JPH02127489A - レゾルシノール系樹脂接着剤組成物 - Google Patents

レゾルシノール系樹脂接着剤組成物

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JPH02127489A
JPH02127489A JP28034188A JP28034188A JPH02127489A JP H02127489 A JPH02127489 A JP H02127489A JP 28034188 A JP28034188 A JP 28034188A JP 28034188 A JP28034188 A JP 28034188A JP H02127489 A JPH02127489 A JP H02127489A
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JP
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resorcinol
resin
adhesive
composition
glue
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JP28034188A
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Mitsutoshi Ogawa
光敏 小川
Seijiro Hayashi
誠二郎 林
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OOSHIKA SHINKO KK
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OOSHIKA SHINKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野1 本発明はレゾルシノール系樹脂接着剤組成物に関し、特
に、大断面構造用集成剤などの木材接着用として有用で
あり、また、グルーエクストルグー装置用接着剤として
好適な接着剤に関する。
[従来の技術]および[その解決すべき課題]レゾルシ
ノール系樹脂接着剤は、木材同士の接着に使われ、例え
ばひき板または小角材などをその繊維方向を互いにほぼ
平行にして厚さ5幅および長さ方向に接着する集成材に
使用されており、優れた接着強さ、耐水性、耐久性、耐
火性を持っているので、構造用集成材、大断面構造用集
成材、外装用集成材の接着に不可欠のものである。
その他、レゾルシノール系樹脂接着剤は、タイヤコード
とゴムなどの接着にも使用されている。
従来、木材接着用レゾルシノール系樹脂接着剤としては
、一般に、レゾルシノール系樹脂(主剤)とバラホルム
アルデヒドなどの硬化剤とヤシ穀粉などの充填剤との混
合品(以F糊液という)が供されている。
しかし、このレゾルシノール系樹脂接着剤は、夏季にお
いて気温および?!1E41材の温度が高くなると、糊
液のゲルタイムが短か(なり、貼り上げ時間乃至堆積時
間(被接着面に糊液を塗布してから接着に必要な圧締圧
力を加えるまでの接着操作は所定時間内に終らせる必要
があるが、この時間のことを堆積時間という、貼り1げ
時間はその一部)専を早める必要があり1作業性が低下
する。
方、当訊接着剤による木材同士の接着に使用される塗布
装置としては、塗布ロール間の間隙に木材を通過させて
ローラー塗布を行なう形式の第4図に例を示すようなグ
ルースプレッダ−が合及している。尚第4図にて、lは
塗布ロール、2はドクターロール、3は接着剤、4は間
隙調節用ハンドルである。
しかし、この装置の場合、糊液を被着材(ヒキ板)上に
均一に押し付けて塗布するので、糊液の浸透及び乾燥が
早くなる。故に、堆積時間が長くなると、糊液の流動性
および転写性が悪(なる。
