JPH02129481A - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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JPH02129481A
JPH02129481A JP28141688A JP28141688A JPH02129481A JP H02129481 A JPH02129481 A JP H02129481A JP 28141688 A JP28141688 A JP 28141688A JP 28141688 A JP28141688 A JP 28141688A JP H02129481 A JPH02129481 A JP H02129481A
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JP
Japan
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valve
pressure regulating
electromagnet
valve sleeve
regulating valve
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JP28141688A
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English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧力調整弁に係り、特に電気信号に応じて流
体の圧力を制御する!磁圧力調整弁に関する。
(従来の技術) 従来、電磁圧力調整弁の代表的なものとしては、フィー
ドバック圧力をダイヤプラム面に受けるダイヤフラムタ
イプのものと、フィードバック圧力をスプール端面に受
けるスプールタイプのものとがあるが、本発明は後者の
スプール型電磁圧力調整弁に関する。
かかる従来のスプール型1を磁圧力調整弁は、般に、供
給ポート、出力ポート及び排出ポートを存する弁スリー
ブ内を摺動するスプール弁に、電磁石による荷重とスプ
リング荷重と出力圧フィードバック荷重とを作用させて
、これらの荷重をバランスさせることにより、供給圧を
電磁石部への入力電気信号に対応した出力圧に調整して
出力するように構成されている(実開昭60−5250
9号公報参照)。
ここで、上記圧力調整弁は、弁スリーブと該弁スリーブ
内を摺動するスプール弁とからなる調圧弁部を、コイル
組立体、コア及びプランジャからなるT1磁石部に組み
付けるに当たり、弁スリーブのフランジ部と電磁石部を
被うケースとが当接され、該当接部を被うようにケース
の端部がカシメ付けられる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来の圧力調整弁においては、弁スリー
ブのフランジ部と電磁石部を被うケースとを当接させて
ケースの端部をカシメ付けるようにしているため、弁ス
リーブのフランジ部とケースの端部を平坦な面とする必
要がある。ここで、両端面に十分な平面度が得られない
場合には、弁スリーブ内に収容されるスプール弁と、ケ
ース内にコアを介して収容される押し棒との同心性が損
なわれ、電磁石部の作動が正確にスプール弁に伝達され
なくなるため、圧力調整弁の応答性を悪くしたりスティ
ック、スリップ現象を発生していた。
これに対し、スプール弁と押し棒との同心性を保つため
に、弁スリーブ側とは反対側にプランジャを配設すると
ともにコアにフランジ部を形成し、該フランジ部と弁ス
リーブのフランジ部とを当接させる方法もあるが、この
場合においても、上記両フランジ部に十分な平面度を得
ることはできず、型から取り出した弁スリーブ及びコア
の両フランジ部の端面全体に切削加工を施す等の作業が
必要であり、作業効率を低下させるだけでなく、作業コ
ストが高くなるという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の圧力調整弁の問題点を解決して、
簡単な構成によって弁スリーブ内に収容されるスプール
弁と、コア内に収容される押し棒とを同心的に配設させ
ることが可能な圧力調整弁を提供することを目的とする
(課題を解決するための手段) そのために、本発明は、供給ポート(21)、出力ポー
ト(22)及び排出ポート(23)を有する弁スリーブ
(4)内を摺動するスプール弁(5)に、電磁石による
荷重とスプリング荷重と出力圧フィードバック荷重とを
作用させて、これらの荷重をバランスさせることにより
、供給圧を電磁石部(3)への人力電気信号に対応した
出力圧に調整して出力するように構成した圧力調整弁(
