JPH02128046A - スラブ内からスラブ外への管の引き出し配管方法及びこれに使用される管引き出し具 - Google Patents

スラブ内からスラブ外への管の引き出し配管方法及びこれに使用される管引き出し具

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JPH02128046A
JPH02128046A JP63280173A JP28017388A JPH02128046A JP H02128046 A JPH02128046 A JP H02128046A JP 63280173 A JP63280173 A JP 63280173A JP 28017388 A JP28017388 A JP 28017388A JP H02128046 A JPH02128046 A JP H02128046A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスラブ内からスラブ外への管の引き出し配管方
法及びこれに使用される管引き出し其に関する。
(従来の技術) 従来、スラブ内からの管をスラブ外の管につなぐ配管は
、第12図に示すように、最初にスラブ内に配筋された
鉄筋(22)に支柱(30)を固定し、この支柱(30
)にスラブ内に配管された管(20)の一端を結束し、
かかる状態でコンクリートを打設し、スラブ形成後、ス
ラブ外の管につなぐようにしていた。
また、第13図に示すように、スラブ内から引き出す管
(20)の一端を4これより径の大きな短管(4◎)に
挿入し、短管(40)と管(20)とのすき間にボロ布
(41)等をつめて、短管(40)の一端をスラブ面と
略面一になるように傾斜させて固定し、コンクリートを
打設し、スラブ形成後、コンクリートをはつって短管(
40)を外し、管(20)の一端を引き出してスラブ外
の管につなぐ方法も採られていた。
しかしなから、第1Z図に示す従来工法の場合、コンク
リート打設時に支柱(30)や管(20)の一端かスラ
ブ面より突出した状態となるので、打設したコンクリー
トをならすのに大変邪魔なため非常に手間かかかり、ま
た、打設しIだコンクリートによって支柱(30)や管
(20)を倒してしまうことか頻発し管(20)の一端
がスラブ内に埋め込まれてしまい、後でコンクリートを
はつらなければならないという問題かあった。また、ス
ラブ形成後には、スラブ面より突出した支柱(30)を
除去しなければならない作業手間を要していた。
第L3図に示すような従来工法の場合も、管(20)の
一端を引き出すのにコンクリートをはつる量が非常に多
く、作業が大変面倒であった。また、短管(40)の一
端がコンクリート内に埋設されてしまうことかあり、後
ではつる場所がわからなくなるといった問題があった。
これに対し、管(20)の一端をスラブ面より突出させ
ないように固定し、かつ管(20)の一端がコンクリー
ト内に埋設されないようにする方法として第14図に示
すように、発泡樹脂でブロック(50)を形成し、この
ブロック(50)にスラブ内に配管する管(20)の一
端を深く突き差し、ブロック(50)の−面がスラブ面
と略面一になるように固定し、コンクリートを打設し、
スラブ形成後、スラブ外の管につなぐという方法が従来
採られていた。
しかしながら、前記のようなブロック(50)による工
法についても、スラブ形成後に発泡樹脂ブロック(50
)をスラブ内から取り除く作業が大変で、ブロック(5
0)は細かな小片となってかき出されるので、その後始
末も大変であった。また、管(20)の一端をブロック
(50)に突き差す際に、管(20)か蛇行したり、傾
いたりしやすいので、これを防ぐように突き差す作業に
大変手間かかかっていた。
また、このような管(20)の蛇行や傾きにより突き差
した管(20)がブロック(50)外に突き出てしまう
のを防ぐため、大きなブロックを使用yるとスラブの強
度にも影響し、ブロック(50)を除去してできたくぼ
みを後で埋め戻ししなかればならない等の問題があった
さらに、ブロック(50)による工法の場合には。
ブロック(50)に管(20)の一端を深く突き差すた
め、管内に発泡樹脂かつまらないように管(20)の端
末にキャップをかぶせる等の手間がかかったり、このよ
うな発泡樹脂のプロ・ンク(50)は、現場の作業者に
より断熱材等の半端を使って作製されるので、大きさも
まちまちになってしまう問題があった。
(発明か解決しようとする課題) 本発明はこのような事情に鑑みなされたちのてあり、ス
ラブ内からの管をスラブ外の管につなぐ配管1事を簡単