このことにより、後述の比較例にも示すように。
接着性能の低下が起こり、また、往々にして接着不良が
発生する。特に、夏季の如き高温下では顕著に現われる
J記欠点を改善する目的で糊液のゲル化時間を延ばして
、堆積時間を長くしたりすることが行われているが、当
該樹脂の硬化性が悪くなるので望ましい方法ではない。
ところで、近時は、貼り上げ時間が長くかかる大断面構
造用集成材の生産量が増えているので、よけいに、堆積
時間を長くすることの出来るレゾルシノール系樹脂接着
剤の開発が望まれている。
前記した如きグルースプレッダ−によるローラー塗布に
代わり、グルーヘッド(吐出口)から糊液を線状に流出
させ塗付する形式のグルーエクストルダー装置による集
成材における接着も行なわれている。
このグルーエクストルダー装置による塗付システムの一
例を第1図に基づいて説明するに、ポンプ5のF部に、
レヂンタンク6とスラリーミキサー7とを設置し、レヂ
ンタンク6より、ポンプ5に樹脂を供給し、スラリーミ
キサー7で硬化剤(充填剤などを含むこともある)を液
状にして、ポンプ5に供給し、これらを管(スタティッ
クミキサー)8に供給して、当該管8中で均一に混合し
、管8の先端の多数孔(ノズル孔)8′を有するグルー
ヘッド8″から当該糊液を線状に流出させて、搬送コン
ベア9−1を移送されてきたラミナ10の被接着面に塗
布し1次工程に移送する。
第2図には、当該グルーヘッド8′の多数孔9より、糊
液11が線状に流出される様子を模式的に示しである。
このグルーエクストルダー装置による塗付システムによ
れば、グルーヘッドから糊液を線状に吐出するので、塗
付面積が減少する結果、糊液の浸透および蒸発が防止さ
れ、堆積時間の延長が可能となると考えられたが、従来
のレゾルシノール系樹脂接着剤では、これをグルーエク
ストルダー装置により塗付しようどすると、グルーヘッ
ド8゛のノズル孔8′からの吐出性に問題があり、また
、被着村上での浸透性に欠点があり、堆積時間は余り長
くならなかった。
そこで、本発明はかかる従来技術の有する欠点を解消し
、堆積時間の延長を可能とすることができ、それにもか
かわらず接着性能の低下を防止することができる技術を
提供することを特徴とする 特に、本発明は、気温および被着材の温度が高くなる夏
季や高温地域の如き高温下での作業において作業性の低
下が防止され、集成材特に大断面構造用集成材の接着に
対し好適で、また、グルーエクストルダー装置に使用さ
れる糊液特に樹脂として好適で、ノズル孔からの吐出性
や被着村上での従来の問題点を解消することのできる技
術を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は本明細書全体の記述や添付図面から
も明かとなるであろう。
[:a題を解決するための手段] かかる目的を達成するための本発明は、(1)1、チク
ソトロビー剤によりその構造粘性指数を2〜7の範囲に
調整したレゾルシノール系樹脂組成物または構造粘性指
数が2〜7の範囲のレゾルシノール系樹脂を含有して成
るレゾルシノール系樹脂接着剤組成物、 (2)1、チクソトロビー剤が、超微粒子状無水シリカ
である、上記記載のレゾルシノール系樹脂接着剤組成物
、 (3」 レゾルシノール系樹脂接着剤組成物が、木材用
接!I削組成物で、集成材用接着剤である、」二記記載
のレゾルシノール系樹脂接着剤組成物、(4)レゾルシ
ノール系樹脂接着剤組成物が、グルーヘッドから接着剤
糊液を線状に流出させ塗布する形式のグルーエクストル
ダー装置用の接着剤である、上記記載のレゾルシノール
系樹脂接着剤組成物に存する。
本発明の接着剤組成物を構成するレゾルシノール系樹脂
としては、例えば、レゾルシノールとホルムアルデヒド
との反応によるレゾルシノール・ホルムアルデヒド縮合
樹脂、レゾルシノールとホルムアルデヒドとフェノール
