JPH02128436A - 電荷転送装置 - Google Patents

電荷転送装置

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JPH02128436A
JPH02128436A JP28176688A JP28176688A JPH02128436A JP H02128436 A JPH02128436 A JP H02128436A JP 28176688 A JP28176688 A JP 28176688A JP 28176688 A JP28176688 A JP 28176688A JP H02128436 A JPH02128436 A JP H02128436A
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JP
Japan
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gate
under
charge
charge transfer
transfer device
Prior art date
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Pending
Application number
JP28176688A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Suzuoka
鈴岡 信幸
Hideo Oishi
大石 日出雄
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH02128436A publication Critical patent/JPH02128436A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は駆動時の電磁輻射が極めて小さい電荷転送装置
に関する。
従来の技術 従来から、アナログ信号処理において、所定の時間だけ
遅延したアナログ信号を得る目的に電荷結合素子(以下
CCDと記す)やバケットブリゲート素子(BBD)等
が多用されている。以下ではCCDを例にとって従来の
電荷転送装置について説明する。
第5図は従来の電荷転送装置であり、1,2は駆動用ク
ロックパルス(以下、クロックパルスと記す)、4は半
導体基板、10.20は抵抗、31゜32.33.34
,35,36.37.38は電荷転送用ゲート電極(以
下ゲートと記す)である。なおゲート31と同32には
同じ電圧が印加されるが、各々のゲート酸化膜やその直
下の半導体基板4の不純物濃度を異なる値に設定するな
どの手段により、それぞれのゲート直下に形成されるポ
テンシャルの値を異なるように定めている。
ゲート33と同34.ゲート35と同3′6.ゲート3
7と同38の関係も同様である。
第6図は第5図に示す電荷転送装置のゲート直下に形成
されるポテンシャルを表わす図である。
第7図a、bはそれぞれクロックパルス1,2のタイミ
ング図、第7図Cは電荷転送装置の電源電流のタイミン
グ図である。
以上のように構成された従来の電荷転送装置について、
以下その動作を説明する。
第7図において、時間t=tlの状態では、クロックパ
ルス1がハイレベル(以下、Hと記す)、クロックパル
ス2はローレベル(以下、Lと記す)であり、ゲート3
1.32,35.36直下の電位は高くなり、ゲート3
3.34,37.38直下の電位は低(なる。従って、
転送電荷はゲート31,32,35.36直下へ集まろ
うとするが、上述したポテンシャル設定差により、ゲー
ト32.36直下に集まる。この時のポテンシャル図を
第6図aに示す。
次に時間t=t2の状態では、クロックパルス1はし、
クロックパルス2はHであり、ゲート31゜32.35
.36直下の電位は低くなり、ゲート33.34.37
.38直下の電位は高くなる。
従ってゲート32.36直下に集まっていた電荷はそれ
ぞれゲート34.38直下に転送される。
この時のポテンシャル図を第6図すに示す。このように
クロックパルス1,2を順次供給することにより、電荷
量という状態でアナログ信号を転送することができ、そ
の結果、遅延したアナログ信号を得ることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来の構成では、クロックパルス
1および2がHからLへ、又はLからHへ変わる時に大
きな瞬時電源電流が流れるため、周囲に大きな電磁波が
発生し、いわゆる輻射妨害を引き起こすという問題点を
有していた。ここでゲート31.32の容量値をCI2
、ゲート33゜34の容量値をC34、ゲート35.3
6の容量値を056、ゲート37.38の容量値をC7
8、抵抗10の抵抗値をRIG、抵抗20の抵抗値をR
20、クロックパルス1,2それぞれのH,Lの電位差
をVOとして、クロックパルス1がLからHへ変化する
時の輻射を考える。LのレベルをOvとして、クロック
パルス1がLからHへ変化してからの時間を後のゲート