な作業て効率よく行なうことかでき、また、スラブ外の
管につなぐ場合に別途の接続具を必要とせず、スラブ内
とスラブ外とで異種類あるいは異径の管をつなぐ場合に
も適用できるスラブ内からスラブ外への管の引き出し配
管方法及びこれに使用される管引き出し具を提供しよう
とするものである。
(B題を解決するための手段) 本発明に係る配管方法は、請求項1記載のように[筒状
部を有する管引き出し具の前記筒状部にスラブ内に配管
される管の一端を挿嵌するとともに、次いで管引き出し
具を上面がスラブ上面と略面一となるように型枠または
支骨鉄筋に固定し、次いでコンクリートを打設し、スラ
ブ形成後、管引き出し具の上面を開口させ、次いでスラ
ブ外に配管される管の一端を管引き出し具の上面開口よ
り挿入し、さらに管引き出し具の筒状部に挿嵌する」こ
とを特徴としている。
また1本発明に係る管引き出し具は、請求項2記載のよ
うに「両端にそれぞれ管の一端か挿嵌される筒状部と、
筒状部の一端に連通し、コンクリート打設後にスラブ外
に配管された管の一端を挿入するために開口させる閉塞
部を有する本体とを備えた」ことを特徴としている。
また、請求項3記載の管引き出し具は「本体及び筒状部
を型枠又は支骨鉄筋に固定するための固定部を備えた」
ことを特徴とする請求項4記載の管引き出し具は「筒状
部が本体に対し着脱自在な別体で構成された」ことを特
徴とする請求項5記載の管引き出し具は、前記管引き出
し具の「閉塞部か打ち抜き可能なノックアウトで形成さ
れている」ことを特徴とする請求項6記載の管引き出し
具は、前記管引き出し具の「固定部がスラブ内の支骨鉄
筋に架設して固定される支持棒が挿通される筒体により
形成されている」ことを特徴とする請求項7記載の管引
き出し具は「管引き出し具か相互に着脱され、並列状態
に連結される連結手段を備えた」ことを特徴としている
(発明の作用) 請求項1記佐の配管方法にあっては、管引き出し具をE
面かスラブ上面と略面一となるように型枠または支骨鉄
筋に固定し、コンクリートを打設するのて、コンクリー
ト打設時に管引き出し具をスラブ上面より突出させるこ
とかなく、打設したコンクリートのならしを手速く行な
える。
また、スラブ形成後、管引き出し具の上面を開口させ、
スラブ外に配管される管の一端を管引き出し具の上面開
口より挿入し、さらに管引き出し具の筒状部に挿嵌する
方法であるので、コンクリートをはつる作業や、発泡樹
脂ブロックのようにスラブ形成後にスラブ内から取り除
く作業か要らず、スラブ内からの管をスラブ外の管につ
なぐスラブ内からスラブ外への管の引き出し配管を効率
よく行なうことかできる。
さらに、スラブ外の管をつなぐ場合は、管引き出し具の
筒状部にスラブ外に配管される管の−・端を挿嵌するこ
とによりなされるので、別途の接続具を必要とせず、作
業か簡単になる。
また、筒状部が水平である場合には、挿嵌するスラブ内
の管は曲げずに配管することができ、例えば、剛性の樹
脂管や鋼管によるスラブ内に配管された管に対して、ス
ラブ外より可どう性の樹脂管を接続する等、スラブ内と
スラブ外とで異種類の管をつなぐ配管にも適用できる。
また、筒状部の両端の径を異ならせることにより、スラ
ブ内とスラブ外とで異径の管をつなぐ場合にも適用でき
る。
請求項2〜7記載の管引き出し具にあっては。
使用する場合には、筒状部に管の一端を挿嵌して本体及
び筒状部を引き出し位置に固定すればよ〈また、コンク
リート打設後は閉塞部を開口させスラブ外の管の一端を
挿入し、筒状部に挿嵌することによってスラブ内とスラ
ブ外の管を容易につなぐことができる。
さらに、この管引き出し具にあっては1本体かスラブ外
の管を挿入するのに必要な最小部分を収納し、余分なく
ぼみをスラブに形成させることがない。
また、請求項3記載の管引き出し具の場合は。
固定部により、本体及びC状部を型枠または支骨鉄筋に
筒中、確実に固定できる。
筒状部と本体と−4(別体の請求項4記載の管引き出し
具の場合は、本体をそのままにして筒状部を取り替え、
径の異なる各挿管の配管にも容易に対応させることがで
きる。
また、請求項5記蔵の管引き出し具の場合は、ノックア
ウトで形成された閉塞部に対し、へンマー等の打ち抜き
によって管の引き出し口を簡単に開口させることかでき
る。
請求項6記絨の管引き出し具の場合はスラブ内の支骨鉄
筋に架設して固定される支持棒で固定されるので、確実
に固定かできるとともに、型枠に固定する場合に比べ、
スラブ外に釘等の固定部材を露出させることがない。
また、請求項7記載の管引き出し具の場合は、複数の配
