JPH02124066A - 電子レンジ加熱調理用食品 - Google Patents

電子レンジ加熱調理用食品

Info

Publication number
JPH02124066A
JPH02124066A JP63277625A JP27762588A JPH02124066A JP H02124066 A JPH02124066 A JP H02124066A JP 63277625 A JP63277625 A JP 63277625A JP 27762588 A JP27762588 A JP 27762588A JP H02124066 A JPH02124066 A JP H02124066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
heating
curdlan
container
microwave oven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63277625A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Taguchi
哲也 田口
Yuji Okura
大倉 裕二
Yukihiro Nakao
行宏 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP63277625A priority Critical patent/JPH02124066A/ja
Publication of JPH02124066A publication Critical patent/JPH02124066A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 承11′7)利用分野 本発明は、カードランを利用してなる電子レンジ加熱調
理用食品に関する。
従来の技叩 カードランは、ゼラチンや寒天などのゲル化剤がこれら
の水分散液を加熱し次いて冷却することにより凝固する
のに対し、加熱凝固性のゲル化剤であり、このために加
熱調理後に温かい状態で食するような食品、たとえばポ
ットゼリーなどが製造可能である。しかし従来の方法で
はゼリー成分分散液をその上ま蒸煮するか、50〜70
°C程度に一旦、+111熱均−化したらのをさらに蒸
煮することによって加熱:J1〜1理食品をK)でいた
一方、簡便さを求められろ現代の食生活において、fu
r−レンジを用いて調理を行う、U子しンジ加熱、11
.−1理fi1食品が近年注目され、その市場ら年々拡
大している。
発明が解決しようとする課題 Iu子レンジによって食品を加熱調理する場合において
最ら問題となるのは加熱ムラでめろ。電子レンジにおけ
る加熱ムラは加熱の主体であるマイクロ波の特性に起因
するものであり、現状では完全に避けろことは不可能で
ある。しかしこの加熱ムラは、電子レンジ庫内のマイク
[7波の!IC1射のされ方、加熱される食品の誘1u
特性(食品の成分によって変化する)、さらには食品や
容器の形状によって大きな影響を受ける。特に液状の食
品を電子レンツて加熱する場合には、電子レンジ本体の
問題を別にすれば、液状というほぼ均一系であることを
ηえろと、加熱ムラは容器による影響が大きいものとな
りやすい。例えばカップスープなどを加熱した場合、ス
ープの表面部分は沸騰しているのに下部はまだぬるいと
いうような現象が頻繁に見られる。
この加熱ムラは、カードランを用いて電子レンジ加熱す
る食品の製造においてら、重要な問題となる。なぜなら
、カードランを食台する水分散液は、約80℃以上に加
熱しないとゲル化しないために、加熱ムラによってこの
温度に達しない部分はゲル化が不十分となり、逆に加熱
が強すぎる部分では突沸やゲルが飛び散るということも
起ってくるからである。すなわちカードランを使用した
電子レンジ加熱用調理食品を製造する場合には、その水
分散液をほぼ均一に80℃から100℃の間に加熱する
ことが、良好な品質の食品を得る上で重要になる。
課題を解決するための手段 そこで、本発明者らはかかる課題を解決するために鋭意
研究を行った結果、カードランを用いた電子レンジ加熱
用調理食品を製造するにあたり特定の形状を持つ容器を
用いろことがイ■効であることを見い出し本発明に到達
した。
すなわら、本発明は収納部の上面投影面積が15〜50
cm”でその面中の直線最長部が10cm以下、収納深
さが1.5〜6cmである液体収納部と高さが2mm以
」−の脚部とを有する加熱用容器にカードランを収納し
てなる電子レンジ加熱調理用食品である。
本発明、て使用されるカードランは、β−1,3ゲルコ
ツト結合を主体とする加熱凝固性多糖類であって、たと
えば、アルカリ土類金属またはアグロバタテリウム属の
微生物によって生産される該多糖類を用いることができ
る。具体的にはアルカリゲネス・フェカリス・バール・
ミクソゲネス菌昧10C3Kにより生産される加熱凝固
性多糖類[アグリカルチュラル・バイオロジカル・ケミ
ストリー(Agricultural  Biolog
ical  Chemistry)Vol、  30.
