JPH02127911A - 重ね板圧延方法および装置 - Google Patents

重ね板圧延方法および装置

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JPH02127911A
JPH02127911A JP27924788A JP27924788A JPH02127911A JP H02127911 A JPH02127911 A JP H02127911A JP 27924788 A JP27924788 A JP 27924788A JP 27924788 A JP27924788 A JP 27924788A JP H02127911 A JPH02127911 A JP H02127911A
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JP
Japan
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thickness
plate
roll
speed
circumferential speed
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Pending
Application number
JP27924788A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yasuda
健一 安田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数枚のストリップを重ねて同時に圧延する圧
延方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、冷間圧延では、極薄材製品に対する需要が増加す
る傾向にある。従来、アルミ箔等の極薄材を圧延する方
法として、材料を複数枚重ねて一度に圧延するという、
重ね板圧延法が一般に行われている。このような圧延に
用いる設備としては、特開昭57−121803号公報
に開示されたものがあり、また、圧延方法としては、例
えば、特開昭61−281628号公報に示されている
方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
第一の引例である特開昭57−121803号に記載さ
れている方法は、重ねた板厚制御を張力によって行うも
のである。以後、二枚の板を重ねる場合について説明す
るが、本例では上・下の板厚を測定し、上板の板厚が所
定の板厚になるように、上板の前方、もしくは、後方張
力を制御し、同時に下板についても同様に張力制御を行
うものである。
この方法では板厚誤差が大きくなると、それを補正する
ための張力も大きな力が必要となり、従って、板破断の
危険性も大きくなるという欠点があった。また、径の大
きい作業ロールで薄い板を圧延する場合、ロールと材料
の接触部の前後に生じる弾性接触域が大きくなり、板の
張力を変化させてもこの弾性接触部の拘束が大きく、張
力が効果的に塑性変形部に伝わらないという問題もあっ
た。
本発明の目的は板破断の恐れがなく、かつ、効果的に上
・下板厚を制御しつる方法および装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は板厚制御手段として張力以外のものを用いれ
ば達成される。すなわち、上下の作業ロールの周速を独
立に制御すればよい。
〔作用〕
上ロールの周速は、上板の目標板厚との誤差を零とする
ように変化し、一方、下ロールの周速は上とは独立に、
下板の目標板厚との誤差を零とするようにそれぞれ変化
する。これによって、上・下の板に加える前後張力を一
定にしたままでも、上・下の板厚を独立に制御すること
ができる。
〔実施例〕
第1図に本発明の実施例を示す。二枚の板材1゜2が重
ね合わされ、補強ロール5,6に支持された作業ロール
3,4により圧延されている。板材1.2の板厚は厚み
計7,8によって測定され、それぞれ専用のり−ル9,
10に巻き取られている。なお、11,12はデフレク
タ−ローラーである。厚み計7,8により測定された材
料1,2の板厚h1.hzは、演算ブロック13.14
に送られ、上位計算機15より出力されたそれぞれの目
標板厚h1o、hzoと比較され、誤差Δht。
Δh2が次式で計算される。
Δhl=h1−h1o         ・・・(1)
Δhz= hz −bzo          −(2
)次の演算ブロック16.17では、板厚誤差信号を受
けて、上・下のロール速度変更量Δv1゜Δv2をそれ
ぞれ計算する。
ΔVl”(El  Δhx             
 −(3)Δv2=az  Δhz         
     −(4)ここで、α1.α2は比例ゲインで
あり、ハンチングを起こさないよう、実験を通じて定め
る。
ΔVl、Δv2は次の演算ブロック18.19に送られ
、上位計算機15から出力される上・下のロール速度指
令値Vl、V2と加えられ、実際のロール速度指令値V
ia、 VZ□となる。すなわち、V la ” V 
1+Δv1         ・・・(5)V2a=V
Z+Δv2         °−(6)’Viaは上
ロール駆動モータ20の速度調整器22へ、V2aは下
ロール駆動モータ21の速度調整器23へそれぞれ出力
される。これにより、上の板厚h1は上ロール周速で、
下の板厚h2は下ロール周速の制御でそれぞれ目標値に
一致するように制御される。
第2図は第二の実施例を示す。すなわち、上板の板厚制
御のため、上ロール周速を変化させると、下ロール周速
を変えなくても若干下板の厚さも変化する。勿論、上下
逆の場合も成り立つ。第2図はこの干渉を補償しようと
するものである。上下のロールの速度変更量Δvt、Δ
v2が演算ブロック16.17で計算されるまでは第1
図と同様であるが、このΔv1.Δv2は同時に演算ブ
ロック24.25へも出力される。24で上ロール速度
変化Δv1が下板2の板厚へ及ぼす影響Δhztが、2
5で同様に下ロール速度変化Δv2の上板への影響Δh
1zがそれぞれ次式で計算される。
Δh21=β1・Δv 1・= (7)Δh IZ=β
2・ΔVl         −(8)ここで、β1.
β2は比例定数で実験的に決定できる。Δha工は演算
ブロック14へ出力され、下板の板厚測定値h2、目標
