JPH10222743A - 板状商品の自動販売機と収納・切出しユニット - Google Patents

板状商品の自動販売機と収納・切出しユニット

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JPH10222743A
JPH10222743A JP2640197A JP2640197A JPH10222743A JP H10222743 A JPH10222743 A JP H10222743A JP 2640197 A JP2640197 A JP 2640197A JP 2640197 A JP2640197 A JP 2640197A JP H10222743 A JPH10222743 A JP H10222743A
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JP
Japan
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plate
cut
unit
products
product
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Pending
Application number
JP2640197A
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English (en)
Inventor
Kiichiro Tsuda
喜一郎 津田
Kozo Matsushima
幸三 松島
Koji Kamiyama
浩二 上山
Koji Kawakami
浩二 川上
Masaaki Nakamura
雅昭 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客にはサービス向上を、設置者側には売上増
大と無人化による人件費削減を図るとともに、装置とし
て簡単な構造と安定した動作を図る。 【解決手段】直方体状のケース1には、その正面扉13の
正面の中央から左側に、上から順に商品ディスプレイ2
と、商品選択ボタン3と、商品用の取出口4と、内部に
電源部・制御部12が配置され、右側内部に格納された金
銭処理部5に関連して、正面の右側に、請求金額・投入
金額・釣り銭などを示す表示器6と、カード挿入口7
と、紙幣挿入口8と、硬貨挿入口9と、商品に係る個数
選択ボタン10と、釣り銭用の硬貨返却口11が配置され
る。内部には螺旋形ラックが配設され、その配設方式に
は、上部設置、下部設置、上下設置がある。内部搬送と
切出しの支援用に押圧機構が、収納の容易化支援に櫛形
案内枠が適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば小包の
包装用品である折り畳んだ段ボール箱や、手提げバッ
グ、袋などの多種類の板状商品を収納するとともに、こ
れらを顧客の要求に応じて自動的に販売するようにした
板状商品の自動販売機と収納・切出しユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、小包の包装用品である折り畳んだ
段ボール箱や、手提げバッグ、袋などは、コンビニエン
スストアや包装用品を取り扱う店などに陳列され、顧客
が手に取って会計カウンタに持参して購入する形が普通
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、これらの
商品を購入するには、店まで足を運ぶ必要があり、かつ
営業時間の面でも制約があって、いつでも・どこでも欲
しいときに購入することが困難であった。この発明が解
決しようとする課題は、人が多く集中する駅やコンビニ
エンスストアなどに、しかも24時間、自動販売機とし
て設置することによって、顧客にはサービス向上を、設
置者側には売上増大と無人化による人件費削減を図るこ
とができる板状商品の自動販売機とその収納・切出しユ
ニットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明に係る自動販売機
は、板状商品を直立させ正面に対して直角な姿勢で横に
並べて収納するとともに、螺旋形をなして軸線の回りの
回転によって一方の端から商品を一つずつ順次切り出す
ラック、たとえば軸線の回りに棒材を螺旋状に巻いた形
状のコイルラックか、軸の回りにフィンを螺旋状に巻い
た形状のフィンラックかのいずれかをを具備するユニッ
トを縦横のマトリックス状に配設したユニット群と;切
り出された商品を受け取るとともに前面側からの取出し
が可能な取出部と;を備える、という構成である。
【0005】また、ユニット群は、後述するいずれかの
構成の収納・切出しユニットのうちから選択して配設さ
れる、構成であるのが好ましい。つまり、収納・切出し
ユニットには、種々な方式があるから、商品の種類や寸
法、形状などに最適な方式のユニットが種々混成され
て、または単独に適用されることになる。ユニットと取
出部の構成については、次の〜のような形式に特定
するのが好ましい。