との共縮合によるレゾルシノール・フェアノール・ホル
ムアルデヒド縮合樹脂、これら縮合樹脂をクレゾール5
キシレノール、タンニン5リグニンなどで一部変性した
変性樹脂を挙げることができる。
前記樹脂において、その反応成分のモル比は、ホルムア
ルデヒド/レゾルシノール類(クレゾールなどを含む)
 又は ホルムアルデヒド/レゾルシノール+フェノール類=0
4〜0.8モルで、 固形分は樹脂分で40〜70%で、粘度は30〜+ 5
0 p oise/ 25℃(B型粘度計、20回転)
であるものが好ましい。
前述の如く、グルーエクストルダー装置による塗付では
、グルーヘッドから、レゾルシノール系樹脂を含む糊液
を線状に流出させ、被着村上に塗付する。その際に、グ
ルーヘッドからの吐出性が悪いときには作業に支障をき
たすので、その吐出性が良好であることが要求される。
また、当該グルーヘッド8″から吐出された糊液1!は
、第:3図(へ)に示すように、被着材10上に盛り土
かった形で静置され糊液I+中の溶剤などが適度に揮発
するのを待ってから、相対する被着面を合せて圧締する
ような場合、被着材To中への液の浸透が早すぎたり、
また、当該液の蒸発が早すぎたりすると、堆積時間に影
響する。
さらに、第3図(D)に示すように、被着材10上に塗
付された糊液11を用いて、いざ圧締を開始するような
場合には、同図右側に示すように、適度の流動性を発現
することが必要で、糊液の流動性などが悪いと、接着性
能を低下させ、接着不良を発生させる。
本発明者らは、レゾルシノール系樹脂の構造粘性指数に
着目し、静置時においては溶剤などの被着材中の浸透も
少なく、蒸発も遅くすることができ、その結果、圧締時
においては適度に流動性を発現し、接着性能を良好にし
、また、グルーエクストルダー装置でのミキシング時に
は粘性が低下するのでその吐出性を良好にできるという
観点からその範囲を2〜7好ましくは2.5〜5とした
従来のレゾルシノール系樹脂接着剤組成物における当該
レゾルシノール系樹脂としては、一般に、その構造粘性
指数が2未満のものが使用されており、かかる構造粘性
指数のものでは上記の如き作用効果を奏し難い。
本発明の接着剤組成物においては、1、チクソトロビー
剤により、レゾルシノール系樹脂組成物の構造粘性指数
を調整することが好ましい、1、チクソトロビー剤のレ
ゾルシノール系樹脂に対する添加里より、レゾルシノー
ル系樹脂組成物の構造粘性指数を2〜7好ましくは2.
5〜5の範囲に調整することができる。
当該1、チクソトロビー剤としては、超微粒状無水シリ
カが有効であることが判った。当該シリカは、AERO
3ILの四品名で市販されているものを使用することが
できる。
また、レゾルシノール系樹脂と当該シリカとからなる樹
脂組成物のゲルタイムの調整には適宜濃度のアルカリを
使用することが有効である。
本発明におけるト記構造粘性指数は、回転速度の最低と
最高における見かけ粘度の比で表わされ5.JIS  
K6838に準拠して測定され、試料粘度に応じたロー
ターを選定し、各回転数に対して、最低速から最高速へ
、再び最低速にまで駆動し変化させて測定する。
本発明の接着剤組成物は、パラホルムアルデヒド、ヘキ
サメチレンテトラミンなどの硬化剤とヤシ穀粉、クルミ
穀粉、木粉、小麦粉2大豆粉、炭酸カルシウム、ゼオラ
イト、クレーなどの充填材を混合して使用し得る。
また、水、SBR(スチレン・ブタジェンゴム)、NB
R(ニトリル・ブタジェンゴム)を使用してもよい。
さらに、本発明の接着剤組成物には、ポリビニルアルコ
ール、メチルセルローズ、ポリエチレンオキシド、カル
ボキシメチルセルローズ、アルギン酸などの水性高分子
増粘剤を配合することが出来る。
さらに、エタノール、メタノール、エチレングリコール
などのアルコール類を配合することが出来る。
本発明の接着剤組成物には、その他各種の添加剤を使用
