JPH02124601A - 誘導体フィルタの製造方法 - Google Patents

誘導体フィルタの製造方法

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Publication number
JPH02124601A
JPH02124601A JP27841588A JP27841588A JPH02124601A JP H02124601 A JPH02124601 A JP H02124601A JP 27841588 A JP27841588 A JP 27841588A JP 27841588 A JP27841588 A JP 27841588A JP H02124601 A JPH02124601 A JP H02124601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric
ceramic material
block
hole
manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP27841588A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Abe
昌昭 阿部
Shuichi Fukuhara
周一 福原
Katsuyoshi Takano
勝好 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
Application filed by Toko Inc filed Critical Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、誘電体フィルタ、特に複数の共振子ユニット
が一体に形成された、ブロック型の誘電体フィルタの製
造方法に関するものである。
〔従来技術〕
マイクロ波帯域において、各種誘電体フィルタが用いら
れている。従来の円筒形の個別の同軸共振器を用いたも
のから、複数の共振子ユニットを一体に形成し、容量結
合、誘導結合を利用したブロック型のフィルタが注目さ
れている。
第4図は、そのような誘電体フィルタの正面断面図であ
り、二個の共振子ユニットを具えたものである。誘電体
ブロック4oには、二個の貫通孔41が間隔を置いて形
成されており、この貫通孔41内には内導体が形成され
る。また、誘電体ブロック40の外周面には外導体43
が形成される。更に、誘電体ブロック40の上面にも同
様に導体膜が形成され、短絡端面44となる。誘電体ブ
ロックの下面のみは、導体膜が形成されず、誘電体の露
出した開放端面となっている。共振子ユニット間には、
結合調整孔45が形成されており、この孔45には導体
膜は形成されない。
〔課題〕 上記のように、誘電体ブロックには、導体膜が形成され
る部分とされない部分とがあり、特に結合調整孔は導体
膜を形成してはならないので、導体ペーストに浸漬して
一度に導体膜を形成することはできない。
そのために、筆塗りをしたり、−時的に孔を塞いで浸漬
したりする必要があり、製造工程の上で大きな工数を要
している。
そこで、第5図のように結合調整孔55の一端を塞いで
成型することも試みられているが、成型が困難であり、
寸法精度を得ることが難しい。
本発明は、結合調整孔を塞いだ誘電体ブロックを得るこ
とによって、導体膜の形成を容易にしようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、結合調整孔を貫通させた状態で成型し、焼成
前に少なくとも一端を塞ぎ、焼成後の導体膜の形成を容
易にすることによって、上記の課題を解決するものであ
る。
すなわち、共振子ユニットの内導体が形成される複数の
貫通孔を有する誘電体ブロックを用いた誘電体フィルタ
の製造方法において、該複数の貫通孔とそれらの間に配
置される結合調整用の貫通孔を具えた誘電体ブロックを
セラミック材料により成型し、該結合調整用の貫通孔の
少なくとも一端をセラミック材料を充填して塞ぎ、該セ
ラミック材料を一体に焼成することに特徴を有するもの
である。
導体膜の形成は、塞がれた面を下にして導体ペーストに
浸漬することによって、結合調整孔を除く貫通孔内、外
表面、下面に同時に行うものである。
〔作用〕
結合調整孔は、共振子ユニット間の容量結合を調整する
ものである。容量結合は開放端面倒で最大となり、短絡
端面倒では小さくなる。したがって、短絡端面倒が誘電
体セラミックで充填されても、容量結合の調整は十分可
能である。
また、充填するセラミック材料の誘電率を選択すれば、
結合状態の調整も可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
第1図は、本発明により成型した誘電体プロンりの正面
断面図である。Ba0−TiOz−Nd20aの基本組
成に旧4Ti:+O+zを添加したマイクロ波用の誘電
体材料を成型したものである。成型の方法として、乾式
、押出、鋳込み等のいずれを用いてもよい。
後に内導体が形成される貫通孔11が間隔を置いて形成
され、その間に結合調整孔15が形成されて成型され、
成型後、この結合調整孔15にはセラミック材料16が
充填される。
この例においては、結合調整孔15全体にセラミック材
料16が充填されており、完全に塞がれている。このセ
ラミック材料16としては、上記の組成の材料に比較し
て誘電率の低い材料を用いる必要がある。
充填するセラミック材料は、粘土状に調整し、結合孔に
圧入される。焼成後に結合調整孔を塞ぐために、ブロッ
クの材料と同じ程度の固形成分比としておく必要がある
。また、粒径、添加剤等を選択することにより、同一温
度で焼成できるように調整しておくとよい。