【0006】 ユニットの各縦列は、その各ユニット
を切出し端が同じ側に揃うように配設される。 ユニットの各横列は、一方の側から2個ずつのユニッ
トを各切出し端が対向するように配設される。 取出部は、各ユニットの切出し端に対応して配設され
るか、または最下位の各ユニットの切出し端に対応して
配設され、対応する上位の各切出し端から切り出された
商品に対して兼用される。
【0007】取出部は、対向する各切出し端に共通に
配設されるか、または最下位で対向する各切出し端に共
通に配設され、対応する上位の対向する各切出し端から
切り出された商品に対して兼用される。 発明に係る収納・切出しユニットは、次の〜のよう
な構成に特定するのが好ましい。
【0008】螺旋形ラックが、軸線の回りに棒材を螺
旋状に巻いた形状であって、螺旋状棒材の上側内周面で
支持される形で上部に水平に配設され、螺旋状棒材のピ
ッチごとの各下側部分に板状商品を吊るして収納する。 螺旋形ラックが、軸の回りにフィンを螺旋状に巻いた
形状であって、軸の切出し端とは逆側の端部外周で支持
されることと、切出し端側の端部外周で商品切出しが可
能なように下側を部分的に除外して支持されることのう
ち、少なくとも一方がおこなわれて上部に水平に配設さ
れ、つまり軸の切出し端とは逆側の端部外周で1端支持
するか、切出し端側の端部外周で商品切出しが可能なよ
うに下側を部分的に除外して1端支持するか、または、
その両方の両端支持することによって、上部に水平に配
設され、隣り合うフィン間の各軸部分に板状商品を吊る
して収納する。
【0009】水平な螺旋形ラックの一つまたは複数を
下部に平行に配設し、その各ピッチに相当する隙間に板
状商品を挿入・載置して収納する。 水平な螺旋形ラックの一つまたは複数をを上部と下部
にそれぞれ平行に配設し、上下の対向する各ピッチに相
当する隙間に板状商品を挿入して収納する。 ユニットに、収納商品を切出し端の逆側から切出し
端に向かって押圧する押圧機構を備える。
【0010】ユニット〜に、螺旋形ラックが複数
のときには、少なくとも下部の隣り合う同士の各中間に
退避可能に設けられる、商品収納を補助する溝を螺旋形
ラックと同じピッチで並設した櫛状案内枠を備える。 ユニット〜で、商品が直立して正面に対し直角な
姿勢で横に並べて螺旋形ラックに収納され、その駆動用
モータ部が、その出力軸を正面に対して平行でかつ水平
にして配設され、その出力軸と斜めに交差する螺旋形ラ
ックを自在継手を介して連結させる。
【0011】したがって、発明に係る自動販売機では、
板状商品が螺旋形ラックに、直立し正面に対して直角な
姿勢で横に並べて収納される。そのために、螺旋形ラッ
クの軸線は正面に対して斜めに設定される。販売指令に
基づいて、該当する商品を収納したユニットの螺旋形ラ
ックが軸線の回りに販売個数に応じた回数だけ回転し
て、その切出し端から商品が一つずつ順次切り出され
る。切り出された商品は、取出部で受け取られ、前面側
から取り出される。
【0012】ユニットと取出部の構成の特定によって、
次のような作用が得られる。前記の構成によって、
ユニットの各縦列が各切出し端を同じ側に揃うように配
設される。したがって、取出部が縦に揃うから、取出部
の配列が外観上整然とするとともに、商品の取出しが容
易になる。また、取出部を最下位にだけ設けて、それよ
り上位の切出し端から切り出された商品の受取りと取出
しを兼用させることができ、それだけ取出部の個数を削
減することができる。
【0013】前記の構成によって、ユニットの各横
列で、一方の側から2個ずつのユニットを各切出し端が
対向するように配設することによって、取出部が縦に揃
うとともに、2個ずつ共通化されるから、取出部の配列
が整然とし、かつ個数がほぼ半減して、商品の取出しが
さらに容易になる。また、共通な取出部を最下位にだけ
設けて、それより上位の切出し端から切り出された商品
の受取りと取出しを兼用させることができ、それだけ取
出部の個数を削減することができる。
【0014】収納・切出しユニットの構成の特定によっ
て、次のような作用が得られる。前記では、螺旋状
棒材のピッチごとの下側部分に板状商品を吊るすか、ま
たは隣り合うフィン間の各軸部分に板状商品を吊るす、
いわゆる吊るし形の商品収納がおこなわれる。前記で
は、下部に配設された螺旋形ラックによって、板状商品
をその下部で支える、いわゆる立て掛け形(下端支持
形)の商品収納がおこなわれる。
【0015】前記では、上部と下部に配設された螺旋
形ラックによって、板状商品をその上部と下部で支え
る、いわゆる上下両端支持形の商品収納がおこなわれ
る。前記では、押圧機構を付設することによって、収
納商品を切出し端の逆側から切出し端に向かって押圧
し、ユニット内搬送ひいては切出しを支援することがで
きる。
【0016】前記では、隣り合う螺旋形ラックの中間
に櫛状案内枠を設けて、商品収納時には、商品を溝に沿
って案内させて収納が容易におこなわれるように補助
し、商品切出し時には、櫛状案内枠を退避、たとえば下
方に移動させて切出し動作を妨げないないようにする。
前記では、出力軸を正面に対し平行でかつ水平にした
