリット55に至る空間を、ダイカストの型抜きにより同時に形成することができる。このため、連通ポート50からスリット55に至る空間を同時形成できるように金型を改造しておけば、スリーブ2の製造工程を煩雑にすることなくスリット55を形成することができる。
参考例1の構成〕
参考例1の電磁弁1の構成を図5を参照して説明する。なお、実施例1と同一符号は同一符号物を示すものである。
先ず最初に電磁アクチュエータ5を説明する。この電磁アクチュエータ5は、上記実施例1、2と同じものであり、以下では電磁アクチュエータ5を上記実施例と一部重複して説明する。
電磁アクチュエータ5は、ソレノイドコイル4、プランジャ35、ステータ36、ヨーク37、コネクタ38を備える。
ソレノイドコイル4は、通電されると磁力を発生して、プランジャ35と磁気固定子を通る磁束ループを形成させるものであり、樹脂ボビンの周囲にエナメル線を多数巻回したものである。
プランジャ35は、略円柱形状を呈した磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)である。
このプランジャ35は、磁気固定子の内周面(具体的には、後述するステータ36の内周面)と直接摺動するものである。
また、プランジャ35は、シャフト42の先端と直接当接しており、スプール3に伝わるスプリング(圧縮コイルバネ)6の付勢力によってスプール3とともにプランジャ35も閉弁側(入力ポート10が閉じて出力圧が低くなる側:この実施例では図示右側)に付勢されている。
ステータ36は、磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)よりなり、プランジャ35を軸方向へ磁気吸引する吸引ステータ36aと、プランジャ35の周囲を覆ってプランジャ35と径方向の磁束の受け渡しを行う摺動ステータ36bとを備えるものであり、吸引ステータ36aと摺動ステータ36bは磁気遮断溝(磁気抵抗が大きくなる部分)36cを介して磁気的に遮断されている。
ステータ36の内周には、プランジャ35を軸方向に摺動可能に支持する軸方向穴36dが形成されている。この軸方向穴36dは、ステータ36の一端から他端に向けて同径の貫通穴である。
吸引ステータ36aは、スリーブ2とソレノイドコイル4との間に挟まれて、ヨーク37の開口部と磁気的に結合されており、ソレノイドコイル4の発生した磁力によってプランジャ35を開弁側(入力ポート10が開いて出力圧が高くなる側:この実施例では図示左側)に磁気吸引する。なお、吸引ステータ36aの内周には、上述した軸方向穴36dが形成されており、吸引ステータ36aはプランジャ35の軸方向の移動を規制しないものである。
一方、吸引ステータ36aは、プランジャ35を磁気吸引した際にプランジャ35と軸方向に交差する部分に筒部を備える。この筒部の外周面は、テーパ形状に設けられており、プランジャ35のストローク量に対して磁気吸引力が変化しない特性に設けられている。
摺動ステータ36bは、プランジャ35の略全周を覆う略円筒形状を呈するものであり、ヨーク37の底部と磁気的に結合されている。この摺動ステータ36bは、プランジャ35と直接摺動してプランジャ35を軸方向に摺動自在に支持するとともに、プランジャ35と径方向の磁束の受け渡しを行うものである。
ヨーク37は、ソレノイドコイル4の周囲を覆って磁束を流す略カップ状に形成された磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)であり、開口端部に形成された爪部をカシメることでスリーブ2と強固に結合される。
コネクタ38は、電磁弁1を制御する電子制御装置(図示しない)と接続線を介して電気的な接続を行う接続手段であり、その内部にはソレノイドコイル4の両端にそれぞれ接続される端子が配置されている。
なお、電子制御装置は、デューティ比制御によって電磁アクチュエータ5のソレノイドコイル4へ供給する電流値(以下、通電量)を制御するものであり、ソレノイドコイル4への通電量を制御することによって、スプリング6の付勢力に抗してプランジャ35およびスプール3の軸方向の位置をリニアに変位させることで、入力側シール長(ラップA)と、排出側シール長(ラップB)との比率を変化させて、出力ポート11に発生する出力圧をコントロールするものである。
参考例1の特徴〕
上記で示したように、吸引ステータ36aがプランジャ35の軸方向の移動を規制しないタイプの電磁アクチュエータ5は、ヨーク37内に吸引ステータ36aを組み入れた後に、プランジャ35を組み入れることができる。即ち、ヨーク37の開口方向からヨーク37の開口内に電磁アクチュエータ5の構成部品を順次組み入れることができる。このため、電磁アクチュエータ5の組付性が良い。
