JPH0212595A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH0212595A
JPH0212595A JP63163969A JP16396988A JPH0212595A JP H0212595 A JPH0212595 A JP H0212595A JP 63163969 A JP63163969 A JP 63163969A JP 16396988 A JP16396988 A JP 16396988A JP H0212595 A JPH0212595 A JP H0212595A
Authority
JP
Japan
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banknotes
section
gate
rejected
paper money
Prior art date
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Pending
Application number
JP63163969A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Kawamura
川村 重実
Yoshihiko Takada
義彦 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63163969A priority Critical patent/JPH0212595A/ja
Publication of JPH0212595A publication Critical patent/JPH0212595A/ja
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば、銀行の機械化コーナなどに設置さ
れ、紙幣の入金および出金を自動的に行う入出金装置な
どの自動取引装置に関する。
(従来の技術) この種の自動取引装置においては、紙幣を金種別に収納
する収納部を備えるとともに、この収納部に紙幣を装填
するための装填庫を備えている。
前記装填庫は紙幣を一括収納し、この装填庫から取出さ
れた紙幣は搬送路を介して鑑査部へ送られ、ここで、金
種などが判別されるよういなっている。そして、その判
別結果に応じて上記金種別の収納部に収納されるように
なっている。
また、上記鑑査部でリジェクトすべき紙幣と判別された
場合には別の搬送路を介してリジェクト用の収納部に収
納されるようになっている。
ところで、近時、装置の小形化が進み、一連の紙幣搬送
動作において、装填庫19から取込まれた紙幣を搬送す
る搬送路と、リジェクト券を搬送する搬送路とが交差す
る場合が多くなっている。
(発明が解決しようとする課8) しかしながら、従来においては、リジェクト券が発生し
ても装填庫かlうの紙幣の取出が継続されていたため、
取出した紙幣と鑑査後のりジエクト紙幣の重なりが発生
し、安定した紙幣の搬送ができなくなるといった問題が
発生した。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、収納部から取出した紙幣を搬送する第
1の搬送路とりジエクト紙幣を搬送する第2の搬送路が
交差しても安定して紙幣を搬送できるようにした自動取
引装置を提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記間順点を解決するために、紙幣を一括し
て収納する収納部と、この収納部の紙幣を順次取出す取
出手段と、この取出手段により取出された紙幣を搬送す
る第1の搬送路と、この第1の搬送路によって搬送され
る紙幣を鑑査する鑑査部と、前記第1の搬送部と交差し
前記鑑査部でリジェクト券と判別された紙幣を搬送する
第2の搬送路と、上記鑑査部がリジェクト券と判別した
とき上記取出手段の動作を中断させ、リジェクト券が所
定の位置に搬送された後上記取込手段の動作を再開させ
る制御部とを具備したことを特徴するものである。
(作用) 上記手段により、第1および第2の搬送路の交差部にお
いて取込み紙幣とりジエクト紙幣の重なりを防止し、良