モータ部が、自在継手を介して、斜めに交差する螺旋形
ラックを円滑に回転させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、実
施例とそのいくつかの変形例とについて以下に図を参照
しながら説明する。図1は実施例の正面図である。直方
体状のケース1には、その正面扉13の正面の中央から左
側に、上から順に商品ディスプレイ2と、商品選択ボタ
ン3と、商品用の取出口4が配置され、ケース1の下部
に電源部・制御部12が格納される。なお、取出口4に
は、これを覆う形で開閉扉が付設される。また、右側内
部に格納された破線表示の金銭処理部5に関連して、正
面の右側に、請求金額・投入金額・釣り銭などを示す表
示器6と、カード挿入口7と、紙幣挿入口8と、硬貨挿
入口9と、商品に係る個数選択ボタン10と、釣り銭用の
硬貨返却口11が配置される。
【0018】図2は実施例の(正面扉13を開いたときの
ユニット側の)内部正面図である。以下、図7まで主と
して各ユニット20の配列について説明する。ユニット20
は、商品を収納するとともに切出し端から切り出す収納
・切出しユニットで、構造や寸法、収納容量などについ
て種々な型式があるが、その総称である。ここでは、2
個のユニット20が、上下2段に、しかも各段とも切出し
端を対向させて配設される。取出口4は、一点鎖線のよ
うに下段の中央部に1箇所設けられる。下段の各ユニッ
ト20から切り出された商品はそのままで、上段の各ユニ
ット20から切り出された商品は落下して、いずれも共通
な受板23で受け取られる。合計4個のユニット20で、最
大4種類の商品が販売可能である。なお、上段から落下
する商品と下段からの商品をそれらが衝突して障害を起
こさないように分けるため、中央の上下にわたる仕切板
26と、下側だけに各ユニット20に属する符号を付けてな
い案内板が付設される。
【0019】図3は実施例の第1の変形例の内部正面図
である。ここでは、上段・下段ともに、切出し端を対向
させた2個のユニット20からなる組の2組が並設され
る。取出口4Aが、一点鎖線のように、下段の2箇所に設
けられ、上段・下段の各商品に兼用される。各取出口4A
に対応して受板23が付設される。合計8個のユニット20
で、最大8種類の商品が販売可能である。なお、上段か
ら落下する商品と下段からの商品が衝突して障害を起こ
さないように、図2におけると同様な仕切板などが付設
される。左右の各取出口4Aには、それぞれに開閉扉が付
設されるか、共通な一つの開閉扉が付設される。
【0020】図4は実施例の第2の変形例の内部正面図
である。ここでは、上段・下段ともに、切出し端を対向
させた2個のユニット20からなる組の2組と、1個のユ
ニット20が並設される。各取出口4A,4Bが、下段の2箇
所に設けられ、上段・下段の各商品に兼用される。合計
6個のユニット20で、最大6種類の商品が販売可能であ
る。上段から落下する商品と下段からの商品が衝突して
障害を起こさないように、図2におけると同様な仕切板
などが付設される。
【0021】図5は実施例の第3の変形例の内部正面図
である。ここでは、上段に1個のユニット20が、下段
に、切出し端を対向させた2個のユニット20の組が配設
され、共通の取出口4Cが、下段に1箇所設けられて上段
・下段の各商品に兼用される。合計3個のユニット20
で、最大3種類の商品が販売可能である。なお、上段か
ら落下する商品と下段からの商品が衝突して障害を起こ
さないように、前記と同様な構造上の配慮がなされてい
る。
【0022】ところで、以上の実施例と、第1〜第3の
各変形例では、いずれも中央上側部分を商品ディスプレ
イ用のスペースに当てうるようにし、取出口の配設は避
けてある。図6は実施例の第4の変形例の内部正面図で
ある。ここでは、左右両側を除いた広い中央部分を商品
ディスプレイ用スペースに当てうるように、上段・下段
ともに、それぞれ2個のユニットが切出し端を外側に向
けて並設される。合計4個のユニット20で、最大4種類
の商品が販売可能である。各取出口4Dが、上段と下段の
左右4箇所に設けられ、各ユニット20の商品に専用であ
る。したがって、切り出された商品が取出口に至るまで
の間に破損する恐れがない。壊れやすい商品に適する配
列方式であるとともに、上段から落下する商品と下段か
らの商品の衝突を避けるような構造上の配慮が不要で、
それだけ商品の収納効率を高くすることができる。
【0023】図7は実施例の第5の変形例の内部正面図
である。ここでは、図2の実施例に相当する配列で、4
個の収納・切出し駆動機構30が、上下2段に、しかも各
段とも切出し端を対向させて配設される。取出口4は下
段の中央部に1箇所設けられて、上段・下段の各商品に
兼用される。この第5変形例は、ケース入りのユニット
20の代わりに、ケースを除いて内部の本体である収納・
切出し駆動機構30だけを直接全体のケース1に設置する
構造にして、構造の簡素化とコスト低減を図っている。
当然ながら、商品はケース1の内部で露出する形になる
が、通常はこれで十分である。なお、螺旋形の収納・切