しかし、吸引ステータ36aの内側をプランジャ35が軸方向に素通りするため、吸引ステータ36aに発生する磁気吸引力が増大するなどして、プランジャ35とともにスプール3が必要以上にストロークする可能性がある。具体的にこの参考例1のように、スプール3のストローク量が増えると出力油圧が上昇するタイプの電磁弁1では、スプール3がオーバーストロークすると、必要以上の油圧が出力される可能性がある。
上記の不具合を回避するために、この参考例1のスプール弁には、スリーブ2とスプール3が軸方向に当接してスプール3のストローク範囲を規制する軸方向当接手段が設けられている。
この参考例1の軸方向当接手段は、スプール3に設けられた外径方向に突出する弁側係止部61であり、スプール3が軸方向に移動して、弁側係止部61がスリーブ2内の軸方向段差62に当接することで、スプール3の開弁方向(プランジャ35が磁気吸引されて移動する方向:図中左方向)のストローク範囲が規制される。
さらに参考例1の軸方向当接手段を具体的に説明する。
参考例1の弁側係止部61は、スプール3の電磁アクチュエータ5側(図中右側)に設けられたフランジ(鍔部)であり、切削加工等によってスプール3と一体に設けられている。
一方、スリーブ2の電磁アクチュエータ5側(スプール挿入開口側:図中右側)には、スプール挿入開口端(スリーブ2の右端)から所定の軸方向範囲に亘って内壁面が弁側係止部61の外径より大径の大径室63が形成されている。この大径室63における図中左端は、弁側係止部61の外径寸法より小径に設けられており、大径室63の図中左端において径が小さくなる軸方向の面が軸方向段差62である。
そして、弁側係止部61が軸方向段差62に当接することで、スプール3の最大ストローク位置(最大開弁位置)が設定される。
参考例1の効果)
参考例1の電磁弁1は、最大ストローク位置よりもさらに開弁方向へ移動する軸力がスプール3に生じても、スプール3に設けられた弁側係止部61がスリーブ2内の軸方向段差62に当接することで、スプール3の開弁方向のストローク範囲が規制され、スプール3が最大ストローク位置よりもさらに開弁方向へオーバーストロークする不具合が防がれる。これにより、スプール3のオーバーストロークによって必要以上の油圧が出力される不具合を回避することができる。
また、この参考例1では、軸方向当接手段をスプール3側に設けている。即ち、弁側係止部61をスプール3に形成している。これにより、弁側係止部61の軸方向位置(例えば、軸方向厚み)を調整することで、最大ストローク位置におけるスプール3と各ポート位置を調整することが可能になる。即ち、最大ストローク位置におけるスプール3と各ポート位置のバラツキを小さく管理することが可能になる。あるいは、軸方向段差62を切削加工等で調節することで、最大ストローク位置におけるスプール3と各ポート位置を調整しても良い。
参考例1の変形例)
参考例1では、ソレノイドコイル4の通電量が上昇すると出力油圧が上昇するN/C型の電磁弁1のスプール3に弁側係止部61を設ける例を示した。これに対し、ソレノイドコイル4の通電量が上昇すると出力油圧が下降するN/O型の電磁弁1のスプール3に弁側係止部61を設けて、スプール3が閉弁方向(油圧が低下する方向)へオーバーストロークする不具合を回避するように設けても良い。
参考例1および後述する参考例2では、スプリング室49内とスリーブ2の外部油路をダンパオリフィス12aを介して連通させてスプール3の振動を抑制しているが、上記の実施例1で示したように第1径大部23と第2径大部24の間にフィードバック油圧を与えて外乱に対して出力圧を安定させても良い。
参考例2の特徴〕
参考例2の電磁弁1を図6を参照して説明する。
上記の参考例1では、軸方向当接手段をスプール3側に設ける例を示した。即ち、スプール3に弁側係止部61を設けることで、スプール弁のストローク範囲を規制して最大ストローク位置を設定する例を示した。
これに対し、この参考例2は、軸方向当接手段をスリーブ2側に設けるものである。
具体的にこの参考例2の軸方向当接手段は、スリーブ2において第1径大部23の外径寸法より内径側に形成された筒側係止部64(摺動面18を形成する部分)である。
ここで、実施例1に開示されるように、第2径大部24は、第1径大部23より小径である。このため、第2径大部24と摺接する摺動面18の内径は、第2径大部24の外径より小さく設けられている。そして、この参考例2は、摺動面18を形成する部分を筒側係止部64として利用したものである。
これにより、スプール3が軸方向に移動して、第1大径部23の軸方向の図示左面(筒側係止部64に対向する面)が筒側係止部64に当接することで、スプール3の開弁方向(プランジャ35が磁気吸引されて移動する方向:図中左方向)のストローク範囲が規制される。即ち、スプール3の最大ストローク位置が設定される。
参考例2の効果)
参考例2の電磁弁1は、最大ストローク位置よりもさらに開弁方向へ移動する軸力がスプール3に生じても、スプール3の第1大径部23がスリーブ2の筒側係止部64に当接することで、スプール3の開弁方向のストローク範囲が規制され、スプール3が最大ストローク位置よりもさらに開弁方向へオーバーストロークする不具合が防がれる。これにより、スプール3のオーバーストロークによって必要以上の油圧が出力される不具合を回避することができる。
