JPH02125818A - 炉を有するプロセスラインの板破断防止方法 - Google Patents
炉を有するプロセスラインの板破断防止方法Info
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- JPH02125818A JPH02125818A JP27812188A JP27812188A JPH02125818A JP H02125818 A JPH02125818 A JP H02125818A JP 27812188 A JP27812188 A JP 27812188A JP 27812188 A JP27812188 A JP 27812188A JP H02125818 A JPH02125818 A JP H02125818A
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 10
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Landscapes
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、炉を有するプロセスラインの炉内の板の張力
制御に関する。
制御に関する。
[従来技術]
従来の炉を有するプロセスラインで炉の入側、出側にダ
ンザーロールを有しない設備において、ラインが停止し
た場合は、オペレーターが炉内の板の収縮に応じて手動
で板を炉内に送り込んでいた。
ンザーロールを有しない設備において、ラインが停止し
た場合は、オペレーターが炉内の板の収縮に応じて手動
で板を炉内に送り込んでいた。
第2図は連続焼鈍ラインの説明図である。以下本図によ
って同ラインの張力制御の説明をする。
って同ラインの張力制御の説明をする。
ス1ヘリツブ30は2台のペイオフリール1から交互に
供給され、厚さ計2を経由後、入側シャー3によって前
後端が切断されウエルダ−4によって前後のストリップ
が接続される。これによって連続装入の準備がてきたス
トリップ30は、クリニング装置5によって表面の油分
を除去され、第1ブライドルロール6を経由して、入側
ルーパ7に導入される。第1ブライドルロールはルバー
内のライン張力を、前述の前処理設備より高めに採るた
めに設置したものである。ストリップは、入側ルーパー
7を経由して第2ブライドルロール8によってその張力
を炉内張力まで下げられ、予熱帯9、直火帯10、加熱
・均熱帯]1、徐冷帯12を経由して第3フライトルロ
ール13に導入されれ、その張力をロール冷却帯14の
所要録力まで上げられる。ロール冷却帯を通過したスト
リップは第4ブライドルロール15によって再びその張
力を炉内張力まて下げられ、オーバエイシンク帯16、
急冷帯17、最終冷却・乾燥帯18を経由して第5ブラ
イドルロール1つに導入され、再びその張力をルーパー
張力まで上げられる。出側ルーパー20を通過したスト
リップは第6.7フライドルロール21、テンパーミル
22を経由して、第8ブライドルロール23、厚さ計2
4、表面欠陥検出計25、幅計26、オイラー27、出
側シャー28を経由してテンションリール2つによって
巻き取られる。以上詳細説明のように炉内および炉周辺
におけるライン張力の分布は極めて複雑である。
供給され、厚さ計2を経由後、入側シャー3によって前
後端が切断されウエルダ−4によって前後のストリップ
が接続される。これによって連続装入の準備がてきたス
トリップ30は、クリニング装置5によって表面の油分
を除去され、第1ブライドルロール6を経由して、入側
ルーパ7に導入される。第1ブライドルロールはルバー
内のライン張力を、前述の前処理設備より高めに採るた
めに設置したものである。ストリップは、入側ルーパー
7を経由して第2ブライドルロール8によってその張力
を炉内張力まで下げられ、予熱帯9、直火帯10、加熱
・均熱帯]1、徐冷帯12を経由して第3フライトルロ
ール13に導入されれ、その張力をロール冷却帯14の
所要録力まで上げられる。ロール冷却帯を通過したスト
リップは第4ブライドルロール15によって再びその張
力を炉内張力まて下げられ、オーバエイシンク帯16、
急冷帯17、最終冷却・乾燥帯18を経由して第5ブラ
イドルロール1つに導入され、再びその張力をルーパー
張力まで上げられる。出側ルーパー20を通過したスト
リップは第6.7フライドルロール21、テンパーミル
22を経由して、第8ブライドルロール23、厚さ計2
4、表面欠陥検出計25、幅計26、オイラー27、出
側シャー28を経由してテンションリール2つによって
巻き取られる。以上詳細説明のように炉内および炉周辺
におけるライン張力の分布は極めて複雑である。
「発明が解決しようとする課題]
前記のような張力制御系を有するラインにおいて、ライ
ンが停止すると、各ブライドルロール、ルーパー制御装
置も停止するので、ラインの張力制御機能が失われる。
ンが停止すると、各ブライドルロール、ルーパー制御装
置も停止するので、ラインの張力制御機能が失われる。
このような状態で炉の温度が低下すると、炉内でストリ
ップが収縮して張力が増加し、その結果ストリップが破
断する恐れがある。これを防ぐために、従来は、ライン
停止時にはオペレーターが手動操作によりスI〜リップ
を炉内に送りこんでいた。しかし、この手動操作は、時
間を要し、誤操作により板破断の可能性があり、板破断
の場合にはライン再始動に時間を要するなとの問題点か
あった。
ップが収縮して張力が増加し、その結果ストリップが破
断する恐れがある。これを防ぐために、従来は、ライン
停止時にはオペレーターが手動操作によりスI〜リップ
を炉内に送りこんでいた。しかし、この手動操作は、時
間を要し、誤操作により板破断の可能性があり、板破断
の場合にはライン再始動に時間を要するなとの問題点か
あった。
U課題を解決するための手段]
本発明に係わる炉を有するプロセスラインの板破断防止
方法は、ライン停止時に前記炉に併設するブライドルロ
ールのブレーキを開放するとともに、前記炉に連接する
ルーパーの張力を開放するプロセスラインの板破断防止
方法である。
方法は、ライン停止時に前記炉に併設するブライドルロ
ールのブレーキを開放するとともに、前記炉に連接する
ルーパーの張力を開放するプロセスラインの板破断防止
方法である。
[作用]
ブライドルロールのブレーキ開放により、炉内及び炉の
出入口でのストリップの拘束は開放される。また、ルー
パーの張力か開放されるため、ルーパにおいてもストリ
ップの拘束が開放される。従って、炉内温度の低下によ