page  I 96(+ 966)コ、アルカリゲネ
ス・フェカリス・バール・ミクソゲネス菌株10c3に
の変異KNTK−u(I FOl 3140)により生
産される加熱凝固性多糖類(特公昭=18−32673
号)、アグロバクテリウム・ラジオバクター(IFO1
3127)およびその変異株U−+9(IPO1312
6)により生産さイ′Lろ+J1]熱凝固性多糖類(特
公昭・18−32674号)などが使用し得る。
次に、本発明における電子レンジ加熱用調理食品として
は、カードランの加熱凝固作用を利用する食品であれば
特に限定されるものではない。たた、カードランの加熱
凝固性と電子レンジの迅速加熱調理性機能の両特性を好
都合に利用できる点において、ホットゼリータイプの食
品が良い対象である。例えば、コーヒー抽出液あるいは
コーヒー抽出物溶液に砂糖等の調味料を加えカードラン
をゲル化剤として加えて加熱凝固させて得たポットコー
ヒーゼリー、牛乳等乳成分を含む溶液にバニラ等の香料
、砂糖等の調味料を加えカードランをゲル化剤として加
えて加熱凝固させて得たポットカスタードプリン、チョ
コレートムース、フルーツゼリー、tPんざい、しるこ
、みつまめなどを広(包含ずろ。これらの処方自体は、
ゲル化材としてカードランを最終製品当り約0.5〜6
%(w/W)、好ましくは約1.5〜・1%(W/W)
を含ぞf仕しめるほかは、公知の処方あるいは適宜に好
みに応してE製すればよい。
本発明の大きな特徴は前記に特定されるような加熱容器
を用いろことにあり、これによって電子レンジ使用時の
加熱ムラをなくすることができろ。
本加熱容器の例を、第1〜第5図に示す。本加熱容2:
)のj[ニ状としては一4二面投影面積が多角形で構成
されろ場合は、隣り合う2辺またはそれらの延長−1−
テ構成されルrfJ度が約60°以」―カ(例、第4図
および5図毅照)、曲率を何するコーナーで構成される
ものについてはコーナーIくが1mm以上であると(例
、第1図参照)、加熱ムラを防く」−でざらにN Il
lである。次に、本加熱容器の脚部はカードランを収納
する加熱容器の本体の底面に接して2mm以上の高さを
保ち、その本体を支持4°ることがてきれば、その形状
は限定されない。その形状例は第1〜5図に示すとおり
である。脚部の高さが2mmに達しない場合はやはり加
熱ムラを生じやすく、その上限高さは電子レンジのタイ
プや容器全体の外観等を考慮して選択すればよいか、一
般には約100mmまでである。なお、本加熱容器にお
いて上面投影面における直線最長部とは、図形中の2点
間を直線で結ん11ときの最長距離をいい、たとえば円
形では直径、長刀形ては対角線の長さをいう。
次に、本加熱容器の(4質としては電子レンジに使用可
能な材質、例えば耐熱ガラス、陶磁器1合成品分子9合
成高分子曳合材、祇等広く使用できる。
本加熱容器に、nQ述のように、カードランを含(Tt
ろ電−r−レンジ加熱コJ、j理用食品の組成物を収納
J−る。この場合、人q生産や消費台の便宜をち2)・
tして目的とする食品を多しめ組成化しノー、いわゆる
プレミックスとして収納するのかa刊である。
二のプレミックスには、保a性や輸送性などの面からは
、水などの液体成分については電子レンジによる加熱時
に加え得るように組成化しておくのか一般に好ましいが
、食品の種類によって、たとえば乳酸菌飲料なとは、あ
らかじめカードランをづ:濁し均質化しておいてtJ良
い。
実施例 以ドに実験例および実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明−4゛るが、本発明はこれらにより限定さ1tろ
らのではない。
ζお、以下の実施例中で使用ずろパーセント(%)よ特
に断りのない限り市jj1パーセント(%(W/す)を
示4゛。
まノニ、プノートランはアルブノリゲネス・フェプノリ
ス・バール・ミクソケイ、ス菌株10 C3Kの変異I
LNTK−u(II:’0 13140)を培j!シ生
産・精製され八らのをスプレードライして用いた。
実験例I カードラン2°石、グラニュー糖16%、イ/スタンド
コーヒー粉末1%、水81%のゼリー1戊分分1牧液を
Jt+ツソし、ト■’/の形状の容器(ポリプロピレノ
製)に人イ1、これを電Pレンツ(500〜V)で加熱
し1′:、。
得られろホットゼリーについて、次の測定お上び品質δ
・Y価を行なった(第1表参!!<()。
(1)品温all+定 サーミスター温度計を用いゼリ
ーか容器に人−・た状聾でゼリーのL部中央、下部中央
、側部の31なの温度を測定した。
(2)ゼリーの形状評価 容2:;に入った状13でゼ
リーの上表面を観察、容器から取り出してゼリーが自立
可能であるかとうかにより保形性を観察し、さらにゼリ
ーを縦に2等分して内t1.I ’−観察し、1坪価し
た。
につ)食感 上記の(1)および(2)の測定と評価を