31.32,35.36の電位をVlとすると、 ■I−VD(1−eXp(−(cl、十056)Rlo
))ここで、 vlが−2−・vDになる時間をτとするとR+o−r
/ (CI2十C51+)l! n2となる。輻射は磁
場の強さで表わされるが、ゲート31,32,35.3
6に流れる電流をII(t)、ゲート33,34,37
.38に流れる電流をI2(t)とし、磁束をΦ(1)
とすると、磁場H1距離eに対し、 Φ+t)” j HIIcN! ct−11(1)+ 
12(1)となる。II(t)は となるがII(t)が最大となるのは1=0の時でであ
る。I2(t)もr+(t)と同じ式で表わされるので
輻射を表す磁束Φが最大となるのは1=0の時となる。
ここでCは全ゲート容量値である。この時の電源電流の
時間変化を第7図Cに示す。この大振幅のパルス電源電
流が電源線に流れることにより、電磁波が発生し、有害
で不要な輻射成分となる。
以上は第5図の8個のゲート31〜38に関する考察で
あったが、通常電荷転送装置の総ゲート数は少なくとも
数百〜数千となるのが通例であり、これを駆動する際の
輻射量もより大きな値となる。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためのもので、
輻射の小さな電荷転送装置を提供することを目的とする
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の電荷転送装置は、
電荷転送用のゲートを複数個のゲート群に分割し、各ゲ
ート群に互いに異なる位相差を有する駆動用クロックパ
ルスを供給する構成となっている。
作用 このように構成した本発明の電荷転送装置によれば、各
ゲート群をH+L、L+Hと設定するクロックパルスの
タイミングが各ゲート群毎に異なり、電源電流の流れる
タイミングを分散することとなるため各タイミングによ
って流れるパルス状電源電流の最大値を低く抑え、実質
的に定常的電流と見なしうる程度にまで電源電流の時間
変化を平坦化することができ、以て電磁輻射量が少なく
、低ノイズの電荷転送装置を提供することができるので
ある。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例である電荷転送装置を示す。
第1図においては、半導体基板5の上にゲート31,3
2,33,34.35,36.37゜38が形成され、
ゲート31.32にクロックパルス1が、またゲート3
3.34にはクロ・ソクノくルス2が供給されている。
クロックパルス1,2は同時に遅延器41.42にもそ
れぞれ入力され、クロックパルス1.2より一定時間だ
け遅れたクロックパルス11.12が作られ、これらは
それぞれゲート35.36と37.38に供給される。
100,200,111.211はそれぞれのクロック
パルス供給線に含まれる抵抗成分を示す。なお、例えば
ゲート31.32に同じ電圧が印加された際にその直下
に形成されるポテンシャルが異なるように設定すること
は従来の構成例と同じである。また、第2図は第1図の
構成の電荷転送装置のゲート直下に形成されるポテンシ
ャルを示す図である。第3図a、b、c、dはそれぞれ
クロックパルス1.2,11.12のタイミング図、第
3図eは電源電流のタイミング図である。以上の様にし
て構成された本発明の電荷転送装置の動作を以下に説明
する。
まず、第3図において、時間1=1.の状態ではクロッ
クパルス1がH、クロックパルス2がし、クロックパル
ス11がH、クロックパルス12がしてあり、転送電荷
は第2図すに示すようにゲート32.36の直下に存在
している。次に時間1=12の状態ではクロックパルス
1がし、クロックパルス2がH、クロックパルス11.
12は前状態を保持したままであり、第2図Cに示すよ
うにゲート32の直下に存在した電荷のみがゲート34
の直下に移動する。ゲート36の直下の電荷はそのまま
であるが、ゲート35の直下に形成されたポテンシャル
障壁のために両電荷は分離された状態を保っている。次
に時間t=t3の状態ではクロックパルス1,2が前記
状態を保持したまま、クロックパルス11がし、クロッ
クパルス12がHであり、第2図dに示すようにゲート
36の直下の電荷がゲート38の直下に移動し、ゲート
34の直下の電荷はそのまま存在し続ける。更に時間t
=t4の状態ではクロックパルス1がH1クロックパル
ス2がし、クロックパルス11.12が前記状態を保持
し続け、第2図aに示すようにゲート34.38の直下
の電荷は存在し続けたまま、ゲート32の直下に別の電
荷が送り込まれる。この際もゲート33の直下に形成さ
れているポテンシャル障壁のため電荷の混入は起こらな
い。最後に時間t=t5の状態ではクロックパルス1,
2が前記状態を保持しつつ、クロックパルス11がH、
クロックパルス12がLであり、時間t=tlと全く同
じ状態となると、ゲート34直下の電荷がゲート36の
直下に移動し、ゲート38直下の電荷は次段ゲート直下
に移動して、ゲート32の直下の電荷はそのまま存在し
続け、第2図すに示す状態に戻る。以下同様にして、第
