JPH0294901A - 誘電体フィルタとその製造方法 - Google Patents
誘電体フィルタとその製造方法Info
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- JPH0294901A JPH0294901A JP24656588A JP24656588A JPH0294901A JP H0294901 A JPH0294901 A JP H0294901A JP 24656588 A JP24656588 A JP 24656588A JP 24656588 A JP24656588 A JP 24656588A JP H0294901 A JPH0294901 A JP H0294901A
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- dielectric
- resonator
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- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 12
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 5
- 238000000227 grinding Methods 0.000 abstract description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、三個以上の同軸ＴＥＭ共振の共振子ユニット
を具えたブロック形の誘電体フィルタに係るもので、特
に中間の共振子ユニットの共振周波数を調整するための
構造および方法に関するものである。
を具えたブロック形の誘電体フィルタに係るもので、特
に中間の共振子ユニットの共振周波数を調整するための
構造および方法に関するものである。
複数の共振子ユニットを一個の誘電体ブロック内に一体
に形成する、ブロック形誘電体フィルタがマイクロ波領
域において各方面で利用されている。共振子ユニットが
二個のものと三個以上具えたものがある。
に形成する、ブロック形誘電体フィルタがマイクロ波領
域において各方面で利用されている。共振子ユニットが
二個のものと三個以上具えたものがある。
共振子ユニットが三個以上の誘電体フィルタでは中間の
各段の共振周波数が同じでなくなる。これを調整するた
めに、第４図に示したように、共振子ユニットの貫通孔
の開口のある開放端面から短絡端面までの寸法ｌを変え
る方法がある。中間の共振子ユニットのこの長さｌ゛を
長くし、この長さによって決まる共振周波数を低くしよ
うとするものである。
各段の共振周波数が同じでなくなる。これを調整するた
めに、第４図に示したように、共振子ユニットの貫通孔
の開口のある開放端面から短絡端面までの寸法ｌを変え
る方法がある。中間の共振子ユニットのこの長さｌ゛を
長くし、この長さによって決まる共振周波数を低くしよ
うとするものである。
しかし、この方法では開放端面を段違いに研磨する必要
があり、加工に多くの工数を必要とするといった問題が
ある。
があり、加工に多くの工数を必要とするといった問題が
ある。
また、第５図に示したように、中間の共振子ユニットの
貫通孔内に形成された内導体と導通する導体パターン５
７を開放端面に形成し、この導体パターン５７と外導体
５５を近接させ、対向させる方法がある。これによって
、導体パターン５７とアース電位の外導体５５との間に
容量が形成される。
貫通孔内に形成された内導体と導通する導体パターン５
７を開放端面に形成し、この導体パターン５７と外導体
５５を近接させ、対向させる方法がある。これによって
、導体パターン５７とアース電位の外導体５５との間に
容量が形成される。
しかし、導体パターン５７の形成及び調整を微細に行う
必要があり、細心の注意が必要となる。
必要があり、細心の注意が必要となる。
本発明は、上記のような問題を解決して、加工および調
整を不要とし、共振子ユニットを所望の周波数に設定し
ようとするものである。
整を不要とし、共振子ユニットを所望の周波数に設定し
ようとするものである。
また、製造が容易で、共振子ユニット間の結合調整の簡
単な誘電体フィルタを得ようとするものである。
単な誘電体フィルタを得ようとするものである。
本発明は、中間の共振子ユニットの誘電体材料の誘電率
を高くして、同じ寸法で低い共振周波数を得ることによ
って、上記の課題を解決するものである。
を高くして、同じ寸法で低い共振周波数を得ることによ
って、上記の課題を解決するものである。
すなわち、三個以上の共振子ユニットを一体に誘電体ブ
ロック内に形成して成る誘電体フィルタにおいて、中央
の共振子ユニットが、両端の共振子ユニットの誘電体材
料よりも高い誘電率の誘電体材料で形成されたことに特
徴を有するものである。
ロック内に形成して成る誘電体フィルタにおいて、中央
の共振子ユニットが、両端の共振子ユニットの誘電体材
料よりも高い誘電率の誘電体材料で形成されたことに特
徴を有するものである。