出し駆動機構30には種々な方式があり、これについては
詳しく後述する。上段から落下する商品と下段からの商
品が衝突して障害を起こさないように各商品を分けるた
め、中央の上下にわたる仕切板26と、下側だけに左右の
大小の各案内板22,23 を付設してある。
【0024】図8は実施例においてコイルラック34を上
部に配設したユニットの正面図である。一般に、商品の
収納・切出しをおこなう要素である螺旋形ラックの基本
形には、大別して二つの形式があって、一つが軸線の回
りに棒材を螺旋状に巻いた形状(以下、コイルラックと
いう)で、もう一つが軸の回りにフィンを螺旋状に巻い
た形状(以下、フィンラックという)である。図8では
前者のコイルラック形式が適用され、しかも上部に配設
されて商品を吊るして収納する。さて、図において、コ
イルラック34は、この内部を貫通する形で取り付けられ
た支持体35(軸55とその外周に回転可能に嵌合した円筒
56の複合体)を介して上側内周面で支持されて、その左
端部が、モータ31に付設した減速歯車機構32の出力軸と
継手33を介して連結され、ピッチごとの各下側部分に商
品15がハンガー16で吊るされて収納される。商品15は、
寸法や形状の異なる種々なものに対する総称であって、
ここでは、折り畳まれた段ボール箱がポリエチレンの袋
に入れられたものである。なお、支持体35の回転円筒56
は自己潤滑性をもつプラスチックで作られ、コイルラッ
ク34と軸55の相互の摩擦と摺動磨耗を抑える設計にして
ある。
【0025】図9は同じくその側面図で、商品15の実線
が吊るして収納された状態、同じくその一点鎖線が切り
出されて受板23で受け止められた状態である。商品15
は、ハンガー16を介してコイルラック34の下側部分に吊
るされ、切り出されたら、前縁を折り曲げてストッパに
してある、傾斜した受板23の上面で受け止められ、一点
鎖線のように商品15の手前上端部(図の左上端部)が正
面扉13の取出口4から若干外部に突出する形になって、
取り出しを容易にする。
【0026】図10はハンガー16の正面図、図11は同じく
その上面図である。図10で、ハンガー16は、二つ折りの
ホルダ18とフック17が一体化されたプラスチック成形品
で、ホルダ18で商品15の袋の取っ手部分(穴の上側に隣
接する袋部分)を挟んだ後に(図9参照)スナップ19で
止める構造である。図11で、ハンガー16が吊るされたと
きの向きを示し、実線のフック17の向きに対して、ホル
ダ18はその向きがコイルラック34の軸線に直角になるよ
うに、そのリード角θだけ捩じってある。ホルダ18がコ
イルラック34の軸線に直角になるということは、商品15
が正面に対して直角になることで、その収納を容易にす
る。なお、ハンガー16で、フック17とホルダ18の向きを
リード角θだけ捩じるのを省略して、商品15が正面に対
して若干直角からずれるのを許容することもある。実際
上、そのために商品15の収納が困難になるということも
ない。
【0027】図12は実施例においてフィンラック36を上
部に配設したユニットの正面図である。フィンラック36
は、図13の部分外観図に示すように、軸51の回りにフィ
ンを螺旋状に巻いた、ねじフィン52を付設した形状であ
って、軸51の左端部を軸受37で、また右側のフィン外周
端部を軸受38で受けている。この軸受38は下側に商品切
出しが可能なように、つまり切り出した商品15が軸51の
右端部から外れて落ちるように切欠き53が設けられる。
フィンラック36は、削り出し製品か、プラスチック成形
品である。軸51の左端部が、モータ31に付設した減速歯
車機構32の出力軸と継手33を介して連結される。商品15
は、ハンガー16A を介して隣り合うフィン間の軸51の部
分に吊るされて収納される。右側の上下にわたる仕切板
26と、下側の小さい案内板22と受板23については、既に
述べたとおりである。ところで、この例では、フィンラ
ック36は、軸51の左端部と右側のフィン外周端部をそれ
ぞれ各軸受37,38 で受ける、両端支持の形をとってい
る。しかし、フィンラック36の長さが短い場合には、各
軸受37,38 の寸法を大きくしたり形状を変更することに
よって、そのいずれか一方だけで受ける、一端支持の形
をとって全体構造の簡単化を図ることが可能である。
【0028】図14は同じくその側面図で、実線が商品15
を吊るして収納した状態、同じくその一点鎖線が切り出
して受板23で受け止めた状態である。さて商品15は、ハ
ンガー16A を介してフィンラック36の各フィン間の軸部
分に吊るされ、切り出されたら傾斜した受板23の上面で
受け止められ、一点鎖線のように前傾して取り出しを容
易にする。ハンガー16A を上下でリード角θだけ捩じっ
て、商品15を収納しやすくしてあることは前述のとおり
である。ここで、tan θ=p/2D である。なお、
p:コイルラックの場合はコイルピッチ、フィンラック
の場合はフィン外周でのピッチで、D:コイルラックの
場合はコイル中心間の直径、フィンラックの場合はフィ
ン外周の直径である。
【0029】次に、商品を立て掛けて収納する場合(下