好に搬送できるようにした。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
第1図はこの発明の紙幣処理装置としての紙幣循環式の
入出金装置を示す。この入出金装置1は筺体2の前面に
略し字状の操作部3を備えている。
この操作部3の垂直盤部3aには通帳挿入口4、カード
挿入口5、および伝票発行口6が配設されている。また
、上記水平操作部3bには入金口、出金口を兼用する入
出金ロアが設けられており、この入出金ロアには開閉自
在な扉8が設けられている。さらに、前記水平操作部3
bにはタッチセンサ内蔵のCRT表示部9が設けられて
いて操作手順やその他の情報をイラスト、文字、あるい
は文言によって表示することによって利用者を誘導する
とともに、その表示によって暗唱番号、金額、講座番号
、取引の承認あるいは取消しなどに応じた表示部分を押
圧することによって操作が行われるものである。
また、上記筐体12内には上記通帳挿入口4から挿入さ
れた通帳を受入れてその磁気情報の読堰りおよび記録を
行なうとともに取引内容の印字を行う通帳読取り印字装
置(図示しない)、カード挿入口5から挿入された磁気
カードの取扱いと上記伝票発行口6への伝票発行および
控えジャーナルの作成を行うカード、伝票処理ユニット
装置11aが設けられている。さらに、上記筺体12内
には取忘れ紙幣Aの入金返却、取忘れ回収、装填、およ
び精査機能を備えた入出金機構12および内部モニタ装
置11cが収納されている。
つぎに、第2図を参照して入出金機構12の構成を説明
する。
図中14aは入出金機構12の上部ユニットであり、1
4bは下部ユニットである。
前記上部ユニット14a内の前部(接客面方向)上部に
は前記入出金ロアに対応して紙幣取込み取出装置ai:
15が設けられている。
また、上記上部ユニット14aの後部には第1の一括収
納部としての装填庫19が設けられ、装填紙幣収納部2
3を構成している。
一方、上記下部ユニット14b内には収納部としての万
円庫16、千円庫17が配置されているとともに、五千
円券、排除券、回収券などの出金不適合紙幣を収納する
第2の一括収納部としての入金庫18が設けられている
また、上記号円庫16、千円庫17、入金庫18、装填
庫19には容箱1、第2、第3、第4の集積取出装置2
4.25.26.27が設けられているとともに、集積
部としての空間部301a〜301dを形成するための
仕切手段としてのフラップ315a〜315dが設けら
れている。
また、上記上部ユニット本体14a内に前側上下方向の
ほぼ中央部には鑑査部36が設けられているとともに、
その右側には出金−時集積部37、入金−時集積部38
が設けられている。
また、ユニット本体14内には紙幣搬送路Rが形成され
ていて、紙幣Aを各部に搬送し得るようになっていると
ともに、分岐部には図示しないロータリーソレノイドを
駆動源とする振分はゲート39a〜39 kが配設され
ている。
さらに、紙幣搬送路Rの途中には各所に紙幣通過検知器
40a〜40yが、また、紙幣A・・・が集積される各
集積箇所には紙幣有無検知器(残留チエツクセンサ)4
1a 〜41d、457゜320aが配設された構成と
なっている。
上記紙幣通過検知器40a〜40yおよび紙幣有無検知
641a、 〜41d、451,320aは発光素子と
受光素子とからなる周知の構成である。
次ぎ、このような構成において動作を説明する。
第3図〜第5図は、入金動作の説明図である。
利用者によってCR7表示部9より、入金に対応する表
示部分を押圧されると、主制御部入金受付状態となり、
人出金機横12に入金指令を出力する。これにより、入
出金機構12は入出金ロアの扉体8を開く。ついで、利
用者が紙幣束Aを金種表裏混合で一括かつ、立位状態で
紙幣収納室454に投入したのち扉体8を締める。扉体
8が閉じたことが検知されると、フロア−407が上下
に振動し、紙幣Aを整位した後、取出ローラ403が回
転し、最前端のものから一枚ずつ取込まれる。第3図に
示すように取込まれた紙幣Aは取込搬送路R,を介して
搬送され、紙幣通過検知40aにより、取込み枚数が計
数される。
