JPH0373603A - 一体型誘電体同軸共振器の製造方法 - Google Patents

一体型誘電体同軸共振器の製造方法

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JPH0373603A
JPH0373603A JP20975889A JP20975889A JPH0373603A JP H0373603 A JPH0373603 A JP H0373603A JP 20975889 A JP20975889 A JP 20975889A JP 20975889 A JP20975889 A JP 20975889A JP H0373603 A JPH0373603 A JP H0373603A
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JP
Japan
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dielectric block
conductive paste
dielectric
hole
coupling hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP20975889A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Yamada
良樹 山田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、フィルタ装置等に使用される一体型誘電体同
軸共振器の製造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、フィルタ装置として一体型誘電体同軸共振器が使
用される場合がある。この種の一体型誘電体同軸共振器
1゜は、たとえば第5図および第6図に示すように、セ
ラミック等からなる誘電体ブロック2を備え、この誘電
体ブロック2の長手方向に沿って複数の共振素子用貫通
孔4が並列に形成されるとともに、各共振素子用貫通孔
4の間に結合孔6が形成されている。そして、上記の共
振素子用貫通孔4の内面に内導体8が、また、誘電体ブ
ロック2の外周面に外導体10がそれぞれ形成され、さ
らに、内導体8と外導体10とは該ブロック2の各貫通
孔4.6の一方の開口側に形成された電極を介して短絡
されて短絡端面12とされ、他方の開口側は誘電体ブロ
ック2がそのまま露出した解放端面14とされており、
これによって、各共振素子用貫通孔4ごとに結合孔6を
介して互いに磁界結合された共振素子が構成される。
ところで、このような構成の一体型誘電体同軸共振器1
゜は、従来、次のようにして製造されていた。まず、セ
ラミック等の誘電体材料を金型内に充填して圧縮成型後
、焼結することにより、共振素子用貫通孔4と結合孔6
とを有する誘電体ブロック2を作成し、次いで、この誘
電体ブロック2の各共振素子用貫通孔4の内面に銀0等
の成分を含む導電ペースト等を刷毛等で塗布し、さらに
、誘電体ブロック2の開放端面14を除いた外面に同様
に導電ペーストを塗布する。この場合、結合孔6の内面
には導電ペーストは塗布しない。そして、塗布した導電
ペーストを焼成することにより、共振素子用貫通孔4の
内面に内導体8が、誘電体ブロック2の外面に外導体l
Oがそれぞれ形成される。
〈発明が解決しようとする課題〉 このように、従来、一体型誘電体同軸共振器の製造に際
しては、内導体8と外導体10の電極は、すべて導電ペ
ーストを刷毛等で塗布して行っているために手数がかか
り、量産性に欠けたものとなっていた。
また、この種の一体型誘電体同軸共振器1において、各
共振素子用貫通孔4ごとに構成される共振素子の結合係
数は、結合孔6によって生じる誘電率の大きさに依存す
る。従来技術では、種々の結合係数をもつ一体型誘電体
同軸共振器を得るためには、結合孔6の内径を変えるこ
とによって調整している。したがって、内径の異なる結
合孔6を得るためには、これに応じた寸法の金型が必要
となり、金型を共有できない等の問題がある。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、誘電体ブロックに設けられる内導体および外導体を
含めた電極を従来よりも簡単に形成できるようにして量
産性を高めるとともに、金型の寸法を変更しなくても各
共振素子用貫通孔ごとに構成される共振素子間の所要の
結合係数が得られるようにするものである。
そのため、本発明では、長手方向に沿って複数の共振素
子用貫通孔が並列配置されるとともに、各共振素子用貫
通孔の間に結合孔が形成されてなる誘電体ブロックを作
成し、次いで、前記結合孔内に充填剤を充填し、引き続
いて、この誘電体ブロックを電極形成材料の導電ペース
ト浴槽中に浸漬した後、前記共振素子用貫通孔の内面に
内導体を、誘電体ブロックの外面に外導体をそれぞれ形
成するようにしている。
〈作用〉 上記の製造方法によれば、誘電体ブロックを電極形成材
料の導電ペースト浴槽中に浸漬するだけで一度に内導体
と外導体を含む電極を形成できるので、従来のように導
電ペーストを刷毛などで塗装して仕上げる場合に比較し
て少ない手数で済む。
この浸漬の際に、予め結合孔内に充填剤を充填している
ので、結合孔内に導電ペーストが入り込むのが防止され