端支持形)を説明する。図15はコイルラック34を下部に
配設したユニットの正面図、図16は同じくその側面図、
図17は同じくその平面図である。図15において、コイル
ラック34が受板24の溝57に若干の隙間をもたせて埋設す
る形で横に配設され、モータ31に付設された減速歯車機
構32の出力軸と自在継手39を介して連結される。商品15
は、ここでは手提げバッグで、二つに折り畳んだ状態に
して、コイルラック34のピッチに相当する隙間に挿入さ
れ、受板24の上に載置されて収納される。
【0030】図16において、コイルラック34を受板24の
台形の溝57に若干の隙間をもたせて埋設する形で配設す
るのが示される。商品15は、矢印の示すように、まず左
側から挿入・載置される形で収納され、販売指令に応じ
て手前側に搬送された後に切り出される。図17におい
て、コイルラック34が減速歯車機構32の出力軸と自在継
手39を介して連結されるが、自在継手39が適用される理
由は次のとおりである。商品を収納するときには、正面
側から挿入する形でおこなわれるので、コイルラック34
の各コイル面を正面に対して直角にする必要がある。し
たがって、上から見たときコイルラック34の軸線を、正
面に対しリード角θだけ傾斜させなければならない。一
方、モータと減速歯車機構32は取付けの便宜上、軸を水
平かつ正面扉の面に対して平行にする。このように斜め
に交差する各軸線のもとで、モータの動力をコイルラッ
ク34に円滑に伝動するために、自在継手39が必要になっ
てくる。
【0031】図18はコイルラック34と自在継手39の連結
を示し、(a) は正面図、(b) は側面図、(c) は平面図で
ある。コイルラック34は、そのモータ側端末が半径方向
に折り曲げられ、これを挟む形で自在継手39の一方の部
材が取り付けられる。したがって、その分だけ自在継手
の標準の市販品を用いるのに比べて軸線方の寸法を短縮
することができる。
【0032】次に、商品を立て掛けて収納する場合(下
端支持形)の、とくに商品の横幅と高さの寸法がともに
大きいときに適用される別の方式を説明する。図19はコ
イルラックを下部に2個配設したユニットの正面図、図
20は同じくその側断面図(図19のA−A断面)、図21は
同じくその平面図である。図19において、コイルラック
34の2個が受板27の溝57に若干の隙間をもたせて埋設す
る形で横に配設され、モータ側の出力軸と自在継手39を
介して連結される。商品15は、前記のように横幅と高さ
の寸法がともに大きい板状で、2個のコイルラック34の
ピッチに相当する隙間に共通に挿入され、受板27の上に
載置されて収納される。ここで、この方式では、押圧機
構40と櫛形案内枠47が付設されている。いずれも、後述
するように、この方式の動作を支援するものである。
【0033】図20において、コイルラック34は、その2
個が受板27の二つの台形溝57にそれぞれ若干の隙間をも
たせて埋設される。図21において、前記したような理由
で、各コイルラック34は軸線を正面に対して平行ではな
く傾斜させてある。かつ、各コイルラック34は、歯付ベ
ルト54で代表して図示したベルト伝動機構を介して連結
され、共通な減速歯車機構32の出力軸によって同期的に
回転される。
【0034】さて、押圧機構40について、先の図19, 図
20, 図21の他に図22を参照しながら説明する。図22は押
圧機構の部分を示し、(a) は押圧状態の正面図、(b) は
押圧の解除状態の正面図である。図19において、押圧ア
ーム41が、その下端部で軸43の回りに揺動可能に支持さ
れるとともに、捩りバネ44によって時計方向の付勢を受
けている。この付勢によって、実線のように押圧アーム
41はその先端部で商品15を切出し端の側に押圧し、内部
搬送ひいては切出しを支援する。止め具45が、ユニット
のケース側に取り付けられ、押圧状態を解除するときに
は、押圧アーム41を一点鎖線の位置にして、詳しく後述
するように、丸棒状のロックレバー46を介して止める(
施錠する) 。押圧状態にするときには、ロックレバー46
を持ち上げて解錠し、押圧アーム41を付勢で時計方向に
回転させる。図20において、止め具45と支持具58がケー
ス側に配設される。ロックレバー46がその右端部で支持
具58と緩く嵌合し、符号を付けてない止め輪で両側から
止められ、この箇所を中心にわずかに揺動可能に拘束さ
れる。ロックレバー46は、支持具58の緩い嵌合箇所を中
心に自重によって反時計方向に回転付勢され、止め具45
によって図22(a) を参照しながら後述するように阻止さ
れ位置決めされて、操作しやすいようにほぼ水平姿勢を
とる。
【0035】図22(a) において、押圧アーム41は止め具
45から外れている。押圧アーム41の先端部は、符号を付
けてない傾斜面と溝をもった形の案内面42を備え、この
溝がロックレバー46と係合・離脱して、押圧アーム41を
施錠・解錠する。ここでは、ロックレバー46は下方に移
動して、止め具45の符号を付けてない長穴に接する下縁
部と、当接して位置決めされている。図22(b) におい