することができる。
[実施例] 次に、本発明を実施例により、説明するが、本発明は、
これらの実施例によりなんら限定されるものではない。
実施例1゜ 還流冷却器及び撹拌機付きの三ツロフラスコにホルムア
ルデヒド(37%)170gとレゾルシノール440g
とエタノール160gを仕込み。
苛性ソーダで、p)(を5.6〜6.0に調整し、65
〜70℃で6時間反応させ、レゾルシノール・ホルムア
ルデヒド樹脂を合成した。
この合成された樹脂100重量部に対して超微粒状シリ
カ粉末(アエロジル、日本アエロジル社52)を2重信
部添加し、構造粘性指数が36となる樹脂組成物を得た
この樹脂組成物の粘度は、200回転31 poise
/25℃、2回転でl I 2poise / 25℃
であった。
L記横逍粘性指数が3,6の樹脂のゲルタイムはアルカ
リ添加により40分/40℃(樹脂1001重9部に対
してパラホルムアルデヒド+ol11部を添加)に調整
した。
上記樹脂組成物100重量部に対してパラポル11アル
デヒド1oiTf量部と木粉5重電部を混合し、粘度が
43 poise / 25℃の配合糊液を得た。
この様にして得られた配合糊液により下記作業条件で集
成材の接着を行った。その接着性能について下記試験方
法により測定した。
1、作業条件 塗付方法ニ一般のグルーエクストルダー装置による線状
塗付 20m−厚さの米ツガ挽板、含水率8 〜IQ% 構 成 :5ブライ 塗付it  : 250 g / m ”堆積時間:2
0分733℃、30分733℃。
被着材 40分/33℃、60分/33℃ 圧  締、24時間、  I 0kg7cm” 、 4
0℃2、試験方法 集成材の日本農林規格にもとづいて、ブロックせん断試
験、浸漬ハクリ試験と煮沸ハクリ試験を行った。
結果を第1表に示す。
実施例2゜ 実施例1と同様にして合成されたレゾルシノール・ホル
ムアルデヒド樹脂100重重部に対して、実施例1に使
用した超微粒状シリカ粉末を4重量部を添加し、構造粘
性指数が5.1の樹脂組成物を得た。この樹脂組成物の
粘度は、200回転51 poise 725℃、2回
転で260 poise /25℃であった。
実施例1と同様にして、ゲルタイムを調整し、かつ、配
合糊液(粘度67 poise / 25℃)を得、接
着作業を行ないその接着性能を試験した。
結果を第1表に示す。
実施例3゜ 還流冷却器及び撹拌機付きの三ツロフラスコにホルムア
ルデヒド(37%)170gとフェノール141gとエ
タノール160gを仕込み、苛性ソーダで、p Hを8
,8〜9.2に調整し、80〜85℃で2時間反応後、
レゾルシノール165gを添加し80〜85℃で5時間
反応させ冷却し、レゾルシノール・フェノール・ホルム
アルデヒド樹脂を得た。
この合成された樹脂100重電部に対して超微粒状シリ
カ粉末を2重fit部添加し、構造粘性指数が29の樹
脂組成物を得た。
この樹脂組成物の粘度は、200回転47 poise
/25℃、2回転で! 36poise / 25℃で
あった。
上記構造粘性指数が2.9の樹脂を、実施例1と同様に
して、アルカリ添加によりゲルタイムを40分/40℃
に調整した。
実施例1と同様にして、粘度が59 poise 72
5℃の糊液にて接着作業を行ない、その接着性能を試験
した。
結果を第1表に示す。
実施例4゜ 実施f13で使用した樹脂100重量部に対して超微粒
状シリカ粉末を4重量部添加し、構造粘性指数が4.3
の樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物の粘度は、200回転67 poise
725℃、2回転で288poise / 25℃であ
った。
実施例3と同様にして、ゲルタイムを調整し、かつ、糊
液(粘度81 poise / 25℃)を得、接着作
業を行ない、その接着性能を試験した。
結果を第1表に示す。