1)において、弁スリーブ(4)のフランジ部(53)
及び上記電磁石部(3)のコア(81)のフランジ部(
54)の少なくとも一方の端面に、周緑部(64)から
中心にかけて凹部となるテーパ部(63)を形成するよ
うにしである。
そして、上記弁スリーブ(4)のフランジ部(53)は
、コア(81)に対向する端面の反対側に環状段差(6
5)を形成しており、ケース(55)の端部(56)を
該環状段差(65)にカシメ付けることによって調圧弁
部(2)と電磁石部(3)とが結合されるようにしであ
る。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のように弁スリーブ(4)のフラ
ンジ部(53)、及び上記電磁石部(3)のコア(81
)のフランジ部(54)の少なくとも一方の端面に、周
緑部(64)から中心にかけて凹部となるテーパ部(6
3)を形成するよう構成されているので、両フランジ部
(53)、 (54)が当接するのはそれぞれの周緑部
(64)だけとなり、同心性を得るのが容易になるだけ
でなく、両開縁部(64)を平面加工するための作業性
も良好となる。
また、弁スリーブ(4)のフランジ部(53)は、コア
(81)に対向する端面の反対側に環状段差(65)を
形成しており、ケース(55)の端部(56)を該環状
段差(65)にカシメ付けることによって調圧弁部(2
)と電磁石部(3)とが結合されるため、組立て後の電
磁石部(3)の寸法を短くすることが可能となる。
なお、上記記載において、説明の便宜上、各要素に第1
図において使用している符号を付しているが、これらは
本発明の構成を限定するものではない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す圧力調整弁の断面
図である。
図において、圧力調整弁1は、調圧弁部2と電磁石部3
とから構成されている。そして、上記調圧弁部2は、弁
スリーブ4とスプール弁5とから構成されていて、上記
弁スリーブ4は、その内部軸方向にスプリング6を収容
する大径の孔7と、それに続いて後述するスプール弁5
を摺動案内する小径の案内孔8及び中径の案内孔9とが
貫通して形成されている。
上記案内孔9に対応する弁スリーブ4の外周部には、半
径方向に開口した供給ポート21、排出ポート23及び
出力ポート22が左から右へ順に形成され、これら各ポ
ートにおける流体の流れを円滑にするために、必要に応
じて環状切欠部21a、23a。
34a、35aが形成されている。
また、スプール弁5は、上記中径の案内孔9に液蜜に摺
動案内される二つの外径の等しいランド部31.32と
、その一方のランド部31に隣接して上記小径の案内孔
8に液蜜に摺動案内される小径ランド部33とを備えて
いる。そして、上記等径のランド部31.32の対向す
る端部間の距離は、スプール弁5の摺動により出力ポー
ト22が、供給ポート21と排出ポート23に所定割合
で交互に連通し得る寸法に形成されている。また上記等
径のランド部31、32間の空間34は、常に出力ポー
ト22に連絡されるようになっている。
そして、上記一方のランド部31、小径ランド部33及
び案内孔8,9により形成される密閉空間35は、フィ
ードバック油路36によって上記ランド部31、32間
の空間34と連通されるようになっている。
該フィードバック油路36は、上記ランド部31を斜め
に貫通するように形成されており、上記出力ポート22
で得られる出力圧をフィードバックさせて上記密閉空間
35に供給する。
なお、上記等径ランド部32の端面中央から立設されて
いる棒状部分37は、後述する電磁石部3の押し棒38
との当接部であり、また、小径ランド部33の端面中央
から突出する部分は、上記スプリング6のガイド部材3
9である。
ところで、上記弁スリーブ4の孔7には、上記スプリン
グ6に荷重を加えるための雌ネジ部材51が形成される
とともに、該雌ネジ部材51と螺合する雄ネジ部材52
が配設されている。そして、該雄ネジ部材52を回転さ
せつつ孔7内に進入させることによって、スプリング6
を上記スプール弁5の端面に押圧することができるとと
もに、該雄ネジ部材52の回転量を調節することによっ
てスプリング6の圧縮量を調整することができる。
そして、上記調圧弁部2の組立てに際しては、まず、弁
スリーブ4の孔8を形成した一方端側に、小径ランド部
33を対向させてスプール弁5が挿入され、一方、孔7
側からは上記ガイド部材39を包囲しつつ小径ランド部
33の端面に当接するようにスプリング6が挿入される
。そして、該スプリング6を保持した状態で、上記雄ネ
ジ部材52を弁スリーブ4の雌ネジ部材51に螺合する
ことにより、スプリング6が所定量圧縮される。
このようにして組み立てられた調圧弁部2は、続いて、