値h20とから、下板の誤差信号Δh2が次式により計
算される。
Δhz=hz−h2o+Δh 21     − (9
)同様にΔhtzは演算ブロック13へ出力され、上板
の誤差信号Δh1は、 Δht:hx  hto+Δh tz      −(
10)として計算される。以後の動作は第1図と同様で
ある。本方式により上・下ロール速度変化の上・下板厚
に及ぼす干渉が取り除かれ、より高精度の板厚制御が可
能となる。
第3図に第三の実施例を示す。
三枚重ねの場合について説明する。材料1と2の間に材
料26がはさまれて圧延されており、その板厚h8が板
厚計27により測定され、巻き取りリール28に巻き取
られている。検出されたh3は演算ブロック29に出力
され、上位計算機25より出力された目標値h3oと比
較され、誤差信号Δh3が計算される。
材料1,2については第1図で述べた方法により、上・
下ロール3,4の周速を制御することで板厚制御が行わ
れている。このため、材料26については、ロール周速
制御は使えない。そこでこの材料の板厚制御は板の張力
を制御することで行う。演算ブロック30では、誤差信
号Δh3を受けて、これが零になるようにリールモータ
31の速度調整器32を制御する。これは従来の張力制
御による板厚制御法がそのまま適用できる。例えば、八
h3が正(板厚が目標値より大きい)の時、リールの巻
き取り速度v3をΔVδだけ大きくし、張力を増大させ
て八h3を零に近づける。Δv3は次式で計算する。
Δv3=γ・Δha         −(11)ここ
で、γは制御ゲインで、実験的に決定するが、勿論、公
知の数式により計算することもできる。以上の方法で、
中にはさまれた材料26の板厚制御が行える。なお、材
料1,2に関する制御は、第1図に示したものと全く同
一であるため、ここでの説明は省略する。また、第3図
では三枚重ねの場合であるが、さらに四枚以上を重ねる
場合についても、間にはさまれた板すべてに対し第3図
の方法で張力制御を行うことにより、すべての板の板厚
制御が可能である。材料1,2については、第1図の方
法としたが、勿論、第2図の方法と組合わせてもよい。
この場合、上・下ロール周速変化の中央板26への影響
を考慮することもできる。すなわち、Δv1.Δv2に
よる26の板厚変化Δh81.Δhasを求め、演算ブ
ロック29へ出力し、これらも考慮してΔh3を定める
。以上のように種々の変形が可能である。
これまでは圧延機の出側についてのみ示して説明したが
、リバース圧延機の場合は同様な装置を入側にも設置す
ればよい。勿論、タンデムミルへの適用も可能であり、
その場合は最終スタンドに本方式を適用するのが一般的
であろう。すなわち、中間スタンド間で重なった板の板
厚を個別に検出するのは困難であるから、これら中間ス
タンドでは公知のBISRA方式の板厚制御により、重
ねた板の板厚合計値を一定に制御し、最終スタンドで個
別の板厚制御を行う。
本実施例によれば複数枚の板を重ねて圧延することによ
り、−枚の板を圧延して到達しうる最小の板厚の半分以
下の板厚の材料が得られ、かつ、コイルが同時に圧延で
きるため生産性も数倍複数となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、板厚制御のために過大な張力を加える
必要がなくなり、板の破断等のトラブル回数も極めて少
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の実施例の系統図であ
る。 1.2.26・・・圧延材料、3,4・・・作業ロール
、5.6・・・補強ロール、7,8.27・・・板厚計
、9゜10.28・・・巻き取りリール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のストリップを重ねて同時に圧延する重ね板圧
    延機において、 少くとも最上層の板の厚さと最下層の板の厚さを測定し
    、これらが目標値となるように、上・下の作業ロールの
    周速を独立に制御することを特徴とする重ね板圧延方法
    。 2、複数のストリップを重ねて同時に圧延する重ね板圧
    延機において、 少くとも最上層の板と最下層の板の厚さを検出する装置
    と、検出値と目標値とを比較して誤差を演算する装置と
    、前記誤差を零とするように前記上・下の作業ロールの
    周速を独立に制御する装置とよりなる重ね板圧延装置。 3、特許請求の範囲第2項において、 前記最上層の板の厚み誤差により前記上作業ロールの周
    速を、前記最下層の板の厚み誤差により前記下作業ロー
    ルの周速を制御する装置よりなる重ね板圧延装置。 4、特許請求の範囲第1項において、 前記最上層の板と前記最下層の枚にはさまれている板の
    厚さを検出し、これらが目標値となるよう板の張力を制
    御することを特徴とする重ね板圧延方法。 5、特許請求の範囲第3項において、 前記上作業ロールの周速変化による前記最下層の板の板
    厚変化を予測する装置と、前記下ロールの周速変化によ
    る前記最上層の板の板厚変化を予測する装置とを具備し
    、前記最上層の板の厚み誤差により前記上作業ロールの
    周速を制御すると同時に、前記最下層の板への影響を演
    算して、これを補償するよう前記下作業ロールの周速を
    も同時に制御し、同様に前記最下層の板の板厚変化を前
    記下ロールの周速で制御する際、前記最上層の板の板厚
    変化を補償するよう前記上作業ロールの周速を制御する
    ことを特徴とする重ね板圧延装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104275349A (zh) * 2014-07-02 2015-01-14 浙江富春环保新材料有限公司 一种具有测速调压结构的轧机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104275349A (zh) * 2014-07-02 2015-01-14 浙江富春环保新材料有限公司 一种具有测速调压结构的轧机
CN104275349B (zh) * 2014-07-02 2016-05-25 浙江富春环保新材料有限公司 一种具有测速调压结构的轧机

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