次ぎに、紙幣Aは鑑査部36に導かれる。ここで、紙幣
Aの表裏が判別され、表券は第1ゲート39aを介して
上方に搬送され、第2ゲート39b1第3ゲート39c
を介し、さらに、第4ゲート39dで進路が変更されて
入金集積部38に集積される。
真券は第1ゲー)39a、第2ゲート39bおよび第3
ゲート39cで進路が変更され、さらに、第5ゲート3
9eで進路が変更されて入金−時集積部38に反転され
て集積される。これにより、紙幣Aはその表裏が合わさ
れて集積される。
また、紙幣Aが鑑査部36でリジェクトすべき券である
と判別された場合は、第1ゲート39a1第2ゲート9
6b、第3ゲート39dおよび第4ゲート39dを介し
て出金集積部37に送られ集積される。
この出金集積部37に集積されたりジェックト券は紙幣
収納室454内の紙幣Aがなくなると、束のまま収納室
454に放出され、扉8が開いて利用者に返却される。
また、上記入金−時集積部38に集積された紙幣Aは利
用者がCR7表示部9の確認を押すことにより、束のま
ま、紙幣収納室454に搬送され、再度取込み搬送され
る。
再度、取込まれた紙幣Aは第4図に示すように、鑑査部
36にて鑑査されたのち、第1ゲート39aによって下
向きに搬送路Rが切換えられて下部ユニット14bへと
搬送される。
鑑査部36で券種判別された万円券は、第6ゲート39
fを介して水平に搬送され、第7ゲート39gさらに、
第8ゲート39hによって進路が変更されて万円庫16
の集積部301aに集積される。
千円券は第6ゲート39fを介して第7ゲート39gで
進路が変更され、千円庫17の集積部301bに集積さ
れる。
旧券、五千円券およびリジェクト券は第6ゲート39f
で進路を変更され第9ゲート391を介して入金庫18
の集積部24に集積される。以上のようにして紙幣Aの
すべてが、各金庫16゜17.18の集積部301a、
301b。
301cに集積されると、金庫内の押込板309a、3
09b、309cによッテ集積紙幣を下方に押し込みフ
ラッパ315a〜315cに係止されてその下側に収納
され、入金動作を完了する。
次ぎに、出金動作を第5図にもとずいて説明する。
まず、各金庫において、押込板309a。
309b、309c、309dで収納紙幣Aを下方に押
圧してフラッパ315a〜315dの係止を外して、さ
らに、押込板309a、309b。
309c、309dを上昇させて収納紙幣Aを取出ロー
ラ304a〜304Cに接するようにして出金準備動作
を行う。
次ぎ、万円券は万円庫16より、千円券は千円庫17か
ら取出ローラ304a〜304Cを回転することで一枚
ずつ取出され、水平前方に搬送され、上部ユニット14
aへ導かれ鑑査部36へ搬送される。この鑑査部36で
正券と判別された紙幣Aは第1のゲート39a1第2の
ゲート39b1第3ゲート39C1第4ゲート39dを
介して出金−時集積部37に集積される。集積された出
金紙幣Aは束のまま、紙幣収納室454に放出され、扉
8が開いて利用者に支払われる。
次ぎ、入金返却動作を第6図にもとずいて説明する。
入金動作において、入金−時集積部38に紙幣Aが集積
した後にCR7表示部9にて取消しが押されると、紙幣
Aを束のまま紙幣収納部454に放出してその後扉8を
開いて利用者に返却される。
次ぎ、紙幣の取忘れ回収動作を第7図に基いて説明する
。扉8が開放して一定時間経過しても、利用者が出金を
取出さない場合、扉8を閉じて紙幣Aを一枚ずつ取込み
、鑑査部36、第1ゲート39a1第16ゲート39h
1第9ゲート3911第10ゲート39jを介して入金
庫18内の回収ボックス25に回収される。
次ぎに、第8図において、紙幣Aの装填(補充)動作に
ついて説明する。
まず、装填精査用金庫19に紙幣Aをセットし装填を開
始する。
紙幣Aは装填庫19の取出ローラ(取出手段)304d
により一枚ずつ取出され第1の搬送路R5に沿って第2
ゲート39b1第3ゲート39c%第5ゲート39eを
介して前方へ搬送され、鑑査部36に導かれ金種などが
鑑別され、第1ゲート39aにより下方へ搬送され第6
ゲート39f1第9ゲート39iを介して千円は第7ゲ
ート39gで方向を変えられて、千円庫17の集積部3
