JPH02129102A - 固形塩素剤の顆粒の製造方法 - Google Patents

固形塩素剤の顆粒の製造方法

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JPH02129102A
JPH02129102A JP28345888A JP28345888A JPH02129102A JP H02129102 A JPH02129102 A JP H02129102A JP 28345888 A JP28345888 A JP 28345888A JP 28345888 A JP28345888 A JP 28345888A JP H02129102 A JPH02129102 A JP H02129102A
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正典 太田
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政志 中村
Takao Masuyama
増山 隆雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は粉立ちが少なく、輸送時、転送時の粉化の小さ
い固形塩素剤の顆粒の製造方法に関する。
更に詳しくは、固形塩素剤を乾式のローラーコンパクタ
−を用いて、圧縮して板状成形物を得、これを粉砕、分
級して顆粒を得る方法において、板状成形物の厚さを特
定化し上記の性質を持つ顆粒を得る方法に関する。
固形塩素剤は漂白、殺菌剤、清浄剤等として広く利用さ
れている。
〔従来技術〕
従来より、固形塩素剤の顆粒の製造方法は、通常は、乾
式の圧縮造粒機、なかでもローラーコンパクタ−を用い
て、圧縮し、板状成形物を得、これを粉砕、分級して顆
粒を得る方法が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の板状成形物を得これを粉砕、分級して顆粒を得る
方法では、顆粒の収量を向上させる為に、板状成形物の
厚さを、1.5 m m以下にしている。
その為に、市販の固形塩素剤の顆粒の大きさは通常0.
3〜1.5mmの大きさである。
この顆粒は、硬いものの意外にも輸送中に粉化して、使
用時に粉立ちし、目、鼻を刺激したり、飛散による周囲
の材質の腐食や環境汚染にも影響しやすい。固形塩素剤
は水分や熱に対して不安定であり、保存時に塩素ガス等
を放出し、有効成分を失うだけでなく、雰囲気の材質を
劣化する事も多い。このために顆粒を作る際に、通常は
低水分の固形塩素剤の粉末を用いて圧縮造粒せざるを得
ないが、結合性が低くいので、高圧で圧縮し、しかも高
硬度に成形する考えかたが採用されてきた。
しかしながら、低水分の固形塩素剤の粉末を用いて圧縮
造粒する場合、静電気の発生が著しく、それ故いかに高
圧にして高硬度に成形して得た顆粒でも、その表面に粉
が付着しやすく、分級工程においても粉の除去が不充分
であり、やはり使用時に問題を起こしやすい。
本発明者等は、上述の固形塩素剤の顆粒の粉立ちを抑制
するために、帯電防止剤や輸送時の包装方法について種
々検討したが充分な解決方法は見出さなかった。然しな
から意外にも、固形塩素剤を乾式のローラーコンパクタ
−を用いて、圧縮して板状成形物を得、これを粉砕、分
級して顆粒を得る方法において、板状成形物の厚さを従
来通常行われている0、3〜1.5mmより厚くして、
通常の顆粒の径より大きい顆粒を製造すると粉立ちが少
ないことを見出し本発明を完成した。
本発明の目的は、粉立ちの少なく、輸送時、転送時の粉
化の小さい固形塩素剤の顆粒の製造方法にの提供にある
〔課題を解決する手段〕
即ち、本発明は固形塩素剤を乾式のローラーコンパクタ
−を用いて、圧縮して板状成形物を得、これを粉砕、分
級して顆粒を得る方法において、板状成形物の厚さを1
.6〜5mmとし、粒径が1゜6〜5mmの顆粒を得る
ことを特徴とする固形塩素剤の顆粒の製造方法に関する
本発明に用いる固形塩素剤としては、高度晒粉、トリク
ロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウ
ム、ジクロロイソシアヌル酸カリウム等が挙げられる。
本発明のローラーコンパクタ−を用いて、厚さ1.6〜
5mmの板状成形物を得、粒径が1.6〜5mmの顆粒
を得る方法において、ローラーコンパクタ−に供給・す
る原料としては、次の(イ)〜(ハ)のものが好ましい
(イ)固形塩素剤の原料粉末中の水分量が高度晒粉テハ
、0.5〜8%、トリクロロイソシアヌル酸では0.5
〜2.5%、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムでは5
〜15%、ジクロロイソシアヌル酸カリウムでは3〜7
%の範囲のものを用いる。
固形塩素剤の原料粉末中の水分の含を率が上記より高い
場合は不安定で、塩素系ガスを発生し、分解を受は易い
。特に造粒時の摩擦熱等で品温が上がり、−層塩素系ガ
スを発生し易いという問題があるので、出来るだけ低水
分の原料粉末を用いる事が好ましいが、上記水分含量よ
り少ない低水分の場合は結合性が乏しく、厚みが大きい
板状成形物を得にくい。この低水分含量の場合は以下の
(ロ)〜(ニ)の方法で厚さカ月、6〜5mm板状成形