終了後、食味試験をした。
(4)総合評価、4二記の(2)および(3)の評価を
合せて、ゼリーの品質を総合的に評価した。
(以下余白) 第 表 6X・V 411iの1みべへ ○ 良い △ はぼ良い 凪い 第1表の結果から明らかなように、本発明で特定されろ
ような形状をr丁4−ろ第1〜5図の加熱容器を用いる
ことによって加熱ムラのない良好なホットセリ−か得ら
れる。一方、第6〜9図のような加熱容器では品質良好
なしのが得られない。
実施例! カードラン      1.75g タラニュー糖     6.3g 111(氷結晶ブドウ糖   2.1g全り旨扮乳  
             5 .6gf′7色料  
   0.03g 香   料          0.22g水    
        54〃l 」−記の処方物を実験例1の容器No、 lに収納し、
均一化した5次いて、電トレンノ(500W)で110
秒加熱し、加熱ムラのないテクスチャー良好なポンドカ
スタードプリンを得た。
実施例2 カードラン       1.8g 上白糖     9.0g ココアパウダー    3.0g 全脂粉乳       4.2g 水           ・12寸 上記の処方物のうち粉末をまず実験例No、 Iの容器
No、Iに収納した。次に、よくねりながら水を加えた
。これを、電子レンジ(500W)で 30秒加熱し、
加熱ムラのないテクスチャー良好なポットヂョコレート
ムースを得た。
実施例3 カードラン       1.8g 上白糖    17.0g あんこの素(粉末)    6.0g 食   塩           006g水    
          35ノ、J上記の処方物のうし粉
末をまず実験例1の容器No、5に収納した。次に、水
を加えて軽く珊拌し均一にした。これを、電子レンジ(
500〜■)で30秒加熱し、加熱ムラのないテクスチ
ャー良好なしるこのポ・ソトゼリーを得7二。
実施例4 ブノートラン0.9g 1−白糖     !1 、1 g 1゛納以    30g ’%               25g」二記J)
進方て直i¥、4cm高さ6cmの円筒」二げ底(0,
5cm)容2:(を用い、電子レンジ(500W)で;
30秒加熱し、加熱ムラのないテクスチャー良好tみ−
)()、のポットゼリーを得た。
実施例5 ブノートラノI・7g 乳酸菌飲料     70g 」二足の処方で実験例1の容器No、2を用い電子レン
ツ(50UW)で50秒加熱し、加熱ムラのないテクス
チャー良好なホット乳酸菌飲料ゼリーを11tた。
夫i赳例6 カードラン       1.4g ゆであ「き     30g ら       も            10g水
            14g 上記の処方物を実験例1の容器No、4に収納し、軽く
攪拌し均一化した。次いで、電子レンジ(500W)で
:(0秒加熱し、加熱ムラのないテクスチャー良好なポ
ットせんざいゼリーを(”Jた。
実施例7 カードラン       1.2g 砂   糖           9gクエン酸   
     0.1g クエン酸ナトリウム  0.05g 着香料(アップル)    0.03g着色料(グリー
ン)    0.01g水            5
0g 上記の処方物を実験例1の容器No、3に収納し、軽く
攪拌した。次に、電子レンツ(500W)で710秒加
熱し、加熱ムラのないテクスチャー良好なポット青リン
ゴゼリーを(’)た。
発明の効巽 本発明の電子レッジ加熱用調理食品は、特定形状の加熱
容器に収納されているのが特徴であってミこれにより常
法どおり電子レンジによる加熱調理ll を行なって乙加熱ムラのない品質良好なコ^j理食mか
得られろ。
【図面の簡単な説明】 第1〜5図は、本発明で特定されている電子r−レンジ
加熱調理用容器の例を、第6〜9図は対jjj1図であ
る。各図中、」ニスは」二面投影図を下図は側面投影図
を示し、数値は長さ(mm)を表わす。 代理人  jF理士  岩 11”I    弘片鰺 あ 図 12図 マ 図 Y+口 箋 S口 とし 矛 口 耳ゴ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 収納部の上面投影面積が15〜50cm^2でその面中
    の直線最長部が10cm以下、収納深さが1.5〜6c
    mである液体収納部と高さが2mm以上の脚部とを有す
    る加熱用容器にカードランを収納してなる電子レンジ加
    熱調理用食品