01bに集積され、万円は第7ゲート39gを介して第
8ゲート39hで方向を変えられて万円庫16の集積部
301aに集積され、各集積収納部に押込み収納される
また、装填時鑑査部36でリジェクトすべき紙幣Aと鑑
別されたものは、第1ゲート39aで上方に振分けられ
、破線で示すように、第2の搬送路R3に沿って第2ゲ
ート39b1第3ゲート39c、第4ゲート39dを介
して出金−時集積部37にIIされる。このとき、装填
庫19より取出され、第2ゲート39bを通過した券と
、リジェクト券が第2ゲート39bと、第3ゲート39
cとの間の搬送路R4で重なって搬送不良になる虞れが
ある。
そこで、鑑査部36でリジェクトすべき紙幣であると鑑
別された際には、制御部51により取出ローラ304d
の回転が停止され瞬時取出が中断される。そして、リジ
ェクト券が搬送路R4を通過して通過検知器40eによ
り検知されると、再度、泡出ローラ304dを回転させ
て取出を再開する。
したがって、装填庫19から取出された紙幣とりジェク
ト券が搬送路R4で重なることがなく、良好に搬送する
ことができる。
装填庫19の紙幣Aがなくなると、装填を終了する。
リジェクト券が発生した場合は、リジェクト券は出金−
時集積部37より紙幣収納部454に運ばれ、取込みロ
ーラ403によって一枚ずつ取込まれ、再度、鑑査部3
6で鑑別され、金種判別された券は、第1ゲート39a
より、下方に導かれ、各金種の金庫16.17.18に
集積収納される。
ここで、再度、リジェクトされた券は第1ゲート39a
より上方に導かれ第2ゲート39bより方向が変えられ
て空の装填庫19に集積収納される。
次ぎに、精査動作について第10図にもとすいて説明す
る。万円庫16、千円庫17より取出された紙幣Aは上
部ユニット14aに搬送され、鑑査部36で鑑別されて
第1ゲート39aおよび第2ゲート39bで方向が変え
られて、装填庫19に集積収納される。
鑑査部識別不能などのりジェクト券が発生したときは、
第1ゲート39aより下方に搬送され、第6ゲート39
f1第9ゲー)39に第10ゲート39jを介して入金
庫18の入金庫(リジェクト部)24に集積される。
上記実施例では、装填動作において、装填庫19からの
み紙幣を装填したが、入金庫18の収納部22に装填紙
幣をセットして入金庫18からも装填が可能になってい
る。
第11図、第12図を使って装填庫19および入金庫1
8の両方より紙幣を装填する方法について詳述する。
たとえば、装填庫19にセットされた万円紙幣A、は取
出しローラ304dによって一枚ずつ順次取り出され、
第2ゲート39b1第3ゲート39c1第5ゲート39
eを介して鑑査部36で金種などが判別され、第1ゲー
ト39aおよび第6ゲート39f1第7ゲート39g1
第8ゲート39hを介して万円庫16の中の集積部30
1aに集積される。そして、装填庫19から100枚取
出されたことが検知器40jで確認されたら取出し動作
を一時停止する。
万円庫16の集積部301aに集積された紙幣とバック
アップ310aは押込板309aによってフラッパ31
5a、315aの下まで押し下げられる。このとき、フ
ラッパ315a、345aは押込板309cの下にある
紙幣に引掛り、かつ、押込板309aの押力によって下
方に回動する。
そして、紙幣Alはフラッパ315a、315aの下に
もぐり込むことになる。完全にフラッパ315a、31
5aの下に紙幣Alがもぐりこんだとき、フラッパ31
5a、315aに対する押力はなくなり、フラッパ31
5a、315aは元の状態に戻る。その後、押込板30
9aは最上部へ戻り、バックアップ310aも上に戻ろ
うとする。そして、バックアップ310aとフラップ3
15a、315aの間に紙幣A1が挟まれた状態で動作
が終了する。
そして、再び、装填庫19から紙幣A1の取出し動作が
再開され、上記の一連の動作を繰返すことによって万円
庫16に紙幣Atが装填される。
前記の動作を繰返し、装填庫19に紙幣A1がなくなっ
たことが確認されたら、入金庫18の一時入金部22に
セットされた千円紙幣A2は取出しローラ装置304c
によって一枚ずつ順次取出され、第11ゲー) 39 
