JPH02121712A - タンデム冷間圧延機の制御方法 - Google Patents

タンデム冷間圧延機の制御方法

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JPH02121712A
JPH02121712A JP63273264A JP27326488A JPH02121712A JP H02121712 A JPH02121712 A JP H02121712A JP 63273264 A JP63273264 A JP 63273264A JP 27326488 A JP27326488 A JP 27326488A JP H02121712 A JPH02121712 A JP H02121712A
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control
work roll
roll bending
rolling mill
shape
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Makoto Shitomi
侍留 誠
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、金属ストリップのタンデム冷間圧延機の制i
n方法に関するものである。
〈従来の技術〉 従来の金属ストリップのタンデム冷間圧延機において、
中間ロールシフト手段を備えた6段圧延機は、初段スタ
ンドのみ、或いは初段スタンド及び最終スタンド、或い
は全スタンドに段重する等積々の配置で使用されてきた
。しかし、いずれの場合でも6段圧延機゛は中間ロール
シフト制ilHによる金属ストリップの形状制御に重点
が置かれて使用されており、金属ストリップの板幅方向
板厚分布制御(以下板クラウン制御と呼ぶ)に関しては
満足できるものではなかった。
この点を改良するために、中間ロールシフト手段を備え
た6段圧延機に作業ロールベンディング手段を付加して
、中間ロールシフト制御と作業ロールベンディング制御
により金属ストリップの形伏制′41及び仮クラウン制
御を両立させることが提案されたが、満足いく結果が得
られなかった。
更に、特開昭61−140303号公報の装置は中間ロ
ールシフト手段を備えた6段圧延機に作業ロールベンデ
ィング手段と中間ロールベンディング手段を付加して、
中間ロールシフト制御、作業ロールベンディング制御、
中間ロールベンディング制御により、金属ストリップの
形状制御及び板クラウン制御を両立させようとするもの
である。
なお、前段スタンドに作業ロールシフト手段を備えた4
段圧延機を配置し、最終スタンドに中間ロールシフト手
段を備えた6段圧延機を配置した例もあるが、能力的に
圧延範囲の全域をカバーできない欠点がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記の中間ロールシフト手段を備えた6段圧延
機において、中間ロールシフト制御、作業ロールベンデ
ィング制御、中間ロールベンディング制御により、最終
スタンドで形状制御を行う場合には次の問題がある。
即ち、最近の高圧下率圧延等による高荷重下では、第4
図に示すように板幅方向板端部に局部的な形状不良(耳
伸び)を生じる欠点がある。これは、主に作業ロールの
偏平変形が原因であり、対策としては、上下ロール異周
速圧延或いは圧下率の低減が考えられる。しかし、異周
速圧延は金属ストリップの表裏面の板面粗度差を生じた
り、金属ストリップの通板が困難な欠点があり、また圧
下率の低減は圧延機スタンド数の増加又は母板厚の低減
が必要となり採用し龍い。
なお、第4図は圧延後の鋼帯の板幅方向急峻度分布を模
式的に示した図であり、A部は上記の6段圧延機制御で
制御可能な範囲であり、B部は板端部の局部的伸び部分
であり、本発明が最大限に制御効果を発揮する範囲を示
す。
本発明は上記の問題を解決したタンデム冷間圧延機の制
御方法を提供することを目的とするものである。
なお、本発明では先端が先細り形状の作業ロールを使用
するが、従来上下作業ロールの接触による圧延限界を解
消するために、板幅相当部にロール先細り加工を施した
例は文献にあるが、本発明のように先端が先細り形状の
作業ロールをシフトさせて使用するのは全く知られてい
なかった。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、タンデム圧延機の全スタンドに、片側端部が
先細り形状の上下一対の作業ロールをこの先細り形状部
を上下交互に配置して組み込まれ、かつ作業ロールシフ
ト手段、中間ロールシフト手段、作業ロールベンゾイン
ク手段、中間ロールベンディング手段を備えた6段圧延
機を配置し、金属ストリップの板幅方向全般にわたる形
状制御を最終スタンドを除くスタンドにおいて、作業ロ
ールベンディング力制御及び中間ロールベンディング力
制御により行い、最終スタンドにおいては金属ストリッ
プの板幅方向端部の局部伸びを含む形状制御を、先ず作
業ロールベンディング力制御及び中間ロールベンディン
グ力制御により行い、この制御が不十分な場合には中間
ロールシフト位置制省2iを追加し、更にこれらの制御
が不十分な場合には作業ロールシフト位置制御を追加し
て行い、一方金属ストリップの仮クラウン制御を最終ス
タンドを除くスタンドの作業ロールシフト位置制御によ
り行うものである。
〈作 用〉 本発明は、金属ストリップの板幅方向全般にわたる形状
制御、板幅方向端部の形状制御及び仮クラウン制御を最
終スタンドと最終スタンドを除くスタンドに分けること
によりそれぞれの制御性を高めることができ、かつ従来
実施されていなかった先端が先細り形状の作業ロールシ
フト制御を採用することにより、−層vi、幅方向端部
の形状制御及び板クラウン制御の制御性を高めることが
できる。
〈実施例〉 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明と3スタンドタンデム冷間圧延機に適
用した場合の全体構成図であり、第2図は各スタンドの
6段圧延機の説明図である。
図において、lは金属ストリップ、2は片側端部が先細
り形状の上下一対の作業ロールであり、この先細り形状
部を上下交互に配置しである。3は片側端部が先細り形
状の上下一対の中間ロールであり、この先細り形状部を
