JPS62161442A - 金属薄板の巻取方法および設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は連続鋳造により製造した金属薄板の巻取方法お
よび設備に関する。

（従来の技術） 従来の連続鋳造による金属薄板の製造法は、連続鋳造設
備で鋳片を製造し、適当な長さに切断してスラブとなし
、加熱炉に直送するか、または冷却後再加熱し、次に熱
間にて連続圧延してコイラーに巻取っていた。

最近連続鋳造技術の発達により、薄肉の金属板を鋳造で
きるようになシ、巻取りながら連続して金属薄板を製造
する装置が出現した。

特開昭６０−８７９０３号公報には金属薄板全連続して
鋳造しながら巻取る設備が開示されている。これを第３
図に示す。

双ロール式連続鋳造機２１で製造した鋳片２２は竪形圧
延機２３で幅方向を成形されて次に水平圧ＴＡ機２４に
より厚みｔ減じられてコイラー２５に巻取られる。

（発明が解決しようとする問題） 巻取設備は、搬送されてくる金属板全巻取った後、次の
金属板を巻取るために、通常は２機を１対として設置さ
れ、金属板との干渉を防ぐため、搬送ラインの上または
下に設けられる。

金属板の厚みが厚い場合は、搬送ラインから離れて巻取
設備に到達するまでの距離がかなりあシ、この間の金属
板の重量は大きいので、上方に曲げるよりは下方に曲げ
て巻取設備に導いて巻取る方が構造的に簡単であるので
下方に設けるのが普通である。

しかしながら、搬送ラインの下方に設置することは設備
費が高い問題点を有する。

さらに連続鋳造技術の発達によ、９１０ｍｍ以下の金属
薄板が鋳造され、それを巻取るために従来の巻取設備を
使用すると、ルーズ巻きゃテレスコープ等のコイル形状
不良を生じる。また鋳造した金属薄板全高温のまま搬送
するため先端が曲がシやすく、ローラーテーブルの下に
もぐシ込む等があるので、搬送テーブルの構造にも改良
を要する。

（問題点を解決するための手段） 本発明は設備費用が安価で、しかも巻取後のコイル形状
が良好な金属薄板の巻取方法及び設備を提供することで
ある。その要旨は、連続鋳造設備により鋳造された金属
薄板をＩＪ−ルを用いてアップコイル状態で巻取ること
、連続鋳造設備により鋳造された金属薄板’ｋ　ＩＪ−
ドストリップの後端と接続し、前記リードストリップの
先端は巻取機のリールに取付け、前記金属薄板に張力金
与えながら、アップコイル状態でまきとること、および
、 連続鋳造設備により鋳造された金属薄板の巻取装置にお
いて、前記連続鋳造設備の後に、リールを有し、アップ
コイル状態で巻取る巻取装置を設けたことを特徴とする
巻取設備である。

（作用及び実施例） 本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すもので連続鋳造技術と
圧延設備の間に巻取設備と通常の巻戻し設備を介在させ
、連続鋳造工程と圧延工程を接続した態様を示すもので
ある。

所定の成分、温度に調整した溶鋼を取鍋５からタンディ
ツシュ６に注入し、内部を水冷したロール対７により、
溶鋼全急冷して、鋳片である金属薄板２を製造し、熱処
理炉８内をピンチロール９によって送りながら通して鋳
片の温度むらをなくする。熱処理炉８の出側にはリール
１１を有するアップコイラータイプの巻取装置１０が設
置されており、ピンチロール１２にガイドされて金属薄
板２を巻取る。このピンチロール１２を駆動しリールを
駆動しないで巻取シを行うことができる。

この巻取られた金属薄板２のコイルは、巻取装置１０か
ら抜取られて、一旦貯蔵されるか、または水平面内で１
８０Ｃ＠転されて巻戻し設備１３にセットされ、連続し
て巻戻されて圧延機１４に供給し、圧延される。

圧延されて減厚された金属薄板３は熱処理炉１５内で熱
処理（たとえば焼鈍）されて、熱処理炉１５の出側に設
置された巻取設備１０に巻取られる。

なお、金属薄板全鋳造する前に、リードストリップの先
端を巻取設備１０のリール１１ＶＣ固定し、後端をロー
ル対７に噛込ませておき、鋳造を開始する。

この様にするとリードストリップの後端にうまく金属薄
板が接続し、リードストリップＶＣ張力全与えながら巻
取ることができるので、巻取ったコイル形状が良好であ
り、又金属薄板の先端がローラテーブル間にもぐりこむ
ことがないので安定した操業を行うことができる。