弁スリーブ4の孔7側の端部に形成されたフランジ部5
3が後述する電磁石部3のフランジ部54に対向させら
れ、ケース55の端部56をカシメ付けることによって
Ml電磁石部と結合されるようになっている。該カシメ
付けの便のため、ケース55内面のフランジ部54に対
向する部分に段部57が形成されていて、該段部57の
片部にフランジ部54を当接させた状態で上記カシメ付
けが行われる。
ここで、上記フランジ部53は、厚肉部61と薄肉部6
2とからなっていて、譲厚肉部61の端面にはテーパ部
63が形成されている。このテーパ部63は、周緑部か
ら中心にかけて凹部を形成するように設けられたもので
あって、フランジ部53を上記フランジ部54に対向さ
せた時に逃げを形成する。すなわち、該逃げにより両フ
ランジ部53.54は周緑部64のみで接触することと
なるので、両者を当接させるに当たって該周緑部64の
みを表面加工すればよくなり、組付は作業が容易になる
だけでなく、組付は状態も良好となる。
また、上記薄肉部62の周緑部であって、コア81に対
向する面の反対側に環状段差65が形成される。
この環状段差65は、組立て後の圧力調整弁1を短くす
るために形成されるものである。すなわち、圧力調整弁
1はその設置場所による制約から可能な限り短くする必
要があるので、両フランジ部53゜54は薄くすること
が好ましい、ところが、強度上の問題があって両フラン
ジ部53.54を薄くするのには限界があるため、一定
の厚みを有する厚内部61を形成し、もう一方の薄肉部
62には上記環状段差65を形成する。このように構成
することにより、この環状段差65の分だけ組立て後の
電磁石部3を短くすることができる。
なお、66は、弁スリーブ4の外周部半径方向に設けら
れた供給ポート21、排出ポート23及び出力ポート2
2と図示しない、例えば自動車用自動変速機の油圧制御
システム等との間の位置決めを行うための切欠きである
このようにして、調圧弁部2と電磁石部3とが結合され
た後、上記雄ネジ部材52が回転させられて雌ネジ部材
51内において移動し、上記スプリング6の圧縮量が調
整される。この調整は、電磁石部3に電流を供給すると
ともに、出力ポート22の出力圧を監視しながら行われ
る。この調整が終了すると、図の72に示すように、上
記雌ネジ部材51が形成されている突出部71が外側か
らカシメ付けられ、雄ネジ部材52が固定される。この
カシメ付けを容易にするために、上記突出部71には薄
肉部分が形成されている。
次に、電磁石部3について説明する。
電磁石部3は、磁性材料製の円筒状のケース55を有し
、該ケース55の中には、同じく磁性材料製の肉厚の厚
い円筒状のコア81が収容されている。
該コア81は、一端に形成されたフランジ部54が上記
弁スリーブ4のフランジ部53と接触係合するように配
列される。また、上記ケース55とコア81とで形成さ
れる円筒状の空間内の奥部には、コイル組立体82が挟
持固定される。そして、これら円筒状のケース55、コ
ア81及びコイル組立体82によって静止部が構成され
る。
一方、上記コア81の中空部83内に挿通配置される押
し捧38と、該押し棒38の他端側に固設され、上記コ
イル組立体82によって吸引される同じく磁性材料製の
プランジャ84とによって可動部が構成される。
該可動部において、上記押し捧38の他端側、すなわち
調圧弁部2から離れた側に固設されたプランジャ84は
厚肉の円盤状をなしていて、コア81に対面する側のそ
の中心部には、プランジャ84の吸引時にコア81の端
部が微小間隔を隔てて収容される円筒状の凹部84aが
形成されている。また、その外周部84bは、同じく微
小間隔を隔てて上記ケース55の内周面と対面するよう
になっている。
そして、コア81の中空部83には、スリーブ85を介
し°ζリニア型転がりベアリング86が配設されている
。上記スリーブ85がコア81の中空部83に嵌入され
た後、図に示すようにコア81の端面の円周部分3箇所
がカシメ変形させられ、スリーブ85の抜は止めストッ
パ87が形成される。
また、該スリーブ85の中に収容されるリニア9転がり
ベアリング8Gは、ストッパ88.8’lによって規制
されつつスリーブ85内空間を自由に摺動できるように
なっている。そして、該リニア9転がりベアリング86
は、黄銅製のベアリングケージ90と、その内外を貫通
するよう、に形成された小孔の中に収容され、かつリニ
ア9転がりベアリング86の内外周にわずかに突出する
ボール91とからなっていて、該ボール91を介して押
し棒38を支持しつつ、押し棒38とスリーブ85との
相対的な回転を可能とする。
ところで、上記押し捧38は非磁性体、例えばステンレ
ス鋼からなり、その表面に窒化処理が施され、窒化層が