k、第2ゲート39b1第3ゲート39c1第5ゲート
39eを介して鑑査部36で金種などが判別され、第1
ゲート39aおよび第6ゲート39f5第7ゲート39
gを介して千円庫17の中の集積部301bに集積され
る。
そのとき、入金庫18から100枚取り出されたことが
確認されたら、取出動作を一時停止する。
千円庫17の集積部301bに集積された紙幣A2とバ
ックアップ310bは押込板309bによってフラッパ
315b、315bの下まで押し下げられる。このとき
、フラッパ315b。
315bは押込板309bの下にある紙幣A2に引掛り
、かつ、押込板309bの押力によって下方へ回動する
。そして、紙幣A2はフラッパ315bの下にもぐり込
むことになる。完全にフラッパ315bの下に紙幣A2
がもぐりこんだとき、フラッパ315b、315bに対
する押力はなくなり、フラッパ315b、315bは元
の状態に戻る。その後、押込板309bは最上部へ戻り
、バックアップ310bも上へ戻ろうとする。そして、
バックアップ310bとフラッパ315b、315bの
間に紙幣A2が挟まれた状態で、動作が終了する。
そして、再び、入金庫18から紙幣A2の取り出し動作
が再開され、上記の一連の動作を繰返すことにより、千
円庫17に紙幣A2が装填される。
前記の動作を繰返し、入金庫18に紙幣A2がなくなっ
たことが確認されたたら、装填動作を終了する。
また、この装填時にリジェクト券が発生すると、第6ゲ
ート39fでリジェクト券はりジエクト搬送路に送られ
て第9ゲー) 391 s第10ゲート39jを介して
入金庫18の入金部24に収納される。
上記実施例では、装填庫19および入金庫18より装填
された紙幣A1* A2が集積部301a。
301bに集積したのち、収納部20.21に収納する
押し込み動作を行っているときは、集積部301a、3
01bが形成されていないから装填のための取出しを行
うことができない。
そこで、第13図に示すように、装填紙幣が万円と、千
円に予め別れているとき、装填庫19には万円券、入金
庫18には千円券というように、金種を分けてセットし
ておき、装填庫19から万円券を特定枚数だけ取出し、
万円庫16の集積部301aに集積された紙幣を前記の
ようなかたちで、収納動作を行うなっているときに平行
して入金庫18から同様に千円券を特定枚数取り出し、
千円庫17に収納する。この平行動作を繰返すことによ
って、常に装填される紙幣が装填庫19あるいは入金庫
18より取出されていて、取出し動作が停止することが
ないので、収納時間にかかる時間分だけ、装填時間を短
縮することができる。
上記実施例では、精査動作において、装填庫19に紙幣
を締め上げるようにしたが、入金庫18に紙幣を締める
上げることも可能になっている。
第14図、第15図を用いて、装填庫19と入金庫18
の両方に紙幣を縫上精査を行う例について詳述する。
万円庫16に収納された万円券の紙幣A3は取出しロー
ラ304aによって一枚ずつ順次取出され、第8ゲート
39hを介して鑑査部36で金種などが判別され、第1
ゲート39a1第2ゲート39bを介して装填庫19の
集積部301dに集積される。そして、集積部301d
に100枚集積されたことが確認されたら、万円庫16
からの紙幣A3の取出しを一時停止する。装填庫19の
集積部301dに集積された紙幣A3とバックアップ3
10d、押込板309dによってフラッパ315d、3
15dの下までおしさげられる。このとき、フラッパ3
15d、315dは押込板309dの下にある紙幣A3
に引掛かり、かつ、押込板309dの押力よって下方に
回動する。
そして、紙幣A3はフラッパ315d。
315dの下に潜り完全にフラッパ315d。
315dの下に紙幣A3がまわり込んだときにフラッパ
315d、315dに対する押力がなくなりフラッパ3
15d、315dは元の状態に戻る。その後、押込板3
09dは最上部へ庚り、バックアップ310dも上に戻
ろうとする。そして、バックアップ310dとフラッパ
315d。
315dの間に紙幣A3が挟まれた状態で動作が終了す
る。
そして、再び、万円庫16から紙幣A3を一枚ずつ項出