また金属薄板は厚みが薄く、巻取シに際し、搬送テーブ
ルから巻取装置に到達する゛までの間の金属薄板の重量
が軽いので、簡単に上方に曲げることができ、搬送ライ
ンの上方に、しかもアップコイラータイプに巻取設備ｋ
Ｒけることができるので設備費も安価である。

第２図は本発明の他の実施例を示すもので、連続鋳造設
備から圧延機を経て巻取設備まで直結した工程を示すも
のである。

所定の成分、温度に調整した溶鋼は取鍋５からタンプッ
シュ６に注入され、内部全水冷したロール対７０間隙金
通過するあいだに急冷され、次に、熱・処理炉８に送ら
れて温度むらをなくす１５で熱処理されて、リール１１
を有する巻取膜（ｌｉ！！１０に、ビンチロールエ２で
ガイドされながらアップコイル状態で巻取られる。

なお本実施例においても金属薄板の鋳造を開始する前に
、リードストリップの先端を巻取装置のリールに固定し
、リードストリップの後端をロール対７に噛込ませてお
き、次に鋳造を開始し、リードストリップに張力を与え
ながら巻取ってもよいことはもちろんである。

リールにリードストリップを固定させる方法としては、
リールに設けたスリットにストリップ先端を挿入し、２
〜３回リードストリップをリールに巻付けるだけでよく
、その他一般的な固定方法を用いることができる。

なお本発明の巻取設備と通常の巻戻設備を圧延機と後流
側の熱処理設備の間に設けると、圧延機が停止しても、
予備コイルを巻戻設備に供給すれば作業は続行できるの
で熱処理炉（たとえば連続焼鈍炉）の稼動率が向上する
。

（発明の効果） 本発明の実施により （ａ）　　コイルをアップコイル状態で巻取るために設
備費が安価である。

（ｂ）　　ＩＪ−ル全用い、かつ張力を与えながら巻取
るために巻取後のコイル形状が良好である。

（（り　　’）−トストリップにより鋳造した金属薄板
全先導するので、ローラーテーブルの下にもぐり込む等
の事故がなく、安定１−た操業を行うことができる。

等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

蛸１固Ｉ十す慈ＦＩＲ小１中値か１−二斗譚　晴Ｏ立は
本発明の他の実施例を示す図、第３図は従来技術を示す
図である。 １・・・溶鋼　　　　　　２・・・金属薄板３・・・金
属薄板　　　　５・・・取鍋６・・・タンディツシュ　
７・・・ロール８、・・・熱処理炉　　　　９・・・ピ
ンチロール１０・・・巻取設備　　　１１・・・リール
１２・・・ビンチロール　１３・・・巻戻設備１４・・
・圧延機　　　　１５・・・熱処理炉６：ｌ！Ｇ！ｆｉ
ｇ戸１．５：ｌ！ｌ；！理ｉＦ第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　連続鋳造設備により鋳造された金属薄板の巻取方法
   において、 前記金属薄板をリールを用いてアップコイ ル状態で巻取ることを特徴とする金属薄板の巻取方法。 ２　連続鋳造設備により鋳造された金属薄板の巻取方法
   において、 鋳造を開始する前に、鋳造される金属薄板 を引張るリードストリップの先端を巻取装置に取付け、
   前記リードストリップの後端を連続鋳造設備の出口に、
   後続する鋳造される金属薄板と接続するように取付け、 鋳造の開始とともに巻取装置によりリード ストリップに張力を与えながら、アップコイル状態で金
   属薄板を巻取ることを特徴とする金属薄板の巻取方法。 ３　連続鋳造設備により鋳造された金属薄板の巻取装置
   において、前記連続鋳造設備の後にリールを有し、アッ
   プコイル状態で巻取る巻取装置を設けたことを特徴とす
   る金属薄板の巻取設備。 ４　リールは、鋳造された金属薄板を誘導するリードス
   トリップ先端の掴み機構を有し、前記連続鋳造設備は鋳
   片出側に、前記リードストリップ掴み機構を有すること
   を特徴とする特許請求の範囲第３項記載の金属薄板の巻
   取設備。 ５　巻取設備は連続鋳造設備と、金属薄板を圧延する圧
   延機との間に設けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第３項又は第４項記載の金属薄板の巻取設備。 ６　巻取設備は圧延機と熱処理設備の間に設けられたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第３項または第４項記載
   の金属薄板の巻取装置。