比較例1゜ レゾルシノール系樹脂として、次の特性値を有する「デ
イアノ−150号」 (レゾルシノール・ホルムアルデ
ヒド樹脂、大鹿振興株式会社製)を使用した。
樹脂特性値 粘度     5 poise  (25℃、2orp
@)構造粘性指@1.0 樹脂分    65% ゲルタイム  40分 (40℃、樹脂/バラホルムアルデ ヒド= + 00/I O,重量部) 上記樹脂100重1部に対して、バラポルムアルデヒド
10重頃部と木粉5重量部を混合し5粘度が22 po
ise / 25℃となる配合糊液を得た。
作業条件及び試験方法は実施例1と同様に行った。
結果を第1表に示す。
比較例2゜ レゾルシノール系樹脂として次の特性値を有する「ティ
アノール35号」 (レゾルシノール・フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、大鹿振興株式会社製)を使用した
樹脂特性値 粘度     4 poise 構造粘性指数 口 樹脂分    60% ゲルタイム  40分 (40℃、樹脂/バラホルムアルデ ヒド=100/10.重電部) 1記樹脂100重量部に対して、バラホルムアルデヒド
10重量部と木粉5重電部を混合し、粘度が20 po
ise / 25℃となる配合糊液を得た。
作業条件及び試験方法は実施例1と同様に行つた。
結果を第1表に示す。
実施例5 還流冷却器及び撹拌機付きの三ツ「1フラスコにホルム
アルデヒド(37%)170gとレゾルシノール440
gとエタノール160gを仕込み、苛性ソーダで、pH
を5,6〜60に調整し、65〜70℃で6時間反応さ
せ、レゾルシノール・ホルムアルデヒド樹脂を合成した
この合成された樹脂+oOffiOt部に対して超微粒
状シリカ粉末(アエロジル、日本アエロジル社製)を2
重積部添加し、構造粘性指数が3.6となる樹脂組成物
を得た。
この樹脂組成物の粘度は、20回転で31 poise
/25℃、2回転でl 12poise / 25℃で
あった。
」−記構造粘性指数が3.6の樹脂のゲルタイムはアル
カリ添加により40分740℃(樹脂100重型部に対
してパラホルムアルデヒド6重IL木粉4唄噛部、水1
2重@部を添加)に調整した。
第1図に示すようなグルーエクストルダー装置を使用し
、」二記樹脂組成物100重f部、硬化液22ffi型
部(パラホルムアルデヒド6市里部/木粉4重1部/水
12重川部)をスタテイクミキサーに供給し、糊液を吐
出させた。粘度は36 poise/25℃。
この様にして得られた糊液により下記作業条件で集成材
の接着を行った。その接着性能について下記試験方法に
より測定した。
1、作業条件 塗付方法 第1図に示すグルーエクストルダーによる線
状塗付 被着材 、201厚さの米ツガ挽板、含水率8〜10 
% 構 成 、5ブライ 塗付型 :250g/m” 堆積時間:30分/33℃、60分/33℃圧  締:
24時間、  10kg/cm” 、 40℃2、試験
方法 集成材の日本農林規格にもとづいて、ブロックせん断試
験、浸漬パクリ試験と煮沸ハクリ試験を行った。
実施例1と同様の結果を得た。
実施例6゜ 実施例5と同様にして合成されたレゾルシノール・ホル
ムアルデヒド樹脂lOO重置部に対して、実施例1で使
用した超微粒状シリカ粉末を41[[n部を添加し、構
造粘性指数が5.1の樹脂組成物を青た。この樹脂組成
物の粘度は、200回転51 poise / 25℃
、2回転で260 poise 725℃であった。
実施例5と同様にして、ゲルタイムを調整し、かつ、糊
液(粘度53ρoise / 25℃)を得、接着作業
を行ないその接着性能を試験した。
実施例2と同様の結果を得た。
実施例7゜ 還流冷却器及び撹拌機付きの三ツロフラスコにホルムア
ルデヒド(37%)170gとフェノール141gとエ
タノール160gを仕込み、苛性ソーダで、pHを8.