管を同時にスラブ内から引き出し配管する場合に、連結
手段によって並列状態に簡単に連結することかできる。
(実施例) 以ド、図面に示す実施例にしたかって本発明の詳細な説
明する。説明の便宜上、管引き出し具について先に説明
し1次いで配管方法について説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る管引き出し具(10)
の一実施例を示している。
この管引き出し具(10)は、全体か合成樹脂により作
製され1本体(12)上部に閉塞部(11)を有し、本
体(12)には、第2図に示すようにスラブ外に配管さ
れる管(21)の一端が収納されるようになっている。
閉塞部(11)は、第3図に示すように開口周囲が薄肉
(lla)で形成されたノックアウトが形成されており
、打ち抜きにより開口するようになっている。閉塞fl
 (11)としては、前記ノックアウトの他、全体か薄
肉で形成された面であってもよく。
又、全体が厚肉で形成された面であってもよい。
なお、閉I11部(11)は打設されたコンクリートが
かぶっても変形しない程度の強度を備えたものとなって
いる。
本体(12)は、スラブ外の管(21)を収納でき、ス
ラブ外の管(21)の挿入作業に支障を生じない程度に
管(2t)の挿入方向に細長く形成されている。また、
管(21)の挿入方向の本体(12)の内壁底部は。
ゆるやかに湾曲しながら傾斜している。
本体(12)の一端側壁には、スラブ内に配管される管
(20)の一端及びスラブ外に配管される管(21)の
一端か1両端にそれぞれ挿嵌される筒状部(13)か形
成されている。この筒状部(13)の内面中央には第4
図に示すように出張り(14)か形成されており、前記
スラブ内の管(20)及びスラブ外の管(21)の端部
か当接するようになっている。また、筒状部(13)に
は、筒状部(13)の内面より内方に突出しスラブ内の
管(20)及びスラブ外の管(21)を係止する断面三
角形状の係止爪(15)か、出張り(14)の両側に形
成されている。
なお、管(211)(21)を係止させる手段は、前記
実施例に限らず、・筒状部(1:I)の周壁、あるいは
本体(12)上部より螺入したビス等により係止しても
よく、管(20)(21)と筒状部(13)とな接着剤
により接着してもよく、その他公知の係止手段であれば
よい 本体(12)の側壁両端には、支持棒(23)の挿通さ
れる筒(16)か、それぞれ設けられている。この筒(
16)は管引き出しR(10)をスラブ内に固定するた
めの固定部であり、第9図に示すように、スラブ内の支
骨鉄筋(22)に架設して固定される支持棒(23)か
挿通されるようになっている。筒(16)に挿通された
支持棒(23)は、管引き出し具Hn)の閉塞部(11
)の位置かコンクリートの打設により形成されるスラブ
上面とほぼ同一となるように高さか調節され、スラブ内
に配筋された支骨鉄筋(22)に架設して固定されるよ
うになっている。なお、支持体(23)の固定は筒(1
6)による場合に限らない、また固定部は本体(■2)
及び筒状部(13)を型枠又は支骨鉄筋(22)に固定
するためのものであればよい。
また、この実施例では、閉塞部(11)の側縁に凹凸で
上下方向よりスライド嵌合する連結部(17)か形成さ
れており、必要に応し′C1複数個の管引き出し具(1
0)を並べて連結できるようになっている。このような
連結手段は、例えば、閉塞部(+1)にねし挿通孔を有
する突片を設け、突片を重ねてねし・止めするようにし
てもよく、相互に対応する凹凸により嵌合して連結する
ようにしてもよく、管引き出し具(10)相がか着脱で
き並列状態に連結できるものてあればよい。
また、管引き出し具(10)は、第1図に示すように相
Wに連結できるようにしたものの他、第5図に示すよう
に、本体(12)内に複数の、管(20)か収納される
ようになっていてもよい。
第6図〜第8図は管引き出し具(lO)の別の実施例で
あり、この実施例の場合は筒状部(13)か本体(12
)に対し着脱「1在な別体で構成されている。
すなわち、本体(12)は一端側壁か開口して形成され
、筒状部(13)は本体(12)の開口(12a)の形
状に対応した外形状を有し開口(12a)より挿嵌され
る周壁部(13a)か一端に形成されている0周壁部(
13a)には凸部(18)が形成され、一方、本体(1
2)の内壁には前記凸部(18)の嵌合する四部(19
)か形成されている。したがって、第8UAに示すよう
に別体の筒状部(13)の周壁部(13a)を本体(1
2)の開口(12a)より挿嵌することにより、凸部(