形成されて耐摩耗性を有するようにしである。そして、
その一端には図の92で示すように、上記プランジャ8
4が輪カシメにより固定されている。また、上記スプー
ル弁5の棒状部分37に対向する押し捧38の他端側に
は、誤組付は防止のためにテーパ部93が形成される。
なお、94はコイル組立体82の端面とコア81のフラ
ンジ部54との間に介装される不織布製のリング、95
は上記ケース55の外側に固定されたコネクタ、96は
プランジャ84に貫通形成された通油穴であり、高温時
の油圧振動対策として充填された油の抵抗を減少させる
ためのものである。そして、97はケ−ス55のプラン
ジャ84側端を閉塞する蓋部材である。
上記電磁石部3は、ケース55の一方端側からリング9
4及びコイル組立体82を定着したコア81を挿入し、
そのフランジ部54を例えばケース55内面の一方端側
に形成した段部57を用いて位置決め固定して静止部を
構成し、一方、押し捧38の他方端側にプランジャ84
を嵌入し、輪カシメにより固定して可動部の部分を構成
した後、ストッパ89を挿入し、該可動部の部分の押し
欅38の一方端側を、上記静止部を構成するケース55
の他方端部から挿入して、スリーブ85を介してリニア
9転がりベアリング86内に収容する。
そして、前述した調圧弁部2の弁スリーブ4の他方端側
に形成されたフランジ部53及びストッパ88を上記電
磁石部3の一方端側のケース55内に嵌入し、ケース5
5の端部56を弁スリーブ4のフランジ部53の外周に
カシメ付けることによって、圧力調整弁1の組立てが完
了する。
本実施例は以上のような構成よりなるので、弁スリーブ
4の供給ポート21にポンプ等から圧力流体、例えば圧
油が供給されると、該圧油は供給ポート21から弁スリ
ーブ4とスプール弁5のランド部31との間に形成され
る開口を経てスプール弁5のランド部31.32間に至
り、更に、該ランド部31゜32間と常に連通ずる弁ス
リーブ4の出力ポート22を経由して、例えば自動変速
機等の圧油を必要とする油圧系統における各油圧機器へ
と供給される。
そして、上記出力ポート22において出力される圧油の
圧力Pは、同時にフィードバック油路36を介して帰還
され、ランド部31とそれに隣接する小径ランド部33
そして弁スリーブ4とで形成される密閉空間35内に導
かれ、ランド部31の断面積A。
から小径ランド部33の断面積A2を差し引いた面積差
At  Axに印加される。
この圧力によって発生する力(AI −A、 ) Pは
、スプリング6が押圧する力FMFに加えられ、スプー
ル弁5が該合成力(AI  At )P+Fsrで図の
右方向に押圧される。そしてスプール弁5は、前記合成
力と電磁石部3によって発生される力F、。1とがバラ
ンスする位置まで、弁スリーブ4内を摺動変位すること
になる。
こうして、上記スプール弁5の摺動変位によってランド
部31.32が移動して弁スリーブ4の供給ポート21
と排出ポート23とが出力ポート22に対して所定割合
にて開閉制御され、その結果、出力ポート22における
出力圧Pが電磁石部3に入力された!信号号に対応して
、 P−CF、。L −Fsr) / (A、 −AI )
になるように制御される。
次に、第2図に本発明の他の実施例を示す圧力調整弁の
断面図を示す。
図において、100は圧力調整弁であり、第1の実施例
と同様、調圧弁部102及び電磁石部103からなって
いる。そして、該調圧弁部102は、弁スリーブ104
及びスプール弁105で構成される。
上記圧力調整弁100において、106はスプリング、
107は該スプリング106を収容する大径の孔、10
8は小径の案内孔、109は中径の案内孔である。
又、121は供給ポート、122は出力ポート、123
は排出ポートであり、弁スリーブ104の上記各ポート
部分には環状切欠部121a、 123a、 134a
、 135aが形成されている。
上記スプール弁105は等径ランド部131 、132
及び小径ランド部133を有していて、弁スリーブ10
4と共に空間134及び密閉空間135を形成する。
そして、上記ランド部131にはフィードバック油路1
36が形成されている。また、137は突出部、13B
は押し棒、139は棒状部分、141 、187 、1
89゜はストッパである。
上記スプリング106は、雄ネジ部材143を雌ネジ部
材151内にネジ込むことによって調整される。
ここで、143aは係止穴、144は嵌合ビン、144
aはその下方端部、145は孔である。
そして、153 、154は各々弁スリーブ104 と
電磁石部103のフランジ部であり、ケース155の端
部156をカシメ付けることによって、両フランジ部1
53.154は連結される。ここで、157は段部、1