し、上記動作を紙幣A3がなくなるまで、繰返すことに
よって万円券の精査(締め上げ)が行われる。
次ぎ、万円庫16の中の紙幣A3が無くなったことが確
認されたら、千円庫17にセットされた千円紙幣A4が
取出ローラ304bによって一枚ずつ、順次取出され、
第7ゲート39g1第8ゲート39hを介して鑑査部3
6で金種が判別あれ、第1ゲート39a、第6ゲート3
9f、第9ゲート391を介して入金庫18の中の一時
入金部の集積部301Cに集積される。そして、集積部
301Cに紙幣A4が100枚集積されたことが確認さ
れたら、千円庫17からの紙幣A4の取出しを一時停止
する。−時入金部22の集積部301Cに集積された紙
幣A4とバックアップ310cは押込板309cによっ
てフラッパ315c、315cの下まで押し下げられる
。このとき、フラッパ315c、315cは押込板30
9Cの下にある紙幣A4に引掛り、かつ、押力によって
下方に回動する。そして、紙幣A4はフラッパ315c
、315cの下にもぐりこむことになる。
完全にフラッパ315c、315cの下に紙幣A4がも
ぐり込むときフラッパ315c。
315cに対する押力からなくなり、フラッパ315c
、315cは元の状態に戻る。
その後、押込板309Cは最上部へ戻り、バックアップ
310Cも上に戻ろうとする。そして、バックアップ3
10Cとフラッパ315c。
315Cの間に紙幣A4が挟まれた状態で動作が終了す
る。再び、千円庫17から紙幣A4が一枚ずつ取出され
、この動作を紙幣A4がなくなるまで繰返すことによっ
て千円券の精査(締め上げ)が行われる。
また、精査中に鑑査部36でリジェクト券と判定される
と、第1ゲー) 39 a s第6ゲート39f、第9
ゲート3911第10ゲート39jを介して入金部24
に収納される。
上記実施例では、万円を装填庫19に、千円を入金庫1
8に金種別に締め上げたけれど、万円から装填庫19に
締め上げを行ない、装填庫19が満杯になってなってか
ら入金庫18に締める上げるようにしてもよい。
上記、装填庫19と入金庫18を用いた精査動作では、
いずれも、装填庫19への集積、収納が終了してから入
金庫18への集積、収納が行われるが、装填庫19と入
金庫18への集積収納を交互に行うことができる。
この方法を第16図を用いて説明する。
たとえば、万円券は装填庫19、千円券は入金庫18と
いうように、必ず、金種が別れていて精査されるように
しておき、万円庫16から紙幣A3が特定枚数だけ取出
され、装填庫19に集積された紙幣を前記のようなかた
ちで収納動作を行っているときに並行して千円庫17か
ら紙幣A4を取出し入金庫18へ収納する。この並行動
作を繰返すことによって処理時間の短縮を図ることもで
きる。
次に、第17図にて入出金機構12の筺体2への取付け
について説明する。
上部ユニット14aと下部ユニット14bはそれぞれス
ライドレールaとスライドレールbによって筺体2の内
側と筺体2の内壁2cに固定されて保持されている。上
部ユニット14aと下部ユニット14bは隙間dが保た
れている。
ローラ61は上部ユニット14aの下面に取付けられて
いて、はぼ隙間dを保って下部ユニット14bの上面に
転がり接触するように設けられていて、隙間dが小さく
なることがないようになっている。上下連結ギアGは下
部ユニット14bに設けである駆動モータの動力を上部
ユニット14aへ伝えて搬送系の駆動を行うものである
このように、上部ユニット14aと下部ユニット14b
はスライドレールbで保持されているので、必要に応じ
て筺体2の前方あるいは後方に引出せるようになってい
る。
筺体2は第1図および第17図に示すように、前方にf
7t12 aと操作13、後方に扉部2bがあり、これ
らが開閉可能になっているため、上記ユニット14を前
方あるいは後方に引出せるようになっている。
また、ユニット14を前方に引出すか、後方に引出すか
によって上記連結ギヤGを前方の場合には下部ユニット
14bに後方の場合には上部ユニット14aに取付ける
ようにしておく。
ユニット14を前方に引出して操作する前面操作の場合
と、後方に引出して操作する後方操作の場合について説
明する。
まず、第18図と第19図を用いて前面操作について説
