JPH02124711A - 微細α−アルミナ粉末の製造方法 - Google Patents

微細α−アルミナ粉末の製造方法

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JPH02124711A
JPH02124711A JP63275256A JP27525688A JPH02124711A JP H02124711 A JPH02124711 A JP H02124711A JP 63275256 A JP63275256 A JP 63275256A JP 27525688 A JP27525688 A JP 27525688A JP H02124711 A JPH02124711 A JP H02124711A
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Japan
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alumina
alumina powder
powder
granulated
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Motohiko Yoshizumi
素彦 吉住
Hideo Arai
秀夫 荒井
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Mitsubishi Metal Corp
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Mitsubishi Metal Corp
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は硬度特性、研磨特性や焼結特性にすぐれかつ大
きさの均一な微細α−アルミナ粉末のシ造方法に関する
(従来技術とその問題点) 現在アルミナの用途としては、セラミックス原料、触媒
、触媒の担体、耐火物、焼結体、骨材。
研削材、研磨材等への利用が知られているが、その製造
方法はバイヤー法と呼ばhる通常の湿式法で潜られたア
ルミノ酸ソーダを酸で中和して水酸イヒアルミニウムと
し、これを高温(1,200”C以上)で焼成するのが
一般的である。しかし、この製造方法では水酸化アルi
ニウムな生成させ、これを焼成すると優られたアルミナ
粉子の大ぎさは1、200℃以上で長時間加熱するので
、不均一で、しかも該粒子は粒子同志の焼結が起こり、
1μm以上の粗大なものになる。又α−アルミナ粉末は
A1アルコキシド、例えば、AJイソプロポキシドの加
水分解によって水酸化アルミニウムな生成し、これを高
温でα−アルミナ化することによっても寿られることが
知られているが、微細な αアルミナを得ようとすると
、アルコキシドの刃口水分解な均一にする必要があり、
生産性が怒くなる。
(@明の目的) 本発明者らは上記の従来技術の問題点を解決し、硬度特
性、研磨特性や焼結特性にすぐれ、かつ大きさの均一な
微細α−アルミナ粉末の製造方法?提供すべく、研死I
k奮ねた結果、三塩化アルj ニウムをr−アルミナ粉
末とし、かつr−アルミナ粉末を造粒して焼成すること
によって、前記目的?達成し潜ることな見出し、本発明
に到達した。
(発明の構成) すなわち、本発明によれば、酸水素炎中で三塩化アルミ
ニウムな反応させて得たr−アルミナ粉末?、lOμm
以上のサイズに造粒して焼成することを特徴とする大き
さ1μm以下の微細α−アルミナ粉末の製造方法、が得
られる。
本発明者らは上記のように、研究の結果、三塩化アルミ
ニウム8−酸水素炎中で反応させて得たr−アルミナ(
2AJ CJs +3 H* O→入−et Oa +
 6 HCぷ)は0.02μmと粒子の大きさは小さい
が、非常に均一であるため、α−アルミナ化した時に粒
子がそろい易いこと、−及びこのr−アルミナ粉末を造
粒して焼成すると、α−アルミナ化な促進することを見
出したのである。ここでいうr−アルミナとは低温で生
成するアルミナのことで、X#的にはδ、r、θ等のア
ルミナの総称?意味する。
本発明においては、r−アルミナ粉末110μm以上の
サイズに造粒することが要求される。これは造粒のサイ
ズが10μm未満ではr−アルミナのα−アルミナ化の
促進に効果がないからである。
又造粒のサイズの上限はないが、実際の生理上は通常5
11以下となる。この場合の造粒と焼成温度、ta成暗
時間関1は次の如くである。
因みに、r−アルミナからα−アルミナへの転換銀波は
1,150℃〜t、zsu”cの範囲であり、1、15
 C1℃未満ではα−アルミナ化に長時間かかり、又1
,2gto℃以上ではα−アルミナ粒子が1μm以上の
大きさに成長する。
次に、r−アルミナ粉末な10μm以上のサイズに造粒
する方法は次の如きものである。
(1) r−アルミナ粉末に水またはバインダーな鎮r
−アルミナの0.1−〜5唾の範囲に含む水9I:、V