61は厚肉部、162は薄肉部、163 、166はテ
ーパ部、164は周緑部、165は環状段差である。
上記電磁石部103は、円筒状のコア181及びコイル
組立体182からなる静止部と、プランジャ184及び
押し棒13Bからなる可動部を存する。上記コア181
において、183はコア181の中空部、184aは凹
部、184bは外周部、185はスリーブ、186はリ
ニア9転がりベアリング、190はベアリングケージ、
191はベアリングケージ190に収容されるボール、
193は当接部、194は不織布製のリング、195は
コネクタ、196は通油穴、197は蓋部材である。
この実施例においては、調圧弁部102におけるスプー
ル弁105の構造、弁スリーブ104の構造、及び調圧
弁部102と電磁石部103との接合部の構造が上記第
1の実施例と異なっている。
すなわち、上記弁スリーブ104は、その内部軸方向に
スプリング106を収容する大径の孔107と、それに
続いて後述するスプール弁105を摺動案内する小径の
案内孔108及び中径の案内孔109とが貫通して形成
されている。
上記案内孔109に対応する弁スリーブ104の外周部
には、半径方向に開口した供給ポート121、出力ポー
ト122及び排出ポート123が右から左へ順に形成さ
れ、これら各ポートにおける流体の流れを円滑にするた
めに、必要に応じて環状切欠部121a、 123a、
 134a、 135aが形成されている。
また、スプール弁105は上記中径の案内孔109に液
蜜に摺動案内される二つの外径の等しいランド部131
 、132と、その一方のランド部131に隣接して上
記小径の案内孔108に液蜜に摺動案内される小径ラン
ド部133とを備えている。そして、上記等径のランド
部131 、132の対向する端部間の距離は1.スプ
ール弁105の摺動により出カポ−H22が、供給ポー
ト121 と排出ポート123に所定割合で交互に連通
し得る寸法に形成されている。
又、上記等径のランド部131 、132間の空間13
4は、常に出力ポート122に連絡されるようになって
いる。
そして、上記一方のランド部131、小径ランド部13
3及び案内孔108 、109により形成される密閉空
間135は、フィードバック油路136によって上記ラ
ンド部131 、132間の空間134と連通されるよ
うになっている。該フィードバック油路136は、上記
ランド部131を斜めに貫通するように形成されており
、上記出力ポート122で得られる出力圧をフィードバ
ックさせて上記密閉空間135に供給する。
なお、上記小径ランド部133の端面中央からの突出部
137は後述する電磁石部103の押し欅138との当
接部であり、また、上記ランド部132の端面中央から
立設されている棒状部分139は、上記スプリング10
6のガイドを兼ねるスプール弁105のストローク制限
部材である。
ところで、上記弁スリーブ104の孔145には上記ス
プリング106に荷重を加えるための雌ネジ部材151
が形成されるとともに、該雌ネジ部材151と螺合する
雄ネジ部材143が配設されている。そして、該雄ネジ
部材143を回転させつつ孔145内に進入させること
によって、スプリング106を上記スプール弁105の
端面に押圧することができるとともに、該雄ネジ部材1
43の回転量をiI!節することによってスブリン久1
06゛の圧縮量を調整することができる。
そして、上記調圧弁部102の組立てに際しては、まず
、弁スリーブ104の小径の案内孔108を形成した一
方端偏に、小径ランド部133を対向させてスプール弁
105が左方向から挿入され、一方、孔145側からは
上記棒状部分139を包囲しつつ上記ランド部132の
端面に当接するようにスプリング106が挿入される。
そして、該スプリング106を保持した状態で、上記雄
ネジ部材143を弁スリー7’151の雌ネジ部材15
1に螺合することにより、スプリング106が所定量圧
縮されるようになっている。
また、調圧弁部102と電磁石部103の接合部の構造
において、電磁石部103のスリーブ185の中に収容
されるリニア9転がりベアリング186は、押し棒13
8の左端部に設けられる皿バネからなるストッパ141
とプランジャ184側に設けられる黄銅製のストッパ1
89によって規制されつつ、スリーブ185内空間を自
由に摺動できるようになっている、なお、ストッパ14
1には調圧弁部102側に不織布製の部材142が設け
られている。この不織布製の部材142は止め輪167
によって固定されている。
また、上述した第1の実施例が弁スリーブ4のフランジ
部53のみにテーパ部63を形成していたのに対して、
本実施例においてはコア181のフランジ部154にも