明する。前面操作では、連結ギヤGは下部ユニット14
bに取付けられるので、第18図に示すように、上部ユ
ニット14aと下部ユニット14bを同時に引出す場合
と、第19図に示すように、下部ユニット14bのみ引
出す場合とがある。装填庫19は上部ユニット14aと
下部ユニット14bを引出した状態で、装填搬送部R7
を開いて上方に抜き差しできるようになっている。
第19図は下部ユニット14bのみ引出した状態で、下
部搬送路51が回動して開き、万円庫16、千円庫17
、入金庫18をそれぞれ上方へ引き抜けるようになって
いる。
上部ユニット14a1下部ユニット14bの両方を引出
した状態(第18図)より上部ユニット14aのみ筺体
2内に収納し、下部ユニット14bだけ残した状態(第
19図)にすることと、その逆は可能になっている。
次ぎに、第20図、第21図、第22図についてユニッ
ト14を後方に引出して操作する場合について説明する
。後方操作では連結ギヤGは上部ユニット14aに取付
けられているので、第20図に示すように、上部ユニッ
ト14aと下部ユニット14bを同時に引出す場合と、
第21図に示すように、下部ユニット14bのみ引出す
場合とが可能である。
前面操作の場合と、同様、装填庫19は上部ユニット1
4aと下部ユニット14bを引出した状態で、装填搬送
部Rを上方へ開き、装填庫19を上方へ引出すことがで
きる。
第21図は下部ユニット14bのみ後方へ引出したもの
で、下部搬送路51が回動して開き、万円庫16、千円
庫17、入金庫18をそれぞれ上方へ引出すことができ
る。
前面操作と同様、上部ユニット14aを引きだし、ある
いは、収納して、また、後方操作においては、第22図
に示すように、上部および下部ユニット14a、14b
を筺体2に収納した状態出、装填庫19および入金庫1
8を後方へ引出すことができる。すなわち、装填搬送部
の後端R8bを上方へはね上げ、取手62により装填庫
19を後方に引出すことができる。
また、入金庫18についても同様で、下段搬送部51の
後端51bを上方に跳ね上げ、取手62により入金庫1
8を後方に引出すことができる。
また、後方操作においては、第23図に示すように、ユ
ニット14を筺体2に入れたまま、かつ、装填庫19あ
るいは入金庫18をユニット14にセットした状態で、
金庫カセット18.19の扉xsa、19aを後方へ開
くことで、収納されている券の取出しゃ、金庫への券の
セットができるようになっている。
すなわち、装填庫19については、装填搬送路の後端R
8bを上に跳ね上げ、装填庫キー19a′を解除するこ
とで、金原罪19aを上方へ開き、券の取出しセットが
できる。また、入金庫18については下段搬送路の後端
51bを跳ね上げ入金庫キー18a′を解除することで
上方へ開き、入金収納部、リジェクト収納部、回収部の
券を取出しセットすることができる。
また、入金原罪18aの回収部に対応する分にはさらに
小扉18eがあり、入金原罪18aに対して小扉キー1
8e′を解除することで、開放することができるように
なっていて、入金原罪18dを閉じた状態で小扉18e
のみ開放して回収券だけ取出すことができる。
上述したように、鑑査部36がリジェクト券と判別した
とき、上記取出ローラ304dの動作を中断させ、リジ
ェクト券が所定の位置に搬送された後、取出ローラ30
4dの動作を再開させるから、鑑査前の紙幣とりジエク
ト券が重なることがなく、良好に搬送できるとともに、
リジェクト券が発生したときのみ紙幣の取出を中断する
ため、処理時間を短縮化できる。
なお、万一 リジェクト券と装填庫19より取出された
紙幣とが重なった場合には、重なったままの状態で搬送
して両方の券を出金−時集積部37に送り、リジェクト
券又は、重なり券が紙幣通過検知器40eの状態変化に
より搬送路R4の通過が確認されたのち、再度取出を再
開する。
この場合、券の重なりが発生したかどうかは、装填庫1
9の取出を確認する紙幣通過検知器40jにより、券の
取出が確認された際、リジェクト券が紙幣通過検知器4
0cを通過後の経過時間を監視することにより、搬送路
R3上のどの位置にいるか判明し、搬送路3.R4の距