また、三個以上の共振子ユニットを一体に誘電体ブロッ
ク内に形成して成る誘電体フィルタの製造方法において
、中央の共振子ユニットを、両端の共振子ユニットの誘
電体材料よりも高い誘電率の誘電体材料で成型し、各々
の共振子ユニットを成型した後、一体に焼成することに
特徴を有するものである。
ク内に形成して成る誘電体フィルタの製造方法において
、中央の共振子ユニットを、両端の共振子ユニットの誘
電体材料よりも高い誘電率の誘電体材料で成型し、各々
の共振子ユニットを成型した後、一体に焼成することに
特徴を有するものである。
Ａ波長同軸ＴＥＭ誘電体共振器の共振周波数はその寸法
（長さ）によって決まる。同じ材料で一体型の誘電体ブ
ロックを形成した場合には、中間段の共振子ユニットの
共振周波数の調整のための手段が必要となる。
（長さ）によって決まる。同じ材料で一体型の誘電体ブ
ロックを形成した場合には、中間段の共振子ユニットの
共振周波数の調整のための手段が必要となる。
また、Ａ波長同軸Ｔ、 Ｅ Ｍ共振器の長さしについて
は、 Ｌ＝Ｃ／４．ｒｖｒ −ｆｏ （Ｃは光速、ｆｏは共振周波数） なる関係があり、同一のＬを有する共振器であれば、ε
、の高いものの方がｆｏが低くなる。
は、 Ｌ＝Ｃ／４．ｒｖｒ −ｆｏ （Ｃは光速、ｆｏは共振周波数） なる関係があり、同一のＬを有する共振器であれば、ε
、の高いものの方がｆｏが低くなる。
本発明は、この誘電率の差により共振周波数に差が生じ
ることを利用したものである。
ることを利用したものである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
る。
第１図は、本発明の実施例を示す焼成前の斜視図である
。三個の共振子ユニットを具えた誘電体フィルタを形成
する例を示している。
。三個の共振子ユニットを具えた誘電体フィルタを形成
する例を示している。
共振子ユニット１）．１２．１３はそれぞれセラミック
誘電体材料を直方体に成型し、対向する面間に、この例
においては上面から下面へ、貫通孔が形成されている。
誘電体材料を直方体に成型し、対向する面間に、この例
においては上面から下面へ、貫通孔が形成されている。
この貫通孔内には焼成後に導体膜が形成され、共振器の
内導体が形成される。
内導体が形成される。
両端の共振子ユニソ）１）．１３は同じ誘電体材料で形
成されるが、中央の共振子ユニット１２の誘電体材料は
より高い誘電率のものを用いて成型される。たとえば、
両端の共振子ユニット１）．１３をＢａＴｉ−Ｎｄ系の
材料で誘電率が８８のものを用い、中央の共振子ユニッ
ト１２には基本組成は同じで添加物量を異ならせて誘電
率を１００とした材料を用いればよい。上記の組成の材
料においては、１酸化物の量を変える等の方法によって
誘電率を変化させることが可能である。
成されるが、中央の共振子ユニット１２の誘電体材料は
より高い誘電率のものを用いて成型される。たとえば、
両端の共振子ユニット１）．１３をＢａＴｉ−Ｎｄ系の
材料で誘電率が８８のものを用い、中央の共振子ユニッ
ト１２には基本組成は同じで添加物量を異ならせて誘電
率を１００とした材料を用いればよい。上記の組成の材
料においては、１酸化物の量を変える等の方法によって
誘電率を変化させることが可能である。
成型されたおのおのの共振子ユニットは接合され、一体
に焼成されて誘電体ブロックとなる。必要な導体膜を形
成し、入出力結合手段が付加されて誘電体フィルタが得
られる。
に焼成されて誘電体ブロックとなる。必要な導体膜を形
成し、入出力結合手段が付加されて誘電体フィルタが得
られる。
第２図は本発明の他の実施例を示す斜視図で、共振子ユ
ニソ）２１．２２．２３は前記の例と同様に、中央の共
振子ユニット２２の材料の誘電率が高くなっている。さ
らに、この例においては、共振子ユニットと他の共振子
ユニットとの対向する側面に貫通孔と同じ方向に伸びる
溝２４が形成しである。このような共振子ユニット２１
．２２．２３を一体に焼成すれば、共振子ユニット間に
結合調整孔を有する誘電体フィルタが得られる。
ニソ）２１．２２．２３は前記の例と同様に、中央の共
振子ユニット２２の材料の誘電率が高くなっている。さ
らに、この例においては、共振子ユニットと他の共振子
ユニットとの対向する側面に貫通孔と同じ方向に伸びる
溝２４が形成しである。このような共振子ユニット２１
．２２．２３を一体に焼成すれば、共振子ユニット間に
結合調整孔を有する誘電体フィルタが得られる。
第３図は、本発明の他の実施例の斜視図で、共振子ユニ
ット３１．３２．３３は前記の例と同様に、中央の共振
子ユニット３２の材料の誘電率が高（なっている。さら
に、この例においては、共振子ユニットの間に誘電体シ
ート３６を介在させている。この誘電体シート３６の誘
電率は、共振子ユニット３１゜３２．３３のいずれの誘
電体材料よりも誘電率の低いものを用いるとよい。また
、組成が類似し、収縮率の近いものを選択するとよい。
ット３１．３２．３３は前記の例と同様に、中央の共振
子ユニット３２の材料の誘電率が高（なっている。さら
に、この例においては、共振子ユニットの間に誘電体シ