テーパ部166が形成されている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、弁スリーブ
104の供給ポート121にポンプなどから圧力流体、
例えば圧油が供給されると、該圧油は供給ポート121
から弁スリーブ104とスプール弁105のランド部1
31との間に形成される開口を経てスプール弁5のラン
ド部131 、132間に至り、更に、該ランド部13
1 、132間と常に連通ずる弁スリーブ104の出力
ポート122を経由して、例えば自動変速機等の圧油を
必要とする油圧系統における各油圧機器へと供給される
そして、上記出力ポート122において出力される圧油
の圧力Pは同時にフィードバック油路136を介して帰
還され、ラン、ド部131 とそれに隣接する小径ラン
ド部133、そして、弁スリーブ104とで形成される
密閉空間13S内に導かれ、ランド部131の断面積A
1から小径ランド部133の断面積Axを差し引いた面
積差A、−A、に印加される。
この圧力によって発生する力(A+  A2)Pは、電
磁石部103によって発生される力F !OLに加えら
れ、したがって、スプール弁105がこの合成力(A、
−A、)P十FS。1で図の左方向に押圧される。そし
て、スプール弁105は、この合成力とスプリング10
6が押圧する力F’spとがバランスする位置まで、弁
スリーブ104内を摺動変位することになる。
こうして、上記スプール弁105の摺動変位によってラ
ンド部131 、132が移動して、弁スリーブ104
の供給ポート121 と排出ポート123とが出カポー
目22に対して所定割合にて開閉制御され、その結果、
出力ポート122における出力圧Pが電磁石部103に
入力された電磁信号に対応して、P=(Fsr−Fs。
L ) / (Ar  Aア)になるように制御される
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す圧力調整弁の断面
図、第2図は本発明の他の実施例を示す圧力調整弁の断
面図である。 1.100・・・圧力調整弁、2,102・・・調圧弁
部、3.103・・・電磁石部、4,104・・・弁ス
リーブ、5゜105・・・スプール弁、6,106・・
・スプリング、21゜121・・・供給ポート、22.
122・・・出力ポート、23゜123・・・排出ポー
ト、31.32.131 、132・・・ランド部、3
3.133・・・小径ランド部、36.136・・・フ
ィードバック油路、38.138・・・押し棒、53.
54.153゜154・・・フランジ部、55.155
・・・ケース、63.163゜166・・・テーパ部、
64.164・・・周緑部、65.165・・・環状段
差、81.181・・・コア、82.182・・・コイ
ル組立体、84.184・・・プランジャ、86.18
6・・・リニア9転がりベアリング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)供給ポート、出力ポート及び排出ポートを有する
    弁スリーブ内を摺動するスプール弁に、電磁石による荷
    重とスプリング荷重と出力圧フィードバック荷重とを作
    用させて、これらの荷重をバランスさせることにより、
    供給圧を電磁石部への入力電気信号に対応した出力圧に
    調整して出力するように構成した圧力調整弁において、
    上記弁スリーブのフランジ部及び上記電磁石部のコアの
    フランジ部の少なくとも一方の端面に、周緑部から中心
    にかけて凹部となるテーパ部を形成したことを特徴する
    圧力調整弁。
  2. (2)前記弁スリーブのフランジ部は、コアに対向する
    端面の反対側に環状段差を形成しており、ケースの端部
    を該環状段差にカシメ付けることによって調圧弁部と電
    磁石部とが結合される請求項1記載の圧力調整弁。
JP28141688A 1988-11-09 1988-11-09 圧力調整弁 Pending JPH02129481A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028335A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Aisin Seiki Co Ltd リニアソレノイドバルブ
JP2011052750A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Kawasaki Precision Machinery Ltd 電気機械変換器、及びそれを備える流体制御アセンブリ
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