8〜9.2に調整し、80〜85℃で2時間反応後、レ
ゾルシール+ 65gを添加し80〜85℃で5時間反
応させ冷却しレゾルシノール・フェノール・ホルムアル
デヒド樹脂を得た。
この合成された樹脂100重噛部に対して超微粒状シリ
カ粉末を2重量部添加し、構造粘性指数が2.9の樹脂
組成物を得た。
このIIA脂組成物の粘度は、200回転47 poi
se/25℃、2回転で136poise / 25℃
であった。
上記構造粘性指数が29の樹脂を、実施例6と同様にし
て、アルカリ添加によりゲルタイムを40分/40℃に
調整した。
実施例6と同様にして、粘度が50 poise 72
5℃の糊液にて接着作業を行ない、その接着性能を試験
した。
実施例3と同様の結果を得た。
実施例8 実施例7で使用した樹脂100重量部に対して超微粒状
シリカ粉末を4重量部添加し、構造粘性指数が4.3の
樹脂組成物を得た。
この樹脂、4(1成物の粘度は、200回転67 po
ise/25℃、2回転で288poise / 25
℃であった。
実施例7と同様にして、ゲルタイムを調整し。
かつ、糊液(粘度69 poise / 25℃)を得
、接着作業を行ない、その接着性能を試験した。
実施例4と同様の結果を得た。
以1−の実施例5〜8の結果から本発明の接着剤は第1
図に示すような塗布システムでも充分使用できることを
示している。
比較例3゜ 実施例1と同様にして合成されたレゾルシノール・ホル
ムアルデヒド樹脂100重11部に対して、実施例1に
使用した超微粒状シリカ粉末を0.5重量部を添加し、
構造粘性指数がIOの樹脂組成物を得た。この樹脂組成
物の粘度は、200回転18 poise / 25℃
、2回転で18 poise 725℃であった。
実施例5と同様にして、ゲルタイムを調整し。
かつ、糊液(粘度10 poise / 25℃)を得
、接着作業を行ないその接着性能を試験したが、第1図
に示すような塗布システムでは、グルーヘットからの吐
出性が悪(、作業に支障をきたし、圧締に際し糊液の流
動性なども悪かった。
実施例9〜12、比較例4〜5 実施例1〜4および比較例1〜2において、塗付方法を
、グルーエクストルダーによる線状塗付に代えて、グル
ースプレッダ−によるローラ塗布とした以外は各実施例
および比較例と同様にして、接着作業を行ない、接着性
能の試験を行った。
結果を第2表に示す。
第2表に示すように、本発明によるレゾルシノール系樹
脂接着剤は、特に、高温下においてはグルースプレッダ
−によるローラ塗布でも有効であることが判る。
〔発明の効果1 以F本発明によれば、#1積時間の延長な可能とし、そ
れにもかかわらず接着性能の低下を防IL Tることか
できるレゾルシノール系樹脂接着剤を提供することがで
きた。
特に、本発明による接着剤は、気温および被着材の温度
が高くなるli、9−や高温地域の如き高温下での作業
において作業性の低下が防+Lされ、集成材特に大断面
構造用集成材の接着に対し好適で、また、グルーエクス
トルダー装置にも使用できる糊液特に樹脂として好適で
ノズル孔からの吐出性や被着村上での浸透性が良好なレ
ゾルシノール系樹脂接着剤を提供することができた。
特許出願人  大鹿振興株式会社 代理人弁理士  佐 藤 貞 噂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、チクソトロビー剤によりその構造粘性指数を2〜7
    の範囲に調整したレゾルシノール系樹脂組成物または構
    造粘性指数が2〜7の範囲のレゾルシノール系樹脂を含
    有して成るレゾルシノール系樹脂接着剤組成物。 2、チクソトロビー剤が、超微粒子状無水シリカである
    、請求項1に記載のレゾルシノール系樹脂接着剤組成物
    。 3、レゾルシノール系樹脂接着剤組成物が、木材用接着
    剤組成物で、集成材用接着剤である、請求項1に記載の
    レゾルシノール系樹脂接着剤組成物。 4、レゾルシノール系樹脂接着剤組成物が、グルーヘッ
    ドから接着剤糊液を線状に流出させ塗布する形式のグル
    ーエクストルダー装置用の接着剤である、請求項1に記
    載のレゾルシノール系樹脂接着剤組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6174957B1 (en) 1992-04-24 2001-01-16 Casco Products Ab Adhesive composition based on novolac
WO2011138858A1 (ja) * 2010-05-06 2011-11-10 株式会社コシイウッドソリューションズ 合板用接着剤組成物、合板の製造方法及び合板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6174957B1 (en) 1992-04-24 2001-01-16 Casco Products Ab Adhesive composition based on novolac
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