ート３６を介在させている。この誘電体シート３６の誘
電率は、共振子ユニット３１゜３２．３３のいずれの誘
電体材料よりも誘電率の低いものを用いるとよい。また
、組成が類似し、収縮率の近いものを選択するとよい。
このような共振子ユニット３１．３２．３３を誘電体シ
ート３６と一体に焼成すれば、共振子ユニット間に結合
調整孔に代わる低誘電率層を有する誘電体フィルタが得
ることができる。
ート３６と一体に焼成すれば、共振子ユニット間に結合
調整孔に代わる低誘電率層を有する誘電体フィルタが得
ることができる。
本発明においては、異なる誘電率の材料を用いるが、で
きるだけ基本の組成を同じにして添加物等によって誘電
率を変えた材料を用いることが望ましい。そうすれば、
焼成条件を同じにできるとともに収縮率の問題も少なく
、共振子ユニット間の密着性も良好に維持することがで
きる。
きるだけ基本の組成を同じにして添加物等によって誘電
率を変えた材料を用いることが望ましい。そうすれば、
焼成条件を同じにできるとともに収縮率の問題も少なく
、共振子ユニット間の密着性も良好に維持することがで
きる。
前記の例は、独立して共振子ユニットを成型したものを
用いたが、成型時にそれぞれのセラミック材料の粉体を
金型に充填し、圧力を加えて一体成型してもよい。また
、押出成型等によって成型することもできる。
用いたが、成型時にそれぞれのセラミック材料の粉体を
金型に充填し、圧力を加えて一体成型してもよい。また
、押出成型等によって成型することもできる。
本発明によれば、共振周波数の調整のなされた誘電体ブ
ロックが得られ、調整が不要となる。したがって、研削
や、導体パターンの付加の作業が不要となる。
ロックが得られ、調整が不要となる。したがって、研削
や、導体パターンの付加の作業が不要となる。
また、結合状態の調整も同時に可能となり、多品種の誘
電体フィルタに対応できる利点もある。
電体フィルタに対応できる利点もある。
第１図から第３図は本発明の実施例を示す斜視図、第４
図と第５図は従来の誘電体フィルタの斜視図である。 １）−１３・・・・共振子ユニット ２１〜２３・・・・共振子ユニット ３１〜３３・・、・共振子ユニット
図と第５図は従来の誘電体フィルタの斜視図である。 １）−１３・・・・共振子ユニット ２１〜２３・・・・共振子ユニット ３１〜３３・・、・共振子ユニット
Claims (4)
- （１） 三個以上の共振子ユニットを一体に誘電体ブロ
ック内に形成して成る誘電体フィルタにおいて、中央の
共振子ユニットが、両端の共振子ユニットの誘電体材料
よりも高い誘電率の誘電体材料で形成されたことを特徴
とする誘電体フィルタ。 - （２） 三個以上の共振子ユニットを一体に誘電体ブロ
ック内に形成して成る誘電体フィルタの製造方法におい
て、中央の共振子ユニットを、両端の共振子ユニットの
誘電体材料よりも高い誘電率の誘電体材料で成型し、各
々の共振子ユニットを成型した後一体に焼成することを
特徴とする誘電体フィルタの製造方法。 - （３） 三個以上の共振子ユニットを一体に誘電体ブロ
ック内に形成して成る誘電体フィルタの製造方法におい
て、中央の共振子ユニットを、両端の共振子ユニットの
誘電体材料よりも高い誘電率の誘電体材料で成型し、各
々の共振子ユニット間の側面に凹部を形成し、各々の共
振子ユニットを成型した後、一体に焼成することを特徴
とする誘電体フィルタの製造方法。 - （４） 三個以上の共振子ユニットを一体に誘電体ブロ
ック内に形成して成る誘電体フィルタの製造方法におい
て、中央の共振子ユニットを、両端の共振子ユニットの
誘電体材料よりも高い誘電率の誘電体材料で成型し、各
々の共振子ユニット間にいずれの共振子ユニットの誘電
体材料よりも誘電率の低い誘電体材料のシートを介在さ
せ、各々の共振子ユニットを成型した後、該シートとと
もに一体に焼成することを特徴とする誘電体フィルタの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24656588A JPH0294901A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 誘電体フィルタとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24656588A JPH0294901A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 誘電体フィルタとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0294901A true JPH0294901A (ja) | 1990-04-05 |
Family