18)と凹部(19)とが嵌合し筒状部(13)と本体
(12)とを一体に取り付ける構造となっている。
なお、筒状部(13)と本体(12)とは、前記実施例
のように、四部(19)と凸部(18)とにより一体に
嵌合される構造の他、筒状部(13)と本体(12)と
をビス等で一体に取り付ける構造であってもよい、また
、筒状部(13)の一端に雄ねしあるいは雌ねじが形成
し、本体(12)に雌ねじあるいは雄ねじが形成して、
両者を螺合し、一体に取り付ける構造であってもよい。
次に、配管方法について第1図に示す管引き出し具(1
0)を使用した場合を例に説明する。
まず、第9図に示すように、型枠上に配管される管(2
0)の一端を管引き出し具(10)の筒状部(13)に
挿嵌する0次いで本体(12)の両端側壁の筒(16)
に支持体(23)を挿通し、挿通した支持棒(23)を
、型枠トに配筋された近くの支骨鉄筋(22)に支持棒
(23)を架設して、支骨鉄筋(22)に針金等で結束
して管引き出し具(lO)を同定する。このとき、管引
き出し具(10)の閉塞部(11)の位置がコンクリー
トの打設により形成されるスラブ面とほぼ同一となるよ
うに高さを調節する。なお1本発明に係る配管方法では
、管引き出し具(10)を型枠上に固定した後に、型枠
上に配管される管(20)の一端を筒状部(13)に挿
嵌するようにしてもよい。
次いで、第10図に示すように、コンクリートを打設し
スラブ(C)を形成する。このとき、管引き出し具(1
0)の上面にはコンクリートかかぶって、コンクリート
の薄い膜かできることがある。しかしながら、かかる部
分は、まわりのスラブ(C)を形成するコンクリートと
は色か異なるので、管引き出し具(10)の位置は一目
了然に見分けることかてき、かかる部分を軽く叩くだけ
でかぶったコンクリートをはがし、管引き出し具(10
)の上面である閉塞部(11)を簡単に露出させること
かできる。
コンクリートの養生後、第11図に示すように、閉塞部
(It)のノックアウトを打ち抜き、スラブ外の管(2
1)の一端を挿入する挿入口を開口させる。
なお、閉塞部(11)が均一な肉厚で形成されていると
きは、ナイフで切り取ったり、ビットをHけた手持ち手
動工具で切りとるようにする。そして。
スラブ外に配管される管(21)の一端を本体(12)
内に挿入し、さらに筒状部(1コ)の一端に挿嵌する。
これにより、スラブ内からスラブ外への管の引き出し配
管が完了する。
なお1本発明の配管方法及び管引き出し具゛は、電線管
、あるいはフレキシブルなガス管、給排水湯管、及びこ
れらを保護する可どう管等の各種管に対して適用するこ
とができる。
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明に係る配管方法及び管引
き出し具により、コンクリート打設時に管引き出し具を
スラフ面より突出させることかなく、杓設したコンクリ
ートのならしを手速く行なえ、コンクリートをはつる作
業や、発泡樹脂ブロックのようにスラブ形成後にスラブ
内から取り除く作業か要らず、スラブ内の管をスラブ外
の管につなぐ配管工事を簡単な作業で効率よく行なうこ
とができる。
また、スラブを形成する際のコンクリ−1・の打設時に
、管引き出し具の上面にコンクリートがかふってしまっ
ても、管引き出し具の位置するスラブ面はコンクリート
厚か薄く色か異なっているのて、管引き出し具の位置は
−[1了然に見分けることかてき、かかる部分を軽く叩
くたけて管引き出し具の上面にかぶったコンクリートを
はかし、管引き出し具の上面を露出させることかできる
さらに、スラブ外の管をつなぐ場合は、管引き出し具の
筒状部にスラブ外に配管される管の一端を挿嵌すること
によりなされるので、別途の接続具を必要とせず1作業
か簡単になる。
また、筒状部が水平である場合には、挿嵌するスラブ内
の管は曲げずに配管することかでき、例えば、Ml性の
樹脂管や鋼管によるスラブ内に配管された管に対して、
スラブ外より可とう性の樹脂管を接続する等、スラブ内
とスラブ外とで異種類の管をつなぐ配管にも適用できる
。また、筒状部の両端の径を異ならせることにより、ス
ラブ内とスラブ外とで異径の管をつなぐ場合にも適用で
きる。
さらに、本発明に係る管引き出し具は、本体が管の引き
出しに必要な部分を収納し、余分なくぼみをスラブに形
成させることがない、したがって、不必要にスラブにく
ぼみを形成し、スラブの強度に影響を与えるというよう
な問題を生しることがない。
また、請求項3記載の管引き出し具の場合は、固定部に
より1本体及び筒状部を型枠または支骨鉄筋に簡単、確
