JPH0212395A - 不定形状商品の自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、商品を無人で販売するための自動販売機に関
するもので、特に、生花や花束のように寸法の一定しな
い不定形状の商品を販売するのに適した自動販売機に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来の自動販売機は、商品の形状に応じて、専用の収容
室を備えた自動販売機が製造されている。

それらの自動販売機は、概ね一定の形状の商品を、可能
な限り大量に収容するようになっている。

実開昭６１−１０３７７８には花束の自動販売機が示さ
れている。ここに示された自動販売機は、本体の中で、
多数の花束を収容した花束のホルダーが回転するように
なっている。本体は、部分的にあるいは全体的に透明な
材料でつくられている。顧客は、回転する花束のホルダ
ーに保持された花束を、直接見て希望の花束を選択でき
るようになっている。

Ｕ　Ｓ　Ｐ４，３１１，２２７には、生花の自動販売機
が記載されている。ここに示された自動販売機は、壁に
設置された多数の収容室と、それらの収容室のなかから
、一つの収容室を選択する選択手段から構成されている
。顧客は、選択手段によって、一つの収容室を選択し、
収容室のドアをあけ、収容室の中の生花を取り出すよう
になっている。

いずれの自動販売機も、比較的寸法の一定しない花束や
生花をある程度限定的な寸法に整えれば、それらを合理
的に収容し自動的に販売することが可能な構成になって
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の自動販売機は、商品の形状が一定しない商品の販
売には向かなかった。すなわち自動販売機の商品を収容
する収容手段が小さい場合は、寸法の小さな商品しか収
容できない。一方向動販売機の商品を収容する収容手段
が大きい場合は、寸法の大きな商品を収容できるが、そ
の大きな収容手段に小さな商品を収容した場合に無駄な
スペースを生じる。

本発明は、販売する商品の寸法が、一定でなくても販売
できる自動販売機を得ることを目的とし、販売する商品
の寸法が一定でなくても、無用なスペースを生じない自
動販売機を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、従来の自動販売機を改良したもので、少なく
とも１つの収容室と、 前記収容室の中から、商品を取り出すためのドアと、 前記収容室を個々に商品を収容するための複数のコンパ
ートメントに区切るセパレータと、複数の前記コンパー
トメントの中から、少な（とも１つの特定のコンパート
メントを選択する選択手段と、 前記選択手段によって特定された前記コンパートメント
を、前記ドアに対して位置決めする位置決め手段とを備
えており、 かつ、前記セパレータは、前記コンパ−′トメントの寸
法を変更することが可能なように、セパレータ移動手段
を備えるようにしたものである。

〔作　用〕

以上のような手段を講じることにより５．収容室はセパ
レータによっていくつかのコンパートメントに分割され
る。

商品は、このコンパートメントに収容される。

セパレータは、セパレータ移動手段によって、寸法を変
更することができる。コンパートメントの寸法は、商品
の寸法に合わせて決める。

選択手段は、個々のコンパートメントの中から、特定の
コンパートメントを選択する。

位置決め手段は５選択された特定のコンパートメントを
ドアに対して位置決めする。

そうすると、以上のような特徴を持つ自動販売機は、商
品の寸法に見合ったコンパートメントに商品を収容する
ため、コンパートメントに無駄なスペースは生じない。

〔実施例〕

第１図は、本発明の実施例の構成を示し、第２図は、本
発明の実施例を応用した自動販売機の外観を示す。また
、第３図は、第１図に示した実施例の平面図であり、第
４図はそれらの制御手段のブロック図を示したものであ
る。

第２図において、■は、自動販売機の本体である。自動
販売機本体１は、４つの収容室２，３４．５を備えてい
る。それぞれの収容室２．３４．５には、商品を取り出
すためのドア６．７゜８．９が設けられている。ドア６
．７，８．９は、大部分がガラスなどで作られた透明部
分１０　、１１　。

１２、１３を備えている。収容室２，３，４．５の内部
は、ドア６．７，８．９の透明部分１０　、１１　、１
２、１３を通して見ることができるようになっている。

また、１４は、操作パネルである。操作パネル１４には
、商品を選択するための選択スイッチ部１５、決算を行
うための現金取り扱い部１６及びレシート発行部１７な
どが設けられている。

