JPH0212143Y2 - - Google Patents

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JPH0212143Y2
JPH0212143Y2 JP1984076952U JP7695284U JPH0212143Y2 JP H0212143 Y2 JPH0212143 Y2 JP H0212143Y2 JP 1984076952 U JP1984076952 U JP 1984076952U JP 7695284 U JP7695284 U JP 7695284U JP H0212143 Y2 JPH0212143 Y2 JP H0212143Y2
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frame
window frame
cab
window
driver
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JP1984076952U
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JPS60188068U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、掘削運搬等の土木、建築作業を行う
トラクタシヨベル、各種クレーン等の建設車両、
運搬に用いるフオーク、キヤリア等の産業車両、
しゆんせつ作業船、クレーン船等の船舶その他特
殊な環境で作業する車両等の運転室の構造に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
かかる作業車の運転室は屋外作業若しくは高
温、低温や粉塵の中でも作業に必要な居住性を確
保するために設けられているが、その一例として
車輪式トラクタシヨベルの場合を第6図について
説明すると、該トラクタシヨベルは走行手段とし
ての車輪1を有する車体2には運転室3が設けら
れ、この車体2の前方にアーム4を取付けてその
先端にバケツト5を取付け、またアーム4に沿つ
て駆動手段としての油圧シリンダなどを配設した
ものである。
ところで前記運転室3は、作業を行いやすいよ
うに周囲をガラス等の透明板で形成しているが、
従来の運転室は第7図に示すように、フレーム2
0に中央に窓孔22を形成したパネル21を外側
から溶接により取付け、該窓孔22にガラス等の
透明板をパツキンを介して装着している。ところ
がこのパネル21は、全て鋼板を打抜いたものな
ので、材料の歩留りが悪いばかりか、フレーム2
0の外側形状に合致するよう打抜きかつ折曲げる
必要があり誤差の許容範囲がきわめて少なく、そ
の結果パネル21の製作には多くの時間と手間を
要し面倒なものである。また、打抜きには専用の
機械を備えなければならず、さらにフレーム20
とパネル21との溶接作業にも手間がかかり、結
果的にはかなりコスト高になつていた。
〔考案の目的〕 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
容易かつ迅速に製作でき、どのような形状のフレ
ームにも簡単かつ迅速に対処でき、しかも安価に
製作できる作業車若しくは船舶等の運転室を提供
することにある。
〔考案の要点〕
しかしてこの目的は本考案によれば、断面略L
字形のレール材を切断して得る窓枠部材の端部を
突合わせこの突合わせ個所を溶接により結合して
テーパー部を有する立上がり部が外周囲に形成さ
れる窓枠を形成し、室形成の本体のフレームの間
にテーパー状の立上がり部を当接させて窓枠を直
接嵌装し、該窓枠とフレームとをスポツト的に溶
接して窓枠をフレームに固着することにより達成
される。
〔考案の実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の作業車等の運転室の実施例を
示す分解斜視図で、図中9は運転室を構成するフ
レームを示し、横枠9aと縦枠9bとを組合わせ
て各フレーム間で前後左右に矩形状開口部10が
形成される。
図中11はこの開口部10に嵌装される窓枠を
示し、該窓枠11は第2図、第3図に示すように
型材としての断面略L字形のレール材12を前記
開口部10の内法寸法に合致するよう切断した窓
枠部材13の端部を相互に突合わせ該突合わせ個
所を溶接して額縁状に形成したものである。こう
して窓枠11の中央に大きな窓孔14が形成さ
れ、周囲に立上がり部11aが形成されることと
なる。この立上がり部11aは開口部10への嵌
装を容易にするためテーパー状に形成しておき、
このテーパー部11bが開口部10の内周面に当
接することで窓枠11が開口部10内に嵌装し、
窓枠11と開口部10とはスポツト溶接により固
着される。
次に組立方法について説明すると、フレーム9
の開口部10の内法寸法に合致するようにレール
材12を切断して窓枠部材13を作り、この窓枠
部材13の端部を相互に突合わせて該突合わせ個
所を溶接して窓枠11を作る。このようにしてフ
レーム9の開口部10の全てについてここに嵌装
される窓枠11を製作する。
次いで、この窓枠11を開口部10内に嵌め込
むが、この時該窓枠11の外周の立上がり部11
aにはテーパー部11bが形成してあるので開口
部10の内法と窓枠11の外法とが完全に一致し