実に固定できる。
また、請求項4記載の管引き出し具の場合は。
本体をそのままにして筒状部を取りdえることかでき、
径の異なる各種管の配管にも容易に対応させる4とかで
きる。
さらに、請求項5記載の管引き出し具の場合は、閉塞部
に対しハンマー等の打ち抜きによって、管の引き出し口
を簡単に開口させることかできる。
請求項6記載の管引き出し具の場合は、スラブ内の支骨
鉄筋に架設して固定される支持棒で固定されるのて、確
実に固定かできるとともに、型枠に固定する場合に比ヘ
スラフ外に釘等の固定部材を露出させることかない。
また、請求項7記載の管引き出し具の場合は、複数の配
管を同時にスラブ内から引き出し配管する場合に、連結
手段によって並列状態に簡単に連結することかでき便利
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2LAは本発明に係る管引き出し具の一実
施例を示し、第1図はfの斜視図、第2図は閉塞部を開
口させた使用状態の斜視〜1、第3図は閉塞部の部分拡
大断面図、第4UAは筒状部にスラブ内とスラブ外の管
を挿嵌した状5gを示す断面図、第5図は本発明に係る
管引き出し具の別の実施例を示し、閉塞部を開口させた
使用状態の斜視図、第6図〜第8図は本発明に係る管引
き出し具の別の実施例を示し、第6図はその斜視図、第
7図はその分解斜視図、第8図はその断面図、第9図)
第11図は第1図に示す管引き出し具を使用し本発明に
係る配管方法について工程順に示した各断面図、第12
図及び第13図は従来の配管工法を示す各断面図、第1
4図は発泡樹脂ブロックを使用した従来の配管工法を示
す斜視図である。 符号の説明 10・・・管引き出し珪、 11・・・閉塞部、  12・・・本体13・・・筒状
部、  16・・・筒、20・・・管、 22・・・支
骨鉄筋、17・・・連結部。 23・・・支持棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)筒状部を有する管引き出し具の前記筒状部にスラブ
    内に配管される管の一端を挿嵌するとともに、管引き出
    し具を上面がスラブ上面と略面一となるように型枠また
    は支骨鉄筋に固定し、次いでコンクリートを打設し、ス
    ラブ形成後、管引き出し具の上面を開口させ、次いでス
    ラブ外に配管される管の一端を管引き出し具の上面開口
    より挿入し、さらに管引き出し具の筒状部に挿嵌するこ
    とを特徴とするスラブ内からスラブ外への管の引き出し
    配管方法。 2)両端にそれぞれ管の一端が挿嵌される筒状部と、 筒状部の一端に連通し、コンクリート打設後にスラブ外
    に配管された管の一端を挿入するために開口させる閉塞
    部を有する本体と、 を備えたことを特徴とする管引き出し具。 3)本体及び筒状部を型枠又は支骨鉄筋に固定するため
    の固定部を備えたことを特徴とする請求項2記載の管引
    き出し具。 4)筒状部は、本体に対し着脱自在な別体で構成された
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の管引き出し具。 5)閉塞部は打ち抜き可能なノックアウトで形成されて
    いることを特徴とする請求項2、3又は4記載の管引き
    出し具。 6)固定部はスラブ内の支骨鉄筋に架設して固定される
    支持棒が挿通される筒により形成されていることを特徴
    とする請求項3、4又は5記載の管引き出し具。 7)管引き出し具が相互に着脱され、並列状態に連結さ
    れる連結手段を備えたことを特徴とする請求項2、3、
    4、5又は6記載の管引き出し具。
JP63280173A 1988-11-04 1988-11-04 スラブ内からスラブ外への管の引き出し配管方法及びこれに使用される管引き出し具 Expired - Fee Related JPH0650012B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04118430A (ja) * 1990-09-07 1992-04-20 Kajima Corp 配管構造

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JPH04118430A (ja) * 1990-09-07 1992-04-20 Kajima Corp 配管構造

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