第１図及び第３図は、第２図に示した自動販売機本体１
の収容室２の内部を示したものである。

収容室２の内部の底の部分には、テーブル１８がある。

テーブル１８は、回転軸１９に支えられている。

回転軸１９は、後述のモータによって回転する。

収容室２の内部の天井の部分には、天井ｖｉ２０がある
。天井板２０も、回転軸１９に支えられており、テーブ
ル１８と一体となって回転する。

２１　、２２　、２３　、２４は、セパレータである。

セパレータ２１，２２，２３．：ｉ４は、テーブル１８
と天井板２００間に垂直に立てられており、かつ回転軸
１９に対して放射状に立てられている。収容室２は、セ
パレータ２１　、２２　、２３　、２４によって、２５
　、２６　、２７　、２８の４つのコンパートメントに
分割されている。天井板２０には、レール２９　、３０
　、３１が設けられている。

天井板２０には、図示しないがその他にもレール２９３
０　、３１と同様のレールが、回転軸１９に対して、放
射状に取り付けられている。

また、回転軸１９には、スリット３２　、３３　、３４
　、３５゜３６　、３７　、３８　、３９が設けられて
いる。天井板２０のレール２９　、３０　、３１と、回
転軸１９のスリット３２　、３３３４は、それぞれ同一
平面を形成するように設けられている。

セパレータ２１は、レール２９及びスリット３２に差し
込まれている。また、セパレータ２１は、複数のネジ４
０によってテーブル１８に固定されている。その結果、
セパレータ２１は、レール２９．スリット３２及びネジ
４０によって完全に固定される。

セパレータ２２も、レール３１及びスリット３４に差し
込まれているとともに、ネジ４１によってテーブル１日
に固定されている。

また、セパレータ２１は、ネジ４０を取り外すことによ
り、レール２９及びスリット３２から外すことができる
。さらに、セパレータ２１は、レール３０及びスリット
３３の場所への移動も可能である。

すなわち、セパレータの構造、天井板２０のレール及び
回転軸１９のスロットは、セパレータ移動手段を構成し
ている。

第３図において、セパレータ２１を取り外せば、コンパ
ートメント２５とコンパートメント２８は、−体となる
。

同様に、セパレータ２１とセパレータ２２の間に、別の
セパレータを追加すれば、コンパートメント２５は２つ
に分割される。

第３図において、４２　、４３はフェンスである。フェ
ンス４２　、４３は、ガード板４４　、４５に、軸４６
　、４７を中心として回動可能に支持されている。また
、テーブル１８と同一の平面上に設けられたプラットホ
ーム４８には、ビン穴４９　、５０　、５１　、５２が
設けられている。フェンス４２　、４３は、ビン穴４９
　、５０及び５１゜５２で固定されるようになっている
。

セパレータ２１　、２２が第３図に示す位置にあるとき
には、フェンス４２　、４３も第３図に示す位置で固定
される。そうすると、ドア６の方向からは、コンパート
メント２５のみしかアクセスできないようになる。コン
パートメント２６と２８は、それぞれ、ガード板４４　
、４５及びフェンス４２　、４３によってガードされる
。

また、セパレータが第３図に示すように、５３゜５４に
示す位置にあるときは、フェンス４２　、４３は、５５
　、５６に示す位置まで移動し、ビン穴５０　、５１に
固定される。そうすると、ドア６からは、セパレータ５
３　、５４で形成されたコンパートメント５８以外には
アクセスできないようになる。

第４図は、第２図に示した自動販売機本体１の制御手段
のブロック図を示したものである。第４図において、１
５は選択スイッチ部である。選択スイッチ部１５は、ス
イッチの集まりである。選択スイッチ部１５は、顧客が
自動販売機本体ｌの中の特定のコンパートメントを指定
するために利用される。

６０は決算部である。決算部６０は、例えば、クレジッ
トカードの決算機構や、現金受入機構、！／シート発行
機構から構成される。決算部６０は、選択スイッチ部１
５で選択された、特定のコンバートメントに収容された
商品の販売にかかる決算を行う。

