JPH02126038A - フード取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はレンジの」ニガに設けられ換気扇等蔓内設す
るフードの取付装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第８図および第９図は例えば実開昭５９−１４３２１号
公報に示された従来のフード取付装置を示すμ面図およ
び要部斜視図であり、図において（１）はレンジ等の上
方に箱状に形成して設けられ下部に吸込口（２］を側壁
に排気口（図示せず）を設けたフードで、背面上部には
丸孔部（３）とこの丸孔部に連設し丸孔部より幅が狭く
、かつ長く形成した長孔部４〕から成る着脱孔（５１が
設けられ、背面下部にはねじ孔（６）が設けられている
。（７）は上記着脱化（５１に係合するよう壁（へ）に
取着された掛止金具で、上記丸孔部（３）より小さく上
記長孔部Ａ）より大きく形成した頭部（９）と上記長孔
部日）より細く形成した掛止部叫から形成されている。

（１１）は壁（ａに取着された受は金具で、上記ねし孔
（６）と螺合するつまみねじ（１２）が貫通する貫通孔
（１３）が設けられている。

従来のフード取付装置は上記のように構成され、フード
（］、）の取付けは、フード（１）に設けられた着脱孔
（５］の丸孔部（３）に壁（５）に取着された掛止金具
（７）の頭部（９）を挿入し、掛止部ＱＯＩが長孔部（
イ）に入り込むようにフード（１）を上方に移動させ、
フード（１）の下面を受は金具（１１＞１に載せ、つま
みねじ（１２）を貫通孔（１３）を通してねし孔（６）
に螺合させることにより行うようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

−１−記のような従来のフード取付装置では、壁（８）
に設けられた掛止金具ｍにフード（１）の着脱孔（５］
を掛止させて取付けるようにしているため、フード（１
）が水平に取付けられず傾いた場合には、フード（］）
を取外して掛止金具（７）と受は金具（１１）の位置を
変えなければならず、フード（１）が重いことからその
取外し、取付は作業が困難であるという課題があった。

この発明は係る課題を解決するためになされたもので、
フードの水平方向の調整が容易にできるフード取付装置
を得ることを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るフード取付装置は、フード取付金具をフ
ードに対し垂直方向に変位可能に形成したものである。

また、フード取付金具とフードを垂直方向に設けた調整
ねじに螺合さぜたものである。

〔作用〕

この発明においては、フード取付金具がフードに対し垂
直方向に変位可能に形成されているから、フードを取付
けたとき傾きがあっても水平に調整できる。

また、調整ねじによりフード取付金具とフードを垂直方
向に螺合させているから、構造が簡単であり調整も容易
となる。

〔実施例〕

第１図〜第５図はこの発明の一実施例を示す図であり、
（１）、（２１、（ａは上記従来例と同一または相当部
分を示し、（２１）はフード（１）の上面に設けられた
吐出口、（２２）はフード（１）内に設けられた送風機
で、電動機（２３）、羽根（２４）および羽根ケーシン
グ（２５）から形成されている。（２６）はこの送風ｆ
ｉ　（２２）の吸込み側に設けられたフィルタ、（２７
）はフードの上部に設けられた幕板、（２８）はフード
の背面上部に所定間隔を有して２個設けられたフード取
イ」金具で、フード（１）の背面に対向する背面片〈２
９）と、フード（１）の−Ｆ面に対向する上面片（３０
）および係合孔（３１）が形成され、フード（１）に垂
直方向と水平方向に螺合する調整ねじ（３２）に螺合し
て取着されている。　（３３）はフード（１）の背面下
部に所定間隔を有して穿設された固定用孔、（３４）は
上記フード取付金具（２８）の係合孔（３１）に係合す
る係合片（３５）を上記フード取付金具（２８）に対応
して設けるとともに、木ねじ（３６）が貫通する孔（３
７）を設けた壁取付金具である。

上記のように構成されたフード取付装置においては、壁
８に壁取付金具（３４）を木ねじ（３６）により取着し
、この壁取付金具〈３４）の係合片（３５）にフード（
１）に取着されたフード取付金具（２８）の係合孔（３
１）を係合させる。このとき、フード（１）が傾いて水
平でない場合には、一方のフード取付金具（２８）を垂
直方向に螺合した調整ねしく３２）を捻回させ、第５図
のようにフード取付金具（２８）の位置を垂直方向に変
えフード（１）を水平に調整する。また、壁（８）とフ
ード（１）との間隔は、水平方向に螺合した調整ねじ（
３２）により、フード（１）背面とフード取付金具（２
８）の背面片（２９）との間隔を調整することにより容
易にできる。次に、フード（１）の背面下部の固定用孔
（３３）を通してねじ止めすることにより、フード（１
）は壁（８）に固着される。こうして、送風機（２２）
を運転することによれば、レンジ等から発生する油煙を
室内空気とともに吸込口（ａから吸込み、吐出口（２１
）からダクトを介して室外に排出する。このように、調
整ねじ（３２）によりフード取付金具（２８）を変位さ
せるだけでフード（１）の水平調整ができ、フード（１
）を取外す必要がなくなり作業性が良好になる。

なお、上記実施例では調整ねじ（３２）をフード（１）
の内部から外部に向けて螺合するようにしているが、内
部構造物等によりフード（１）の内部から調整ねじ（３
２）の調整が困難な場合には、第６図および第７図に示
すようにフード（１１外部から内部に向けて螺合するよ
うにしても同様の効果がある。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、レンジ等の上方に配設
され箱状に形成されたフードと、このフードの背面に所
定間隔を有して複数個取着されたフード取付金具と、こ
のフード取付金具が係合する係合部を設け壁面に取着さ
れる壁取付金具とを備え、上記フード取付金具を上記フ
ードに対し垂直方向に変位可能に形成したことにより、
従来のようにフードを外すことなくフードのに水平調整
ができる効果がある。

また、フード取付金具とフードを垂直に設けた調整ねし
に螺合させたことにより構造が簡単であり、調整も容易
になる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第２図は同
じくその正面図、第３１図は同じく要部背面斜視図、第
４図は同じく要部断面図、第５図は同じく水平調整した
状態を示す要部断面図、第６図はこの発明の他の実施例
を示す要部断面図、第７図は同じく水平調整した状態を
示す要部断面図、第８図は従来のフード取付装置を示す
断面図、第９図は同じくその要部斜視図である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示し、（
１）はフード、（２８）はフード取付金具、（３２）は
調整ねじ、 （３４）は壁取付金具である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）レンジ等の上方に配設され箱状に形成されたフー
   ドと、このフードの背面に所定間隔を有して複数個取着
   されたフード取付金具と、このフード取付金具が係合す
   る係合部を設け壁面に取着される壁取付金具とを備え、
   上記フード取付金具を上記フードに対し垂直方向に変位
   可能に形成したフード取付装置。
2. （２）フード取付金具とフードを垂直に設けた調整ねじ
   に螺合させた請求項１のフード取付金具。