る。しかも、この結合孔内に充填する充填剤の材料を予
め選定しておけば、結合孔が同一の内径を有する場合で
も所要の誘電率が得られる。このため、金型の寸法を変
更せずして共振素子間の種々の係合係数の要求に対応す
ることができる。
〈実施例〉 この実施例における一体型誘電体同軸共振器の製造方法
では、まず、セラミック等の誘電体材料を金型内に充填
して圧縮成型後、焼結することにより、第1図に示すよ
うに、長手方向に沿って複数の共振素子用貫通孔4が並
列配置されるとともに、各共振素子用貫通孔4の間に結
合孔6が形成されてなる誘電体ブロック2を作成する。
次いで、結合孔6内に充填剤20を充填する。この充填
剤20の材料としては、本例では所要の誘電率をもつ合
成樹脂が適用される。そして、この誘電体ブロック2を
電極形成材料の導電ペースト浴槽中に浸漬する。その際
、結合孔6内には充填剤2oが充填されているので、結
合孔6内に導電ペーストが入り込むのが防止される。浸
漬後はこの導電ペーストを焼成し、引き続いて、各貫通
孔4.6の一方の開口側端面の電極膜を研磨等により取
り除いて開放端面14とする。これにより、共振素子用
貫通孔4の内面に内導体8が、誘電体ブロック2の外面
に外導体10かそれぞれ形成され、かつ、結合孔6内に
所定の誘電率をもつ充填剤2oが充填された一体型誘電
体同軸共振器1が得られる。
この製造方法によれば、誘電体ブロック2を電極形成材
料の導電ペースト浴槽中に浸漬するだけで一度に内導体
8と外導体10を含む電極を形成できるので、従来のよ
うに導電ペーストを刷毛で塗装して仕上げる場合に比較
して少ない手数で済む。しかも、この結合孔6内に充填
すべき充填剤20を予め選定しておけば、結合孔6が同
一の内径を有する場合でも種々の誘電率が得られる。こ
のため、従来のように金型の寸法を変更せずして共振素
子間の係合係数を調整することができる。
上記の実施例では、結合孔6内に誘電体20を完全に充
填しているが、たとえば第2図に示すように、結合孔6
の上下の開口部のみを局部的に充填剤22で充填して蓋
をしてもよい。また、充填剤としては、上記のような合
成樹脂に限らず、たとえば、ワックス等を使用すれば、
第3図に示すように、導電ペーストを焼成する際に結合
孔6から充填剤23を流出させて取り除くことができる
さらに、第4図に示すように、充填剤24として高温あ
るいは低温で収縮硬化する材料を用いれば、結合孔6か
ら簡単に引き抜いて撤去することができる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、内導体と外導体を含む電極を浸漬塗装
によって一度に形成できるので、従来に比較して塗装の
手数が少なくなり、量産性が向上する。また、結合孔に
充填する充填剤が所定の誘電率をもつように選定使用す
れば、共振素子間の係合係数を任意に調整できるので、
金型の寸法を変更せずして共振素子間の種々の係合係数
の要求に応えることが可能となる等の優れた効果が発揮
される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示すもので、第
1図は一体型誘電体同軸共振器の縦断面図、第2図は他
の実施例の縦断面図、第3図および第4図は結合孔から
充填剤を取り除く場合の説明に供する縦断面図である。 第5図は一体型誘電体同軸共振器の斜視図、第6図は同
共振器の縦断面図である。 l・・・一体型誘電体同軸共振器、2・・・誘電体ブロ
ック、4・・・共振素子用貫通孔、6・・・結合孔、8
・・・内導体、10・・・外導体、20.22.23.
24・・・充填剤。 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向に沿って複数の共振素子用貫通孔が並列
    配置されるとともに、各共振素子用貫通孔の間に結合度
    調整用貫通孔が形成されてなる誘電体ブロックを作成し
    、次いで、前記結合度調整用貫通孔内に充填剤を充填し
    、引き続いて、この誘電体ブロックを電極形成材料の導
    電ペースト浴槽中に浸漬した後、前記共振素子用貫通孔
    の内面に内導体を、誘電体ブロックの外面に外導体をそ
    れぞれ形成することを特徴とする一体型誘電体同軸共振
    器の製造方法。
JP20975889A 1989-08-14 1989-08-14 一体型誘電体同軸共振器の製造方法 Pending JPH0373603A (ja)

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JP (1) JPH0373603A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09139605A (ja) * 1995-11-16 1997-05-27 Idoutai Tsushin Sentan Gijutsu Kenkyusho:Kk 共振回路装置
KR20010044113A (ko) * 2000-10-26 2001-06-05 송호석 절첩 및 전개가 용이한 롤러보드
WO2015037075A1 (ja) * 2013-09-11 2015-03-19 日鍛バルブ株式会社 エンジンバルブ及びエンジンバルブの製造方法

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