JPH0212906A - 薄膜抵抗体のトリミング方法 - Google Patents

薄膜抵抗体のトリミング方法

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Publication number
JPH0212906A
JPH0212906A JP16326488A JP16326488A JPH0212906A JP H0212906 A JPH0212906 A JP H0212906A JP 16326488 A JP16326488 A JP 16326488A JP 16326488 A JP16326488 A JP 16326488A JP H0212906 A JPH0212906 A JP H0212906A
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JP
Japan
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trimming
resistance
resistance value
resistor
initial drift
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Pending
Application number
JP16326488A
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English (en)
Inventor
Kenji Inasawa
稲沢 謙二
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、セラミック基板等に蒸着等により薄膜抵抗体
を形成し、トリミングを行うことにより抵抗値を設定す
るトリミング方法に関する。
r従来の技術」 従来、窒化タンタル等の材料を真空蒸着等の方法を用い
、セラミック基板上に薄膜を形成し、抵抗体を形成する
ことが行われてきた、これら形成された抵抗体は、その
ままでは抵抗値に誤差を有しているため、例えば、レー
ザートリミング方法にて、抵抗値を微細に調整すること
が行われている。第3図は従来の技術による抵抗体のト
リミング法を示す図で、電極1.1間に薄膜2が形成さ
れ、複数回のトリミング5.6および7を行うことによ
り所要の抵抗値を得ていた。しかし、数10Ω以下の低
抵抗では、レーザー等のトリミングを行う時の発熱によ
り初期ドリフト抵抗が発生し、トリミングの制御を困難
にする等の問題点を存していた。
「発明が解決しようとする課題」 従来、薄膜抵抗体による低抵抗の形成は、トリミング時
の発熱にて発生する初期ドリフト抵抗によるトリミング
誤差の発生を防止しようとするもので、抵抗体を複数個
、並列に形成し、この複数個の抵抗体を順次トリミング
することにより、精密なトリミングを行い得るトリミン
グ方法を提供するものである。
「課題を解決するための手段」 本発明は、上述の課題を解決するため、第1電極と、第
2電極と、この第1電極と第2電極の間に複数個に分割
して形成した抵抗体を設け、該抵抗体をそれぞれ個別に
トリミングするようにした薄膜抵抗体のトリミング方法
を提供するものである。
「実施例」 以下、図面に基づいて本発明による薄膜抵抗体のトリミ
ング方法を説明する。第1図は本発明によるFil膜抵
抗体の平面図である0図において、1は電極で、電極1
.1間に複数個に分割した抵抗体2a、2b・・・2n
か真空蒸着等にて形成される。
3a、3b・ 3nは第1トリミング、4a、4b・・
・4nは第2トリミングを示している。
今、第1図に示すような複数個の抵抗体2に分割して形
成された抵抗体のトリミング動作を説明する。第2図は
第1図の複数個の抵抗体を回路で表したもので、各抵抗
体はRa、Rb・・・Rnの並列回路で表すことができ
る。トリミングはまず抵抗体2aで、トリミング3aお
よびトリミング4aで、例えば、レーザートリミングが
実施される。
例として、初期抵抗値が70Ωで、調整すべき抵抗値(
最終抵抗値)を50Ωとすれば、各抵抗体は、略210
Ωに形成される。そして、最終抵抗値は各抵抗体とも、
150Ωに調整するように、レーザートリミング装置に
セットされる。抵抗体2aの第1トリミング3aおよび
第2トリミング4aにて、全抵抗値が略61.2Ωにな
るようにトリミングが調整され、トリミングが実施され
る。
RRa     Rb     Rc で Ra = 150Ω 最終抵抗値 Rh、Rc= 210Ω 初期抵抗値 を代入すると 61.2    150    210    210
この場合、抵抗値2aにはレーザービームによる発熱で
発生する初期ドリフト抵抗分が含まれる。
同様に、抵抗体2bをトリミングする。トリミングは全
抵抗値が略55.3Ωになるようにトリミングが調整さ
れ、実施される。 すなわち、RRa     Rb 
    Rc で、Ra、Rh’;150Ω 最終抵抗値Rc=210
Ω 初期抵抗値 を代入すると、 55.3    150    150    210
この場合、抵抗体2aの抵抗値Raには初期ドリフト抵
抗ΔRaが含まれた値であり、このトリミングにより新
たに抵抗体2bの発熱による初期ドリフト抵抗値ΔRb
が発生するが、この初期ドリフト抵抗値ΔRbには前記
したΔRaのドリフト抵抗は含まれない、同様に、抵抗
体2c(例として、3個の抵抗体で構成した場合で、説
明しているので、最終のトリミング)のトリミングを実
施する。  すなわち、 RRa     Rb     Rc で、Ra、Rb=150Ω(最終抵抗値)になるように
調整されることから、 となり、抵抗体2a、抵抗値2bで発生した初期ドリフ
ト抵抗ΔRaおよびΔRbはトリミング調整の抵抗値に
含まれた状態でトリミングが実施されるため、最終トリ
ミングにて発生する抵抗体2Cの発熱にて生ずる初期ド
リフト抵抗ΔRcには含まれない。
「発明の効果」 以上に説明したように、本発明によるトリミングによる
発熱にて発生する初期ドリフト抵抗は最後のトリミング
にて発生するドリフト抵抗のみとなる。
さらには、抵抗体を複数個に分割し、分割された各抵抗
体ごとにトリミングを行うように構成したことから、ト
リミングに使用するレーザービームの使用時間が小さく
ても良いことと相候って、トリミングにて発熱する発熱
量が小さくでき、その結果、発生する初期ドリフト抵抗
をも小さくしうるちのであり、より高精度の抵抗を提供
しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による薄膜抵抗体の平面図、第2図は同
薄膜抵抗体の等価回路図、第3図は従来の1膜抵抗体の
平面図である。 図中、1は電極、2は抵抗体、3乃至7はトリミングで
ある。 特許出願人 株式会社富士通ゼネラル 第1図 第2図 第3図 手 続 補 正 自 (自発) 昭和63年 9月 9日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1電極と、第2電極と、この第1電極と、第2電極
    の間に複数個に分割して形成した抵抗体を設け、該抵抗
    体をそれぞれ個別にトリミングするようにした薄膜抵抗
    体のトリミング方法。
JP16326488A 1988-06-30 1988-06-30 薄膜抵抗体のトリミング方法 Pending JPH0212906A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001046089A1 (fr) * 1999-12-21 2001-06-28 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Engrais a base de silice granulaire

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001046089A1 (fr) * 1999-12-21 2001-06-28 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Engrais a base de silice granulaire

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