また、この参考例2では、軸方向当接手段をスリーブ2側に設けている。即ち、筒側係止部64をスリーブ2に設けている。これにより、筒側係止部64において第1大径部23と対向する面の位置を切削加工等で調整することで、最大ストローク位置におけるスプール3と各ポート位置を調整することが可能になる。即ち、参考例1と同様、最大ストローク位置におけるスプール3と各ポート位置のバラツキを小さく管理することが可能になる。
さらに、この参考例2では、スリーブ2において摺動面18を形成する部分を筒側係止部64として利用しているため、既存の電磁弁1に対して変更点を抑えることができるため、電磁弁1のコスト上昇を抑えることができる。
参考例2の変形例)
参考例2では、ソレノイドコイル4の通電量が上昇すると出力油圧が上昇するN/C型の電磁弁1のスリーブ2に筒側係止部64を設ける例を示した。これに対し、ソレノイドコイル4の通電量が上昇すると出力油圧が下降するN/O型の電磁弁1のスリーブ2に筒側係止部64を設けて、スプール3が閉弁方向(油圧が低下する方向)へオーバーストロークする不具合を回避するように設けても良い。
〔変形例〕
上記の実施例では、自動変速機の油圧制御装置に用いられる電磁弁1に本発明を適用する例を示したが、自動変速機以外の他の電磁弁1に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、電磁三方弁に本発明を適用した例を示したが、スプール弁は三方弁に限定されるものではなく、スリーブ2とスプール3とからなるスプール弁を電磁アクチュエータ5で駆動する他の電磁弁に本発明を適用することができる
電磁弁の断面図である(実施例1)。 (a)は電磁弁の断面図であり、(b)はスリーブの断面図であり、(c)は電磁弁の下面図である(実施例2)。 スリーブ概形のダイカスト成型後の断面斜視図である(実施例2)。 スリーブの切削加工後の断面斜視図である(実施例2)。 電磁弁の断面図である(参考例1)。 電磁弁の断面図である(参考例2)。 (a)はN/O型の電磁弁の通電量と出力油圧の相関図であり、(b)はN/O型の電磁弁に作用する力の拮抗状態を示す説明図であり、(c)はN/C型の電磁弁の通電量と出力油圧の相関図であり、(d)はN/C型の電磁弁に作用する力の拮抗状態を示す説明図である(従来例)。
1 電磁弁
2 スリーブ
3 スプール
4 ソレノイドコイル
5 電磁アクチュエータ
6 スプリング
10 入力ポート
11 出力ポー
5 プランジャ
6 ステータ
49 スプリング室
50 連通ポート
52 突出部
55 スリッ

Claims (3)

  1. 油圧が入力される入力ポートおよび油圧が出力される出力ポートが形成されたスリーブ、
    このスリーブに軸方向に摺動自在に支持され、軸方向に変位し前記入力ポートと前記出力ポートとの連通状態を調節するスプール、
    ソレノイドコイルへの通電により磁気吸引力を生じさせ、この磁気吸引力により前記スプールを軸方向一方側に変位させる電磁アクチュエータ、
    前記スプールの軸方向一方側に装着され、前記磁気吸引力に抗し前記スプールを軸方向他方側へ付勢するスプリングを備え、
    前記出力ポートから出力される油圧を前記スプールにフィードバックし、フィードバックされた油圧により前記スプールを軸方向他方側へ付勢し、前記入力ポートと前記出力ポートとの連通状態を補正する電磁弁において、
    前記電磁アクチュエータは、軸方向へ摺動自在に支持されたプランジャ、前記ソレノイドコイルの発生する磁気吸引力により前記プランジャを軸方向一方側に磁気吸引するステータを有し、前記スプールは、前記プランジャによって軸方向一方側へ駆動され、
    前記ステータは、前記プランジャの軸方向の移動を規制しないものであり、
    前記スリーブは、内壁から内部空間に突出する突出部が設けられ、
    前記スプールは、前記突出部に係止され軸方向一方側への過剰変位を阻止され
    前記突出部は、前記スリーブの内部空間の一部であって前記スプールの軸方向一方側で前記スプリングを収容するスプリング室に設けられていることを特徴とする電磁弁。
  2. 請求項1に記載の電磁弁において、
    前記突出部を部分的に欠落させることにより、スリットを形成していることを特徴とする電磁弁。
  3. 請求項2に記載の電磁弁において、
    前記スプリング室は、前記スプールの変位に伴う容積変化を前記スリーブの外部との間で調整する連通ポートにより外部に開口され、
    前記連通ポートは、前記スリットと径方向に対向する位置まで拡張されていることを特徴とする電磁弁
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