ていなくても、誤差はテーパー部11bで吸収さ
れて窓枠11は開口部10内にきつちりとおさま
る。
開口部10内に嵌め込まれた窓枠11とフレー
ム9の横枠9a、縦枠9bとを、さらにスポツト
的に溶接して、窓枠11を開口部10に固着し、
ついで、窓枠11の窓孔14内にパツキン等の周
知の手段でガラス等の透明板15を取付け、最後
にフレーム9上面に天井板(図示を省略してあ
る)を載せて運転室を完成する。
なお、このようにして形成した運転室は従来の
パネルによるものに比べて全体的に小型とならざ
るを得ないが、狭隘による居住性の低下は運転室
内にエアコンデイシヨナーを設けることで解消さ
れる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の建設作業車の運転室
はレール材を切断したものを溶接して窓枠とし、
これをフレーム内に直接嵌め込むようにしたの
で、材料に無駄が生じることがなく、どのような
形状のフレームにも合致する窓枠を容易に得るこ
とができる。しかも窓枠とフレームとの結合も窓
枠の外周に設けたテーパー状の立上がり部がフレ
ームに当接するから窓枠の外法とフレームで形成
される開口部の内法とが完全に一致していなくて
も誤差はこのテーパー部分で吸収されて窓枠は開
口部内にきつちりとおさまり、さらに両者の固着
もスポツト溶接で足りるからロボツト溶接機等の
使用も可能となり、安価に製作できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の作業車等の運転室の実施例を
示す分解斜視図、第2図、第3図は要部の正面
図、第4図は第2図のA−A線断面図、第5図は
組立てた状態の斜視図、第6図は本考案の運転室
を有する車輪式トラクタシヨベルの側面図、第7
図は従来の運転室を示す分解斜視図である。 1……車輪、2……車体、3……運転室、4…
…アーム、5……バケツト、6……油圧シリン
ダ、9……フレーム、9a……横枠、9b……縦
枠、10……開口部、11……窓枠、11a……
立上がり部、11b……テーパー部、12……レ
ール材、13……窓枠部材、14……窓孔、15
……透明板、20……フレーム、21……パネ
ル、22……窓孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略L字形のレール材を切断して得る窓枠部
    材の端部を突合わせこの突合わせ個所を溶接によ
    り結合してテーパー部を有する立上がり部が外周
    囲に形成される窓枠を形成し、室形成の本体のフ
    レームの間にテーパー状の立上がり部を当接させ
    て窓枠を直接嵌装し、該窓枠とフレームとをスポ
    ツト的に溶接して窓枠をフレームに固着したこと
    を特徴とする作業車等の運転室。
JP7695284U 1984-05-24 1984-05-24 作業車等の運転室 Granted JPS60188068U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7695284U JPS60188068U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 作業車等の運転室

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JP7695284U JPS60188068U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 作業車等の運転室

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Publication Number Publication Date
JPS60188068U JPS60188068U (ja) 1985-12-13
JPH0212143Y2 true JPH0212143Y2 (ja) 1990-04-05

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ID=30619565

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526933Y2 (ja) * 1993-09-17 1997-02-26 株式会社小松製作所 建設機械
JP4732863B2 (ja) * 2005-11-14 2011-07-27 株式会社小松製作所 建設機械のキャブ構造およびその組立方法
JP2017040096A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 共和産業株式会社 建設機械用キャブ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57107961A (en) * 1980-12-26 1982-07-05 Iseki & Co Ltd Rear frame in cabin or the like

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JPS60188068U (ja) 1985-12-13

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