ID=17150303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24656588A Pending JPH0294901A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 誘電体フィルタとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0294901A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5239279A (en) * | 1991-04-12 | 1993-08-24 | Lk-Products Oy | Ceramic duplex filter |
| US5298873A (en) * | 1991-06-25 | 1994-03-29 | Lk-Products Oy | Adjustable resonator arrangement |
| US5307036A (en) * | 1989-06-09 | 1994-04-26 | Lk-Products Oy | Ceramic band-stop filter |
| US5319328A (en) * | 1991-06-25 | 1994-06-07 | Lk-Products Oy | Dielectric filter |
| US5349315A (en) * | 1991-06-25 | 1994-09-20 | Lk-Products Oy | Dielectric filter |
| US5354463A (en) * | 1991-06-25 | 1994-10-11 | Lk Products Oy | Dielectric filter |
| EP0969544A1 (en) * | 1998-07-01 | 2000-01-05 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Composite filter, duplexer and communication apparatus |
| US6794959B2 (en) | 1999-07-22 | 2004-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | In-band-flat-group-delay type dielectric filter and linearized amplifier using the same |
| USRE40465E1 (en) | 1999-06-02 | 2008-08-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter, dielectric duplexer, and communication apparatus |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24656588A patent/JPH0294901A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5307036A (en) * | 1989-06-09 | 1994-04-26 | Lk-Products Oy | Ceramic band-stop filter |
| US5239279A (en) * | 1991-04-12 | 1993-08-24 | Lk-Products Oy | Ceramic duplex filter |
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| US6480701B1 (en) | 1998-07-01 | 2002-11-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Composite filter, duplexer and communication apparatus |
| USRE40465E1 (en) | 1999-06-02 | 2008-08-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter, dielectric duplexer, and communication apparatus |
| US6794959B2 (en) | 1999-07-22 | 2004-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | In-band-flat-group-delay type dielectric filter and linearized amplifier using the same |
| US6995636B2 (en) | 1999-07-22 | 2006-02-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | In-band-flat-group-delay type dielectric filter and linearized amplifier using the same |
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