離により重なりが発生するかどうかが検出される。
ところで、搬送路R3または搬送路R4の紙幣通過検知
器のない位置で紙幣の停滞が発生した場合には検出が不
可能になってしまう。
それ故、搬送路R4で紙幣の停滞が発生していないこと
は装填庫19からの取出再開時、取出た紙幣が装填庫1
9の取出を確認する紙幣通過検知器40jと紙幣通過検
知器4Oe間を所定時間で搬送された場合には、搬送路
R4での紙幣の停滞が発生していないとし、一方接送路
R3に関しては装填庫19からの最後の取出紙幣を無条
件にリジェクト券とし、搬送路R3に紙幣を搬送し、紙
幣通過検知器40c、40e間を所定の時間で搬送され
る場合には搬送路R3での紙幣の停滞が発生していない
と判断する。
以上のことにより、搬送路に紙幣が残留してないことを
確めることができる。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように、収納部から取出した紙幣
が鑑査部でリジェクト券と判別されたとき、取出手段の
動作を中断し、リジェクト券が所定の位置に搬送された
後、取出手段の動作を再開させるから、鑑査前の紙幣と
りジエクト紙幣が重なることがなく、良好に搬送できる
とともに、リジェクト券が発生したときのみ紙幣の取出
を中断するため、処理時間も短縮化できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一部切
欠して示す自動取引装置の外観斜視図、第2図は入出金
機構の概略的縦断面図、第3図および第4図は入金動作
を示す説明図、第5図および第6図は出金動作を示す説
明図、第7図は取忘れ回収動作を示す説明図、第8図お
よび第9図は装填動作を示す説明図、第10図は精査動
作を示す説明図、第11乃至第13図は2金庫装填動作
を示す説明図、第14図乃至第16図は2金庫精査動作
を示す説明図、第17図(a)は入金装置れぞれ金庫カ
セットおよび紙幣の出入方法を示す説明図である。 19・・・・・・装填庫(収納部)、36・・・鑑査部
、304d・・・取出ローラ(取出手段)、R5・・・
第1の搬送部、R3・・・第2の搬送部、R4・・・交
差部、A・・・紙幣。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 3 図 第1図 第4図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 藁 図 第 図 (a) 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙幣を一括して収納する収納部と、この収納部の紙幣を
    順次取出す取出手段と、この取出手段により取出された
    紙幣を搬送する第1の搬送路と、この第1の搬送路によ
    って搬送される紙幣を鑑査する鑑査部と、前記第1の搬
    送部と交差し前記鑑査部でリジェクト券と判別された紙
    幣を搬送する第2の搬送路と、上記鑑査部がリジェクト
    券と判別したとき上記取出手段の動作を中断させ、リジ
    ェクト券が所定の位置に搬送された後上記取込手段の動
    作を再開させる制御部とを具備したことを特徴する自動
    取引装置。
JP63163969A 1988-06-30 1988-06-30 自動取引装置 Pending JPH0212595A (ja)

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JP63163969A JPH0212595A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 自動取引装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293543A (ja) * 2008-09-09 2008-12-04 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙幣入出金機

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