JPH02121616A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、布団掃除運転を行なう電気掃除機に関する。

（ロ）従来の技術 鰻近、電気掃除機を使用して部屋のダニを塵埃と共に吸
い取って捕集することが注目されている。そしてその一
つとして布団に付着しているダニを電気掃除機で吸い取
り捕集するために、布団片面づつを所定の吸込時間（例
えば約５０秒間）をかけてゆっくりと掃除することが求
められ、さらに布団上を均一に掃除するために吸込具を
布団上で所定時間毎に反転させて掃除することが求めら
れている。

しかし乍ら、従来の電気掃除機はこのような使用形態を
考慮しておらず、従って使用者自身が吸込具の移動時間
を感覚で規定して掃除を行なっているが、吸込具の前進
時と後退時の移動時間が相違しやすく、前進時と後退時
とで吸込具の吸収時間が変化して布団の全面にわたって
ダニを確実に吸い取ることができない。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は布団掃除運転モードにおいて、布団に付着して
いるダニを、布団の全面にわたって確実に吸い取り、ダ
ニの捕集効果を高めるために吸込具の前進時と後退時の
移動時間を均一にできるように、簡単な構成でガイドで
きるようにした電気掃除機を得ることを目的としている
。

（ニ）課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、電
動送風機を内蔵すると共に吸込具を接続し、且つ普通掃
除運転モードと布団掃除運転モードとを切替可能とした
電気掃除機であって、布団掃除運転モードにおいて、前
記吸込具の前進・後退の反転時期を指示する指示音を一
定時間毎に発音して報知する反転報知手段を具備したこ
とを特徴としている。

（ホ）　作用 上記構成により、電気掃除機は、布団掃除運転モードに
おいて反転報知手段から一定時間毎に指示音を発音し、
使用者は該指示音にガイドされて吸込具の前進・後退を
反転させることで、吸込具の前進時と後退時の移動時間
が均一となり、吸込具の吸収時間も均一となって布団に
付着しているダニを布団の全面にわたって万遍なく確実
に吸い取ることができる。

（へ）実施例 以下、本発明電気掃除機を図面に示す実施例に基いて説
明する。

第１図において、（１）は電気掃除機本体で、電動送風
機（２）を内蔵すると共に蓋体（３）で開閉自在な集塵
室（４）と制御回路部（５）を有している。

さらに（６）は電気掃除機本体（１）の上部に設けられ
た布団掃除運転スイッチで、電気掃除機本体（１）の運
転状態を普通掃除運転モトと布団掃除運へ 転モードとに切替えるのに用いられる。また＋７）０１
は電気掃除機本体（１）内部に取り付けられた電子憾ブ
ザー（８）の放音孔である。

（９）は前記蓋体（３）の吸込口部（１０）に着脱自在
に接続される吸込ホースで、先端には前記電動送風機（
２）のオンオフ制御や回転数制御等の制御を行なう手元
操作部（１１）を有した把手付接続パイプ（１２）が備
えられている。

（１３）は床面や布団面を掃除する吸込具で、連結パイ
プ（１４）を介して前記把手付接続パイプ（１２）に接
続されている。

第２図は前記制御回路部（５）を含む電気回路ブロック
図であり、同図において、（１５）は前記電動送風機（
２）に供給される電源入力を制御するための例えばトラ
イアックからなる送風機制御素子、（１６）は前記布団
掃除運転スイッチ（６）の操作によって普通掃除運転モ
ードと布団掃除運転モードとに切り替えるモード切替回
路、（１７）は制御信号発生回路で、該制御信号発生回
路（１７）は前記送風機制御素子（１５）に制御信号を
与えて前記電動送風機（２）のオンオフ制御及び回転数
制御を行なう送風機制御部（１８）と、前記電子ブザー
（８）の発音制御を行なう発音制御部（１９）とからな
っており、前記制御信号発生回路（１７）と前記電子ブ
ザー（８）によって後述するように反転報知手段（２０
）を構成している。また（２１）は前記制御信号発生回
路（１７）と電子ブザー（８）に直流電源を供給する直
流電源回路、（２２）は商用交流電源である。

ここで、前記制御信号発生回路（１７）の送風機制御部
（１８）は、前記モード切替回路（１６）が普通掃除運
転モードになっているときに前記手元操作部（１１）の
操作により電動送風機（２）のオンオフ制御と回転数制
御を行なう制御信号を送風機制御素子（１５）に出力し
、さらに前記モード切替回路（１６）が布団掃除運転モ
ードになっているときに、第３（２１ビ）で示されるよ
うに電動送風ｉｆ！！（２）を布団の片面を掃除するの
に要する設定時間である５０秒間だけオン（ａ、）Ｌ、
その後布団の裏返しに要する５秒問だけオフし、さらに
布団の他の片面を掃除するための設定時間である５０秒
間だけオン（ａ２）するような制御信号を送風機制御素
子（１５）に出力するようになっている。