て、押圧アーム41のケース側への接近とともに、案内面
42の傾斜面に倣ってロックレバー46が上方に移動し、最
終的に溝に落ち込んで止められる( 施錠される) 。押圧
アーム41を押圧状態にするには、ロックレバー46の手前
側端部を手で持ち上げて溝から外し、付勢によって押圧
アーム41を右側に移動させる。
【0036】次に、櫛形案内枠47について、先の図19,
図20, 図21の他に図23,図24を参照しながら説明する。
図23は櫛形案内枠47の動作機構を示す側面図、図24は図
23を左側から見た図である。図20において、2個のコイ
ルラック34の中間に櫛形案内枠47が上下方向に平行移動
可能に配設される。図19に示すように、櫛形案内枠47が
上下方向に平行移動可能なように、つまり収納補助と退
避の各位置をとるように、符号を付けてない案内支持具
が2個、並設される。櫛形案内枠47は、図21に示すよう
に、商品の挿入収納を補助するための溝を、コイルラッ
ク34に対応したピッチで並設した部材である。図23にお
いて、櫛形案内枠47を上下に移動させるための操作用レ
バー48が、右端部の回りに揺動可能に設けられ、中間箇
所で櫛形案内枠47の符号を付けてない支柱と滑り対偶を
なして結合する。レバー48は、実線が収納補助の位置、
一点鎖線が退避位置を示し、各位置は位置決め板49によ
って設定される。図24において、位置決め板49に、逆U
字形のスリット50が切られている。レバー48が、左側の
短脚部の底に位置決めされると収納補助の位置、切り換
えられて右側の長脚部の底に位置決めされると退避位置
をとる。
【0037】ところで、図15〜図17の下端1箇所支持形
と、図19〜図21の下端2箇所支持形に関連して考えられ
る、いくつかの変形例について述べる。 (a) 下端支持形として、コイルラックに代えて、フィン
ラックを適用可能である。一般的に言えば、螺旋形ラッ
クの一つまたは複数を、平行に並設して適用できる。
【0038】(b) 下端に加えて上端でも支持する上下両
端支持形が構成できる。すなわち、螺旋形ラックの一つ
または複数を上下でそれぞれ平行に並設して適用でき
る。 (c) 下端支持形では、支援手段としての押圧機構を、と
くに複数箇所支持のときには櫛形案内枠を、それぞれ単
独設置、または併設するのが好ましい。 (d) 上下両端の複数箇所支持形では、支援手段としての
櫛形案内枠を少なくとも下部に適用(下部設置、または
上下に併設)するのが好ましい。
【0039】なお、以上のように、この実施例では、商
品の収納・切出しに螺旋形ラックを用いる方式をとった
が、この方式以外にも、たとえば板状商品を積層して収
納しておき、その最上位または最下位の商品から順に繰
出しロールで繰り出す(切り出す)別の方式をとること
ができる。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、一般的に多種類の板
状商品、たとえば小包の包装用品である折り畳んだ段ボ
ール箱や、手提げバッグ、袋などを取り扱う自動販売機
を、駅やコンビニエンスストアなどに、しかも24時
間、設置することによって、顧客側にはサービス向上
を、設置者側には売上増大と無人化による人件費削減を
図ることができる。これに加えて、自動販売機自体とし
ては、とくに以下の効果が期待できる。
【0041】(1) 螺旋形ラックの採用によって、前面か
らの挿入に基づいて商品収納が容易になるとともに、商
品のもつ厚さの不均一性、変形しやすさ、滑りやすさ等
のバラツキに対する柔軟な許容性がある。つまり、商品
の表面特性に多少のバラツキがあっても、収納と切出し
の信頼性が高い。 (2) 商品を直立させ正面に対して直角な姿勢で水平方向
に並べる収納方式にすることによって、スペース効率の
向上を図ることができる。
【0042】(3) ユニットの各縦列が各切出し端を同じ
側に揃うように配設されることで、取出部が縦に揃うか
ら、取出部の配列が外観上整然とするとともに、商品の
取出しが容易になる。また、取出部を最下位にだけ設
け、それより上位の切出し端から切り出された商品の受
取りと取出しを兼用させることができ、それだけ取出部
の個数を削減することができて、容易な商品取出しを支
援することができる。
【0043】(4) ユニットの各横列で、一方の側から2
個ずつのユニットを各切出し端が対向するように配設す
ることによって、取出部が縦に揃うとともに、2個ずつ
共通化されるから、取出部の配列が整然とし、かつ個数
がほぼ半減して、商品の取出しがさらに容易になる。ま
た、共通な取出部を最下位にだけ設けて、それより上位
の切出し端から切り出された商品の受取りと取出しを兼
用させることができ、それだけ取出部の個数を削減する
ことができて、容易な商品取出しを支援することができ
る。
【0044】収納・切出しユニットとしては、とくに以
下の効果が期待できる。 (1) 商品に応じて、つまり形状や寸法、腰の強さ等に応
じて、吊るし形、立て掛け形(下端支持形)、上下端支
持形のうちから最適な収納方式を選択することができ
る。 (2) とくに立て掛け形(下端支持形)ユニットでは、