物を得、1.6〜5mmの粒径の顆粒を得ることが出来
る。
(ロ)固形塩素剤の粉末を用いてローラコンパクタ−よ
り圧縮造粒、粉砕、分級によって得た顆粒を、再度ロー
ラコンバクターにより圧縮造粒、粉砕、分級によって顆
粒を得る。
(ハ)固形塩素剤の粉末に結合剤として、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、結晶セルロース、カルボキシ
メチルセルロース及びその塩、アルギンM及びその塩、
ヒドロキシアルキルセルロース及びその塩等を用いるこ
とによる。その添加量は0.2〜10重量%、好ましく
は0.3〜3重量%配合してローラコンパクタ−より圧
縮造粒、粉砕、分級によって顆粒を得る。
(ニ)更に、ローラコンパクタ−のロールが平滑でな(
溝付、例えば回転方向に垂直の横溝があるものを用いる
このようにして得た本発明の顆粒は、粉立ち、粉付も少
なく、輸送時の粉化(a!損度)も小さい特徴がある。
本発明においてロールコンパクタ−で得る板状成形物の
厚さは1.6〜5mmであるが、好ましくは1.8〜3
.5mmである。板状成形物の厚さカ月。
6mm以下であっても、これを粉砕、分級して、1.6
〜5mmの粒径の顆粒を得ることが出来るがこの場合は
薄い煎餅状になり、粉化即ち摩損度が大きくなり易い。
以下に実施例及び比較例を示し本発明を更に詳細に説明
する。
実施例1〜17及び比較例1〜14 表−1の固形塩素剤を使用して、表−2に示す条件で顆
粒を作り評価を行った。その結果も併せて表−2に示す
。尚、表−2の粉末の水分量で表−1より高いものは、
表−1の粉末にスプレー水を添加し、混練後24時間放
置したものを用いた。
又、使用したロールコンパクター及び分級の際の篩は以
下の記したものを用いた。また、得られた顆粒の評価方
法は以下のとうりである。
注I  TCCA  ;)リクロロイソシアヌル酸注2
  DCCNa;ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム 注3  DCCK  、ジクロロイソシアヌル酸カリウ
ム 〔ロールコンパクタ−〕 ヌーボ工業社製 0−3−コンパクタ−WP−300X
330型 ロール;溝なし又は横溝つき 油圧;45〜90kg/cm2 圧縮圧; 0.8〜1.5 L/ cm押込速度;53
〜96 k g/時間 スクリュー回転数 29rpm 〔分級条件〕 表−2の顆粒径1692〜3.33mmは以下の標準篩
を用いて分級した。
6メツシユ(3,33mm)パス、9メツシユ(1,9
2mm)ストップ 表−2の顆粒径0.50〜1.65mmは以下の標準篩
を用いて分級した。
10メツシユ(1,65mm)バス、32メツシユ(0
,50mm)ストップ 〔粉付の評価〕 80メツシユの篩(0,15mm)に試料を100g入
れ、2分間振とうさせ通過品の重量を測定し、その量か
ら粉の付着量とした。
〔摩耗度〕
線用ミクロン社製 粉体物性測定装置(パウダーテスタ
ー)を用いて測定した。
(以下、余白)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固形塩素剤を乾式のローラーコンパクターを用い
    て、圧縮して板状成形物を得、これを粉砕、分級して顆
    粒を得る方法において、板状成形物の厚さを1.6〜5
    mmとし、粒径が1.6〜5mmの顆粒を得ることを特
    徴とする固形塩素剤の顆粒の製造方法。
  2. (2)固形塩素剤が高度晒粉、トリクロロイソシアヌル
    酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、及びジクロロ
    イソシアヌル酸カリウムである請求項1記載の固形塩素
    剤の顆粒の製造方法。
  3. (3)ローラーコンパクターに供給する固形塩素剤の水
    分量が高度晒粉では、0.5〜8%、トリクロロイソシ
    アヌル酸では0.5〜2.5%、ジクロロイソシアヌル
    酸ナトリウムでは5〜15%、ジクロロイソシアヌル酸
    カリウムでは3〜7%の範囲のものを用いる請求項1記
    載の固形塩素剤の顆粒の製造方法。
  4. (4)ローラーコンパクターに供給する固形塩素剤が固
    形塩素剤の粉末を用いてローラコンパクターにより圧縮
    造粒後、粉砕によって得た顆粒である請求項1記載の固
    形塩素剤の顆粒の製造方法。
  5. (5)ローラコンパクターのロールが溝付である請求項
    1記載の固形塩素剤の顆粒の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58104002A (ja) * 1981-12-16 1983-06-21 Toagosei Chem Ind Co Ltd 次亜塩素酸カルシウムの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58104002A (ja) * 1981-12-16 1983-06-21 Toagosei Chem Ind Co Ltd 次亜塩素酸カルシウムの製造方法

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