６１は制御部である。制御部６１は、マイクロコンピュ
ータで実現される。６２は記憶部である。記憶部６２に
は、コンパートメントの位置、コンパートメント毎の商
品の価格、在庫の有無などの情報が記憶される。

６３は、駆動モータである。駆動モータ６３は、回転軸
１９を通して、第１図に示すテーブル１８を回転させる
。６７は位置検出手段である。位置検出手段６７は、エ
ンコーダ６５とセンサ６４によって構成されている。エ
ンコーダ６５は、回転軸１９と同軸に設けられており、
センサ６４は、エンコーダ６５の現在位置を検出するよ
うになっている。

６６は、ドア解除手段である。ドア解除手段６６は、第
２図に示すドア６．７，８．９に連結されており、ドア
６．７，８．９を開閉可能な状態にする。

第４図に示す制御手段のうち、制御部６１．記憶部６２
２位置検出手段６７、モータ６３は、第３図に示すドア
６に対して、コンパートメント２５　、２６　、２７゜
２８のいずれか１つを位置決めする位置決め手段を構成
している。第４図に示す制御手段は、まず、選択スイッ
チ部１５によって、特定゛のコンパートメントが選択さ
れると、制御部６１が記憶部６２を参照する。そして、
特定されたコンパートメントに在庫があれば、制御部６
１は、位置検出手段６７によって検出されるコンパート
メントの位置、情報に基づいて、モータ６３を制御し、
特定されたコンパートメントをドアに対して位置決めす
る。次に、決算部６０によって、代金の決算が行われる
と制御ｎ部６１は、ドア解除手段６６によって、特定さ
れたコンパートメントに対応するドアを開閉可能にする
。

本発明は、以上に述べた実施例の他にも、多数の実施例
が考えられる。

例えば、第３図に示したフェンス４２　、４３がコンパ
ートメントの大きさによって自動的に移動する実施例が
考えられる。そうすると、１つの収容室の中のコンパー
トメントの寸法は、全部同一寸法である必要はなく、１
つの収容室内で自由な寸法に設定することができる。

上記説明では収容室が４個の例を示したが、本発明はこ
れに限定されないものである。

〔効　果〕

以上のように、本発明を実施することにより、商品を収
容するためのコンパートメントの寸法を、商品の寸法に
合わせて自由に設定することのできる自動販売機を実現
することができる。その結果、商品の寸法が一定しない
場合でも、無用なスペースを必要とせず、かつ多数の商
品を収容できる不定形商品の自動販売機を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における構成を示す要部斜視図
、第２図は本発明を適用した自動販売機の外観斜視図、
第３図は第１図の平面図、第４図は本発明に係る制御手
段のブロック図である。 １・・・・・・自動販売機本体、２，３，４．５・・・
・・・収容室、６，７．８．９・・・・・・ドア、２１
　、２２　、２３　、２４・・・・・・セパレータ、　
２５　、２６　、２７　、２８・・・・・・コンパート
メント、４２．４３・・・・・・フェンス。 箋３目

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）寸法の一定しない不定形の商品を無人で販売する
   ための、不定形状商品の自動販売機において、 少なくとも１つの収容室と、 前記収容室の中から、商品を取り出すためのドアと、 前記収容室を個々に商品を収容するための複数のコンパ
   ートメントに区切るセパレータと、複数の前記コンパー
   トメントの中から、少なくとも１つの特定のコンパート
   メントを選択する選択手段と、 前記選択手段によって特定された前記コンパートメント
   を、前記ドアに対して位置決めする位置決め手段とを備
   えており、 かつ、前記セパレータは、前記コンパートメントの寸法
   を変更することが可能なように、セパレータ移動手段を
   備えていることを特徴とする不定形商品の自動販売機。
2. （２）請求項第１項に記載の不定形状商品の自動販売機
   において、 前記選択手段によって選択された前記コンパートメント
   が、前記ドアに位置決めされたときに、前記ドアを通じ
   て選択された前記コンパートメント以外のコンパートメ
   ントの商品を取り出せないように遮蔽するフェンスを備
   えたことを特徴とする不定形状商品の自動販売機。