複数個の螺旋形ラックの並設によって、商品の幅が螺旋
形ラックの直径よりかなり大きいときでも、商品がその
下端縁部の複数箇所で押される形で安定した姿勢で円滑
なユニット内搬送ひいては切出しがおこなわれ、押圧
機構の付設によって、収納商品の円滑なユニット内搬送
ひいては切出しを支援することができ、螺旋形ラック
が複数のときには、櫛状案内枠の付設によって、商品収
納を支援してさらに容易にすることができる。
【0045】(3) とくに上下端支持形ユニットでは、
複数個の螺旋形ラックの並設によって、商品の幅が螺旋
形ラックの直径よりかなり大きいときでも、商品がその
下端縁部の複数箇所で押される形で安定した姿勢で円滑
なユニット内搬送ひいては切出しがおこなわれるととも
に、少なくとも下部に櫛状案内枠を付設することによ
って、商品収納を支援してさらに容易にすることができ
る。
【0046】(4) 出力軸が正面に対して平行でかつ水平
になるように、モータ部を設置するから、とくに自動販
売機に組み込むときに、商品収納が容易になるととも
に、モータ部設置に係る設計が容易になる。しかも、自
在継手を介してモータ部が斜めに交差する螺旋形ラック
を円滑に回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施例の正面図
【図2】実施例の内部正面図
【図3】実施例の第1の変形例の内部正面図
【図4】実施例の第2の変形例の内部正面図
【図5】実施例の第3の変形例の内部正面図
【図6】実施例の第4の変形例の内部正面図
【図7】実施例の第5の変形例の内部正面図
【図8】実施例においてコイルラックを上部に配設した
ユニットの正面図
【図9】同じくその側面図
【図10】ハンガーの正面図
【図11】ハンガーの上面図(吊るしたときの向きを示す
図)
【図12】実施例においてフィンラックを上部に配設した
ユニットの正面図
【図13】フィンラックの部分外観図
【図14】フィンラックを上部に配設したユニットの側面
【図15】実施例においてコイルラックを下部に配設した
ユニットの正面図
【図16】同じくその側面図
【図17】同じくその平面図
【図18】コイルラックと自在継手の連結を示し、(a) は
正面図、(b) は側面図、(c) は平面図
【図19】実施例においてコイルラックを下部に2個配設
したユニットの正面図
【図20】同じくその側断面図(図19のA−A断面)
【図21】同じくその平面図
【図22】押圧機構の部分を示し、(a) は押圧状態の正面
図、(b) は押圧の解除状態の正面図
【図23】櫛形案内枠の動作機構を示す側面図
【図24】図23を左側から見た図
【符号の説明】
1 ケース 2 商品ディスプレイ 3 商品選択ボタン 4 取出口 5 金銭処理部 6 表示器 7 カード挿入口 8 紙幣挿入口 9 硬貨投入口 10 個数選択ボタン 11 硬貨返却口 12 電源部・制御部 13 正面扉 15 商品 16,16A ハンガー 17 フック 18 ホルダ 19 スナップ 20 ユニット 21,22 案内板 23,24,25,27 受板 26 仕切板 30 収納・切出し機構 31 モータ 32 減速歯車機構 33 継手 34 コイルラック 35 支持体 36 フィンラック 37,38 軸受 39 自在継手 40 押圧機構 41 押圧アーム 42 案内面 43 軸 44 捩りバネ 45 止め具 46 ロックレバー 47 櫛形案内枠 48 レバー 49 位置決め板 51 軸 52 ねじフィン 53 切欠き 54 歯付ベルト 55 軸 56 回転円筒 57 溝 58 支持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 浩二 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 中村 雅昭 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状商品を収納するとともに、これを販売
    する自動販売機であって、商品を直立させ正面に対して
    直角な姿勢で横に並べて収納するとともに、螺旋形をな
    して軸線の回りの回転によって一方の端から商品を一つ
    ずつ順次切り出すラックを具備するユニットを縦横のマ
    トリックス状に配設したユニット群と;切り出された商
    品を受け取るとともに前面側からの取出しが可能な取出
    部と;を備えることを特徴とする板状商品の自動販売
    機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動販売機において、ユ
    ニットの各縦列は、その各ユニットを切出し端が同じ側
    に揃うように配設することを特徴とする板状商品の自動
    販売機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の自動販売機において、ユ
    ニットの各横列は、一方の側から2個ずつのユニットを
    各切出し端が対向するように配設することを特徴とする