りストリップが収縮しても、収縮分はルーパー側から供
給され、炉内張力が過剰になることがなくなる。
出入口でのストリップの拘束は開放される。また、ルー
パーの張力か開放されるため、ルーパにおいてもストリ
ップの拘束が開放される。従って、炉内温度の低下によ
りストリップが収縮しても、収縮分はルーパー側から供
給され、炉内張力が過剰になることがなくなる。
[実施例]
第1図は本発明の方法によって、ライン停止時に各ブラ
イドルロールのブレーキを開放するとともに、前記炉に
連接するルーパーの張力を開放した場合のライン各部に
おける張力の分布図である。横軸に炉内各部の位置、縦
軸にライン張力(kg)を示す。図中実線はライン運転
中の張力分布、破線はライン停止中の張力分布を示ず。
イドルロールのブレーキを開放するとともに、前記炉に
連接するルーパーの張力を開放した場合のライン各部に
おける張力の分布図である。横軸に炉内各部の位置、縦
軸にライン張力(kg)を示す。図中実線はライン運転
中の張力分布、破線はライン停止中の張力分布を示ず。
図に示すようにライン停止中のライン張力はライン運転
中のライン張力に比較して全体的に低下しており、スト
リップの収縮による過大張力の発生が回避できるので、
板破断を防止することが可能となった。
中のライン張力に比較して全体的に低下しており、スト
リップの収縮による過大張力の発生が回避できるので、
板破断を防止することが可能となった。
[発明の効果]
以上のように本発明によれは、炉を有するプロセスライ
ンが停止した場合でもライン張力は増大しないため炉内
の板は破断せず、またオペレターによる手動調整を必要
としないため誤動作による板破断の防止が可能となる、
また再始動を容易にかつ迅速に行うことが可能となる効
果かある。
ンが停止した場合でもライン張力は増大しないため炉内
の板は破断せず、またオペレターによる手動調整を必要
としないため誤動作による板破断の防止が可能となる、
また再始動を容易にかつ迅速に行うことが可能となる効
果かある。
第1図は本発明の方法によってライン停止時に炉内張力
を制御した場合のライン各部における張力の分布図、第
2図は連続焼鈍ラインの説明図である。 1・・・ペイオフリール、2・・厚さ計、3 ・入側シ
ャー、4・・ウエルダ−5・・・クリーニング装置、6
・・・第1ブライドルロール、7・・・入側ルーパ8・
・・第2ブライドルロール、9・・・予熱帯、10・・
直火帯、11・・・加熱・均熱帯、12・・・徐冷帯、
13・・・第3ブライドルロール、14・・・ロール冷
却帯、15・・・第4ブライドルロール、16・・・オ
ーバエイシンク帯、17・・急冷帯、18・・・最終冷
却・乾燥帯、19・・第5ブライドルロール、20・・
出側ルーパー、21・・・第6.7ブライドルロール、
22・・・テンパーミル、23・・第8ブライドルロー
ル、24・・・厚さ計、25・・表面欠陥検出計、26
・・幅計、27・・オイラー、28・・出側シャ 2つ・テンションリール、30・・ストリップ。
を制御した場合のライン各部における張力の分布図、第
2図は連続焼鈍ラインの説明図である。 1・・・ペイオフリール、2・・厚さ計、3 ・入側シ
ャー、4・・ウエルダ−5・・・クリーニング装置、6
・・・第1ブライドルロール、7・・・入側ルーパ8・
・・第2ブライドルロール、9・・・予熱帯、10・・
直火帯、11・・・加熱・均熱帯、12・・・徐冷帯、
13・・・第3ブライドルロール、14・・・ロール冷
却帯、15・・・第4ブライドルロール、16・・・オ
ーバエイシンク帯、17・・急冷帯、18・・・最終冷
却・乾燥帯、19・・第5ブライドルロール、20・・
出側ルーパー、21・・・第6.7ブライドルロール、
22・・・テンパーミル、23・・第8ブライドルロー
ル、24・・・厚さ計、25・・表面欠陥検出計、26
・・幅計、27・・オイラー、28・・出側シャ 2つ・テンションリール、30・・ストリップ。
Claims (1)
- 炉を有するプロセスラインの停止時における板破断防止
方法において、ライン停止時に前記炉に併設するブライ
ドルロールのブレーキを開放するとともに、前記炉に連
接するルーパーの張力を開放することを特徴とする炉を
有するプロセスラインの板破断防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27812188A JPH02125818A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 炉を有するプロセスラインの板破断防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27812188A JPH02125818A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 炉を有するプロセスラインの板破断防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125818A true JPH02125818A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17592907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27812188A Pending JPH02125818A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 炉を有するプロセスラインの板破断防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02125818A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100502850B1 (ko) * | 1999-06-02 | 2005-07-25 | 주식회사 포스코 | 소둔로의 절단 스트립 복구장치 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP27812188A patent/JPH02125818A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100502850B1 (ko) * | 1999-06-02 | 2005-07-25 | 주식회사 포스코 | 소둔로의 절단 스트립 복구장치 |
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