2図a→b−+C+d −1−aの状態を(り返しなが
ら電荷転送が行なわれる。つまり、従来の構成における
場合の様に信号電荷が混入することなく、電荷の分離が
正しく行なわれた状態で、電荷の転送が支障な(行なわ
れる事情は全く同じである。
従来の構成と異なるのは、ゲートを複数のゲート群に分
け、各ゲート群毎に互いにタイミング差のあるクロック
パルスを供給して駆動するため、駆動時に流れるパルス
状電源電流のピーク値が第3図eに示すように小さくな
り、このためこの電源電流に起因する電磁輻射が軽減さ
れ、駆動時のノイズが小さく抑えられる点である。この
ようにして輻射ノイズの小さい電荷転送装置が容易に得
られる。
なお以上述べた第1図の構成を多段に用い、各ゲート群
の分割数を増して、第4図a、b、c。
d、e、fの様なりロックパルスで駆動することにより
、上記パルス状電源電流のピーク値は更に小さくなり、
電源電流は実質的には第4図gの様な定常電流と見なし
得る程度になって、より大きな効果が得られることは言
うまでもない。
なお、以上の構成例は電荷結合素子に関するものである
が、バケットブリゲート素子等においても全く同じ構成
によって輻射成分を低減できることも、また、言うまで
もないことである。
発明の効果 以上述べた様に、本発明の電荷転送装置によれば、電荷
の転送という基本的な動作を全く損うことなく、駆動時
の電磁輻射が極めて小さい電荷転送装置を容易に得るこ
とができ、その効果はまことに大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電荷転送装置を示す
概要図、第2図は第1図の構成の電荷転送装置のゲート
電極直下のポテンシャルを示す模式図、第3図は第1図
の駆動用クロックパルスのタイミング図および電源電流
波形図、第4図は本発明の他の実施例における駆動用ク
ロクパルスのタイミング図および電源電流波形図、第5
図は従来の電荷転送装置を示す概要図、第6図は従来例
のゲート電極直下のポテンシャルを示す模擬式図、第7
図は従来例の駆動用クロックパルスのタイミング図およ
び電源電流波形図である。 1.2,11.21.In、2n・・・・・・駆動用ク
ロックパルス、4,5・・・・・・半導体基板、10,
20゜100.111,200,211・・・・・・抵
抗、31゜32.33,34.35,36,37.38
・・・・・・ゲート電極、41.42・・・・・・遅延
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電荷転送用ゲート電極を複数個のゲート電極群に分割し
    、前記各ゲート電極群に供給するそれぞれの駆動用クロ
    ックパルス間に位相差を設けたことを特徴とする電荷転
    送装置。
JP28176688A 1988-11-08 1988-11-08 電荷転送装置 Pending JPH02128436A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28176688A JPH02128436A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 電荷転送装置

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JP28176688A JPH02128436A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 電荷転送装置

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JPH02128436A true JPH02128436A (ja) 1990-05-16

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ID=17643672

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JP28176688A Pending JPH02128436A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 電荷転送装置

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JP (1) JPH02128436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012023743A (ja) * 2011-08-19 2012-02-02 Canon Inc 撮像装置及び放射線撮像システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012023743A (ja) * 2011-08-19 2012-02-02 Canon Inc 撮像装置及び放射線撮像システム

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