    板状商品の自動販売機。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の自動販売機において、取
    出部は、各ユニットの切出し端に対応して配設される
    か、または最下位の各ユニットの切出し端に対応して配
    設されて対応する上位の各切出し端から切り出された商
    品に対して兼用されることを特徴とする板状商品の自動
    販売機。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の自動販売機において、取
    出部は、対向する各切出し端に共通に配設されるか、ま
    たは最下位で対向する各切出し端に共通に配設されて対
    応する上位の対向する各切出し端から切り出された商品
    に対して兼用されることを特徴とする板状商品の自動販
    売機。
  6. 【請求項6】螺旋形ラックが、軸線の回りに棒材を螺旋
    状に巻いた形状であって、螺旋状棒材の上側内周面で支
    持される形で上部に水平に配設され、螺旋状棒材のピッ
    チごとの各下側部分に板状商品を吊るして収納すること
    を特徴とする板状商品の収納・切出しユニット。
  7. 【請求項7】螺旋形ラックが、軸の回りにフィンを螺旋
    状に巻いた形状であって、軸の切出し端とは逆側の端部
    外周で支持されることと、螺旋状フィンの切出し端側の
    端部外周で商品切出しが可能なように下側が部分的に除
    外されて支持されることのうち、少なくとも一方がおこ
    なわれて上部に水平に配設され、隣り合うフィン間の各
    軸部分に板状商品を吊るして収納することを特徴とする
    板状商品の収納・切出しユニット。
  8. 【請求項8】水平な螺旋形ラックの一つまたは複数を下
    部に平行に配設し、その各ピッチに相当する隙間に板状
    商品を挿入・載置して収納することを特徴とする板状商
    品の収納・切出しユニット。
  9. 【請求項9】水平な螺旋形ラックの一つまたは複数を上
    部と下部にそれぞれ平行に配設し、上下の対向する各ピ
    ッチに相当する隙間に板状商品を挿入して収納すること
    を特徴とする板状商品の収納・切出しユニット。
  10. 【請求項10】請求項8に記載のユニットにおいて、収納
    商品を切出し端の逆側から切出し端に向かって押圧する
    押圧機構を備えることを特徴とする板状商品の収納・切
    出しユニット。
  11. 【請求項11】請求項8ないし10のいずれかに記載のユニ
    ットにおいて、螺旋形ラックが複数のときに、その少な
    くとも下部の隣り合う同士の各中間に退避可能に設けら
    れる、商品収納を補助する溝を螺旋形ラックと同じピッ
    チで並設した櫛状案内枠を備えることを特徴とする板状
    商品の収納・切出しユニット。
  12. 【請求項12】請求項9ないし11のいずれかに記載のユニ
    ットにおいて、商品は、直立して正面に対し直角な姿勢
    で横に並べて螺旋形ラックに収納され、その駆動用モー
    タ部が、その出力軸を正面に対して平行でかつ水平にし
    て配設され、その出力軸と斜めに交差する螺旋形ラック
    を自在継手を介して連結させることを特徴とする板状商
    品の収納・切出しユニット。
JP2640197A 1997-02-10 1997-02-10 板状商品の自動販売機と収納・切出しユニット Pending JPH10222743A (ja)

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JP2640197A JPH10222743A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 板状商品の自動販売機と収納・切出しユニット

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ID=12192544

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007252857A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Yutaka Nakano ハンガーラック及びハンガーラック付き自動販売機
CN103177505A (zh) * 2011-12-21 2013-06-26 北京兆维电子(集团)有限责任公司 一种纸币存储箱
CN103578188A (zh) * 2013-11-25 2014-02-12 深圳市汉荣世纪实业有限公司 自动售货服务机及自动售货控制方法

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CN103177505A (zh) * 2011-12-21 2013-06-26 北京兆维电子(集团)有限责任公司 一种纸币存储箱
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