また前記制御信号発生回路（１７）の発音制御部（１９
）は、前記モード切替回路（１６）が普通掃除運転モー
ドになっているときは発音出力を発生せず、さらに前記
モード切替回路（１６）が布団掃除運転モードになって
いるときには、第３図（ロ）で示されるように、前記設
定時間（５０秒）を所定の一定時間（１２，５秒）毎に
分割し、前記電動送風機（２）のオンと同時に電子ブザ
ー（８）を短時間オンして第１の指示音（ｂ、）を電子
ブザー（８）から短時間発音し、その後一定時間（１２
，５秒）毎に電子ブザー（８）を各短時間オンして第２
、第３、第４の指示音（ｂ２）　　（ｂｉ）　　（ｂａ
）　　を各短時間発音し、さらに５秒間体止した後前記
電動送風器（２）のオンに応じて前記と同様に第１〜４
の指示音（ｂ、）〜（ｂ４）を一定時間（１２，５秒）
毎に各短時間発音し、前記電動送風機（２）が停止した
時から前記指示音（ｂ、）〜（ｂ４）より長目の終了音
（ｃｌを発音するような発音制御信号を電子ブザー（８
）に出力するようになっている。

そして前記第１〜第４の指示音（ｂ、）〜（ｂ４）は前
記吸込具（１３）の前進・後退の移動方向の反転時期を
指示するもので、使用者が布団の片面の掃除運転時に前
記第１〜第４の指示音（ｂｌ）〜（ｂ４）　　を聞いた
ときに布団面の前端部と後端部で移動方向を反転するよ
うに吸込具を前進・後退させることで、吸込具（１３）
の前進時と後退時の移動時間、移動速度が均一となり、
吸込具（１３）の吸収時間が前進時と後退時で均一とな
り、吸込具（１３）は布団の全面にわたってダニの吸い
取りにｉ適な一定の速度で万遍なく移動し、ダニを確実
に吸い取るものである。

而して通常は前記モード切替回路（１６）が首通婦除運
転モードになっているので手元操作部（１１）の操作に
よりじゅうたん面等の床面を掃除する。

ここで、布団の掃除を行なうときは布団掃除運転スイッ
チ（６）を押圧操作すると前記モード切替回路（１６）
が布団掃除運転モードに切り替わり、前記送風機制御部
（１８）及び前記発音制御部（１９）から制御部（１９
）から制御信号及び発音制御信号が出力されて、第３図
に示すように電動送風機（２）を作動せしめると共に反
転報知手段（２０）の電子ブザー（８）から前記吸込具
（１３）の移動方向の反転時期を指示する指示音を発音
して報知するので、使用者は該指示音を聞いたときに該
指示音にガイドされて吸込具（１３）の前進・後退を反
転することにより吸込具（１３）の前進時と後退時の移
動時間が均一になり、布団に付着しているダニを全面に
わたって確実に吸い取ることができ、また−枚の布団の
掃除のリズムが第３図の如く示されるので、このリズム
に沿って布団掃除を行なえばよく、布団掃除が非常に簡
単になる。

（ト）発明の効果 本発明の電気掃除機は以上の如く構成しており、布団掃
除運転スイッチの操作により普通掃除運転モードと布団
掃除運転モードとが切り替えられ、布団掃除運転モード
において吸込具の前進後退の反転時期が一定時間毎に指
示音で指示されるので、使用者が該指示音にガイドされ
て吸込具を前進・後退させるだけの簡単な操作で吸込具
の前進と後退時の移動時間が均一となり、布団に付着し
ているダニを塵埃と共に確実且つ簡単に吸い取ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明電気掃除機の実施例に関し、第１図
は全体斜視図、第２図は電気回路ブロック図、第３図は
、電動送風機と電子ブザーの動作状態説明図で、（イ）
は電動送風機の動作パターンを示し、（ロ）は電子ブザ
ーの動作パターンを示す。 （６）・・・布団掃除運転スイッチ、　（８）・・・電
子ブザー、　（１９）・・・発音制御部、　（２０）・
・・反転報知手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電動送風機を内蔵すると共に吸込具を接続し、且
   つ普通掃除運転モードと布団掃除運転モードとを切替可
   能とした電気掃除機であって、布団掃除運転モードにお
   いて前記吸込具の前進後退の反転時期を指示する指示音
   を一定時間毎に発音して報知する反転報知手段を具備し
   たことを特徴とする電気掃除機。