Oえてペースト状にし、これ?乾燥して旺(粉砕し、ふ
るいに通して所要サイズに造粒する方法、(2) r−
アルミナ粉末に水を加えて泥漿状にしてスプレードライ
し、これな所要サイズに造粒する方法、 (3)r−アルミナ粉末をダイスな用いてプレスまたは
静水圧プレスし、これを軽く粉砕してふるいに通し、所
要サイズに造粒する方法、 (4)通常の造粒機(例えば、不ニノシウダル社のスパ
ルタンリユーザー等)?甲いる方法。
このように1本発明においては、酸水素炎中で三塩化ア
ルミニウムな反応させてr−アル2す粉末なつくり、こ
のr−アルミナ粉末Q10μm以上のサイズに造粒する
と、α−アルミナ化は促進され、例えば、焼成温度11
,200℃とすると、焼成時間は造粒しない場合の1/
10のC4間でよく、大きさは18m以下で均一な微細
α−了ルミナ粉末が優られるのである。このα−アルミ
ナ粉末はもちろん硬度特性、研o特性及び焼結特性にす
ぐれたものである。
次に、本発明な実施例によってさらに具体的に説明する
が、これら実施例は本発明の範囲を限定するものではな
い。
実施例1 三塩化アルミニウムを酸水素炎中で反応させて得たアル
iす(デグサ社鯛アル2す0xide C)粉末400
gをPv入(ポリビニールアルコール)81を溶かした
水tiVC,混練し110℃で乾燥後軽く粉砕しながら
ふるい分けを行ない、100〜zoopmのサイズに造
粒した。
これなアルミナボートに入れ、マツフル炉にて1、20
0℃で1時間焼成した。得られた粉末の比表面積はI 
O,Om’/ 、lil (約0.2μm)であり、電
子顕微鏡写真によると、はぼ球形で粒子の大きさは均一
であった。X線回折ではα相のピークのみが得られた。
実施例2 デグサ社展アルミナ0xide C4009を水lJに
混練し、ヤマト科学社製スプレードライヤーで約20μ
mのサイズに造粒し、これを1,250℃で30分焼成
した。生成した粉末の比表面積はls、//g(約0.
1μrrs)であり、電子顕微鏡写真では粒子は球状で
大きさは均一であり、又X線回折ではα相のピークのみ
であった。
実施例3 デグサ社製アルミナ0xide C20i k JA4
ダイス(径2cm)を用い、lトン/dの圧力でプレス
をした。プレス後は固まった状態であるが、これを軽く
砕きながら(1)〜41mの間の粒子とした。
これな1,180℃において4時間焼成した。得られた
粉末の比表面積は8i/、10.2μm)であり、電子
顕微鏡写真では粉末は球状で大きさは均一であり、又X
線回折ではα相のピークのみであった。
比較例1 デグサ社農アルミナ0xide Cを造粒せずに、その
まま1,200℃で1時間焼成した。得られた粉末のX
線回折では、わずか忙α−アルミナのピークが認められ
るが、まだほとんどがγ−アルミナのままであった。
比較例2 市販の水酸化アルミニウム400gを実施例1と同様に
造粒し、これ?アルミナボートに入れ、マツフル炉にて
1.200℃で1時間焼成した。得られた粉末の比表面
積は3.1y7g<約0.7μm)であり、X線回折で
はα相のピークのみであったが、電子顕微鏡写真では、
1μm以上の粒子と細かい粒子との混合であり、不均一
なものであった。
(発明の効果) 本発明は上記の如く、酸水素炎中で反応させて得たγ−
アルミナ粉末を用い、これを造粒するという構成をとる
ことによって、次の効果?示す。
T1)  1μm以下でかつ均一な大きさのα−アルミ
ナ粉末をうろことができる。
(2)焼成時間な大幅に短縮することまたは焼成温度を
大幅に低下させることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸水素炎中で三塩化アルミニウムを反応させて得
    たγ−アルミナ粉末を、10μm以上のサイズに造粒し
    て焼成することを特徴とする大きさ1μm以下の微細α
    −アルミナ粉末の製造方法。
  2. (2)特許請求の範囲(1)に記載の微細α−アルミナ
    粉末の製造方法であつて、該γ−アルミナ粉末に水また
    はバインダーを該γ−アルミナの0.1%〜5%の範囲
    に含む水を加えてペースト状にし、これを乾燥して軽く
    粉砕し、ふるいに通して所要サイズに造粒することを特
    徴とする該製造方法。
  3. (3)特許請求の範囲(1)に記載の微細α−アルミナ
    粉末の製造方法であつて、該γ−アルミナ粉末に水を加
    えて泥漿状にしてスプレードライし、これを所要サイズ
    に造粒することを特徴とする該製造方法。
  4. (4)特許請求の範囲(1)に記載の微細α−アルミナ
    粉末の製造方法であつて、該γ−アルミナ粉末をダイス
    を用いてプレスまたは静水圧プレスし、これを軽く粉砕
    してふるいに通し、所要サイズに造粒することを特徴と
    する該製造方法。
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