充填されたセラミック材料は、充填方法にもよ一 るが、焼成後、ブロックの誘電体の密度と若干界なるが
、電極形成のために導体ペーストに浸漬する際に導体ペ
ーストが浸入しない程度であれば、短絡端面側でもあり
、特性の劣化を引き起こす虞はない。
第2図は、本発明の他の実施例を示す正面断面図である
。成型は前記の例と同様に行うが、結合調整孔25の全
体を塞がずに、下側の開口部のみをセラミック材料26
で塞いだものである。このように、一端のみに充填する
場合には、ブロックを構成する誘電体材料と同じ組成の
材料を用いることができる。
上記のようにして、結合調整孔25の一端をセラミック
材料26で塞いだ誘電体ブロック20を導体ペーストに
浸漬し、第3図に示したように、所定の導体膜を形成す
る。その際、結合調整孔25の塞がれた側を下にして浸
漬する。貫通孔21は塞がれていないので、導体ペース
トが付着し、これが後に内導体となる。外周面に付着し
た導体ペーストは外導体となり、下面のそれは短絡端面
の電極となる。
浸漬した後、乾燥させ、焼付によって導体膜が所定の面
に形成される。導体膜の形成されない上面は、周波数調
整のために研磨され、開放端面となる。誘電体フィルタ
として用いる場合、この面から入出力の容量結合を得る
ために導体棒に誘電体を被覆した誘電体ユニットが挿入
され、その導体と内導体との間で容量が形成される。
本発明は、上記の例に限られるものではなく、要するに
、導体ペーストへの浸漬のために、結合調整孔を貫通さ
せて成型した後、その少なくとも一端を塞いだ後に焼成
する方法をすべて含むものである。
〔効果〕
本発明によれば、焼成された誘電体ブロックの結合調整
孔の少なくとも一端が塞がれており、導体ペーストに浸
漬するだけで、所定の導体膜を形成することが可能とな
る。したがって、導体膜の形成の工数を大幅に低減する
ことができる。
また、結合調整孔を貫通させて成型するので、成型の寸
法精度が得やすく、歩留が向上するだけでなく、特性の
安定した誘電体フィルタが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例を示す正面断面図、第
4図と第5図は従来の誘電体フィルタを示す正面断面図
である。 15.25・・・・・結合調整孔 16.26・・・・・セラミック材料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共振子ユニットの内導体が形成される複数の貫通
    孔を有する誘電体ブロックを用いた誘電体フィルタの製
    造方法において、該複数の貫通孔とそれらの間に配置さ
    れる結合調整用の貫通孔を具えた誘電体ブロックをセラ
    ミック材料により成型し、該結合調整用の貫通孔の少な
    くとも一端をセラミック材料を充填して塞ぎ、該セラミ
    ック材料を一体に焼成することを特徴とする誘電体フィ
    ルタの製造方法。
  2. (2)該結合調整孔全体を該誘電体ブロックの誘電体よ
    りも誘電率の低いセラミック材料で充填する請求項第1
    項記載の誘電体フィルタの製造方法。
  3. (3)該結合調整孔の一端をセラミック材料で塞ぐ請求
    項第1項記載の誘電体フィルタの製造方法。
  4. (4)該結合調整孔を塞ぐセラミック材料が、該誘電体
    ブロックの誘電体材料と同じである請求項第3項記載の
    誘電体フィルタの製造方法。
  5. (5)共振子ユニットの内導体が形成される複数の貫通
    孔を有する誘電体ブロックを用いた誘電体フィルタの製
    造方法において、該複数の貫通孔とそれらの間に配置さ
    れる結合調整用の貫通孔を具えた誘電体ブロックをセラ
    ミック材料により成型し、該結合調整用の貫通孔の少な
    くとも一端をセラミック材料を充填して塞ぎ、該セラミ
    ック材料を一体に焼成し、該結合調整孔の塞がれた面を
    下にして該誘電体ブロックを導体ペーストに浸漬し、内
    導体、外導体および短絡端面の導体膜を形成することを
    特徴とする誘電体フィルタの製造方法。
JP27841588A 1988-11-02 1988-11-02 誘導体フィルタの製造方法 Pending JPH02124601A (ja)

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JP (1) JPH02124601A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06196909A (ja) * 1992-08-31 1994-07-15 Siemens Matsushita Components Gmbh & Co Kg マイクロ波・セラミックスフィルタの金属被覆処理方法
US8436576B2 (en) 2008-04-24 2013-05-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Substitute battery pack including a case to accommodate a smaller battery type with an induction coil to facilitate charging

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06196909A (ja) * 1992-08-31 1994-07-15 Siemens Matsushita Components Gmbh & Co Kg マイクロ波・セラミックスフィルタの金属被覆処理方法
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