JP63277625A 1988-11-01 1988-11-01 電子レンジ加熱調理用食品 Pending JPH02124066A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63277625A JPH02124066A (ja) 1988-11-01 1988-11-01 電子レンジ加熱調理用食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63277625A JPH02124066A (ja) 1988-11-01 1988-11-01 電子レンジ加熱調理用食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02124066A true JPH02124066A (ja) 1990-05-11

Family

ID=17586033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63277625A Pending JPH02124066A (ja) 1988-11-01 1988-11-01 電子レンジ加熱調理用食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02124066A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301788A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Unitec Foods Co Ltd 加熱調理用プレミックス組成物およびバッター
JP2010095288A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Toyo Seikan Kaisha Ltd 食品包装容器及び食品包装方法
JP2011115115A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Kirin Kyowa Foods Co Ltd 電子レンジ加熱調理用ゼリーミックス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301788A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Unitec Foods Co Ltd 加熱調理用プレミックス組成物およびバッター
JP2010095288A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Toyo Seikan Kaisha Ltd 食品包装容器及び食品包装方法
JP2011115115A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Kirin Kyowa Foods Co Ltd 電子レンジ加熱調理用ゼリーミックス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7147885B2 (en) Use of native gellan gum
CN100539879C (zh) 抑制组合物中的水份变动的方法及其用途
JP5669127B2 (ja) 改質こんにゃく粉、それを用いたゲル化物及び食品
CN108366592A (zh) 食品改良剂
JP7206189B2 (ja) 澱粉の改質方法
JPS594104B2 (ja) 酸性ゲル状デザ−トの製造法
JP4288477B2 (ja) 気泡含有食品組成物の調製方法及び該方法によって調製される食品
IE45179B1 (en) Process for preparing a food mousse
KR101395071B1 (ko) 가공고형식품의 제조방법
JPH02124066A (ja) 電子レンジ加熱調理用食品
JP2004194549A (ja) ゼリー含有食品およびその製造方法
JP3519637B2 (ja) 食感改良用乳化組成物
JP3391283B2 (ja) プロセスチーズ様の硬さを有する食品及びその製造法
KR101793661B1 (ko) 즉석 떡볶이 및 그 제조방법
JP4883856B2 (ja) 食品の製造方法
JP2011015610A (ja) コラーゲン成分含有加工食品及びその製造方法
JP3814533B2 (ja) 被覆構造を有する可食性固状成形物およびその製造方法
ES2258428T3 (es) Granos de arroz instantaneos.
JPH11332480A (ja) ゼリー食品及びその製造方法
JPH09206001A (ja) 発泡性ゼリー用粉末及びこれを用いた発泡性ゼリーの製法
JP2001169727A (ja) ゲル状食品と蒸しパンの製造方法
JP2001095530A (ja) 竹炭粉末入り健康食品の製造方法
JP2577636B2 (ja) 容器入りスポンジ状食品
JP2013158323A (ja) 即席パン粥様食品及びパン粥様食品
JP5149774B2 (ja) 気泡入り加工食品