上下交互に配置しである。4は上下一対のバックアップ
ロールである。
5は作業ロールベンディング装置、6は中間ロールベン
ディング装置、7は作業ロールシフト装置、8は中間ロ
ールシフト装置、9は最終圧延スタンド出側の形状検出
器、lOは最終スタンド出側の仮クラウン測定器である
0図において、矢印の番号は、それぞれの装置による力
の作用方向を示す、11は荷重検出器である。12は形
状制御装置の全体を示し、12aは形状制御nに関する
設定値の入力設定装置である。
12bはkl、2スタンドの荷重変化に基づく形状制御
装置であり、基準荷重値に対しての変化分の作業ロール
ベンディング力及び中間ロールベンディング力補正式を
有しており、それにより補正ペンディング力値を演算、
出力する。
12cは最終スタンド出側の形状検出器9の出力に基づ
く最終スタンド形状制御装置である。形状制御装置12
では、形状検出器9の出力は仮クラウン値と板幅方向端
部の局部伸び値に分離処理される。形状検出器9により
検出された仮クラウン値により、形状制御装置12cは
NlX3スタンドの作業ロールベンディング力と中間ロ
ールベンディング力に対し補正値を演算、出力する。そ
してこの制御があらかじめ設定した限界値に達した場合
には、形状制御装置12cは中間ロールシフト位置、中
間ロールベンディング力1作業ロールベンディング力へ
の補正値を演算、出力する。
一方、形状検出器9により検出された板幅方向端部の局
部伸び値により、形状制御装置12cは作業ロールシフ
ト位置を変更する。具体的には、板幅方向端部の局部伸
びが大の時に、作業ロール2の先細り部が板幅内部に入
る方向に作業ロール2をシフトさせる。
13は仮クラウン制御装置の全体を示し、13aは仮ク
ラウン制御に関する設定値の入力設定装置、13bは仮
クラウン測定器10の出力に基づきkl、2スタンドの
作業ロールシフト位置を制御する板クラウン制御装置で
ある。
しかして、圧延条件、特に金属ストリップの材質、板幅
、圧延スケジュール、荷重予測値により、作業ロールシ
フト位置、中間ロールシフト位置、作業ロールペンデイ
ンフカ、中間ロールベンディング力を設定する。そして
、 ■ 金属ストリップの板幅方向全般にわたる形状制御は
、最終スタンドを除くスタンドにおいて、作業ロールベ
ンディング力制御及び中間ロールベンディング力制御に
より行い、スタンド間に形状検出器が設置されない場合
は、この制御は予測制御となる。
■ 金属ストリップの板幅方向端部の形状制御は、最終
スタンドにおいて、出側の形状検出器9の略連続的な信
号値により、作業ロールベンディング力制御及び中間ロ
ールベンディング力制御によりダイナミック制御し、作
業ロールベンディング力制御及び中間ロールベンディン
グ力制御が限界に達した時に、中間ロールシフト位置制
御を追加する。更にこれらの制御が不十分な場合には、
作業ロールシフト位置制御を追加する。
■ 板クラウン制御は、最終スタンド出側に設置した板
クラウン測定器13の出力値に基づいて、最終スタンド
を除(他のスタンドの上記作業ロールのシフト位置制御
により行う。
次に、第3図は上記の本発明を適用した3タンデム冷間
圧延機により鋼帯を圧延した結果を、従来の制御方法の
場合と比較して示したグラフである。このグラフから分
かるように、本発明の制御方法により、板急峻度及び仮
クラウンが大幅に向上したことが分かる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の制御方法によれば、金属
ストリップのタンデム冷間圧延において、金属ストリッ
プの形状及び仮クラウンを大幅に向上することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を3スタンド冷間圧延機に適用した場合
の全体構成図、第2図は第1図の各スタンドの6段圧延
機の説明図である。第3図は本発明の実施結果を従来の
制御方法の場合と比較して示したグラフである。第4図
は従来の6段圧延機制御により圧延した銅帯の板幅方向
急峻度分布を模式的に示した図である。 1・・・金属ストリップ、2・・・作業ロール、3・・
・中間ロール、   4・・・バックアップロール、5
・・・作業ロールベンディング装置、6・・・中間ロー
ルベンゾインク装置、7・・・作業ロールシフト装置、 8・・・中間ロールジフト装置、 9・・・形状検出器、  lO・・・仮クラウン検出器
、11・・・荷重検出器、  12・・・形状制御装置
、13・・・板クラウン制御装置。 特許出願人   川崎製鉄株式会社 第 図 く板端部〉 板の急峻度指標 板の伸び率(急峻度) 〈板幅中央〉 く板端部〉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タンデム圧延機の全スタンドに、片側端部が先細り形状
    の上下一対の作業ロールをこの先細り形状部を上下交互
    に配置して組み込まれ、かつ作業ロールシフト手段、中
    間ロールシフト手段、作業ロールベンディング手段、中
    間ロールベンディング手段を備えた6段圧延機を配置し
    、金属ストリップの板幅方向全般にわたる形状制御を最
    終スタンドを除くスタンドにおいて、作業ロールベンデ
    ィング力制御及び中間ロールベンディング力制御により
    行い、最終スタンドにおいては金属ストリップの板幅方
    向端部の局部伸びを含む形状制御を、先ず作業ロールベ
    ンディング力制御及び中間ロールベンディング力制御に
    より行い、この制御が不十分な場合には中間ロールシフ
    ト位置制御を追加し、更にこれらの制御が不十分な場合
    には作業ロールシフト位置制御を追加して行い、一方金
    属ストリップの板クラウン制御を最終スタンドを除くス
    タンドの作業ロールシフト位置制御により行うことを特
    徴とするタンデム冷間圧延機の制御方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55120409A (en) * 1979-03-09 1980-09-16 Nippon Steel Corp Controlling method for shape in six-stage rolling mill

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